JP2006230519A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作部をコイン等で無理に固定するような処置を不要にしながらも遊技者に与える疲労感を従来に比して大幅に軽減し得る発射ハンドルを具備するように構成した遊技機を提供する。
【解決手段】 発射ハンドル9が握持部9aと押し釦部64とを備えてなる。発射ハンドル9が操作されると、押し釦部64の押し込み量に対応して発射装置の作動状態が制御され、遊技球の飛距離が調節される。このため、遊技者は、押し釦部64に例えば親指を当てた状態で握持部9a全体を手のひらで包むように握るだけの楽な姿勢で遊技球を打ち出すことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に関し、詳しくは、操作性を向上させた発射ハンドルを有する遊技機に関する。
一般に、遊技機、例えばパチンコ機として、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技盤上に打ち出された後、遊技盤面上の障害釘や風車等に導かれつつ盤面を流下して、始動チャッカーや一般入賞口を含む各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技盤下部のアウト口に流入するように構成された所謂フィーバー機(第1種特別電動役物)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなパチンコ機では、一般入賞口に入球した際にそれに応じた個数の遊技球が払い出され、また始動チャッカーに入賞した際にはこれに基づいて大当たり抽選が行われると共に所定数の遊技球が払い出され、当該抽選の結果に応じて、遊技盤の中央部分に設けられた液晶等からなる画像表示装置の画面上で所定の演出表示が行われる。大当たりの発生時には、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開放し、入球に対応して多量の遊技球が払い出される状態となる。
上記パチンコ機では、遊技盤の遊技領域に遊技球を打ち出すための発射ハンドルが、パチンコ機の前扉の右下部分に、対面して着座する遊技者の右手で操作し易いように突設されている。このような発射ハンドルは一般に、前扉から突出する略半球状の握持部と、この握持部に手のひらを当てた状態で指先により時計方向に回動させられる操作部とを備えている。遊技者は、遊技領域に打ち出される遊技球の飛距離を視認しつつ操作部の回動量を調節し、所望の飛距離となる回動位置に操作部を保持した姿勢を維持して弾球遊技を行う。
特開2003−236210号公報
しかし、上記構造の発射ハンドルにあって、遊技者は、握持部に手のひらを当てて操作部を指先で回動させた姿勢を保持し続けなければ弾球遊技を行うことができず、例えば、大当たりが連続して、発射ハンドルから長時間手を離すことができない状況下では、手から腕、肩にかけて疲労を覚えることがあった。
そのため、上記のような疲労を軽減するために、握持部と操作部との隙間にコイン等を無理に挟み込んで該操作部を固定した状態で遊技球の打ち出しを行う遊技者もおり、その場合、発射ハンドルに傷をつけたり、故障の原因となったりするような虞が生じていた。
そこで本発明は、操作部をコイン等で無理に固定するような処置を不要にしながらも遊技者に与える疲労感を従来に比して大幅に軽減し得る発射ハンドルを具備するように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図4参照)、遊技機本体(2,3)に備えた発射ハンドル(9)の操作に応じて発射装置(63)を作動させ、遊技領域(7a)に遊技球(Ba)を打ち出して遊技を行うように構成された遊技機(1)であって、
前記発射ハンドル(9)が、握持部(9a)と、該握持部(9a)上に配置された押し釦部(64)とを備え、かつ
前記押し釦部(64)の押し込み量に対応して前記発射装置(63)の作動状態を制御して遊技球(Ba)の飛距離を調節してなる発射制御手段(60)を備える、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図3参照)、前記発射制御手段(60)が、前記押し釦部(64)の押し込み量に比例して前記発射装置(63)による遊技球(Ba)の飛距離を増減させてなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機(1)にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図3参照)、前記発射制御手段(60)が、前記押し釦部(64)の押し込み量に対応して前記発射装置(63)による遊技球の飛距離を段階的に増減させてなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、発射ハンドルが握持部と押し釦部とを備えてなり、発射制御手段が、押し釦部の押し込み量に対応して発射装置の作動状態を制御して遊技球の飛距離を調節するので、遊技者は、遊技機本体に向かい着座して、発射ハンドルの押し釦部に例えば親指を当てた状態で握持部全体を手のひらで包むように握るだけの楽な姿勢で発射装置を作動させ、遊技球を打ち出すことができる。