JP2006232073A - 補強構造 - Google Patents

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良一 山本
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健一 安藤
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秀得 高竿
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睦 村上
Toshifumi Masuda
敏史 増田
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Abstract

【課題】 車両の側面衝突時にピラーから入力される衝突荷重を効果的に受け止める。
【解決手段】 補強構造10では、サイドメンバ12及びV字メンバ18が車両後側へ延在されると共に、前クロスメンバ27が車幅方向に配置されてサイドメンバ12及びV字メンバ18に結合されている。また、ロッカ22にセンタピラー26が立設されている。ここで、前クロスメンバ27がセンタピラー26に結合されているため、車両の側面衝突時にセンタピラー26から入力される衝突荷重を、前クロスメンバ27がダイレクトに受け止めることができる。さらに、サイドメンバ12からV字メンバ18が分岐されているため、車両の側面衝突時にセンタピラー26から入力される衝突荷重を、前クロスメンバ27、サイドメンバ12及びV字メンバ18が効果的に受け止めることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車体を車幅方向からの入力に対して補強する補強構造に関する。
車体構造として、フロアトンネルとサイドシルとの間にセンタピラー近傍において第1クロスメンバ、第2クロスメンバ及び第3クロスメンバが結合されて、車体の車幅方向からの入力に対して補強されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この車体構造では、上述の如く第1クロスメンバ、第2クロスメンバ及び第3クロスメンバがサイドシルに結合されているため、車両の側面衝突時にセンタピラーから入力される衝突荷重を第1クロスメンバ、第2クロスメンバ及び第3クロスメンバがサイドシルを介して受け止める。これにより、車両の側面衝突時にセンタピラーから入力される衝突荷重を効果的に受け止めることができず、第1クロスメンバ、第2クロスメンバ及び第3クロスメンバを必要としている。
特開2002−274438公報
本発明は、上記事実を考慮し、車両の側面衝突時にピラーから入力される衝突荷重を効果的に受け止めることができる補強構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の補強構造は、車室のフロアパネルに沿って車両後側へ延在され、車両の骨格部材を形成するメインメンバと、前記メインメンバから分岐され、前記フロアパネルに沿って車両後側へ延在されたサブメンバと、車室の車幅方向端部に立設されたピラーと、車幅方向に沿って配置され、前記メインメンバ、サブメンバ及びピラーに結合されたクロスメンバと、を備えている。
請求項2に記載の補強構造は、請求項1に記載の補強構造において、前記クロスメンバを前記メインメンバ及びサブメンバに水平方向で連結した、ことを特徴としている。
請求項3に記載の補強構造は、請求項1又は請求項2に記載の補強構造において、前記クロスメンバは、上方に向けて開いたコ字状断面を有するクロスメンバ本体と、上方に向けて開いたコ字状断面を有して前記クロスメンバ本体の内側に重ねられ、前記クロスメンバの前記メインメンバとの結合部と前記クロスメンバの前記サブメンバとの結合部との間で底壁が傾斜されて、前記クロスメンバの前記メインメンバとの結合部において底壁が前記クロスメンバの上下方向中間部に配置された横壁とされた補強部材と、を有することを特徴としている。
請求項4に記載の補強構造は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の補強構造において、前記メインメンバ、サブメンバ及びクロスメンバの少なくとも1つの断面内に車両のシートの取付部を配置した、ことを特徴としている。
