JP2006237364A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
異方性導電部材を用いて半導体チップと回路基板を異方性導電粒子の捕捉数を十分に確保させ、かつ、絶縁性を低下させずに接続することを目的とする。
【解決手段】
複数の突起状電極が形成された半導体装置において、突起状電極11、12等が一直線上に整列されずに形成された半導体チップ1と、配線層7が形成され、表面に前記突起状電極に対応した複数の回路基板電極が形成された回路基板8と、絶縁性樹脂6及びこの絶縁性樹脂中に分散された導電性粒子からなり、前記半導体チップと前記回路基板とを熱圧着することにより、前記突起電極11、12等と前記回路基板電極7との間に前記導電性粒子を捕捉させて前記半導体チップ1と前記回路基板8とを接合する異方性導電部材6とを有する構成とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は半導体装置の実装構造に関して、半導体チップと回路基板とをフェイスダウンで接続するフリップチップ実装構造に関するものである。
半導体チップは、微細加工技術の進歩により集積度が増大しチップ面積が減少するが、入出力電極パッド数が増大している。そのため、電極パッドの寸法とその間隔を縮小する事が求められている。異方性導電粒子を用いたフリップチップ実装では、半導体チップの入出力信号は、電極パッド上に突起状電極(以下バンプという、)を設け、前記パッドを回路基板の電極に異方性導電粒子を含む絶縁性樹脂で接続して回路基板へ伝達している。図5に示したように、従来から、バンプを一直線上に整列させず、ひとつおきにずらして配置する、所謂千鳥状配置とすることで、バンプの間隔を縮小する方法が用いられてきたが、千鳥状配置では、実装基板として液晶表示装置などへ実装する場合、実装基板に用いられる配線材料により配線抵抗が通常の金属配線に比較して大きく、実装時の位置ずれによる端子間のショートを防止するために実装基板の配線を細くすることは困難なため、接続時の位置合わせに非常に高度な位置合せが要求されるとともに、チップ内部側に配置された電極バンプ上に効率的に異方性導電粒子を誘導することができなかった。前記フリップチップ実装では、異方性導電粒子の捕捉数が十分でないと電気的接続が不十分となるため、バンプの大きさを縮小すると十分な接続が得られなくなるので、バンプの大きさを縮小することはできず、電極パッドが多数ある半導体チップでは小型化が困難であった。また、バンプ間の間隙部を縮小することは実装時に絶縁性樹脂とともに、粒子がバンプ上からバンプ間の間隙部に移動し、バンプ間の絶縁性を低下させる可能性が高くなる。従来は、この問題を解決するために、半導体チップ外周に配置された電極パッド上のバンプとは別に、異方性導電粒子誘導用バンプを前記電極パッドの内側近傍に別途設け、電極パッド上のバンプの前記異方性導電粒子の捕捉数を増大させる手法をとったものがあった。(例えば、特許文献1参照。)
特開2001−237278号公報
半導体装置の小型化のため、バンプの大きさおよび、バンプ間の間隔を縮小した場合には異方性導電粒子を十分に捕捉することができず、安定した電気的接続ができない。また、異方性導電粒子を十分に捕捉させようと、絶縁樹脂中の異方性導電粒子の密度を上昇させた場合、異方性導電粒子が滞留しやすいバンプ間の間隙部に密集し、詰まることによって、バンプ間の絶縁性が確保できず、ショートしてしまう。
そこで本発明では、異方性導電粒子の捕捉数を確保し、かつ、バンプ間の間隙部を異方性導電粒子が効率的に移動できる形状にバンプを配置することにより、バンプ間に粒子が密集し絶縁性を低下させることなく、電気的接続を安定させることを目的とする。
本発明の半導体装置は、絶縁性樹脂およびこの絶縁性樹脂中に分散された異方性導電粒子を効率的に電極バンプ上に誘導し、かつバンプ間に滞留することを防ぐような独特の形状と特得な配置を有するバンプが形成された半導体チップと、配線層が形成され表面にバンプと対応する回路基板電極が形成された回路基板と、絶縁性樹脂およびこの絶縁性樹脂中に分散された異方性導電粒子からなり、半導体チップと回路基板とを熱圧着することにより、バンプと回路基板電極との間に導電性粒子を捕捉させて半導体チップと回路基板とを接続する異方性導電部材とを有する構成としたものである。
この半導体チップと回路基板とを接続する過程において、絶縁性樹脂およびこの絶縁性樹脂中に分散された異方性導電粒子は半導体チップの中心から外縁部方向に移動する。本発明では、隣接した突起状電極を一直線上に整列した状態で配置せず、突起状電極の間隙部を移動する絶縁性樹脂およびこの絶縁性樹脂中に分散された異方性導電粒子を効率的に誘導し、間隙部の異方性導電粒子の密度を減少させ、突起状電極への異方性導電粒子の捕捉数を増大させることが可能になる。
本発明によれば、異方性導電粒子を突起状電極上に効率的に誘導し異方性導電粒子の捕捉数を十分に確保でき、かつ、突起状電極間の絶縁性を低下させることなく、安定して回路基板との電気的接続を実施することができる。さらに、粒子誘導用のバンプを別途設ける必要がないので、半導体装置を小型化しても、実装用基板の配線パターンと粒子誘導用のバンプが接触しショートすることがない。
以下、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。
図1は本発明の実施の形態である半導体装置の図である。
図2は第1の実施例におけるバンプの配置を模式的に示したものである。バンプ11、12、13等が直線上に整列せずに配置されていることによって、バンプ11、13によって異方性導電粒子がバンプ12上に効率的に誘導され、また、バンプ12によってもバンプ11および13上に異方性導電粒子が効率的に誘導される形状に配置されている。
