JP2006231491A - 切削屑の吸引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】切削加工においてチップにて発生する切削屑を、チップ近傍に散乱させることなく、また詰まることなく他所に除去することができる切削屑の吸引装置を提供する。
【解決手段】チップホルダ10のチップ11上面に吸入口20Aを有する吸引フード20を一体的に設け、その吸引フード20の内側に側壁で囲まれた大小の空間部(小室21,大室25)を設け、吸入口20Aより吸込まれた切削屑がその側壁23に衝突するようチップ加工面に略並行に、かつ、かえり側壁28を構成するように配設し、また、吸引フード20の下流側部に大小空間部(小室21,大室25)からエアを吸引するための吸引ダクト30を接続させる。これにより切削屑は、四方に飛散することなく吸引フード20に吸込まれ、吸込まれた切削屑は大小空間部(小室21,大室25)の側壁23に衝突、分断されて切削屑詰まりを起こすことなく吸引ダクト30に吸引される。
【選択図】図1

Description

本発明は、旋盤などの工作機械で、ワークを切削加工する際に発生する帯状の切削屑を効率よく吸引して除去するための切削屑の吸引装置に関する。
〔従来の技術〕
旋盤などの工作機械において、例えば、回転電機に使用される回転子(ロータ)の外周や端面を所望の寸法に切削加工をすることがある。図示しない旋盤の主軸先端のチャック治具に取付けられた軟鋼製や銅製のロータが、図示しない送り機構に連結されたチップホルダの先端に取付けた刃具(チップ)の切刃により、ロータの所定の部位を切削加工するようになっている。なお、このチップホルダの先端に取付けた刃具(チップ)の切刃を総称してバイトと呼ぶ。
このとき連続した帯状の切削屑もしくは細断された切削屑が発生し、従来は、これを重力落下によって切削屑を回収する方式が多用されていた。この方式は、加工中に発生した切削屑を重力落下により設備下部に集約する方式であるが、加工中の切削屑の飛散が激しく、以下のような問題を抱えていた。
つまり、ワークチャック治具に切削屑が噛み込むため加工精度が悪化したり、加工部に切削屑が噛み込むため切削屑が溶着したり、飛散した切削屑がワークに付着し後工程へ流出したり、また設備内を清掃するにも手間暇がかかるという問題点である。
このため、これらを防止する目的で、エア負圧源に接続された吸引方式が考えられ、既に、特開平11−123602号公報(特許文献1)、特開2002−1630号公報(特許文献2)が出願されている。これらは共に、エア負圧源を有し、特定形状を有するワークに対し、所定の部位を切削するバイトを囲うように吸引円筒部材(吸引ダクト)を配置し、その切削加工部において適度な開口面積を保持して吸入口を形成し、そして、L型またはストレートにエア負圧源まで配管したもので、その特定形状を有するワーク専用の吸入装置となっている。
特開平11−123602号公報 特開2002−1630号公報
上記の公知文献では、発生した切削屑を吸引円筒部材(吸引ダクト)を設けることで上記問題点を解決しようとするが、発生した切削屑を細断する機能を持たないため、旋盤などの連続加工で発生する渦巻状に長く連続した切削屑に対しては、吸引時に円滑な吸引ができず、途中で切削屑詰まりを発生する問題が残っている。また、吸引円筒部材はバイトに比し相当な大きさを有しており、ワークと干渉して加工できない部分が生じるという問題があった。
本発明の目的は、切削加工においてチップにて発生する切削屑を、チップ近傍に散乱させることなく、また詰まることなく他所に除去することができる切削屑の吸引装置の提供にある。
〔請求項1の手段〕
請求項1の発明では、チップホルダにチップを固定した工作機械で、ワークを切削加工する際に発生する切削屑を、吸引フードを有する吸引機構で吸引して除去する切削屑の吸引装置であって、吸引フードをチップホルダに設置するとともに、吸引フードとチップホルダに取付けたチップの切刃との隙間を一定にしたことを特徴とする切削屑の吸引装置を採用している。
この構成によれば、旋盤加工中(加工の部位に拘らず)常に所定の隙間で切削屑を残らず吸引することができ、切削屑の発生直後の飛散前に吸引するので、飛散に係る問題を解消できる。
〔請求項2の手段〕
請求項1に記載の切削屑の吸引装置において、吸引フードは、チップの切刃から切削される切削屑を吸引する吸引口と、該吸引口から吸い込まれた帯状に連続した切削屑を衝突させ分断する側壁を有する切削屑分断室と、吸引源に連結する吐出口とを備えていることを特徴とする切削屑の吸引装置を採用している。
この構成によれば、衝突する側壁にて分断がはかれ、切削屑詰まりを防止し、確実な切削屑の除去が実現できる。