請求項5に記載の補強構造は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の補強構造において、車幅方向に沿って配置されて前記メインメンバと前記サブメンバとを結合する部材を前記クロスメンバのみとした、ことを特徴としている。
請求項6に記載の補強構造は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の補強構造において、前記メインメンバと前記サブメンバとを車両後側へ向かうに従い離間させた、ことを特徴としている。
請求項1に記載の補強構造では、メインメンバ及びサブメンバが車室のフロアパネルに沿って車両後側へ延在されると共に、クロスメンバが車幅方向に沿って配置されており、メインメンバ及びサブメンバにクロスメンバが結合されている。さらに、車室の車幅方向端部に立設されているピラーにクロスメンバが結合されている。
このため、車両の側面衝突時にピラーから入力される衝突荷重を、クロスメンバが、ダイレクトに受け止めることができて、効果的に受け止めることができる。
さらに、メインメンバからサブメンバが分岐されている。このため、車両の側面衝突時にピラーから入力される衝突荷重をクロスメンバ、メインメンバ及びサブメンバが効果的に受け止めることができる。
請求項2に記載の補強構造では、クロスメンバがメインメンバ及びサブメンバに水平方向で連結されている。このため、車両の側面衝突時にピラーから入力される衝突荷重を確実にクロスメンバ、メインメンバ及びサブメンバが効果的に受け止めることができる。
請求項3に記載の補強構造では、クロスメンバがクロスメンバ本体と補強部材とで上方に向けて開いた2重のコ字状断面を有しており、クロスメンバ本体内側の補強部材の底壁が、クロスメンバのメインメンバとの結合部とクロスメンバのサブメンバとの結合部との間で傾斜されて、クロスメンバのメインメンバとの結合部においてクロスメンバの上下方向中間部に配置された横壁とされている。このため、車両の側面衝突時にピラーから入力される衝突荷重をクロスメンバが上下方向中間部において効果的に受け止めることができる。
請求項4に記載の補強構造では、メインメンバ、サブメンバ及びクロスメンバの少なくとも1つの断面内に、車両のシートの取付部が配置されている。このため、シートの取付部における車体の剛性を高くすることができる。
請求項5に記載の補強構造では、車幅方向に沿って配置されてメインメンバとサブメンバとを結合する部材がクロスメンバのみとされている。これにより、車体を車幅方向側において補強する構成を簡単にすることができる。
請求項6に記載の補強構造では、メインメンバとサブメンバとが車両後側へ向かうに従い離間されている。このため、クロスメンバ、メインメンバ及びサブメンバが平面視三角形状を形成しており、車両の側面衝突時にピラーから入力される衝突荷重をクロスメンバ、メインメンバ及びサブメンバが一層効果的に受け止めることができる。
図1には、本発明の実施の形態に係る補強構造10が上側から見た平面図にて示されており、図2には、補強構造10が車両左側から見た側面図にて示されている。また、図3には、補強構造10の主要部の車両右側部分が車両左斜め前方から見た斜視図にて示されており、図4には、補強構造10の主要部の車両右側部分が車両前側から見た断面図にて示されている。さらに、図5には、補強構造10の主要部の車両右側部分が車両左側から見た断面図(図4の5−5線断面図)にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車両右方を矢印RHで示し、上方を矢印UPで示す。
本実施の形態に係る補強構造10は、メインメンバとしての断面コ字形長尺板状のサイドメンバ12を一対備えており、一対のサイドメンバ12は、車両の骨格部材を形成して、車両の左右両側部において車両前後方向へ延在されている。各サイドメンバ12の車両前後方向中間部における両側壁は、車室14のフロアパネル16の下面に結合(溶接)されている。
各サイドメンバ12の車幅方向内側には、サブメンバとしての断面コ字形長尺板状のV字メンバ18が設けられており、各V字メンバ18は、両側壁において各サイドメンバ12の車両前部近傍における車幅方向内側の側壁に固定されると共に、底壁において各サイドメンバ12の車両前部近傍における底壁に固定されて、各サイドメンバ12に結合されている(各サイドメンバ12から分岐されている)。各V字メンバ18は各サイドメンバ12から車両後側へ延在されており、各サイドメンバ12の各V字メンバ18との結合部よりも車両後側の部分と各V字メンバ18とを合せた形状が平面視V字状にされて、各サイドメンバ12と各V字メンバ18とは車両後側へ向かうに従い徐々に離間されている。また、各V字メンバ18の両側壁は、フロアパネル16の下面に結合されている。
