JP2006253828A - デジタルカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】本体LCDを備えているデジタルカメラにおいて、撮影記録した画像データを本体LCDと外部(ビデオ)モニタにおいて同時表示させる場合に、何れの表示画面に対してもその双方の有効表示範囲に合わせた状態にして画像データを表示させること。
【解決手段】本体LCD系の表示制御回路17a,18a,19と外部モニタ系の表示制御回路17b,18b,21との2系統にし、各系統毎に表示用画像データGの画像サイズをその出力対象(LCD表示部20と外部モニタ22)の画像サイズに対応させて変換する解像度変換部(1)18a,(2)18bを設ける。V同期生成部15で共通に発生される垂直同期信号Vに合わせて、前記変換部(1)18aで解像度変換した画像GをLCD画像表示信号として該LCD表示部20に出力する一方で、前記変換部(2)18bで解像度変換した画像Gをビデオ画像表示信号として該外部モニタ22に出力する。
【選択図】図1
【解決手段】本体LCD系の表示制御回路17a,18a,19と外部モニタ系の表示制御回路17b,18b,21との2系統にし、各系統毎に表示用画像データGの画像サイズをその出力対象(LCD表示部20と外部モニタ22)の画像サイズに対応させて変換する解像度変換部(1)18a,(2)18bを設ける。V同期生成部15で共通に発生される垂直同期信号Vに合わせて、前記変換部(1)18aで解像度変換した画像GをLCD画像表示信号として該LCD表示部20に出力する一方で、前記変換部(2)18bで解像度変換した画像Gをビデオ画像表示信号として該外部モニタ22に出力する。
【選択図】図1
Description
本発明は、撮影画像を表示するための本体表示部を備えているデジタルカメラに関する。
従来、デジタルカメラにより撮影記録された画像を表示させて見る場合には、当該カメラ本体部に備えられたLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部が使用される他、外部(ビデオ)出力端子を利用して接続されるテレビ装置が外部モニタとして使用される(例えば、特許文献1参照。)。
図6は、デジタルカメラにおける従来の画像表示制御回路の構成を示すブロック図である。
この画像表示制御回路における画像表示の制御動作は、予め記憶された画像表示制御プログラムに従って、制御部1が各回路部の動作を制御することで実行される。
このデジタルカメラにより撮像された画像データは、図示しない本体メモリに記録され、記録された画像を本体表示部にて表示する際は、表示データ生成回路2によって本体LCD表示部3の解像度(例えば320×240ドット)に応じた画像密度の表示用の画像データに変換され、DMA1(Direct Memory Access 1)からバス4を介して表示メモリ5に記憶される。
ここで、メモリ5に記憶されている表示用の撮影画像データを本体LCD表示部3において表示させる場合は、TG(Timing Generator)6により発生されるタイミング信号(LCD駆動タイミング信号)に従って、表示データ読み出し制御回路7により前記メモリ5からDMA2を介して読み出された表示用の画像データがLCD制御部8に転送されてLCD画像表示信号に変換され、本体LCD表示部3にて表示出力される。
また、前記メモリ5に記憶されている表示用の撮影画像データをビデオ出力端子(Video)に接続されるテレビ装置の外部モニタ(図示せず)において表示させる場合は、TG(Timing Generator)6により発生されるタイミング信号[NTSC(National Television System Committee)ビデオ規格信号]に従って、表示データ読み出し制御回路7により前記メモリ5からDMA2を介して読み出された表示用の画像データがビデオ信号生成部9に転送されてビデオ画像表示信号に変換され、ビデオ出力端子(Video)から外部モニタへ出力表示される。
特開平09−270944号公報
図7は、前記デジタルカメラにおける従来の画像表示制御回路によって本体LCD表示部3と外部(ビデオ)モニタ10との双方で同時画像表示させた場合の一表示例を示す図である。
表示メモリ5に記憶された表示用の画像データは、図7(A)に示すように、通常、本体LCD表示部3の解像度(例えば320×240ドット)に応じた画像密度の画像データGとして生成記憶されているので、この画像データGをそのままLCD駆動タイミング信号TLCDに従って順次読み出しLCD画像表示信号に変換すれば、図7(B)に示すように、画像Gの全域が欠けることなく正確に表示される。
一方で、図7(C)に示すように、外部(ビデオ)モニタ10においてビデオ画像を表示させるためのNTSC規格では、241.5本とする映像画面Jの垂直走査線数に対し、その映像画面J内の210〜225本が情報の有効表示範囲(TV表示範囲)Kとして規定されている。
