JP2007000552A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通常の遊技と並行して、遊技者参加によるゲーム感覚のボタン操作に基づいて演出内容を変化させ、遊技者にとって興趣のある遊技機を提供する。
【解決手段】 前扉の所定位置に配設された遊技参加ボタン22が所定の演出により操作された際に、押圧検知センサ79は該操作の押圧度合いを検知する。表示制御手段は該押圧度合いに応じて図柄表示装置に表示させる演出内容を変化させる。これにより、通常の遊技と並行して、遊技者が遊技参加ボタン22の操作に基づき遊技の趣向性を高めることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に関し、詳しくは、ボタン操作に基づいて遊技の趣向性を高めるようにした遊技機に関する。
一般に、遊技機、例えばパチンコ機として、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技盤の遊技領域に打ち出された後、遊技領域の障害釘や風車等に導かれつつ盤面を流下して、各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技領域下部のアウト口に流入するように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなパチンコ機では、一般入賞口に入球した際にそれに対応した個数の遊技球が払い出され、また始動チャッカーに入球した際にはこれに基づいて大当たり抽選が行われると共に所定数の遊技球が払い出され、当該抽選の結果に応じて、遊技領域の中央部分に設けられた液晶等の図柄表示装置の画面上で所定の演出表示が行われる。大当たりの発生時には、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開放し、入球に対応して多量の遊技球が払い出される状態となる。
上述のようなパチンコ機において、遊技中に所定の条件が成立してゲームモードに移行した際、パチンコ機の下皿側部に配設されている押しボタンを操作することにより、画面に表示されているキャラクタ画像に所定の動作を行わせるように構成したパチンコ機が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−236210号公報 特開2004−344228号公報
上記特許文献2に記載されるようなパチンコ機では、操作ボタンを操作させて遊技者をゲームモードに参加させるために操作ボタンを設けているが、操作ボタンの押圧動作が単調で、遊技者が押圧動作自体を楽しむことはできなかった。また、特許文献2には操作ボタンの素材に関しての言及は特に無いが、操作ボタンはプラスチック等の硬質素材で作られるのが一般的であるため、遊技者が操作ボタンを押圧操作する際、掌を痛めてしまう虞があった。
そこで本発明は、通常の遊技と並行して、遊技者参加によるゲーム感覚のボタン操作において、遊技者がボタン操作自体を楽しむと共に、興趣のある、喜悦感をより増幅させるような演出性を提供できるように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機を提供することを目的とするものである。
また本発明は、上記目的を達成した上で、遊技者にとって触り心地が良く、連打等、押圧操作する際に遊技者の掌を痛める虞のない操作ボタンを提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1及び図2参照)、枠体状の筐体(6)と、遊技盤(3)を支持した形で前記筐体(6)に開閉可能に支持される前扉(7)と、前記遊技盤(3)の遊技領域(3a)に配置された図柄表示装置(35)とを備え、前記遊技領域(3a)に遊技球(Ba)を打ち出して遊技する遊技機(1)において、
前記前扉(7)の所定の部位に配置された操作ボタン(22)と、
前記操作ボタン(22)が所定の演出に応じて操作された際に、該操作の押圧度合いを検知する検知手段(79)と、
前記操作ボタン(22)の操作手法の指示内容を前記図柄表示装置(35)に表示し、該指示内容の表示に応じて前記操作ボタン(22)が操作されたとき、前記検知手段(79)によって検知される前記操作ボタン(22)の押圧度合いに応じて、前記図柄表示装置(35)に表示される演出内容を変化させる表示制御手段(118)と、を備えてなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図2(a)〜(c)参照)、前記操作ボタン(22)が、上部に位置するカバー部材(22a)と、下部に位置する底部(22b)とを有し、前記カバー部材(22a)は、押圧されたときに、該押圧に応じて変形し、且つ該変形後の解放状態で初期形状に復帰する柔軟な性質を備える材料から構成されてなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機(1)にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図1及び図2参照)、前記前扉(7)には球受け皿(16)が配置され、且つ、