各サイドメンバ12の車幅方向外側には、結合部材としての断面コ字形長尺板状のトルクボックス20が設けられており、各トルクボックス20は、両側壁において各サイドメンバ12の車両前部近傍における車幅方向外側の側壁に固定されると共に、底壁において各サイドメンバ12の車両前部近傍における底壁に固定されて、各サイドメンバ12に結合されている。各トルクボックス20は各サイドメンバ12から車幅方向外側へ延在されており、各トルクボックス20の両側壁はフロアパネル16の下面に結合されている。
各トルクボックス20の車幅方向外側端部には、外側部材としての長尺矩形筒状のロッカ22が結合されており、各ロッカ22は、両側壁において各トルクボックス20の車両後側の側壁に固定されると共に、底壁において各トルクボックス20の底壁に固定されている。各ロッカ22は、各トルクボックス20から車両後方へ延在されて、車室14の車幅方向各端部に配置されており、各ロッカ22の上壁はフロアパネル16の側縁に固定されている。
一対のロッカ22の車両後側端間には、補助クロスメンバとしての長尺矩形筒状の後クロスメンバ24が連結されており、後クロスメンバ24は、車幅方向に配置されている。後クロスメンバ24は、上壁において各サイドメンバ12の底壁に固定されて、各サイドメンバ12に結合されている。
各ロッカ22の車両前後方向中央部分には、ピラーとしての長尺矩形筒状のセンタピラー26(Bピラー)が結合されており、各センタピラー26は各ロッカ22から上側へ立設されている。
一対のセンタピラー26の下部間には、クロスメンバとしての前クロスメンバ27が設けられており、前クロスメンバ27は車幅方向に沿って配置されている。前クロスメンバ27は、断面コ字形長尺板状のクロスメンバ本体28を有しており、クロスメンバ本体28の両側壁は、フロアパネル16の下面に結合されている。なお、各V字メンバ18の各サイドメンバ12への結合部分と前クロスメンバ27との間には、車幅方向に配置される他の骨格部材は、配置されていない。
クロスメンバ本体28は、各センタピラー26の下部と各サイドメンバ12の車両前後方向中央部分との間において、外クロス部28Aを有しており、各外クロス部28Aは、両側壁及び底壁において各センタピラー26の車幅方向内側の側壁に固定されて、各センタピラー26に結合され、かつ、両側壁において各サイドメンバ12の車幅方向外側の側壁に固定されると共に、底壁において各サイドメンバ12の底壁に固定されて、各サイドメンバ12に結合されている。
クロスメンバ本体28は、一対のサイドメンバ12の車両前後方向中央部分間において、中央クロス部28Bを有しており、中央クロス部28Bは、両側壁において各サイドメンバ12の車幅方向内側の側壁に固定されると共に、底壁において各サイドメンバ12の底壁に固定されて、各サイドメンバ12に結合されている。さらに、中央クロス部28Bの車幅方向中間部には、車両前側の側壁において各V字メンバ18の両側壁が固定されると共に、底壁において各V字メンバ18の底壁が固定されて、各V字メンバ18の車両後側端が結合されている。
中央クロス部28B内には、補強部材としての断面コ字形長尺板状のリインフォースメント30が設けられており、リインフォースメント30は、底壁の車幅方向中間部分が中央クロス部28Bの底壁に固定されると共に、両側壁が中央クロス部28Bの両側壁に固定されて、前クロスメンバ27が一対のサイドメンバ12間で上方へ向けて開かれた2重のコ字状断面となり、中央クロス部28Bを補強している。リインフォースメント30の底壁は、車幅方向両端近傍(前クロスメンバ27のサイドメンバ12との結合部と前クロスメンバ27のV字メンバ18との結合部との間)において、傾斜壁30Aとされており、各傾斜壁30Aは、車幅方向外側へ向かうに従い上側へ向かう方向へ傾斜されている。リインフォースメント30の底壁は、車幅方向両端(前クロスメンバ27のサイドメンバ12との結合部)において、横壁30Bとされており、各横壁30Bは、中央クロス部28Bの上下方向中間部(好ましくは上下方向中央部)に水平(横方向)に配置されて、各サイドメンバ12の上下方向中間部(好ましくは上下方向中央部)に対向している。
前クロスメンバ27上方には、各サイドメンバ12上方を含む全体において、取付補強部材としての長尺板状のパッチ32が配置されており、パッチ32は、クロスメンバ本体28、各サイドメンバ12及び各V字メンバ18の両側壁が結合されるフロアパネル16の下面に結合されている。
