JP2005012084A - 回路モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体部品の高周波応答性に対応し、かつ実装性に優れた回路モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】Alからなる弁金属シート体1の片面に、表面に誘電体被膜を有する多孔質層6を設けて固体電解コンデンサ素子とし、スルホール電極2を形成して陽陰極両方を他面に交互に配して基板11の内部に配置し、引き出し電極12を介して半導体部品14と接続し、配線パターン15及び16によって給電できる構成とすることにより、耐応力性が向上し、半導体部品を直接実装することが容易となり、インピーダンスの低下が図れる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は各種電子機器に利用される固体電解コンデンサ素子を内蔵した回路モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来における固体電解コンデンサとしては、アルミニウムやタンタルなどの多孔質化された弁金属シート体の厚み方向の片面あるいは中間の芯部を電極部とし、この弁金属シート体の多孔質層の表面に誘電体酸化被膜を形成し、その表面に機能性高分子などの固体電解質層を設け、その固体電解質層の表面に集電体層、この集電体層上に金属による電極層を設けてコンデンサ素子を構成し、このコンデンサ素子を積層し各コンデンサ素子の電極部または電極層をまとめて外部端子に接続し、この外部端子を表出するように外装を形成して構成されていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
上記従来の固体電解コンデンサは大容量化と等価直列抵抗(以下ESRと称す)を下げることはできるが、一般的な固体電解コンデンサと同様に外部端子を介して回路基板上に実装しなければならない。
【0004】
このように、半導体部品と同じように回路基板に表面実装される固体電解コンデンサは実際の回路を構成した状態の等価直列抵抗(以下ESRと呼ぶ)および等価直列インダクタンス(以下ESLと呼ぶ)が端子長や配線長が存在するために大きくなり、高周波応答性に劣るといった課題を有するものであった。
【0005】
こうした課題を解決するため、固体電解コンデンサの一方の表面に陽陰極の電極端子を配置し、この上に半導体部品を直接実装することでESRやESLを下げることができる薄型の固体電解コンデンサが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平3−145115号公報
【特許文献2】
特開2000−118989号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような半導体部品の直下に固体電解コンデンサを配置する場合、半導体部品へ効率よく給電する配線を従来とは異なる方式で形成する必要がある。また半導体部品などに直接実装する場合、実装時に端子部に応力が加わるため、これに対する十分な機械的強度を有する必要がある。
【0008】
本発明は以上のように半導体部品等と直接接続でき、高周波応答性に優れた大容量の固体電解コンデンサを実現できる固体電解コンデンサを用いて、より耐応力性に優れ、実装が容易でかつ優れた信頼性を有し、半導体部品に効率よく給電できる回路モジュールを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の請求項1に記載の発明は、少なくとも片面に多孔質層を設けた弁金属シート体と、この弁金属シート体の多孔質層に形成された誘電体被膜と、この誘電体被膜上に形成された固体電解質層と、この固体電解質層上に形成された集電体層と、この集電体層上に形成された陰電極層と、この陰電極層と接続して弁金属シート体を貫通して形成したスルホール電極と、このスルホール電極と弁金属シート体とを絶縁する絶縁膜と、他面に前記スルホール電極と絶縁されかつ弁金属シート体と接続するように設けた接続端子と、他面に前記スルホール電極と接続するように設けた接続端子とを有する固体電解コンデンサ素子を基板の内部に配置し、この基板に前記それぞれの接続端子に接続する引き出し電極を設け、この引き出し電極に接続する配線パターンを少なくとも1箇所以上設けた回路モジュールであり、固体電解コンデンサ素子の耐応力性を確保できるとともに、半導体部品に対して効率よく最短の距離で給電でき、かつ実装体積の削減が図れる回路モジュールを実現できる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、少なくとも片面に多孔質層