JP2006235798A - 配膳支援方法、配膳支援システム、及び配膳支援装置 - Google Patents

配膳支援方法、配膳支援システム、及び配膳支援装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数人の利用者が席を移動するような宴会等の場合においても、各利用者に対してその利用者の嗜好にあった料理を確実に配膳することができる配膳支援方法、その方法を実施するための配膳支援システム、及びその配膳支援システムに用いられる配膳支援装置の提供。
【解決手段】
配膳支援装置1を備え、当該配膳支援装置1を用いて、複数の座席を備える飲食店での利用者に対する配膳を支援する配膳支援システムであって、座席毎に設けられ、当該座席を利用する利用者によって飲食の際に利用される箸等の携行物を識別するための携行物識別情報を記憶する手段と、料理の注文があった場合に、当該注文に係る利用者が利用する座席に係る前記携行物識別情報と、当該注文に係る料理を識別する料理識別情報とを対応付けた対応情報を記憶する手段と、前記注文に係る料理が完成した場合に、記憶されている前記対応情報を出力する表示部31とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、飲食店における利用者に対する配膳を支援するための配膳支援方法に関し、特に複数人の利用者が席を移動するような宴会等の場合において、各利用者に対してその利用者の嗜好にあった料理を確実に配膳することができる配膳支援方法、その方法を実施するための配膳支援システム、及びその配膳支援システムに用いられる配膳支援装置に関する。
近年では、飲食店においても種々の情報技術が導入されており、利用者からの注文の管理及び配膳作業等を支援するためのコンピュータシステムが提案されている。
例えば、特許文献1,2,3においては、利用者が端末装置を用いて所望の調理方法及び所望の店舗等の注文情報をサーバに予め送信しておき、サーバ側にて当該注文情報を管理し利用することができる注文管理システムが開示されている。このような注文管理システムによれば、飲食店側において注文情報を参照し、これに基づいて調理することによって、各利用者の嗜好にあった料理を作ることが可能となる。
また、特許文献4においては、レストランにおける配膳ミスを防ぐために、注文されたメニューのメニューナンバーと客席のテーブルナンバーとを含むオーダー情報と、調理済みのメニューが盛りつけられた食器に付されたID情報とに基づいて、注文した客に対して注文した料理を確実に配膳することができる配膳支援システムが開示されている。
さらに、特許文献5においては、同じく配膳ミスを防ぐために、厨房において調理が終了したときに料理名及びテーブル番号が記入された配膳票が厨房用コントローラにより発行される配膳支援システムが提案されている。給仕係は、この配膳票に基づいて配膳を行うことによって、注文した客に対して注文した料理を配膳することができる。
これらの配膳支援システムによれば、注文された料理とテーブルとを対応付けて管理することによって、配膳ミスを防止することができる。
特開2002−197162号公報 特開2003−122854号公報 特開2003−189343号公報 特開2004−287690号公報 特開2002−15045号公報
ところで、前述したような従来の注文管理システムを用いることによって、各利用者の嗜好にあった料理を作ることができたとしても、その料理を間違えることなく各利用者に配膳することができなければならない。そして、そのためには、各利用者と料理との対応を給仕係が把握しておく必要があり、非常に困難な作業を伴うことになる。
そこで、前述した従来の注文管理システムと従来の配膳支援システムとを組み合わせることによって、各利用者の嗜好にあった料理をその利用者に確実に配膳することができるようなシステムを実現することが考えられる。
しかしながら、前述したように、従来の配膳支援システムの場合、注文された料理とテーブルとを対応付けているため、当該テーブルに複数の利用者が着席しているようなときであれば、給仕係は、それら複数の利用者に対してその料理を誰が注文したのかを確認しなければならない。そのため、例えば一つのテーブルに相当数の利用者が着席している等の状況においては、スムースに配膳を行うことができないという問題が生じ得る。
また、各テーブルには一人または少数の利用者しか着席しないような場合であっても、利用者の着席場所が変化するような宴会においては、各利用者の嗜好にあった料理をその利用者に正確に配膳することは極めて困難である。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数人の利用者が席を移動するような宴会等の場合においても、各利用者に対してその利用者の嗜好にあった料理を確実に配膳することができる配膳支援方法、その方法を実施するための配膳支援システム、及びその配膳支援システムに用いられる配膳支援装置を提供することにある。
前述した課題を解決するために、本発明に係る配膳支援方法は、コンピュータを用いて、複数の座席を備える飲食店での利用者に対する配膳を支援する配膳支援方法であって、座席毎に設けられ、当該座席を利用する利用者によって飲食の際に利用される携行物を識別するための携行物識別情報を記憶するステップと、料理の注文があった場合に、当該注文に係る利用者が利用する座席に係る前記携行物識別情報と、当該注文に係る料理を識別する料理識別情報とを対応付けた対応情報を記憶するステップと、前記注文に係る料理が完成した場合に、記憶されている前記対応情報を出力するステップとを有することを特徴とする。