前クロスメンバ27の断面内及び前クロスメンバ27の各V字メンバ18との結合部分の断面内におけるフロアパネル16及びパッチ32は、車両のシート(図示省略)の取付部34とされており、ナット36が取り付けられている。なお、各取付部34には、車両の前から1列目のシートの車両後側部、又は、車両の前から2列目のシートの車両前側部が取り付けられている。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成の補強構造10では、各サイドメンバ12及び各V字メンバ18が、フロアパネル16に沿って車両後側へ延在されて、車体を車両前後方向において補強している。さらに、前クロスメンバ27が、フロアパネル16に沿って車幅方向に配置されて、車体を車幅方向において補強すると共に、各サイドメンバ12及び各V字メンバ18に結合されている。また、車室14の車幅方向両端部にロッカ22が配置されており、各ロッカ22の車両前後方向中央部分にセンタピラー26が立設されている。
ここで、前クロスメンバ27が各センタピラー26に直接結合されている。このため、車両の側面衝突時には、センタピラー26から入力される衝突荷重を、前クロスメンバ27が、ロッカ22を介さずにダイレクトに受け止めることができて、効果的に受け止めることができる。
さらに、前クロスメンバ27のクロスメンバ本体28の中央クロス部28Bを補強するリインフォースメント30の両端部の各横壁30Bが、中央クロス部28Bの上下方向中間部において水平に配置されて、各サイドメンバ12の上下方向中間部に対向している。しかも、前クロスメンバ27はサイドメンバ12との結合部とV字メンバ18との結合部との間において内部にリインフォースメント30の傾斜壁30Aが配置されている。このため、前クロスメンバ27はサイドメンバ12との結合部とV字メンバ18との結合部との間においてバルクヘッド(断面保持部材)状に形成されて車幅方向の剛性を高くされている。さらに、中央クロス部28Bの上部にパッチ32及びフロアパネル16が水平に配置されると共に、中央クロス部28Bの底壁が水平に配置されている。これにより、車両の側面衝突時にサイドメンバ12から入力される衝突荷重を中央クロス部28Bが上部(パッチ32及びフロアパネル16)、上下方向中間部(横壁30B及び傾斜壁30A)及び下部(底壁)において効果的に受け止めることができる。
また、各サイドメンバ12から各V字メンバ18が分岐されている。しかも、各サイドメンバ12と各V字メンバ18とが車両後側へ向かうに従い徐々に離間されているため、前クロスメンバ27、サイドメンバ12及びV字メンバ18が平面視三角形状のトラス骨格構造を形成している。さらに、前クロスメンバ27が各V字メンバ18を横切っていても、前クロスメンバ27が各V字メンバ18に分断されず連続配置されている(前クロスメンバ27の車幅方向への荷重伝達系が各V字メンバ18に拘らず連続性を有している)。このため、車両の側面衝突時にセンタピラー26から入力される衝突荷重を、前クロスメンバ27、サイドメンバ12及びV字メンバ18が効果的に受け止めることができる。
さらに、前クロスメンバ27の上部から下部が、各サイドメンバ12及び各V字メンバ18の上部から下部に結合されて、互いに水平方向で連結されている。このため、車両の側面衝突時にセンタピラー26から入力される衝突荷重を確実に前クロスメンバ27、サイドメンバ12及びV字メンバ18が効果的に(上部から下部に亘って分散して)受け止めることができる。
以上により、車幅方向に配置されて各サイドメンバ12と各V字メンバ18とを結合する骨格部材が前クロスメンバ27のみであっても、車両の側面衝突時にセンタピラー26から入力される衝突荷重を前クロスメンバ27、サイドメンバ12及びV字メンバ18が充分に受け止めることができる。これにより、車体を車幅方向において補強する構成を簡単にすることができ、コスト及び質量を低減することができる。
さらに、上述の如く、各サイドメンバ12から各V字メンバ18が分岐されると共に、各サイドメンバ12と各V字メンバ18とが車両後側へ向かうに従い離間されている。このため、車両の前面衝突時にサイドメンバ12から入力される衝突荷重を、V字メンバ18に効果的に分散することができ、車体を車両前後方向において効果的に補強することができる。
