JP2006237520A - 薄型多端子コンデンサおよびその製造方法 - Google Patents

薄型多端子コンデンサおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 大容量かつ低インピーダンスであり、実装後にも安定した特性を維持できる薄型多端子コンデンサおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 薄板状のアルミ箔を陽極とし、その陽極の表面に形成された酸化皮膜16bを誘電体として、その誘電体の上に導電性高分子層17を形成して陰極とした薄板形状のコンデンサ素子からアレイ状に端子を引き出してなる薄型多端子コンデンサであり、そのコンデンサ素子の上面側には、コンデンサ素子の変形を抑制するエンボス加工銅箔11が配設されている。また陽極端子および陰極端子はコンデンサ素子の下面側に引き出され、x軸に沿って陽極端子と陰極端子が交互に等しいピッチで形成され、x軸上のすべての端子に対して、x軸と直交するy軸の方向に向かって、交互に陽極端子と陰極端子がx軸方向と等しいピッチで配置され、いずれの端子についても、隣り合う位置には異極の端子が配列されている。また、下面側にもコンデンサ素子の変形を抑制する銅箔19がほぼ全面に配設されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は電子機器の電源電圧の安定化と高周波ノイズの低減に用いる薄型多端子コンデンサおよびその製造方法に関し、特に半導体のプラスチックパッケージの内部または近傍に配して動作させるのに適した薄型多端子コンデンサおよびその製造方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータ、サーバ、デジタル家電機器、通信機器などで用いられるマイクロプロセッサあるいはデジタル信号処理用LSIなどでは、高速化・高周波化が進められ、その電源回路には大容量コンデンサと低インピーダンスのコンデンサが、電源電圧の安定化と高周波ノイズの低減のために使用されている。また、大容量かつ低インピーダンスを一つの素子で実現し、大電流に耐えうる伝送線路型ノイズフィルタとして特許文献1に開示された技術がある。
しかし、特許文献1の伝送線路型ノイズフィルタを数GHz以上のさらなる高周波領域で使用するとき、また、はんだボール接続タイプの半導体素子に対して使用するとき、半導体素子との間の配線によってもたらされるインダクタンスの故に、実装状態での低インピーダンス化を図るには、厳密な位置精度で実装する必要があるなどの困難さがある。
このように周波数領域の高周波化・高速化に対応するには、配線の引き回しによるインダクタンスの増大を避ける必要があり、そのためには、半導体のプラスチックパッケージの内部または近傍に配置して使用するタイプのコンデンサが有用である。たとえば、特許文献2に開示された薄膜キャパシタは、配線基板や半導体集積回路に内蔵・搭載するキャパシタであり、キャパシタ製作直後の初期特性が内蔵・搭載後も変化しないように内部応力を緩和する構造を備えたキャパシタである。こうして数GHz以上の共振周波数を持ち信頼性の高いデカップリングキャパシタとなっている。
特開2004−80733号公報 特開2004−71589号公報
しかし、特許文献2の例は、Ta、SrTiOなどに代表される容量絶縁膜を用いた薄膜キャパシタに適用できる技術であり、この薄膜キャパシタは、デカップリングコンデンサとして、電源ノイズの低減に寄与するが、静電容量は1000pF程度であるため、電源電圧の変動に起因するノイズに対処するためには、別の大容量コンデンサと併用する必要がある。
また特許文献2の例からも分かるように、数GHz以上の高周波領域に対応するためには、コンデンサを半導体のプラスチックパッケージの内部または近傍に配置するだけでは十分でなく、配線の引き回しを最小限にするためにコンデンサの厚みをできる限り薄くする必要がある。しかし、薄型構造であると、曲げ応力に弱く、リフローはんだによる実装時などでは、その熱ストレスなどにより、リーク電流(LC)の増加など、特性劣化が起こりがちである。
