JP4833563B2 - 管・ケーブル類の支持具 - Google Patents

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Description

本発明は、コンクリート天井から管類又はケーブル類を吊り下げるために用いられる管・ケーブル類の支持具に関する。
コンクリート天井に、管類(保護管等)又はケーブル類(ケーブル)を吊り下げて支持させるために管・ケーブル類の支持具(以下、単に支持具と記載する)が用いられている。前記コンクリート天井は、金属板製のデッキプレートの上面にコンクリートが打設されて構築される天井である。
また、前記支持具としては、例えば、特許文献1に開示されるような支持具が挙げられる。図8に示すように、支持具30は、方形状をなす接着板31と、接着板31の両側に連結部32を介して連設された仮接着板33と、前記接着板31の下面に設けられた接続部34により接続された結束紐35とにより構成されているものである。また、前記接着板31の上面には接着剤が塗布され、一対の仮接着板33の上面には両面接着テープが予め接着されている。
そして、上記構成の支持具30がコンクリート天井の下面に固着される。詳細には、まず、接着板31に接着剤を塗布し、その接着板31を介してデッキプレートの下面に密着させると同時に、各仮接着板33の両面接着テープをデッキプレートの下面に密着させて両面接着テープを介して各仮接着板33をデッキプレートの下面に接着させる。すると、両面接着テープによって、接着剤がデッキプレートの下面に密着した状態が維持され、接着剤が硬化した後は、該接着剤によって支持具が天井面に固着される。そして、コンクリート天井に固着された支持具に接続された結束紐35に管類又はケーブル類を支持させると、該支持具30によってコンクリート天井に管類又はケーブル類が吊り下げられる。
特開平10−148276号公報([0008]〜[0012]、図7)
ところが、特許文献1に記載の支持具30を用いて管類又はケーブル類をコンクリート天井から吊り下げた場合、結束紐35に支持された管類又はケーブル類の荷重が、結束紐35の真上に位置する接着剤に対して下方への引張り力として作用する。このため、前記引張り力によって接着剤が下方へ引張られ接着板31とコンクリート天井との接着が確実に行われなくなってしまう。その結果、接着剤によってコンクリート天井に固着された支持具30に管類又はケーブル類を支持させると、支持具30がコンクリート天井から落下するおそれがあるという問題があった。
そこで、支持具30を接着剤によってデッキプレートの下面に接着するのではなく、支持具30をデッキプレートに直接的に支持させることが考えられる。支持具30をデッキプレートに直接的に支持させるには、まず、デッキプレート上面にコンクリートを打設する前に、デッキプレートに該デッキプレートを上下方向に貫通する貫通孔を穿設する。次いで、貫通孔に接続部34と該接続部34に接続された結束紐35を通過させて該接続部34と結束紐35とをデッキプレートの下面から下方へ突出させ、さらに、接着板31及び仮接着板33の下面を貫通孔の周縁部となるデッキプレートの上面に当接させて支持具30をデッキプレートに支持させる。最後に、デッキプレートの上面にコンクリートを打設し、該コンクリート内に支持具30を埋設する。
そして、支持具30の結束紐35に管類又はケーブル類を支持させると、管類又はケーブル類の荷重によって支持具30は下方へ引張られるが、接着板31及び仮接着板33の下面がデッキプレートの上面に当接している。このため、下方への引張り力は、デッキプレートに受承され、支持具30がデッキプレートから落下するおそれがなくなり、支持具30によって管類又はケーブル類をコンクリート天井に安定した状態で吊り下げることが可能となる。
しかしながら、前述した方法で支持具30をデッキプレートに支持させる場合には、貫通孔に接続部34と結束紐35を通過させる必要があり、この通過時に貫通孔の内面に結束紐35が擦れ、該結束紐35を傷つけてしまう虞がある。また、前述の方法では、結束紐35と貫通孔の周縁(エッジ部)とが接触した状態で支持具30がデッキプレートに支持される場合や管類又はケーブル類を結束紐35で支持させる際に該結束紐35が貫通孔の周縁に接触する場合も考えられ、貫通孔の周縁との接触により結束紐35を傷つけてしまう虞がある。