を設けた弁金属シート体と、この弁金属シート体の多孔質層に形成された誘電体被膜と、この誘電体被膜上に形成された固体電解質層と、この固体電解質層上に形成された集電体層と、この集電体層上に形成された陰電極層と、この陰電極層と接続して弁金属シート体を貫通して形成したスルホール電極と、このスルホール電極と弁金属シート体とを絶縁する絶縁膜と、他面及び片面に前記スルホール電極と絶縁されかつ弁金属シート体と接続するように設けた接続端子と、他面及び片面に前記スルホール電極と接続するように形成した接続端子とを有する固体電解コンデンサ素子を基板の内部に配置し、この基板に前記それぞれの接続端子に接続する引き出し電極を設け、この引き出し電極に接続する配線パターンを少なくとも1箇所以上設けた回路モジュールであり、基板の両面側から半導体部品に対して給電を行なうことができる回路モジュールを実現できる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、少なくとも片面に多孔質層を設けた弁金属シート体と、この弁金属シート体の多孔質層に形成された誘電体被膜と、この誘電体被膜上に形成された固体電解質層と、この固体電解質層上に形成された集電体層と、この集電体層上に形成された陰電極層と、この陰電極層と接続して弁金属シート体を貫通して形成したスルホール電極と、このスルホール電極と弁金属シート体とを絶縁する絶縁膜と、他面及び片面に前記スルホール電極と絶縁されかつ弁金属シート体と接続するように設けた接続端子と、他面及び片面に前記スルホール電極と接続するように形成した接続端子と、前記弁金属シート体を貫通して前記それぞれの接続端子に接続しない第2スルホール電極と、この第2スルホール電極に接続するように片面及び他面に接続端子を有する固体電解コンデンサ素子を基板の内部に配置し、この基板に前記それぞれの接続端子に接続する引き出し電極を設け、この引き出し電極に接続する配線パターンを少なくとも1箇所以上設けた回路モジュールであり、半導体部品に対してより複雑な給電が可能となる回路モジュールを実現することができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、少なくとも片面に多孔質層を設けた弁金属シート体と、この弁金属シート体の多孔質層に形成された誘電体被膜と、この誘電体被膜上に形成された固体電解質層と、この固体電解質層上に形成された集電体層と、この集電体層上に形成された陰電極層と、この陰電極層と接続して弁金属シート体を貫通して形成したスルホール電極と、このスルホール電極と弁金属シート体とを絶縁する絶縁膜と、他面に前記スルホール電極と絶縁されかつ弁金属シート体と接続するように設けた接続端子と、他面及び片面に前記スルホール電極と接続するように形成した接続端子と、前記弁金属シート体を貫通して前記それぞれの接続端子に接続しない第2スルホール電極と、この第2スルホール電極に接続するように片面及び他面に接続端子を有する固体電解コンデンサ素子を基板の内部に配置し、この基板に前記それぞれの接続端子に接続する引き出し電極を設け、この引き出し電極に接続する配線パターンを少なくとも1箇所以上設けた回路モジュールであり、半導体部品に対してより複雑な給電が可能となるとともに生産性に優れた回路モジュールを実現することができる。
【0013】
請求項5に記載の発明は、引き出し電極を介して基板の表面の半導体部品と固体電解コンデンサ素子を接続した請求項1〜4のいずれか一つに記載の回路モジュールであり、半導体部品と固体電解コンデンサ素子を短距離で接続できるので、回路損失を低減できる。
【0014】
請求項6に記載の発明は、固体電解コンデンサ素子の接続端子を半導体部品の接続バンプと同一間隔で配置し、それぞれの接続端子に接続する引き出し電極を介して最短距離で接続した請求項5に記載の回路モジュールであり、配線の引き回しを極小化でき、回路損失を低減できる。
【0015】
請求項7に記載の発明は、弁金属シート体としてアルミ、タンタル、ニオブのいずれかを用いた請求項1〜4のいずれか一つに記載の回路モジュールであり、多孔質層の形成が容易であり、高い誘電率を有する被膜を得ることができるので、固体電解コンデンサ素子の容量を大きくできる。
【0016】
請求項8に記載の発明は、弁金属シート体の片面の多孔質層の中に多孔質化されていない部位を形成し、前記多孔質化されていない部位に弁金属シート体と接続する接続端子を設けた請求項2あるいは3のいずれかに記載の回路モジュールであり、界面抵抗の小さい接続端子を容易に形成できる。
【0017】
請求項9に記載の発明は、請求項1〜4に記載の固体電解コンデンサ素子を複数積層し、かつ各接続端子が互いに電気的に接続された固体電解コンデンサ素子を内蔵した回路モジュールであり、小さい実装体積で大きな容量を得ることができる。