前記所定の部位は、前記球受け皿(16)の側部に設けられた操作台部(18)である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、演出制御手段が、操作ボタンの操作手法の指示内容を図柄表示装置に表示し、その表示に応じて操作ボタンが操作されたとき、操作ボタンの押圧度合いに応じて、表示される演出内容を変化させるので、所謂スーパーリーチの演出中、遊技者に、操作ボタンを弱く叩かせたり、強く叩かせたり、強く連打させたりする指示内容を図柄表示装置の画面上に表示し、遊技者が、指示に従った叩き方をした場合には、進行中のスーパーリーチを更に濃密な演出(熱い演出)に発展させ、指示に従わない叩き方をした場合には、進行中のスーパーリーチを淡白な演出(寒い演出)に移行させる等により、大当たりするかもしれないという遊技者の期待感を刺激しつつ、遊技者を遊技に参加させ、演出性と共に遊技性を高めることができる。従って、遊技者のボタン操作に応じた演出を夫々提供でき、遊技者がボタン操作自体を楽しむことができ、遊技者の注目を集めることができると共に、より親近感・喜悦感を増大させることによって遊技の趣向性を飛躍的に高め、興趣の向上に寄与することができるようになる。
請求項2に係る本発明によると、操作ボタンの上部に備えられたカバー部材が、押圧されたときに、該押圧に応じて変形し、且つ該変形後の解放状態で初期形状に復帰する柔軟な性質を備える材料(即ち軟質素材)からなるので、遊技者にとって触り心地が良く、操作ボタンを強く連打する等、押圧操作する際に遊技者の掌を痛めることなく遊技を進行させることができる。
請求項3に係る本発明によると、球受け皿の側部に設けられた操作台部に該操作ボタンが位置されているので、遊技者が一方の手(例えば右手)で発射ハンドルを握持している間でも、他方の手(例えば左手)で操作ボタンを操作することができ、従って、遊技者の負担は軽減される。また、図柄表示装置の画面上に表示される指示に従って操作ボタンを操作する際に、遊技者は、無理のない姿勢で容易に連打することができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機を図面に沿って説明する。図1は本発明に係る実施の形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。なお、以下に説明する実施の形態では、本発明の遊技機を所謂第1種特別電動役物を使用したパチンコ機として述べるが、本発明はこれに限らず、所謂第2種特別電動役物や所謂第3種特別電動役物等を使用したパチンコ機にも適用可能であることは勿論である。
本実施形態のパチンコ機1は、図1に示すように、発射ハンドル2の操作による発射装置(図示せず)の作動で遊技球(所謂パチンコ玉)Baを遊技盤3の遊技領域3aに向かって打ち出しつつ遊技を行うもので、所謂確率変動等の大当たりが発生した状態でアタッカー5に入球した遊技球Baに対応する数の遊技球Baを払い出すように構成されている。上記確率変動当たり(「確変当たり」とも言う)とは、抽選の結果、確変モードの大当たりが当選したとき、少なくとも当該確変モードによる遊技状態において次なる大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態を意味する。これに対し、当該特殊状態にならない大当たりとして「通常当たり」がある。遊技者は大当たりを目指してハンドル操作を繰り返す。
本パチンコ機1は、開口を有する枠体状の筐体6と、この筐体6に開閉可能に装着された前扉7とを有しており、前扉7の前面には、透明ガラス9を有するガラス枠10が開閉可能に取り付けられている。透明ガラス9の奥側には、遊技盤3が配置されている。前扉7における遊技盤3の左右には演出用照明装置11が配置されており、前扉7における上部左右、及び下部の皿ユニット16の左右には夫々、スピーカ(図示せず)を有する放音装置12が配置されている。そして、前扉7の上部における放音装置12の間には、電飾装置8が配置されている。
また、ガラス枠10における中央部右方には、前扉7を筐体6側に施錠又は解放し、或いは、ガラス枠10を前扉7側に施錠又は解放するための施錠装置13が配置されている。なお、図1中の符号14は、不図示の発射装置によって打ち出された遊技球を遊技盤3側に案内するガイドレールを示している。本パチンコ機1には、遊技中に遊技領域3aにて入賞することなく落下してアウト口(図示せず)に進入した遊技球Baをパチンコ機1の背面側に導くアウト球通路(図示せず)が設けられている。
そして、前扉7における下部中央には皿ユニット(球受け皿)16が設けられており、皿ユニット16における右上部には、賞球及び貸球を含む遊技球Baが供給される球供給口17が設けられ、皿ユニット16における右上部壁面には、球貸ボタン19a及びプリペイドカード返却ボタン19bが設けられている。皿ユニット16の中央部には、該皿ユニット16上の遊技球を球発射装置(図示せず)付近から皿ユニット下部の球排出口(図示せず)を通して下方に排出するための第1球抜きボタン20aと、皿ユニット16上の遊技球を球供給口17付近から上記球排出口を通して下方に排出するための第2球抜きボタン20bとが配置されている。
また、前扉7における皿ユニット16の右側下方には、上記球発射装置を操作して遊技球を遊技盤3に向けて打ち出すための発射ハンドル2が設けられている。更に、皿ユニット16の下部左方の操作台部18には、灰皿21と、遊技者参加用の操作ボタン22(以下、遊技参加ボタンとも言う)とが配置されている。更に、前扉7における遊技盤3の左右下方には演出用照明装置11,11が配置されており、前扉7における遊技盤3の左右上方には放音装置12,12が配置されている。なお、筐体6及び前扉7等から遊技機本体が構成される。