その場合、押し釦部に当てた親指の押し付け力を適宜加減することで遊技球の飛距離の調節を容易に行うことができる。また、押し釦部が握持部の中心付近に位置する場合には、単に握持部全体を手のひらで包むように握り、その際の手のひらの押し付け力を適宜加減するだけで、発射装置の作動と共に遊技球の飛距離の調節も行うことができる。これにより、従来のようにコイン等を無理に挟み込んで操作部を固定するようなことをしなくても、弾球遊技時の遊技者に与える疲労感を大幅に軽減できるようになる。
請求項2に係る本発明によると、発射制御手段が、押し釦部の押し込み量に比例して発射装置による遊技球の飛距離を増減させるので、遊技者は、押し釦部の押し込み操作に応じて遊技球の飛距離を滑らかに調節することができる。
請求項3に係る本発明によると、発射制御手段が、押し釦部の押し込み量に対応して発射装置による遊技球の飛距離を段階的に増減させるので、遊技者は、押し釦部の押し込み操作に応じて遊技球の飛距離を段階的に調節することができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機を図1ないし図4に沿って説明する。なお、本実施の形態では、本発明の遊技機を所謂第1種特別電動役物のパチンコ機として述べるが、本発明はこれに限らず、所謂第2種特別電動役物や所謂第3種特別電動役物のパチンコ機にも適用可能であることは勿論である。
なお、図1は本発明の実施形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図、図2は本パチンコ機の発射ハンドル及びその周辺部を拡大して正面図、図3は本パチンコ機の制御系を示すブロック図、図4は本パチンコ機による作動を説明するためのフローチャートである。後述する遊技盤の遊技領域には多数の障害釘や複数の風車等が植設されているが、図1においてそれらは便宜上図示を省略している。
本パチンコ機1は、発射ハンドル9の操作に応じて作動する発射装置63(図3参照)によって遊技球(所謂パチンコ玉)を遊技領域7aに打ち出しつつ弾球遊技を行うもので、所謂確率変動等の大当たりが発生した状態でアタッカー17に入球した遊技球に対応する数の遊技球を払い出すように構成されている。上記確率変動当たり(「確変当たり)とも言う)とは、抽選の結果、確変モードの大当たりが当選したとき、少なくとも当該確変モードによる遊技状態において次なる大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態を意味する。これに対し、当該特殊状態にならない大当たりとして「通常当たり」がある。
図1に示すように、本実施形態におけるパチンコ機1は、開口を有する枠体状の筐体2と、この筐体2に開閉可能に装着された前扉3とを有しており、前扉3の前面には、透明ガラス(図示せず)を有するガラス枠5が開閉可能に取り付けられている。透明ガラスの奥側には、遊技盤7が配置されている。前扉3における遊技盤7の左右上方には演出用照明装置23が配置されており、前扉3における遊技盤7の下方左部にはスピーカ(図示せず)を有する放音装置8が配置されている。また、ガラス枠5における右側部には、前扉3を筐体2側に施錠又は解放するための施錠装置4が配置されている。なお、筐体2及び前扉3等から遊技機本体が構成されている。
前扉3における遊技盤7の下方には上皿13が設けられており、上皿13における左上部には、賞球及び貸球を含む遊技球が供給される球供給口18が設けられ、上皿13における右上部壁面には、球貸ボタン14a及びプリペイドカード返却ボタン14bが設けられている。
また、前扉3における上皿13の下方には下皿15が配置されており、該下皿15の右側部には、発射装置63(図3参照)を作動させて遊技球を遊技領域7aに打ち出すための発射ハンドル9が設けられている。更に、下皿15内には、上皿13からオーバーフローした遊技球が放出される球放出口19が形成されており、下皿15の左部には灰皿24が配置されている。
なお、図1中の符号13aは上皿13の球収容部を示し、符号22はアウト口を示し、符号62は発射ハンドル9の操作で発射された遊技球を遊技領域7aに導くガイドレールを示している。また、本パチンコ機1には、遊技中に遊技領域7aにて入賞することなく落下してアウト口22に入り込んだ遊技球をパチンコ機背面側に導くアウト球通路(図示せず)が設けられている。