【0018】
請求項10に記載の発明は、陰電極層の上に補強板を形成した固体電解コンデンサ素子を用いた請求項1に記載の回路モジュールであり、固体電解コンデンサ素子の信頼性を高めることができる。
【0019】
請求項11に記載の発明は、補強板に金属またはカーボンを用いた請求項10に記載の回路モジュールであり、請求項10の作用に加えてより低抵抗化が実現できる。
【0020】
請求項12に記載の発明は、補強板の厚みが弁金属箔の厚みの0.5〜2.0倍である請求項10に記載の回路モジュールであり、薄型の高信頼性の固体電解コンデンサ素子を内蔵した回路モジュールを実現することができる。
【0021】
請求項13に記載の発明は、接続端子と引き出し電極をめっき電極あるいは樹脂電極で形成した請求項1〜4に記載の回路モジュールであり、電気特性と生産性に優れた回路モジュールを実現することができる。
【0022】
請求項14に記載の発明は、第2スルホール電極を金属ピンで形成した請求項3あるいは4のいずれかに記載の回路モジュールであり、より大電流に対応できる回路モジュールを実現することができる。
【0023】
請求項15に記載の発明は、第2スルホール電極の電極径をスルホール電極の電極径よりも大きくした請求項3あるいは4のいずれかに記載の回路モジュールであり、大電流に対応できる回路モジュールを実現することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の固体電解コンデンサ素子を内蔵した回路モジュールおよびその製造法について実施の形態および図面を用いて説明する。
【0025】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1及び図1〜図17により、請求項1、5〜8、10〜13に記載の発明を説明する。
【0026】
図1は本発明の実施の形態1における回路モジュールの断面図である。図2は回路モジュールに内蔵する固体電解コンデンサ素子の斜視図であり、図3はその要部の拡大断面図である。
【0027】
図1に示すように、本発明の回路モジュールは図2の斜視図に示すような固体電解コンデンサ素子を樹脂などの基板11に埋め込み、かつ半導体部品14の直下に配置された構成となっている。これに用いる固体電解コンデンサ素子は図2および図3に示すように、弁金属シート体1は例えばアルミニウムから構成されており、タンタルやニオブなどの材料によっても形成することができる。この弁金属シート体1の片面には多孔質層6が設けられており、この多孔質層6はさらに図3のような構成となっている。図3はスルホール電極2の近傍の断面を拡大したものである。この多孔質層6の表面には誘電体被膜17が形成され、酸化アルミニウム被膜によって形成されている。この誘電体被膜17の上にはピロールやチオフェン等からなる固体電解質層18が形成され、さらにその上にカーボン層19が設けられ、弁金属シート体1のプレーン部分との対極としてコンデンサ素子を構成している。このカーボン層19で集電体層7を構成している。このカーボン層19の上面には陰電極層9が設けられており、これは例えばAgペーストなどを塗布することにより形成している。
【0028】
また、弁金属シート体1にはスルホール電極2が弁金属シート体1を貫通するように設けられている。このスルホール電極2は前記陰電極層9と一体で形成することができる。またスルホール20の内壁は絶縁膜3によって被覆されていることから、スルホール電極2と弁金属シート体1とは絶縁されている。
【0029】
さらに、弁金属シート体1の他面には弁金属シート体1と接続された接続端子4が設けられ、スルホール電極2の上に設けられた接続端子5とが互いに配置された電極構成となっている。
【0030】
また、弁金属シート体1の片面の外周部分には絶縁樹脂からなる陽陰極分離部8が設けられており、固体電解質層18、集電体層7および陰電極層9と弁金属シート体1のプレーン部分(多孔質化されていない部分)との接続を防止している。この陽陰極分離部8を設けることにより、より生産性と信頼性を高めることができる。
【0031】
次に、この固体電解コンデンサ素子をAg,Cu,Ni,Ti,Fe,カーボンなどを用いた補強板10に導電性接着剤などを用いて貼り合わせた後、基板11に埋め込み、Cu,Agなどの低抵抗な電極材料からなる引き出し電極12を介して接続端子4および5が外部へと引き出された状態となっている。この引き出し電極12および接続端子4,5はめっき電極または樹脂電極により構成することが性能、生産性の観点から最も好ましい。
【0032】