また、遊技領域3aの中央部分には、遊技球ステージSを有するセンター飾り23が配設されている。センター飾り23の下部左右には、大当たり抽選に寄与しない一般の入賞が行われる入賞口25,26が配設されており、センター飾り23の直下方には、始動チャッカー27と、アタッカー5とが順次配設されている。またセンター飾り23は、遊技球ステージSの前壁中央に、該ステージS上の遊技球の一部を始動チャッカー27に導くための球放出口49を有している。
始動チャッカー27は、大当たり抽選実行の契機となり得る入賞が行われるものであり、開放位置と閉止位置とに開閉動作するように始動チャッカー開閉ソレノイド114(図3参照)によって作動させられる。始動チャッカー27の直上方には、所謂命釘としての一対の障害釘30が打ち込まれている。
アタッカー5は、大当たり発生時に開放され、遊技盤3の遊技領域3aに打ち出されて転動落下する遊技球を入賞させるものであり、大当たり発生中、例えば、1回の開放で10個の入球を完了した時点で閉じ、当該開閉動作を15回繰り返すように構成される。なお、これらの入球数並びに開閉動作の回数は、10個や15回に限定されることはなく、必要に応じて適宜設定され得るものである。
遊技領域3aには、センター飾り23の四方に風車31が配設されており、遊技球ステージSの下方における始動チャッカー27の左側には、スルーゲート32が配設されている。このスルーゲート32は、始動チャッカー27を開閉動作させるための抽選の契機となる遊技球通過が行われる役物である。
遊技領域3aにおけるスルーゲート32、入賞口25,26及び始動チャッカー27等の周囲には、遊技球ステージSから零れた遊技球や、発射されてから遊技球ステージSに関与せずに落下してくる遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための障害釘33を含む多数の障害釘が打ち込まれている。
上記センター飾り23は、その中央部に、遊技盤3側に固定された図柄表示装置35を露出する開口36を有し、且つ左上部に、放出口67に連通するワープ導入口37を有しており、このワープ導入口37に対向するように一対の障害釘39が打ち込まれている。また、図柄表示装置35は、液晶ディスプレイ等を用いて動画や静止画表示による演出を行う。ワープ導入口37の周囲や上方側にも、遊技球Baを適宜散らし、或いは入球に導くようにするための多数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。このような本パチンコ機1では、遊技領域3aに打ち出された遊技球Baを始動チャッカー27等に、遊技球ステージSを介して入球させ又は遊技球ステージSを介さず直接入球させ得るように遊技が進められる。
なお、本実施形態における「ワープ導入」という語句は、遊技領域3aに打ち出された遊技球を、当該遊技領域3aの比較的下側に位置する不図示の道釘等を経ることなく、始動チャッカー27の上に導くことを意味する概念である。また、上記「道釘」とは、遊技領域3aにおいて始動チャッカー27左右に打ち込まれた複数本の障害釘(図示せず)の列を意味するもので、上方から転動落下してきた遊技球Baを始動チャッカー27方向に導く役割を担っている。
ここで、本発明の特徴である操作ボタン22の構成について、図1及び図2を参照して詳細に説明する。図2は遊技参加ボタン22を示す図であり、同図(a)は遊技参加ボタン22の正面図、同図(b)は遊技参加ボタン22の平面図、同図(c)は遊技参加ボタン22が押圧されている状態を示す斜視図である。
図1に示すように、遊技参加ボタン22は、上述したように皿ユニット16の下部左方に位置する操作台部18に配設されており、図2(a),(b)に示すように、自由状態にて逆椀状となるカバー部材22aと、カバー部材22aの下方周縁部を嵌着した状態で支持する円形開口を有する底部22bとを備えている。この遊技参加ボタン22は、図柄表示装置35の画面上で繰り広げられるゲームに遊技者を参加させるための遊技参加用の操作ボタンとして、また、大当たり決定時に奏される音楽、或いは、図柄表示装置35の画面上での異なるモード演出画面等を決定すべき決定ボタンとして機能する。
また、カバー部材22aには、動物の顔等(本実施形態では図2(b)のように人の顔)の静止画像が描かれている。このカバー部材22aは、遊技参加ボタン22の操作時に遊技者の掌を痛めないようにする目的から、自由状態においては図2(a)に示す逆椀状の初期形状に復帰する弾力性及び柔軟性を有する材料により構成されている。この材料として、例えば、シリコーンゴム材のように弾力性を有する軟質素材を挙げることができる。更に、遊技参加ボタン22は、カバー部材22a及び底部22bの内方に、発光体としての発光ダイオード(以下、LEDと言う)81を有しており、このLED81は、図2(b)に示すように、底部22bの円形開口の内側で且つカバー部材22aの外周縁部近傍に複数個(本実施形態では6個)が配設されている。上記カバー部材22aは、LED81の投射光を上方に漏らして遊技参加ボタン22を認識し易くするため、使用する軟質素材は、透明、半透明、或いは曇りガラス状等の光透過性を有する状態で用いられる。