遊技領域7aの略中央部分に、遊技球ステージSを有するセンター飾り12が配設されており、該センター飾り12の略中央部に露出するように、画像表示装置47が配設されている。センター飾り12の左右及び下方左右には、大当たり抽選に寄与しない一般の入賞が行われる入賞口27,28,29,30が配設されている。画像表示装置47の下方には、始動チャッカー16とアタッカー17とが順次配設されている。
始動チャッカー16は、後述の第1抽選手段33による大当たり抽選実行の契機となり得る入賞が行われる役物であり、アタッカー17は、大当たり発生時に開放され、遊技領域7aに打ち出されて転動落下する遊技球Baを入賞させる役物である。アタッカー17は、大当たり発生中、1回の開放で10個の入球を完了した時点で閉じ、当該開閉動作を15回繰り返すように構成されている。なお、これらの入球数並びに開閉動作の回数は、10個や15回に限定されることはなく、必要に応じて適宜設定され得るものである。
ここで、本発明の特徴である発射ハンドル9について詳細に説明する。すなわち、発射ハンドル9は、図1及び図2に示すように、前扉3下側の下受け皿15の右側部に配置された握持部9aと、該握持部9a上に配置された実線で示す押し釦部64とを有している。
握持部9aは、下受け皿15の左側部からやや上方に向いて突出するように固定されており、押し釦部64は、握持部9aの左側上部近傍に、押し込み操作可能に設けられている。この押し釦部64は、前扉3に対面して着座した遊技者が右手で握持部9aに手のひらを当てて握った(握持した)際、親指の付け根付近で容易に押し込まれ得るように、弾性の比較的弱いバネ部材(図示せず)にて握持部9a外方に向けて突出付勢されている。そして、後述する発射制御手段60(図3参照)により、押し釦部64の押し込み量に対応して発射装置63(図3参照)の作動状態を変更して遊技球の遊技領域7aへの飛距離が制御されるように構成されている。
次に、本実施形態におけるパチンコ機1の制御系を図3に沿って説明する。すなわち、本制御系は、主基板41と、この主基板41に接続されたサブ基板42とを備えている。主基板41は、本パチンコ機1の動作全体を統括的に管理するものであり、当該パチンコ機1の動作全体を管理するシステムプログラム及び遊技用の実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる記憶部(図示せず)と、これらのプログラムを実行する不図示のマイクロプロセッサ(MPU)とを備えている。
主基板41は、入賞判定手段31、入賞信号出力手段32、第1抽選手段33、第2抽選手段34、遊技制御手段35、保留手段36、作動制御手段37、作動判定手段38、及び作動決定手段39を備えている。また主基板41には、始動チャッカー開閉ソレノイド45及びアタッカー開閉ソレノイド40が接続されている。
入賞判定手段31は、発射ハンドル9の操作で作動する発射装置63によって遊技領域7aに打ち出された遊技球Ba(図1参照)が始動チャッカー16、入賞口27,28,29,30、アタッカー17の何れかに入賞したとき、当該入賞があった旨を判定する。
入賞信号出力手段32は、入賞判定手段31によって入賞が判定されたとき、対応する始動チャッカー16、入賞口27,28,29,30、アタッカー17に入賞した旨の入賞信号を出力する。
第1抽選手段33は、入賞信号出力手段32からの入賞信号の入力時、最大保留球数(例えば4個)未満での入賞を契機として、次なる大当たりを当選させるまで遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる確率変動当たり、及び上記特殊状態とならない通常当たりのうちの何れか一方に当選するように、不図示の抽選用メモリから当たり当選乱数値を取得して、大当たり抽選を実行する。
第2抽選手段34は、第1抽選手段33での大当たり抽選で確変当たりに当選した場合、不図示の演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、確変当たりに対応する「111」、「333」や「777」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターンコマンドを出力する。なお、上記「大当たり有効ライン」は、大当たりを得るため図柄が画像表示装置47の画面上で一列に並ぶべき位置(ライン)を意味する。第2抽選手段34はまた、第1抽選手段33での大当たり抽選で通常当たりが当選した場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、通常当たりに対応する「222」、「444」や「888」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、この変動パターンコマンドを出力する。第2抽選手段34はまた、第1抽選手段33での大当たり抽選で外れた場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する「252」、「464」や「838」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、この変動パターンコマンドを出力する。
