JP2006229189A - 光素子およびその製造方法、並びに、光モジュールおよびその製造方法 - Google Patents

光素子およびその製造方法、並びに、光モジュールおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】信頼性の良好な光素子およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る光素子100は,発光部140および受光部のうちの少なくとも一方を有する光学部144と、光学部144のうちの少なくとも一部を、内部空間126を介して取り囲むシール部材124と、光学部144と電気的に接続された電極109と、シール部材124内に混入され、電極109と導電接続された導電部材122と、光学部144に設けられた光学面108と対向して配置された基板160と、基板160に形成され、導電部材122と導電接続された配線162と、を含み、光学面108は,光の出射面および入射面のうちの少なくとも一方である。
【選択図】図1

Description

本発明は、光素子およびその製造方法、並びに、光モジュールおよびその製造方法に関する。
光モジュールでは、例えば、半導体光素子(例えば、半導体発光素子、半導体受光素子等)と、ステムを貫通したリード端子とが、ボンディングワイヤによって電気的に接続される(例えば、特開2004−95824号公報参照)。この場合、ボンディングの際に、素子に加える超音波、圧力、温度が、素子にダメージを与える場合がある。その結果、素子が破壊されたり、素子を長期にわたって使用した場合に素子が故障したりする場合がある。また、素子にダメージを与え難く、かつ安定したボンディング条件を求めることが困難な場合がある。
また、半導体光素子は、高湿度環境下で使用されると特性が変化する場合がある。例えば、前記公報には、半導体光素子を搭載する搭載部材と、レンズ保持部材とを融着して、半導体光素子を収容する内部空間の気密を確保することが記載されている。
特開2004−95824号公報
本発明の目的は、信頼性の良好な光素子およびその製造方法を提供することにある。また、本発明の目的は、前記光素子を含む光モジュールおよびその製造方法を提供することにある。
本発明に係る光素子は、
発光部および受光部のうちの少なくとも一方を有する光学部と、
前記光学部のうちの少なくとも一部を、内部空間を介して取り囲むシール部材と、
前記光学部と電気的に接続された電極と、
前記シール部材内に混入され、前記電極と導電接続された導電部材と、
前記光学部に設けられた光学面と対向して配置された基板と、
前記基板に形成され、前記導電部材と導電接続された配線と、を含み、
前記光学面は、光の出射面および入射面のうちの少なくとも一方である。
この光素子によれば、良好な信頼性を有することができる。この理由は、以下の通りである。
前記光学部のうちの少なくとも一部の周囲には、前記内部空間が配置されている。前記内部空間は、前記シール部材により、気密状態になっている。これにより、前記シール部材の外側の外部空間から前記内部空間への気体(例えば空気など)の流れを遮断することができる。これにより、外部空間の湿度、温度等が前記内部空間、さらには前記光学部のうちの少なくとも一部へ与える影響を抑制することができる。従って、この光素子は、良好な信頼性を有することができる。
本発明に係る第2の光素子は、
発光部および受光部のうちの少なくとも一方を有する光学部と、
前記光学部のうちの少なくとも一部を、内部空間を介して取り囲むシール部材と、
前記光学部と電気的に接続された複数の電極と、
前記シール部材内に混入され、各前記電極とそれぞれ導電接続された複数の導電部材と、
前記光学部に設けられた光学面と対向して配置された基板と、
前記基板に形成され、前記導電部材と導電接続された複数の配線と、を含み、
前記光学面は、光の出射面および入射面のうちの少なくとも一方であり、
前記複数の電極と前記複数の配線とは、各前記導電部材によって相互に導電接続されている。
本発明に係る光素子において、
前記光学部は、他の基板の上方に形成されており、
前記配線は、前記導電部材の上方に形成されており、
前記基板は、前記配線の上方に形成されていることができる。
なお、本発明に係る記載では、「上方」という文言を、例えば、「特定のもの(以下「A」という)は、他の特定のもの(以下「B」という)の「上方」に形成されている」などと用いている。本発明に係る記載では、この例のような場合に、B上に直接Aが形成されているような場合と、B上に他のものを介してAが形成されているような場合とが含まれるものとして、「上方」という文言を用いている。
本発明に係る光素子において、
前記導電部材は、前記電極と、前記配線との間のスペーサであることができる。
本発明に係る光素子において、
前記導電部材は、
導電性粒子と、
前記導電性粒子を被覆している被覆層と、を含むことができる。
本発明に係る光素子において、
前記光学部は、前記発光部を有し、
前記発光部は、
第1ミラーと、
前記第1ミラーの上方に形成された活性層と、
前記活性層の上方に形成された第2ミラーと、を含むことができる。
本発明に係る光素子において、
前記発光部は、酸化狭窄層を有し、
前記シール部材は、少なくとも前記酸化狭窄層を取り囲むことができる。
本発明に係る光素子において、
前記光学部は、前記受光部を有し、
前記受光部は、
第1導電型の第1半導体層と、
前記第1半導体層の上方に形成された光吸収層と、
前記光吸収層の上方に形成された第2導電型の第2半導体層と、を含むことができる。
本発明に係る光素子において、
前記光学部は、前記発光部および前記受光部を有し、
前記発光部は、
第1ミラーと、
前記第1ミラーの上方に形成された活性層と、
前記活性層の上方に形成された第2ミラーと、を含み、
前記受光部は、
第1導電型の第1半導体層と、
前記第1半導体層の上方に形成された光吸収層と、
前記光吸収層の上方に形成された第2導電型の第2半導体層と、を含むことができる。
本発明に係る光素子において、
前記内部空間には、不活性ガスが封入されていることができる。
本発明に係る光素子において、
前記光学面の上方であって、前記光学面および前記基板に接して形成された樹脂層を有し、
前記樹脂層の屈折率は、前記基板の屈折率と同じであることができる。
なお、本発明において、「前記樹脂層の屈折率は、前記基板の屈折率と同じである」とは、前記樹脂層の屈折率が前記基板の屈折率とまったく同じである場合と、前記樹脂層の屈折率が前記基板の屈折率と略同じである場合と、を含んでいる。
本発明に係る光素子において、
少なくとも前記光学部を収める筐体と、
前記筐体と前記基板との間に形成された他のシール部材と、を含むことができる。
本発明に係る光素子において、
前記筐体と前記光学部との間に形成された放熱部材を有することができる。
本発明に係る光モジュールは、
上述の光素子と、
前記光素子が搭載された搭載部材と、
前記搭載部材に設置されたリード端子と、
前記配線と前記リード端子とを導電接続する導電性接続部材と、を含む。
本発明に係る光モジュールにおいて、
前記導電性接続部材は、導電性ペースト、異方性導電フィルム、および導電ゴムのうちの少なくとも1つであることができる。
本発明に係る光モジュールにおいて、
前記導電性接続部材は、ボンディングワイヤであることができる。
本発明に係る第2の光モジュールは、
発光部および受光部のうちの少なくとも一方を有する光学部と、
前記光学部のうちの少なくとも一部を、内部空間を介して取り囲むシール部材と、
前記光学部と電気的に接続された電極と、
前記シール部材内に混入され、前記電極と導電接続された導電部材と、
前記光学部に設けられた光学面と対向して配置された基板と、
前記基板に形成され、前記導電部材と導電接続された配線と、
前記配線と電気的に接続された電子回路と、を含み、
前記光学面は、光の出射面および入射面のうちの少なくとも一方である。
本発明に係る光モジュールにおいて、
複数の前記光学部を有し、
前記複数の光学部は、前記内部空間を介して1つの前記シール部材により取り囲まれることができる。
本発明に係る光モジュールにおいて、
少なくとも前記光学部および前記電子回路を収める筐体と、
前記筐体と前記基板との間に形成された他のシール部材と、を含むことができる。
本発明に係る光モジュールにおいて、
前記基板の上方に形成された光導波路と、
前記基板の上方であって、前記光導波路の一方の端部に形成された光プラグと、
前記基板の上方に形成され、前記光プラグが取り付けられた光ソケットと、
前記基板の上方に形成され、前記光学部から出射される光の進路を90度変更して前記光導波路に導く機能、および、前記光導波路から出射される光の進路を90度変更して前記光学部に導く機能のうちの少なくとも一方を有する反射部と、を含むことができる。
なお、本発明において、「光の進路を90度変更」するとは、光の進路を略90度変更する場合を含んでいる。
本発明に係る第3の光モジュールは、
発光部と、
前記発光部のうちの少なくとも一部を、内部空間を介して取り囲むシール部材と、
前記発光部と電気的に接続された電極と、
前記第1シール部材内に混入され、前記電極と導電接続された導電部材と、
受光部と、
前記受光部のうちの少なくとも一部を、内部空間を介して取り囲む他のシール部材と、
前記受光部と電気的に接続された他の電極と、
前記他のシール部材内に混入され、前記他の電極と導電接続された他の導電部材と、
