JP2009163178A - 光素子と基板との接合構造及び光送受信モジュール並びに光モジュールの製造方法 - Google Patents

光素子と基板との接合構造及び光送受信モジュール並びに光モジュールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】良好な接続が可能で、かつ高光結合効率を実現する光素子と基板との接合構造と、これを用いた光配線装置を提供する。
【解決手段】本発明は、フィラー非含有のアンダーフィル樹脂41を基板1上の光素子2からの発光または光素子2への受光の光路上に当たる箇所に供給した後、光素子2の導体バンプ22を基板上の電気配線11に接合し、その後前記フィラー非含有のアンダーフィル樹脂41を熱硬化させてフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41を光素子2および基板1に接着することによって、光素子2と基板1との間の前記光路以外の箇所にフィラーを含有するアンダーフィル樹脂42を充填する際、光素子2と基板1との間の前記光路の箇所には前記フィラーを含有するアンダーフィル樹脂42が侵入しないように構成した光素子と基板との結合構造である。
【選択図】図1

Description

本発明は、光素子と光導波路を備えた基板との接合構造及び該接合構造を用いた光配線装置である光送受信モジュール並びに光モジュールの製造方法に関わり、特にフリップチップボンディングにより実装する光素子と基板との接合構造及び光モジュールの製造方法に関する。
近年の高速伝送線路は、(1)広帯域である、(2)電磁波ノイズ耐性に優れる、(3)配線の容積が小さくかつ軽量などの理由から、電気配線に代わり光配線装置を適用する動きが始まりつつある。光配線装置において、最も重要な因子の一つとして、半導体レーザやフォトダイオードなどの光素子と、光ファイバや光導波路などの光伝送路との光結合構造が挙げられる。高い光結合効率を得るために、光素子と光伝送路はマルチモード伝送の場合でもその位置合わせに数十μmの搭載精度が要求される。また、温度サイクルや高温高湿などの信頼性試験を施した後も、位置ずれや剥離を起こしてはならない。一方、光配線は電気配線からの代替という観点から低価格であることが前提である。そのため、材料原価や組み立て工数を出来る限り低く抑えなければならない。
上記を満たす光素子の一搭載方法として考えられるのは、特開2005−164801号公報(特許文献1)に挙げられるように、面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface-Emitting Laser)や面入射型フォトダイオードの面受発光素子を基板にフリップチップボンディングにより実装し、基板の下方にある光伝送路と光結合する方式である。これにより、従来の電子回路のフリップチップ実装と同等の工程で、光素子の接合構造を形成することができる。
また、特開2005−333018号公報(特許文献2)に挙げられるように光素子の受発光部分に予め透明樹脂からなる突起を設けている。これにより、光素子実装後、透明樹脂からなる突起が押圧されることにより透明樹脂内に屈折率分布を生じさせ、レンズとしての作用をもたらすことにより光素子からの発光または光素子に入射する光を集光させて結合効率を向上させる光配線モジュールが記載されている。
特開2005−164801号公報 特開2005−333018号公報
上記従来技術のように光素子をフリップチップボンディングにより搭載する場合、(1)接合強度の確保、(2)光素子と基板間に生じる応力の緩和などを目的として、光素子と基板の間にアンダーフィル樹脂を充填させることが一般的である。
しかしながら、上記特許文献1ではアンダーフィル樹脂としてフィラーを含有しない透明樹脂を用いている。一般に、熱応力を緩和させるためには熱膨張係数の調整が容易なフィラーを含有する樹脂を用いることが望ましい。これは、アンダーフィル樹脂の熱膨張係数を光素子と基板の熱膨張係数に整合させることにより、信頼性を向上させることができるためである。しかしながら、特許文献1の光結合構造では、アンダーフィル樹脂としてフィラーを含有する樹脂を用いた場合、アンダーフィル樹脂が光路上に配置されるため、フィラーによる光散乱等により光損失が増大してしまう。
また、上記特許文献2では、透明樹脂からなる突起が光素子に存在するため、アンダーフィル樹脂としてフィラーを含有する樹脂を用いても、光路上にアンダーフィル樹脂が入り込みにくくなっている。しかしながら、透明樹脂の突起と基板は密着しているだけであるので、フィラーを含有するアンダーフィル樹脂が透明樹脂の突起と基板の間に浸透し、結果として光損失の増加を招く恐れがある。