また、遊技参加ボタン22は、センサ本体79aと該センサ本体79aから突出する押圧部79bとからなる押圧検知センサ(検知手段)79を内方に備えている。この押圧検知センサ79は、押圧部79bをカバー部材22aの内面に接触させ、且つセンサ本体79aを底部22bに固着させた状態で、遊技者が遊技参加ボタン22のカバー部材22aを押圧した際の押圧度合いを検知し、その検知信号をサブ基板62に出力する。該押圧検知センサ79には、加速度センサや圧力センサ、力センサ等を適用することができるが、遊技参加ボタン22の押圧度合いを計測して検知信号を出力できるものであれば、他の種類のセンサを用いてもよい。
次に、本実施形態におけるパチンコ機1の制御系を図3に沿って説明する。なお、同図は本パチンコ機の制御系を示すブロック図である。
すなわち、本制御系は、主基板(主制御基板)61と、この主基板61に接続されたサブ基板(サブ制御基板)62とを備えている。主基板61は、本パチンコ機1の作動を統括的に管理・制御するものであり、当該パチンコ機1の動作全体を管理するシステムプログラム及び遊技用の実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる記憶部(図示せず)と、これらのプログラムを実行する不図示のマイクロプロセッサ(MPU)とを備えている。
主基板61は、入賞判定手段105、入賞信号出力手段106、第1抽選手段107、第2抽選手段108、遊技制御手段109、保留手段110、作動制御手段111、作動判定手段112、及び作動決定手段113を備えている。また主基板61には、始動チャッカー開閉ソレノイド114及びアタッカー開閉ソレノイド115が接続されている。
入賞判定手段105は、発射ハンドル2の操作で作動する発射装置(図示せず)によって遊技領域3aに打ち出された遊技球が始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等の何れかに入賞したとき、当該入賞があった旨を判定する。
入賞信号出力手段106は、入賞判定手段105によって入賞が判定されたとき、対応する始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等に入賞した旨の入賞信号を出力する。
第1抽選手段107は、入賞信号出力手段106からの入賞信号の入力時、最大保留球数(例えば4個)未満での入賞を契機として、次なる大当たりを当選させるまで遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる確率変動当たり、及び上記特殊状態とならない通常当たりのうちの何れか一方に当選するように、不図示の抽選用メモリから当たり当選乱数値を取得して、大当たり抽選を実行する。
第2抽選手段108は、第1抽選手段107での大当たり抽選で確変当たりに当選した場合、不図示の演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、確変当たりに対応する「111」、「333」や「777」等の図柄が図柄表示装置35の大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。なお、上記「大当たり有効ライン」は、大当たりを得るため図柄が一列に並ぶべき位置(ライン)を意味する。第2抽選手段108はまた、第1抽選手段107での大当たり抽選で通常当たりが当選した場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、通常当たりに対応する「222」、「444」や「888」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。第2抽選手段108は更に、第1抽選手段107での大当たり抽選で外れた場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する「252」、「464」や「838」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。
遊技制御手段109は、放音装置12、演出用照明装置11に放音、発光の演出をさせる契機となる指令を、サブ基板62の演出制御手段116に送信する。また、遊技制御手段109は、遊技参加ボタン22を用いた遊技者参加型の演出を行わせるか否かを、予め登録(格納)された演出用乱数等を用いた抽選で無作為に決定し、これを行わせると決定した際には、後述する表示制御手段118へその旨の信号を送信する。
上記信号を受けた表示制御手段118は、演出制御手段116に対し、遊技参加ボタン22の操作を有効とさせる信号(以下、割込み信号と呼ぶ)を送信する。そして、表示制御手段118は、図柄表示装置35の大当たり抽選に関するその時点での表示を、例えば、任意の1つの図柄が停止した際に、もう1つの同図柄がゆっくりと大当たり有効ラインに近づいてリーチへと発展していくような演出表示へと切り替える。
このときの図柄表示装置35の画面では、停止した図柄と同図柄の他の1つが大当たり有効ライン上にリーチとして揃うような「熱い(濃密な)演出」、つまり、大当たり有効ラインに揃おうとする他の1つの同図柄を、遊技者が遊技参加ボタン22を操作することで、例えばアニメキャラクタが後押ししていくような演出表示がなされる(以下、このような表示を割込み演出表示と呼ぶ)。なお、遊技制御手段109にて決定される遊技者参加型の演出表示には、上記した2つの同図柄が図柄表示装置35の大当たり有効ライン上でリーチとして揃いそうな表示以外にも、大当たりとして同図柄が3つ揃いそうな表示や、有効ライン上で2つの同図柄が揃ったリーチ時に更にスーパーリーチへと発展しそうな表示等を挙げることができる。
