JP2006234437A - 歯車構造体及びこれを備えた時計 - Google Patents

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    • G04B13/023Wheels; Pinions; Spindles; Pivots elastic fitting with a spindle, axis or shaft allowing rotational slipping when a threshold torque is exceeded

Abstract

【課題】 着脱の容易な歯車構造体1及びこれを備えた時計を提供すること
【解決手段】 歯車構造体1は、被嵌合軸部13を備えた支持軸10と、該被嵌合軸部に弾性的に嵌合される嵌合部23、24、26を備えた歯車本体20とを有する。歯車本体20の嵌合部及び支持軸10の被嵌合軸部は、歯車本体20の支持軸10に対する相対回転が禁止された状態で歯車本体20の嵌合部が支持軸10の被嵌合軸部に嵌合されるように構成される。歯車本体20の嵌合部が、D1、E1及びD2、E2方向の弾性変形により、支持軸10の被嵌合部に対して着脱可能に構成される。被嵌合軸部13が歯車構造体1の回転中心軸線Cを中心とする円からズレた非円形の断面形状を有し、歯車本体20の嵌合部が、支持軸10の被嵌合部に嵌合される非円形の開口26と、該開口26の周壁の一部をなし歯車本体の径方向に弾性変形可能なバネ部23、24とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は時計のような小型の精密機械に用いられるに適した歯車構造体及びこれを備えた時計に係る。
歯車本体を支持軸に嵌着させてなる歯車構造体は周知である。しかしこの従来の歯車構造体では、歯車本体は支持軸に取外し不能に固定されている。
従って、従来の歯車構造体では、支持軸又は歯車本体のうちの一方のみに機能を損なう損傷(破損、ゆがみ等)が生じた場合でも、歯車構造体の全体を取り替える必要があった。また、歯車構造体の支持軸及び歯車本体が一体化されていることから、歯車構造体の装置への組込みや該装置からの取外し、即ち歯車構造体の着脱は容易でなかった。
一方、歯車本体を支持軸に相対回転可能に嵌合させてなる歯車構造体も知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3)
この種の従来の歯車構造体は、断面が円形の被嵌合軸部を備えた支持軸と、該被嵌合軸部に弾性的に嵌合され該被嵌合部に対して実質的に取外し不能に装着される嵌合部を備えた歯車本体とを有し、所定以上のトルクがかかると歯車本体の支持軸に対する相対的なスリップ回転が許容されるように歯車本体の嵌合部が支持軸の被嵌合軸部に嵌合されている。より具体的には、これらの従来の歯車構造体では、被嵌合軸部が歯車構造体の回転中心軸線を中心とする円形の断面形状を有し、歯車本体の嵌合部が、支持軸の被嵌合部に嵌合される円形の開口と、該開口の周壁の一部をなし歯車本体の径方向に弾性変形可能なバネ部とを備え、バネ部で被嵌合軸部に摩擦係合された歯車本体に所定以上のトルクがかかると歯車本体が支持軸に対してスリップ回転するように構成されている。
すなわち、歯車本体を支持軸に弾性的に嵌合させるタイプの従来の歯車構造体は、所定以上のトルクがかかった際に歯車本体を支持軸に対してスリップ回転可能にするために歯車本体の嵌合部を支持軸の被嵌合軸部に所定のレベルで摩擦係合させるために、歯車本体を支持軸に弾性的に嵌合させているもので、歯車本体が支持軸の被嵌合軸部に一端嵌合されると、スリップ回転によっても歯車本体が被嵌合軸部に対して円周方向以外の向きに変位されるのを避ける必要がある。すなわち、歯車本体を支持軸に弾性的に嵌合させるタイプの従来の歯車構造体では、歯車本体が支持軸から外れるのを実際上禁止するような嵌合構造を採ることを前提にしている。このようなスリップ回転式の歯車構造体自体は、時計の分野では、分車(二番車)等の構造としてよく知られている。
