JP2007037738A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 手首を無理に曲げず、手首や掌の疲労感を低減できる状態でありながら、極めて簡便な手法で遊技者を困惑させることなく遊技球の発射を実施させ得る遊技球発射ハンドルを備えた遊技機を提供する。
【解決手段】 遊技球発射ハンドル装置2は、ハンドル支持軸57と、握り部60と、回動検知器59を備え、回動検知器59によって検知されたハンドル支持軸57に対する握り部60回動角度θに応じて発射装置の遊技領域への発射ストロークが調節制御される。これにより、遊技者は手首を無理に曲げることなく、握り部60をパチンコ機に対して単に左右に回動させるという簡便な操作をするだけで、遊技球を発射させることができる。
【選択図】 図3
【解決手段】 遊技球発射ハンドル装置2は、ハンドル支持軸57と、握り部60と、回動検知器59を備え、回動検知器59によって検知されたハンドル支持軸57に対する握り部60回動角度θに応じて発射装置の遊技領域への発射ストロークが調節制御される。これにより、遊技者は手首を無理に曲げることなく、握り部60をパチンコ機に対して単に左右に回動させるという簡便な操作をするだけで、遊技球を発射させることができる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、パチンコ機等の遊技機に係り、詳しくは遊技球発射のための発射ハンドルの構造を改善して操作性を向上させた遊技機に関する。
一般に、遊技機、例えばパチンコ機として、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技盤の遊技領域に打ち出された後、遊技領域の障害釘や風車等に導かれつつ盤面を流下して、各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技領域下部のアウト口に流入するように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなパチンコ機では、一般入賞口に入球した際にそれに対応した個数の遊技球が払い出され、また始動チャッカーに入球した際にはこれに基づいて大当たり抽選が行われると共に所定数の遊技球が払い出され、当該抽選の結果に応じて、遊技領域の中央部分に設けられた液晶等の図柄表示装置の画面上で所定の演出表示が行われる。大当たりの発生時には、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開放し、入球に対応して多量の遊技球が払い出される状態となる。
上記のようなパチンコ機において、パチンコ機本体の正面側に固設された遊技球発射ハンドルを、長時間操作しても手首等の疲労や苦痛を生じることなく、より積極的に遊技球の自動打ち出し強さを調整できるように構成したものが存在する(例えば、特許文献2参照)。
上記特許文献2に記載されるパチンコ機では、遊技球発射ハンドルの回動軸を、パチンコ機の前面に垂直な方向から上方向或いは左右方向に傾けることにより、手首を無理に曲げない状態で遊技球発射ハンドルを握ることができ、これにより、遊技者の疲労や苦痛を低減している。
しかしながら、上述のようなパチンコ機では、遊技球発射ハンドルの回動軸の角度を傾け、更に、該ハンドルの握り部を、通常のパチンコ機の場合と同様に握りながら回動させなければ、遊技球を遊技領域に打ち出すことができなかった。つまり、当該パチンコ機によれば、手首を無理に曲げずに発射操作することはできるものの、上記発射ハンドルの回動軸の角度を傾斜させて維持したままの状態で、更に握り部をその回動軸を中心に回動させなければならず、このように発射ハンドルを2段階に回動操作することが、かえって遊技者にとって負担になる虞があった。また、このような複雑な2段階操作の故に、遊技者を困惑させてしまう虞があった。
そこで本発明は、遊技球発射ハンドルの握り部を、手首を無理に曲げず手首や掌の疲労感を低減し得る状態で操作できるものでありながら、極めて簡便な手法により、遊技者を困惑させることなく遊技球の発射を実施し得るように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図5、及び図7参照)、枠体状の筐体(6)と、該筐体(6)に開閉自在に支持される前扉(7)と、該前扉(7)の手前側に突出する遊技球発射ハンドル装置(2)と、該ハンドル装置(2)の操作に応じて遊技球を遊技領域(3a)に発射する発射装置(72)と、を備え、前記遊技領域(3a)に遊技球(Ba)を打ち出して遊技してなる遊技機(1)において、
前記遊技球発射ハンドル装置(2)は、前記前扉(7)の所定位置(56)に突設されたハンドル支持軸(57)と、該ハンドル支持軸(57)の先端部(57a)に、該支持軸の軸方向と直交する方向に回動自在に支持された握り部(60)と、該握り部(60)と前記ハンドル支持軸(57)との間に介在されて前記握り部(60)の前記ハンドル支持軸(57)に対する回動角度(θ)を検知する回動検知器(59)と、を有し、