上記のような割込み演出表示時に、演出制御手段116は、遊技参加ボタン22内のLED81を発光させて、遊技者を遊技に参加させるべく参加ボタン22の押圧タイミングを報知するための信号をLED81に送信する。この際に、遊技者が遊技参加ボタン22を押圧操作すると、押圧検知センサ79が検知した押圧度合いに応じた表示制御手段118の制御により、図柄表示装置35の画面では、例えば、残り1つの同じ図柄が大当たり有効ライン上に揃うような「濃密な演出」、つまり、大当たり有効ラインに揃おうとする残り1つの同図柄をアニメキャラクタが手で後押しするような演出表示がなされる。このとき、なされる演出データが、第1抽選手段107でなされた大当たり抽選に当選している場合は、残り1つの同じ図柄が大当たり有効ライン上に揃って大当たりが発生することとなる。
なお、参加ボタン22の押圧タイミングを報知するための上記信号は、リーチ演出の全てにおいて発生するわけではなく、上述したように、遊技制御手段109での演出用乱数等を用いた抽選で当選した際に発生することとなる。その結果、遊技者から見ると、遊技参加ボタン22の操作タイミングの報知は、図柄表示装置35の表示において2つの同図柄が大当たり有効ライン上で揃ってリーチになるとき、図柄表示装置35にて大当たりが確定表示されるとき、或いは、大当たり抽選の当落に拘わらず2つの同図柄が大当たり有効ライン上で揃ったリーチ後にスーパーリーチに発展するとき等を契機(所定の契機)として行われることになる。
また遊技制御手段109は、予め設定された演出データや、第1抽選手段107、第2抽選手段108での抽選結果に応じて、図柄表示装置35に表示すべき演出内容に関する信号を、サブ基板62の表示制御手段118に送信する。遊技制御手段109は、例えば、保留手段110の保留内容を参照し、図柄表示装置35上で大当たり図柄が最終的に揃うような演出、或いは、大当たり図柄が最終的に外れるような演出を行うための信号を表示制御手段118に送信する。これらの演出には、上述した遊技参加ボタン22の押圧操作に対応させた、進行中のスーパーリーチを更に濃密な演出に発展させる「濃密な演出」や、進行中のスーパーリーチを淡白な演出に移行させる「淡白な演出」等も含まる。
保留手段110は、第2抽選手段108から出力された変動パターン信号を入力し、変動パターンを、始動チャッカー27への入賞の都度に行われた抽選の結果となる保留球として順次記憶する。当該記憶状況は、大当たり抽選保留表示装置(図示せず)に、最大4個の保留球として点灯表示される。なお、保留球として点灯表示される保留球数は上記「最大4個」に限らず、例えば3個以下、又は5個以上として適宜設定することも可能である。
そして保留手段110は、保留(記憶)している変動パターンに係る信号を順次出力し、その変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を出力しないようにするための図柄変動禁止フラグを立てる(オンする)と共に、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマ(図示せず)をセットし、変動パターン信号の出力に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段110は、保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、第1抽選手段107で行われる始動チャッカー27への入賞に応答した大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
作動制御手段111は、作動決定手段113の作動開始決定の旨の信号に基づき、始動チャッカー開閉ソレノイド114に駆動信号を送って該ソレノイド114を作動させて始動チャッカー27を開放又は閉塞動作させる。更に作動制御手段111は、アタッカー開閉ソレノイド115に駆動信号を送って該ソレノイド115を作動させ、第1抽選手段107での抽選による大当たり発生時にアタッカー5を開放して所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返すように制御する。
作動判定手段112は、始動チャッカー開閉ソレノイド114及びアタッカー開閉ソレノイド115を作動させるための条件を満たすか否かを判定する。つまり、始動チャッカー開閉ソレノイド114にあって、始動チャッカー27の開閉の「条件を満たす」時とは、主基板61において第1抽選手段107の大当たり抽選とは別途行われる抽選で当選した場合である。アタッカー開閉ソレノイド115にあって、アタッカー5の開放の「条件を満たす」時とは、所謂リーチ(所謂スーパーリーチ、ノーマルリーチを含む)の状態から3つの同じ図柄が大当たり有効ライン上で揃って大当たりが発生した場合であり、アタッカー5の閉塞の「条件を満たす」時とは、大当たり発生時における全ての入賞を完了した場合である。
作動決定手段113は、作動判定手段112からの判定信号を受けて、始動チャッカー開閉ソレノイド114、アタッカー開閉ソレノイド115の作動開始を夫々に決定する。
