JP2007000550A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技者参加によるゲーム感覚のボタン操作に基づいて遊技の趣向性を飛躍的に高めると共に、喜悦感をより増幅させるような演出性を提供できる遊技機を提供する。
【解決手段】 前扉に配設された遊技参加ボタン22を覆う立体造形カバー24を開蓋させるフィギュア開閉ソレノイド80を、第2演出制御手段が遊技上の所定の契機で作動させると共に、当該遊技参加ボタン22に設けられたLED81を発光させる。これにより、通常の遊技と並行して、遊技者が遊技参加ボタン22の操作タイミングを容易に且つ確実に知ることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に関し、詳しくは、ボタン操作に基づいて遊技の趣向性を高めるようにした遊技機に関する。
一般に、遊技機、例えばパチンコ機として、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技盤の遊技領域に打ち出された後、遊技領域の障害釘や風車等に導かれつつ盤面を流下して、各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技領域下部のアウト口に流入するように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなパチンコ機では、一般入賞口に入球した際にそれに対応した個数の遊技球が払い出され、また始動チャッカーに入球した際にはこれに基づいて大当たり抽選が行われると共に所定数の遊技球が払い出され、当該抽選の結果に応じて、遊技領域の中央部分に設けられた液晶等の図柄表示装置の画面上で所定の演出表示が行われる。大当たりの発生時には、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開放し、入球に対応して多量の遊技球が払い出される状態となる。
上述のようなパチンコ機において、遊技の進行中に、ゲームを楽しむことができ、遊技者の趣向性を増大し、遊技性を高めることができるようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
上記特許文献2のパチンコ機では、遊技中に所定の条件が成立してゲームモードに移行した際、パチンコ機に配設されている押しボタンの操作により、画面に表示されているキャラクタ画像に所定の動作を行わせるようにしている。また、このパチンコ機では、下皿の側部に押しボタンを備えており、この押しボタンを遊技者が操作した際に、遊技領域の表示部に表示される各種キャラクタに所定の動作を行わせることができる。
特開2003−236210号公報 特開2004−344228号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載されるような遊技機では、押しボタンを、遊技者をゲームモードに参加させるために設けているが、押すタイミング等を含む操作タイミングを報知するような仕組みが無く、従って、操作タイミングが分からず、良好なゲーム展開が期待できない等の虞があった。
そこで本発明は、通常の遊技と並行して、遊技者参加によるゲーム感覚のボタン操作に基づいて遊技の趣向性を飛躍的に高めると共に、遊技者にとって興趣のある、喜悦感をより増幅させるような演出性を提供できるように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図5参照)、枠体状の筐体(6)と、遊技盤(3)を支持した形で前記筐体(6)に開閉可能に支持される前扉(7)とを備え、前記遊技盤(3)の遊技領域(3a)に遊技球(Ba)を打ち出して遊技する遊技機(1)において、
前記前扉(7)の所定の部位に配置された操作ボタン(22)と、
前記操作ボタン(22)を覆う第1の状態と前記操作ボタン(22)を露出する第2の状態とに変位する立体造形カバー(24,28)と、
通常時には前記立体造形カバー(24,28)を前記第1の状態に移行させ、前記操作ボタン(22)の操作必要時には前記操作ボタン(22)を前記第2の状態に移行させる報知制御手段(116)と、
を備えることを特徴とする遊技機(1)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図1参照)、前記前扉(7)には球受け皿(16)が配置され、かつ、
前記所定の部位は、前記球受け皿(16)の側部に設けられた操作台部(18)である、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機(1)にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図1ないし図3、及び図5参照)、前記操作ボタン(22)が内部に発光体(81)を備え、かつ、
前記報知制御手段(116)が、前記操作ボタン(22)を前記第2の状態に移行させる際、前記発光体(81)を発光駆動させてなる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機(1)にある。
請求項4に係る本発明は(例えば図1及び図5参照)、前記立体造形カバー(28)が、前記操作ボタン(22)の台座部(28a)と、該台座部(28a)に対して開閉動作するカバー部(28b)とを備え、