このように対応情報を出力することにより、給仕係は、携行物識別情報と、それに対応付けられた料理識別情報とを確認することができる。その結果、例えば飲食店の各利用者が飲食の際に座席を移動した場合であっても、給仕係は、箸等の携行物に着目して配膳を行うことができるので、配膳ミスを防止することができる。
なお、このように箸等の携行物に利用するのではなく、例えば利用者の顔をデジタルカメラ等によって撮像し、その結果得られた画像に基づいて配膳をするという方法も考えられる。しかし、この方法では、給仕係が配膳をする際に利用者の顔を確認しなければならず、しかも観察する角度によっては識別するのが困難な場合も生じ得る。また、肖像権の侵害になる等の問題も生じ得るため、望ましい方法ではない。
また、利用者の属性(性別、年齢、体格、服装、眼鏡の有無等)に基づいて配膳をするという方法も考えられる。しかし、その属性を短時間に把握することは困難な場合が多いと考えられる。その上、その属性が似ている利用者が複数存在する場合では配膳ミスを防止することは極めて困難である。
これに対して、本発明のように、利用者によって飲食の際に利用される箸等の携行物の場合、確実に識別することができるため、配膳ミスを防止することができる。
前記発明に係る配膳支援方法において、各利用者の料理についての嗜好に関する嗜好情報を記憶するステップと、前記注文に係る利用者の嗜好情報を検索するステップとを更に有し、前記対応情報を出力するステップは、当該検索された嗜好情報にしたがって調理された結果、前記注文に係る料理が完成した場合に実行されることが好ましい。
このように構成することにより、利用者の嗜好にあった料理を当該利用者に確実に配膳することができる。
また、前記発明に係る配膳支援方法において、前記携行物は、箸、フォーク、スプーン、ナイフ、コップ及びコースターのうちの少なくとも一つであってもよい。
また、本発明に係る配膳支援システムは、コンピュータを備え、当該コンピュータを用いて、複数の座席を備える飲食店での利用者に対する配膳を支援する配膳支援システムであって、座席毎に設けられ、当該座席を利用する利用者によって飲食の際に利用される携行物を識別するための携行物識別情報を記憶する手段と、料理の注文があった場合に、当該注文に係る利用者が利用する座席に係る前記携行物識別情報と、当該注文に係る料理を識別する料理識別情報とを対応付けた対応情報を記憶する手段と、前記注文に係る料理が完成した場合に、記憶されている前記対応情報を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
前記発明に係る配膳支援システムにおいて、各利用者の料理についての嗜好に関する嗜好情報を記憶する嗜好情報記憶手段と、前記注文に係る利用者の嗜好情報を、前記嗜好情報記憶手段によって記憶されている嗜好情報から検索する手段とを更に備え、前記出力手段は、前記検索された嗜好情報にしたがって調理された結果、前記注文に係る料理が完成した場合に、前記対応情報を出力するように構成されていてもよい。
また、前記発明に係る配膳支援システムにおいて、前記出力手段は、前記対応情報を、前記注文に係る料理が盛られる皿に設けられたICに書き込むように構成されていてもよい。
また、前記発明に係る配膳支援システムにおいて、前記ICに書き込まれた前記対応情報を読み出すためのICリーダと、当該ICリーダによって読み出された前記対応情報を表示する表示手段とを有するトレイを更に備えていてもよい。
また、前記発明に係る配膳支援システムにおいて、前記出力手段は、前記対応情報を、表示画面上に表示するように構成されていてもよく、紙媒体に出力するように構成されていてもよい。
さらに、前記発明に係る配膳支援システムにおいて、前記携行物は、箸、フォーク、スプーン、ナイフ、コップ及びコースターのうちの少なくとも一つであってもよい。
また、本発明に係る配膳支援装置は、複数の座席を備える飲食店での利用者に対する配膳を支援するための配膳支援装置であって、座席毎に設けられ、当該座席を利用する利用者によって飲食の際に利用される携行物を識別するための携行物識別情報を記憶する手段と、料理の注文があった場合に、当該注文に係る利用者が利用する座席に係る前記携行物識別情報と、当該注文に係る料理を識別する料理識別情報とを対応付けた対応情報を記憶する手段と、前記注文に係る料理が完成した場合に、記憶されている前記対応情報を出力するための出力手段に対して、当該対応情報を送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
前記配膳支援装置において、各利用者の料理についての嗜好に関する嗜好情報を記憶する嗜好情報記憶手段と、前記注文に係る利用者の嗜好情報を、前記嗜好情報記憶手段によって記憶されている嗜好情報から検索する手段とを更に備え、前記送信手段は、前記検索された嗜好情報にしたがって調理された結果、前記注文に係る料理が完成した場合に、前記対応情報を前記出力手段に対して送信するように構成されていてもよい。