前記回動検知器(59)により検知される前記握り部(60)の回動角度(θ)に応じて前記発射装置(72)の前記遊技領域(3a)への発射ストロークを調節制御する発射制御手段(92)を備えてなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
前記遊技球発射ハンドル装置(2)は、前記前扉(7)の所定位置(56)に突設されたハンドル支持軸(57)と、該ハンドル支持軸(57)の先端部(57a)に、該支持軸の軸方向と直交する方向に回動自在に支持された握り部(60)と、該握り部(60)と前記ハンドル支持軸(57)との間に介在されて前記握り部(60)の前記ハンドル支持軸(57)に対する回動角度(θ)を検知する回動検知器(59)と、を有し、
前記回動検知器(59)により検知される前記握り部(60)の回動角度(θ)に応じて前記発射装置(72)の前記遊技領域(3a)への発射ストロークを調節制御する発射制御手段(92)を備えてなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
なお、本発明における上記「前扉の手前」とは、遊技機に対面して着座する遊技者に向かう側を意味する概念である。
請求項2に係る本発明は(例えば図1ないし図5参照)、前記握り部(60)の回動位置を複数位置にて位置決めするクリックストップ機構(58)を備えてなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機(1)にある。
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機(1)にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図1ないし図5参照)、前記握り部(60)の回動方向が、前記前扉(7)の左右方向である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機(1)にある。
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機(1)にある。
請求項4に係る本発明は(例えば図1ないし図5、及び図7参照)、前記握り部(60)に対する人体(64)の接触の有無を検知する接触検知装置(75)を備え、
前記発射制御手段(92)は、前記接触検知装置(75)によって接触無しが検知される間は、前記握り部(60)の回動角度(θ)に拘わらず前記発射装置(72)の作動を規制してなる、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の記載の遊技機(1)にある。
前記発射制御手段(92)は、前記接触検知装置(75)によって接触無しが検知される間は、前記握り部(60)の回動角度(θ)に拘わらず前記発射装置(72)の作動を規制してなる、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の記載の遊技機(1)にある。
請求項5に係る本発明は(例えば図7参照)、前記回動検知器(59)は、ポテンショメータである、
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遊技機(1)にある。
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遊技機(1)にある。
請求項6に係る本発明は(例えば図7参照)、前記回動検知器は(59)、ロータリ・エンコーダである、
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遊技機(1)にある。
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遊技機(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、遊技者が握り部をハンドル支持軸の軸方向と直交する方向に回動操作すると、握り部の回動角度に応じた発射ストロークで遊技球を発射することができるので、遊技者は、従来のような複雑な2段階操作をせず、手首を無理に曲げることなく握り部を遊技機に対して単に左右に回動させるという簡便な操作をするだけで、遊技球を発射させることができる。従って、複雑なハンドル操作で遊技者を困惑させるようなことなく、遊技者の手首や掌における疲労や苦痛を低減し得る遊技を提供することができる。
請求項2に係る本発明によると、クリックストップ機構が、握り部の回動位置を複数位置にて位置決めし、回動位置を制御するので、遊技者は自分の好みに合った発射ストロークを選択し、より楽な姿勢で遊技球を遊技領域へ打ち出すことができる。また、従来は遊技者が少し体勢を変化させるだけで遊技球発射ハンドルの操作量も微妙にずれてしまう虞があったが、本クリックストップ機構は、遊技者の好みに合った位置を維持するので、そういった不都合を防ぐことができる。
請求項3に係る本発明によると、握り部を前扉の左右方向に回動させることで発射装置を作動できるので、上下や斜め等の複数方向の選択を削除することにより、遊技者を困惑させることなく、単純な方法で遊技球を遊技領域へ打ち出すことができる。