本発明の目的は、上記課題を解決すべく、基板と光素子の間隙の光路箇所に光素子からの出射光又は/及び光素子への入射光の伝播を阻害するフィラーを含有するアンダーフィル樹脂等が浸透するのをなくして光結合効率の向上を図ると共に、光素子と基板との間の信頼性の向上を図った光素子と基板との接合構造及び光送受信モジュール並びに光モジュールの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、アンダーフィル材の機能を、(1)光結合効率の向上の機能(光素子と基板との間の光路上にはフィラー非含有のアンダーフィル樹脂を配置することによって光結合効率を向上させる機能)と(2)信頼性向上の機能(光素子と基板との間の光路以外の箇所にはフィラーを含有するアンダーフィル樹脂を配置することによって信頼性向上の機能)とに分割させ、フィラー非含有のアンダーフィル樹脂を基板上の光素子からの発光(出射光)又は/及び光素子への受光(入射光)の光路上に当たる箇所に供給した後、光素子上に形成された導体バンプを介して基板上の電気配線(電極)に接合し、その後前記フィラー非含有のアンダーフィル樹脂を熱硬化させてフィラー非含有のアンダーフィル樹脂を光素子および基板に接着することによって、光素子と基板との間の前記光路以外の箇所にフィラーを含有するアンダーフィル樹脂を充填する際、光素子と基板との間の前記光路の箇所には前記フィラーを含有するアンダーフィル樹脂が侵入しないように構成したことを特徴とする光素子と基板との結合構造である。
また、本発明は、発光素子又は受光素子から形成された光素子と、該光素子と光学的に結合される光導波路を備えた基板とを有し、前記光素子のバンプを前記基板上の電気配線(電極)に接合して構成される光素子と基板との接合構造であって、前記光素子から前記基板への出射光又は前記基板から前記光素子への入射光の光路の箇所にはフィラーを含有しない透明樹脂を前記光素子の発光点又は受光点の近傍及び前記基板上の透明樹脂に接着して設け、前記光素子と前記基板との間において充填が必要な箇所にはフィラーを含有する樹脂を充填して構成したことを特徴とする。
また、本発明は、前記光素子と基板との接合構造において、前記フィラーを含有しない透明樹脂は、前記接着される基板上の透明樹脂の屈折率と同等の屈折率を持つ透明樹脂で形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記光素子と基板との接合構造において、前記フィラーを含有しない透明樹脂を、前記接着される基板上の透明樹脂の前記出射光又は前記入射光の光路の箇所に形成された開口部に充填して前記出射光又は前記入射光を通過させることを特徴する。
また、本発明は、前記光素子と基板との前記接合構造を備えたことを特徴とする光送受信モジュールである。
また、本発明は、前記光送受信モジュールにおいて、前記発光素子用の駆動ドライバ並びに前記受光素子用の出力信号増幅器を前記基板に搭載したことを特徴とする。
また、本発明は、前記光送受信モジュールにおいて、前記基板が可搬性を有することを特徴とする。
また、本発明は、光素子と光学的に結合される光導波路を備えた基板の透明樹脂上における前記光素子からの出射光又は/前記光素子への入射光の光路に該当する箇所にフィラーを含有しない透明樹脂を供給する第1の工程と、該第1の工程で前記フィラーを含有しない透明樹脂が供給された前記基板上の電気配線(電極)に前記光素子上に形成されたバンプを介して接合する第2の工程と、該第2の工程によって前記光素子のバンプを前記基板上の電気配線(電極)に接合した状態で前記フィラーを含有しない透明樹脂を熱硬化させて前記光素子及び前記基板の透明樹脂に接着する第3の工程と、該第3の工程によって前記フィラーを含有しない透明樹脂が接着された前記光素子と前記基板との間隙にフィラー含有するアンダーフィルを充填する第4の工程と、該第4の工程で充填された前記フィラー含有するアンダーフィルを熱硬化する第5の工程と、を含むことを特徴とする光モジュールの製造方法である。
また、本発明は、前記第3の工程において、前記フィラーを含有しない透明樹脂を熱硬化させて前記光素子の発光点又は受光点の近傍のみを接着することを特徴とする。
また、本発明は、前記第1の工程において、前記基板の透明樹脂上における前記該当する箇所に前記フィラーを含有しない透明樹脂を供給する前に、前記基板の透明樹脂上における前記該当する箇所に開口部を形成しておく工程を有することを特徴とする。
本発明によれば、基板と光素子の間隙の光路箇所に光素子からの出射光又は/及び光素子への入射光の伝播を阻害するフィラーを含有するアンダーフィル樹脂等が浸透するのをなくして光結合効率の向上を図ると共に信頼性の向上を図った良好な光素子と光導波路を備えた基板との結合構造を実現することができる。
本発明に係る光素子の接合構造及びこれを用いた光配線装置並びにその製造方法の実施の形態について、図面を参照しながら説明をする。なお、実質同一部位には同じ参照番号を付与し、説明は繰り返さないものとする。
[第1の実施の形態]