また、前記発明に係る配膳支援装置において、前記携行物は、箸、フォーク、スプーン、ナイフ、コップ及びコースターのうちの少なくとも一つであってもよい。
本発明の配膳支援方法、その方法を実施するための配膳支援システム、及びその配膳支援システムに用いられる配膳支援装置は、飲食店において、各利用者に対しその利用者の嗜好にあった料理を確実に配膳することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の配膳支援システムの構成を示すブロック図である。図1において、符号1は、飲食店において利用者に対して配膳を行う場合に用いられるサーバである配膳支援装置を示している。本発明の配膳支援システムは、当該配膳支援装置1と、後述する調理台装置2及びトレイ3とを備えて構成されている。
配膳支援装置1は、飲食店の予約に関する情報を利用者から受け付けるための予約受付サーバ5と通信可能に接続されている。また、この予約受付サーバ5は、利用者によって操作されるパーソナルコンピュータ及び携帯型電話機等のクライアント6と、インターネット等の通信ネットワーク100を介して通信可能に接続されている。ここで、予約受付サーバ5とクライアント6との間の通信はHTTP(HyperTextTransferProtocol)等の通信プロトコルを用いて行われる。
調理台装置2は、後述するように料理を盛りつけるための料理皿4の裏面に設けられたIC41に対して各種の情報を書き込むことができるICライタを備えている。また、調理台装置2は、配膳支援装置1と通信可能に接続されており、当該配膳支援装置1から送信された情報をIC41に書き込むように構成されている。この調理台装置2は、飲食店内の調理場に設置されている。
また、調理台装置2には、皿4を載置するための載置台21が複数設けられている。これらの載置台21のそれぞれには、当該載置台21を識別するための載置台ID(図1におけるI,II,III,IV)が予め割り当てられている。
トレイ3は、液晶ディスプレイ等で構成される表示部31と、料理皿4を載置するための複数の載置台32,32…と、各載置台32に料理皿4が載置された場合に、当該料理皿4に設けられたIC41から各種の情報を読み出すためのICリーダ(図示せず)とを備えている。ICリーダによって読み出された情報は、載置台32別に表示部31に表示されるように構成されている。
図2は、本発明の配膳支援システムが備える配膳支援装置1の構成を示すブロック図である。図2に示すように、配膳支援装置1はCPU11を備えており、CPU11はバスを介して後述する各ハードウェアと接続されている。そして、CPU11は、それらのハードウェアの動作を制御するとともに、メモリ12にロードされるコンピュータプログラムを実行する。これにより、配膳支援装置1は、後述する処理を実行することが可能となる。
メモリ12は、例えばDRAM又はSRAM等で構成され、コンピュータプログラムの実行時において発生する一時的なデータ等を記憶する。
ハードディスク13は、読み書き可能な磁気ディスク等で構成され、配膳支援装置1の動作に必要なコンピュータプログラム及びOS(オペレーティングシステム)、並びに各種のデータなどを記憶している。また、このハードディスク13には、後述する複数のデータベース(DB)が設けられている。
入力部14は、キーボード及び後述するタッチパネル等で構成され、操作者が各種の情報を配膳支援装置1に対して入力する場合に用いられる。
表示部15は、CRT又は液晶ディスプレイ等で構成され、CPU11による処理結果等を表示する。
第1通信インタフェース16は、予約受付サーバ5と通信するためのインタフェースである。また、第2通信インタフェース17は、調理台装置2と通信するためのインタフェースである。
図3は、本発明の配膳支援システムが備える調理台装置2の構成を示すブロック図である。図3に示すように、調理台装置2はCPU21を備えており、CPU21はバスを介して後述する各ハードウェアと接続されている。そして、CPU21は、それらのハードウェアの動作を制御するとともに、メモリ22にロードされるコンピュータプログラムを実行する。これにより、調理台装置2は、後述する処理を実行することが可能となる。
メモリ22は、前述したメモリ12と同様に構成され、コンピュータプログラムの実行時において発生する一時的なデータ等を記憶する。
ハードディスク23は、前述したハードディスク13と同様に構成され、調理台装置2の動作に必要なコンピュータプログラム及び各種のデータなどを記憶している。また、このハードディスク23には、後述する皿別調理方法情報を記憶する皿別調理方法情報DB23Aが設けられている。
通信インタフェース24は、配膳支援装置1と通信するためのインタフェースである。
ICライタ25は、前述したように、料理皿4の裏面に設けられたIC41に対して各種の情報を書き込むことができるように構成されている。
次に、配膳支援装置1が備えるハードディスク13に設けられている各種のDB、及び調理台装置2が備えるハードディスク23に設けられている皿別調理方法情報DB23Aの詳細について説明する。
[利用者情報DB]
利用者情報DB13Aは、飲食店の利用者の嗜好等に関する情報を含む利用者情報を記憶する。この利用者情報は、クライアント6から送信されたデータ及び入力部14によって入力されたデータ等に基づいて生成される。