また、前記補強板10は機械的強度を高めるとともに導電性を有する材料を用いることにより電極としての機能も有することができる。またこの補強板10の厚みは弁金属シート体の厚みの0.5〜2.0倍の厚みにすることが最適である。
【0033】
0.5倍よりも薄くした場合は補強板としての効果が薄く、2.0倍よりも厚くした場合は回路モジュールの厚みが厚くなりすぎるために低背化の観点から好ましくないためである。またこの補強板10は無くても実装性に優れた回路モジュールとしての機能を発揮することができるのは言うまでもない。
【0034】
そして、半導体部品14に設けられた接続バンプ13と引き出し電極12を電気的に接続することにより最短の距離で接続することができる回路モジュールを実現することができる。
【0035】
また、引き出し電極12の一部には基板11の表面に設けられた配線パターン15,16が接続され、半導体部品14や固体電解コンデンサ素子へ電流を供給できる構成をなしている。これは例えば半導体部品14の中で各引き出し電極12の共通化が図られている場合であり、配線パターン15,16を複数層に設けて各引き出し電極12へ接続することも可能であり、さらに直接接続端子4,5に接続することも可能である。
【0036】
このような構成をとることにより、半導体部品14に対する固体電解コンデンサ素子の実装体積が小さくなると共に低ESRおよび低ESL性能を有する固体電解コンデンサ素子と半導体部品14との接続間距離を短縮化できることから、配線の引き回しによる損失が大幅に低減できることから、半導体部品14の高周波化により適した回路モジュールとすることができる。
【0037】
また、固体電解コンデンサ素子が基板11に埋め込まれていることから耐応力性にも優れる。
【0038】
次に、この回路モジュールの製造方法を図面を用いて説明する。
【0039】
図4〜図12は実施の形態1における固体電解コンデンサ素子の製造方法の一例を示す断面工程図であり、図13〜図17はこの固体電解コンデンサ素子を内蔵する回路モジュールの製造方法の一例を示す断面工程図である。
【0040】
図4は片面に多孔質層6が設けられた弁金属シート体1であり、例えば通常のAlの片面を酸処理して作製する。
【0041】
次にレーザ加工やパンチング加工によって所定の位置にスルホール20を形成したものが図5である。
【0042】
続いて図6に示すように、スルホール20の内壁及び多孔質化されていない他面に絶縁膜3を形成する。この絶縁膜3を形成する方法として、例えば多孔質層6の上をレジストなどで覆った状態でスルホール20を形成し、その後電着法によって樹脂層を形成し、レジストを溶剤に浸漬して除去した後に樹脂層を熱硬化するなどの方法が挙げられる。
【0043】
次に、レーザ加工により絶縁膜3の所定の位置を除去加工して陽極開口部21を形成した状態が図7となり、次に図8に示すように多孔質層6の表面の外周部に絶縁樹脂などを塗布して硬化させることにより陽陰極分離部8を形成する。
【0044】
次に、図9に示すように多孔質層6の上に固体電解質層18を形成する(図示せず)。この固体電解質層18は重合法によってピロールやチオフェンなどの導電性高分子の膜を形成して固体電解質層18とすることができる。その後集電体層7としてカーボン粉末を塗布あるいは浸漬などにより形成する。
【0045】
次に、図10に示すようにAgペーストを集電体層7の上に塗布すると共に絶縁膜3が形成されたスルホール20の内部に充填して硬化させる。この時Agペーストを均一な加圧力でスキージするなどして、スルホール20の内部に均一な状態で時Agペーストを充填することにより陰電極層9を形成する。
【0046】
次に、図11に示すように必要に応じて補強板10を陰電極層9の上に貼り合わせる。
【0047】
その後、図12に示すように陽極開口部21の弁金属シート体1の表面とスルホール電極2の表出面に対して、めっき法によってCuあるいはAgなどからなる低抵抗材料を用いて接続端子4,5を形成することで固体電解コンデンサ素子が完成する。なお、図示はしていないがめっき液が固体電解コンデンサを破壊しないように、マスキングやレジストによる保護も適宜用いると尚信頼性を高めることができる。
【0048】
次に、この固体電解コンデンサ素子を用いて回路モジュールを製造する方法を説明する。
【0049】
図13は前記固体電解コンデンサ素子を樹脂中に埋め込んで硬化して基板11を形成したものであり、その後図14に示すように固体電解コンデンサ素子の接続端子4,5に対応した位置にレーザ加工などによってブラインドビア22を設ける。
【0050】
次に、図15に示すようにブラインドビア22の内部と基板11の表面にめっき膜23を設ける。この方法としては、例えば無電解めっきによって薄いNiの導電層を形成した後、電解めっきによってNiやCuの層を形成することにより形成することができる。その後、全体を所定の厚みに加工するとともに、めっき膜23の余分な箇所を除去して個別の引き出し電極12を形成することにより図16の状態とすることができる。