本発明の目的は、デッキプレートに穿設された貫通孔と管類又はケーブル類を支持する支持材との接触を回避し、該支持材を傷つけることなくデッキプレートに設置することができる管・ケーブル類の支持具を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、デッキプレートの上面にコンクリートが打設されてなるコンクリート天井に設置され、該コンクリート天井から管類又はケーブル類を吊り下げるために用いられる管・ケーブル類の支持具であって、支持具本体と、前記デッキプレートよりも下方位置で管類又はケーブル類を支持し、作業者の手作業により折り曲げ可能な線状又は帯状の支持材とからなり、前記支持具本体は、前記デッキプレートの上面に設置されるものであり、前記デッキプレートの上下面を貫通して穿設された貫通孔に挿入される挿入部と、前記デッキプレートの上面に係止される板状の係止部と、前記貫通孔を閉鎖して前記デッキプレートの上面側空間と下面側空間とを非連通とする閉鎖部とを有し、前記挿入部を、前記支持具本体の設置状態においてその先端が前記デッキプレートの下面に位置する前記貫通孔の下側周縁と同一位置に配置される又は前記下側周縁よりも下方に突出される長さで形成し、前記支持具本体の設置状態において前記係止部の上面には、凹状の窪みが形成されており、前記係止部の窪み及び前記挿入部には、挿入方向に沿って前記窪みの底面と前記挿入部の先端面を貫通し、前記支持材を前記係止部側から前記挿入部内に挿通させる2箇所の支持材挿通孔と、前記支持材挿通孔に挿通された前記支持材を吊下げる吊下部が設けられ、前記支持材の両端をそれぞれ前記支持材挿通孔に挿通し、折り曲げ部位を前記窪み内に配設し該窪みの底面に引っ掛けることによって、該折り曲げ部位を前記吊下部に支持するとともに、該両端を前記挿入部の先端面から前記下面側空間に露出させて、前記支持材が前記支持具本体に懸吊されることを要旨とする。
請求項1に記載の管・ケーブル類の支持具によれば、支持具本体は、挿入部がデッキプレートの貫通孔に挿入されるとともに前記係止部が前記デッキプレートの上面に係止されることにより、管類又はケーブル類をデッキプレートの下方位置で支持可能な状態でデッキプレートの上面に設置される。そして、支持材は、挿入部の先端面から露出されているので該挿入部を挿入する際に貫通孔の内面に接触しないので擦れない。また、支持材は、挿入部の先端が貫通孔の周縁と同一位置又は貫通孔の周縁よりも突出して配置されることで、管類又はケーブル類を支持した状態又は管類又はケーブル類を支持する際においても貫通孔の周縁に接触しない。すなわち、支持材は、支持具の設置時及び設置後に管類又はケーブル類を支持する時の何れにおいても挿入部によって貫通孔に接触しないように保護される。したがって、管・ケーブル類の支持具は、デッキプレートに穿設された貫通孔と支持材との接触を回避し、該支持材を傷つけることなくデッキプレートに設置される。
また、挿入部の支持材挿通孔には、支持材が挿通され、該支持材は吊下げ部に吊下げられている。そして、支持材は、挿入部内に挿通されており、支持材と貫通孔の内面との間に挿入部が介在される。このため、挿入部が支持材の保護部となり挿入部を貫通孔に挿入する際に支持材と、貫通孔の内面との接触が防止される。すなわち、挿入部を貫通孔に挿入する際に支持材が妨げになることを防止できる。したがって、支持具の設置時に設置作業が容易になる。
さらに、折り曲げられた1本の支持材の両端のそれぞれが2箇所の支持材挿通孔に別々に挿通される。したがって、支持材を該支持材同士が接触しないように支持具本体に取着けることができる。加えて、支持材は、折り曲げられた折り曲げ部位を窪み内に配設し該窪みの底面に引っ掛けることによって支持具本体に取着され、支持具本体に懸吊される。このため、支持材は、支持具本体に取着けられた時点でケーブルを吊下げることができ、コンクリート天井の構築(デッキプレートへのコンクリートの打設)の前後に拘わらず支持具はケーブルを吊下げることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の管・ケーブル類の支持具において、前記挿入部は、前記設置状態において少なくとも一部の外面が前記貫通孔の内面と密接状態を形成して嵌合され、前記閉鎖部を兼用することを要旨とする。
請求項に記載の管・ケーブル類の支持具によれば、挿入部を貫通孔に挿入することで、挿入部の外周面と貫通孔の内周面とを密接状態に嵌合することができる。すなわち、挿入部の少なくとも一部の外面と、貫通孔の内面との間に隙間が形成されない。したがって、挿入部によって貫通孔が閉鎖されることで、コンクリート天井の構築時においてコンクリートの漏出が防止される。