始動チャッカー開閉ソレノイド114は、作動制御手段111から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、始動チャッカー27を開閉動作させる。
アタッカー開閉ソレノイド115は、作動制御手段111から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、アタッカー5を開閉動作させる。
一方、サブ基板62は、画像表示、効果音等の演出、効果光等の表示制御を行うものであり、演出制御手段116及び表示制御手段118を有している。サブ基板62には、放音装置12、演出用照明装置11、押圧検知センサ79を内蔵する遊技参加ボタン22、LED81、及び図柄表示装置35が接続されている。
演出制御手段116は、遊技制御手段109からの指令に応答して、放音装置12を放音駆動し、演出用照明装置11を発光駆動し、遊技者の聴覚や視覚に訴える演出を行う。また、該演出制御手段116は、遊技制御手段109からの指令に応じた表示制御手段118からの信号に従って、演出上の所定の契機で発光駆動信号を出力してLED81を発光させる。これにより、遊技参加ボタン22が、遊技者に容易に認識できるよう状態になるため、操作タイミングが確実に遊技者に報知されることとなる。従って、遊技者は、遊技参加ボタン22の操作タイミングを容易に且つ確実に知ることができ、操作タイミングを逸することなく操作できるようになる。そして、該操作タイミングにて遊技参加ボタン22が押圧された際、表示制御手段118は、押圧検知センサ79によって検知されたカバー部材22aの押圧度合いに応じた演出を表示させるべく図柄表示装置35を駆動制御する。
表示制御手段118は、遊技制御手段109からの信号に従って、図柄表示装置35を駆動し、大当たり抽選結果を中心とした内容の演出を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示する。また表示制御手段118は、上述したように、遊技参加ボタン22が操作された旨の検知信号を押圧検知センサ79から受信した際、図柄表示装置35の画面上で、例えば、大当たり有効ラインに揃おうとする残り1つの同図柄をアニメキャラクタが手で後押しするような「濃密な演出」を表示するように、図柄表示装置35に信号を送る。
次に、本パチンコ機1による作用について、図4のフローチャートを併せて参照しつつ説明する。
すなわち、本パチンコ機1に対面して着座した遊技者が発射ハンドル2を握り、適宜の角度に回動操作すると(ステップS1)、発射装置(図示せず)の作動によって遊技球Baが所定の時間間隔で遊技領域3aに向けて連続的に発射される。すると、遊技領域3aに打ち出されて転動落下する多数の遊技球Baは、始動チャッカー27や入賞口25,26に適時入賞し、或いは、これらに関与せずに転動落下して、遊技領域3a最下部のアウト口(図示せず)から遊技盤3背面側に排出される。
つまり、遊技領域3aに向けて打ち出された多数の遊技球Baは、その一部がワープ導入口37から導入されて遊技球ステージS上に放出され、その一部が球放出口49から放出されて始動チャッカー27に向け落下し、この始動チャッカー27に高確率で入賞する。この際、障害釘30への当接状況によっては、始動チャッカー27に入賞できないこともある。一方、球放出口49からではなく遊技球ステージSから直接に落下する遊技球Baは、始動チャッカー27と異なる方向に向かう。この際、当該遊技球Baは、落下方向が、始動チャッカー27上の一対の障害釘30の間を通過して入球し得る方向と異なっても、障害釘30の左右に打ち込まれた所謂ジャンプ釘(図示せず)や、このジャンプ釘から左右方向に配列された道釘(図示せず)で弾き返されることで、障害釘30に絡んでその間を落下して始動チャッカー27に入球することもある。
ところで、上述したように始動チャッカー27や入賞口25,26の何れかに遊技球が入賞した場合、入賞判定手段105が当該入賞を判定し、且つ入賞信号出力手段106が入賞信号を出力する(ステップS2)。この際、保留手段110は、保留球Hが0<H<5であるか否かを常時判定しており、0<H<5を満たすと判定したときには、保留している変動パターン信号を、遊技制御手段109を介して表示制御手段118に順次送信し、図柄変動禁止フラグをオンすると共に、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段110は、当該保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、第1抽選手段107で行われる始動チャッカー27への入賞に応じた大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
そして、大当たり抽選で当選した場合(ステップS3)、第1抽選手段107が当たりフラグをオンすると、第2抽選手段108が、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、大当たりの種別、つまり確変当たり又は通常当たりに対応する変動パターンを決定する。