【0051】
また、基板11の表面の所定の位置に配線パターン15,16をめっき法、薄膜法などを用いて形成することにより、図17に示す回路モジュールを作製することができる。
【0052】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2及び図18により、請求項2および9に記載の発明を説明する。
【0053】
図18は本発明の実施の形態2における回路モジュールの断面図であり、実施の形態1とほぼ同様の固体電解コンデンサ素子が埋め込まれて回路モジュールを構成している。異なる点は多孔質層6が弁金属シート体1の片面に局部的に形成されている点、接続端子4,5,25,26および引き出し電極12,24が弁金属シート体1の両面に設けられていることである。
【0054】
すなわち、弁金属シート体1の片面は多孔質層6になる部位と多孔質化されずにプレーンのままの部位が混在し、プレーンな部位においては接続端子25が形成され、接続端子25は弁金属シート体1のプレーン部及び接続端子4と電気的に接続し、絶縁部29によって陰電極層9とは絶縁されている。
【0055】
そして、接続端子26は陰電極層9と電気的に接続してある。これら接続端子25及び26は、それぞれ接続端子4および5の対向する裏面に位置している。
【0056】
さらに、固体電解コンデンサ素子の片面の表面には絶縁層28が設けられており、絶縁層28によっても接続端子25及び26の絶縁化が図られている。
【0057】
このような構成とすることにより、固体電解コンデンサ素子を介して半導体部品14の電気的接続を固体電解コンデンサ素子を経由して基板11の裏面へ配線を引き出すことができるため、より複雑な実装形態に対応できる回路モジュールを実現することができるようになる。
【0058】
図19〜図28は実施の形態2における固体電解コンデンサ素子の作製工程の一例を示す断面工程図である。図19において、弁金属シート体1の両面にレジスト34及び35を塗布して形成し、この弁金属シート体1を酸などの薬液に浸漬して片面の開口部分に多孔質層6を形成する。
【0059】
次に、図20に示すようにレジスト34,35を除去した後、片面の全面にフィルムレジスト36を形成する。
【0060】
その後、所定の位置にスルホール20を設け、実施の形態1と同様にして絶縁膜3をスルホール20の内壁と弁金属シート体1の他面に形成し、さらに外周部に陽陰極分離部8を設けた状態が図21である。
【0061】
次に、図22に示すように弁金属シート体1の片面にプレーン部と接続する接続端子25を設ける部位に接続端子25の形状よりも大きい形状の絶縁部29を形成する。
【0062】
次に、多孔質層6の上に実施の形態1と同様に固体電解質層18(図示せず)を形成した後、集電体層7を設けて図23とし、印刷などの方法によってAgペーストを集電体層7の上とスルホール20の中にスルホール電極2として塗布あるいは充填して硬化することにより図24の状態となる。
【0063】
続いて、図25に示すように弁金属シート体1の片面の全面には絶縁層28を所定の厚みよりも厚めに設けるとともに、弁金属シート体1の他面の全面にはレジスト37を塗布する。このレジスト37は後ほど除去できるものである。
【0064】
次に、図26に示すように前記絶縁層28とレジスト37のそれぞれ所定の位置にブラインドビア38を形成し、かつ絶縁層28の一部に陰電極層9が表出するよう給電部39を形成する。
【0065】
次に、弁金属シート体1の一部と給電部39より給電しながら電解めっきを行なうことにより接続端子4,5及び25,26を形成して図27となる。
【0066】
そして、給電部39を封止部27によって封止し、その後全体を所定の厚みまで研磨して図28に示すような固体電解コンデンサ素子を完成する。
【0067】
この固体電解コンデンサ素子を実施の形態1と同様にして埋め込み樹脂中に埋め込むと共に、引き出し電極24を設けて図18の回路モジュールとなる。
【0068】
このように、弁金属シート体1の片面のプレーンに接続する接続端子25の形成部位を多孔質化しないことにより、接続端子25の形成が容易に行なえるとともに接続端子25と弁金属シート体1との接続を良好に行なえるので界面抵抗が減少する。この結果、電気特性に優れた固体電解コンデンサ素子を内蔵した実装性に優れた回路モジュールを実現することができる。
【0069】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3及び図29、図30〜図41により、請求項3,14,15に記載の発明を説明する。