請求項に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の管・ケーブル類の支持具において、前記係止部は、前記デッキプレートの上面に係止される係止面に接着部材の配設部が形成されており、前記デッキプレートの上面に接着固定されることにより前記閉鎖部を兼用することを要旨とする。
請求項に記載の管・ケーブル類の支持具によれば、接着部材により係止部は、デッキプレート上面に接着固定される。すなわち、貫通孔の上側周縁が係止部によってシールされ、貫通孔を閉鎖することができる。したがって、コンクリート天井の構築時においてコンクリートの漏出がより確実に防止される。
本発明によれば、デッキプレートに穿設された貫通孔と管類又はケーブル類を支持する支持材との接触を回避し、該支持材を傷つけることなくデッキプレートに設置することができる。
以下、本発明を具体化した管・ケーブル類の支持具の一実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
図1に示すように、管・ケーブル類の支持具(以下、単に「支持具」と記載する)10は、ケーブル(ケーブル類)Dを、建物内のコンクリート天井Tから吊り下げ支持するために用いられる。コンクリート天井Tは、金属板製のデッキプレートPの上面Pdにコンクリートを打設して構築され、デッキプレートPとコンクリートが硬化してなるコンクリート層Cとよりなる。また、デッキプレートPは金属板に、下方へ突出する長尺状の突条部Paを複数並列に形成して凹凸状に形成されている。デッキプレートPにおいて、突条部Paの底部Pbには、支持具10を設置するための円孔状の貫通孔Pcが底部Pbをその厚み方向へ貫通して穿設されるようになっている。貫通孔Pcは、デッキプレートPの底部Pbの上面Pdと下面Peを貫通して穿設されており、貫通孔PcによりデッキプレートPの上面Pd側の空間(コンクリートが打設される打設空間)と下面Pe側の空間(コンクリートが打設されない非打設空間)とが連通される。また、貫通孔Pcは、市販された電動ドリルを用いて穿設可能な直径(例えば、4mm、5mm)とされている。
支持具10は、支持具本体11と、ケーブルDを支持する支持材としての線材12とからなる。支持具本体11は、大別すると、合成樹脂材料より形成されて剛性を有する円盤状の設置部13と、前記設置部13に一体成形された円柱状の嵌合部14とから構成されている。設置部13と嵌合部14は、設置部13の方が大径にて形成されている。また、嵌合部14は、設置部13の一面(本実施形態では、係止面となる下面15)の中央から垂下するように形成されている。また、線材12は、作業者の手作業によって自在に折り曲げ可能なバインド線よりなる。手作業によって折り曲げ可能とは、作業者の手自体で折り曲げることが可能である又は作業者がペンチなどの工具を用いて折り曲げることが可能なことである。すなわち、線材は、これらの手作業によって折り曲げ可能な強度とされている。
また、図2に示すように、設置部13の上面(嵌合部14が一体成形された下面15の反対面)16の中央には、正面視円形をなす凹状の窪み17が形成されている。そして、支持具本体11には、図3(a)に示すように、窪み17の底面18と嵌合部14の先端面19とを貫通する一対の支持材挿通孔としての挿通孔22が形成されている。挿通孔22は、嵌合部14の内部を通って該嵌合部14の延設方向に沿って直線的に形成されている。挿通孔22は円形孔であり、その直径は線材12を挿通可能な直径とされている。より詳しく言えば、挿通孔22は、線材12を挿通させた時に該線材12と該挿通孔22との間にほとんど隙間ができないように線材12の直径よりもわずかに小さな直径で形成されている。
線材12は、折り曲げられた1本の線材12の両端がそれぞれの挿通孔22に挿通されて該両端を嵌合部14の先端面19から外部に引き出すとともに、折り曲げ部位を窪み17の底面18に引っ掛けることによって支持具本体11に取着される。支持具本体11に取着された線材12は、嵌合部14の内部を通って嵌合部14の先端面19から引き出されて支持具本体11に懸吊される。本実施形態では、線材12を引っ掛ける窪み17の底面18が吊下部となる。
