JP2006234061A - 管・ケーブル類の支持具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】支持具10は、支持具本体11と線材12とからなり、該支持具本体11は、設置部13と嵌合部14とからなる。そして、設置部13は、デッキプレートPの上面Pdに係止されるとともに、デッキプレートPの貫通孔Pcを閉鎖する。また、嵌合部14は、貫通孔Pcに挿入される。嵌合部14の先端は、貫通孔Pcの下側周縁よりも下方に突出される長さで形成される。そして、線材12は、嵌合部14の先端の下方に露出して懸吊される。
【選択図】 図1
Description
請求項3に記載の管・ケーブル類の支持具によれば、折り曲げられた1本の支持材の両端のそれぞれが2箇所の支持材挿通孔に別々に挿通される。したがって、支持材を該支持材同士が接触しないように支持具本体に取着けることができる。
図1に示すように、管・ケーブル類の支持具(以下、単に「支持具」と記載する)10は、ケーブル(ケーブル類)Dを、建物内のコンクリート天井Tから吊り下げ支持するために用いられる。コンクリート天井Tは、金属板製のデッキプレートPの上面Pdにコンクリートを打設して構築され、デッキプレートPとコンクリートが硬化してなるコンクリート層Cとよりなる。また、デッキプレートPは金属板に、下方へ突出する長尺状の突条部Paを複数並列に形成して凹凸状に形成されている。デッキプレートPにおいて、突条部Paの底部Pbには、支持具10を設置するための円孔状の貫通孔Pcが底部Pbをその厚み方向へ貫通して穿設されるようになっている。貫通孔Pcは、デッキプレートPの底部Pbの上面Pdと下面Peを貫通して穿設されており、貫通孔PcによりデッキプレートPの上面Pd側の空間(コンクリートが打設される打設空間)と下面Pe側の空間(コンクリートが打設されない非打設空間)とが連通される。また、貫通孔Pcは、市販された電動ドリルを用いて穿設可能な直径(例えば、4mm、5mm)とされている。
設置部13は、支持具10をデッキプレートPに設置した時、下面15全体がデッキプレートPの上面Pdに係止され、貫通孔Pcの直径より大径にて形成されている。すなわち、設置部13は、デッキプレートPの上面Pdと係止されることにより支持具本体11(支持具10)を上面Pd側で支持する。また、設置部13は、デッキプレートPの上面Pd側に位置する貫通孔Pcの上側周縁全体を被覆する。また、設置部13は、凹溝20に粘着テープ21が貼着された場合、デッキプレートPの上面Pdに接着固定され、貫通孔Pcを閉鎖する。貫通孔Pcが閉鎖された場合には、デッキプレートPの上面Pd側の空間と下面Pe側の空間とが非連通とされる。本実施形態では、設置部13が係止部となり、該設置部13が接着固定された場合には閉鎖部を兼用する。
(1)線材12は、嵌合部14の先端面19から下方に露出されるように配置される。そして、嵌合部14は、先端面19が貫通孔Pcの周縁より突出するように配置される。このため、嵌合部14を貫通孔Pcに挿入する際に、線材12が貫通孔Pcの内面に接触することを回避することができる。また、支持具10によって、管類又はケーブル類を支持した状態又は管類又はケーブル類を支持する際においても貫通孔Pcの周縁に線材12が接触することを回避することができる。したがって、線材12を傷つけることなく支持具10をデッキプレートPに設置することができる。
(9)嵌合部14の直径を市販されている電動ドリルで穿設可能な直径に設定した。このため、支持具10を設置するために貫通孔Pcを穿設する際に、他の作業で使用する電動ドリルを流用することができる。したがって、貫通孔Pcを穿設する場合に、特別な電動ドリルを用いる必要がなくなる。
・ 図5に示すように、嵌合部14の先端面19に線材12を吊り下げる吊下部としての取付部23を設けてもよい。取付部23は、線材12が嵌合部14の直径領域から外方にはみ出さないように該線材12を取付け可能な大きさにて形成されている。そして、取付部23には、線材12を挿通可能な取付孔24が形成されている。線材12は、取付孔24に挿通され、折り曲げられることにより、嵌合部14の先端面19で懸吊される。このため、取付部23は嵌合部14の先端に設けられるため、該取付部23への線材12の取り付けが容易となる。したがって、例えば、線材12が嵌合部14の内部に配置される場合に比べ線材12の取り付けが容易となる。また、線材12は、嵌合部14の先端面19に設けられた取付部23により、支持具10がデッキプレートPに装着された際、嵌合部14の先端面19からデッキプレートPの下面Pe側の空間に露出されることになる。