前記発光部に設けられた出射面および前記受光部に設けられた入射面と対向して配置された基板と、
前記基板に形成され、前記導電部材と導電接続された配線と、
前記基板に形成され、前記他の導電部材と導電接続された他の配線と、
前記発光部の上方に形成され、前記発光部から出射される光の一部を前記受光部に導く一部反射部と、
前記配線および前記他の配線と電気的に接続された電子回路と、を含む。
本発明に係る光モジュールにおいて、
前記基板の下面側に形成された溝部と、
前記溝部に埋め込まれた樹脂層と、を含み、
前記樹脂層の屈折率は、前記基板の屈折率と異なり、
前記一部反射部は、前記樹脂層と前記基板との界面からなることができる。
本発明に係る光モジュールにおいて、
前記基板の上方に形成された光導波路と、
前記基板の上方であって、前記光導波路の一方の端部に形成された光プラグと、
前記基板の上方に形成され、前記光プラグが取り付けられた光ソケットと、
前記基板の上方に形成され、前記光学部から出射される光の進路を90度変更して前記光導波路に導く機能、および、前記光導波路から出射される光の進路を90度変更して前記光学部に導く機能のうちの少なくとも一方を有する反射部と、を含み、
前記一部反射部は、前記光ソケットに埋め込まれていることができる。
本発明に係る光トランシーバは、上述の光モジュールを有する。
本発明に係る光素子の製造方法は、
第1基板に発光部および受光部のうちの少なくとも一方を有するように光学部を形成する工程と、
前記光学部と電気的に接続されるように電極を形成する工程と、
前記光学部のうちの少なくとも一部を、内部空間を介して取り囲むようにシール部材を形成する工程と、
第2基板に配線を形成する工程と、
前記電極と前記配線とを、前記シール部材により接着する工程と、を含み、
前記光学部には、光の出射面および入射面のうちの少なくとも一方である光学面が設けられ、
前記第2基板は、前記光学面と対向するように配置され、
前記シール部材内には導電部材が混入されており、
前記導電部材は、前記電極と前記配線とを電気的に接続する。
本発明に係る光モジュールの製造方法は、
第1基板に発光部および受光部のうちの少なくとも一方を有するように光学部を形成する工程と、
前記光学部と電気的に接続されるように電極を形成する工程と、
前記光学部のうちの少なくとも一部を、内部空間を介して取り囲むようにシール部材を形成する工程と、
第2基板に配線を形成する工程と、
前記電極と前記配線とを、前記シール部材により接着する工程と、
前記第1基板を搭載部材に搭載する工程と、
前記搭載部材に設置されたリード端子と前記配線とを、導電性接続部材により導電接続する工程と、を含み、
前記光学部には、光の出射面および入射面のうちの少なくとも一方である光学面が設けられ、
前記第2基板は、前記光学面と対向するように配置され、
前記シール部材内には導電部材が混入されており、
前記導電部材は、前記電極と前記配線とを電気的に接続する。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
1.第1の実施形態
1.1. まず、第1の実施形態に係る光素子100について説明する。
図1は、光素子100を模式的に示す断面図である。図2は、図1に示す光素子100を模式的に示す平面図である。なお、図1は、図2のI−I線における断面図である。
光素子100は、図1および図2に示すように、光学部144と、レンズ部184と、シール部材124と、第1電極107と、第2電極109と、導電部材122と、配線162と、基板(以下、「第2基板」ともいう。)160と、他の基板(以下、「第1基板」ともいう。)101と、を含む。本実施形態においては、光学部144が発光部140であり、発光部140が面発光型半導体レーザとして機能する場合について説明する。
第1基板101としては、例えばn型GaAs基板などを用いることができる。
発光部140は、第1基板101上に形成されている。発光部140は、第1ミラー102と、活性層103と、第2ミラー104と、を含む。具体的には、発光部140は、例えば、n型Al0.9Ga0.1As層とn型Al0.15Ga0.85As層とを交互に積層した40ペアの半導体多層膜からなる分布ブラッグ反射型(DBR)ミラーである第1ミラー102と、GaAsウェル層とAl0.3Ga0.7Asバリア層からなり、ウェル層が3層で構成される量子井戸構造を含む活性層103と、p型Al0.9Ga0.1As層とp型Al0.15Ga0.85As層とを交互に積層した25ペアの半導体多層膜からなるDBRミラーである第2ミラー104と、が順次積層されて構成されている。なお、第1ミラー102、活性層103、および第2ミラー104を構成する各層の組成および層数は特に限定されるわけではない。p型の第2ミラー104、不純物がドーピングされていない活性層103、およびn型の第1ミラー102により、pinダイオードが形成される。
発光部140のうち、第2ミラー104から第1ミラー102の途中にかけての部分が、柱状の半導体堆積体(以下「柱状部」という)130を構成している。柱状部130の平面形状は、例えば円形などである。
また、発光部140は、酸化狭窄層105を有する。酸化狭窄層105は、例えば、第2ミラー104を構成する層のうちの1層である。酸化狭窄層105は、活性層103に近い領域に形成されている。酸化狭窄層105としては、例えば、AlGaAs層を酸化したものなどを用いることができる。酸化狭窄層105は、開口部を有する絶縁層である。酸化狭窄層105はリング状に形成されている。より具体的には、酸化狭窄層105は、図1に示す第1基板101の表面101aと平行な面で切断した場合における断面形状が、柱状部130の平面形状の円形と同心の円のリング状に形成されている。
第1ミラー102上であって、柱状部130の周囲には、絶縁層106が形成されている。絶縁層106は、柱状部130の側面を覆うように形成されている。絶縁層106としては、例えば、ポリイミド樹脂などを用いることができる。
第1電極107は、第1基板101の裏面101b上に形成されている。第2電極109は、柱状部130および絶縁層106の上に形成されている。第2電極109は、図2に示すように、リング状の平面形状を有する接続部109aと、直線状の平面形状を有する引き出し部109bと、長方形状の平面形状を有するパッド部109cと、を有する。第2電極109は、接続部109aにおいて第2ミラー104と電気的に接続されている。第2電極109の引き出し部109bは、接続部109aとパッド部109cとを接続している。第2電極109のパッド部109cは、電極パッドとして用いることができる。第2電極109の接続部109aは、柱状部130上に開口部を有する。即ち、この開口部によって、第2ミラー104の上面上に接続部109aの設けられていない領域が形成される。この領域が、レーザ光の出射面(以下、「光学面」ともいう。)108である。従って、接続部109aの開口部の平面形状および大きさを適宜設定することにより、光学面108の形状および大きさを適宜設定することができる。光学面108の形状は、例えば、図2に示すような円形などである。
レンズ部184は、少なくとも光学面108上に形成されることができる。レンズ部184は、例えば、図1に示すような凸状の形状であることができる。レンズ部184としては、紫外線硬化型樹脂、熱硬化型樹脂などを用いることができる。なお、レンズ部184を形成せずに、光学面108を露出させることもできる。
図1および図2に示す光素子100では、第1電極107は第1基板101と接合し、かつ、第2電極109は柱状部130上で第2ミラー104と接合している。この第1電極107および第2電極109によって活性層103に電流が注入される。
シール部材124は、第1ミラー102、絶縁層106、および第2電極109の上であって、柱状部130を取り囲むように形成されている。シール部材124と、柱状部130との間には、内部空間126が配置されている。シール部材124の平面形状は、例えば、図2に示すような円形のリング状である。シール部材124としては、例えば、熱硬化型樹脂、紫外線硬化型樹脂などを用いることができる。シール部材124として、紫外線硬化型樹脂を用いる場合には、第2基板160側から紫外線を照射することができる。本実施形態では、シール部材124として、硬化時間の短い紫外線硬化型のエポキシ樹脂を用いている。
導電部材122は、シール部材124内に混入されている。言い換えるならば、導電部材122は、シール部材124に覆われている。導電部材122は、粒状である。導電部材122は、第2電極109のパッド部109cと、配線162との間のスペーサとして機能することができる。従って、導電部材122の粒径を調整することにより、第2電極109のパッド部109cと、配線162との距離を所望の値とすることができる。そして、第2基板160の下面と、光学面108との距離も所望の値とすることができる。導電部材122の粒径は、例えば、1〜5μm程度である。
導電部材122は、導電性粒子120と、導電性粒子120を被覆している被覆層121と、を含むことができる。導電性粒子120は、導電性を有する。被覆層121は、絶縁性を有する。少なくとも1つの導電部材122(より具体的には、導電性粒子120)は、第2電極109のパッド部109cと接している。導電性粒子120としては、例えば、銀、カーボン、ニッケル、パラジウムなどを用いることができる。被覆層121としては、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂などを用いることができる。なお、導電部材122は、被覆層121を有しないこともできる。即ち、例えば、第1ミラー102の上方において、第2電極109と配線162とが単独で導電接続される場合は、導電性粒子120をそのまま導電部材122として用いることができる。