しかしながら、例えば、多数の歯車列ないし輪列が文字板の延在面に平行な方向だけでなく文字板に垂直な方向に部分的に重なり合いつつ配置されている時計のような小型の精密機械では、従来、各歯車構造体の歯車本体と支持軸とが一体化されているので、たった一つの歯車構造体に不具合が生じた場合でも、多くの場合、多数の歯車列ないし輪列を含む機械装置をばらばらに分解しない限り、不具合の生じた当該歯車構造体を取外したり交換したりし難い。
実開昭53−16755号公報(図5並びに図1及び図2等) 実開昭63−183577号公報(図4及び図5等) 実開平2−144790号公報(図3並びに図1及び図2等)
本発明は、前記した点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、着脱の容易な歯車構造体及びこれを備えた時計を提供することにある。
本発明の歯車構造体は、前記目的を達成すべく、被嵌合軸部を備えた支持軸と、該被嵌合軸部に弾性的に嵌合される嵌合部を備えた歯車本体とを有する歯車構造体であって、歯車本体の嵌合部及び支持軸の被嵌合軸部は、歯車本体の支持軸に対する相対回転が禁止された状態で歯車本体の嵌合部が支持軸の被嵌合軸部に嵌合されるように構成され、歯車本体の嵌合部が、弾性変形により、支持軸の被嵌合部に対して着脱可能に構成されている。
本発明の歯車構造体では、「支持軸の該被嵌合軸部に弾性的に嵌合される嵌合部を備えた歯車本体を有し、歯車本体の嵌合部が、弾性変形により、支持軸の被嵌合部に対して着脱可能に構成されている」ので、歯車本体の嵌合部に弾性力を加えるだけで、歯車本体を支持軸から、又は、支持軸を歯車本体から、取外し得る。
従って、例えば、歯車本体を支持軸から外すことにより該歯車本体による制約を受けることなく支持軸を軸方向等に動かして支持軸を抜いたり、支持軸を所定の位置に装着した後で、その露出端部側等の被嵌合軸部に歯車本体を装着することが可能になり、組立や分解が容易になるだけでなく、特定の部分だけを選択的に交換することも可能になる。
本発明の歯車構造体では、また、「歯車本体の嵌合部及び支持軸の被嵌合軸部は、歯車本体の支持軸に対する相対回転が禁止された状態で歯車本体の嵌合部が支持軸の被嵌合軸部に嵌合されるように構成され」ているので、歯車本体を支持軸に嵌合させた状態では、軸と歯車とが一体的な従来の通常の歯車と同様に機能し得る。
本発明の歯車構造体では、典型的には、被嵌合軸部が歯車構造体の回転中心軸線を中心とする円からズレた非円形の断面形状を有し、歯車本体の嵌合部が、支持軸の被嵌合部に嵌合される非円形の開口と、該開口の周壁の一部をなし歯車本体の径方向に弾性変形可能なバネ部とを備える。
この場合、バネ部に弾性変形を加えるだけで、歯車本体が支持軸に対して容易に着脱され得る。バネ部を弾性変形させるためには、予め準備した治具等を用いるようにしてもよい。また、歯車本体の嵌合部が非円形の開口を備え支持軸が断面非円形の被嵌合軸部を備えるので、歯車本体の嵌合部を弾性変形させて支持軸の被嵌合軸部に嵌合させるだけで、歯車部が支持軸に対して相対回転不能に装着され得る。なお、典型的には、開口の非円形形状は被嵌合軸部の断面の非円形形状と実質的に一致するけれども、被嵌合軸部の周面のうち一部の非円形領域に開口の周壁の非円形領域が当接して歯車本体の支持軸に対する相対回転が禁止され得る限り、で場合によっては、開口の非円形形状が被嵌合軸部の断面の非円形形状とは異なっていてもよい。また、スリップ回転の場合と異なり、摩擦係合させる必要はないので、ガタないし遊びがないような、相互の形状が選択される。開口の形状と被嵌合軸部の横断面形状とが実際上同一(相似)である場合、歯車部が開口で被嵌合軸部に不動に支持され得るように、厳密には、開口よりも被嵌合軸部の方がわずかに大きく形成される。
なお、バネ部は、典型的には、両持ちのバネを形成するようにほぼ直径方向に延びた一対の腕部からなる。但し、所望ならば、一方のみにバネ性を持たせてもよく、場合によっては、バネ部を片持ちバネにしてもよい。また、所望ならば、バネ部が、三つ以上のバネ部分からなっていてもよい。なお、バネ部は、歯車本体の延在面に沿う方向に働くものである。