遊技制御手段35は、予め設定された演出データや第2抽選手段34での抽選結果に応じて、画像表示装置47に表示すべき演出内容に関する信号を、制御コマンドと共にサブ基板42の表示制御手段44に送信する。
保留手段36は、第2抽選手段34から出力された変動パターンコマンドを入力し、始動チャッカー16への入賞の都度に行われた抽選の結果となる保留球として順次記憶する。当該記憶状況は、画像表示装置47に備えた保留球表示部(図示せず)に、例えば最大4個の保留球として点灯表示される。保留手段36は、例えば保留球数Hが0<H<5であるか否かを常時判定し、保留球数Hが4個表示されている間は、始動チャッカー16への入賞に拘わらず大当たり抽選は行わない。なお、保留球として点灯表示される保留球数は上記「最大4個」に限らず、例えば3個以下、又は5個以上として適宜設定することも可能である。
そして保留手段36は、保留(記憶)している変動パターンコマンドを順次表示制御手段44に送信し、この送信した変動パターンコマンドに基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターンコマンドを送信しないようにするための図柄変動禁止フラグを立てる(オンする)と共に、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマ(図示せず)をセットし、変動パターンコマンドの送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段36は、保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、第1抽選手段33で行われる始動チャッカー16への入賞に応答した大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
作動制御手段37は、作動決定手段39の作動開始決定の旨の信号に基づき、始動チャッカー開閉ソレノイド45に駆動信号を送って該ソレノイド45を作動させて始動チャッカー16を開放又は閉塞動作させる。更に作動制御手段37は、アタッカー開閉ソレノイド40に駆動信号を送って該ソレノイド41を作動させ、第1抽選手段33での抽選による大当たり発生時にアタッカー17を開放して所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返すように制御する。
作動判定手段38は、始動チャッカー開閉ソレノイド45及びアタッカー開閉ソレノイド40を作動させるための条件を満たすか否かを判定する。つまり、始動チャッカー開閉ソレノイド45にあって、始動チャッカー16の開閉の「条件を満たす」時とは、主基板41において第1抽選手段33の大当たり抽選とは別途行われる抽選で当選した場合である。アタッカー開閉ソレノイド40にあって、アタッカー17の開放の「条件を満たす」時とは、所謂リーチ(所謂スーパーリーチ、ノーマルリーチを含む)の状態から3つの同じ図柄が大当たり有効ライン上で揃って大当たりが発生した場合であり、アタッカー17の閉塞の「条件を満たす」時とは、大当たり発生時における全ての入賞を完了した場合である。
作動決定手段39は、作動判定手段38からの判定信号を受けて、始動チャッカー開閉ソレノイド45、アタッカー開閉ソレノイド40の作動開始をそれぞれに決定する。
また、始動チャッカー開閉ソレノイド45は、作動制御手段37から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、始動チャッカー16を開閉動作させる。
アタッカー開閉ソレノイド40は、作動制御手段37から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、アタッカー17を開閉動作させる。
一方、サブ基板42は、演出制御手段43、表示制御手段44及び発射制御手段60を有しており、サブ基板42には、放音装置8、演出用照明装置23、画像表示装置47、発射装置63、及び発射ハンドル9の押し釦部64に対する操作(即ち、押し釦部64の押し込み量)を検知する検知センサ64aが接続されている。
演出制御手段43は、主基板41中の上記マイクロプロセッサから供給される信号に従って、放音装置8、演出用照明装置23を適時駆動して、遊技者の聴覚及び視覚に訴える演出表示を行う。
表示制御手段44は、遊技制御手段35から送信された演出内容に関する信号に従って画像表示装置47を適時駆動し、大当たり抽選の結果等を遊技者の視覚に訴えるように演出表示する。
