JP5480713B2 - デッキプレート用取着体 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記維持手段は、前記本体の外面から突設される支持部であるとともに、前記挟持部が前記支持部上に支持されることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記維持手段は、前記掛止部の上面から突設される当接凸部より形成され、前記挟持部が前記当接凸部に当接されることを要旨とする。
以下、本発明をコンクリートスラブから吊ボルトを吊り下げるために用いられるインサートに具体化した第1の実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。
まず、シール体18が、圧接リング32と第1掛止片12c及び第2掛止片12dとの間に配設された状態において、凹部33と支持部21とが重合する位置となるように圧接リング32を回転させる。そして、圧接リング32をコイルスプリング31の付勢力に抗して上方へ移動させるとともに、凹部33内に支持部21を通過させる。さらに、凹部33と支持部21とが重合しない位置となるように圧接リング32を回転させ、圧接リング32の下面32aを支持部21の上面に当接させることで、圧接リング32が支持部21上に支持される。これにより、圧接リング32が支持部21よりも上方に位置するとともに、コイルスプリング31の付勢力に抗してシール体18から離れた状態になる。よって、シール体18は、圧接リング32によって圧縮されることなくインサート本体11に一体化されて組み付けられる。
(1)インサート本体11の外周面には一対の支持部21が突設されるとともに、この一対の支持部21上に圧接リング32が支持されるようになっている。そして、一対の支持部21上に圧接リング32が支持されることにより、圧接リング32が、コイルスプリング31の付勢力に抗してシール体18から離れた状態が維持される。したがって、インサート10の保管時や運搬時には、シール体18が圧接リング32の下面32aと第1掛止片12c及び第2掛止片12dの上面との間で挟持されることが無く、シール体18が変形してしまうことを防止することができる。その結果、インサート10をデッキプレートDに固定する際に、変形していないシール体18を圧接リング32の下面32aとデッキプレートD上面との間に配設することができるため、圧接リング32とデッキプレートD上面との間でシール体18が挟持されてシール性能を十分に確保することができる。
以下、本発明を具体化した第2の実施形態を図3及び図4にしたがって説明する。なお、以下に説明する実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成について同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
(第3の実施形態)
以下、本発明を具体化した第3の実施形態を図5及び図6にしたがって説明する。
まず、シール体18が、圧接リング32と第1掛止片12c及び第2掛止片12dとの間に配設された状態において、使用者の手により圧接リング32を第1掛止片12c及び第2掛止片12d側から上方へ押し上げた状態にする。この状態で、シール体18が第1延設部51a及び第2延設部51bとの間に位置するとともに、インサート本体11が第1延設部51a及び第2延設部51bの先端側から凹部51dに挿入されるように支持具51をインサート本体11に組み付ける。このとき、第2延設部51bの下面は第1掛止片12cの上面に当接している。
(8)シール体18が圧接リング32の下面32aとデッキプレートD上面との間で挟持される前の状態において、シール体18は、第1延設部51aと第2延設部51bとの間に位置した状態で、インサート本体11に一体化されて組み付けられている。よって、例えば、一つの袋に複数のインサート10を入れて運搬する場合、シール体18が第1延設部51a及び第2延設部51bによって保護されているため、インサート10同士が接触してシール体18が変形してしまうことを抑制することができる。
以下、本発明を具体化した第4の実施形態を図7にしたがって説明する。
図7に示すように、圧接リング32の内縁部における下面32aには、圧接リング32の下面32a側へ円環状に膨出する膨出部61が形成されている。膨出部61の内周面は圧接リング32の内周面と同一面上になっているとともに、インサート本体11の外周面に接するようになっている。さらに、第1掛止片12cの上面には、膨出部61と当接可能な当接凸部62が形成されている。図7において拡大して示すように、膨出部61と当接凸部62とが当接した状態では、圧接リング32の下面32aと第1掛止片12c及び第2掛止片12dの上面との間が所定の間隔に維持されるようになっている。よって、膨出部61及び当接凸部62は、圧接リング32の下面32aと第1掛止片12c及び第2掛止片12dとの間を所定の間隔に維持する維持手段として機能する。