前記台座部(28a)が箱状立体造形物の本体を模ってなり、前記カバー部(28b)が箱状立体造形物の蓋体を模ってなる、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の遊技機(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、操作ボタンを覆う第1の状態と操作ボタンを露出する第2の状態とに変位する立体造形カバーが、キャラクタ等の感情移入し易い立体造形物となっているので、遊技者の注目を集めることができると共に、より親近感・喜悦感を増大させることによって遊技の趣向性を飛躍的に高め、興趣の向上に寄与することができるようになる。また、通常時には立体造形カバーを第1の状態に移行させ、操作ボタンの操作必要時には操作ボタンを第2の状態に移行させる報知制御手段が、押すタイミング等の操作タイミングを報知するので、遊技者が操作タイミングを見逃すことがなく、従って、良好なゲーム展開を期待することができる。
請求項2に係る本発明によると、球受け皿の側部に設けられた操作台部に該操作ボタンが位置するので、遊技者が一方の手(例えば右手)で発射ハンドルを握持している間でも、他方の手(例えば左手)で操作ボタンを操作することができ、従って、遊技者の負担は軽減される。
請求項3に係る本発明によると、操作ボタンを露出させ該ボタンを操作可能な第2の状態に移行させる際、それに併せて発光体を発光駆動させることができるので、操作ボタンの位置に拘わらずその操作可能な状態を目立たせることができ、興趣の向上に寄与することができるようになる。
請求項4に係る本発明によると、立体造形カバーが、操作ボタンが載置された箱状立体造形物の本体を模る台座部と、該台座部に対して開閉動作し、かつ箱状立体造形物の蓋体を模るカバー部とを備えているので、例えば宝箱等の開閉動作に似た動きを演出することができ、遊技者の注目を集めることができると共に、より親近感を増大させることによって興趣の向上に寄与できるようになる。そして、それまでパチンコ機等の遊技を試みたことのない未経験者に対しても、より効果的に注意を引くことができるようになるため、パチンコ機等の遊技者層の幅が広がる。更に、立体造形カバーと操作ボタンを合体させたことにより、部品点数を削減でき、従って、廉価な構造が得られる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機を図面に沿って説明する。図1は本発明に係る実施の形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。なお、以下に説明する第1及び第2の実施の形態では、本発明の遊技機を所謂第1種特別電動役物を使用したパチンコ機として述べるが、本発明はこれに限らず、所謂第2種特別電動役物や所謂第3種特別電動役物等を使用したパチンコ機にも適用可能であることは勿論である。
<第1の実施形態>
本実施形態のパチンコ機1は、図1に示すように、発射ハンドル2の操作による発射装置(図示せず)の作動で遊技球(所謂パチンコ玉)Baを遊技盤3の遊技領域3aに向かって打ち出しつつ遊技を行うもので、所謂確率変動等の大当たりが発生した状態でアタッカー5に入球した遊技球に対応する数の遊技球を払い出すように構成されている。上記確率変動当たり(「確変当たり」とも言う)とは、抽選の結果、確変モードの大当たりが当選したとき、少なくとも当該確変モードによる遊技状態において次なる大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態を意味する。これに対し、当該特殊状態にならない大当たりとして「通常当たり」がある。遊技者は大当たりを目指してハンドル操作を繰り返す。
本パチンコ機1は、開口を有する枠体状の筐体6と、この筐体6に開閉可能に装着された前扉7とを有しており、前扉7の前面には、透明ガラス9を有するガラス枠10が開閉可能に取り付けられている。透明ガラス9の奥側には、遊技盤3が配置されている。前扉7における遊技盤3の左右には演出用照明装置11が配置されており、前扉7における上部左右、及び下部の皿ユニット16の左右には夫々、スピーカ(図示せず)を有する放音装置12が配置されている。そして、前扉7の上部における放音装置12の間には、電飾装置8が配置されている。
また、ガラス枠10における中央部右方には、前扉7を筐体6側に施錠又は解放し、或いは、ガラス枠10を前扉7側に施錠又は解放するための施錠装置13が配置されている。なお、図1中の符号14は、不図示の発射装置によって打ち出された遊技球を遊技盤3側に案内するガイドレールを示している。本パチンコ機1には、遊技中に遊技領域3aにて入賞することなく落下してアウト口(図示せず)に進入した遊技球Baをパチンコ機1の背面側に導くアウト球通路(図示せず)が設けられている。
そして、前扉7における下部中央には皿ユニット(球受け皿)16が設けられており、皿ユニット16における右上部には、賞球及び貸球を含む遊技球Baが供給される球供給口17が設けられ、皿ユニット16における左上部壁面には、球貸ボタン19a及びプリペイドカード返却ボタン19bが設けられている。皿ユニット16の中央部には、該皿ユニット16上の遊技球を球発射装置(図示せず)付近から皿ユニット下部の球排出口(図示せず)を通して下方に排出するための第1球抜きボタン20aと、皿ユニット16上の遊技球を球供給口17付近から上記球排出口を通して下方に排出するための第2球抜きボタン20bとが配置されている。