このように構成した場合でも、実施形態と同様に、線材12を傷つけることなく支持具10をデッキプレートPに装着できる。なお、この取付部23は、例えば、デッキプレートPの下面Pe側に断熱材を配設するような場合に有効となる。すなわち、断熱材が配設される場合には、貫通孔Pcに連続した貫通孔を断熱材に設け、断熱材の下方側まで嵌合部14を嵌合させる必要がある。このため、嵌合部14は、デッキプレートPの貫通孔Pcから突出し、さらに断熱材の貫通孔からも突出する長さにて形成されることになるので、線材12の全長を短くするために嵌合部14の先端面19に設けられた取付部23が有効となる。また、取付部23は嵌合部14の先端に設けられるため、該取付部23への線材12の取り付けが容易となる。したがって、例えば、線材12が嵌合部14の内部に配置される場合に比べ線材12の取り付けが容易となる。
・ 実施形態では、支持具10にケーブルDを支持させたが、保護管等の管類を支持させてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)デッキプレートの上面にコンクリートが打設されてなるコンクリート天井に設置され、該コンクリート天井から管類又はケーブル類を吊り下げるために用いられる管・ケーブル類の支持具であって、支持具本体と、前記デッキプレートよりも下方位置で管類又はケーブル類を支持し、作業者の手作業により折り曲げ可能な線状又は帯状の支持材とからなり、前記支持具本体は、前記デッキプレートの上面に設置されるものであり、前記デッキプレートの上下面を貫通して穿設された貫通孔に挿入されるとともに前記支持材を懸吊する挿入部と、前記デッキプレートの上面に係止される係止部とを有し、前記挿入部を少なくとも一部の外面が前記貫通孔の内面と密接状態を形成して嵌合させることを特徴とする管・ケーブル類の支持具。
Claims (6)
- デッキプレートの上面にコンクリートが打設されてなるコンクリート天井に設置され、該コンクリート天井から管類又はケーブル類を吊り下げるために用いられる管・ケーブル類の支持具であって、
支持具本体と、前記デッキプレートよりも下方位置で管類又はケーブル類を支持し、作業者の手作業により折り曲げ可能な線状又は帯状の支持材とからなり、
前記支持具本体は、前記デッキプレートの上面に設置されるものであり、前記デッキプレートの上下面を貫通して穿設された貫通孔に挿入される挿入部と、前記デッキプレートの上面に係止される係止部と、前記貫通孔を閉鎖して前記デッキプレートの上面側空間と下面側空間とを非連通とする閉鎖部とを有し、
前記挿入部を、前記支持具本体の設置状態においてその先端が前記デッキプレートの下面に位置する前記貫通孔の下側周縁と同一位置に配置される又は前記下側周縁よりも下方に突出される長さで形成し、
前記支持材を前記挿入部の先端面から前記下面側空間に露出させて懸吊したことを特徴とする管・ケーブル類の支持具。 - 前記挿入部には、挿入方向に沿って前記先端面を貫通し、前記支持材を前記挿入部内に挿通させる支持材挿通孔と、前記支持材挿通孔に挿通された前記支持材を吊下げる吊下部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の管・ケーブル類の支持具。
- 前記挿入部には、前記支持材挿通孔が2箇所に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の管・ケーブル類の支持具。
- 前記挿入部には、前記先端面に前記支持材を吊下げる吊下部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の管・ケーブル類の支持具。
- 前記挿入部は、前記設置状態において少なくとも一部の外面が前記貫通孔の内面と密接状態を形成して嵌合され、前記閉鎖部を兼用することを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の管・ケーブル類の支持具。
- 前記係止部は、前記デッキプレートの上面に係止される係止面に接着部材の配設部が形成されており、前記デッキプレートの上面に接着固定されることにより前記閉鎖部を兼用することを特徴とする請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の管・ケーブル類の支持具。
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