本発明に係る光素子と光伝送路を具備する基板との接合構造及び光モジュールの製造方法並びに光素子と基板との接合構造を用いた光配線装置の第1の実施の形態について、図1から図3を用いて説明する。図1はAuバンプを用いた光素子と基板との接合構造及び光モジュールの製造方法の第1の実施の形態を説明する図である。図2および図3は光素子と基板との接合構造を用いた光配線装置である光送受モジュールの第1の実施の形態の断面を説明する図である。図1(a)から図1(d)は本発明に係る光素子と基板との接合構造の第1の実施の形態の断面を説明する図、図1(e)は本発明に係る光素子と基板との接合構造の第1の実施の形態の透過平面図である。なお、断面を説明する図において、基板の上面と下面は同一断面ではなく展開断面図であることは、当事者が容易に読み取れるものである。これは以下の実施の形態でも同様である。
図1(a)において、基板1の表面には電気配線(電極)11が形成されている。本実施の形態では、基板1はポリイミド膜からなるフレキシブル基板を用いている。電気配線11の部材は、ここでは圧延Cu12μmを主体とし、その表面にNi2〜5μmとAu0.3μmをめっきした構造となっている。配線材料に関しては、他の材料でもかまわないが、条件として求められるものは、電気抵抗が小さい、安価である、加工しやすい等、電気配線として一般的に要求される事項を満たしていることが望ましい。なお、電気配線11の表面めっきは、光素子2の接合方法に依存する。本実施の形態では、Auバンプを用いたAu−Auの超音波接合を適用するため、表面めっきにAu0.3μmを用いた。いうまでもなくAlバンプを用いた場合、表面めっきとしてAlを用いてもかまわない。さらに、はんだ接合を適用する場合、接合後にはんだ材とAuの界面に金属間化合物が形成される。この金属間化合物は硬くて応力緩衝効果が弱いため、衝撃等に対する接合の信頼性を低下させる。また、Auが残存するとその後の高温放置により金属間化合物がさらに成長し、光素子2の位置ずれが発生することが懸念される。そのため、例えばAu0.05μmと薄くすることが望ましい。
基板1の裏面には、樹脂を用いた光導波路コア32および光導波路クラッド31a、31bからなる光導波層3が形成されている。光導波路層の先端部分は45°ミラー33が形成されており、光素子2が発光素子のとき、紙面内上からの発光素子で発光(出射)された光ビームを紙面内左から右方向へ反射させ、光導波路コア32へ導くようになっている。なお、光素子2が受光素子の場合、光導波路コア32内を紙面内右から左へ伝播してきた光を、45°ミラー33が紙面内下から上方向に反射し、受光素子2に受光(入射)される。以下、本第1の実施の形態では、光素子2としてVCSEL(面発光レーザ)の場合について主に説明することとする。しかしながら、光素子2としては発光素子の場合も、受光素子の場合も同様の作用がなされる。
本第1の実施の形態では、光素子2を基板1へ搭載する前に、基板1のポリイミド膜上へ微量のフィラー非含有アンダーフィル樹脂41を例えば転写機構を用いて転写する(供給する)。上記微量のフィラー非含有アンダーフィル樹脂41は、基板1のポリイミド膜上の光素子(発光素子)2からの発光(出射光)又は/及び光素子(受光素子)2への受光(入射光)の光路上に当たる箇所に例えば転写機構を用いて転写している(供給している)。フィラー非含有のアンダーフィル樹脂41の屈折率は基板1を構成するポリイミド膜のそれと整合させてあることが望ましい。本実施の形態では、基板1のポリイミド膜としてカプトン(屈折率:1.78)を用い、フィラー非含有のアンダーフィル樹脂41としてEPOXY TECHNOLOGY社製のEPO−TEK323LP(屈折率:1.57)を用いて基板1とフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41との間の屈折率差が0.25以内になるように整合を行っている。これにより、フィラー非含有アンダーフィル樹脂41と基板1の屈折率差に起因する界面でのフレネル反射による損失を低減させることが可能となる。
さらにフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41は発光点(20〜30μmφ)または受光点23の近傍のみ充填されていることが望ましい。これは、一般にフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41は熱膨張係数が大きい(本実施の形態で用いたフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41の熱膨張係数:130ppm/K)ため、フィラー非含有のアンダーフィル樹脂41の熱膨張による影響を最小限にとどめるためである。なお、本実施の形態では、例えば転写法により、微量のアンダーフィル樹脂41を供給しているが、ディスペンス法による供給でもかまわない。