これにより、ステップS4において、図柄表示装置35に表示されるべき当たり図柄がセットされ、第2抽選手段108は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、当該変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を送信しないようにするために図柄変動禁止フラグをオンし、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。一方、大当たり抽選で外れた場合には、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する図柄が最終的に揃う旨の変動パターンが決定される。これにより、図柄表示装置35に表示される外れ図柄がセットされ、第2抽選手段108は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、図柄変動禁止フラグをオンし、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
以上のようにして、遊技制御手段109が、図柄表示装置35に表示すべき演出内容に関する信号をサブ基板62の表示制御手段118に送信することに基づき、表示制御手段118が、図柄表示装置35を適時駆動し、大当たり抽選結果に関する内容等を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示することとなる(ステップS5)。
その場合、例えば、表示制御手段118の制御により図柄表示装置35の画面上でリーチ演出が行われている際に、大当たり有効ライン上に並んだ2つの同図柄に向かって残り1つの同図柄が接近するタイミングで、演出制御手段116が、LED81に発光駆動信号を出力して、LED81を発光させて遊技参加ボタン22を目立たせ、その操作タイミングを遊技者に報知する。これにより、遊技者は、遊技参加ボタン22の操作タイミングを容易に認識し、操作タイミングを逸することなく操作することができる。
その際、遊技参加ボタン22上部のカバー部材22aが、押圧に応じて変形し、且つ該変形後の解放状態で初期形状に復帰する柔軟な性質を備える材料からなるので、遊技者にとって触り心地が良く、遊技者が遊技参加ボタン22を強く連打する等の際に、遊技者の掌を痛めることなく遊技を進行させることができる。更に、皿ユニット16の側部に設けられた操作台部18に該遊技参加ボタン22が位置されているので、遊技者が一方の手(例えば右手)で発射ハンドル2を握持している間でも、他方の手(例えば左手)で遊技参加ボタン22を操作することができ、従って、遊技者の負担は軽減される。また、図柄表示装置35の画面上に表示される指示に従って遊技参加ボタン22を操作する際に、遊技者は、無理のない姿勢で容易に連打することができる。
なお、LED81に、フルカラーLEDを採用すれば、明るさと共に色彩も変化させることができ、より遊技者の注目を集めることができる。このフルカラーLEDとは、赤、緑、青(RGB)の光3原色を単一のパッケージ内に収容したもの、つまり、RGBを組み合わせた赤、緑、青に加えて赤紫、白、水色、黄色を有し、且つこれらに階調を加えたタイプのLEDを意味する。
そして、例えば、図柄表示装置35の大当たり有効ライン上で3つの同図柄が揃った場合、作動制御手段111は、作動決定手段113の作動開始決定の旨の信号に基づき、所定のタイミングでアタッカー開閉ソレノイド115に駆動信号を送り、当該ソレノイド115を作動させてアタッカー5を開放し、所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返させる。これにより、アタッカー5に入賞した遊技球に対応する多量の遊技球が球供給口17から皿ユニット16に払い出されることとなる(ステップS6)。
以上説明した本実施形態によれば、演出制御手段116が、遊技参加ボタン22の操作手法の指示内容を図柄表示装置35に表示し、その表示に応じて遊技参加ボタン22が操作されたとき、遊技参加ボタン22の押圧度合いに応じて、表示される演出内容を変化させるので、所謂スーパーリーチの演出中、遊技者が、指示に従った叩き方をした場合には、進行中のスーパーリーチを更に濃密な演出に発展させ、指示に従わない叩き方をした場合には、進行中のスーパーリーチを淡白な演出に発展させる等により、大当たりするかもしれないという遊技者の期待感を刺激しつつ、遊技者を遊技に参加させ、演出性と共に遊技性を高めることができる。従って、遊技者の遊技参加ボタン22に応じた演出を夫々提供でき、遊技者が遊技参加ボタン22自体を楽しむことができ、遊技者の注目を集めることができると共に、より親近感・喜悦感を増大させることによって遊技の趣向性を飛躍的に高め、興趣の向上に寄与することができるようになる。
そして、カバー部材22aに、動物の顔等の静止画像が描かれているので、例えば「もぐら叩きゲーム」のような演出で遊技者の注目を集めることができると共に、より親近感を増大させることによって興趣の向上に寄与することができるようになる。そして、それまでパチンコ機等の遊技を試みたことのない未経験者に対しても、より効果的に注意を引くことができるようになるため、遊技者層の幅を広げることができるようになる。
ところで、電気的な抽選の遊技を行うことができる第1種特別電動役物を使用したパチンコ機(第1種パチンコ機)、及び、機械的な抽選の遊技を行うことができる第2種特別電動役物を使用したパチンコ機(第2種パチンコ機)の双方の機能を兼ね備えたパチンコ機(以下、「1種2種パチンコ機」と言う)が本出願人により案出されている。