請求項4に係る本発明によると、発射制御手段は、握り部に対する人体の接触の有無を検知する接触検知装置によって「接触無し」が検知される間は、握り部の回動角度に拘わらず、発射装置の作動を規制するので、不正行為を防ぐことができ、店側の監視負担も軽減されると共に、遊技者も自ら遊技に参加していることが実感でき、遊技者を飽きさせることのない、興趣の高い遊技を提供することができる。
請求項5に係る本発明によると、回動検知器がポテンショメータからなるので、比較的廉価なものでありながら、角度・移動量をアナログ的に検知することで、握り部回動角の正確な測定に対応することができる。
請求項6に係る本発明によると、回動検知器がロータリ・エンコーダからなるので、角度・移動量をデジタル的に検知することで、角度・移動量に加えて位置・速度も同時に計測することが可能になる。そのため、遊技球の遊技領域への打ち出しがより正確になる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機を図面に沿って説明する。なお、後述する各実施の形態では、本発明の遊技機を所謂第1種特別電動役物を使用したパチンコ機として述べるが、本発明はこれに限らず、所謂第2種特別電動役物や所謂第3種特別電動役物等を使用したパチンコ機にも適用可能であることは勿論である。
図1は、本発明に係る実施形態におけるパチンコ機1の外部構造を示す正面図である。本パチンコ機1は、同図に示すように、発射ハンドル装置2の操作による発射装置72(図7も併せて参照)の作動で遊技球(所謂パチンコ玉)Baを遊技盤3の遊技領域3aに向かって打ち出しつつ遊技を行うもので、所謂確率変動等の大当たりが発生した状態でアタッカー5に入球した遊技球Baに対応する数の遊技球Baを払い出すように構成されている。上記確率変動当たり(「確変当たり」とも言う)とは、抽選の結果、確変モードの大当たりが当選したとき、少なくとも当該確変モードによる遊技状態において次なる大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態を意味する。これに対し、当該特殊状態にならない大当たりとして「通常当たり」がある。
本パチンコ機1は、開口を有する枠体状の筐体6と、遊技盤3を支持した形で筐体6に開閉可能に支持された前扉7とを有しており、前扉7の前面には、透明ガラス9を有するガラス枠10が開閉自在に取り付けられている。透明ガラス9の奥側には、遊技盤3が配設されている。前扉7における遊技盤3の左右には演出用照明装置11が配設されており、前扉7における上部左右、及び下部の皿ユニット16の左右には、スピーカー(図示せず)を有する放音装置12がそれぞれ配設されている。そして、前扉7の上部における放音装置12の間には、演出用照明装置8が配設されている。
また、ガラス枠10における中央部右方には、前扉7を筐体6側に施錠又は解放し、或いは、ガラス枠10を前扉7側に施錠又は解放するための施錠装置13が配設されている。なお、図1中の符号14は、発射装置72によって打ち出された遊技球Baを遊技盤3側に案内するガイドレールを示している。本パチンコ機1には、遊技中に遊技領域3aにて入賞することなく落下してアウト口(図示せず)に進入した遊技球Baをパチンコ機1の背面側に導くアウト球通路(図示せず)が設けられている。
そして、前扉7における下部中央には皿ユニット16が設けられており、皿ユニット16における右上部には、賞球及び貸球を含む遊技球Baが供給される球供給口17が設けられ、皿ユニット16における右上部壁面には、球貸ボタン19a及びプリペイドカード返却ボタン19bが設けられている。皿ユニット16の中央左部には、該皿ユニット16上の遊技球Baを発射装置72付近から皿ユニット下部の球排出口(図示せず)を通して下方に排出するための第1球抜きボタン20aが配設されており、皿ユニット16の中央下部には、皿ユニット16上の遊技球Baを球供給口17付近から上記球排出口を通して下方に排出するための第2球抜きボタン20bが配設されている。
また、前扉7における皿ユニット16の右方下部の前壁部56には、発射装置72を操作して遊技球Baを遊技盤3に向けて打ち出すための発射ハンドル装置(遊技球発射ハンドル)2が設けられている。更に、皿ユニット16の下部左方には、灰皿21と遊技者参加ボタン22とが配設されている。この遊技者参加ボタン22の左右には、選択ボタン18a,18bがそれぞれ配設されている。
また、遊技領域3aの中央部分には、遊技球ステージSを有するセンター飾り23が配設されている。センター飾り23の左右下方には、それぞれ大当たり抽選に寄与しない一般の入賞が行われる入賞口25,26が配設されており、センター飾り23の直下方には、始動チャッカー27と、アタッカー5とが順次配設されている。
始動チャッカー27は、大当たり抽選実行の契機となり得る入賞が行われるものであり、開放位置と閉止位置とに開閉動作するように始動チャッカー開閉ソレノイド70(図示せず)によって作動させられる。始動チャッカー27の直上方には、所謂命釘としての一対の障害釘30が打ち込まれている。