配線162は、導電部材122の上に形成されている。配線162の平面形状は、例えば、図2に示すような長方形などである。配線162は、第2電極109のパッド部109cと接している導電部材122(より具体的には、導電性粒子120)と接している。即ち、配線162と、第2電極109とは、導電部材122によって電気的に接続されている。配線162としては、例えば、ITO(Indium-Tin Oxide)、クロム(Cr)、アルミニウム(Al)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、ニッケル(Ni)、金(Au)などの金属を用いることができる。例えば、ITO(Indium-Tin Oxide)、クロム(Cr)、アルミニウム(Al)、タンタル(Ta)、タングステン(W)などの金属は、真空蒸着法、スパッタ法などにより形成することができ、ニッケル(Ni)、金(Au)などの金属は、無電解メッキ法などにより形成することができる。
第2基板160は、配線162およびシール部材124の上に形成されている。第2基板160としては、発光部140から発せられる光が透過するものを用いる。なお、第2基板160では、全体が発光部140から発せられる光を透過する必要はなく、発光部140の光軸近傍が光を透過するものであればよい。第2基板160としては、例えば、ガラス基板などを用いることができる。
第2基板160は、光学面108と対向して配置されている。内部空間126は、柱状部130の周囲に形成された閉じた空間である。内部空間126は、シール部材124により、気密が保たれている。
1.2. 次に、本実施形態に係る光素子100の製造方法の一例について、図1〜図8を参照しながら説明する。図3〜図8は、図1および図2に示す本実施形態の光素子100の一製造工程を模式的に示す断面図であり、それぞれ図1に示す断面図に対応している。
(1)まず、図3に示すように、第1基板101として、例えばn型GaAs基板を用意する。
次に、第1基板101の上に、組成を変調させながらエピタキシャル成長させることにより、半導体多層膜(図示せず)を形成する。半導体多層膜は、第1ミラー102、活性層103、および第2ミラー104を構成する半導体層を順に積層したものである。なお、第2ミラー104を成長させる際に、活性層103近傍の少なくとも1層を、後に酸化されて酸化狭窄層105となる層とすることができる。酸化狭窄層105となる層としては、例えば、Al組成が0.95以上のAlGaAs層などを用いることができる。AlGaAs層のAl組成とは、III族元素に対するアルミニウム(Al)の組成である。
次に、図3に示すように、半導体多層膜をパターニングし、所望の形状の第1ミラー102、活性層103、および第2ミラー104を形成する。これにより、柱状部130が形成される。半導体多層膜のパターニングは、公知のリソグラフィ技術およびエッチング技術により行うことができる。
次に、図3に示すように、例えば350〜450℃程度の水蒸気雰囲気中に、上記工程によって柱状部130が形成された第1基板101を投入することにより、前述の酸化狭窄層105となる層を側面から酸化して、酸化狭窄層105を形成する。酸化狭窄層105を有する発光部140では、駆動する際に、酸化狭窄層105が形成されていない部分(酸化されていない部分)のみに電流が流れる。従って、酸化狭窄層105を形成する工程において、形成する酸化狭窄層105の範囲を制御することにより、電流密度の制御が可能となる。
(2)次に、図4に示すように、柱状部130を取り囲むように、絶縁層106を形成する。絶縁層106は、第2電極109の引き出し部109bおよびパッド部109c(図1および図2参照)と、第1ミラー102とを絶縁できるように形成される。即ち、絶縁層106は、少なくとも、第2電極109の引き出し部109bおよびパッド部109cの形成予定領域の下方に形成される。絶縁層106として、例えばポリイミド樹脂を用いた場合には、まず、例えば、スピンコート法等を用いて前駆体層(ポリイミド前駆体層)を形成する。次に、第1基板101を加熱して溶媒を除去した後、例えば350℃程度の炉に入れて、前駆体層をイミド化させる。これにより、ほぼ完全に硬化したポリイミド樹脂層が形成される。なお、柱状部130の上面は、公知のリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて露出させることができる。以上の工程により、絶縁層106が形成される。
次に、図4に示すように、第1電極107および第2電極109を形成する。まず、例えば真空蒸着法等により、柱状部130および絶縁層106の上面に、例えば、クロム(Cr)、金(Au)と亜鉛(Zn)の合金、および金(Au)の積層膜(図示せず)を形成する。次に、例えばリフトオフ法等により、柱状部130の上面に、前記積層膜が形成されていない部分を形成する。この部分が光学面108となる。次に、例えば真空蒸着法等により、第1基板101の裏面101b上に、例えば、クロム(Cr)、金(Au)とゲルマニウム(Ge)の合金、ニッケル(Ni)、および金(Au)の積層膜を形成する。次に、例えば窒素雰囲気中において、アニール処理を行う。
以上の工程により、図4に示すように、第1電極107および第2電極109が形成される。なお、第1電極107および第2電極109を形成する順番は、特に限定されない。
次に、図4に示すように、少なくとも光学面108上にレンズ部184を形成する。レンズ部184は、例えばディスペンサ法、インクジェット法等により形成することができる。
(3)次に、図5に示すように、柱状部130を取り囲むようにシール部材前駆体124aを形成する。具体的には、柱状部130の周囲であって、第1ミラー102の上面、および第2電極109のパッド部109cの上面に対して、シール部材前駆体124aを形成するための材料の液滴を吐出して、シール部材前駆体124aを形成する。液滴内およびシール部材前駆体124a内には、導電部材122が混入されている。導電部材122は、少なくとも第2電極109のパッド部109c上に配置される。この配置は、例えば、シール部材前駆体124a内における導電部材122の混入割合、導電部材122の粒径等を調整することによって行うことができる。本実施形態では、シール部材前駆体124aとして、紫外線硬化型のエポキシ樹脂の前駆体を用いている。液滴を塗布する方法としては、例えば、ディスペンサ法、液滴吐出法等が挙げられる。
(4)また、上述の工程とは別に、図6に示すように、第2基板160の上に配線162を形成する。配線162は、例えば、スパッタ法、無電解めっき法などにより形成することができる。
(5)次に、図7に示すように、配線162が形成された側を下にした第2基板160と、シール部材前駆体124aが形成された側を上にした第1基板101とを、アライメントする。アライメントは、配線162の一部が、第2電極109のパッド部109cの上方に位置するように行われる。
(6)次に、例えば、不活性ガス雰囲気中にて、シール部材前駆体124a上に、第2基板160および配線162を載せる。不活性ガスとしては、例えば、窒素、ヘリウムなどを用いることができる。不活性ガス雰囲気中にて、後述するシール部材前駆体124aを硬化させる工程までを行うことにより、内部空間126に不活性ガスを封入することができる。次に、図8に示すように、圧力Pを、第1電極107の下面側および第2基板160の上面側から加える。これにより、導電部材122の被覆層121のうち、第2電極109のパッド部109cおよび配線162と接する部分が破れる。その結果、第2電極109のパッド部109cと、配線162とが、導電性粒子120を介して、電気的に接続される。
次に、図8に示すように、シール部材前駆体124aを硬化させて、シール部材124を形成する。具体的には、第2基板160側から、シール部材前駆体124aに対して、紫外線を照射してシール部材前駆体124aを硬化させる。これにより、シール部材124を介して、第1ミラー102と第2基板160とが接着され、第2電極109と配線162とが導電接続される。
以上の工程により、図1および図2に示すように、本実施形態の光素子100が得られる。
1.3. 本実施形態に係る光素子100によれば、良好な信頼性を有することができる。この理由は、以下の通りである。
本実施形態に係る光素子100の柱状部130の周囲には、内部空間126が配置されている。内部空間126は、シール部材124により、気密状態にされている。これにより、シール部材124の外側の外部空間127から内部空間126への気体(例えば空気など)の流れを遮断することができる。光素子100の柱状部130を取り囲む絶縁層106は、吸湿し易い材料であり、しかも直接柱状部130に接触しているため、例えば、一旦、絶縁層106が吸湿すると柱状部130に直接水分が浸透してしまう。しかし、本実施形態のように外部空間127と絶縁層106との間に内部空間126が介在することにより、絶縁層106が吸湿することを防止することができる。これにより、外部空間127の湿度、温度等が内部空間126、絶縁層106、さらには柱状部130へ与える影響を抑制することができる。特に、外部空間127の状態の影響を受けやすい酸化狭窄層105および活性層103が内部空間126内に配置されていることにより、これらの劣化を防ぐことができる。具体的には、絶縁層106を通過する水分によって起こる酸化狭窄層105および活性層103中のアルミニウムの酸化を防ぐことができる。即ち、特に、Al組成の高い酸化狭窄層105は、内部空間126内に配置されていることが好ましい。上述した理由により、本実施形態に係る光素子100は、良好な信頼性を有することができる。