また、設置部13の下面15には、嵌合部14の基端側周辺を囲むように円環状の凹溝20が形成されている(図3(b)参照)。凹溝20は、接着部材としての粘着テープ21を貼着する接着部材の配設部とされている(図4参照)。粘着テープ21は凹溝20の内部に沿って貼着され、他面(下面)には粘着剤が塗布されている。すなわち、粘着テープ21としては、両面テープが用いられる。
このように構成された本実施形態の支持具10は、図1,図2及び図4に示すようにデッキプレートPの上面Pdに設置される。なお、支持具10をデッキプレートPに設置する際、上面Pdには、支持具本体11の嵌合部14と同一直径(同一形状)をなす貫通孔Pcが穿設される。同一直径とは、図2に示すように貫通孔Pcの直径と、嵌合部14の直径とが共に直径dであって等しいということである。
以下、図1,図2及び図4を用いて支持具10の構成、特に、支持具本体11の各構成部材の形状(寸法など)について貫通孔Pcと関連付けて詳しく説明する。
設置部13は、支持具10をデッキプレートPに設置した時、下面15全体がデッキプレートPの上面Pdに係止され、貫通孔Pcの直径より大径にて形成されている。すなわち、設置部13は、デッキプレートPの上面Pdと係止されることにより支持具本体11(支持具10)を上面Pd側で支持する。また、設置部13は、デッキプレートPの上面Pd側に位置する貫通孔Pcの上側周縁全体を被覆する。また、設置部13は、凹溝20に粘着テープ21が貼着された場合、デッキプレートPの上面Pdに接着固定され、貫通孔Pcを閉鎖する。貫通孔Pcが閉鎖された場合には、デッキプレートPの上面Pd側の空間と下面Pe側の空間とが非連通とされる。本実施形態では、設置部13が係止部となり、該設置部13が接着固定された場合には閉鎖部を兼用する。
また、嵌合部14は、デッキプレートPの上面Pd側から貫通孔Pcに挿入され、その外面となる外周面が貫通孔Pcの内面となる内周面に嵌合し得るように貫通孔Pcと同一形状(同一直径)で形成されている。このため、嵌合部14は、貫通孔Pcの内周面に密接状態(隙間なく密着した状態)で嵌合される。また、嵌合部14は、支持具10の設置時に設置部13の下面15がデッキプレートPの上面Pdに係止されると(粘着テープ21によって設置部13の下面15がデッキプレートPの上面Pdに接着されると)、先端面19がデッキプレートPの下面Peよりも下方へ突出される長さ(延設方向長さ)で形成されている。本実施形態では、嵌合部14が挿入部と閉鎖部となり、兼用構成されている。
さて、上記支持具10をデッキプレートPに設置し、該支持具10を使用してケーブルDをコンクリート天井Tから吊り下げるには、まず、支持具10を設置するデッキプレートPの上面Pdに貫通孔Pcを穿設する(穿設工程)。このとき、貫通孔Pcは、嵌合部14の直径と同一直径にて形成する。次に、図1、図2及び図4に示すように、線材12と嵌合部14とをデッキプレートPの上面Pd側(貫通孔Pcの上側周縁側)から貫通孔Pc内に挿入する(挿入工程)。なお、線材12と支持具本体11は、組み付けられた状態で貫通孔Pcに挿入され、該貫通孔Pcには線材12の先端側を最初に挿入する。そして、嵌合部14の先端面19から引き出された分の線材12が貫通孔Pcに挿入されると、貫通孔Pcの上側周縁に支持具本体11が位置決めされる。すなわち、嵌合部14は、貫通孔Pcと同一直径で形成されているので、ある程度の押圧力を設置部13の上面16から加えない限り貫通孔Pcに嵌合されない。なお、線材12は、嵌合部14の先端面19から引き出されているので、線材12の挿入時には貫通孔Pcの内周面に擦れない。
そして、設置部13を底部Pbに押し付けるように設置部13の上面16から押圧力を支持具本体11に加えて嵌合部14を貫通孔Pcに嵌合する(嵌合工程)。押圧力は、作業者が支持具本体11を踏みつける又はハンマーなどの工具で叩いて加える。また、押圧力は、設置部13の下面15がデッキプレートPの上面Pdに係止されるまで加える。そして、押圧力を受けて嵌合部14が貫通孔Pcに挿入されると、該嵌合部14は貫通孔Pc内に密接状態で嵌合される。そのため、嵌合部14の外周面と貫通孔Pcの内周面との間には隙間が形成されない。したがって、嵌合部14によって貫通孔Pcが閉鎖されることで、コンクリート天井Tの構築時におけるコンクリートの漏出が防止される。また、線材12は、嵌合部14の内部に配設される挿通孔22に挿通されているため、該嵌合部14を貫通孔Pcに挿入する際に嵌合部14の外周面と貫通孔Pcの内周面との間に挟まれず、線材12が傷つけられることが防止される。また、嵌合部14を貫通孔Pcに挿入する際の妨げにならないので、線材12が傷つかないように配慮して設置作業を行う場合に比べて設置作業が容易となる。