ここで、絶縁性樹脂と、この絶縁性樹脂中に分散された異方性導電粒子は、半導体チップと回路基板を相互に押し付け接続する際に半導体チップ中央側から外周側に向かって移動するが、隣接するバンプ12よりも端面がチップ中心側にある隣接するバンプ11、および13によって、絶縁性樹脂および異方性導電粒子の移動が妨げられ、各々のバンプ両外側方向へ絶縁性樹脂および異方性導電粒子は押しのけられるように移動し、バンプ11および13の間にあるバンプ12の方向へ誘導される。このとき、バンプ11および13双方によって、絶縁性樹脂および異方性導電粒子が押しのけられる力を受け、双方の中心線の延長線上に位置するバンプ12上に効率的に異方性導電粒子を集められ、より多くの粒子がバンプ12上に捕捉されることになる。
2本の直線3aおよび3b上にそれぞれ、バンプ11およびバンプ13とバンプ12が交互に配置され、また、直線3aおよび3bの2本の直線の間隔は、バンプ11と12、およびバンプ12と13の間隔と同等かあるいは広くなるようにバンプが配置されている。ここで、直線3aはバンプ11、および13などと交差する位置にあり、図5に示す直線3aが他のバンプと交差しない従来技術と比較して、半導体チップ1上を占有する領域の面積が同等であればより大きな面積を有するバンプを形成することができ、接続性を大幅に向上させることができる。
図3は第2の実施例におけるバンプの配置を模式的に示したものであって、バンプ22bはバンプ21a、23aの上端を通る直線3aとバンプ21c、23cの下端を通る直線2cの間に配置され、同様にバンプ21cおよび23cは、バンプ22bの上端を通る直線3bとバンプ22dの下端を通る直線2dの間に配置される。
また、バンプ21aと21c、22bと22d、23aと23cはそれぞれ電気的に等価であり、それぞれが直線5と平行な直線上に配置されている。ダミーのバンプではなく、複数の電気的に等価なバンプを配置することによって、単一のバンプのみを配置する場合に比較して、接続性および信頼性を向上させることができる。
図4は第3の実施例におけるバンプの配置を模式的に示したものであって、バンプ31b、33bはバンプ32aの上端を通る直線3aとバンプ32cの下端を通る直線2cの間に配置され、同様にバンプ42cは、バンプ31b、33bの上端を通る直線3bとバンプ31d、33dの下端を通る直線2dの間に配置される。
また、バンプ31bと31d、32aと32c、33bと33dはそれぞれ電気的に等価であり、それぞれが直線5と平行な直線上に配置されている。
また、バンプ31bと31d、32aと32c、33bと33dはそれぞれ電気的に等価であり、それぞれ直線5と平行な直線上に配置されている。ダミーのバンプではなく、複数の電気的に等価なバンプを配置することによって、単一のバンプのみを配置する場合に比較して、接続性および信頼性を向上させることができる。
本発明は、突起状電極を絶縁性樹脂およびこの絶縁性樹脂中に分散された異方性導電粒子を効率的に突起状電極上部に誘導する配置とすることで、この樹脂と異方性導電粒子を効率的に移動させ、さらに、突起状電極周辺の異方性導電粒子の密度を増大させることで、突起状電極に捕捉される異方性導電粒子数を増大させる。突起状電極間の間隙部に異方性導電粒子が密集することによる突起状電極間の絶縁性低下を防止し、半導体チップと回路基板の電気的接続性を向上させる作用を有する。
本発明の実施形態の図 本発明の実施形態の図 本発明の長方形バンプ実施形態の図 本発明の円形バンプ実施形態の図 従来の実施形態の図
符号の説明
1 半導体チップ
2 バンプ下端の接線
3 バンプ上端の接線
4 バンプ右端の接線
5 バンプ左端の接線
6 異方性導電フィルム(絶縁性樹脂および異方性導電粒子を含む)
7 電気配線
8 配線基板
10 分割された電気的に等価なバンプを通る直線
11 バンプ
12 バンプ
13 バンプ
21a バンプ
21c 21aと電気的に等価なバンプ
22b バンプ
22d 22bと電気的に等価なバンプ
23a バンプ
23c 23aと電気的に等価なバンプ
31b バンプ
31d 31bと電気的に等価なバンプ
32a バンプ
32c 32aと電気的に等価なバンプ
33b バンプ
33d 33bと電気的に等価なバンプ

Claims (7)

  1. 突起状電極が形成された半導体チップと、前記突起状電極に対応した複数の回路基板電極が表面に形成された回路基板と、絶縁性樹脂及びこの絶縁性樹脂中に分散された導電性粒子からなり、前記半導体チップと前記回路基板とを熱圧着することにより、前記突起電極と前記回路基板電極との間に前記導電性粒子を捕捉させて前記半導体チップと前記回路基板とを接合する異方性導電部材とを有する半導体装置において、
    前記半導体チップに多数形成された隣接する突起状電極の中で、複数の突起状電極の共通接線が半導体チップの端面と平行な一本の接線とならないように突起状電極が形成された半導体チップであることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記突起状電極が長方形または平行四辺形であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記突起状電極が円形または楕円形であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記突起状電極の端部を通る前記半導体チップの端面と平行なそれぞれの直線間の距離が、それぞれの隣り合う前記突起状電極の間隔と同等またはそれ以上離れていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記突起状電極の端部を通る前記半導体チップの端面と平行なそれぞれの直線間の距離が、それぞれの隣り合う前記突起状電極の接線に接するか接線から離れていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置
  6. 前記突起電極のうち一部または全部が、電気的に等価な2つまたはそれ以上に分割された突起状電極であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  7. 前記電気的に等価な2つまたはそれ以上に分割された突起状電極が一本の直線上に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
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