また、前クロスメンバ27の断面内及び前クロスメンバ27の各V字メンバ18との結合部分の断面内におけるフロアパネル16及びパッチ32に、シートの取付部34が配置されている。しかも、上述の如く、前クロスメンバ27は、サイドメンバ12との結合部とV字メンバ18との結合部との間において、内部にリインフォースメント30の傾斜壁30A及び横壁30Bが配置されてバルクヘッド(断面保持部材)状に形成されることで車幅方向の剛性が高くされている。このため、シートの取付部34の車体の剛性を高くすることができる。
さらに、上述の如く各サイドメンバ12と各V字メンバ18とが車両後側へ向かうに従い離間されているため、各サイドメンバ12と各V字メンバ18との車幅方向間をシートの車幅方向長さ程度に離すことができる。このため、上述の如く車幅方向に配置されてサイドメンバ12とV字メンバ18とを結合する骨格部材が前クロスメンバ27のみであっても、例えばシートの車両前側の車幅方向両端部を各サイドメンバ12及び各V字メンバ18の断面内に取り付けることができ、車室14内のシート配列に影響ができることを抑制できると共に、車幅方向に配置されてサイドメンバ12とV字メンバ18とを結合する骨格部材をシート取付のためだけに余分に設定する必要をなくすことができる。
なお、本実施の形態では、クロスメンバ本体28の中央クロス部28B内にリインフォースメント30を設けた構成としたが、クロスメンバ本体28の外クロス部28A内にリインフォースメント(補強部材)を設けた構成としてもよい。
本発明の実施の形態に係る補強構造を示す上側から見た平面図である。 本発明の実施の形態に係る補強構造を示す車両左側から見た側面図である。 本発明の実施の形態に係る補強構造の主要部の車両右側部分を示す車両左斜め前方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る補強構造の主要部の車両右側部分を示す車両前側から見た断面図である。 本発明の実施の形態に係る補強構造の主要部の車両右側部分を示す車両左側から見た断面図(図4の5−5線断面図)である。
符号の説明
10 補強構造
12 サイドメンバ(メインメンバ)
14 車室
16 フロアパネル
18 V字メンバ(サブメンバ)
26 センタピラー(ピラー)
27 前クロスメンバ(クロスメンバ)
28 クロスメンバ本体
30 リインフォースメント(補強部材)
30B 横壁
34 取付部

Claims (6)

  1. 車室のフロアパネルに沿って車両後側へ延在され、車両の骨格部材を形成するメインメンバと、
    前記メインメンバから分岐され、前記フロアパネルに沿って車両後側へ延在されたサブメンバと、
    車室の車幅方向端部に立設されたピラーと、
    車幅方向に沿って配置され、前記メインメンバ、サブメンバ及びピラーに結合されたクロスメンバと、
    を備えた補強構造。
  2. 前記クロスメンバを前記メインメンバ及びサブメンバに水平方向で連結した、ことを特徴とする請求項1記載の補強構造。
  3. 前記クロスメンバは、
    上方に向けて開いたコ字状断面を有するクロスメンバ本体と、
    上方に向けて開いたコ字状断面を有して前記クロスメンバ本体の内側に重ねられ、前記クロスメンバの前記メインメンバとの結合部と前記クロスメンバの前記サブメンバとの結合部との間で底壁が傾斜されて、前記クロスメンバの前記メインメンバとの結合部において底壁が前記クロスメンバの上下方向中間部に配置された横壁とされた補強部材と、
    を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の補強構造。
  4. 前記メインメンバ、サブメンバ及びクロスメンバの少なくとも1つの断面内に車両のシートの取付部を配置した、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の補強構造。
  5. 車幅方向に沿って配置されて前記メインメンバと前記サブメンバとを結合する部材を前記クロスメンバのみとした、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の補強構造。
  6. 前記メインメンバと前記サブメンバとを車両後側へ向かうに従い離間させた、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項記載の補強構造。
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