そして、嵌合部14が貫通孔Pcに挿入され、設置部13がデッキプレートPの上面Pdに係止されると、支持具10はデッキプレートPの上面Pdに設置される。支持具10が設置されると、支持具本体11に懸吊された線材12は、デッキプレートPの下面Pe側の空間に配置される。すなわち、線材12は、嵌合部14の先端面19からデッキプレートPの下面Pe側の空間に露出され、デッキプレートPよりも下方位置にてケーブルDを支持可能に配置される。
なお、設置部13を粘着テープ21によりデッキプレートPの上面Pdに接着固定した場合には、粘着テープ21を介して設置部13の下面15が貫通孔Pcの上側周縁たる底部Pbの上面Pdに係止されて支持具10がデッキプレートPに支持される。そして、設置部13の下面15と底部Pbの上面Pdとの間が粘着テープ21によって接着されることにより、貫通孔Pcが閉鎖されるとともに貫通孔Pcの上側周縁がシールされる。このため、コンクリートの漏出がより確実に防止される。
次いで、貫通孔Pcを通過してデッキプレートPの下側に延びる線材12を用いてケーブルDを結束保持する。このとき、線材12は、嵌合部14内を通過して該嵌合部14の先端面19から外部に引き出されているので、デッキプレートPの下面Pe側に位置する貫通孔Pcの下側周縁との接触が回避される。そして、ケーブルDをデッキプレートPに吊り下げ支持した状態では、支持具10が設置部13によって底部Pbの上面Pdに支持されている。このため、ケーブルDの荷重により、線材12を介して該設置部13に引張力が作用するが、支持具10がデッキプレートPから落下するおそれは全くなく、支持具10によってケーブルDを安定した状態でコンクリート天井Tから吊り下げることができる。
そして、デッキプレートPの上面Pdには、コンクリート天井Tを構築するためにコンクリートが打設される。このとき、支持具10にはコンクリート打設圧が作用するが、支持具10は、嵌合部14と貫通孔Pcとが密接状態で嵌合されているため、コンクリート打設圧によって支持具10が移動(貫通孔Pcの径方向に沿う移動)させられることが阻止される。このため、コンクリート天井Tの構築時に、嵌合部14と貫通孔Pcとの間にコンクリートが侵入することが阻止される。また、設置部13を粘着テープ21によって底部Pbの上面Pdに接着することにより、支持具10はデッキプレートPに確実に固定される。このため、設置部13の下面15と底部Pbの上面Pdとの間にコンクリートが侵入することも同時に阻止される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)線材12は、嵌合部14の先端面19から下方に露出されるように配置される。そして、嵌合部14は、先端面19が貫通孔Pcの周縁より突出するように配置される。このため、嵌合部14を貫通孔Pcに挿入する際に、線材12が貫通孔Pcの内面に接触することを回避することができる。また、支持具10によって、管類又はケーブル類を支持した状態又は管類又はケーブル類を支持する際においても貫通孔Pcの周縁に線材12が接触することを回避することができる。したがって、線材12を傷つけることなく支持具10をデッキプレートPに設置することができる。
(2)嵌合部14には、該嵌合部14を貫通孔Pcに挿入する挿入方向に沿って先端面19を貫通する挿通孔22を形成し、挿通孔22に線材12を挿通して支持具10を構成した。このため、線材12は、嵌合部14に保護されることによって貫通孔Pcの内面に接触することが防止される。したがって、支持具のデッキプレートPへの設置時及び設置後において線材12が傷つけられることを防止することができる。
(3)嵌合部14は、その外周面が貫通孔Pcの内周面と同一形状(同一直径)となるように形成される。このため、嵌合部14を貫通孔Pc内に密接状態で嵌合させることができ、嵌合部14の外周面と貫通孔Pcの内周面との間の隙間をなくすことができる。したがって、コンクリート天井Tの構築時に貫通孔Pcからコンクリートが漏出することを防止することができる。