本発明の歯車構造体では、典型的には、開口及び被嵌合軸部の横断面が、多角形、長円形、及び角部が丸くなった多角形からなる群から選択された形状を有する。ここで、長円形は、楕円形やトラック状長円形等を含む。多角形は、典型的には、四角形からなるけれども、五角形以上でもよい。四角形は、典型的には、正方形又は長方形からなるけれども、矩形でなくてもよい。なお、開口及び被嵌合部の横断面形状は、典型的には、歯車本体及び支持軸の製造のし易さ等の観点で選択される。但し、一旦嵌合されると相対回転が実際上禁止され得る限り、他の形状でもよい。
本発明の歯車構造体では、典型的には、歯車が板金の打抜き体からなる。但し、その代わりに、一体成形された樹脂等からなっていても、切削加工等で形成されてもよい。
本発明の歯車構造体は、典型的には、腕時計のような時計に用いられる。但し、他の小型の精密機械等に用いられても、他の装置に用いられてもよい。
本発明の好ましい一実施の形態を添付図面に示した好ましい一実施例に基づいて説明する。
図1の(a)及び(b)に示したように、本発明による好ましい一実施例の歯車構造体1は、支持軸10と歯車本体20とを有する。
支持軸10は、図1の(c)及び(d)に示したように、円柱状の軸本体部11と、一端の被軸支端部12と、歯車本体20が嵌合される被嵌合軸部13とを備える。なお、軸本体部11の他端側にも被軸支端部12と同様な被軸支端部(図示せず)が形成されている。
この例では、被軸支端部12は、受石の如き軸受(図示せず)で支持される小径円柱状部の形態のほぞ15を含む。この例では、ほぞ15の先端部14は、円錐状になっている。なお、被軸支端部12は、ほぞ15よりも大径の中径円柱状軸部16を含み、軸部16の端面と受石の如き図示しない軸受部との間には、適切な大きさの遊びないしあがき(図示せず)が形成される。
被嵌合軸部13は、大径の軸本体部11の端部部分11aと中径円柱状部16に隣接しこれより大径の内側中径円柱状部17との間に形成された長さAで断面が正方形S1の短い細い角柱状軸部18を含む。被嵌合軸部13は、角柱状軸部18と、軸本体部11の端部部分11aの隣接端面11b及び内側中径円柱状部17の隣接端面17aとからなる。角柱状軸部18は、正方形S1の角部に多少のアール(丸み)があってもよい。
歯車本体20は、図2の(a)に示したように、全体として円板状の外形を有する。より詳しくは、歯車本体20は、外周に歯車部ないし噛合歯部21を備える円環状の本体部22と、一対のリブ状バネ部23、24とを有する。該リブ状バネ部23、24の間には、直径方向に延びる開口ないし孔25が形成されている。リブ状バネ部23、24のうち円環22の中心に対面する領域には三角形状の切欠23a、24aが形成され、該切欠23a、24aによって形成される穴部は全体として、正方形の開口26を形成している。開口26の正方形H1は、締め代を除いて、支持軸10の角柱状軸部18の正方形S1に実際上一致している。この場合、切欠23a、24aが直線状の辺からなるので、製造し易い。なお、開口26の正方形H1は、応力集中を避けるべく、角部に多少のアール(丸み)があってもよい。その場合、角部のアールの半径は、角柱状軸部18の角部に形成されるべきアールの半径以下である。
リブ状バネ部23及び24は、夫々、中央の幅広のボス状部23b及び24bと、その両側の一対の腕部23c、23d及び24c、24dとからなり、腕部23c、23d及び24c、24dが、夫々、ボス状部23b及び24bと円環状部22とを一体的につないでいる。従って、各リブ状バネ部23、24と円環状部22との間には、180度の範囲にわたって拡がる扇形の開口部27、28が形成されている。
この例では、歯車本体20の嵌合部は、開口部26と、リブ状バネ部23、24とからなる。
以上の如く構成された歯車構造体1では、支持軸10の角柱状部18に歯車本体20が締め代を除き実際上相補的な形状の開口26で嵌合されているので、外周の歯車部21を介して歯車本体20に回転中心軸線Cを中心とするC1、C2方向の回転トルクがかかると、該トルクは、歯車本体20の開口26を規定するリブ状バネ部23、24の切欠23a、24aの側縁を介して支持軸10の角柱状軸部18にスベリやガタなく伝達される。即ち、歯車構造体1の歯車としての動作に際しては、支持軸10及び歯車本体20は、実際上、一体物とみなし得る。