このため、外部(ビデオ)モニタ10において、実際に表示として見える有効表示範囲(TV表示範囲)Kの解像度(垂直走査線数)が210〜225本であるにも関わらず、前記メモリ5に記憶された解像度(320×240ドット)の画像データGが、LCD+ビデオ同時表示のためのLCD駆動タイミング信号TLCDに従うことでビデオ画像表示信号に変換され前記241.5本とする映像画面Jの先頭ラインから順次走査表示されてしまうと、有効表示範囲Kより外側の領域Xに対応する部分の画像データが表示として見えない状態となり、結果として外部(ビデオ)モニタ10側では、表示画像データGがその有効表示範囲Kからはみ出た表示となってしまう。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、撮影記録した画像データを本体表示部と外部(ビデオ)モニタにおいて同時表示させる場合に、何れの表示画面に対してもその双方の有効表示範囲に合わせた状態にして画像データを表示させることが可能になるデジタルカメラを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載のデジタルカメラは、本体表示部と外部のビデオモニタへビデオ信号を出力するビデオ出力端子とを備えたデジタルカメラであって、画像データを記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された画像データを読み出して前記本体表示部に表示させるための本体表示部系表示制御回路と、前記画像記憶手段に記憶された画像データを読み出して前記外部のビデオモニタに表示させるための外部モニタ系表示制御回路とを備えたことを特徴とする。
これによれば、本体表示部と外部のビデオモニタとの双方で独立させた表示制御回路によって、例えば本体表示部が外部のビデオモニタと駆動形式の異なるLCD表示部であっても、画像記憶手段から読み出された例えば1つの画像データをその双方において正しく表示できることになる。
本発明の請求項2に記載のデジタルカメラは、前記請求項1に記載のデジタルカメラにあって、前記本体表示部系表示制御回路と前記外部モニタ系表示制御回路の何れか一方または両方に、前記画像記憶手段から読み出された画像データの解像度を該当する表示制御回路の出力対象の有効表示範囲の画像サイズに対応させて変換する解像度変換部を備えたことを特徴とする。
これによれば、画像記憶手段から読み出された表示すべき画像データの画像サイズが、本体表示部の有効表示範囲の解像度と違ったり、外部ビデオモニタの有効表示範囲の解像度と違ったりした場合でも、その画像サイズを適切に合わせて双方正しく表示できることになる。
本発明の請求項3に記載のデジタルカメラは、前記請求項1または請求項2に記載のデジタルカメラにあって、前記本体表示部系表示制御回路による1周期の画像表示制御動作と前記外部モニタ系表示制御回路による1周期の画像表示制御動作とを同期させるための垂直同期信を発生する垂直同期生成部を備えたことを特徴とする。
これによれば、画像記憶手段から読み出される表示すべき画像データが切り替えられた場合でも、本体表示部と外部ビデオモニタの双方において同時に画像データを切り替えて表示できることになる。
本発明の請求項4に記載のデジタルカメラは、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のデジタルカメラにあって、前記画像記憶手段により記憶された複数の画像データを、前記本体表示部系表示制御回路を制御して前記本体表示部に一覧にして表示させる一覧表示制御手段と、前記画像記憶手段により記憶された複数の画像データのうちの1つの画像データを、前記外部モニタ系表示制御回路を制御して前記外部モニタに表示させる1画像表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
これによれば、本体表示部には画像記憶手段により記憶された複数の画像データを一覧にして表示できる一方で、外部のビデオモニタには該複数の画像データのうちの1つの画像データのみを表示できることになる。
本発明の請求項5に記載のデジタルカメラは、前記請求項4に記載のデジタルカメラにあって、前記一覧表示制御手段により前記本体表示部に一覧にして表示された複数の画像データのうち1つの画像データをユーザ操作に応じて選択する画像選択手段を備え、前記1画像表示制御手段は、前記画像選択手段により選択された1つの画像データを、前記外部モニタ系表示制御回路を制御して前記外部モニタに表示させることを特徴とする。
これによれば、本体表示部には画像記憶手段により記憶された複数の画像データを一覧にして表示できる一方で、外部のビデオモニタには該一覧表示された複数の画像データのうちユーザにより任意選択された1つの画像データのみを表示できることになる。