〔請求項3の手段〕
請求項2に記載の切削屑の吸引装置において、切削屑分断室には、帯状に連続した切削屑または分断された切削屑が吸引口に逆流することを阻止するかえり側壁を有していることを特徴とする切削屑の吸引装置を採用している。
この構成によれば、一度吸引した切削屑は、仮に逆流することが生じても、かえり側壁で止めることができるので、新たに形成される切削屑と絡むことなく、切削屑詰まりを防止することができる。
〔請求項4の手段〕
請求項2または3に記載の切削屑の吸引装置において、吸引口および側壁に焼入れ処理を行うことを特徴とする切削屑の吸引装置を採用している。
この構成によれば、切削屑が吸込まれる吸引口や衝突して分断する側壁の耐磨耗性が向上できて、吸込エラーや分断エラーを起こすことなく長時間使用が可能な耐久性向上が得られる。
この発明の最良の実施形態を、図に示す実施例1とともに説明する。
〔実施例1の構成〕
図1は、本発明の実施例1について、切削屑の吸引装置の主要部の構成を示した斜視図である。切削屑の吸引装置1は、チップホルダ10と吸引フード20と吸引ダクト30、およびワーク40からなる。以下これらの構成要素を順に説明する。
図2(a)、(b)、(c)は、切削屑の吸引装置の主要部の平面図と正面図および側面図である。チップホルダ10は、先端に切削切刃(チップ)11を配する切削バイトであり、中央に後述する吸引フード20を保持するインロー溝12と複数個の取付ねじ13を有している。また、チップ11にはワーク40の材質に合わせた、もしくは切削屑の発生方向を決めるために合わせた、すくい角αが設けてある。
吸引フード20は、略直方体を呈し、その外形形状はチップホルダ10先端部の投影形状と一致しており、チップホルダ10上面と当接する吸引フード20の下面はチップ11部の傾斜面に合わせて傾斜面を形成され、互いに隙間なく、接合するように形成されている。
また、吸引フード20の内部は、図示するように、二つの大小の室(小室21,大室25)が形成され、小室21は、所定の間隔を有し、互いに向い合った側壁22,23をやや先細りとなるように設け、所定の高さの上部を有する略直方体の室であり、この小室21は、その側壁22,23が、チップ11の切刃面11Aと略並行であるが、やや後方に広がって、大室25の側壁26に連通している。
一方、大室25はその断面が楕円形もしくは長円形で、高さが小室21よりも高く形成された滑らかな側壁26,27を有する略柱体の室で、大室25の長手方向は、チップ11の切刃面11Aと交差するようにある所定の角度を有して配置されている。そして、大室25の長手方向の側壁の略中央に滑らかに外部に開口する孔29Aが構成され、吸引フード側面に吐出口29を形成する。
また、小室21と大室25は、互いに連通しており、連通部においては、大室25の高さが小室21の高さよりも高いことより、かえり側壁28を形成し、大小二室を空間的に区分している。
このように小室21と大室25とを有する略直方体の吸引フード20は、その一隅に所定の隙間C1を形成するように、隅落しが所定の角度βをもって加工され、吸入口20Aを構成している。また、吸引フード20の先端と側端は、チップ11の先端より僅かな寸法C2だけオフセットされており、切削加工時に吸引フード20がワーク40に干渉することを防いでいる。
そして、吸引フード20の後端は取付ステム20Bが形成され、取付ステム20Bはチップホルダ10のインロー溝12に嵌合され、取付ねじ13で固定されることにより吸引フード20とチップホルダ10は一体化される。
吸引ダクト30は、フレキシブルな材料もしくは構造(蛇腹)にて形成され、その一端はテーパ状にすぼめられて、吸引フード20側面の吐出口29に連結され、他端は図示しない負圧源に連結されている。吸引ダクト30の内面は、フレキシブルな構成ゆえに凹凸を有するが、この凹凸はさらに滑らかな内筒によって保護され、切削屑が詰まることなく適度な吸引ができるような太さと長さに構成されている。
ワーク40は、図2に示すように、軟鋼製の電機子や銅製の整流子を組み合わせた回転子(ロータ)が被加工物として例示されている。ワーク40の一端は、図示しない旋盤等工作機械の回転主軸に構成されたチャックに咥えられ、同軸で回転する。一方、図示しないバイト送り機構部に取付けられたチップホルダ10が、ワーク40の所定部位に当接され、切削加工がなされる。
そして、チップ11のすくい面に案内されて、切削屑がその向きに発生し、そのままチップ11面上に覆われた吸引フード20の吸入口20Aに入り込むような構成となっている。このとき、ワーク40の材質や切削条件に従って、切削屑が渦巻状の連続した帯状になったり、細断された切削屑になったり、あるいは粉状の切削屑になったりする場合があり、また切削屑が発生する向きも変わる場合がある。