なお、厳密には、歯車本体20の開口26により規定される正方形H1は、支持軸10の角柱状部18の横断面により規定される正方形S1よりも僅かに小さく形成され、リブ状バネ部23、24が、夫々、ボス状部23b、24bにおいて歯車本体20の延在面内でD1、E1方向に湾曲して、リブ状バネ部23、24が、支持軸部10の角柱状部18にD2、E2方向の保持力を及ぼす状態で、歯車本体20が支持軸10に対して嵌合・固定される。このような撓みを許容し得るように、リブ状バネ部23、24は、ボス状部23b、24bの両側において、ボス状部23b、24bよりも細くなっている。なお、リブ状バネ部23、24は、中央部において過度な変形が生じるのを防ぐべく、該中央部が幅広のボス状部23b、24bになっている。
この例では、歯車本体20のリブ状バネ部23、24の厚さBは、支持軸10の角柱状部18の長さAと実質的に一致し、厳密には、ボス状部23b、24bが切欠部23a、24aの側縁のところで支持軸10の端面11b、17aの間に嵌り得るように、長さAよりもわずかに小さい。但し、歯車本体20のリブ状バネ部23、24を支持軸10の中心軸線Cに対して垂直な状態に保つべく、厚さBは長さAに近い方が好ましい。なお、ボス状部23b、24bの厚さBが歯車本体20の他の部分の厚さとは異なっていてもよい。
支持軸10に対して歯車本体20を嵌合させる場合には、例えば、支持軸10を立設しておき、歯車本体20の開口26をD1、E1方向に開く(拡げる)ように予め準備した治具などによりリブ状バネ部23、24を歯車本体20の延在面内でD1、E1方向に強制的に弾性変形させ、開口26の拡がった歯車本体20を立設状態の支持軸10に対してほぞ15の側から中径軸部16、17を乗越えるようにF1方向に押込み、ボス状部23b、24bが角柱状軸部18に嵌ったところで治具等によるバネ部23、24の変形を解除して、歯車本体20を支持軸10に嵌着させる。なお、バネ部23、24を変形させて開口26を拡げる際、バネ部23、24等に厚さ方向の歪みないしうねりが生じないようにすることが好ましい。
逆に、支持軸10から歯車本体20を外す場合には、例えば、立設状態の支持軸10に嵌着された歯車本体20の開口25に予め準備した所望の工具ないし治具等を係合させ、該工具ないし治具等によりリブ状バネ部23、24をD1、E1方向に変形させて開口26を拡げ、この状態のまま歯車本体20を支持軸10に対してF2方向に移動させて、中径軸部17、16を介して、ほぞ15の側から外す。
なお、歯車本体20が支持軸10に対して、着脱可能で且つ相対回転不能に嵌合され得る限り、支持軸10の被嵌合軸部13の横断面形状及び実質的にこれに対応する歯車本体20の開口26の形状は異なっていてもよい。また、例えば、バネ部23、24の一方はなくてもよく、例えば、開口27及び28の一方はなくてもよい。
以下では、歯車本体20の開口26の形状のいくつかの変形例を示す。
歯車本体120の嵌合用開口126は、図2の(a)に示したように直径方向開口25に対して45度傾斜した方形H1である代わりに、図2の(b)に示したように、二辺が直径方向開口125の延在方向と平行に延び残りの二辺が直径方向開口125の延在方向と直角な方向に延びるような向きに向いた方形H2でもよい。この例では方形H2は、正方形ではなくて横長の長方形であるけれども、所望ならば、正方形でもよい。この場合、リブ状バネ部123、124が、全体として方形H2の開口126を形成するように、平行な側縁及び底辺を備えた凹部の形態の切欠123a、124aを備える点を除いて、歯車本体120は、歯車本体20と同様に構成される。この場合も、切欠123a、124aが直線状の辺からなるので、製造が容易である。なお、図2の(b)において、図2の(a)と同様な部分ないし部位には同一の符号が付され、対応するけれども異なる部分には100の位に符号1が追加されている。この場合にも、角部に応力が集中するのを避けるべく、角部が丸く形成されていてもよい。
この歯車本体120においても、リブ状バネ部123、124は、夫々、腕部123c、124c及び123d、124d並びに中央ボス状部123b、124bの全体M2、N2がバネとして働く。