発射制御手段60は、検知センサ64aから送信される押し釦部64の押し込み量の検知信号を受信し、当該押し込み量に比例して発射装置63による遊技球の飛距離が増減するように該発射装置63を制御する。
放音装置8、演出用照明装置23及び画像表示装置47は、上述したように各制御に応答して、音、光、画像表示等により、通常時の演出や大当たり時における特別な演出等を行う。
発射装置63は、発射ハンドル9の押し釦部64が押圧操作された際、その押し込み量に関する検知センサ64aの検知信号を受けた発射制御手段60により、押し釦部64の押し込み量に比例した飛距離となるように、遊技球を遊技領域7aに向けて一定の時間間隔で連続的に打ち出す。
検知センサ64aは、発射ハンドル9の内部に配置されて、押し釦部64の押し込み量の変化を電圧変位として捉え、それに基づく検知信号を発射制御手段60に送信する。なお、検知センサ64aは、押し釦部64の押し込み量の変化を、電圧変位ではなく電流変化として捉え、上記検知信号を生成するように構成されても良い。
次に、本パチンコ機1による作用について、図4のフローチャートを併せて参照しつつ説明する。
すなわち、遊技場の営業開始に伴い主電源がオンされた後、本パチンコ機1に対面して着座した遊技者が発射ハンドル9を握ると、該遊技者の例えば右手の手のひらが握持部9aに接触し、かつ該右手の親指の付け根付近が押し釦部64に軽く触れた状態となる。その状態にて、遊技者が押し釦部64を適宜の力で押し込むと、その押し込み量が検知センサ64aによって検知され、その検知信号が発射制御手段60に送信される。
すると、発射制御手段60が、当該検知信号に応答して発射装置63を作動制御するので、発射装置63が、押し釦部64の押し込み量に比例した飛距離となるように、遊技球を遊技領域7aに向けて一定の時間間隔で連続的に打ち出す。遊技者は、遊技領域7aに打ち出される遊技球を視認しつつ、所望の位置に到達するように押し釦部64への押圧力を加減しながら遊技を続ける(ステップS1)。そして、遊技領域7aに打ち出されて転動落下する多数の遊技球は、始動チャッカー16や入賞口27,28,29,30に適時入賞し、或いは、これらに寄与せずに転動落下して、遊技領域7a最下部のアウト口22から遊技盤7背面側に排出される。
そして、始動チャッカー16や入賞口27〜30の何れかに入賞した場合、入賞判定手段31が当該入賞を判定し、且つ入賞信号出力手段32が入賞信号を出力する(ステップS2)。この際、保留手段36は、保留球Hが0<H<5であるか否かを常時判定しており、0<H<5を満たすと判定したときには、保留している変動パターンコマンドを、遊技制御手段35を介して表示制御手段44に順次送信し、図柄変動禁止フラグをオンすると共に、図柄変動タイマをセットし、変動パターンコマンドの送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段36は、当該保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、第1抽選手段33で行われる始動チャッカー16への入賞に応じた大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする
そして、大当たり抽選で当選した場合(ステップS3)、第1抽選手段33が当たりフラグをオンすると、第2抽選手段34が、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、大当たりの種別、つまり確変当たり又は通常当たりに対応する変動パターンを決定する。
これにより、ステップS4において、画像表示装置47に表示されるべき当たり図柄がセットされ、第2抽選手段34は、その旨の変動パターンコマンドを出力すると共に、当該変動パターンコマンドに基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターンコマンドを送信しないようにするために図柄変動禁止フラグをオンし、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマをセットし、変動パターンコマンドの送信に応じて保留球数を1デクリメントする。一方、大当たり抽選で外れた場合には、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する図柄が最終的に揃う旨の変動パターンが決定される。これにより、画像表示装置47に表示される外れ図柄がセットされ、第2抽選手段34は、その旨の変動パターンコマンドを出力すると共に、図柄変動禁止フラグをオンし、図柄変動タイマをセットし、変動パターンコマンドの送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