アタッカー5は、大当たり発生時に開放され、遊技盤3の遊技領域3aに打ち出されて転動落下する遊技球Baを入賞させるものであり、大当たり発生中、例えば、1回の開放で10個の入球を完了した時点で閉じ、当該開閉動作を15回繰り返すように構成される。なお、これらの入球数並びに開閉動作の回数は、10個や15回に限定されることはなく、必要に応じて適宜設定され得るものである。
遊技領域3aには、センター飾り23の四方に風車31が配設されており、遊技球ステージSの下方における始動チャッカー27の左側には、普通図柄作動ゲート(スルーゲート)32が配設されている。この普通図柄作動ゲート32は、始動チャッカー27を開閉動作させるための抽選の契機となる遊技球Baの通過が行われる役物である。
遊技領域3aにおける普通図柄作動ゲート32、入賞口25,26及び始動チャッカー27等の周囲には、遊技球ステージSから零れた遊技球Baや、発射されてから遊技球ステージSに関与せずに落下してくる遊技球Baを適宜散らし、或いは入球に導くようにするための障害釘33を含む多数の障害釘が打ち込まれている。
上記センター飾り23は、遊技盤3側に固定された図柄表示装置35を露出する開口36を中央部に、ワープ導入口37を左上部に、該ワープ導入口37に連通する放出口49を左下部に、遊技球ステージSを開口36の下側に、球放出口49を該ステージSの中央下部にそれぞれ有している。また、ワープ導入口37の対向位置には、一対の障害釘39が打ち込まれている。ワープ導入口37の周囲や上方側にも、遊技球Baを適宜散らし、或いは入球に導くようにするための多数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。このような本パチンコ機1では、遊技領域3aに打ち出された遊技球Baを始動チャッカー27等に、遊技球ステージSを介して入球させ又は該ステージSを介さず直接入球させ得るように遊技が進められる。
なお、上記「ワープ導入」という語句は、遊技領域3aに打ち出された遊技球Baを、当該遊技領域3aの比較的下側に位置する不図示の道釘等を経ることなく、始動チャッカー27の上に導くことを意味する概念である。また、上記「道釘」とは、遊技領域3aにおいて始動チャッカー27左右に打ち込まれた複数本の障害釘(図示せず)の列を意味するもので、上方から転動落下してきた遊技球Baを始動チャッカー27方向に導く役割を担っている。
次に、本発明の特徴である発射ハンドル装置2及びその周辺構造について、図2ないし図5を参照して詳細に説明する。なお、図2は発射ハンドル装置2を示す平面図、図3及び図4は発射ハンドル装置2の握り部60を回動させた状態で示す平面図、図5は発射ハンドル装置2の側面図である。
発射ハンドル装置2は、図2ないし図5に示すように、前扉7の上述した前壁部(所定位置)56に突設されたハンドル支持軸57と、該ハンドル支持軸57の先端部57aに、該支持軸57の軸方向と直交する方向(即ち、本パチンコ機1に向かって前扉7の左右方向)に回動自在に支持された握り部60と、該握り部60とハンドル支持軸57との間に介在されて握り部60のハンドル支持軸57に対する回動角度θを検知する回動検知器59と、握り部60の回動位置を複数位置にて位置決めするクリックストップ機構58と、握り部60に対する遊技者の手(人体)64等の接触の有無を検知する接触検知装置75と、を備えている。この接触検知装置75は、握り部60の内部に配置され、後述のセンサ部62とで接触検知回路を形成している。
クリックストップ機構58は、外側が爪部を形成し、内側が複数の溝部を形成するように構成されていて、握り部60を左右方向に回動させることで、溝部に爪部を順次係止させる。これにより、握り部60は、遊技者による位置選択が複数段階に設定されると共に、遊技者により位置決め選択された位置を、回動方向への所定量以上の手力が作用するまで保持する。また、接触検知装置75には、光電式センサ、焦電センサ等を用いることができる。
上記回動検知器59は、ポテンショメータから構成することができる。その場合、比較的廉価なものでありながら、角度・移動量をアナログ的に検知することで、握り部回動角の正確な測定に対応することができる、という効果を得ることができる。また、回動検知器59は、ロータリ・エンコーダから構成することもできる。その場合、角度・移動量をデジタル的に検知することで、角度・移動量に加えて位置・速度も同時に計測することが可能になるため、遊技球Baの遊技領域3aへの打ち出しがより正確になる、という効果が得られる。
また握り部60は、プラスチック材等の絶縁材料にて形成された円筒握持部61と、この円筒握持部61の外周に一体的に形成されたセンサ部62と、円筒握持部61の手前側(遊技者側)に設けられて遊技者の掌が接触する掌接触部63と、を有している。円筒握持部61は、図2に示す握り部60の初期位置にてハンドル支持軸57の延長軸と直交する形となるように設けられる。
センサ部62は、金属等の導電性材料からなるもので、後述する接触検知装置75とで接触検知回路を形成している。従って、遊技者の手64が握り部60を握った際、センサ部62が遊技者の手(実際は指)による接触を検知し、これに基づき、接触検知装置75が、人体の接触有りとする検知信号を発射制御手段92に出力する。