この方形H2の開口126を備えた歯車本体120が、図2の(b)において想像線で示したように、方形H2と実質的に相補的形状S2の角柱状の軸部118からなる被嵌合軸部113を備えた支持軸110に嵌合される場合にも、歯車本体120が支持軸110に対して、着脱可能で且つ相対回転不能に嵌合され得ることは、明らかであろう。なお、図2の(b)において、支持軸110の軸部113の外周縁は、見易さのために、開口126の内周縁に対して間隔をおいて示されているけれども、実際には、軸部113の外周面は開口126の内周面に密接する。なお、この例の場合、歯車本体20と比較して、歯車本体120に対する回転トルクによりリブ状バネ部123、124がD1、E1方向偏倚力を受け難い。
以上においては、開口形状H1、H2及び対応する軸部形状S1、S2が四角形の例について説明したけれども、多角形は、六角形以上でもよく、また、五角形の如く奇数の辺又は角部を含む多角形でもよい。また、典型的には、対応する切欠23a、24aや123a、124aは、鏡映対称な形状を備えるけれども、場合によっては、鏡映対象からズレていても、相互に鏡映対称とは全く異なる形状でもよい。
歯車本体220の嵌合用開口226は、図3の(a)に示したように、直径方向開口225の延在方向に直角な方向に長軸を備えた楕円形H3でもよい。この場合、リブ状バネ部223、224が、全体として楕円形H3の開口226を形成するように、幅と比較して深い凹状切欠223a、224aを備える点を除いて、歯車本体220は、歯車本体20や120と同様に構成される。なお、図3の(a)において、図2の(a)と同様な部分ないし部位には同一の符号が付され、対応するけれども異なる部分には100の位に符号2が追加されている。
なお、この場合にも、リブ状バネ部223、224は、夫々、一対の腕部223c、224c及び223d、224d並びに中央ボス状部223b、224bの全体M3、N3がバネとして働く。この歯車本体220では、開口226の周縁部に角部がないので、特定の部位に応力が集中する虞れが少ない。
この楕円形H3の開口226を備えた歯車本体220が、図3の(a)において想像線で示したように、楕円形H3と実質的に相補的形状S3の楕円柱状の軸部218からなる被嵌合軸部213を備えた支持軸210に嵌合される場合にも、歯車本体220が支持軸210に対して、着脱可能で且つ相対回転不能に嵌合され得ることは、明らかであろう。ここで、楕円形は長軸が開口225の延在方向に平行に延びたものでもよい。また、長円形としては、厳密には楕円ではない細長い円形状でももよい。なお、図3の(a)においても、支持軸210の軸部213の外周縁は、見易さのために、開口226の周縁に対して間隔をおいて示されているけれども、実際には、軸部213の外周面は開口226の内周面に密接する。
また、歯車本体320の嵌合用開口326は、図3の(b)に示したように、直径方向開口325の延在方向に直角な方向に細長く外周が直線状部分と円弧状部分とからなるトラック状長円形H4でもよい。この場合、リブ状バネ部323、324が、全体としてトラック状長円形H4の開口326を形成するように、幅と比較して深い凹状切欠323a、324aを備える点を除いて、歯車本体320は、歯車本体20や120や220と同様に構成される。なお、図3の(b)において、図2の(a)と同様な部分ないし部位には同一の符号が付され、対応するけれども異なる部分には100の位に符号3が追加されている。
なお、この場合にも、リブ状バネ部323、324は、夫々、一対の腕部323c、324c及び323d、324d並びに中央ボス状部323b、324bの全体M4、N4がバネとして働く。
このトラック状長円形H4の開口326を備えた歯車本体320が、図3の(b)において想像線で示したように、トラック状長円形H4と実質的に相補的形状S4のトラック状長円形柱状の軸部318からなる被嵌合軸部313を備えた支持軸310に嵌合される場合にも、歯車本体320が支持軸310に対して、着脱可能で且つ相対回転不能に嵌合され得ることは、明らかであろう。なお、図3の(b)においても、支持軸310の軸部313の外周縁は、見易さのために、開口326の内周縁に対して間隔をおいて示されているけれども、実際には、軸部313の外周面は開口326の内周面に密接する。この例の場合にも、開口326の周縁に角部がないことから、開口326の周縁の特定の箇所に応力が集中するのを避け得る。
以上の如く構成された歯車構造体1は、例えば、図4に示した腕時計2に組込まれる。