一方、光素子2の電極21には、Auからなる導体バンプ22が形成されている。本実施の形態では導体バンプ22として、ワイヤボンディングのファーストボンディング後にワイヤを切断し形成したものを用いているが、導体バンプ22としてAuめっきバンプを用いてもかまわない。本実施の形態では超音波接合により光素子2を基板1に接合するため、導体バンプ22としてAuバンプを用いているが、はんだ接合でもかまわず、その場合は導体バンプ22としてSn−1Ag−57Bi、In−3.5Ag等の、光導波路層3を形成する材料の耐熱温度(150〜160℃程度)よりも低い融点(130〜140℃程度)のはんだボールを用いることが望ましい。
次に、図1(b)に示すように光素子2の導体バンプ22が、基板1上の電気配線(電極)11に例えば超音波接合によって接合され、事前に基板1のポリイミド膜上の光路の箇所に供給しておいたフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41の頂点が押し潰されて光素子2の発光点又は/及び受光点23の近傍のみが密着することになる。、超音波接合により接合を行うと、導体バンプ22が変形し、Au−Au拡散が発生して導体バンプ22と基板1上の電気配線11が接合する。このとき、事前に基板1上の光路の箇所に供給しておいたフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41が基板1と光素子2の間隙の光路箇所に存在することになる。
次に、光素子2を基板1に接合した後、図1(c)に示すようにフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41を熱硬化させることによって、基板1とフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41ならびに光素子2とフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41が接着された状態となる。そのため、基板1と光素子2の間隙の光路箇所に光素子2からの出射光又は/及び光素子2への入射光の伝播を阻害するもの、即ちフィラーを含有するアンダーフィル樹脂42等が侵入することを防止することが出来る。
以上説明したように、本発明は、微量のフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41を基板1を構成するポリイミド膜上の光素子(発光素子)2からの発光(出射光)又は/及び光素子(受光素子)2への受光(入射光)の光路上に当たる箇所に供給した後、光素子2の導体バンプ22を基板1上の電気配線(電極)11に接合し、その後前記微量のフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41を熱硬化させてフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41を光素子2および基板1に接着することによって、後述するように光素子2と基板1との間の前記光路以外の箇所にフィラーを含有するアンダーフィル樹脂42を充填する際、光素子2と基板1との間の前記光路の箇所には光素子2からの発光(出射光)又は/及び光素子2への受光(入射光)の伝播を阻害するもの、即ちフィラーを含有するアンダーフィル樹脂42等が侵入しないように構成したことに特徴を有することになる。
次に、図1(d)に示すように、フィラー含有アンダーフィル樹脂42が基板1と光素子2の間隙に充填されることになる。このとき、フィラー非含有のアンダーフィル樹脂41は熱硬化されているため、フィラー含有のアンダーフィル樹脂42を基板1と光素子2の間隙に充填しても、フィラー含有のアンダーフィル樹脂42は光素子(発光素子)2からの発光(出射光)又は/及び光素子(受光素子)2への受光の光路に侵入することが無い。そのため、光素子(発光素子)2からの発光(出射光)は散乱されること無く、光導波路コア32に入射される。また光導波路コア32から光素子(受光素子)2へと散乱されること無く、受光される。フィラー含有のアンダーフィル樹脂42を充填後、熱硬化にさせることにより、外部からの衝撃による応力を緩和することが出来る。さらに、含有するフィラーを調整することにより、種々の特性をアンダーフィル樹脂42に持たせることが出来る。例えば、シリカ等のフィラーを含有させ、アンダーフィル樹脂42の熱膨張係数を調整することにより基板1と光素子2の熱膨張率の差による界面剥離を防止することが出来る。フィラー含有のアンダーフィル樹脂42の熱膨張係数は、基板1と光素子2の熱膨張係数の間であることが望ましい。本実施の形態では、光素子2としてInP系のVCSEL(熱膨張係数:4.5ppm/K)、基板1のポリイミド膜としてカプトン(熱膨張係数:20ppm/K)を用いている。両者の熱膨張差による応力を緩和するため、フィラー含有のアンダーフィル樹脂42の熱膨張係数は4.5〜20ppm/Kの範囲であることが望ましい。