1.4. 次に、本実施形態に係る光素子100の変形例について、図面を参照しながら説明する。なお、上述した図1および図2に示す光素子100と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。図9、図13〜図18は、光素子100の変形例の一例を模式的に示す断面図であり、図10〜図12は、光素子100の変形例の一例の要部を模式的に示す断面図である。
例えば、図9に示すように、配線162は、第2基板160の下面に形成された第1導電部164と、第2基板160の側面上に形成された接続部165と、第2基板160の上面に形成された第2導電部166と、を含むことができる。第1導電部164、接続部165、および第2導電部166としては、導電性の材料を用いることができる。第1導電部164、接続部165、および第2導電部166は、連続して配置されている。即ち、第1導電部164と、接続部165と、第2導電部166とは、電気的に接続されている。また、接続部165としては、例えば、図10に示すように、クリップ形状のものを用いることもできる。また、接続部165としては、例えば、図11に示すように、第2基板160を貫通した孔に埋め込まれたものを用いることもできる。この場合、接続部165は、例えばスルーホールめっき等により形成することができる。また、接続部165としては、例えば、図12に示すように、FPC(Flexible Printed Circuit)などを用いることもできる。
また、例えば、図13に示すように、第1電極107を第1ミラー102の上面に設けることができる。第2基板160の下面には、配線162と電気的に分離された第2配線163が形成されている。第2配線163は、第1電極107と接している導電部材122(より具体的には、導電性粒子120)と接している。即ち、第2配線163と、第1電極107とは、導電部材122によって電気的に接続されている。シール部材124内に混入された複数の導電部材122は、それぞれが被覆層121を有することにより、導電部材122同士が導通することを防ぐことができる。従って、配線162と、第2配線163とを、電気的に分離することができる。即ち、図13に示す変形例のように、本発明によれば、第2基板160に対向するように設けられた複数の電極(例えば、第1電極107および第2電極109)がそれぞれ電気的に分離され、第2基板160に設けられた複数の配線(例えば、配線162および第2配線163)がそれぞれ電気的に分離されることができる。そして、各電極と各配線とが相互に導電接続されることができる。これにより、複数の電極のレイアウトの自由度が向上し、複数の電極を微細化することができるため、光素子100を小型化することが可能となる。例えば、後述する図18に示す変形例のような場合にも同様のことが言える。
また、例えば、図14に示すように、光学面108の上に、レンズ部184に換えて、樹脂層186を形成することができる。樹脂層186は、光学面108および第2基板160の下面と接している。樹脂層186と、シール部材124との間には、内部空間126が配置されている。樹脂層186の屈折率は、第2基板160の屈折率と同じ(略同じ場合を含む)である。樹脂層186としては、例えばアンダーフィル材などを用いることができる。アンダーフィル材は、例えば、熱硬化型または紫外線硬化型のエポキシ系樹脂またはアクリル系樹脂からなる。このようなアンダーフィル材を用いる場合には、樹脂層186を熱または紫外線照射により硬化した後に、樹脂層186の屈折率が第2基板160の屈折率と同じになるようにすることができる。
図14に示す変形例では、樹脂層186が第2基板160と同じ屈折率を有する。このため、出射面(光学面)108から出射されたレーザ光は、第2基板160の下面で反射することなく第2基板160内に入射するので、発光部140に戻ることがない。従って、本変形例によれば、戻り光による発光部140へのダメージを防止することができる。
また、例えば、図15に示すように、光素子100は、少なくとも光学部144を収める筐体167を有することができる。図15に示す例では、筐体167は、第2基板160の下方において、第1基板101、光学部144、導電部材122などを、空間128を介して覆っている。筐体167は、例えば、凹部が形成されたセラミックからなることができる。筐体167と第2基板160との間には、他のシール部材168が形成されている。図15に示す例では、他のシール部材168は、筐体167の上端面167aと、配線162,163の下面および第2基板160の下面とに接して形成されている。他のシール部材168は、例えば、低融点ガラスからなることができる。光学部144は、筐体167および他のシール部材168によって封止される。筐体167は、第2基板160、配線162、および第2配線163と、他のシール部材168によって接合されている。筐体167と光学部144との間に形成される空間128には、不活性ガス(例えば窒素など)を封入(パージ)することができる。本変形例によれば、2重の気密空間(空間128および内部空間126)が、光学部144と筐体167の外側の外部空間127との間の気体(例えば空気など)の流れを遮断することができる。これにより、光素子100の信頼性をより一層向上させることができる。
また、例えば、図16に示すように、筐体167と光学部144との間に放熱部材169を形成することができる。図16に示す例では、筐体167と光学部144との間には、放熱部材169と第1基板101とが設けられている。放熱部材169は、筐体167の内側の底面167bと第1基板101の下面と接している。図16に示す光素子100は、例えば、光学部144が形成された第1基板101を筐体167にダイボンディングすることによって形成されることができる。本変形例によれば、光素子100の作動によって発生する熱が放熱部材169から筐体167に伝導し易くなるため、放熱され易くなる。これにより、光素子100の特性が安定すると共に、長期的な信頼性をより一層向上させることができる。
また、例えば、図17に示すように、光学部144が受光部142であり、受光部142がpin型フォトダイオードとして機能することもできる。受光部142は、n型の第1半導体層111と、第1半導体層111の上に形成された光吸収層112と、光吸収層112の上に形成されたp型の第2半導体層113と、を含むことができる。第1半導体層111は例えばn型GaAs層からなり、光吸収層112は例えば不純物が導入されていないGaAs層からなり、第2半導体層113は例えばp型GaAs層からなることができる。この場合、光学面108は、光の入射面である。また、第2基板160では、全体が受光部142に入射される光を透過する必要はなく、受光部142の光軸近傍が光を透過するものであればよい。
また、例えば、図18に示すように、光学部144が発光部140と、受光部142と、を含み、発光部140が面発光型半導体レーザとして機能し、受光部142がpin型フォトダイオードとして機能することもできる。光素子100は、発光部140と、発光部140の上に形成された分離層146と、分離層146の上に形成された受光部142と、を含むことができる。分離層146は、発光部140と受光部142とを電気的に分離することができ、例えば不純物が導入されていないAlGaAs層からなることができる。第1半導体層111は、第3電極116と電気的に接続され、第2半導体層113は、第4電極110と電気的に接続されている。なお、図示はしないが、第4電極110は、導電部材122によって、第2基板160の下面上に形成された第3配線(配線162および第2配線163とは異なる)と電気的に接続されている。
また、図18に示す例は、第2ミラー104と電気的に接続された第2電極109と、第1半導体層111と電気的に接続された第3電極116とが、電気的に分離されている(即ち、光素子100が4端子である)場合であるが、例えば、図示はしないが、第2電極109と、第3電極116とが、電気的に接続されている(即ち、光素子100が3端子である)こともできる。
また、上述した例では、第2基板160に1つの光学部144が実装される場合について説明したが、例えば、アレイ状の複数の光学部144が第2基板160に実装されることもできる。
なお、上述した変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。
2.第2の実施形態
2.1. 次に、第2の実施形態に係る光モジュール500について説明する。
図19は、光モジュール500を模式的に示す断面図である。図20は、光モジュール500の要部を模式的に示す断面図である。図21は、図20に示す光モジュール500の要部を模式的に示す平面図である。なお、図20は、図21のXX−XXにおける断面図である。