〔実施例1の作用〕
次に切削屑の吸引装置1の吸引作用について説明する。
図3にワーク40の端面加工例を示す。旋盤等の工作機械の主軸チャックに咥えられて回転するワーク40に、バイト送り機構部に取付けたチップ11を所定の切削代を有するように当接すると、切削加工が開始される。するとチップ11の送りに連動し、切削屑がチップ11上の所定の方向に連続して発生する。発生するや否や四方に飛散することなく、そのチップ11上面に覆われた吸引フード20の吸入口20Aに吸込まれるように連続的に押し込まれて、切削屑の先端は小室21の側壁23に衝突する。側壁23は表面が硬いので、衝突した切削屑は跳ね返り、反対方向に向きを変えるように折れ曲がり、分断する。
分断が生じないときには跳ね返った切削屑は、次の対面の側壁22に衝突し、同様にこの側壁も硬いので、向きを変えるように折れ曲がり、分断する。このように小室21に突入する切削屑は、初段の側壁23で略分断され、できないものは次段の側壁22で、さらに上下壁でというように残らず分断が可能であり、また、小室21が後方に広がって構成されていることから切削屑は滑らかに大室25に吸引される。
また、分断されて大室25に吸引された切削屑は、大室25の側壁27に衝突して跳ね返り、時には吸引気流に逆らって逆方向に向かう切削屑も出現するが、この場合でも小室21と大室25とを隔てる壁が大室25側のかえり側壁28を構成し、ここで切削屑の逆流を止め、上流側である小室21の切削屑と接触、干渉することはない。
よって、仮に逆流があっても、またこのかえり側壁28で跳ね返り、気流に乗って吐出口29へと吸引される。吸引された分断切削屑は続いて吸引ダクト30を滑らかに通って、エア負圧源の集屑機に溜まる。
図4は、ワーク40の円筒面加工例である。旋盤等の工作機械の主軸チャックに咥えられて回転するワーク40の円筒面に、バイト送り機構部に取付けたチップ11を所定の切削代を有するように当接すると、切削加工が開始される。
するとチップ11の送りに連動し、切削屑がチップ11上の所定の方向に連続して発生する。このとき前述の端面加工と異なって、切削はチップ11の腹でなく先で行われるため、切削屑の発生する向きが少し変わることがある。この向きは、例えばチップ11のすくい角αを調整することで、端面加工時の向きと同じにすることは容易であるが、その都度調整をしなくても、端面加工時のすくい角αのままで円筒面加工をしても、切削屑は問題なく吸引フード20の吸入口20Aに突入し、小室21の側壁23に衝突する(図3参照)。
しかし、小室21の側壁23に衝突しない突入方向の場合がある。この場合においても、切削屑は吸引フード20の吸入口20Aに吸込まれるように連続的に押し込まれて、直接大室25に滑り込むこととなる。大室25はその側壁27の表面が硬く形成されているので、切削屑は衝突した後、向きを変えるように跳ね返り、折れ曲がって分断する。
仮にここで折れ曲がり分断しなくても、つづく側壁26や上下壁で分断が繰り返される。そして、分断された切削屑は下流へと吸込まれる。この側壁での分断が円滑に行われるよう、大室25の向い合う側壁26,27は、下流側にやや広がった構成となっている。そして、上述した同じ作用をもって、切削屑は集屑機に溜まる。
〔実施例1の効果〕
実施例1による切削屑の吸引装置1は、吸引フード20をチップホルダ10に設置して、吸引フード20とチップ11の切刃とに吸入口20Aを設け、これを一定にしたことを特徴とする切削屑の吸引装置を採用している。
この構成によれば、旋盤加工中(加工の部位に拘らず)常に所定の隙間で切削屑を残らず吸引することができ、切削屑の発生直後の飛散前に吸引するので、飛散に係る諸問題を解消できる。
また、吸引フード20内部には、側壁22,23で囲まれた空間部(小室21)を設けることで、吸引された切削屑を側壁23に衝突させ、分断することができるので、吸引部での切削屑の詰まりを防止することができる。
また、チップ11には、所定のすくい角αを設けてあるので、切削屑の発生方向を設定でき、吸引フード20内空間部の側壁23に確実に衝突させることができ、よって、吸引部での切削屑詰まりを防止できる。
また、吸引フード20内部には、下流側に側壁26,27で囲まれた空間部(大室25)を設け、小室21と隔壁を構成して連通させ、この隔壁をかえり側壁28となしているので、一度吸引した切削屑は逆流しても、このかえり側壁28で混流が止められ、新たに形成される切削屑と絡むことなく、切削屑詰まりを防止することができる。
また、吸引フード20の吸入口20Aや小室21や大室25に焼入れ処理を行っているので、壁面は硬く、磨耗性が向上するので、切削屑の衝突による分断効果が向上、持続し、耐詰まり性能と耐久性能の向上が得られる。