この状況にあって、本発明の課題は、大容量かつ低インピーダンスであり、実装後にも安定した特性を維持できる薄型多端子コンデンサおよびその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の薄型多端子コンデンサでは、薄板状の弁作用金属を用い静電容量の増大を図り、端子の引き出し配置を陽極端子と陰極端子の等ピッチの交互配置とすると共に、配線の引き回しによるインダクタンスの増加を回避したコンデンサ素子を用い、そのコンデンサ素子の少なくとも片面側には補強板を配設する構造がとられている。
すなわち、本発明の薄型多端子コンデンサは、薄板状の弁作用金属を陽極とし、前記陽極の表面に形成された酸化皮膜を誘電体として、前記誘電体の上に導電性高分子または金属酸化物半導体の固体電解質を形成して陰極とした薄板形状のコンデンサ素子からアレイ状に端子を引き出してなる薄型多端子コンデンサにおいて、前記コンデンサ素子の少なくとも片側面には、前記コンデンサ素子の変形を抑制する補強板が配設されたことを特徴とする。このように弁作用金属の使用により静電容量を高め、薄型でアレイ状に端子を引き出すことで、半導体素子の間近に配置し、低インピーダンス化を図ると共に、コンデンサ素子の少なくとも片面には補強板を配設する構造とした。
前記端子は前記コンデンサ素子の片面側に形成され、面上で直交するx軸およびy軸に対して、x軸に沿って陽極端子と陰極端子が交互に等しいピッチで形成され、前記x軸上のすべての端子について、前記y軸の方向に向かって、交互に陽極端子と陰極端子が前記x軸上のピッチと等しいピッチで配置され、いずれの端子についても、隣り合う位置には異極の端子が配設される。この端子配置構造によって、はんだボール接続タイプの半導体素子に対応すると共に、低インピーダンス化を図る。
前記補強板の大きさは前記コンデンサ素子の片面をほぼ全面にわたって覆う大きさとすることで、コンデンサ素子の変形を抑制する。
前記補強板の一つが電極端子の機能を兼ね備える補強用電極板とすることで、2つの機能を1枚の板で可能にし、全体の構造を簡素化できる。
前記補強用電極板の材質は銅とするとよい。この材質により電気伝導性だけでなく、適度な剛性を確保する。
前記弁作用金属がアルミニウムであり、かつ前記補強用電極板の厚みが25〜500μmとする。大容量を得やすいアルミニウムを用い、この陽極体の酸化皮膜などを劣化させないように、補強用電極板の厚みをその範囲に設定して、適度な剛性を確保すると共に実用上問題のない厚みとする。
前記補強用電極板の一つは一定間隔で配列されたエンボス加工部を有する銅板もしくは銅箔であり、前記エンボス加工部の凸部側が前記コンデンサ素子に一定間隔で設けられた穴に嵌合して、逆側の面に導通する電極を形成することで、一方の面に、陽極端子と陰極端子を交互に等間隔で配列させる。
前記補強板の一つは、厚みが25〜500μmの銅板もしくは銅箔と、絶縁性樹脂薄板との複合板とすることにより、銅板もしくは銅箔により、電極としての導通性および補強機能を確保すると共に、絶縁性樹脂薄板により、表面の絶縁性を確保する。
また本発明の薄型多端子コンデンサの製造方法は、表面に酸化皮膜を形成した弁作用金属板に一定間隔で配列される穴を開ける工程と、前記穴をレジスト樹脂で埋める工程と、前記レジスト樹脂のみを覆うマスク層を形成する工程と、前記酸化皮膜の露出面に導電性高分子層を形成する工程と、前記マスク層を剥離して前記レジスト樹脂の面を露出させる工程と、前記レジスト樹脂の面に合わせて貫通穴が配列された銅箔と前記貫通穴の位置および隣接する前記貫通穴の中点に合わせて穴が配列された絶縁性樹脂フィルムとからなる複合箔を前記銅箔の側を前記導電性高分子層に向けて銀ペースト層を介して接続する工程と、前記絶縁性樹脂フィルム、前記銅箔、前記銀ペースト層および前記導電性高分子層の積層された複合層に設けられた穴を前記レジスト樹脂と同材質のレジスト樹脂で埋める工程と、前記弁作用金属板の前記導電性高分子層とは逆側の酸化皮膜を除去して弁作用金属芯を露出させる工程と、前記レジスト樹脂の中心に貫通穴を開ける工程と、前記貫通穴の位置に合わせてエンボス加工による凹凸部を形成した銅箔の前記凹凸部が絶縁性樹脂フィルム、銅箔、銀ペースト層、導電性高分子層、酸化皮膜および弁作用金属芯の複合層に設けられた貫通穴に入るように合わせて平坦部に銀ペースト層を介して前記弁作用金属の露出面に貼り付ける工程とを有することを特徴とする。この製造方法により、工業的な生産が可能になる。