図4は、利用者情報DB13Aに記憶される利用者情報のフォーマットの一例を示す概念図である。図4に示すように、利用者情報は、利用者IDフィールド130、名前フィールド131、性別フィールド132、年齢フィールド133、嗜好フィールド134、及び調理方法フィールド135等の各フィールドを有している。以下、これらの各フィールドに格納される情報について説明する。
利用者IDフィールド130には、利用者を識別するための所定の利用者IDが、名前フィールド131には当該利用者の名前が、性別フィールド132には同じく性別が、年齢フィールド133には同じく年齢がそれぞれ格納されている。また、嗜好フィールド134には利用者の調理に関する嗜好に関する情報が、調理方法フィールド135には利用者の所望の調理方法に関する情報がそれぞれ格納されている。ここで、この調理方法に関する情報には、利用者の健康状態等に応じて好ましいと考えられる調理に関する情報が含まれる。すなわち、例えば「塩分控えめ」等の情報が当該調理方法に関する情報に含まれる。
これらの嗜好フィールド134及び調理方法フィールド135に格納されている情報は、利用者の料理についての嗜好に関する情報である。そのため、本明細書においては、当該情報を嗜好情報と称する。
[座席別配膳情報DB]
座席別配膳情報DB13Bは、飲食店に設けられている複数の座席を識別するための情報を含む座席別配膳情報を記憶する。この座席別配膳情報は、利用者が入店する前に飲食店側で設定され、配膳支援装置1に入力される。
図5は、座席別配膳情報DB13Bに記憶される座席別配膳情報のフォーマットの一例を示す概念図である。図5に示すように、座席別配膳情報は、テーブルIDフィールド140、座席IDフィールド141、及び箸IDフィールド142等の各フィールドを有している。
テーブルIDフィールド140には飲食店に設けられたテーブルを識別するためのテーブルIDが、座席IDフィールド141には当該テーブルに対して設けられた複数の座席のうち特定の座席を識別するための座席IDがそれぞれ格納されている。また、箸IDフィールド142には、利用者が利用する箸を識別するための箸ID(例えば、各箸に割り当てられた記号、箸の色、箸の形状等)が格納されている。ここで、箸は、飲食店の利用者が飲食の際に利用するものであって、且つ例えば宴会等のように飲食中に座席を移動するようなことがある場合に利用者に携行される携行物の一例である。このような意味での携行物としては、箸の他にも、フォーク、スプーン、ナイフ、コップ及びコースター等が挙げられる。
[利用者座席情報DB]
利用者座席情報DB13Cは、利用者が利用する座席に関する情報を含む利用者座席情報を記憶する。この利用者座席情報は、利用者の一人である宴会の幹事等によって後述するようにして設定され、配膳支援装置1に入力される。
図6は、利用者座席情報DB13Cに記憶される利用者座席情報のフォーマットの一例を示す概念図である。図6に示すように、利用者座席情報は、利用者IDフィールド150、テーブルIDフィールド151、及び座席IDフィールド152等の各フィールドを有している。
利用者IDフィールド150には利用者情報における利用者IDと同様のものが、テーブルIDフィールド151には座席別配膳情報におけるテーブルIDと同様のものが、座席IDフィールド152には同じく座席IDと同様のものがそれぞれ格納されている。
[利用者別識別情報DB]
利用者別識別情報DB13Dは、利用者と箸とを対応付けるための利用者別識別情報を記憶する。この利用者別識別情報は、後述するようにして配膳支援装置1によって生成される。
図7は、利用者別識別情報DB13Dに記憶される利用者別識別情報のフォーマットの一例を示す概念図である。図7に示すように、利用者別識別情報は、テーブルIDフィールド160、箸IDフィールド161、及び利用者IDフィールド162等の各フィールドを有している。
テーブルIDフィールド160には座席別配膳情報におけるテーブルIDと同様のものが、箸IDフィールド161には同じく箸IDと同様のものが、利用者IDフィールド162には利用者情報における利用者IDと同様のものがそれぞれ格納されている。
[注文情報DB]
注文情報DB13Eは、利用者による料理の注文に係る情報を含む注文情報を記憶する。この注文情報は、利用者から注文を受けた際に給仕係によって設定され、配膳支援装置1に対して入力される。
図8は、注文情報DB13Eに記憶される注文情報のフォーマットの一例を示す概念図である。図8に示すように、注文情報は、テーブルIDフィールド170、箸IDフィールド171、料理IDフィールド172、及び待ち番号フィールド173等の各フィールドを有している。
テーブルIDフィールド170には座席別配膳情報におけるテーブルIDと同様のものが、箸IDフィールド171には同じく箸IDと同様のものがそれぞれ格納されている。また、料理IDフィールド172には利用者の注文に係る料理を識別するための料理IDが、待ち番号フィールド173には当該注文に係る料理の待ち番号がそれぞれ格納されている。ここで、待ち番号は、注文に係る料理の調理を行う順番を決定するために用いられる情報である。
[調理方法情報DB]
調理方法情報DB13Fは、利用者の注文に係る料理の調理方法に関する情報を含む調理方法情報を記憶する。この調理方法情報は、後述するように、配膳支援装置1によって生成され、調理台装置2へ送信される。