(4)設置部13は、デッキプレートPの上面Pdに粘着テープ21により接着される。このため、コンクリート天井Tの構築時に支持具10にコンクリート打設圧が作用しても、設置部13がデッキプレートPに粘着テープ21によって固定されるため、より確実に貫通孔Pcを設置部13によって閉鎖することができる。したがって、コンクリート天井Tの構築時に貫通孔Pcからコンクリートが漏出することをより確実に防止することができる。
(5)支持具10のデッキプレートPへの設置時に、嵌合部14は、貫通孔Pcに挿入するようにした。また、嵌合部14は、貫通孔Pcに密接状態で嵌合されるため、コンクリートが貫通孔Pcに漏出することを防止することができる。したがって、コンクリートが貫通孔Pcに漏出することを防止する手段を他に設けて支持具10を設置する場合に比べて、設置作業を簡略化することができる。
(6)設置部13の下面15には凹溝20を設け、設置部13に粘着テープ21を配設可能な構成とした。このため、嵌合部14の外周面と貫通孔Pcの内周面とが密接状態で嵌合し得ない場合であっても、凹溝20に粘着テープ21を配設することによって設置部13は、デッキプレートPの上面Pdに接着固定される。したがって、設置部13は、貫通孔Pcを嵌合部14の直径より大きく穿設した場合でも、貫通孔Pcを閉鎖することができる。
(7)設置部13をデッキプレートPの上面Pdに粘着テープ21によって接着固定した。粘着テープ21は該粘着テープ21をデッキプレートPの上面Pdに接着した直後から所要の接着強度を発揮することができる。このため、例えば、接着剤のように硬化するまで所要の接着強度が得られない場合と異なり、設置部13をデッキプレートPの上面Pdに接着した直後に、デッキプレートPの上面Pdへのコンクリートの打設作業を行うことができ、コンクリート天井Tの構築作業の作業時間を短くできる。
(8)手作業により折り曲げ可能な線材12を支持材として用いた構成としたため、ケーブルDを保持し支持具10に吊下げ支持させる作業を容易に行うことができる。
(9)嵌合部14の直径を市販されている電動ドリルで穿設可能な直径に設定した。このため、支持具10を設置するために貫通孔Pcを穿設する際に、他の作業で使用する電動ドリルを流用することができる。したがって、貫通孔Pcを穿設する場合に、特別な電動ドリルを用いる必要がなくなる。
(10)折り曲げられた1本の線材12の両端は別々の挿通孔22に挿通される。例えば、1つの挿通孔22に線材12の両端を挿通した場合、挿通された該線材12同士が挿通孔22の孔内で捩れる等により擦れて傷つけられる可能性がある。一方、本実施形態では、線材12の両端を別々の挿通孔22に挿通するため、挿通された線材12同士が接触することが防止される。したがって、線材12同士が捩れることを防止しつつ、線材12同士で擦れることで傷つけられることを防止することができる。
(11)線材12は、折り曲げられた折り曲げ部位を窪み17の底面18に引っ掛けることによって支持具本体11に取着され、支持具本体11に懸吊される。このため、線材12は、支持具本体11に取着けられた時点でケーブルDを吊下げることができ、コンクリート天井Tの構築(デッキプレートPへのコンクリートの打設)の前後に拘わらず支持具10はケーブルDを吊下げることができる。したがって、コンクリート天井Tの構築前に支持具10を実際にケーブルDを吊下げて設置位置を決めることができる。そして、デッキプレートPへの支持具10の設置位置を変更する場合に、コンクリート天井Tの構築前であれば支持具10の設置位置は容易に変更することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・ 図5に示すように、嵌合部14の先端面19に線材12を吊り下げる吊下部としての取付部23を設けてもよい。取付部23は、線材12が嵌合部14の直径領域から外方にはみ出さないように該線材12を取付け可能な大きさにて形成されている。そして、取付部23には、線材12を挿通可能な取付孔24が形成されている。線材12は、取付孔24に挿通され、折り曲げられることにより、嵌合部14の先端面19で懸吊される。このため、取付部23は嵌合部14の先端に設けられるため、該取付部23への線材12の取り付けが容易となる。したがって、例えば、線材12が嵌合部14の内部に配置される場合に比べ線材12の取り付けが容易となる。また、線材12は、嵌合部14の先端面19に設けられた取付部23により、支持具10がデッキプレートPに装着された際、嵌合部14の先端面19からデッキプレートPの下面Pe側の空間に露出されることになる。