また、前扉7における皿ユニット16の右側下方には、上記球発射装置を操作して遊技球を遊技盤3に向けて打ち出すための発射ハンドル2が設けられている。更に、皿ユニット16の下部左方の操作台部18には、灰皿21と、遊技者参加用の操作ボタン22(以下、遊技参加ボタンとも言う)とが配置されている。また、該操作ボタン22の周囲には、操作ボタン22(図2参照)を覆ったり露出したりする立体造形物としてのフィギュアモデル(以下、フィギュアと言う)の立体造形カバー24が設けられている。更に、遊技盤7の左右下方には演出用照明装置11,11が配置されており、遊技盤7の左右上方には放音装置12,12が配置されている。なお、筐体6及び前扉7等から遊技機本体が構成される。
また、遊技領域3aの中央部分には、遊技球ステージSを有するセンター飾り23が配設されている。センター飾り23の下部左右には、大当たり抽選に寄与しない一般の入賞が行われる入賞口25,26が配設されており、センター飾り23の直下方には、始動チャッカー27と、アタッカー5とが順次配設されている。
始動チャッカー27は、大当たり抽選実行の契機となり得る入賞が行われるものであり、開放位置と閉止位置とに開閉動作するように始動チャッカー開閉ソレノイド114によって作動させられる。始動チャッカー27の直上方には、所謂命釘としての一対の障害釘30が打ち込まれている。
アタッカー5は、大当たり発生時に開放され、遊技盤3の遊技領域3aに打ち出されて転動落下する遊技球を入賞させるものであり、大当たり発生中、例えば、1回の開放で10個の入球を完了した時点で閉じ、当該開閉動作を15回繰り返すように構成される。なお、これらの入球数並びに開閉動作の回数は、10個や15回に限定されることはなく、必要に応じて適宜設定され得るものである。
遊技領域3aには、センター飾り23の四方に風車31が配設されており、遊技球ステージSの下方における始動チャッカー27の左側には、スルーゲート32が配設されている。このスルーゲート32は、始動チャッカー27を開閉動作させるための抽選の契機となる遊技球通過が行われる役物である。
遊技領域3aにおけるスルーゲート32、入賞口25,26及び始動チャッカー27等の周囲には、遊技球ステージSから零れた遊技球や、発射されてから遊技球ステージSに関与せずに落下してくる遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための障害釘33を含む多数の障害釘が打ち込まれている。
上記センター飾り23は、その中央部に、遊技盤3側に固定された図柄表示装置35を露出する開口36を有し、かつ左上部に、放出口67に連通するワープ導入口37を有しており、このワープ導入口37に対向するように一対の障害釘39が打ち込まれている。また、図柄表示装置35は、液晶ディスプレイ等を用いて動画や静止画表示による演出を行う。ワープ導入口37の周囲や上方側にも、遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための多数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。このような本パチンコ機1では、遊技領域3aに打ち出された遊技球Baを始動チャッカー27等に、遊技球ステージSを介して入球させ又は遊技球ステージSを介さず直接入球させ得るように遊技が進められる。
なお、本実施形態における「ワープ導入」という語句は、遊技領域3aに打ち出された遊技球を、当該遊技領域3aの比較的下側に位置する不図示の道釘等を経ることなく、始動チャッカー27の上に導くことを意味する概念である。また、上記「道釘」とは、遊技領域3aにおいて始動チャッカー27左右に打ち込まれた複数本の障害釘(図示せず)の列を意味するもので、上方から転動落下してきた遊技球を始動チャッカー27方向に導く役割を担っている。
ここで、本発明の特徴である操作ボタン22及び該操作ボタン22周辺装置の構成について、図1及び図2を参照して詳細に説明する。図2は遊技参加ボタン22を覆う立体造形カバーを示す図であり、同図(a)はカバーの閉止状態を示す斜視図、同図(b)はカバーの開口状態を示す斜視図である。
すなわち、図1に示すように、遊技参加ボタン22は、上述したように皿ユニット16の下部左方に位置する操作台部18に配設されている。当該遊技参加ボタン22は、操作台部18に設置された立体造形カバー24(図2(a)参照)の内方に配設されるものであり、図2(b)に示すように、逆椀状のカバー部材22aと、カバー部材22aを上下方向摺動自在に支持する円形開口を有する底部22bとを備えており、例えば、大当たり決定時に奏される音楽、或いは、図柄表示装置35の画面上での異なるモード演出画面等を決定すべき決定ボタンとして機能する。
また、遊技参加ボタン22は、カバー部材22aを上方に付勢する不図示のスプリングを有していると共に、カバー部材22a及び底部22bの内方に、発光体としての発光ダイオード(以下、LEDと言う)81を有している。なお、上記カバー部材22aは、LED81の投射光を上方に漏らして遊技参加ボタン22を認識し易くする目的から、透明材料、半透明材料、いわゆる曇りガラス状の材料等によって構成される。