本発明の請求項1に記載のデジタルカメラによれば、本体表示部と外部のビデオモニタとの双方で独立させた表示制御回路によって、例えば本体表示部が外部のビデオモニタと駆動形式の異なるLCD表示部であっても、画像記憶手段から読み出された例えば1つの画像データをその双方において正しく表示できるようになる。
本発明の請求項2に記載のデジタルカメラによれば、前記請求項1に記載のデジタルカメラにあって、画像記憶手段から読み出された表示すべき画像データの画像サイズが、本体表示部の有効表示範囲の解像度と違ったり、外部ビデオモニタの有効表示範囲の解像度と違ったりした場合でも、その画像サイズを適切に合わせて双方正しく表示できるようになる。
本発明の請求項3に記載のデジタルカメラによれば、前記請求項1または請求項2に記載のデジタルカメラにあって、画像記憶手段から読み出される表示すべき画像データが切り替えられた場合でも、本体表示部と外部ビデオモニタの双方において同時に画像データを切り替えて表示できるようになる。
本発明の請求項4に記載のデジタルカメラによれば、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のデジタルカメラにあって、本体表示部には画像記憶手段により記憶された複数の画像データを一覧にして表示できる一方で、外部のビデオモニタには該複数の画像データのうちの1つの画像データのみを表示できるようになる。
本発明の請求項5に記載のデジタルカメラによれば、前記請求項4に記載のデジタルカメラにあって、本体表示部には画像記憶手段により記憶された複数の画像データを一覧にして表示できる一方で、外部のビデオモニタには該一覧表示された複数の画像データのうちユーザにより任意選択された1つの画像データのみを表示できるようになる。
よって、本発明によれば、撮影記録した画像データを本体LCDと外部(ビデオ)モニタにおいて同時表示させる場合に、何れの表示画面に対してもその双方の有効表示範囲に合わせた状態にして画像データを表示させることが可能になるデジタルカメラを提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラの画像表示制御回路の構成を示すブロック図である。
この画像表示制御回路における画像表示の制御動作は、予め記憶された画像表示制御プログラムに従って、制御部(CPU)11が各回路部の動作を制御することで実行される。
このデジタルカメラにより撮像され記録された画像データを表示部で表示する場合、画像データは、本体LCD表示部20の解像度(例えば320×240ドット)に応じた画像密度の表示用の画像データに変換され表示メモリ12に記憶される。
この表示メモリ12には、バス13からDMA(1)14aを介して本体LCD系の表示制御回路17a,18a,19が接続される一方で、DMA(2)14bを介して外部モニタ系の制御回路17b,18b,21が接続される
本体LCD系の表示制御回路17a,18a,19において、その表示データ読み出し制御部(1)17aによって前記メモリ12からDMA(1)14aを介して読み出された表示用の画像データGは、解像度変換部(1)18aへ転送される。
本体LCD系の表示制御回路17a,18a,19において、その表示データ読み出し制御部(1)17aによって前記メモリ12からDMA(1)14aを介して読み出された表示用の画像データGは、解像度変換部(1)18aへ転送される。
解像度変換部(1)18aは、複数のラインメモリと補間処理部によって構成されるもので、前記表示データ読み出し制御部(1)17aにより読み出された表示用の画像データGを、本体LCD表示部20の解像度(例えば320×240ドット)に対応した画像サイズに変換する。
この解像度変換部(1)18aにおいて、前記メモリ12上に記憶された表示用の画像データGの画像サイズが本体LCD系の出力対象である本体LCD表示部20の解像度と同一である場合には、その解像度変換率は等倍に設定される。
前記解像度変換部(1)18aにて本体LCD表示部20に適した画像サイズに変換された表示用の画像データGは、LCD制御部19に転送されてLCD画像表示信号に変換生成され、本体LCD表示部20に出力されて表示される。
この本体LCD系の表示制御回路17a,18a,19において、TG(1)16aは、本体LCD系および外部モニタ系に共通のV同期生成部15によって生成された垂直同期信号Vに基づいてLCD駆動タイミング信号T1を発生し、当該本体LCD系の各回路17a,18a,19に供給する。
外部モニタ系の表示制御回路17b,18b,21において、その表示データ読み出し制御部(2)17bによって前記メモリ12からDMA(2)14bを介して読み出された表示用の画像データGは、解像度変換部(2)18bへ転送される。
解像度変換部(2)18bは、複数のラインメモリと補間処理部によって構成されるもので、前記表示データ読み出し制御部(2)17bにより読み出された表示用の画像データGを、NTSCビデオ表示規格の有効表示範囲(TV表示範囲)に対応した画像サイズに変換する。