即ち、本発明による実施例では、チップホルダ10のチップ11上面に吸入口20Aを有する吸引フード20を一体的に設け、その吸引フード20の内側に側壁で囲まれた大小の空間部を設け、また、吸引フード20の下流側部に大小空間部(小室21,大室25)からエアを吸引するための吸引ダクト30を接続させているので、これにより切削屑は、四方に飛散することなく吸引フード20に吸込まれ、吸込まれた切削屑は大小空間部(小室21,大室25)の側壁22,23,26,27に衝突、分断されて切削屑詰まりを起こすことなく吸引ダクト30に吸引される。
〔変形例〕
小室21に連通する大室25は、略長円形の断面を有する柱状空間(室)で、その長円形の長手方向の壁面、即ち吸引フード20の側壁に吐出口を設け、吸引ダクト30を水平に配置して、切削屑を吸引する構成となっているが、大室25の柱状空間の配置は、小室21同様水平であることに限定されず、その長円形の長手方向を垂直に配しても良く、また、その垂直配置の長円形の長手方向の上方壁面、即ち吸引フード20の上壁に吐出口29を設け、吸引ダクト30を垂直に配置して切削屑を吸引する構成としてもよいし、逆に、下方壁面、即ち吸引フード20の下方のチップホルダ10に吐出口29を設け、吸引ダクト30を下方垂直に配置して切削屑を吸引する構成としても構わない。
あるいは、下方垂直に吸引ダクト30を配置するのは同じであるが、チップホルダ10に吐出口29を配置するのではなく、吸引フード20が一体となったチップホルダ10を裏返しにバイト送り機構部に取付け、ワーク40の回転も同様逆転させることによって、互いの相対関係を正常に保つことによって、切削屑の重力落下を効果として含める吸引装置であってもよい。
渦巻状に連続した切削屑に限って、小室21の側壁23に勢いよく突入し、跳ね返って、所定の大きさに分断されるよう側壁23の位置や側壁間寸法を決めているが、これに限らず渦巻状ではないが、ある適度な長さに連続した切削屑においても、小室21の側壁23に勢いよく衝突させて、所定の大きさに分断させることもできる。また、分断の大きさは、側壁23の位置や側壁間寸法によって、任意に変更できるものであり、吸引ダクト30の太さや長さに応じて決めることができる。
また、数ミリの大きさに細断された切削屑の場合や切粉の場合に対しても、本構成はなんら変更することなく、使用しても構わない。つまり、切削屑のパターンに応じ、適正な吸引特性、動力特性を選ぶことができる。
切削屑の吸引装置の主要部の構成を示した斜視図(実施例1)。 (a)は、切削屑の吸引装置の主要部の平面図であり、(b)は同正面図であり、(c)は同側面図である(実施例1)。 切削屑の吸引装置の吸引作用を説明する断面図である(実施例1)。 切削屑の吸引装置の吸引作用を説明する断面図である(実施例1)。
符号の説明
1 切削屑の吸引装置
10 チップホルダ
11 チップ
11A 切刃面
20 吸引フード
20A 吸入口(吸引口)
21 小室
22,23,26,27 側壁
25 大室
28 かえり側壁
29 吐出口
30 吸引ダクト
40 ワーク

Claims (4)

  1. チップホルダにチップを固定した工作機械で、ワークを切削加工する際に発生する切削屑を、吸引フードを有する吸引機構で吸引して除去する切削屑の吸引装置であって、
    前記吸引フードをチップホルダに設置するとともに、前記吸引フードと前記チップホルダに取付けたチップの切刃との隙間を一定にしたことを特徴とする切削屑の吸引装置。
  2. 請求項1に記載の切削屑の吸引装置において、吸引フードは、前記チップの切刃から切削される切削屑を吸引する吸引口と、該吸引口から吸い込まれた帯状に連続した切削屑を衝突させ分断する側壁を有する切削屑分断室と、吸引源に連結する吐出口とを備えていることを特徴とする切削屑の吸引装置。
  3. 請求項2に記載の切削屑の吸引装置において、前記切削屑分断室には、帯状に連続した切削屑または分断された切削屑が前記吸引口に逆流することを阻止するかえり側壁を有していることを特徴とする切削屑の吸引装置。
  4. 請求項2または3に記載の切削屑の吸引装置において、前記吸引口および前記側壁に焼入れ処理を行うことを特徴とする切削屑の吸引装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011034792A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Ngk Spark Plug Co Ltd 複合部品の製造装置及び製造方法

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