そして、図2(a),(b)に示すように、操作ボタン22を被覆する立体造形カバー24は、操作ボタン22を載置するための動物の下顎を模ったフィギュア状の台座部24aと、操作ボタン22を覆う動物の上顎を模ったフィギュア状のカバー部24bとを備えて構成される。立体造形カバー24は、パチンコ機1に対面して着座する遊技者に顔を向けるように配置されており(図1参照)、カバー部24bが、操作台部18側に固定された台座部24aに軸85を介して開閉自在に連結されている。
また、図2(b)に示すように、立体造形カバー24の背面側には、フィギュア開閉ソレノイド80が配設されている。このソレノイド80は、本体80bと、本体80bに対して進退自在に設けられたプランジャ80aとを有しており、本体80bが、操作台部18に固定された支持部材82に軸83を介して回動自在に支持されている。プランジャ80aの先端は、カバー部24bの内面に連結部材84を介して連結されている。当該プランジャ80aが本体80bに後退すると、カバー部24bが図2(b)のように開放して操作ボタン22が露出され、プランジャ80aが本体80bから突出すると、カバー部24bが図2(a)のように閉止して操作ボタン22を覆う。なお、図2(a)において、カバー部24bの後方にやや露出しているはずの本体80b及び支持部材82等は、図示を省略している。これらの開閉動作は、後述の演出用駆動装置79によって行われる。
次に、本実施形態におけるパチンコ機1の制御系を図3に沿って説明する。なお、同図は本パチンコ機の制御系を示すブロック図である。
すなわち、本制御系は、主基板(主制御基板)61と、この主基板61に接続されたサブ基板(サブ制御基板)62とを備えている。主基板61は、本パチンコ機1の作動を統括的に管理・制御するものであり、当該パチンコ機1の動作全体を管理するシステムプログラム及び遊技用の実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる記憶部(図示せず)と、これらのプログラムを実行する不図示のマイクロプロセッサ(MPU)とを備えている。
主基板61は、入賞判定手段105、入賞信号出力手段106、第1抽選手段107、第2抽選手段108、遊技制御手段109、保留手段110、作動制御手段111、作動判定手段112、及び作動決定手段113を備えている。また主基板61には、始動チャッカー開閉ソレノイド114及びアタッカー開閉ソレノイド115が接続されている。
入賞判定手段105は、発射ハンドル2の操作で作動する発射装置(図示せず)によって遊技領域3aに打ち出された遊技球が始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等の何れかに入賞したとき、当該入賞があった旨を判定する。
入賞信号出力手段106は、入賞判定手段105によって入賞が判定されたとき、対応する始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等に入賞した旨の入賞信号を出力する。
第1抽選手段107は、入賞信号出力手段106からの入賞信号の入力時、最大保留球数(例えば4個)未満での入賞を契機として、次なる大当たりを当選させるまで遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる確率変動当たり、及び上記特殊状態とならない通常当たりのうちの何れか一方に当選するように、不図示の抽選用メモリから当たり当選乱数値を取得して、大当たり抽選を実行する。
第2抽選手段108は、第1抽選手段107での大当たり抽選で確変当たりに当選した場合、不図示の演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、確変当たりに対応する「111」、「333」や「777」等の図柄が図柄表示装置35の大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。なお、上記「大当たり有効ライン」は、大当たりを得るため図柄が一列に並ぶべき位置(ライン)を意味する。第2抽選手段108はまた、第1抽選手段107での大当たり抽選で通常当たりが当選した場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、通常当たりに対応する「222」、「444」や「888」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。第2抽選手段108は更に、第1抽選手段107での大当たり抽選で外れた場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する「252」、「464」や「838」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。
遊技制御手段109は、放音装置12、演出用照明装置11に放音、発光の演出をさせる契機となる指令を、サブ基板62の演出制御手段116に送信する。