この解像度変換部(2)18bにおいて、前記メモリ12上に記憶された表示用の画像データGの画像サイズが本外部モニタ系の出力対象であるNTSCビデオ表示規格の有効表示範囲(TV表示範囲)と同一である場合には、その解像度変換率は等倍に設定される。
前記解像度変換部(2)18bにてNTSCビデオ表示規格に適した画像サイズに変換された表示用の画像データGは、ビデオ信号生成部21に転送されてビデオ画像表示信号に変換生成され、ビデオ出力端子(Video)から外部モニタへ出力されて表示される。
この外部モニタ系の表示制御回路17b,18b,21において、TG(2)16bは、前記本体LCD系および外部モニタ系に共通のV同期生成部15によって生成された垂直同期信号Vに合わせてNTSCビデオ規格によるタイミング信号T2を発生し、当該本体LCD系の各回路17a,18a,19に供給する。
なお、前記V同期生成部15は、前記NTSCビデオ規格に合わせた垂直同期信号Vを生成する。
このように、構成されたデジタルカメラの画像表示制御回路において、メモリ12に記憶された表示用の画像データGの画像サイズが例えば320×240ドットであり、また本体LCD表示部20の解像度が同じく320×240ドットである場合には、前記解像度変換部(1)18aの解像度変換率は等倍に設定される一方、NTSCビデオ表示規格の有効表示範囲(TV表示範囲)Kに対応した垂直走査線数が例えば225ラインである場合には、前記解像度変換部(2)18bでは画像データGの垂直画像密度(240ライン)が225ラインに解像度変換される。
図2は、前記デジタルカメラにおける画像表示制御回路によって本体LCD表示部20と外部(ビデオ)モニタ22との双方で同時画像表示させた場合の一表示例を示す図である。
表示メモリ12に記憶された表示用の画像データGは、図2(A)に示すように、本体LCD表示部20の解像度(例えば320×240ドット)に応じた画像密度の画像データGとして生成記憶されているので、この画像データGを、解像度変換部(1)18aでは等倍変換し、TG(1)16aにより発生されるLCD駆動タイミング信号T1に従って順次LCD制御部19にてLCD画像表示信号に変換生成すれば、図2(B)に示すように、画像Gの全域がそのまま欠けることなく正確に表示される。
一方、図2(C)に示すように、NTSCビデオ表示規格の有効表示範囲(TV表示範囲)Kに対応した垂直走査線数は225ラインであるので、前記表示用の画像データGを、解像度変換部(2)18bではその垂直画像密度(240ライン)から225ラインに解像度変換し、TG(2)16bにより発生されるNTSCビデオ規格によるタイミング信号T2に従って順次ビデオ信号生成部21にてビデオ画像表示信号に変換生成すれば、図2(C)に示すように、画像Gは有効表示範囲Kより外側の領域Xに対応する部分にはみ出ることなく、当該画像Gの全域がそのまま欠けずに正確に表示される。
つまりこの場合、外部モニタ22に対する有効表示範囲Kの前後の領域Xに対応する部分の垂直走査期間のビデオ画像表示信号には、表示用の画像データGが一切載らない状態となる。
図3は、前記デジタルカメラにおける画像表示制御回路によって本体LCD表示部20と外部(ビデオ)モニタ22との双方で同時画像表示させる場合それぞれの画像表示信号を示すタイミングチャートである。
すなわち、この画像表示制御回路では、図3(A)(B)に示すように、V同期生成部15を本体LCD系の表示制御回路17a,18a,19と外部モニタ系の表示制御回路17b,18b,21とで共通にし、何れの表示制御回路もこのV同期生成部15からの垂直同期信号Vに合わせたタイミングT1,T2によって、一方はLCD画像表示信号を生成出力し、他方はビデオ画像表示信号を生成出力するので、それぞれの画像表示周期が同じになり、表示用画像データGの内容が変化した場合でも、本体LCD表示部20での表示状態と外部モニタ22での表示状態を常に同じにすることができる。
このため、例えば図3(C)に示すように、本体LCD系の表示制御回路17a,18a,19についての垂直同期信号Vの発生と、外部モニタ系の表示制御回路17b,18b,21についての垂直同期信号Vの発生とを独立のものとして構成した場合に、そのそれぞれの垂直同期信号Vの時間差ΔVによって生じてしまう画像変化(A→B)に伴う表示内容のずれを防止することができる。
したがって、前記構成のデジタルカメラにおける画像表示制御回路によれば、メモリ12に記憶された表示用の画像データGを本体LCD表示部20と外部(ビデオ)モニタ22との双方で同時表示させる場合に、本体LCD系の表示制御回路17a,18a,19と外部モニタ系の表示制御回路17b,18b,21との2系統にして構成し、各系統毎に、表示用画像データGの画像サイズをその出力対象(本体LCD表示部20の表示解像度/外部(ビデオ)モニタ22の有効表示範囲K)の画像サイズに対応させて変換する解像度変換部(1)18a,(2)18bを設けると共に、V同期生成部15により共通に発生される垂直同期信号Vに合わせて、前記本体LCD表示部20の解像度に対応させて画像サイズを変換した画像データGをLCD画像表示信号として該本体LCD表示部20に出力する一方で、前記外部(ビデオ)モニタ22の有効表示範囲Kに対応させて画像サイズを変換した画像データGをビデオ画像表示信号として該外部(ビデオ)モニタ22に出力するようにしたので、本体LCD表示部20および外部(ビデオ)モニタ22の双方において画像データGの全域が欠けることなく正しく表示されるようになる。