光モジュール500は、第1の実施形態(変形例を含む)の光素子100と、搭載部材(ステム)170と、導電性ペースト174と、第1リード端子171と、第2リード端子172と、導電性接続部材176と、光ファイバ(光導波路)30と、ファイバフォルダ34と、フェルール32と、を含む。本実施形態においては、光素子100の光学部144(発光部140)が面発光型半導体レーザとして機能する場合について説明する。光モジュール500は、光素子100から出射したレーザ光を光ファイバ30内に導入し伝搬させる光送信モジュールである。
光素子100は、搭載部材170上に、導電性ペースト174を介して搭載されている。即ち、光素子100は、光素子100の第1電極107側が下になるようにして、導電性ペースト174により、搭載部材170と接着されている。これにより、光素子100の光学面108が、光ファイバ30の端面30aと対向するように設置される。導電性ペースト174としては、例えば、導電材と樹脂とを混錬したものを用いることができ、導電材としては、例えば、銀、カーボン、ニッケル、パラジウムなどを、樹脂としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂などを用いることができる。
第1リード端子171の一方の端部は、搭載部材170と接続されている。従って、第1リード端子171は、搭載部材170、導電性ペースト174を介して、第1電極107と電気的に接続されている。第2リード端子172は、搭載部材170を貫通して配置されている。第2リード端子172は、絶縁層173により、搭載部材170と絶縁されている。第2リード端子172の一方の端部は、導電性接続部材176により、配線162の下面と接続されている。従って、第2リード端子172は、導電性接続部材176、配線162、導電性粒子120を介して、第2電極109と電気的に接続されている。導電性接続部材176としては、例えば、上述の導電性ペースト、熱可塑性または熱硬化性の樹脂フィルムの中に導電粒子を分散させた異方性導電フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)、導電粒子をゴム中に分散させたものや導電細線をゴム中に埋め込んだ導電ゴムなどを用いることができる。
光素子100は、ファイバフォルダ34内に配置されている。光素子100とファイバフォルダ34との間には、空間38が存在する。
フェルール32は、ファイバフォルダ34内であって、光素子100の上方に取り付けられている。光ファイバ30の端部30bは、フェルール32内に設けられている。即ち、光ファイバ30の端部30bは、フェルール32内に挿入されている。
なお、図示の例では、光モジュール500は、光素子100と、光ファイバ30との間に、光学部品(例えばレンズ)を介さずに形成されているが、光素子100と、光ファイバ30との間に光学部品を設けることもできる。
2.2. 次に、本実施形態に係る光モジュール500の製造方法の一例について、図19〜図24を参照しながら説明する。図22〜図24は、図19〜図21に示す本実施形態に係る光モジュール500の要部の一製造工程を模式的に示す断面図であり、それぞれ図20に示す断面図に対応している。
(1)まず、図22に示すように、第1、第2リード端子171、172が設置された搭載部材170の上に導電性ペースト174を形成する。導電性ペースト174は、例えば、ディスペンサ法などにより形成される。また、図22に示すように、第2リード端子172の上に、導電性接続部材176を形成する。導電性接続部材176は、例えば、ディスペンサ法などにより形成される。なお、導電性接続部材176として導電性ペーストを用いる場合には、導電性接続部材176と導電性ペースト174とは、同一工程にて形成されることができる。
(2)次に、図23に示すように、第1電極107が形成された側を下にした第1の実施形態に係る光素子100と、導電性ペースト174が形成された側を上にした搭載部材170とを、アライメントする。アライメントは、第1電極107が、導電性ペースト174の上方に位置するように、かつ、配線162の一部が、導電性接続部材176の上方に位置するように行われる。
(3)次に、図24に示すように、導電性ペースト174および導電性接続部材176の上に、光素子100を載せる。より具体的には、導電性ペースト174の上に、第1電極107を、導電性接続部材176の上に、配線162を載せる。次に、図24に示すように、圧力pを、搭載部材170の下面側および第2基板160の上面側から加える。次に、少なくとも導電性ペースト174および導電性接続部材176に熱を加えることにより、これらを硬化させる。これにより、導電性ペースト174を介して第1ミラー102と第2基板160とが導電接続され、導電性接続部材176を介して第2電極109と配線162とが導電接続される。
(4)次に、図19に示すように、光ファイバ30の端部30bをフェルール32内に挿入し、フェルール32をファイバフォルダ34に取り付ける。次に、光素子100に通電して調芯しながら、ファイバフォルダ34を光素子100が取り付けられた搭載部材170と接着させる。この調芯は、光素子100から発せられた光を光ファイバ30内に導くように、あるいは、光ファイバ30から導かれる光の光量を最大限光素子100が受光するように行われることができる。なお、調芯の方法として、光素子100および搭載部材170のうちの少なくとも一方に設けられたアライメントマーク、あるいは、光素子100の光学部144の形状などを画像認識法で観察しながら行う方法などを用いることもできる。
以上の工程により、図19〜図21に示すように、本実施形態の光モジュール500が得られる。
2.3. 本実施形態に係る光モジュール500によれば、ファイバフォルダ34内の空間38を気密状態にせずとも、上述したように、光素子100の内部空間126が気密状態なため、光素子100の良好な信頼性を確保することができる。従って、光モジュール500の構造、特に、空間38を取り囲む各部材(例えば、ファイバフォルダ34、搭載部材170等)の接着部分の構造を簡素化することができる。また、例えば、ファイバフォルダ34内の空間38を気密状態にすると、光素子100の信頼性をより一層高くすることができる。
また、本実施形態に係る光モジュール500によれば、ワイヤーボンディングを行うことなく(即ち、ボンディングワイヤを用いることなく)、第2リード端子172と、第2電極109とを、電気的に接続することができる。つまり、ワイヤーボンディングを行う際の超音波、圧力、超音波により発生する熱等が光素子100(特に、光学部144)へ与える影響をなくすことができる。その結果、光モジュール500は、良好な信頼性を有し、ワイヤーボンディングを行う場合に比べ、長期的に安定して動作することができる。
2.4. 次に、本実施形態に係る光モジュール500の変形例について、図面を参照しながら説明する。なお、上述した図19〜図21に示す光モジュール500と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。図25〜図28は、光モジュール500の変形例の一例の要部を模式的に示す断面図である。
例えば、図25に示すように、搭載部材170と、第2基板160とを、固定部材180により固定することができる。固定部材180は、搭載部材170を下面側から、第2基板160を上面側から挟んで固定している。このように固定部材180を用いることは、導電性接続部材176として導電ゴムを用いる場合等に特に有効である。
また、例えば、図26に示すように、第2基板160を貫通する孔を形成し、第2リード端子172を挿入することもできる。具体的には、第2リード端子172の第2基板160に挿入される側を段状(段ピン状)にして、細い部分を第2基板160に挿入することができる。第2リード端子172と、第2基板160とは、接着部材182により固定されることができる。接着部材182としては、公知のものを用いることができる。この変形例の場合、第2リード端子172の段状の部分により光素子100の水平度が決定される。これにより、搭載部材170とファイバフォルダ34との位置関係、延いては、光素子100と光ファイバ30との位置関係が正確に決まるため、ハウジング工程の調芯作業を軽減できる。
また、例えば、図27に示すように、配線162と、第2リード端子172とを、ワイヤーボンディングにより接続することができる。より具体的には、配線162の第2導電部166の上面と、第2リード端子172の上面とが、ボンディングワイヤ(導電性接続部材)176により接続されている。ボンディングワイヤ176としては、例えば金細線等を用いることができる。この変形例によれば、配線162と、第2リード端子172との接続を、従来と同様のワイヤーボンディングにより行うことができる。従って、従来のワイヤーボンディング技術をそのまま利用することができる。また、この変形例によれば、配線162とボンディングワイヤ176とが接続している部分は、例えば、第2電極109に直接ボンディングワイヤ176が接続している場合に比べ、光学部144から離れている。そして、光素子100には、内部空間126が配置されている。その結果、ワイヤーボンディングを行う際の超音波、圧力、超音波により発生する熱等は、第2基板160に加わり、光学部140には直接加わらないため、光素子100(特に、光学部144)へ与える影響を抑制することができる。