更に遊技制御手段109は、表示制御手段118の制御により図柄表示装置35の画面で繰り広げられるリーチ演出において、例えば、大当たり有効ライン上に並んだ2つの同じ図柄に向かって、残り1つの同じ図柄が接近する表示時に、遊技参加ボタン22を覆うカバー部24bを演出用駆動装置79により開蓋(開放)し、かつ遊技参加ボタン22内のLED81を発光させて、遊技者を遊技に参加させるべく参加ボタン22の押圧タイミングを報知する契機となる指令を、演出制御手段116に送信する。この際に、遊技者が遊技参加ボタン22を押圧操作すると、図柄表示装置35の画面では、残り1つの同じ図柄が大当たり有効ライン上に揃うような「熱い演出」、つまり、大当たり有効ラインに揃おうとする残り1つの同図柄をアニメキャラクタが手で後押しするような演出が表示される。このとき、なされる演出データが、第1抽選手段107でなされた大当たり抽選に当選している場合は、残り1つの同じ図柄が大当たり有効ライン上に揃って大当たりが発生することとなる。
なお、参加ボタン22の押圧タイミング報知の契機となる上記指令は、リーチ演出の全てにおいて発生するわけではなく、予め用意された演出用乱数を用いた抽選で当選した際に発生することとなる。その結果、遊技者から見ると、参加ボタン22の操作タイミングの報知は、図柄表示装置35の表示において2つの同図柄が大当たり有効ライン上で揃ってリーチになるとき、図柄表示装置35にて大当たりが確定表示されるとき、或いは、大当たり抽選の当落に拘わらず2つの同図柄が大当たり有効ライン上で揃ったリーチ後にスーパーリーチに発展するとき等を契機(所定の契機)として行われることになる。
また遊技制御手段109は、予め設定された演出データや、第1抽選手段107、第2抽選手段108での抽選結果に応じて、図柄表示装置35に表示すべき演出内容に関する信号を、サブ基板62の表示制御手段118に送信する。遊技制御手段109は、例えば、保留手段110の保留内容を参照し、図柄表示装置35上で大当たり図柄が最終的に揃うような演出、或いは、大当たり図柄が最終的に外れるような演出を行うための信号を表示制御手段118に送信する。これらの演出には、上述した遊技参加ボタン22の押圧操作に対応させた「熱い演出」も含まる。
保留手段110は、第2抽選手段108から出力された変動パターン信号を入力し、変動パターンを、始動チャッカー27への入賞の都度に行われた抽選の結果となる保留球として順次記憶する。当該記憶状況は、大当たり抽選保留表示装置(図示せず)に、最大4個の保留球として点灯表示される。なお、保留球として点灯表示される保留球数は上記「最大4個」に限らず、例えば3個以下、又は5個以上として適宜設定することも可能である。
そして保留手段110は、保留(記憶)している変動パターンに係る信号を順次出力し、その変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を出力しないようにするための図柄変動禁止フラグを立てる(オンする)と共に、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマ(図示せず)をセットし、変動パターン信号の出力に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段110は、保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、第1抽選手段107で行われる始動チャッカー27への入賞に応答した大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
作動制御手段111は、作動決定手段113の作動開始決定の旨の信号に基づき、始動チャッカー開閉ソレノイド114に駆動信号を送って該ソレノイド114を作動させて始動チャッカー27を開放又は閉塞動作させる。更に作動制御手段111は、アタッカー開閉ソレノイド115に駆動信号を送って該ソレノイド115を作動させ、第1抽選手段107での抽選による大当たり発生時にアタッカー5を開放して所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返すように制御する。
作動判定手段112は、始動チャッカー開閉ソレノイド114及びアタッカー開閉ソレノイド115を作動させるための条件を満たすか否かを判定する。つまり、始動チャッカー開閉ソレノイド114にあって、始動チャッカー27の開閉の「条件を満たす」時とは、主基板61において第1抽選手段107の大当たり抽選とは別途行われる抽選で当選した場合である。アタッカー開閉ソレノイド115にあって、アタッカー5の開放の「条件を満たす」時とは、所謂リーチ(所謂スーパーリーチ、ノーマルリーチを含む)の状態から3つの同じ図柄が大当たり有効ライン上で揃って大当たりが発生した場合であり、アタッカー5の閉塞の「条件を満たす」時とは、大当たり発生時における全ての入賞を完了した場合である。
作動決定手段113は、作動判定手段112からの判定信号を受けて、始動チャッカー開閉ソレノイド114、アタッカー開閉ソレノイド115の作動開始を夫々に決定する。
始動チャッカー開閉ソレノイド114は、作動制御手段111から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、始動チャッカー27を開閉動作させる。
アタッカー開閉ソレノイド115は、作動制御手段111から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、アタッカー5を開閉動作させる。