第1種パチンコは、所定の遊技領域が設けられた遊技盤と、遊技領域に設けられて遊技球が通過可能な始動口と、始動口を遊技球が通過すると所定の抽選(電気的な抽選)を行う抽選手段と、抽選手段による抽選の結果に基づいて図柄を変動表示可能な図柄表示装置とを備えて構成される。そして、図柄表示装置に停止表示された図柄が予め定められた当たり図柄であるときに、遊技領域の下部に設けられた大入賞装置により大入賞口を開放して遊技球の入賞を容易にすることで、遊技者に通常遊技よりも有利な特別遊技を行わせるようになっている。一方、第2種パチンコ機は、所定の遊技領域が設けられた遊技盤と、遊技領域に設けられて遊技球が通過可能な始動口と、遊技領域に設けられて側部に形成された大入賞口を通じて遊技球が内部に入球可能な役物と、役物の外周部に設けられて大入賞口を開閉可能な開閉部材(いわゆる羽根)とを有して構成される。そして、始動口を遊技球が通過することで開閉部材が大入賞口を開放し、羽根部材に拾われて大入賞口を通過(入賞)した遊技球が役物の外部に排出するための排出口、又はVゾーンと称される入賞口に振り分けられ(機械的な抽選)、該Vゾーンに飛び込むと、開閉部材が大入賞口を比較的長い時間開放して遊技球の入賞を容易にすることで、遊技者に特別遊技を行わせるようになっている
ここで、上述の1種2種パチンコ機に、押圧検知センサ79に加速度センサを採用した遊技参加ボタン22を適用する際、該遊技参加ボタン22を皿ユニット16の上面などに配置して、カバー部材22aの押圧度合いと共に、皿ユニット16及びその周辺の振動を検知し得るようにすることで、以下のような機能が実現可能となる。
すなわち、1種2種パチンコ機での遊技中、第1種パチンコ機としての遊技を行っている際は、押圧検知センサ79によって遊技参加ボタン22のカバー部材22aの押圧度合いを検知し、表示制御手段118が、前述したように、検知されたカバー部材22aの押圧度合いに応じた演出を図柄表示装置35に表示させる。その後、第2種パチンコ機としての遊技に移行した場合、遊技者が、遊技球をVゾーンに故意に(不正に)入賞させようとして皿ユニット16やその周囲を叩いた(所謂「ドツいた」)とき、予めその振動を「小」「中」「大」とランク分けして夫々に対応する警告文を図柄表示装置35に表示するようにし得る。当該警告文として、例えば、小ランクに対応する「お静かに!」、中ランクに対応する「叩かないで下さい!!」、大ランクに対応する「ドツキは絶対やめて下さい!!!」を挙げることができるが、他にも必要に応じて適宜変更することができ、また、警告文と共に、放音装置12から警告音を発するような構成とすることも可能である。
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
本発明に係る実施の形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。 本発明に係る実施の形態における遊技参加ボタンを示す図であり、(a)は遊技参加ボタンの正面図、(b)は遊技参加ボタンの平面図、(c)は遊技参加ボタンが押圧されている状態を示す斜視図である。 本実施形態におけるパチンコ機の制御系を示すブロック図である。 本パチンコ機の作用を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 :遊技機(パチンコ機)
3 :遊技盤
3a:遊技領域
6 :筐体
7 :前扉
16 :球受け皿(皿ユニット)
18 :操作台部
22 :操作ボタン(遊技参加ボタン)
22a:カバー部材
22b:底部
35 :図柄表示装置
79 :検知手段(押圧検知センサ)
118:表示制御手段
Ba :遊技球

Claims (3)

  1. 枠体状の筐体と、遊技盤を支持した形で前記筐体に開閉可能に支持される前扉と、前記遊技盤の遊技領域に配置された図柄表示装置とを備え、前記遊技領域に遊技球を打ち出して遊技する遊技機において、
    前記前扉の所定の部位に配置された操作ボタンと、
    前記操作ボタンが所定の演出に応じて操作された際に、該操作の押圧度合いを検知する検知手段と、
    前記操作ボタンの操作手法の指示内容を前記図柄表示装置に表示し、該指示内容の表示に応じて前記操作ボタンが操作されたとき、前記検知手段によって検知される前記操作ボタンの押圧度合いに応じて、前記図柄表示装置に表示される演出内容を変化させる表示制御手段と、を備えてなる、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記操作ボタンは、上部に位置するカバー部材と、下部に位置する底部とを有し、
    前記カバー部材は、押圧されたときに、該押圧に応じて変形し、且つ該変形後の解放状態で初期形状に復帰する柔軟な性質を備える材料から構成されてなる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記前扉には球受け皿が配置され、且つ、
    前記所定の部位は、前記球受け皿の側部に設けられた操作台部である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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