ついで、本パチンコ機1の背面構造について図6を参照して説明する。同図は、本パチンコ機1の背面構造を示す背面図である。
図6に示すように、パチンコ機1の前扉7の背面における上部左方には、賞球タンク43が取り付けられており、この賞球タンク43の下方に、サブ基板(サブ制御基板)38、主基板(主制御基板)40がこの順に配置されている。また、前扉7の背面における右方には、整列待機通路45、賞球装置46、賞球排出通路47、電源ユニット41がこの順に上から配置されている。パチンコ機1の前扉背面における左側部には、施錠装置13が配設されている。
次に、本実施形態におけるパチンコ機1の制御系を図7に沿って説明する。なお、同図は本パチンコ機の制御系を示すブロック図である。
本制御系は、遊技制御装置80と、該遊技制御装置80に電気的に接続された、始動チャッカー開閉ソレノイド70、アタッカー開閉ソレノイド71、放音装置12、演出用照明装置8,11、図柄表示装置35、発射装置72、及び発射ハンドル装置2と、を備えている。
遊技制御装置80は、図6に示した主制御基板40やサブ制御基板38等から構成されている。主制御基板40は、本パチンコ機1の動作全体を統括的に管理するものであり、当該パチンコ機1の動作全体を管理するシステムプログラム及び遊技用の実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる記憶部(図示せず)と、これらのプログラムを実行する不図示のマイクロプロセッサ(MPU)とを備えている。また、サブ制御基板38は、主に画像表示、効果音等の演出、効果光等の表示制御を行うように構成されている。
遊技制御装置80は、入賞判定手段81、入賞信号出力手段82、抽選手段83、遊技制御手段85、保留手段86、作動制御手段87、作動判定手段88、作動決定手段89、演出制御手段90、表示制御手段91、及び発射制御手段92を備えている。
入賞判定手段81は、発射ハンドル2の操作で作動する発射装置72によって遊技領域3aに打ち出された遊技球Baが始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等の何れかに入賞したとき、当該入賞があった旨を判定する。
入賞信号出力手段82は、入賞判定手段81によって入賞が判定されたとき、対応する始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等に入賞した旨の入賞信号を出力する。
抽選手段83は、入賞信号出力手段82からの入賞信号の入力時、最大保留球数(例えば4個)未満での入賞を契機として、次なる大当たりを当選させるまで遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる確率変動当たり、及び上記特殊状態とならない通常当たりのうちのいずれか一方に当選するように、不図示の抽選用メモリから当たり当選乱数値を取得して、大当たり抽選を実行する。
そして、抽選手段83は、大当たり抽選で確変当たりに当選した場合、不図示の演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、確変当たりに対応する「111」、「333」や「777」等の図柄が図柄表示装置35の大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。なお、上記「大当たり有効ライン」は、大当たりを得るため図柄が一列に並ぶべき位置(ライン)を意味する。
抽選手段83はまた、大当たり抽選で通常当たりが当選した場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、通常当たりに対応する「222」、「444」や「888」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。抽選手段83は更に、大当たり抽選で外れた場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する「252」、「464」や「838」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。
遊技制御手段85は、放音装置12、及び演出用照明装置8,11に放音、発光の演出をさせる契機となる指令を演出制御手段90に送る。また、遊技制御手段85は、予め設定された演出データや、抽選手段83での抽選結果に応じて、図柄表示装置35に表示すべき演出内容に関する信号を、表示制御手段91に送る。
保留手段86は、抽選手段83から出力された変動パターン信号を入力し、変動パターンを、始動チャッカー27への入賞の都度に行われた抽選の結果となる保留球として順次記憶する。当該記憶状況は、大当たり抽選保留表示装置(図示せず)に、最大4個の保留球として点灯表示される。保留手段86は、例えば保留球数Hが0<H<5であるか否かを常時判定し、保留球数Hが4個表示されている間は、始動チャッカー27への入賞に拘わらず大当たり抽選は行わない。なお、保留球として点灯表示される保留球数は上記「最大4個」に限らず、例えば3個以下、又は5個以上として適宜設定することも可能である。