また、例えば、図28に示すように、第1リード端子171は、搭載部材170を貫通して配置され、第1リード端子171の一方の端部は、第2導電性接続部材177により、第2配線163の下面と接続されることができる。従って、第1リード端子171は、第2導電性接続部材177、第2配線163、導電性粒子120を介して、第1電極107と電気的に接続されている。搭載部材170と第1基板101とは、接着部材175により固定されている。接着部材175としては、公知のものを用いることができる。この変形例の場合、接着部材175は、導電性を有しなくても良い。また、接着部材175を設けずに、搭載部材170上に直接第1基板101を搭載することもできる。
なお、上述した変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。
3.第3の実施形態
3.1. 次に、第3の実施形態に係る光モジュール300について説明する。
図29は、光モジュール300を模式的に示す平面図である。図30は、光モジュール300を模式的に示す断面図である。なお、図30は、図29のXXX−XXXにおける断面図である。また、一部の部材については、便宜上、その図示を省略している。
光モジュール300は、第1の実施形態(変形例を含む)に係る光素子100と、電子回路302と、を含む。本実施形態に係る光素子100において、第1の実施形態に係る光素子と実質的に同じ部材には同一の符合を付して、その詳細な説明を省略する。なお、図29および図30では、発光部を有する光素子150の出射面108と第2基板160との間に樹脂層186が形成されている光素子100(例えば図14参照)を示しているが、光素子100はこれに限定されるわけではない。
光モジュール300は、図29に示すように、複数の光素子100を有することができる。光モジュール300は、例えば、発光部を有する2つの光素子150と、受光部を有する2つの光素子152と、を含むことができる。発光部を有する光素子150および受光部を有する光素子152は、図29に示すように、それぞれアレイ状に配置されている。各光素子150,152には、それぞれ第1電極107および第2電極109が形成されている。これらの電極107,109は、第1の実施形態で述べたように、第2基板160に形成された配線162,163と、シール部材124内に混入された導電部材122によって導電接続される。
電子回路302は、光素子150,152を駆動するためのドライバICなどである。電子回路302には、電気信号を入出力するためのバンプ309が形成されている。バンプ309は、第2基板160に形成された配線162,163と、シール部材324内に混入された導電部材322によって導電接続されることができる。これにより、電子回路302は、各配線(例えば配線162,163)と電気的に接続されることができる。導電部材322は、導電性粒子320と、被覆層321と、を含む。シール部材324および導電部材322としては、光素子100が有するシール部材124および導電部材122と同様のものを用いることができる。本実施形態に係る光モジュール300によれば、バンプ309の相互間や配線162,163の相互間が狭ピッチになっても、バンプ309や配線162,163を不要にショートさせることなく、各バンプと各配線とを確実に導電接続することができる。なお、電子回路302と各配線との接続には、例えば、フリップチップボンディング方式、異方性導電フィルム方式、半田リフロー方式などを用いて行うこともできる。
光素子100は、図29および図30に示すように、少なくとも光学部144および電子回路302を収める筐体367を有することができる。筐体367は、第2基板160の下方に形成された光学部144や電子回路302などを、空間328を介して覆っている。筐体367は、例えば、凹部が形成されたセラミックからなることができる。筐体367と第2基板160との間には、他のシール部材368が形成されている。他のシール部材368は、例えば、低融点ガラスからなることができる。光学部144および電子回路302は、筐体367および他のシール部材368によって封止される。筐体367は、第2基板160および配線の一部と、他のシール部材368によって接合されている。筐体367と光学部144との間、および、筐体367と電子回路302との間に形成される空間328には、不活性ガス(例えば窒素など)を封入(パージ)することができる。本実施形態に係る光モジュール300によれば、2重の気密空間(空間328および内部空間126)が、光学部144と筐体367の外側の外部空間327との間の気体(例えば空気など)の流れを遮断することができる。これにより、光素子100の信頼性をより一層向上させることができる。なお、図示の例では、発光部を有するアレイ状の光素子150、受光部を有するアレイ状の光素子152、および、電子回路302をまとめて筐体367で封止しているが、それぞれを個別に封止することも可能である。また、本実施形態に係る光モジュール300は、例えば図31に示すように、筐体367および他のシール部材368を有しないこともできる。図31は、光モジュール300を模式的に示す断面図であり、図30に対応している。
また、本実施形態に係る光モジュール300は、例えば、図32および図33に示すように、さらに、光導波路390と、光プラグ394と、光ソケット396と、反射部398と、を含むことができる。この光モジュール300によれば、光導波路390を介して、信号光を送受して光情報通信を行うことができる。図32は、この光モジュール300を模式的に示す平面図である。図33は、光モジュール300を模式的に示す断面図である。なお、図33は、図32のXXXIII−XXXIIIにおける断面図である。また、一部の部材については、便宜上、その図示を省略している。また、図面では、光の進路を模式的に矢印で示している。
光導波路390は、第2基板160の上方に形成されている。光導波路390としては、例えば、図に示すように、テープファイバ392における光ファイバを用いることができる。光導波路(光ファイバ)390は、光の導波方向が第2基板160の上面に平行となるように設置されている。
光プラグ394は、第2基板160の上であって、光導波路390の一方の端部に形成されている。光プラグ394は、テープファイバ392を支持している。光ソケット396は、第2基板160の上に形成されている。光ソケット396には、光プラグ394が取り付けられている。光プラグ394の着脱は、光ソケット396に対して自由に行われることができる。
反射部398は、第2基板160の上方に形成されている。反射部398は、光学部144から出射される光の進路を90度(ほぼ90度を含む)変更して光導波路390に導く機能、および、光導波路390から出射される光の進路を90度(ほぼ90度を含む)変更して光学部144に導く機能のうちの少なくとも一方を有する。反射部398は、例えば、図に示すように、光ソケット396の側面の一部から構成されることができる。反射部398は、図示の例では、光学面108に対して45度傾斜するように設けられている。
光プラグ394および光ソケット396はそれぞれ、図に示すように、レンズ部385,387を有することができる。各レンズ部385,387は、光学部144から出射される光および光導波路390から出射される光のうちの少なくとも一方を集光することができる。
3.2. 次に、本実施形態に係る光モジュール300の変形例について、図面を参照しながら説明する。なお、上述した図29および図30に示す光モジュール300と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。図34は、変形例に係る光モジュール300を模式的に示す平面図である。図35は、光モジュール300を模式的に示す断面図である。なお、図35は、図34のXXXV−XXXVにおける断面図である。また、一部の部材については、便宜上、その図示を省略している。また、図面では、光の進路を模式的に矢印で示している。
この光モジュール300は、発光部を有する光素子150と、受光部を有する光素子152と、受光部を有する他の光素子154と、電子回路302と、を含む。発光部を有する光素子150および受光部を有する光素子152は、例えば、コンピュータ、産業用ロボット、電子機器などの相互間、または、これらのデバイス内部を光ファイバにより接続する光トランシーバに適用されることができる。即ち、光トランシーバは、電気信号を光信号に変えて光ファイバ(光導波路)に送る光素子150と、光ファイバから受けた光信号を電気信号に戻す光素子152と、光ファイバを介して設けられたもう一対の光素子150および光素子152と、を含む。なお、本変形例に係る光素子150,152,154において、第1の実施形態に係る光素子と実質的に同じ部材には同一の符合を付して、その詳細な説明を省略する。
光モジュール300は、発光部140の上方に形成され、発光部140から出射される光の一部を、他の光素子154が有する受光部142に導く一部反射部399を有する。即ち、一部反射部399は、発光部140から出射される光の一部を反射させ、残りの光を透過させることができる。一部反射部399における光素子150の出射面108に対する傾斜角は、発光部140から出射される光の一部が他の光素子154の入射面108に導かれるように適宜設定される。