図9は、調理方法情報DB13Fに記憶される調理方法情報のフォーマットの一例を示す概念図である。図9に示すように、調理方法情報は、テーブルIDフィールド180、箸IDフィールド181、料理IDフィールド182、嗜好フィールド183、調理方法フィールド184、及び待ち番号フィールド185等の各フィールドを有している。
テーブルIDフィールド180には座席別配膳情報におけるテーブルIDと同様のものが、箸IDフィールド181には同じく箸IDと同様のものが、料理IDフィールド182には注文情報における料理IDと同様のものがそれぞれ格納されている。また、嗜好フィールド183には利用者情報における嗜好に関する情報と同様のものが、調理方法フィールド184には同じく調理方法に関する情報と同様のものが、待ち番号フィールド185には注文情報における待ち番号と同様のものがそれぞれ格納されている。
[皿別調理方法情報DB]
皿別調理方法情報DB23Aは、後述するようにして調理台装置2によって生成される皿別調理方法情報を記憶する。
図10は、皿別調理方法情報DB23Aに記憶される皿別調理方法情報のフォーマットの一例を示す概念図である。図10に示すように、皿別調理方法情報は、テーブルIDフィールド190、箸IDフィールド191、料理名称フィールド192、嗜好フィールド193、及び調理方法フィールド194等の各フィールドを有している。
テーブルIDフィールド190には座席別配膳情報におけるテーブルIDと同様のものが、箸IDフィールド191には同じく箸IDと同様のものがそれぞれ格納されている。また、料理名称フィールド192には注文情報における料理IDによって特定される料理の名称が格納されている。さらに、嗜好フィールド193には利用者情報における嗜好に関する情報と同様のものが、調理方法フィールド194には同じく調理方法に関する情報と同様のものがそれぞれ格納されている。
次に、以上のように構成された本実施の形態の配膳支援システムの動作について、図16から図20に示すフローチャートを参照しながら説明する。この際、適宜表示画面の一例(図11から図15)を参照する。
なお、以下に説明する配膳支援システムの動作に先立って、予約受付サーバ5は、複数の利用者による宴会の予約をクライアント6から受け付けているものとする。この場合、予約受付サーバ5は、宴会の出席者である各利用者に対して電子メールにより宴会開催の通知を送信し、その通知に対して各利用者から宴会の出欠についての情報を受け付ける。また、宴会の直前には、幹事等によって出席が確定した出席者の名前及び人数等に関する出席者確定情報を予約受付サーバ5は受け付けており、当該予約受付サーバ5は、この出席者確定情報を配膳支援装置1へ送信している。この場合、飲食店側の担当者は、配膳支援装置1の表示部15に出席者確定情報を表示させることによって、何人の利用者が出席するのかを確認することができる。そして、その担当者は、その確認した結果に応じて、テーブル及び座席を確保するとともに、人数分の箸(これらの箸はそれぞれ色が異なる等によって他の箸と識別できるように作られている)を用意し、当該テーブルに係るテーブルID、当該座席に係る座席ID、及び当該箸に係る箸IDをそれぞれ配膳支援装置1に対して入力する。これにより、配膳支援装置1の座席別配膳情報DB13Bに座席別配膳情報が登録される。
図11は、本発明の配膳支援装置1の入力部14であるタッチパネル141に表示される座席別配膳情報の入力画面の一例を示す図である。図11に示すように、座席別配膳情報の入力画面は、座席の位置を示す表示領域14Aと、箸の種別を示す表示領域14Bとで構成されている。
飲食店側の担当者は、タッチペン8を用いて、所定の領域をタッチすることにより、座席と箸とを対応付ける。これにより、座席別配膳情報が生成され、配膳支援装置1の座席別配膳情報DB13Bに登録される。
次に、利用者座席情報の登録について説明する。
宴会に出席する複数の利用者が入店した場合、当該宴会の幹事等によって、利用者座席情報が配膳支援装置1に入力される。
図12は、本発明の配膳支援装置1の入力部14であるタッチパネル141に表示される利用者座席情報の入力画面の一例を示す図である。図12に示すように、利用者座席情報の入力画面は、座席の位置を示す表示領域14Cと、出席者の一覧を示す表示領域14Dとで構成されている。ここで、表示領域14Dには、前述した出席者確定情報に示されている出席者の名前が表示されている。
宴会の幹事は、タッチペン8を用いて、所定の領域をタッチすることにより、出席者と座席とを対応付ける。これにより、利用者座席情報が生成される。
なお、このように幹事がマニュアルで入力するのではなく、例えば3次元センサを用いることによって自動的に各出席者の位置情報を取得して利用者座席情報を生成するようにしてもよい。
図16は、利用者別識別情報を生成する場合における本発明の配膳支援装置1の動作の流れを示すフローチャートである。
配膳支援装置1は、前述したようにして生成された利用者座席情報の入力を受け付け(S101)、受け付けた利用者座席情報を利用者座席情報DB13Cに登録することによって利用者座席情報DB13Cを更新する(S102)。