図4の腕時計2において、筒車40、二番車50及び四番車60が中心軸線Gのまわりで回転可能に同軸に配置されている。筒車40の筒部41の先端部42及び二番車50の筒部51の先端部52には、図示しない時針及び分針が取付けられる。なお、四番車60の真61の先端部62は、この例では、使われないので、筒部51の先端部52が閉じられていてもよい。なお、四番車60は輪列受81で支持され、二番車50は二番受82で支持され、筒車40は第二地板83で支持されている。
三番車70は、三番真71、該真71の中間部に形成された三番かな72、及び真71の一端73側に嵌着された三番歯車74に加えて、真71の他端75側の被嵌合軸部76に嵌合された第一秒中間歯車77を備えている。なお、三番車70の詳細構造は、第一秒中間歯車77を装着していない状態について、図5に拡大図で示されている(但し、三番歯車の図示は省略)。三番真71は、地板84の軸受85と第二輪列受86の軸受87とにより、中心軸線Jのまわりで回転自在に支持されている。三番車70は、三番かな72で二番車50の二番歯車53に噛合し、三番歯車74で四番車60の四番かな63に噛合している。四番歯車64は、図示しない調速・脱進機構につながっている。
より詳しくは、三番車70は、三番かな72と第一秒中間歯車77との間の軸部分78で、第二地板83の開口83aに遊嵌されると共に二番受82の開口にある軸受部82aに摺動回転自在に嵌合されている。また、三番車70は、三番歯車74と三番かな72との間の軸部分79で、輪列受81の大きな開口81aに遊嵌されている。開口81aの径は、三番かな72の外径よりも大きく、三番車70は、その真71に第一秒中間歯車77が装着されていない状態では、輪列受81の開口81a、二番受82の軸受82aの孔及び第二地板83の開口83aを介して、端部74側からF2方向に挿設可能である。
なお、三番車70の第一秒中間歯車77は、第二地板83及び第二輪列受86の間で回転自在に支持された第二及び第三秒中間車91、92を介して、秒車93を回転させ得る。秒車93の軸93aの先端には秒針(図示せず)が取付けられる。この場合、時針および分針とは異なるところを中心に秒針が回転される。勿論、四番真61の先端部62に秒針を取付けることも可能であるから、二種類の表示可能性を備えた時計本体が他の部分を変更することなく形成されることになる。
この時計2では、三番車70は、二番車50の回転を三番かな72で受け、三番歯車74を介して四番車60に伝達し得るだけでなく、第一秒中間歯車77を介して、第二及び第三秒中間車91、92及び秒車93に伝達し得る。すなわち、三番車70は、一つの入力を受け、二つの歯車を介して二つの出力を行い得る。このような働きが可能になるのは、かな部以外に二つの歯車部を備えることによる。
ここで、三番車70は、図1の歯車構造体1に対応し、三番真71は図1の支持軸10に対応し、第一秒中間歯車77は図1の歯車本体20に対応する。また、三番真71の被嵌合軸部76は、図1の被嵌合軸部13より詳しくは軸部18に対応する。
この時計2では、第一秒中間歯車77を装着しない状態で、三番車70の三番真71の軸部78を、端部75側から輪列受81の開口81aを介して二番受82の開口82aに挿入し、地板84の軸受85で三番車70の端部73を支持させた後、上下を反転させて、開口83aに三番真71が遊嵌されるように第二地板83を配設し、更に、三番車70の被嵌合軸部76に第一秒中間歯車77を嵌着させると共に第二及び第三秒中間車91、92並びに秒車93を取付けた後、第二輪列受86を配設することにより、三番車70等が時計2の内部に組込まれ得る。
このように一つの入力用の歯車部72を備えると共に二つの出力用歯車部74、77を備えた車70において、仮に、歯車部(第一秒中間車)77が真71に予め固着されているとすると、歯車部(第一秒中間車)77を挿通可能な大きな開口を輪列受81や二番受82や第二地板83などに形成しておく必要がある。従って、軸部78を軸受で支持できなくなって三番車70の支持の安定性に欠ける虞れがあるだけでなく、三番車70の真71を極めて太くする必要があり、回転負荷が大きくなり易い。この時計2では、三番車70の歯車部(第一秒中間車)77を三番真71に対して着脱可能にし、装着した状態では歯車部(第一秒中間車)77が三番真71に対して相対回転されないように嵌め合わせることにより、そのような不具合が回避され得る。