【0070】
図29は本発明の実施の形態3における回路モジュールの断面図であり、実施の形態2とほぼ同様の固体電解コンデンサ素子が埋め込まれて回路モジュールを構成している。異なる点は弁金属シート体1及びスルホール電極2のいずれとも接続せず、固体電解コンデンサ素子を貫通する第2スルホール電極32が設けられている点である。この第2スルホール電極32は絶縁膜3と第2絶縁膜33によって、弁金属シート体1およびスルホール電極2や陰電極層9と絶縁されており、第2スルホール電極32には基板11の片面すなわち半導体部品14が実装されていない側の面より電流が供給され、配線パターン15は接続端子4の一部と接続し、配線パターン16は接続端子5の一部と接続している。
【0071】
このような構成とすることにより、半導体部品14に対して直接、多様な電流供給を行なうことが可能となり、複雑な配線構造を設計することなく実装性に優れた回路モジュールを実現することができる。またこの第2スルホール電極32に大電流を流す必要性があるときには第2スルホール電極32として金属ピンを挿入することにより低抵抗で接触抵抗の最も少ない電極として構成することができる。さらに第2スルホール電極32の電極径をスルホール電極2の電極径よりも大きく設計することによっても大電流化に対応することができる。
【0072】
この回路モジュールに用いられる固体電解コンデンサ素子は図30〜図41に示す方法によって作製することができる。前工程は実施の形態2と同じであるので省略する。図30は弁金属シート体1およびフィルムレジスト36にスルホール20、第2スルホール40を形成したものであり、パンチング加工やレーザ加工によって形成することができる。
【0073】
そして、図31は実施の形態2と同様に電着法などによって絶縁膜3を設けた状態であり、その後フィルムレジスト36を剥離した後、陽陰極分離部8を設けて図32となる。
【0074】
次に、図33に示すように第2スルホール40の中に埋め込み樹脂41を充填して硬化した後、埋め込み樹脂41にレーザ加工またはパンチング加工によって第3スルホール42を形成して図34となる。
【0075】
続いて、片面の所定の位置に絶縁部29を形成し、重合法によって固体電解質層18を形成した後集電体層7を形成した状態が図35となる。
【0076】
次に、図36に示すようにスルホール20の中と集電体層7の上及び第3スルホール42の中にAgペーストを充填して硬化し、スルホール電極2、陰電極層9、第2スルホール電極32を形成した後、弁金属シート体1の片面に絶縁層28、他面にレジスト37を設ける。
【0077】
その後、図37に示すようにレーザ加工、エッチング加工などによって所定の位置にブラインドビア38を設け、かつ給電ができる給電部39を設け、この状態で弁金属シート体1と給電部39より給電しながら電解めっきを行なうことで接続端子4,5,25,26を形成することにより図38の状態となる。
【0078】
その後、給電部39を樹脂封止して封止部27を形成して図39となる。
【0079】
次に、図40に示すように第2スルホール電極32に接続する接続端子30,31を設けるため、全面に無電解めっきを行なった後電解めっきによってめっき膜43,44を形成する。
【0080】
その後、両面を所定の厚みまで研磨することにより、図41の固体電解コンデンサ素子となる。
【0081】
この固体電解コンデンサ素子を実施の形態1と同様にして基板11に埋め込み、配線パターン15,16、引き出し電極12,24を形成することにより図29の回路モジュールとすることができる。このような構成とすることにより実装性に優れた高周波に対応できる回路モジュールを提供することができる。
【0082】
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4及び図42により、請求項4に記載の発明を説明する。
【0083】
図42は本発明の実施の形態4における回路モジュールの断面図であり、実施の形態3とほぼ同様の固体電解コンデンサ素子が埋め込まれて回路モジュールを構成している。実施の形態3と異なる点は固体電解コンデンサ素子の片面には弁金属シート体1と接続する接続端子25が設けられていない点である。
【0084】
この回路モジュールは基板11の片面より弁金属シート体1と接続する配線を引き出す必要のない場合の構造であり、無駄な接続端子25を設けないことにより生産性に優れた回路モジュールを構成することができる。
【0085】
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5及び図43により、請求項9に記載の発明を説明する。
【0086】