そして保留手段86は、保留(記憶)している変動パターンに係る信号を順次出力し、その変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を出力しないようにするための図柄変動禁止フラグを立てる(オンする)と共に、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマ(図示せず)をセットし、変動パターン信号の出力に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段86は、保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、抽選手段83で行われる始動チャッカー27への入賞に応答した大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
作動制御手段87は、作動決定手段89の作動開始決定の旨の信号に基づき、始動チャッカー開閉ソレノイド70に駆動信号を送って該ソレノイド70を作動させ、始動チャッカー27を開放又は閉塞動作させる。更に作動制御手段87は、アタッカー開閉ソレノイド71に駆動信号を送って該ソレノイド71を作動させ、抽選手段83での抽選による大当たり発生時にアタッカー5を開放して所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返すように制御する。
作動判定手段88は、始動チャッカー開閉ソレノイド70及びアタッカー開閉ソレノイド71を作動させるための条件を満たすか否かを判定する。つまり、始動チャッカー開閉ソレノイド70にあって、始動チャッカー27の開閉の「条件を満たす」時とは、抽選手段83の大当たり抽選とは別途行われる抽選で当選した場合である。アタッカー開閉ソレノイド71にあって、アタッカー5の開放の「条件を満たす」時とは、所謂リーチ(所謂スーパーリーチ、ノーマルリーチを含む)の状態から3つの同じ図柄が大当たり有効ライン上で揃って大当たりが発生した場合であり、アタッカー5の閉塞の「条件を満たす」時とは、大当たり発生時における全ての入賞を完了した場合である。
作動決定手段89は、作動判定手段88からの判定信号を受けて、始動チャッカー開閉ソレノイド70、アタッカー開閉ソレノイド71の作動開始を夫々に決定する。
演出制御手段90は、遊技制御手段85からの指令に応答して、放音装置12を放音駆動し、演出用照明装置8,11を発光させ、遊技者の聴覚や視覚に訴える演出を行う。
また、表示制御手段91は、遊技制御手段85からの信号に従って、図柄表示装置35を駆動し、大当たり抽選結果を中心とした内容等の演出を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示する。
発射制御手段92は、発射ハンドル装置2が操作され、接触検知装置75が遊技者の手等による接触を検出した状態において、回動検知器59により検出された握り部60の回動角度θの信号を受信したとき、該信号に対応して発射装置72を作動させ、不図示のハンマーの動作で遊技球Baを遊技領域3aに向けて順次打ち出させる。
また、発射制御手段92は、接触検知装置75によって「接触無し」が検知される間は、握り部60の回動角度θに拘わらず発射装置72の作動を規制し、不正行為等を防止する。
また、始動チャッカー開閉ソレノイド70は、作動制御手段87から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、始動チャッカー27を開閉動作させる。アタッカー開閉ソレノイド71は、作動制御手段87から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、アタッカー5を開閉動作させる。
放音装置12は、演出制御手段90の制御に従ってスピーカー(図示せず)を駆動させ、演出に応じた効果音を発する。演出用照明装置8,11は、演出制御手段90の制御に従ってその内蔵する電飾ランプ(図示せず)を発光駆動(点灯、点滅)させ、演出に応じた照明を行う。図柄表示装置35は、表示制御手段91の制御に従って作動し、演出データや抽選手段83での抽選結果に応じた演出表示を行う。
発射装置72は、発射制御手段92からの発射制御信号に応答して不図示のハンマーを作動させ、遊技球Baを順次遊技領域3aに打ち出す。
発射ハンドル装置2は、前述したように、ハンドル支持軸57と、握り部60と、回動検知器59と、クリックストップ機構58とを備えている。発射ハンドル装置2が遊技機に対して左右に回動されると、発射装置72がハンマーを作動させ、遊技球Baを順次遊技領域3aに打ち出す契機となる。
回動検知器59は、回動方向の機械的変位量をデジタル量に変換して検出信号として出力するロータリ・エンコーダや、アナログ量に変換して検出信号として出力するポテンショメータ等から構成できるものであり、発射ハンドル装置2のハンドル支持軸57に対して回動する握り部60の回転角度θを検出し、その検出信号を発射制御手段92に送信する。なお、本実施の形態では、図3及び図4に示すように、θは0°<θ<90°程度が適当な角度としているが、これに限定されない。