図4及び図5に示した三番車70は、歯車構造体1の単なる一例であり、歯車構造体1は、他のどのような箇所に用いられてもよい。歯車部77が出力部になる代わりに入力部になっていてもよい。
本発明による歯車構造体の好ましい一実施例を示したもので、(a)は歯車構造体の断面説明図((b)のIA−IA線断面)、(b)は(a)のIB−IB線断面説明図、(c)は(a)の歯車構造体の支持軸の平面説明図、(d)は(c)の支持軸のID−ID線断面説明図(但し、(b)と比較して45度回転した状態)。 図1の歯車構造体に用いられる歯車を示したもので、(a)は図1の歯車構造体の歯車の平面説明図、(b)は(a)の歯車の変形例についての(a)と同様な平面説明図。 図2の歯車の別の変形例を示したもので、(a)は開口が楕円形の歯車の平面説明図、(b)は開口がトラック形の歯車の平面説明図。 図1の歯車構造体を組込んだ時計の一部を示した断面説明図。 図4の時計で用いられる歯車構造体の支持軸の部分を示したもので、(a)は平面説明図、(b)は斜視説明図。
符号の説明
1 歯車構造体
2 時計
10 支持軸
11 軸本体部
12 被軸支端部
13、113、213、313 被嵌合軸部
16、17 中径円柱状軸部
18、118 角柱状軸部
20、120、220、320 歯車本体
21 噛合歯部
22 円環状本体部
23、24、123、124、223、224、323、324 リブ状バネ部
23a、24a、123a、124a、223a、224a、323a、324a 切欠
23b、24b、123b、124b、223b、224b、323b、324b ボス状部
23c、23d、24c、24d、123c、123d、124c、124d、223c、223d、224c、224d、323c、323d、324c、324d 腕部
25、125、225、325 直径方向開口
26、126、226、326 中央の開口
40 筒車
50 二番車
53 二番歯車
60 四番車
63 四番かな
70 三番車
71 三番真
72 三番かな
73、75 端部
74 三番歯車
76 被嵌合軸部
77 第一秒中間歯車
78、79 軸部分
81 輪列受
81a、83a 開口
82 二番受
82a 軸受
83 第二地板
84 地板
85、87 軸受
86 第二輪列受
91、92 秒中間車
93 秒車
218、318 長円柱状軸部
A 長さ
B 厚さ
C 回転中心軸線
D1、E1 方向
D2、E2 保持力付与方向
F1 嵌込み方向
F2 取外し方向
G、J 回転中心軸線
H1、H2、H3、H4 開口(孔)の形状
S1、S2、S3、S4 被嵌合軸部の横断面形状

Claims (6)

  1. 被嵌合軸部を備えた支持軸と、該被嵌合軸部に弾性的に嵌合される嵌合部を備えた歯車本体とを有する歯車構造体であって、
    前記歯車本体の前記前記嵌合部及び前記支持軸の前記被嵌合軸部は、前記歯車本体の前記支持軸に対する相対回転が禁止された状態で前記歯車本体の嵌合部が前記支持軸の被嵌合軸部に嵌合されるように構成され、
    前記歯車本体の嵌合部が、弾性変形により、前記支持軸の被嵌合部に対して着脱可能に構成されている歯車構造体。
  2. 前記被嵌合軸部が歯車構造体の回転中心軸線を中心とする円からズレた非円形の断面形状を有し、
    前記歯車本体の前記嵌合部が、前記支持軸の前記被嵌合部に嵌合される非円形の開口と、該開口の周壁の一部をなし前記歯車本体の径方向に弾性変形可能なバネ部とを備える
    請求項1に記載の歯車構造体。
  3. 前記開口が、多角形、長円形、及び角部が丸くなった多角形からなる群から選択された形状を有する請求項2に記載の歯車構造体。
  4. 歯車が板金の打抜き体である請求項1から3までのいずれか一つの項に記載の歯車構造体。
  5. 歯車が時計用の歯車である請求項1から4までのいずれか一つの項に記載の歯車構造体。
  6. 請求項1から5までのいずれか一つの項に記載の歯車構造体を備えた時計。
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