以上のようにして、遊技制御手段35が、画像表示装置47に表示すべき演出内容に関する信号を制御コマンドと共にサブ基板42の表示制御手段44に送信することに基づき、表示制御手段44が、画像表示装置47を適時駆動し、大当たり抽選結果に関する内容等を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示することとなる(ステップS5)。
そして、第1抽選手段33での抽選結果が画像表示装置47の画面上に表れると、作動制御手段37が、作動決定手段39の作動開始決定の旨の信号に基づき、所定のタイミングでアタッカー開閉ソレノイド40に駆動信号を送り、当該ソレノイド40を作動させてアタッカー17を開放し、所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返させる。これにより、アタッカー17に入賞した遊技球に対応する多量の遊技球が球供給口18から上皿13に払い出されることとなる(ステップS6)。
以上説明した本実施の形態では、発射ハンドル9が握持部9aと押し釦部64とを備え、発射制御手段60が、押し釦部64の押し込み量に対応して発射装置63の作動状態を制御して遊技球の飛距離を調節する。これにより、遊技者は、遊技機本体に向かい着座して、発射ハンドル9の押し釦部64に例えば親指を当てた状態で握持部9a全体を手のひらで包むように握るだけの楽な姿勢で発射装置63を作動させて、遊技球を打ち出すことができる。
その場合、押し釦部64に当てた親指の押し付け力を適宜加減することで遊技球の飛距離の調節を容易に行うことができる。また、押し釦部64が図1に二点鎖線で示すように握持部9aの中心付近に位置する場合には、単に握持部9a全体を手のひらで包むように握り、その際の手のひらの押し付け力を適宜加減するだけで、発射装置63の作動と共に遊技球の飛距離の調節も行うことができる。これにより、従来のようにコイン等を無理に挟み込んで操作部を固定するようなことをしなくても、弾球遊技時の遊技者に与える疲労感を大幅に軽減できるようになる。
また、発射制御手段60が、押し釦部64の押し込み量に比例して発射装置63による遊技球の飛距離を増減させるので、遊技者は、押し釦部64の押し込み操作に応じて遊技球の飛距離を滑らかに調節することができる。
或いは、これに代えて、発射制御手段60が、押し釦部64の押し込み量に対応して、発射装置63による遊技球の飛距離を段階的に増減させるように制御する構成とすることもできる。その場合、発射制御手段60は、押し釦部64の押し込み量に対応する電圧値を所定の値範囲ごとに区切った複数のテーブル、例えば、飛距離が最も小さい第1テーブル、飛距離が最も大きい第3テーブル、及びこれら第1テーブルと第3テーブルとの中間の飛距離となる第2テーブルを備えて、押し釦部64の押し込み操作に応じたテーブルを選択し、そのテーブルに予め設定されている発射力となるように発射装置63を作動制御する。これにより、遊技者は、押し釦部64の押し込み操作に応じて、遊技球の飛距離を段階的に調節することができるようになる。なお、当該テーブル数を更に多くして、発射力の制御がより精密になるように構成することもできる。
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
本発明の実施形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。 本パチンコ機の発射ハンドル及びその周辺部を拡大して正面図である。 本パチンコ機の制御系を示すブロック図である。 本パチンコ機による作動を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1:パチンコ機(遊技機)
7:遊技盤
7a:遊技領域
9:発射ハンドル
9a:握持部
60:発射制御手段
63:発射装置
64:押し釦部
Ba:遊技球

Claims (3)

  1. 遊技機本体に備えた発射ハンドルの操作に応じて発射装置を作動させ、遊技領域に遊技球を打ち出して遊技を行うように構成された遊技機であって、
    前記発射ハンドルが、握持部と、該握持部上に配置された押し釦部とを備え、かつ
    前記押し釦部の押し込み量に対応して前記発射装置の作動状態を制御して遊技球の飛距離を調節してなる発射制御手段を備える、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記発射制御手段は、前記押し釦部の押し込み量に比例して前記発射装置による遊技球の飛距離を増減させてなる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記発射制御手段は、前記押し釦部の押し込み量に対応して前記発射装置による遊技球の飛距離を段階的に増減させてなる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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