本発明では、薄板状の弁作用金属の酸化皮膜をコンデンサの誘電体として用いたので、大容量化が容易である。また薄板状のコンデンサ素子の少なくとも片面には、補強板を配設したので、製造時または実装時に加えられる外部応力による漏れ電流値などの特性劣化を抑止できる。また、薄板状とし、端子の引き出し構造を陽極端子と陰極端子の等ピッチの交互配置としたので、低インダクタンス化が可能となった。
次に図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
(実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1の薄型多端子コンデンサを示し、図1(a)はその模式的断面図であり、図1(b)はその外観斜視図である。11はエンボス加工銅箔、12は+端子(陽極端子)のはんだボール、13は−端子(陰極端子)のはんだボール、14は筒状レジスト樹脂、15aと15bは銀ペースト層、16aはアルミ箔芯、16bはアルミ箔エッチング層の内孔に形成した酸化皮膜、17は導電性高分子層、19は銅箔、20は絶縁性樹脂薄板、21は陽極用スルーホール、22は絶縁性樹脂に開けられた陰極端子用ビア、23はエンボス加工部である。
本実施の形態1はコンデンサ素子の両側の面に銅箔を補強板として有するので、実装時のマウンタなどによる機械的ストレスあるいは熱応力に対して特性劣化を起こすことなく使用できる。なお、12,13のはんだボールの端子は、はんだボールに限定されず、バンプあるいはめっきにより形成したものでもよい。また、15a,15bは銀ペーストに限定されず、銅ペーストあるいは銀コートした銅ペーストなどの導電ペーストを用いることができる。
全体の構造を詳しく説明するために、各層の厚みについて、典型的な例を示す。絶縁性樹脂薄板20は35μm、銅箔19は35μm、銀ペースト層15aは10μm、ポリチオフェン、ポリピロールなどの導電性高分子層17は10μm、アルミ箔芯16aとアルミ箔エッチング層を合わせた厚みは60μm、銀ペースト層15bは5μm、エンボス加工銅箔は70μmである。また、それらの層は陽極用スルーホール21の部分を除いて、連続している。図1(a)では同じハッチングで同じ高さの位置に示された層は連続している。また、陽極用スルーホール21は、図1(b)のエンボス加工部23と同じ位置にあり、正方形の格子点に位置しており、−端子のはんだボール13が位置する陰極端子用ビア22は、隣接する陽極用スルーホール21の2等分点に位置する。また、陽極用スルーホール21に挿入されたエンボス加工銅箔11の先端部に+端子のはんだボール12が配置される。
このような端子配置を全体にわたって見渡すと、面上のx軸に沿って+端子と−端子が交互に等しいピッチで形成され、x軸上のすべての端子に対して、x軸と直交するy軸の方向に向かって、交互に+端子と−端子がx軸上のピッチと等しいピッチで配置され、いずれの端子についても、隣り合う位置には異極の端子が配設されている。
次にその作製方法を図2から図7に基づいて説明する。図2は実施の形態1の薄型多端子コンデンサの製造工程に係る断面図である。また、図6は第1陽極穴31の位置を示す平面図である。
工程の順に説明する。図2(a)は両面にエッチング層を形成し化成処理により酸化皮膜を設けたアルミ箔を示し、そのアルミ箔にはエッチング層を含めて100μm程度の厚みのものを用いる
図2(b)は陽極穴開け工程を示し、アルミ箔に直径0.8mm、深さ70μm程度の有底の穴もしくは貫通穴をドリルなどで開ける。図面には有底の穴を開ける場合を図示している。
図2(c)は再化成の後、陽極穴にレジスト樹脂を注入して埋める工程を示し、レジスト樹脂32により、第1陽極穴31を埋めて、表面を平坦にする。
図2(d)はレジスト樹脂の表面のみを覆うマスク形成工程を示し、そのマスク層33の厚みは20μm程度である。
次に図3に基づいて引き続いて行う工程を断面図で説明する。