一方、サブ基板62は、画像表示、効果音等の演出、効果光等の表示制御を行うものであり、演出制御手段(報知制御手段)116及び表示制御手段118を有している。サブ基板62には、放音装置12、演出用照明装置11、演出用駆動装置79、被操作を検知する検知スイッチ22cを備えた遊技参加ボタン22、LED81、及び図柄表示装置35が接続されている。
演出制御手段116は、遊技制御手段109からの指令に応答して、放音装置12を放音駆動し、演出用照明装置11を発光駆動し、遊技者の聴覚や視覚に訴える演出を行う。
また演出制御手段116は、遊技制御手段109からの指令に応答して、演出用駆動装置79を演出上の所定の契機で作動させると共に、この演出用駆動装置79の作動時にLED81を発光駆動させるように制御する。すなわち、演出制御手段116は、遊技制御手段109から信号を受けた際、所定の契機で、演出用駆動装置79に開蓋(開放)駆動信号を出力すると共にLED81に発光駆動信号を出力して、操作ボタン22のカバー部24bを開蓋し、かつLED81発光させる。これにより、当該参加ボタン22が、遊技者に容易に認識できるように出現すると同時に発光するため、操作タイミングが確実に遊技者に報知されることとなる。従って、遊技者は、遊技参加ボタン22の操作タイミングを容易に且つ確実に知ることができ、操作タイミングを逸することなく操作できるようになる。
表示制御手段118は、遊技制御手段109からの信号に従って、図柄表示装置35を駆動し、大当たり抽選結果を中心とした内容の演出を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示する。また表示制御手段118は、遊技参加ボタン22が操作された旨の検知信号を検知スイッチ22cから受信した際、図柄表示装置35の画面上で、例えば、大当たり有効ラインに揃おうとする残り1つの同図柄をアニメキャラクタが手で後押しするような「熱い演出」を表示するように、図柄表示装置35に信号を送る。
次に、本パチンコ機1による作用について、図4のフローチャートを併せて参照しつつ説明する。
すなわち、本パチンコ機1に対面して着座した遊技者が発射ハンドル2を握り、適宜の角度に回動操作すると(ステップS1)、発射装置(図示せず)の作動によって遊技球が所定の時間間隔で遊技領域3aに向けて連続的に発射される。すると、遊技領域3aに打ち出されて転動落下する多数の遊技球は、始動チャッカー27や入賞口25,26に適時入賞し、或いは、これらに関与せずに転動落下して、遊技領域3a最下部のアウト口(図示せず)から遊技盤3背面側に排出される。
つまり、遊技領域3aに向けて打ち出された多数の遊技球は、その一部がワープ導入口37から導入されて遊技球ステージS上に放出され、その一部が球放出口49から放出されて始動チャッカー27に向け落下し、この始動チャッカー27に高確率で入賞する。この際、障害釘30への当接状況によっては、始動チャッカー27に入賞できないこともある。一方、球放出口49からではなく遊技球ステージSから直接に落下する遊技球は、始動チャッカー27と異なる方向に向かう。この際、当該遊技球は、落下方向が、始動チャッカー27上の一対の障害釘30の間を通過して入球し得る方向と異なっても、障害釘30の左右に打ち込まれた所謂ジャンプ釘(図示せず)や、このジャンプ釘から左右方向に配列された道釘(図示せず)で弾き返されることで、障害釘30に絡んでその間を落下して始動チャッカー27に入球することもある。
ところで、上述したように始動チャッカー27や入賞口25,26の何れかに遊技球が入賞した場合、入賞判定手段105が当該入賞を判定し、且つ入賞信号出力手段106が入賞信号を出力する(ステップS2)。この際、保留手段110は、保留球Hが0<H<5であるか否かを常時判定しており、0<H<5を満たすと判定したときには、保留している変動パターンに係る信号を、遊技制御手段109を介して表示制御手段118に順次送信し、図柄変動禁止フラグをオンすると共に、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段110は、当該保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、第1抽選手段107で行われる始動チャッカー27への入賞に応じた大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
そして、大当たり抽選で当選した場合(ステップS3)、第1抽選手段107が当たりフラグをオンすると、第2抽選手段108が、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、大当たりの種別、つまり確変当たり又は通常当たりに対応する変動パターンを決定する。
これにより、ステップS4において、図柄表示装置35に表示されるべき当たり図柄がセットされ、第2抽選手段108は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、当該変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を送信しないようにするために図柄変動禁止フラグをオンし、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。一方、大当たり抽選で外れた場合には、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する図柄が最終的に揃う旨の変動パターンが決定される。これにより、図柄表示装置35に表示される外れ図柄がセットされ、第2抽選手段108は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、図柄変動禁止フラグをオンし、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