接触検知装置75は、発射ハンドル装置2の握り部60に遊技者の手等が接触したことをセンサ部62が検知した際、人体接触が有る旨の検知信号を発射制御手段92に送信する。
次に、本パチンコ機1による作用について、図8のフローチャートを併せて参照しつつ説明する。
すなわち、本パチンコ機1に対面して着座した遊技者が、発射ハンドル2の握り部60を握って適宜の角度に回動操作すると(ステップS1)、接触検知装置75からの検知信号を受信した発射制御手段92が、回動検知器59からの握り部60の回動角度θの検知信号に基づいて発射装置72を制御する。それにより、該発射装置72が作動して、遊技球Baを所定の時間間隔で遊技領域3aに向けて連続的に発射させる。すると、遊技領域3aに打ち出されて転動落下する多数の遊技球Baは、始動チャッカー27や入賞口25,26に適時入賞し、或いは、これらに関与せずに転動落下して、遊技領域3a最下部のアウト口(図示せず)から遊技盤3背面側に排出される。
つまり、遊技領域3aに向けて打ち出された多数の遊技球Baは、その一部がワープ導入口37から導入されて放出口49から遊技球ステージS上に放出され、その一部が球放出口49から放出されて始動チャッカー27に向け落下し、この始動チャッカー27に高確率で入賞する。この際、障害釘30への当接状況によっては、始動チャッカー27に入賞できないこともある。一方、球放出口49からではなく遊技球ステージSから直接に落下する遊技球Baは、始動チャッカー27と異なる方向に向かう。この際、当該遊技球Baは、落下方向が、始動チャッカー27上の一対の障害釘30の間を通過して入球し得る方向と異なっても、障害釘30の左右に打ち込まれた所謂ジャンプ釘(図示せず)や、このジャンプ釘から左右方向に配列された道釘(図示せず)で弾き返されることで、障害釘30に絡んでその間を落下して始動チャッカー27に入球することもある。
ところで、上述したように始動チャッカー27や入賞口25,26の何れかに遊技球Baが入賞した場合、入賞判定手段81が当該入賞を判定し、且つ入賞信号出力手段82が入賞信号を出力する(ステップS2)。この際、保留手段86は、保留球Hが0<H<5であるか否かを常時判定しており、0<H<5を満たすと判定したときには、保留している変動パターンに係る信号を、遊技制御手段85を介して表示制御手段91に順次送信し、図柄変動禁止フラグをオンすると共に、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段86は、当該保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、抽選手段83で行われる始動チャッカー27への入賞に応じた大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
そして、ステップS3において、大当たり抽選で当選した場合、抽選手段83が当たりフラグをオンすると、抽選手段83が、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、大当たりの種別、つまり確変当たり又は通常当たりに対応する変動パターンを決定する。
これにより、ステップS4において、図柄表示装置35に表示されるべき当たり図柄がセットされ、抽選手段83は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、当該変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を送信しないようにするために図柄変動禁止フラグをオンし、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
一方、ステップS3において大当たり抽選で外れた場合には、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する図柄が最終的に揃う旨の変動パターンが決定される。これにより、図柄表示装置35に表示される外れ図柄がセットされ、抽選手段83は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、図柄変動禁止フラグをオンし、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
以上のようにして、遊技制御手段85が、図柄表示装置35に表示すべき演出内容に関する信号を、表示制御手段91に送信することに基づき、表示制御手段91は、図柄表示装置35を適時駆動し、大当たり抽選結果に関する内容等を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示することとなる(ステップS5)。
そして、図柄表示装置35の画面上に表れた抽選結果が大当たり決定である場合、作動制御手段87は、作動決定手段89の作動開始決定の旨の信号に基づき、所定のタイミングでアタッカー開閉ソレノイド71に駆動信号を送り、当該ソレノイド71を作動させてアタッカー5を開放し、所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返させる。これにより、アタッカー5に入賞した遊技球に対応する多量の遊技球が球供給口17から皿ユニット16に払い出されることとなる(ステップS6)。