図3(a)は導電性高分子層の形成工程を示し、導電性高分子層17はマスク層33から露出した酸化皮膜16bの表面に形成する。
図3(b)はマスク剥離の工程を示し、マスク層33を除去すると、そこに穴34aが形成される。
図3(c)は陰極形成の工程を示し、穴34aに合わせて穴を開けられた銅箔19と、穴34aおよび陰極端子用ビア22が開けられた絶縁性樹脂薄板20とが積層された複合層が銀ペースト層15aを介して導電性高分子層17に積層される。このとき、第1陽極穴に充填されたレジスト樹脂32aの上に第2陽極穴34が形成される。
図4は次の工程を示す断面図であり、図4(a)は第2陽極穴34の穴埋め工程を示し、レジスト樹脂32bは、下側に充填されたレジスト樹脂32aと同じ材質である。
図4(b)は陽極引き出し工程を示し、アルミ箔の下側の酸化皮膜16bがレーザ加工などによって除去され、アルミ箔芯16aが下面に表出する。アルミ箔芯16aはその全面にもしくは部分的に露出させる(図面には全面を露出させた場合を図示している)。なお、32はレジスト樹脂32aと32bが一体となったレジスト樹脂である。
図4(c)は陽極用スルーホールの形成工程を示し、前工程で一体となったレジスト樹脂32の中央部には陽極用スルーホール21を開け、その側壁には筒状レジスト樹脂14が形成される。その陽極用スルーホール21と陰極端子用ビア22の配置を平面図で示すと、図7のようになる。なお、20は絶縁性樹脂薄板である。
図5はさらに次の工程を示す断面図であり、図5(a)は陽極端子付けの工程を示し、エンボス加工銅箔11のエンボス加工部23には、直径約0.2mm、深さ120μm程度のエンボス加工が施され、その凸部を陽極用スルーホール21に合わせて、銀ペースト層15bを介して、アルミ箔芯16aと接続する。こうして、実施の形態1の薄型多端子コンデンサを作製する。なお、図5(a)では、図4(c)の素子を上下逆転して表示した。
また、図5(b)はプラスチックパッケージなどの基板に実装するとき、エンボス加工により凸部となった陽極端子に、はんだボール12を配し、陰極端子用ビア22に、はんだボール13を配した様子を示す。
ここで用いたエンボス加工銅箔11について、さらに説明する。一般に板状のコンデンサ素子の片面から逆側の面へ電極を導通させる技術として、貫通穴を導電ペーストで埋めたり、あるいは銅めっきで電極を引き出す例が知られている。しかし、いずれも欠点があり、たとえば、銅ペーストで導電体を形成した場合には、高湿度雰囲気下に長時間さらされると抵抗が増大し、また、はんだリフロー時の応力により導電体内部にクラックが生じ、抵抗が増大する。他方、銅めっきの場合には製造工程において、銅めっきのコンデンサ素子内部への侵入により、コンデンサ特性が劣化するということがある。それに対し、本願発明のエンボス加工を施した銅箔を用いる場合には、金属材料ゆえに導電ペーストに見受けられる上記のような高湿度雰囲気下における抵抗変化や銅めっきに見受けられるはんだリフロー時の導電体内部に発生するクラックの問題を容易に解消することができる。エンボス加工を施した端子を用いる本技術は、リフロー時の応力緩和に対して極めて効果があり、実装信頼性の向上に寄与する。図5(b)において、エンボス加工銅箔11と筒状レジスト樹脂14(絶縁層)との間には空隙が存在する。図面では、この空隙は21(陽極用スルーホール)と表記されている。スルーホールを開けた後に、エンボス加工銅箔を嵌合させているので、実際には空隙部が存在することになる。この空隙が存在することが重要な意味をもつ。はんだボール12が搭載されている実装面側の水平方向をみると複数の材料が存在している。スルーホールまわりの筒状レジスト樹脂14とアルミ箔芯16aのような金属材料とは特に大きな熱膨張係数の差があるので、リフロー時のソリの主な原因あるいは温度サイクル環境下における接続信頼性の低下の主な原因となる。本発明はレジスト層(筒状レジスト樹脂14)とエンボス加工銅箔11との間に空隙(隙間)を設けることでこれを緩和する作用が生じる。したがって、エンボス加工銅箔を用いて、両面間の導通を確保すると、製造歩留まりおよび信頼性の点で有利である。