なお、前記実施形態では、本体LCD系の表示制御回路17a,18a,19と外部モニタ系の表示制御回路17b,18b,21とのそれぞれに独立した解像度変換部18a,18bを設ける構成としたが、メモリ12に記憶させる表示用の画像データGの画像サイズを、予め前記本体LCD系または外部モニタ系の何れか一方の有効表示範囲に対応する画像サイズとしておけば、その系統の解像度変換部18を省略することができる。
次に、このデジタルカメラおいて、撮影されてメモリ12に記憶されている複数の画像データ12a,12b,…を本体LCD表示部20にてサムネイル画像として一覧表示させ、そのうち1つの画像データを選択的に抽出して外部(ビデオ)モニタ22に出力表示させる場合の動作制御処理について説明する。
図4は、前記デジタルカメラにおける画像選択表示処理を示すフローチャートである。
図5は、前記デジタルカメラにおける画像選択表示処理に伴う本体LCD表示部20での表示状態と外部(ビデオ)モニタ22での表示状態とを対比して示す図である。
図4における画像選択表示処理が起動されると、このデジタルカメラにより撮影された複数の画像データ12a,12b,…がメモリ12上に設定された本体LCD表示用の画像選択画面領域に配列されて記憶され(ステップS1)、これに応じて、図5(A1)に示すように、本体LCD表示部20にサムネイル表示される(ステップS2)。
この際、前記メモリ12上の本体LCD表示用画像選択画面領域に配列記憶された複数の画像データ12a,12b,…は、前述したように、本体LCD系の表示制御回路17a,18a,19によって本体LCD表示部20に出力されサムネイル表示される。
ここで、メモリ12上に設定された外部(ビデオ)モニタ用の再生画像領域には、表示すべき画像データが選択中であることを示す「選択中」メッセージMが生成されて記憶され(ステップS3)、これに応じて、図5(B1)に示すように、外部(ビデオ)モニタ22に対して「選択中」メッセージMが表示される(ステップS4)。
この際、前記メモリ12上の外部(ビデオ)モニタ用再生画像領域に記憶された「選択中」メッセージMは、前述したように、外部モニタ系の表示制御回路17b,18b,21によって外部(ビデオ)モニタ22に出力表示される。
すると、図5(A1)に示すように、本体LCD表示部20における複数の画像データ12a,12b,…のサムネイル表示状態にあって、そのうち先頭の画像データ12aに対応させてカーソル23が表示される(ステップS5)。
ここで、キー入力部24に設けられたカーソル移動ボタン(図示せず)の押下操作が検出判断されると(ステップS6)、当該ボタン操作が検出判断される毎に、例えば図5(A2)に示すように、カーソル23の表示位置が次の画像データ12bに対応する位置に移動されて表示される(ステップS7)。
このような複数の画像データ12a,12b,…に対するカーソル23の移動による選択操作状態では、図5(B2)に示すように、外部(ビデオ)モニタ22に対しては前記「選択中」メッセージMが表示されたまま維持される。
そして、例えば図5(A3)で示すように、本体LCD表示部20上のカーソル23によって画像データ12bが選択された表示状態で、キー入力部24に設けられた決定ボタン(図示せず)の押下操作が検出判断されると(ステップS8)、メモリ12上に設定された外部(ビデオ)モニタ用の再生画像領域に対して、前記カーソル23により選択されている画像データ12bが書き込まれ(ステップS9)、これに応じて、図5(B3)に示すように、外部(ビデオ)モニタ22に対して前記カーソル選択された画像データ12bが表示される(ステップS10)。
この際、前記メモリ12上の外部(ビデオ)モニタ用再生画像領域に記憶された選択決定済みの画像データ12bは、前述したように、外部モニタ系の表示制御回路17b,18b,21によって外部(ビデオ)モニタ22に出力表示される。
したがって、前記構成のデジタルカメラにおける画像選択表示機能によれば、複数の画像データ12a,12b,…の何れかを選択的に出力表示させる際に、当該複数の画像データ12a,12b,…をサムネイル表示させてカーソル23の移動操作により表示すべき画像の選択を行うための画像選択画面(図5(A1)〜(A3)参照)を、本体LCD系の表示制御回路17a,18a,19によって本体LCD表示部20に出力表示させる一方で、この本体LCD表示部20での画像選択画面表示に従い選択決定された表示すべき画像データ12bのみを、外部モニタ系の表示制御回路17b,18b,21によって外部(ビデオ)モニタ22に出力表示させるので、外部(ビデオ)モニタ22の視聴者に対し見せたくない画像を表示させず、且つ見せたい画像のみを効果的に選択して表示させることができる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