(9)圧接リング32の内縁部における下面32aには膨出部61が形成されるとともに、第1掛止片12cの上面には、膨出部61と当接可能な当接凸部62が形成されている。そして、シール体18が圧接リング32の下面32aとデッキプレートD上面との間で挟持される前の状態(例えば、保管時)において、膨出部61は当接凸部62の先端に当接している。よって、この膨出部61と当接凸部62との当接により、シール体18が、圧接リング32の下面32aと当接して圧縮された状態以上に圧縮されないように、圧接リング32の下面32aと第1掛止片12c及び第2掛止片12dとの間の間隔が所定の間隔に維持されている。したがって、シール体18が、圧接リング32の下面32aと当接して圧縮された状態以上に圧縮されることなく、シール体18を、インサート本体11に一体化して組み付けることができる。その結果、インサート10の保管時等において、インサート本体11に一体に組み付けられたシール体18が不必要に変形してしまうことを抑制することができる。
○ シール体18が圧接リング32の下面32aとデッキプレートD上面との間で挟持される前の状態において、フランジ部15の上面と圧接リング32の下面32aとを、挟み部材により圧接リング32の径方向に対向する位置で挟み込む。このようにして、圧接リング32の下面32aと第1掛止片12c及び第2掛止片12dとの間の間隔を挟み部材により所定の間隔に維持してもよい。この場合、挟み部材が維持手段として機能する。
○ 上記各実施形態において、コイルスプリング31と圧接リング32とはそれぞれ別体であったが、これに限らず、例えば、コイルスプリング31の他端に圧接リング32が一体的に設けられていてもよい。
(イ)前記掛止部は、前記貫通孔の内面に摺接する際には前記本体内に向けて傾動するとともに、前記貫通孔通過後には原形状へ復帰するように傾動可能に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のデッキプレート用取着体。
Claims (6)
- デッキプレートに穿設された貫通孔を利用して前記デッキプレートに固定されるとともにコンクリートスラブに埋設され、前記コンクリートスラブから吊ボルト又は配線・配管材を支持する被吊下体を吊り下げるために用いられるデッキプレート用取着体であって、
本体の下部側は前記貫通孔を貫通可能に形成されるとともに、前記本体の下部側には、前記デッキプレート下面の前記貫通孔周りに掛止される掛止部が設けられ、前記本体における前記掛止部よりも上側の外面周りには付勢部が設けられるとともに、前記付勢部により前記掛止部に向けて付勢されて前記掛止部と共に前記デッキプレートを挟持する挟持部が設けられ、
前記掛止部と前記挟持部とにより前記デッキプレートを挟持した際に、前記挟持部の圧接面と前記デッキプレート上面との間に配設されるとともに厚み方向に圧縮可能な環状のシール体が前記本体に外装されており、
さらに、前記付勢部の付勢力に抗して前記圧接面と前記掛止部との間隔を所定の間隔に維持する維持手段を備え、前記維持手段により前記所定の間隔に維持された前記挟持部と前記掛止部との間に前記シール体が配設されていることを特徴とするデッキプレート用取着体。 - 前記維持手段は、前記本体の外面から突設される支持部であるとともに、前記挟持部が前記支持部上に支持されることを特徴とする請求項1に記載のデッキプレート用取着体。
- 前記維持手段は、前記挟持部を前記掛止部から離間する方向へ引き上げる引上具であることを特徴とする請求項1に記載のデッキプレート用取着体。
- 前記維持手段は、前記掛止部の上面から突設される当接凸部より形成され、前記挟持部が前記当接凸部に当接されることを特徴とする請求項1に記載のデッキプレート用取着体。
- 前記所定の間隔は、前記シール体が厚み方向に圧縮される前の厚み以上になっていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のデッキプレート用取着体。
- 前記シール体が前記挟持部の前記圧接面と前記デッキプレート上面との間で圧縮された圧縮位置では、前記シール体の前記本体に対する接触部位が、前記シール体が前記本体を取り囲む囲繞方向に沿って間断なく密接することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のデッキプレート用取着体。
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