このように作製された薄型多端子コンデンサの使用例を図10に示す。101は本発明の薄型多端子コンデンサ、102は半導体素子、103はインターポーザ、104は半導体素子の外装樹脂、105はプリント配線板に接続するためのはんだボールである。薄型他端子コンデンサ101はインターポーザ103を介して半導体素子102に接続されている。実装の形態として、図10(a)に示すように半導体素子と同一平面上に配置される場合と、図10(b)のようにインターポーザ103を介して半導体素子102の真下に配置される場合がある。このように、薄型で多端子のコンデンサを半導体素子の間近に配置することで、配線に起因するインダクスを低減し、数GHzのクロック周波数で動作する半導体素子に十分な給電を行うことが可能になる。
(実施の形態2)図8は本発明の実施の形態2の薄型多端子コンデンサを示す模式的断面であり、本実施の形態2ではエンボス加工銅箔11の側が陰極となり、銅箔19の側が陽極となっている。アルミ箔16の上部側に酸化皮膜が形成され銀ペースト層15dを介して導電性高分子層17と接続され、さらに銀ペースト層15dを介してエンボス加工銅箔11と接続され、その上面は絶縁性樹脂薄板20bで覆われている。また、アルミ箔16の下部側が陽極となり、銀ペースト層15cを介して、銅箔19と接続され、銅箔19の下面は絶縁性樹脂薄板20aで覆われ、その一部に形成された陽極端子用ビア45に配された、はんだボール12と繋がっている。なお、図8では同じハッチングで同じ高さの位置に示された層は連続している。
本実施の形態2の薄型多端子コンデンサはアルミ箔の陽極側が実装面(はんだボールの側)に向いており、実施の形態1の薄型多端子コンデンサではアルミ箔の陰極側(導電性高分子層の側)が実装面(はんだボールの側)に向いていることから、本実施の形態2のほうが熱応力を受けたときには有利である。
(実施の形態3)図9は本発明の実施の形態3の薄型多端子コンデンサを示す模式的断面図であり、実施の形態2でのエンボス加工銅箔11に代えて銅箔19とスルーホール用銅ペーストあるいは銀コート銅ペースト46を用いた形態である。アルミ箔16の陽極側には、銀ペースト15e、銅箔19aが接続され、その下面は絶縁性樹脂薄板20cで覆われ、その一部に形成された陽極端子用ビア45に配された、はんだボール12に繋がる。他方、アルミ箔16の酸化皮膜の陰極側には導電性高分子層17が形成され、さらに銀ペースト15fにより銅箔19bに接続され、筒状レジスト樹脂14の穴に充填されたスルーホール用銅ペースト46を介してはんだボール13に繋がっている。なお、図9では同じハッチングで同じ高さの位置に示された層は連続している。
この構造はエンボス加工部と筒状レジスト樹脂の穴とを合わせる必要がない分、製造方法が容易である。この場合にも、銅箔19aまたは19bの厚みを25μm以上にすることで、実装時の応力によって特性が劣化することを抑制することができる。
次に実施例を挙げて本発明をさらに説明する。
(実施例1)本実施例1の薄型多端子コンデンサの構造は、図1に示した実施の形態1の場合と同様であり、その製造方法についても実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。本実施例1では4×4×0.1mmのアルミ箔を陽極体とし、その片側のエッチング層の内孔の表面に形成した酸化皮膜16bを用いて、その上の導電性高分子層17を固体電解質とした固体電解コンデンサを作製した。その全体寸法は4×4×0.2mmであり、得られた容量は10μFである。また、図1に示したエンボス加工銅箔11の厚みは25μmであり、銅箔19の厚みは25μmである。
(実施例2)本実施例2の薄型多端子コンデンサの構造は実施例1と同様であるので、それに対比して説明する。図1のエンボス加工銅箔11および銅箔19の厚みが50μmである点だけが実施例1と異なる薄型多端子コンデンサである。
(比較例)本比較例の薄型多端子コンデンサの構造は図9に示した本発明の実施の形態3の構造と似ているので、それとの対比で説明する。本比較例は図9の銅箔19aおよび絶縁性樹脂板20cに代えてレジスト印刷層が形成されている。また、コンデンサ素子のほぼ全面を覆う銅箔19bはなく、陰極側の導電性高分子層17は銀ペースト層15fあるいは銅ペーストなどの導電性樹脂でスルーホール部の導電体と接続している。すなわち、コンデンサ素子をほぼ全面にわたって覆うような厚み25μm以上の補強板のような機械的補強機能を有するものがない構造である。