第2基板160の下面側には、図34および図35に示すように、溝部361が形成されている。溝部361には、樹脂層359が埋め込まれている。樹脂層359の屈折率は、第2基板160の屈折率と異なる。これにより、樹脂層359と第2基板160との界面から、一部反射部399が構成される。樹脂層359の屈折率および第2基板160の屈折率は、発光部140から出射される光の一部が他の光素子154の入射面108に導かれるように適宜設定される。樹脂層359としては、例えばアンダーフィル材などを用いることができる。アンダーフィル材は、例えば、熱硬化型または紫外線硬化型のエポキシ系樹脂またはアクリル系樹脂からなる。このようなアンダーフィル材を用いる場合には、樹脂層359を熱または紫外線照射により硬化した後に、樹脂層359の屈折率が第2基板160の屈折率と異なる所望の値となるようにすることができる。
他の光素子154は、発光部140を有する光素子150から出射される光の一部を検出して光出力値をモニタするための光検出機能を備えている。
また、上述した変形例では、第2基板160に溝部361を形成し、溝部361に樹脂層359を埋め込んで一部反射部399を形成する場合について説明した。しかしながら、例えば、図36に示すように、上述した図32および図33に示す例と同様に、第2基板160の上方に、光導波路390、光プラグ394、光ソケット396などを形成して、光ソケット396に一部反射部397を埋め込むこともできる。一部反射部397としては、例えば、光の一部を反射させ、残りの光を透過させるガラス基板などを用いることができる。図36は、この場合の光モジュール300を模式的に示す断面図である。なお、一部の部材については、便宜上、その図示を省略している。
また、光モジュール300は、上述した図29および図30に示す例と同様に、少なくとも、発光部を有する光素子150と、受光部を有する光素子152と、受光部を有する他の光素子154と、電子回路170とを収める筐体を有することができる。また、光モジュール300は、少なくとも、発光部を有する光素子150と、受光部を有する光素子152と、受光部を有する他の光素子154とを収める筐体を有することができる。これらの変形例のように光モジュール300が筐体を有する場合には、光素子150,152,154と各配線との接続には、シール部材124内に混入された導電部材122によって導電接続する方式に代え、例えば、フリップチップボンディング方式、異方性導電フィルム方式、半田リフロー方式などを用いることもできる。
なお、上述した変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。
また、本実施形態に係る光モジュール300は、例えば、液晶表示パネル、プラズマ表示パネルなどの表示装置の少なくとも一部に適用されることができる。この場合において、表示装置の表示基板に、本実施形態に係る第2基板160を用いることができる。
4. 上記のように、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できよう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。
例えば、上述した実施形態の光素子100では、発光部140に柱状部130が一つ設けられている場合について説明したが、発光部140に柱状部130が複数個設けられている場合、あるいは、柱状部130が設けられていない場合においても本発明の形態は損なわれない。また、複数の光素子100がアレイ化されている場合でも、同様の作用および効果を奏する。また、例えば、上述した実施形態において、各半導体層におけるp型とn型とを入れ替えても本発明の趣旨を逸脱するものではない。
第1の実施形態に係る光素子を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る光素子を模式的に示す平面図。 第1の実施形態に係る光素子の製造方法を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る光素子の製造方法を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る光素子の製造方法を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る光素子の製造方法を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る光素子の製造方法を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る光素子の製造方法を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る光素子の変形例を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る光素子の変形例の要部を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る光素子の変形例の要部を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る光素子の変形例の要部を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る光素子の変形例を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る光素子の変形例を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る光素子の変形例を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る光素子の変形例を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る光素子の変形例を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る光素子の変形例を模式的に示す断面図。 第2の実施形態に係る光モジュールを模式的に示す断面図。 第2の実施形態に係る光モジュールの要部を模式的に示す断面図。 第2の実施形態に係る光モジュールの要部を模式的に示す平面図。 第2の実施形態に係る光モジュールの製造方法を模式的に示す断面図。 第2の実施形態に係る光モジュールの製造方法を模式的に示す断面図。 第2の実施形態に係る光モジュールの製造方法を模式的に示す断面図。 第2の実施形態に係る光モジュールの変形例を模式的に示す断面図。 第2の実施形態に係る光モジュールの変形例を模式的に示す断面図。 第2の実施形態に係る光モジュールの変形例を模式的に示す断面図。 第2の実施形態に係る光モジュールの変形例を模式的に示す断面図。 第3の実施形態に係る光モジュールを模式的に示す平面図。 第3の実施形態に係る光モジュールを模式的に示す断面図。 第3の実施形態に係る光モジュールを模式的に示す断面図。 第3の実施形態に係る光モジュールを模式的に示す平面図。 第3の実施形態に係る光モジュールを模式的に示す断面図。 第3の実施形態に係る光モジュールの変形例を模式的に示す平面図。 第3の実施形態に係る光モジュールの変形例を模式的に示す断面図。 第3の実施形態に係る光モジュールの変形例を模式的に示す断面図。
符号の説明
30 光ファイバ、32 フェルール、34 ファイバフォルダ、38 空間、100 光素子、101 第1基板、102 第1ミラー、103 活性層、104 第2ミラー、105 酸化狭窄層、106 絶縁層、107 第1電極、108 光学面、109 第2電極、110 第4電極、111 第1半導体層、112 光吸収層、113 第2半導体層、116 第3電極、120 導電性粒子、121 被覆層、122 導電部材、124 シール部材、126 内部空間、127 外部空間、128 空間、130 柱状部、140 発光部、142 受光部、144 光学部、146 分離層、150,152,154 光素子、160 第2基板、162 配線、163 第2配線、164 第1導電部、165 接続部、166 第2導電部、167 筐体、168 他のシール部材、169 放熱部材、170 搭載部材、171 第1リード端子、172 第2リード端子、173 絶縁層、174 導電性ペースト、175 接着部材、176 導電性接続部材、177 第2導電性接続部材、180 固定部材、182 接着部材、184 レンズ部、186 樹脂層、300 光モジュール、302 電子回路、309 バンプ、320 導電性粒子、321 被覆層、322 導電部材、324 シール部材、327 外部空間、328 空間、359 樹脂層、361 溝部、367 筐体、368 他のシール部材、385,387 レンズ部、390 光導波路、392 テープファイバ、394 光プラグ、396 光ソケット、397 一部反射部、398 反射部、399 一部反射部,500 光モジュール

Claims (26)

  1. 発光部および受光部のうちの少なくとも一方を有する光学部と、
    前記光学部のうちの少なくとも一部を、内部空間を介して取り囲むシール部材と、
    前記光学部と電気的に接続された電極と、
    前記シール部材内に混入され、前記電極と導電接続された導電部材と、
    前記光学部に設けられた光学面と対向して配置された基板と、
    前記基板に形成され、前記導電部材と導電接続された配線と、を含み、
    前記光学面は、光の出射面および入射面のうちの少なくとも一方である、光素子。
  2. 発光部および受光部のうちの少なくとも一方を有する光学部と、