図43は本発明の実施の形態5における回路モジュールの断面図であり、実施の形態2とほぼ同様の固体電解コンデンサ素子が埋め込まれて回路モジュールを構成している。異なる点は同一の固体電解コンデンサ素子のそれぞれ対応する接続端子4,5と接続端子25,26が接続されて積層され、かつ基板11の片面、すなわち半導体部品14の反対側に配線パターン45,46が形成され、固体電解コンデンサ素子や半導体部品14に給電されている点である。
【0087】
このような構成とすることにより、コンデンサの容量値を大幅に増大できるとともに、実装体積もあまり増加せず、かつ半導体部品14との直接接続も行なえるものであり、より高性能な回路モジュールとすることができる。
【0088】
なお、本図面においては配線パターン45,46が一部の引き出し電極22のみと接続されているが、必要に応じて全ての引き出し電極22と接続するように形成されても良いことはいうまでもない。また配線パターン45,46は半導体部品14を実装する面と同じ面に形成しても良いし、両面に形成しても良い。
【0089】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、半導体部品を実装する基板に薄型で低インピーダンス特性を有する固体電解コンデンサ素子を内蔵することにより、少ない実装体積と最短距離で半導体部品と固体電解コンデンサ素子を接続することができることから、高周波化に対応できるとともに大電流に対応できる回路モジュールを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における回路モジュールの断面図
【図2】同固体電解コンデンサ素子の斜視図
【図3】同要部拡大断面図
【図4】同断面工程図
【図5】同断面工程図
【図6】同断面工程図
【図7】同断面工程図
【図8】同断面工程図
【図9】同断面工程図
【図10】同断面工程図
【図11】同断面工程図
【図12】同断面工程図
【図13】同回路モジュールの断面工程図
【図14】同断面工程図
【図15】同断面工程図
【図16】同断面工程図
【図17】同断面工程図
【図18】本発明の実施の形態2における回路モジュールの断面図
【図19】本発明の実施の形態2における回路モジュールに内蔵する固体電解コンデンサ素子の断面工程図
【図20】同断面工程図
【図21】同断面工程図
【図22】同断面工程図
【図23】同断面工程図
【図24】同断面工程図
【図25】同断面工程図
【図26】同断面工程図
【図27】同断面工程図
【図28】同断面工程図
【図29】本発明の実施の形態3における回路モジュールの断面図
【図30】本発明の実施の形態3における回路モジュールに内蔵する固体電解コンデンサ素子の断面工程図
【図31】同断面工程図
【図32】同断面工程図
【図33】同断面工程図
【図34】同断面工程図
【図35】同断面工程図
【図36】同断面工程図
【図37】同断面工程図
【図38】同断面工程図
【図39】同断面工程図
【図40】同断面工程図
【図41】同断面工程図
【図42】本発明の実施の形態4における回路モジュールの断面図
【図43】本発明の実施の形態5における回路モジュールの断面図
【符号の説明】
1 弁金属シート体
2 スルホール電極
3 絶縁膜
4 接続端子
5 接続端子
6 多孔質層
7 集電体層
8 陽陰極分離部
9 陰電極層
10 補強板
11 基板
12 引き出し電極
13 接続バンプ
14 半導体部品
15 配線パターン
16 配線パターン
20 スルホール
21 陽極開口部
22 ブラインドビア
23 めっき膜
24 引き出し電極
25 接続端子
26 接続端子
27 封止部
28 絶縁層
29 絶縁部
30 接続端子
31 接続端子
32 第2スルホール電極
33 第2絶縁膜
34 レジスト
35 レジスト
36 フィルムレジスト
37 レジスト
38 ブラインドビア
39 給電部
40 第2スルホール
41 埋め込み樹脂
42 第3スルホール
43 めっき膜
44 めっき膜
45 配線パターン
46 配線パターン

Claims (15)

  1. 少なくとも片面に多孔質層を設けた弁金属シート体と、この弁金属シート体の多孔質層に形成された誘電体被膜と、この誘電体被膜上に形成された固体電解質層と、この固体電解質層上に形成された集電体層と、この集電体層上に形成された陰電極層と、この陰電極層と接続して弁金属シート体を貫通して形成したスルホール電極と、このスルホール電極と弁金属シート体とを絶縁する絶縁膜と、他面に前記スルホール電極と絶縁されかつ弁金属シート体と接続するように設けた接続端子と、他面に前記スルホール電極と接続するように設けた接続端子とを有する固体電解コンデンサ素子を基板の内部に配置し、この基板に前記それぞれの接続端子に接続する引き出し電極を設け、この引き出し電極に接続する配線パターンを少なくとも1箇所以上設けた回路モジュール。