以上のように作製した薄型多端子コンデンサをリフロー実装したときの漏れ電流特性を表1に示す。
Figure 2006237520
この表1からわかるように、実施例1の試料では、実装後、漏れ電流の多少の増加はあるが10μA以下であり、実用上、全く問題がない。実施例2の試料は実装後でも1μA以下であり、実装後の特性変化がほとんどない良好なものであることがわかる。一方、比較例の試料は実装後の漏れ電流が実施例1および2と比べても大きい。その理由は薄型多端子コンデンサの製造工程中、特に外装時の応力に対する機械的強度が、薄い素子であるが故に、弱いためである。さらに、比較例の試料は実装後には、1mA以上のショートレベルにまで特性が劣化しているので、実用に耐えうるものではない。
ところで、銅箔またはエンボス加工銅箔の厚みが500μmを超えるとき、製造時または実装時に掛かる外部応力による特性劣化については問題がないが、半導体素子のプラスチックパッケージの内部または近傍に配する点で問題があり、好ましくない。なお、銅箔またはエンボス加工銅箔の両方の厚みが25μm未満の場合においても、たとえば18μmの場合でも、加工の表面精度が高いときには実装時の特性劣化は小さい。しかし、一般の表面精度を考慮すると25μm以上の厚みが好ましい。
以上、本発明をいくつかの実施の形態および実施例に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態または実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変化を施した薄型多端子コンデンサおよびその製造方法も本発明の範囲に含まれる。たとえば、銅箔に代えて、導電性と剛性を確保した銅合金の箔を用いたものも本発明に含まれる。また、本発明において、弁作用金属として、アルミニウムを用いたが、それに限らず、タンタルやニオブを用いてもよい。この場合、陽極体はタンタル粉末またはニオブ粉末を真空中で焼結することによって形成されることが望ましく、酸化被膜は化成処理によって形成するとよい。さらに、固体電解質としては、導電性高分子に代えて二酸化マンガンなどの金属酸化物半導体を用いてもよい。
本発明の実施の形態1の薄型多端子コンデンサを示し、図1(a)はその模式的断面図、図1(b)はその外観斜視図。 実施の形態1の薄型多端子コンデンサの製造工程を示し、図2(a)は両面にエッチング層を形成し化成処理により酸化皮膜を設けたアルミ箔を示す断面図、図2(b)は陽極穴開け工程、図2(c)は再化成の後、陽極穴にレジスト樹脂を注入して埋める工程を示す断面図、 図2(d)はレジスト樹脂の表面のみを覆うマスク形成工程を示す断面図。 実施の形態1の工程を示し、図3(a)は導電性高分子層の形成工程を示す素子断面、図3(b)はマスク剥離の工程を示す断面図、図3(c)は陰極形成の工程を示す断面図。 実施の形態1の工程を示し、図4(a)は第2陽極穴の穴埋め工程を示す断面図、図4(b)は陽極引き出し工程を示す断面図、図4(c)は陽極用スルーホールの形成工程を示す断面図。 実施の形態1の工程を示し、図5(a)は陽極端子付けの工程を示す断面図、図5(b)は陽極および陰極端子にはんだボールを配した様子を示す断面図。 実施の形態1での第1陽極穴の位置を示す平面図。 実施の形態1での陽極用スルーホールと陰極端子用ビアの配置を示す平面図。 実施の形態2の薄型多端子コンデンサを示す模式的断面図。 実施の形態3の薄型多端子コンデンサを示す模式的断面図。 本発明の薄型多端子コンデンサの使用例を示し、図10(a)は半導体素子と同一平面上に配置される場合の模式図、図10(b)はインターポーザを介して半導体素子の真下に配置される場合の模式図。
符号の説明
11 エンボス加工銅箔
12,13,105 はんだボール
14 筒状レジスト樹脂
15a,15b,15c,15d,15e,15f 銀ペースト層
16 アルミ箔
16a アルミ箔芯