次に、配膳支援装置1は、座席別配膳情報DB13Bに記憶されている座席別配膳情報と利用者座席情報DB13Cに記憶されている利用者座席情報とを用いて、利用者別識別情報を生成する(S103)。より具体的には、同一のテーブルID及び座席IDを有する利用者座席情報及び利用者座席情報を検索し、検索された利用者座席情報と利用者座席情報とを用いて、利用者別識別情報を生成する。そして、配膳支援装置1は、その生成した利用者別識別情報を利用者別識別情報DB13Dに登録することによって利用者別識別情報DB13Dを更新する(S104)。
このようにして座席別配膳情報、利用者座席情報、及び利用者別識別情報が登録された後、宴会の出席者が料理の注文をした場合、その注文を受けた飲食店の給仕係によって、注文情報が配膳支援装置1に入力される。
図13は、本発明の配膳支援装置1の入力部14であるタッチパネル141に表示される注文情報の入力画面の一例を示す図である。図13に示すように、注文情報の入力画面には、注文に係る利用者が利用するテーブルのテーブルIDが表示されるとともに、注文に係る料理を箸別に登録するための領域が表示される。この入力画面を用いて、給仕係は、出席者の注文に係る料理を当該出席者が利用する箸別に入力する。これにより、箸と料理とが対応付けられた注文情報が生成され、配膳支援装置1に入力される。このように箸と料理とが対応付けられることによって、後述するように、出席者が座席を移動した場合であっても当該出席者に対して配膳することが可能になる。
なお、この注文情報の入力の際に、注文情報の待ち番号フィールド173には配膳支援装置1によって自動的に割り振られた待ち番号が格納される。
図17は、調理方法情報を生成する場合における本発明の配膳支援装置1の動作の流れを示すフローチャートである。
配膳支援装置1は、前述したようにして給仕係によって注文情報が入力された場合、その入力を受け付け(S201)、入力を受け付けた注文情報を注文情報DB13Eに登録することによって注文情報DB13Eを更新する(S202)。
次に、配膳支援装置1は、利用者情報DB13Aに格納されている利用者情報と、注文情報DB13Eに格納されている注文情報と、利用者別識別情報DB13Dに格納されている利用者別識別情報とを用いて、調理方法情報を生成する(S203)。より具体的には、同一の利用者IDを有する利用者情報及び利用者別識別情報と、当該利用者別識別情報と同一のテーブルID及び箸IDを有する注文情報とを用いて、調理方法情報を生成する。そして、配膳支援装置1は、その生成した調理方法情報を調理方法情報DB13Fに登録することによって調理方法情報DB13Fを更新する(S204)。
次に、配膳支援装置1は、ステップS203にて生成した調理方法情報を、調理台装置2に対して送信する(S205)。
なお、配膳支援装置1から調理方法情報を受信した調理台装置2は、その調理方法情報の料理IDフィールド182に格納されている料理IDに基づいて料理名称を特定することによって、皿別調理方法情報を生成する。
図14は、本発明の配膳支援装置1が備える表示部15に表示される調理方法情報の表示画面の一例を示す図である。図14に示すように、調理方法情報の表示画面は、載置台IDを表示するための表示領域15Aと、料理名称を表示するための表示領域15Bと、嗜好情報を表示するための表示領域15Cとから構成される。ここで、載置台IDは配膳支援装置1によって自動的に割り当てられる。また、料理名称は、調理方法情報の料理IDフィールド182に格納されている料理IDに基づいて設定される。さらに、嗜好情報は、調理方法情報の嗜好フィールド183及び調理方法フィールド184に格納されている情報に基づいて設定される。
調理人は、図14に示すような調理方法情報の表示画面を確認し、その表示されている情報にしたがって調理を開始するとともに、空の料理皿4を調理台装置2の所定の載置台21に載置する。
図18は、皿別調理方法情報をICに書き込む場合における調理台装置2の動作の流れを示すフローチャートである。
前述したようにして載置台21に空の料理皿4が載置された場合、調理台装置2は、その料理皿4の裏面に設けられたIC41に、前述したようにして生成された皿別調理方法情報を書き込む(S401)。
そして、調理台装置2は、当該皿別調理方法情報を皿別調理方法情報DB23Aに登録することによって皿別調理方法情報DB23Aを更新する(S402)。
次に、調理人による調理が終了し、出来上がった料理を宴会の出席者に配膳する場合について説明する。
図19は、調理後における本発明の配膳支援装置1及び調理台装置2の動作の流れを示すフローチャートである。
調理人は調理を終了した場合、出来上がった料理を、所定の載置台IDによって識別される載置台21に載置されている料理皿4に盛り付ける。このようにして料理が盛り付けられた料理皿4は、給仕係によって載置台21から離される。このとき、調理台装置2は、空きとなった当該載置台21に係る載置台IDを配膳支援装置1に対して送信する(S501)。
配膳支援装置1は、調理台装置2から載置台IDを受信し(S601)、その受信した載置台IDとともに、次に調理する注文に係る料理名称、当該注文に係る利用者の嗜好及び所望の調理方法を表示部15に表示する(S602)。ここで、次に調理する注文を決定するために、調理方法情報DB13Fに格納されている調理方法情報における待ち番号が用いられる。また、料理名称、嗜好、及び調理方法は、同じく調理方法情報から取得される。