  2. 少なくとも片面に多孔質層を設けた弁金属シート体と、この弁金属シート体の多孔質層に形成された誘電体被膜と、この誘電体被膜上に形成された固体電解質層と、この固体電解質層上に形成された集電体層と、この集電体層上に形成された陰電極層と、この陰電極層と接続して弁金属シート体を貫通して形成したスルホール電極と、このスルホール電極と弁金属シート体とを絶縁する絶縁膜と、他面及び片面に前記スルホール電極と絶縁されかつ弁金属シート体と接続するように設けた接続端子と、他面及び片面に前記スルホール電極と接続するように形成した接続端子とを有する固体電解コンデンサ素子を基板の内部に配置し、この基板に前記それぞれの接続端子に接続する引き出し電極を設け、この引き出し電極に接続する配線パターンを少なくとも1箇所以上設けた回路モジュール。
  3. 少なくとも片面に多孔質層を設けた弁金属シート体と、この弁金属シート体の多孔質層に形成された誘電体被膜と、この誘電体被膜上に形成された固体電解質層と、この固体電解質層上に形成された集電体層と、この集電体層上に形成された陰電極層と、この陰電極層と接続して弁金属シート体を貫通して形成したスルホール電極と、このスルホール電極と弁金属シート体とを絶縁する絶縁膜と、他面及び片面に前記スルホール電極と絶縁されかつ弁金属シート体と接続するように設けた接続端子と、他面及び片面に前記スルホール電極と接続するように形成した接続端子と、前記弁金属シート体を貫通して前記それぞれの接続端子に接続しない第2スルホール電極と、この第2スルホール電極に接続するように片面及び他面に接続端子を有する固体電解コンデンサ素子を基板の内部に配置し、この基板に前記それぞれの接続端子に接続する引き出し電極を設け、この引き出し電極に接続する配線パターンを少なくとも1箇所以上設けた回路モジュール。
  4. 少なくとも片面に多孔質層を設けた弁金属シート体と、この弁金属シート体の多孔質層に形成された誘電体被膜と、この誘電体被膜上に形成された固体電解質層と、この固体電解質層上に形成された集電体層と、この集電体層上に形成された陰電極層と、この陰電極層と接続して弁金属シート体を貫通して形成したスルホール電極と、このスルホール電極と弁金属シート体とを絶縁する絶縁膜と、他面に前記スルホール電極と絶縁されかつ弁金属シート体と接続するように設けた接続端子と、他面及び片面に前記スルホール電極と接続するように形成した接続端子と、前記弁金属シート体を貫通して前記それぞれの接続端子に接続しない第2スルホール電極と、この第2スルホール電極に接続するように片面及び他面に接続端子を有する固体電解コンデンサ素子を基板の内部に配置し、この基板に前記それぞれの接続端子に接続する引き出し電極を設け、この引き出し電極に接続する配線パターンを少なくとも1箇所以上設けた回路モジュール。
  5. 引き出し電極を介して基板表面の半導体部品と固体電解コンデンサ素子を接続した請求項1〜4のいずれか一つに記載の回路モジュール。
  6. 固体電解コンデンサ素子の接続端子を半導体部品の接続バンプと同一間隔で配置し、それぞれの接続端子に接続する引き出し電極を介して最短距離で接続した請求項5に記載の回路モジュール。
  7. 弁金属シート体としてアルミ、タンタル、ニオブのいずれかを用いた請求項1〜4のいずれか一つに記載の回路モジュール。
  8. 弁金属シート体の片面の多孔質層の中に多孔質化されていない部位を形成し、前記多孔質化されていない部位に弁金属シート体と接続する接続端子を設けた請求項2あるいは3のいずれかに記載の回路モジュール。
  9. 請求項1〜4に記載の固体電解コンデンサ素子を複数積層し、かつ各接続端子が互いに電気的に接続された固体電解コンデンサ素子を内蔵した回路モジュール。
  10. 陰電極層の上に補強板を形成した固体電解コンデンサ素子を用いた請求項1に記載の回路モジュール。
  11. 補強板に金属またはカーボンを用いた請求項10に記載の回路モジュール。
  12. 補強板の厚みが弁金属箔の厚みの0.5〜2.0倍である請求項10に記載の回路モジュール。
  13. 接続端子と引き出し電極をめっき電極あるいは樹脂電極で形成した請求項1〜4のいずれか1つに記載の回路モジュール。
  14. 第2スルホール電極を金属ピンで形成した請求項3あるいは4のいずれかに記載の回路モジュール。
  15. 第2スルホール電極の電極径をスルホール電極の電極径よりも大きくした請求項3あるいは4のいずれかに記載の回路モジュール。
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