JP5608337B2 - 配線・配管材用吊具 - Google Patents
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Description
図1に示すように、配線・配管材用吊具10は、設備部材としてのケーブルPをコンクリートスラブTの下方で吊り下げるために用いられる。また、コンクリートスラブTは、金属板製のデッキプレートDの上面にコンクリートを打設して構築され、デッキプレートDとコンクリートが硬化してなるコンクリート層Cとよりなる。デッキプレートDには円孔状の貫通孔Dcが上下方向に貫通するように穿設されている。そして、この貫通孔Dcを用いて配線・配管材用吊具10がデッキプレートDに設置されるとともに、配線・配管材用吊具10によって配線としてのケーブルPが吊下げ支持される配線・配管材の設置構造が形成されている。
(1)配線・配管材用吊具10は、吊具本体11の下面とデッキプレートDの上面との間に介装されるシール体16を備え、このシール体16は厚み方向に圧縮変形可能であり、かつ圧縮後は原形状へ戻ろうとする復帰力を発生する。このため、掛止片15aをデッキプレートDの下面に掛止させたとき、シール体16が吊具本体11の下面とデッキプレートD上面の変形部DdやバリDeの形状に沿うように変形しつつ圧接する。よって、貫通孔Dcの周りが凹凸状になっていても、シール体16の下面全体がデッキプレートDに圧接し、シール体16とデッキプレートD上面との間に隙間が形成されることを防止することができる。したがって、バリDeを除去したり貫通孔Dcの周りを平坦面状に均したりするといった設置準備作業を必要とせず、配線・配管材用吊具10を容易に設置することができる。その結果として、シール体16によって吊具本体11とデッキプレートDとの間がシールされるため、貫通孔Dcからコンクリートノロが漏れ出ることを確実に防止することができる。
○ 取付片15は、吊具本体11の下面に3つ以上形成されていてもよく、この場合、取付片15はガイド部12を取り囲むように同一円周上に配置されるのが好ましく、さらには、周方向に隣り合う取付片15同士の間にはバインド線14の直径より狭い隙間が形成されているのが好ましい。このように構成すると、バインド線14が取付片15によって囲まれることにより、バインド線14を貫通孔Dcに挿入する際、取付片15によってバインド線14が貫通孔Dcの周縁に接触することを防止してバインド線14を保護することができる。
○ シール体16を吊具本体11の下面に接着して吊具本体11に一体化してもよい。
○ 配線・配管材用吊具10において、バインド線14は、両端部が吊具本体11より上方で結束されていてもよい。
○ 支持体として、バインド線14を帯状をなすバンドや他の線材に変更してもよい。
○ シール体16は、円環状でなくてもよく、四角環状や六角環状に形成されていてもよい。
○ シール体16は、ゴム材料によって形成されていたり、スポンジによって形成されていてもよい。
前記貫通孔より上方に吊具本体が設置され、該吊具本体から延設された弾性変形可能な複数の取付片が前記貫通孔を貫通するとともに、該取付片の先端に形成された掛止片が、前記デッキプレート下面の前記貫通孔周りに掛止され、前記配線・配管材を吊下げ支持するための支持体が、前記吊具本体からの前記取付片の延設方向に沿って前記吊具本体から延設されるとともに、該支持体が前記複数の取付片の内側に配置され、前記吊具本体と前記デッキプレートとの間に前記支持体を取り囲むように環状のシール体が介装されており、前記掛止片が前記デッキプレートの下面に掛止した状態で前記シール体が厚み方向に圧縮されて前記吊具本体と前記デッキプレートとに圧接している配線・配管材の設置構造。
Claims (3)
- デッキプレートの下方で配線・配管材を吊り下げるために、前記デッキプレートを上下方向へ貫通して穿設された貫通孔を利用して前記デッキプレートに設置される配線・配管材用吊具であって、
前記貫通孔より上方に設置される吊具本体を備え、該吊具本体には前記貫通孔を貫通可能及び弾性変形可能な一対の取付片が延設されるとともに、該取付片の先端には前記デッキプレート下面の前記貫通孔周りに掛止する掛止片が形成され、同じく、該吊具本体には前記取付片の延設方向に沿って延びる一対のガイド部が前記一対の取付片により挟まれるように一体成形されるとともに、前記吊具本体及びガイド部には前記延設方向に延びる挿通孔が形成され、また、前記吊具本体には、前記配線・配管材を吊下げ支持するための支持体が前記挿通孔に挿通されると前記一対の取付片の内側に位置しつつ前記吊具本体からの前記取付片の延設方向に沿って延設され、さらに、前記吊具本体と前記掛止片の対向する面同士の間に、前記支持体を取り囲む環状のシール体が前記一対の取付片に支持されてなり、
前記一対のガイド部は、前記掛止片が前記デッキプレート下面に掛止した状態で前記デッキプレートの貫通孔内に入り込むとともに前記貫通孔の内周面に接触するように形成され、前記シール体が厚み方向に圧縮可能であり、かつ圧縮されると原形状へ戻ろうとする復帰力を発生するものであり、前記掛止片が前記デッキプレート下面に掛止した状態で前記シール体が前記厚み方向に圧縮されて前記吊具本体と前記デッキプレートとに圧接するように形成されている配線・配管材用吊具。 - 前記シール体の厚みは、前記吊具本体と前記掛止片の対向する面同士の間隙の大きさ以上に設定されている請求項1に記載の配線・配管材用吊具。
- 前記支持体は屈曲可能なバインド線より形成され、前記バインド線は、該バインド線の両端が前記ガイド部より下方に位置しつつ中央部が前記吊具本体の上面に支持されるように前記挿通孔に挿通される請求項1又は請求項2に記載の配線・配管材用吊具。
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