このようにして、新たな情報が表示部15に表示された場合、その新たな情報にしたがって調理人が調理を行うことになる。
図20は、本発明の配膳支援システムを構成するトレイ3の動作の流れを示すフローチャートである。
給仕係は、出来上がった料理が盛り付けられた料理皿4をトレイ3の載置台32に載置する。このとき、トレイ3は、ICリーダによって当該料理皿4の裏面に設けられたIC41から皿別調理方法情報を読み出す(S701)。
次に、トレイ3は、読み出した皿別調理方法情報に基づいて、テーブルID、箸の種別、料理名称、嗜好、及び調理方法を表示部31に表示する(S702)。
図15は、本発明のトレイ3が備える表示部31に表示される皿別調理方法情報の表示画面の一例を示す図である。図15に示すように、皿別調理方法情報の表示画面は、箸の種別を表示するための表示領域31Aと、テーブルIDを表示するための表示領域31Bと、料理名称を表示するための表示領域31Cと、嗜好情報を表示するための表示領域31Dとから構成される。このように、箸の種別と料理名称とが対応付けられて表示されている。
前述したとおり、トレイ3は載置台32を複数備えており、載置台32別に皿別調理方法情報が表示されるように構成されている。そのため、図15に示すとおり、表示部31には、載置台32の数と同一数の皿別調理方法情報が表示される。
給仕係は、表示領域31Bに表示されているテーブルIDを参照してテーブルを特定するとともに、載置台32に載せられている料理皿4に盛り付けられている料理と表示領域31Cに表示されている料理名称とが一致しているかを確認する。そして、給仕係は、特定したテーブルまでトレイ3を運び、表示領域31Aに表示されている種別の箸を利用して飲食している出席者を特定する。その結果、特定された出席者に対して配膳する。
このように、利用者が携行する箸を基準にして配膳を行うことによって、利用者が当初の座席を移動している場合であっても、間違えることなく配膳することができる。これにより、宴会の出席者は、自己の嗜好にあった料理を受け取ることができる。
なお、本実施の形態では、箸の種別と料理名称とが対応付けられた情報をトレイ3の表示部31に表示しているが、これ以外にも、例えば配膳支援装置1又は頂戴装置2がプリンタを備えており、そのプリンタによって当該対応付けられた情報が紙媒体に出力されるようにしてあってもよい。この場合、その出力された紙媒体を配膳係が参照することにより、同様の配膳を行うことができる。
また、本実施の形態では、料理皿4は表示部を備えていないが、料理皿4が液晶ディスプレイ又はLED等で構成される小型の表示部を備え、その表示部に箸ID等の携行物の識別情報が表示されるように構成されていてもよい。この場合、給仕係は容易に箸等の携行物を確認することができるので、よりスムースに配膳を行うことが可能となる。
本発明に係る配膳支援方法、配膳支援システム及び配膳支援装置は、飲食店における各利用者に対してその利用者の嗜好にあった料理を確実に配膳することができるため、利用者が席を移動するような宴会において配膳を行う場合等に有用である。
本発明の配膳支援システムの構成を示すブロック図である。 本発明の配膳支援システムが備える配膳支援装置の構成を示すブロック図である。 本発明の配膳支援システムが備える調理台装置の構成を示すブロック図である。 利用者情報DBに記憶される利用者情報のフォーマットの一例を示す概念図である。 座席別配膳情報DBに記憶される座席別配膳情報のフォーマットの一例を示す概念図である。 利用者座席情報DBに記憶される利用者座席情報のフォーマットの一例を示す概念図である。 利用者別識別情報DBに記憶される利用者別識別情報のフォーマットの一例を示す概念図である。 注文情報DBに記憶される注文情報のフォーマットの一例を示す概念図である。 調理方法情報DBに記憶される調理方法情報のフォーマットの一例を示す概念図である。 皿別調理方法情報DBに記憶される皿別調理方法情報のフォーマットの一例を示す概念図である。 本発明の配膳支援装置の入力部であるタッチパネルに表示される座席別配膳情報の入力画面の一例を示す図である。 本発明の配膳支援装置の入力部であるタッチパネルに表示される利用者座席情報の入力画面の一例を示す図である。 本発明の配膳支援装置の入力部であるタッチパネルに表示される注文情報の入力画面の一例を示す図である。 本発明の配膳支援装置が備える表示部に表示される調理方法情報の表示画面の一例を示す図である。 本発明のトレイが備える表示部に表示される皿別調理方法情報の表示画面の一例を示す図である。 利用者別識別情報を生成する場合における本発明の配膳支援装置の動作の流れを示すフローチャートである。 調理方法情報を生成する場合における本発明の配膳支援装置の動作の流れを示すフローチャートである。 皿別調理方法情報をICに書き込む場合における調理台装置の動作の流れを示すフローチャートである。 調理後における本発明の配膳支援装置及び調理台装置の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の配膳支援システムを構成するトレイの動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 配膳支援装置
2 調理台装置
3 トレイ
4 料理皿
5 予約受付サーバ
6 クライアント