このように構成した場合でも、実施形態と同様に、線材12を傷つけることなく支持具10をデッキプレートPに装着できる。なお、この取付部23は、例えば、デッキプレートPの下面Pe側に断熱材を配設するような場合に有効となる。すなわち、断熱材が配設される場合には、貫通孔Pcに連続した貫通孔を断熱材に設け、断熱材の下方側まで嵌合部14を嵌合させる必要がある。このため、嵌合部14は、デッキプレートPの貫通孔Pcから突出し、さらに断熱材の貫通孔からも突出する長さにて形成されることになるので、線材12の全長を短くするために嵌合部14の先端面19に設けられた取付部23が有効となる。また、取付部23は嵌合部14の先端に設けられるため、該取付部23への線材12の取り付けが容易となる。したがって、例えば、線材12が嵌合部14の内部に配置される場合に比べ線材12の取り付けが容易となる。
・ 図6に示すように、嵌合部14の先端面19に線材12を吊り下げる吊下部としての取付溝25を形成してもよい。そして、取付溝25の内側には、取付部位26が配設される。取付部位26には、線材12を挿通可能な挿入孔27が該取付部位26の径方向へ貫通して形成されている。線材12は、挿入孔27に挿通され、折り曲げられることにより、嵌合部14の先端面19で懸吊される。また、線材12は、嵌合部14の先端面19に設けられた取付部位26により、嵌合部14の先端面19からデッキプレートPの下面Pe側の空間に露出されることになる。このように構成した場合でも、実施形態と同様に、線材12を傷つけることなく支持具10をデッキプレートPに装着できる。また、取付溝25の取付部位26が配設されるとは反対方向の側面によって、より確実に線材12が貫通孔Pcと接触することを防止することができる。
・ 実施形態において、嵌合部14を該嵌合部14の外周面の一部が貫通孔Pcの内周面に密接状態で嵌合されるように形成してもよい。例えば、嵌合部14の先端面19側を先細状(すなわち、径を小さくする)に形成し、嵌合部14の基端の外周が貫通孔Pcの内周面に密接状態で嵌合されるように形成してもよい。すなわち、嵌合部14の少なくとも外周面の一部が貫通孔Pcの内周面との間で密接状態を形成すれば、コンクリート天井Tの構築時においてコンクリートが貫通孔Pcから漏れ出ることを防止できる。
・ 実施形態では、接着部材を粘着テープ21に具体化したが、接着部材として接着剤に具体化してもよい。その場合、設置部13の下面15に設けられる凹溝20を省略して前記下面15を平面にて形成し、該下面15全体に接着剤を塗布するようにしてもよい。
・ 実施形態では、設置部13の下面15に粘着テープ21を貼着したが、デッキプレートPの上面Pdに粘着テープ21を貼着しておき、該粘着テープ21に設置部13の下面15を接合する設置方法によって支持具10を設置してもよい。また、設置部13の下面15をデッキプレートPの上面Pdに接着するときに、設置部13の下面15又はデッキプレートPの上面Pdに接着剤を塗布するようにしてもよい。
・ 実施形態では、設置部13を円盤状に形成したが、貫通孔Pcを閉鎖できるのであれば、設置部13の形状は四角板状、六角板状等に変更してもよい。
・ 実施形態では、支持具10にケーブルDを支持させたが、保護管等の管類を支持させてもよい。
・ 図7に示すように、貫通孔Pcの径が嵌合部14の径より大きく形成されるようにしてもよい。そして、嵌合部14が貫通孔Pc内に嵌合されない場合であっても、設置部13の下面15とデッキプレートPの上面Pdとの間に粘着テープ21が配設されていればよい。粘着テープ21によって設置部13がデッキプレートPの上面Pdに接着されるため、該設置部13は、貫通孔Pcを閉鎖することができる。したがって、コンクリートが貫通孔Pcから漏出することを防止することができる。
・ 実施形態では、貫通孔Pcと嵌合部14の形状は、夫々の形状が同一形状であり、密接状態で嵌合できれば任意に変更してもよい。例えば、四角状、楕円状又は菱形状などでもよい。
・ 実施形態では、嵌合部14の長さは、先端面19がデッキプレートPの下面Peと同じになるように変更してもよい。このように構成した場合でも、本実施形態同様の効果を得ることができる。
・ 実施形態では、設置部13の下面15には粘着テープ21を配設するための凹溝20を形成しなくてもよい。このように構成して粘着テープ21を配設する場合には、設置部13の下面15の少なくとも一部に、設置部13をデッキプレートPの上面Pdに接着するための粘着テープ21を配設するようにすればよい。