11 …制御部(CPU)
12 …メモリ
12a,12b,…サムネイル画像
13 …バス
14a,14b…DMA(1),(2)
15 …V同期生成部
16a,16b…TG(1),(2)
17a,17b…表示データ読み出し制御部(1),(2)
18a,18b…解像度変換部(1),(2)
19 …LCD制御部
20 …本体LCD表示部
21 …ビデオ信号生成部
22 …外部(ビデオ)モニタ
23 …カーソル
24 …キー入力部
G …画像データ
J …NTSC規格映像画面
K …有効表示範囲(TV表示範囲)
12 …メモリ
12a,12b,…サムネイル画像
13 …バス
14a,14b…DMA(1),(2)
15 …V同期生成部
16a,16b…TG(1),(2)
17a,17b…表示データ読み出し制御部(1),(2)
18a,18b…解像度変換部(1),(2)
19 …LCD制御部
20 …本体LCD表示部
21 …ビデオ信号生成部
22 …外部(ビデオ)モニタ
23 …カーソル
24 …キー入力部
G …画像データ
J …NTSC規格映像画面
K …有効表示範囲(TV表示範囲)
Claims (6)
- 本体表示部と外部のビデオモニタへビデオ信号を出力するビデオ出力端子とを備えたデジタルカメラであって、
画像データを記憶する画像記憶手段と、
この画像記憶手段に記憶された画像データを読み出して前記本体表示部に表示させるための本体表示部系表示制御回路と、
前記画像記憶手段に記憶された画像データを読み出して前記外部のビデオモニタに表示させるための外部モニタ系表示制御回路と、
を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 前記本体表示部系表示制御回路と前記外部モニタ系表示制御回路の何れか一方または両方に、前記画像記憶手段から読み出された画像データの解像度を該当する表示制御回路の出力対象の有効表示範囲の画像サイズに対応させて変換する解像度変換部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
- 前記本体表示部系表示制御回路による1周期の画像表示制御動作と前記外部モニタ系表示制御回路による1周期の画像表示制御動作とを同期させるための垂直同期信を発生する垂直同期生成部を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデジタルカメラ。
- 前記画像記憶手段により記憶された複数の画像データを、前記本体表示部系表示制御回路を制御して前記本体表示部に一覧にして表示させる一覧表示制御手段と、
前記画像記憶手段により記憶された複数の画像データのうちの1つの画像データを、前記外部モニタ系表示制御回路を制御して前記外部モニタに表示させる1画像表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のデジタルカメラ。 - 前記一覧表示制御手段により前記本体表示部に一覧にして表示された複数の画像データのうち1つの画像データをユーザ操作に応じて選択する画像選択手段を備え、
前記1画像表示制御手段は、前記画像選択手段により選択された1つの画像データを、前記外部モニタ系表示制御回路を制御して前記外部モニタに表示させることを特徴とする請求項4に記載のデジタルカメラ。 - 前記本体表示部はLCD表示部であることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載のデジタルカメラ。
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JP2008252602A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nikon Corp | 電子機器 |
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2005
- 2005-03-08 JP JP2005064278A patent/JP2006253828A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008252602A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nikon Corp | 電子機器 |
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