以上のようにして、遊技制御手段109が、図柄表示装置35に表示すべき演出内容に関する信号を、サブ基板62の表示制御手段118に送信することに基づき、表示制御手段118が、図柄表示装置35を適時駆動し、大当たり抽選結果に関する内容等を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示することとなる(ステップS5)。
その場合、例えば、表示制御手段118の制御により図柄表示装置35の画面上でリーチ演出が行われている際に、大当たり有効ライン上に並んだ2つの同図柄に向かって残り1つの同図柄が接近するタイミングで、演出制御手段116が、演出用駆動装置79に開蓋駆動信号を出力して、立体造形カバー24のカバー部24bを開蓋し、同時にLED81に発光駆動信号を出力して、LED81を発光させて遊技参加ボタン22を目立たせ、その操作タイミングを遊技者に報知する。これにより、遊技者は、遊技参加ボタン22の操作タイミングを容易に認識し、操作タイミングを逸することなく操作することができる。
そして、例えば、図柄表示装置35の大当たり有効ライン上で3つの同図柄が揃った場合、作動制御手段111は、作動決定手段113の作動開始決定の旨の信号に基づき、所定のタイミングでアタッカー開閉ソレノイド115に駆動信号を送り、当該ソレノイド115を作動させてアタッカー5を開放し、所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返させる。これにより、アタッカー5に入賞した遊技球に対応する多量の遊技球が球供給口17から皿ユニット16に払い出されることとなる(ステップS6)。
以上説明した本実施形態によれば、遊技参加ボタン22を覆う状態(第1の状態)と遊技参加ボタン22を露出する状態(第2の状態)とに変位する立体造形カバー24が、キャラクタ等の感情移入し易い立体造形物となっているので、遊技者の注目を集めることができると共に、より親近感・喜悦感を増大させることによって遊技の趣向性を飛躍的に高め、興趣の向上に寄与することができるようになる。また、通常時には立体造形カバー24を上記第1の状態に移行させ、遊技参加ボタン22の操作必要時には該操作ボタン22を上記第2の状態に移行させる演出制御手段116が、押すタイミング等の操作タイミングを報知するので、遊技者が操作タイミングを見逃すことがなく、従って、良好なゲーム展開を期待することができる。
言い換えると、遊技上の所定の契機で演出用駆動装置79が開蓋駆動すると共に、遊技参加ボタン22に設けられたLED81が発光するので、通常の遊技と並行して、遊技者が遊技参加ボタン22の操作タイミングを容易に且つ確実に知ることができ、遊技者参加によるゲーム感覚のボタン操作に基づき、遊技の趣向性を飛躍的に高め、喜悦感をより増幅させ得る演出性が提供できる。またLED81に、フルカラーLEDを採用すれば、明るさと共に色彩も変化させることができ、より遊技者の注目を集めることができる。このフルカラーLEDとは、赤、緑、青(RGB)の光3原色を単一のパッケージ内に収容したもの、つまり、RGBを組み合わせた赤、緑、青に加えて赤紫、白、水色、黄色を有し、かつこれらに階調を加えたタイプのLEDを意味する。
また、前扉7下部に備えた皿ユニット16の側部(本実施形態では下部左方)に設けられた操作台部18に遊技参加ボタン22が位置するので、遊技者が右手で発射ハンドル2を握持している間でも左手で遊技参加ボタン22を操作することができ、従って、遊技者の負担は軽減される。そして、遊技参加ボタン22を露出させ該ボタン22を操作可能な状態(第2の状態)に移行させる際、それに併せてLED81を発光駆動させることができるので、遊技参加ボタン22の位置に拘わらずその操作可能な状態を目立たせることができ、興趣の向上に寄与することができるようになる。
更に、立体造形カバー24が、遊技参加ボタン22が載置された動物状造形物の下顎を模る台座部24aと、該台座部24aに対して開閉動作し、かつ動物状造形物の上顎を模るカバー部24bとを備えているので、より動物の動きに似た動作を演出することができ、遊技者の注目を集めることができると共に、より親近感を増大させることによって興趣の向上に寄与できるようになる。そして、それまでパチンコ遊技を試みたことのない未経験者に対しても、より効果的に注意を引くことができるようになるため、パチンコ機1の遊技者層の幅が広がる。更に、立体造形カバー24と遊技参加ボタン22を合体させたことにより、部品点数を削減でき、従って、廉価な構造が得られる。
<第2の実施形態>
ついで、第1の実施の形態を一部変更した第2の実施の形態について図5を参照して説明する。図5は遊技参加ボタンの立体造形カバーを示す図であり、同図(a)は閉止状態を示す斜視図、同図(b)は開口状態を示す斜視図である。なお、本第2の実施形態において第1の実施形態と同様な部分は、同一符号を付してその説明を省略する。