以上説明したように、本実施形態によれば、遊技者が握り部60を前扉7の左右方向に回動操作すると、握り部60の回動角度θに応じた発射ストロークで遊技球Baを発射することができるので、遊技者は、従来のような複雑な2段階操作をせず、手首を無理に曲げることなく簡便な操作をするだけで、遊技球Baを発射させることができる。また、握り部60の左右方向の回動で発射装置72を作動できることにより、上下や斜め等の複数方向の選択を削除することができ、そのため、遊技者を困惑させることなく、単純な方法で遊技球Baを遊技領域3aへ打ち出すことができる。従って、複雑なハンドル操作で遊技者を困惑させるようなことなく、遊技者の手首や掌における疲労や苦痛を低減し得る遊技を提供することができる。
また、クリックストップ機構58が、握り部60の回動位置を複数位置にて位置決めし、回動位置を制御するので、遊技者は自分の好みに合った発射ストロークを選択し、より楽な姿勢で遊技球Baを遊技領域3aへ打ち出すことができる。また、従来は遊技者が少し体勢を変化させるだけで遊技球発射ハンドル2の操作量も微妙にずれてしまう虞があったが、本クリックストップ機構58は、遊技者の好みに合った位置を維持するので、そういった不都合を防ぐことができる。
そして、発射制御手段92は、握り部60に対する人体の接触の有無を検知する接触検知装置75によって「接触無し」が検知される間は、握り部60の回動角度θに拘わらず、発射装置72の作動を規制するので、不正行為等を防ぐことができる。従って、店側の監視負担も軽減されると共に、遊技者も自ら遊技に参加していることが実感でき、遊技者を飽きさせることのない、興趣の高い遊技を提供することができる。
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
1:遊技機(パチンコ機)
2:遊技球発射ハンドル(発射ハンドル装置)
3a:遊技領域
6:筐体
7:前扉
56:所定位置(前壁部)
57:ハンドル支持軸
57a:先端部
58:クリックストップ機構
59:回動検知器
60:握り部
64:人体(遊技者の手)
72:発射装置
75:接触検知装置
92:発射制御手段
Ba:遊技球
θ :回動角度
2:遊技球発射ハンドル(発射ハンドル装置)
3a:遊技領域
6:筐体
7:前扉
56:所定位置(前壁部)
57:ハンドル支持軸
57a:先端部
58:クリックストップ機構
59:回動検知器
60:握り部
64:人体(遊技者の手)
72:発射装置
75:接触検知装置
92:発射制御手段
Ba:遊技球
θ :回動角度
Claims (6)
- 枠体状の筐体と、該筐体に開閉自在に支持される前扉と、該前扉の手前側に突出する遊技球発射ハンドル装置と、該ハンドル装置の操作に応じて遊技球を遊技領域に発射する発射装置と、を備え、前記遊技領域に遊技球を打ち出して遊技してなる遊技機において、
前記遊技球発射ハンドル装置は、前記前扉の所定位置に突設されたハンドル支持軸と、該ハンドル支持軸の先端部に、該支持軸の軸方向と直交する方向に回動自在に支持された握り部と、該握り部と前記ハンドル支持軸との間に介在されて前記握り部の前記ハンドル支持軸に対する回動角度を検知する回動検知器と、を有し、
前記回動検知器により検知される前記握り部の回動角度に応じて前記発射装置の前記遊技領域への発射ストロークを調節制御する発射制御手段を備えてなる、
ことを特徴とする遊技機。 - 前記握り部の回動位置を複数位置にて位置決めするクリックストップ機構を備えてなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記握り部の回動方向は、前記前扉の左右方向である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。 - 前記握り部に対する人体の接触の有無を検知する接触検知装置を備え、
前記発射制御手段は、前記接触検知装置によって接触無しが検知される間は、前記握り部の回動角度に拘わらず前記発射装置の作動を規制してなる、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の記載の遊技機。 - 前記回動検知器は、ポテンショメータである、
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遊技機。 - 前記回動検知器は、ロータリ・エンコーダである、
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遊技機。
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-
2005
- 2005-08-02 JP JP2005224742A patent/JP2007037738A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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