11 CPU
12 メモリ
13 ハードディスク
13A 利用者情報DB
13B 座席別配膳情報DB
13C 利用者座席情報DB
13D 利用者別識別情報DB
13E 注文情報DB
13F 調理方法情報DB
14 入力部
15 表示部
16 第1通信インタフェース
17 第2通信インタフェース
23A 皿別調理方法情報DB
31 表示部
32 載置台
41 IC
100 インターネット

Claims (13)

  1. コンピュータを用いて、複数の座席を備える飲食店での利用者に対する配膳を支援する配膳支援方法であって、
    座席毎に設けられ、当該座席を利用する利用者によって飲食の際に利用される携行物を識別するための携行物識別情報を記憶するステップと、
    料理の注文があった場合に、当該注文に係る利用者が利用する座席に係る前記携行物識別情報と、当該注文に係る料理を識別する料理識別情報とを対応付けた対応情報を記憶するステップと、
    前記注文に係る料理が完成した場合に、記憶されている前記対応情報を出力するステップと
    を有することを特徴とする配膳支援方法。
  2. 各利用者の料理についての嗜好に関する嗜好情報を記憶するステップと、
    前記注文に係る利用者の嗜好情報を検索するステップとを更に有し、
    前記対応情報を出力するステップは、当該検索された嗜好情報にしたがって調理された結果、前記注文に係る料理が完成した場合に実行される、請求項1に記載の配膳支援方法。
  3. 前記携行物は、箸、フォーク、スプーン、ナイフ、コップ及びコースターのうちの少なくとも一つである、請求項1又は請求項2に記載の配膳支援方法。
  4. コンピュータを備え、当該コンピュータを用いて、複数の座席を備える飲食店での利用者に対する配膳を支援する配膳支援システムであって、
    座席毎に設けられ、当該座席を利用する利用者によって飲食の際に利用される携行物を識別するための携行物識別情報を記憶する手段と、
    料理の注文があった場合に、当該注文に係る利用者が利用する座席に係る前記携行物識別情報と、当該注文に係る料理を識別する料理識別情報とを対応付けた対応情報を記憶する手段と、
    前記注文に係る料理が完成した場合に、記憶されている前記対応情報を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする配膳支援システム。
  5. 各利用者の料理についての嗜好に関する嗜好情報を記憶する嗜好情報記憶手段と、
    前記注文に係る利用者の嗜好情報を、前記嗜好情報記憶手段によって記憶されている嗜好情報から検索する手段とを更に備え、
    前記出力手段は、前記検索された嗜好情報にしたがって調理された結果、前記注文に係る料理が完成した場合に、前記対応情報を出力するように構成されている、請求項4に記載の配膳支援システム。
  6. 前記出力手段は、前記対応情報を、前記注文に係る料理が盛られる皿に設けられたICに書き込むように構成されている、請求項4又は請求項5に記載の配膳支援システム。
  7. 前記ICに書き込まれた前記対応情報を読み出すためのICリーダと、当該ICリーダによって読み出された前記対応情報を表示する表示手段とを有するトレイを更に備える、請求項4乃至請求項6の何れかに記載の配膳支援システム。
  8. 前記出力手段は、前記対応情報を、表示画面上に表示するように構成されている、請求項4又は請求項5に記載の配膳支援システム。
  9. 前記出力手段は、前記対応情報を、紙媒体に出力するように構成されている、請求項4又は請求項5に記載の配膳支援システム。
  10. 前記携行物は、箸、フォーク、スプーン、ナイフ、コップ及びコースターのうちの少なくとも一つである、請求項4乃至請求項9の何れかに記載の配膳支援システム。
  11. 複数の座席を備える飲食店での利用者に対する配膳を支援するための配膳支援装置であって、
    座席毎に設けられ、当該座席を利用する利用者によって飲食の際に利用される携行物を識別するための携行物識別情報を記憶する手段と、
    料理の注文があった場合に、当該注文に係る利用者が利用する座席に係る前記携行物識別情報と、当該注文に係る料理を識別する料理識別情報とを対応付けた対応情報を記憶する手段と、
    前記注文に係る料理が完成した場合に、記憶されている前記対応情報を出力するための出力手段に対して、当該対応情報を送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする配膳支援装置。
  12. 各利用者の料理についての嗜好に関する嗜好情報を記憶する嗜好情報記憶手段と、
    前記注文に係る利用者の嗜好情報を、前記嗜好情報記憶手段によって記憶されている嗜好情報から検索する手段とを更に備え、
    前記送信手段は、前記検索された嗜好情報にしたがって調理された結果、前記注文に係る料理が完成した場合に、前記対応情報を前記出力手段に対して送信するように構成されている、請求項11に記載の配膳支援システム。
  13. 前記携行物は、箸、フォーク、スプーン、ナイフ、コップ及びコースターのうちの少なくとも一つである、請求項11又は請求項11に記載の配膳支援装置。
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