すなわち、本実施の形態における遊技参加ボタン22もまた、先の第1の実施形態と同様に、皿ユニット16の下部左方に位置する操作台部18に配設されている。本実施形態の遊技参加ボタン22は、操作台部18に設置された立体造形カバー28(図5(a)参照)の内方に配設されており、図5(b)に示すように、逆椀状のカバー部材22aと、カバー部材22aを上下方向摺動自在に支持する円形開口を有する底部22bとを備えており、第1の実施形態と同様の機能を有する。
そして、図5(a),(b)に示すように、操作ボタン22を被覆する立体造形カバー28は、操作ボタン22を載置するための宝箱本体(箱状立体造形物の本体)を模ったフィギュア状の台座部28aと、操作ボタン22を覆う宝箱の蓋体(箱状立体造形物の蓋体)を模ったフィギュア状のカバー部28bとを備えて構成される。立体造形カバー28は、パチンコ機1に対面して着座する遊技者に向かって開閉動作するように配置されており、カバー部28bが、操作台部18側に固定された台座部28aに対して開閉自在に連結されている。
また、図5(b)に示すように、立体造形カバー28の背面側には、フィギュア開閉ソレノイド80が配設されている。このソレノイド80は、先の第1の実施形態と同様、本体80bに対して進退自在なプランジャ80aの先端がカバー部28bに連結されている。なお、図5(a)において、カバー部28bの後方にやや露出しているはずの本体80b等は、図示を省略している。これらの開閉動作は、前述の演出用駆動装置79によって行われる。
以上説明した第2の実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様の作用効果に加えて、立体造形カバー28が、操作ボタンが載置された箱状立体造形物の本体を模る台座部28aと、該台座部28aに対して開閉動作し、かつ箱状立体造形物の蓋体を模るカバー部28bとを備えているので、宝箱等の開閉動作に似た動きを演出することができ、遊技者の注目を集めることができると共に、より親近感を増大させることによって興趣の向上に寄与できるようになる。そして、それまでパチンコ遊技を試みたことのない未経験者に対しても、より効果的に注意を引くことができるようになるため、パチンコ機1の遊技者層の幅が広がる。また、立体造形カバーと遊技参加ボタン22を合体させたことにより、上記と同様、廉価な構造が得られる。
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
本発明に係るパチンコ機の外部構造を示す正面図である。 第1の実施形態における遊技参加ボタンのカバーを示す図であり、同図(a)は閉止状態を示す斜視図、同図(b)は開口状態を示す斜視図である。 第1の実施形態におけるパチンコ機の制御系を示すブロック図である。 本パチンコ機の作用を説明するためにフローチャートである。 第2の実施形態における遊技参加ボタンのカバーを示す図であり、同図(a)は閉止状態を示す斜視図、同図(b)は開口状態を示す斜視図である。
符号の説明
1:遊技機(パチンコ機)
3:遊技盤
3a:遊技領域
6:筐体
7:前扉
16:球受け皿(皿ユニット)
18:操作台部
22:操作ボタン(遊技参加ボタン)
22a:カバー部材
22b:底部
24,28:立体造形カバー
24a,28a:台座部
24b,28b:カバー部
81:発光体(LED)
116:報知制御手段(演出制御手段)
Ba:遊技球

Claims (4)

  1. 枠体状の筐体と、遊技盤を支持した形で前記筐体に開閉可能に支持される前扉とを備え、前記遊技盤の遊技領域に遊技球を打ち出して遊技する遊技機において、
    前記前扉の所定の部位に配置された操作ボタンと、
    前記操作ボタンを覆う第1の状態と前記操作ボタンを露出する第2の状態とに変位する立体造形カバーと、
    通常時には前記立体造形カバーを前記第1の状態に移行させ、前記操作ボタンの操作必要時には前記操作ボタンを前記第2の状態に移行させる報知制御手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記前扉には球受け皿が配置され、かつ、
    前記所定の部位は、前記球受け皿の側部に設けられた操作台部である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記操作ボタンは内部に発光体を備え、かつ、
    前記報知制御手段は、前記操作ボタンを前記第2の状態に移行させる際、前記発光体を発光駆動させてなる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記立体造形カバーは、前記操作ボタンの台座部と、該台座部に対して開閉動作するカバー部とを備え、
    前記台座部が箱状立体造形物の本体を模ってなり、前記カバー部が箱状立体造形物の蓋体を模ってなる、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の遊技機。
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JP2017104758A (ja) * 2017-03-28 2017-06-15 株式会社大都技研 遊技台

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