16b 酸化皮膜
17 導電性高分子層
19,19a,19b 銅箔
20,20a,20b,20c 樹脂薄板
21 陽極用スルーホール
22 陰極端子用ビア
23 エンボス加工部
31 第1陽極穴
32,32a,32b レジスト樹脂
33 マスク層
34 第2陽極穴
34a 穴
45 陽極端子用ビア
46 スルーホール用銅ペースト(銀コート銅ペースト)
101 薄型多端子コンデンサ
102 半導体素子
103 インターポーザ
104 外装樹脂

Claims (9)

  1. 薄板状の弁作用金属を陽極とし、前記陽極の表面に形成された酸化皮膜を誘電体として、前記誘電体の上に導電性高分子または金属酸化物半導体の固体電解質を形成して陰極とした薄板形状のコンデンサ素子からアレイ状に端子を引き出してなる薄型多端子コンデンサにおいて、前記コンデンサ素子の少なくとも片側面には、前記コンデンサ素子の変形を抑制する補強板が配設されたことを特徴とする薄型多端子コンデンサ。
  2. 前記端子は前記コンデンサ素子の片面側に形成され、面上で直交するx軸およびy軸に対して、x軸に沿って陽極端子と陰極端子が交互に等しいピッチで形成され、前記x軸上のすべての端子について、前記y軸の方向に向かって、交互に陽極端子と陰極端子が前記x軸上のピッチと等しいピッチで配置され、いずれの端子についても、隣り合う位置には異極の端子が配設されたことを特徴とする請求項1記載の薄型多端子コンデンサ。
  3. 前記補強板の大きさは前記コンデンサ素子の片面をほぼ全面にわたって覆う大きさであることを特徴とする請求項1または2記載の薄型多端子コンデンサ。
  4. 前記補強板の一つが電極端子の機能を兼ね備える補強用電極板であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の薄型多端子コンデンサ。
  5. 前記補強用電極板の材質は銅であることを特徴とする請求項4記載の薄型多端子コンデンサ。
  6. 前記弁作用金属がアルミニウムであり、かつ前記補強用電極板の厚みが25〜500μmであることを特徴とする請求項5記載の薄型多端子コンデンサ。
  7. 前記補強用電極板の一つは一定間隔で配列されたエンボス加工部を有する銅板もしくは銅箔であり、前記エンボス加工部の凸部側が前記コンデンサ素子に一定間隔で設けられた穴に嵌合して、逆側の面に導通する電極が形成されたことを特徴とする請求項5または6記載の薄型多端子コンデンサ。
  8. 前記補強板の一つは、厚みが25〜500μmの銅板もしくは銅箔と、絶縁性樹脂薄板との複合板であることを特徴とする請求項1記載の多端子型コンデンサ。
  9. 表面に酸化皮膜を形成した弁作用金属板に一定間隔で配列される穴を開ける工程と、
    前記穴をレジスト樹脂で埋める工程と、
    前記レジスト樹脂のみを覆うマスク層を形成する工程と、
    前記酸化皮膜の露出面に導電性高分子層を形成する工程と、
    前記マスク層を剥離して前記レジスト樹脂の面を露出させる工程と、
    前記レジスト樹脂の面に合わせて貫通穴が配列された銅箔と前記貫通穴の位置および隣接する前記貫通穴の中点に合わせて穴が配列された絶縁性樹脂フィルムとからなる複合箔を前記銅箔の側を前記導電性高分子層に向けて銀ペースト層を介して接続する工程と、
    前記絶縁性樹脂フィルム、前記銅箔、前記銀ペースト層および前記導電性高分子層の積層された複合層に設けられた穴を前記レジスト樹脂と同材質のレジスト樹脂で埋める工程と、
    前記弁作用金属板の前記導電性高分子層とは逆側の酸化皮膜を除去して弁作用金属芯を露出させる工程と、
    前記レジスト樹脂の中心に貫通穴を開ける工程と、
    前記貫通穴の位置に合わせてエンボス加工による凹凸部を形成した銅箔の前記凹凸部が
    絶縁性樹脂フィルム、銅箔、銀ペースト層、導電性高分子層、酸化皮膜および弁作用金属芯の複合層に設けられた貫通穴に入るように合わせて平坦部に銀ペースト層を介して前記弁作用金属の露出面に貼り付ける工程とを有することを特徴とする薄型多端子コンデンサの製造方法。
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