    前記光学部のうちの少なくとも一部を、内部空間を介して取り囲むシール部材と、
    前記光学部と電気的に接続された複数の電極と、
    前記シール部材内に混入され、各前記電極とそれぞれ導電接続された複数の導電部材と、
    前記光学部に設けられた光学面と対向して配置された基板と、
    前記基板に形成され、前記導電部材と導電接続された複数の配線と、を含み、
    前記光学面は、光の出射面および入射面のうちの少なくとも一方であり、
    前記複数の電極と前記複数の配線とは、各前記導電部材によって相互に導電接続されている、光素子。
  3. 請求項1または2において、
    前記光学部は、他の基板の上方に形成されており、
    前記配線は、前記導電部材の上方に形成されており、
    前記基板は、前記配線の上方に形成されている、光素子。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記導電部材は、前記電極と、前記配線との間のスペーサである、光素子。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記導電部材は、
    導電性粒子と、
    前記導電性粒子を被覆している被覆層と、を含む、光素子。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    前記光学部は、前記発光部を有し、
    前記発光部は、
    第1ミラーと、
    前記第1ミラーの上方に形成された活性層と、
    前記活性層の上方に形成された第2ミラーと、を含む、光素子。
  7. 請求項6において、
    前記発光部は、酸化狭窄層を有し、
    前記シール部材は、少なくとも前記酸化狭窄層を取り囲む、光素子。
  8. 請求項1〜7のいずれかにおいて、
    前記光学部は、前記受光部を有し、
    前記受光部は、
    第1導電型の第1半導体層と、
    前記第1半導体層の上方に形成された光吸収層と、
    前記光吸収層の上方に形成された第2導電型の第2半導体層と、を含む、光素子。
  9. 請求項1において、
    前記光学部は、前記発光部および前記受光部を有し、
    前記発光部は、
    第1ミラーと、
    前記第1ミラーの上方に形成された活性層と、
    前記活性層の上方に形成された第2ミラーと、を含み、
    前記受光部は、
    第1導電型の第1半導体層と、
    前記第1半導体層の上方に形成された光吸収層と、
    前記光吸収層の上方に形成された第2導電型の第2半導体層と、を含む、光素子。
  10. 請求項1〜9のいずれかにおいて、
    前記内部空間には、不活性ガスが封入されている、光素子。
  11. 請求項1〜10のいずれかにおいて、
    前記光学面の上方であって、前記光学面および前記基板に接して形成された樹脂層を有し、
    前記樹脂層の屈折率は、前記基板の屈折率と同じである、光素子。
  12. 請求項1〜11のいずれかにおいて、
    少なくとも前記光学部を収める筐体と、
    前記筐体と前記基板との間に形成された他のシール部材と、を含む、光素子。
  13. 請求項12において、
    前記筐体と前記光学部との間に形成された放熱部材を有する、光素子。
  14. 請求項1〜13のいずれかに記載の光素子と、
    前記光素子が搭載された搭載部材と、
    前記搭載部材に設置されたリード端子と、
    前記配線と前記リード端子とを導電接続する導電性接続部材と、を含む、光モジュール。
  15. 請求項14において、
    前記導電性接続部材は、導電性ペースト、異方性導電フィルム、および導電ゴムのうちの少なくとも1つである、光モジュール。
  16. 請求項14において、
    前記導電性接続部材は、ボンディングワイヤである、光モジュール。
  17. 発光部および受光部のうちの少なくとも一方を有する光学部と、
    前記光学部のうちの少なくとも一部を、内部空間を介して取り囲むシール部材と、
    前記光学部と電気的に接続された電極と、
    前記シール部材内に混入され、前記電極と導電接続された導電部材と、
    前記光学部に設けられた光学面と対向して配置された基板と、
    前記基板に形成され、前記導電部材と導電接続された配線と、
    前記配線と電気的に接続された電子回路と、を含み、
    前記光学面は、光の出射面および入射面のうちの少なくとも一方である、光モジュール。
  18. 請求項17において、
    複数の前記光学部を有し、
    前記複数の光学部は、前記内部空間を介して1つの前記シール部材により取り囲まれる、光モジュール。
  19. 請求項17または18において、
    少なくとも前記光学部および前記電子回路を収める筐体と、
    前記筐体と前記基板との間に形成された他のシール部材と、を含む、光モジュール。
  20. 請求項17〜19のいずれかにおいて、
    前記基板の上方に形成された光導波路と、
    前記基板の上方であって、前記光導波路の一方の端部に形成された光プラグと、
    前記基板の上方に形成され、前記光プラグが取り付けられた光ソケットと、
    前記基板の上方に形成され、前記光学部から出射される光の進路を90度変更して前記光導波路に導く機能、および、前記光導波路から出射される光の進路を90度変更して前記光学部に導く機能のうちの少なくとも一方を有する反射部と、を含む、光モジュール。
  21. 発光部と、
    前記発光部のうちの少なくとも一部を、内部空間を介して取り囲むシール部材と、
    前記発光部と電気的に接続された電極と、
    前記第1シール部材内に混入され、前記電極と導電接続された導電部材と、
    受光部と、
    前記受光部のうちの少なくとも一部を、内部空間を介して取り囲む他のシール部材と、
    前記受光部と電気的に接続された他の電極と、
    前記他のシール部材内に混入され、前記他の電極と導電接続された他の導電部材と、
    前記発光部に設けられた出射面および前記受光部に設けられた入射面と対向して配置された基板と、
    前記基板に形成され、前記導電部材と導電接続された配線と、
    前記基板に形成され、前記他の導電部材と導電接続された他の配線と、
    前記発光部の上方に形成され、前記発光部から出射される光の一部を前記受光部に導く一部反射部と、
    前記配線および前記他の配線と電気的に接続された電子回路と、を含む、光モジュール。
  22. 請求項21において、
    前記基板の下面側に形成された溝部と、
    前記溝部に埋め込まれた樹脂層と、を含み、
    前記樹脂層の屈折率は、前記基板の屈折率と異なり、
    前記一部反射部は、前記樹脂層と前記基板との界面からなる、光モジュール。
  23. 請求項21において、
    前記基板の上方に形成された光導波路と、
    前記基板の上方であって、前記光導波路の一方の端部に形成された光プラグと、
    前記基板の上方に形成され、前記光プラグが取り付けられた光ソケットと、
    前記基板の上方に形成され、前記光学部から出射される光の進路を90度変更して前記光導波路に導く機能、および、前記光導波路から出射される光の進路を90度変更して前記光学部に導く機能のうちの少なくとも一方を有する反射部と、を含み、
    前記一部反射部は、前記光ソケットに埋め込まれている、光モジュール。
  24. 請求項17〜23のいずれかに記載の光モジュールを有する光トランシーバ。
  25. 第1基板に発光部および受光部のうちの少なくとも一方を有するように光学部を形成する工程と、
    前記光学部と電気的に接続されるように電極を形成する工程と、
    前記光学部のうちの少なくとも一部を、内部空間を介して取り囲むようにシール部材を形成する工程と、
    第2基板に配線を形成する工程と、
    前記電極と前記配線とを、前記シール部材により接着する工程と、を含み、
    前記光学部には、光の出射面および入射面のうちの少なくとも一方である光学面が設けられ、
    前記第2基板は、前記光学面と対向するように配置され、
    前記シール部材内には導電部材が混入されており、
    前記導電部材は、前記電極と前記配線とを電気的に接続する、光素子の製造方法。
  26. 第1基板に発光部および受光部のうちの少なくとも一方を有するように光学部を形成する工程と、
    前記光学部と電気的に接続されるように電極を形成する工程と、
    前記光学部のうちの少なくとも一部を、内部空間を介して取り囲むようにシール部材を形成する工程と、
    第2基板に配線を形成する工程と、
    前記電極と前記配線とを、前記シール部材により接着する工程と、
    前記第1基板を搭載部材に搭載する工程と、
    前記搭載部材に設置されたリード端子と前記配線とを、導電性接続部材により導電接続する工程と、を含み、
    前記光学部には、光の出射面および入射面のうちの少なくとも一方である光学面が設けられ、
    前記第2基板は、前記光学面と対向するように配置され、
    前記シール部材内には導電部材が混入されており、
    前記導電部材は、前記電極と前記配線とを電気的に接続する、光モジュールの製造方法。
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