・ 実施形態では、支持材は、帯状としてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)デッキプレートの上面にコンクリートが打設されてなるコンクリート天井に設置され、該コンクリート天井から管類又はケーブル類を吊り下げるために用いられる管・ケーブル類の支持具であって、支持具本体と、前記デッキプレートよりも下方位置で管類又はケーブル類を支持し、作業者の手作業により折り曲げ可能な線状又は帯状の支持材とからなり、前記支持具本体は、前記デッキプレートの上面に設置されるものであり、前記デッキプレートの上下面を貫通して穿設された貫通孔に挿入されるとともに前記支持材を懸吊する挿入部と、前記デッキプレートの上面に係止される係止部とを有し、前記挿入部を少なくとも一部の外面が前記貫通孔の内面と密接状態を形成して嵌合させることを特徴とする管・ケーブル類の支持具。
実施形態の支持具をコンクリート天井に設置した状態を示す図。 支持具の設置部及び嵌合部を示す斜視図。 (a)は、支持具を示す断面図、(b)は、支持具を下方から見た図。 支持具にてケーブルを支持した状態を示す図。 別例の支持具の設置状態を示す図。 別例の支持具を示す断面図。 別例の支持具の設置状態を示す図。 従来の支持具を示す斜視図。
符号の説明
D…ケーブル類としてのケーブル、P…デッキプレート、Pc…貫通孔、Pd…貫通孔の周縁部としてのデッキプレートの上面、T…コンクリート天井、10…管・ケーブル類の支持具、11…支持具本体、12…支持材としての線材、13…係止部又は閉鎖部としての設置部、14…挿入部又は閉鎖部としての嵌合部、15…係止面としての下面、16…設置部の一面としての上面、17…線材が固定される窪み、18…吊下げ部としての底面、19…先端面、20…配設部としての凹溝、21…接着部材としての粘着テープ、22…支持材挿通孔としての挿通孔、23…吊下げ部としての取付部、24…取付孔、25…取付溝、26…取付部位、27…挿入孔。

Claims (3)

  1. デッキプレートの上面にコンクリートが打設されてなるコンクリート天井に設置され、該コンクリート天井から管類又はケーブル類を吊り下げるために用いられる管・ケーブル類の支持具であって、
    支持具本体と、前記デッキプレートよりも下方位置で管類又はケーブル類を支持し、作業者の手作業により折り曲げ可能な線状又は帯状の支持材とからなり、
    前記支持具本体は、前記デッキプレートの上面に設置されるものであり、前記デッキプレートの上下面を貫通して穿設された貫通孔に挿入される挿入部と、前記デッキプレートの上面に係止される板状の係止部と、前記貫通孔を閉鎖して前記デッキプレートの上面側空間と下面側空間とを非連通とする閉鎖部とを有し、
    前記挿入部を、前記支持具本体の設置状態においてその先端が前記デッキプレートの下面に位置する前記貫通孔の下側周縁と同一位置に配置される又は前記下側周縁よりも下方に突出される長さで形成し、前記支持具本体の設置状態において前記係止部の上面には、凹状の窪みが形成されており、
    前記係止部の窪み及び前記挿入部には、挿入方向に沿って前記窪みの底面と前記挿入部の先端面を貫通し、前記支持材を前記係止部側から前記挿入部内に挿通させる2箇所の支持材挿通孔と、前記支持材挿通孔に挿通された前記支持材を吊下げる吊下部が設けられ、
    前記支持材の両端をそれぞれ前記支持材挿通孔に挿通し、折り曲げ部位を前記窪み内に配設し該窪みの底面に引っ掛けることによって、該折り曲げ部位を前記吊下部に支持するとともに、該両端を前記挿入部の先端面から前記下面側空間に露出させて、前記支持材が前記支持具本体に懸吊されることを特徴とする管・ケーブル類の支持具。
  2. 前記挿入部は、前記設置状態において少なくとも一部の外面が前記貫通孔の内面と密接状態を形成して嵌合され、前記閉鎖部を兼用することを特徴とする請求項1に記載の管・ケーブル類の支持具。
  3. 前記係止部は、前記デッキプレートの上面に係止される係止面に接着部材の配設部が形成されており、前記デッキプレートの上面に接着固定されることにより前記閉鎖部を兼用することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の管・ケーブル類の支持具。
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