以上説明したように、本発明に係る光導波路コア32および光導波路クラッド31a、31bからなる光導波層3が形成された基板1との光素子2の接合構造は、図1(e)に示す透過平面図となる。図1(e)において、光素子2は破線で示している。基板1と光素子2は4点で相互に接合されている。光素子中央部には発光点または受光点23が形成され、発光点または受光点23の直下には、図1(a)乃至(d)に示す45°ミラー33と光導波路(光導波層)3が形成されている。
なお、基板1の材質はポリイミドに限らず、通信波長で透明な他の樹脂でもかまわない。また、本実施の形態では光素子の接合方法として超音波接合を用いたが、はんだ接合、導電性接着剤等を用いてもかまわない。はんだ接合の場合は導体バンプ22としてSn−1Ag−57Bi、In−3.5Ag等の、光導波路層3を形成する材料の耐熱温度(150〜160℃程度)よりも低い融点(130〜140℃程度)のPbフリーのはんだボールを用いることが望ましい。導電性接着剤を用いる場合、その熱硬化温度は光導波路層3を形成する材料の耐熱温度(150〜160℃程度)よりも低いことが望ましい。
次に、本発明に係る光素子と光伝送路を具備する基板との接合構造を用いた光配線装置である光送受モジュールの第1の実施の形態について図2及び図3(a)(b)を用いて説明する。図2において、基板1の上面の電気配線11には、VCSEL(面発光レーザ)50とVCSELを駆動するドライバIC55、フォトダイオード(PD)60とPD60からの微小信号を低ノイズで増幅するプリアンプIC65がフリップチップ搭載されている。VCSEL50、PD60と基板1との間隙の光路に当たる部分には、フィラー非含有のアンダーフィル樹脂41が光素子50、60及び基板1とに接着して配置され、それ以外の部分にはフィラー含有のアンダーフィル樹脂42が充填されている。ドライバIC55、プリアンプIC65も同様にフィラー含有のアンダーフィル樹脂43が充填されている。
図3(a)(b)はドライバIC55及びプリアンプIC65を充填するフィラー含有のアンダーフィル樹脂43の充填方法の別形態を説明する図である。なお便宜上、図3(a)(b)はVCSEL50とドライバIC55側についてのみ図示してあるが、PD60とプリアンプIC65側についても同様であることはいうまでもない。上記フィラー含有のアンダーフィル樹脂43は図3(a)に示すように、VCSEL50及びPD60の光路以外の部分を充填するフィラー含有のアンダーフィル樹脂42と兼用してもかまわない。さらに、図3(b)に示すようにフィラー含有のアンダーフィル樹脂42を用いてVCSEL50、ドライバIC55、PD60、PD65を一括して封止した後、真空脱泡することにより、フィラー含有のアンダーフィル樹脂42を充填してもかまわない。
更に、基板1の下面には、光導波路層3を設け、VCSEL50の発光点直下およびPD60の受光面直下には光導波路層3をダイシングによりカットした45°ミラー33を形成している。これにより、図示していない電気信号が入力されたドライバIC55は、VCSEL50のレーザ光を変調して光信号を発生する。VCSEL50から発生した光信号は、VCSEL50の下部の45°ミラー33により光導波路コア32に結合され、光導波路コア32中を伝播する。さらに、伝播した光信号はPD60の下部の45°ミラーで反射され、PD60で受光される。PD60は光信号を電気信号に変換し、プリアンプIC65で増幅される。なお、基板1および光導波路層3は可撓性を有しているため、二つ折り型の携帯電話等の屈曲性を要求させる箇所の信号配線として利用できる。
なお、図3(a)(b)の構成については他の実施の形態についても同様に適用することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明に係る光素子と光伝送路を具備する基板との接合構造及び光モジュールの製造方法の第2の実施の形態について、図4を用いて説明する。ここで、図4(a)〜(d)については本発明に係る光素子の接合構造の第2の実施の形態の断面を説明する図、図4(e)は本発明に係る光素子の接合構造の第2の実施の形態の透過平面図である。本第2の実施の形態についても基板1はポリイミド膜を用いたカプトン、光素子2としてVCSELを用いて主に説明を行うこととする。
第2の実施の形態において、図1(a)〜(e)に示す第1の実施の形態と相違する点は、図4(a)〜(e)に示すように、基板1を構成するポリイミド膜(例えばカプトンを用いる。)において、フィラー非含有のアンダーフィル樹脂41を熱硬化させた際しっかりと気泡がない状態で充填して接着される開口部13を光素子2の発光点又は/及び受光点23に位置に対応する箇所に設けた点である。
即ち、第2の実施の形態の場合は、図4(a)に示すように、図1(a)に示す第1の実施の形態に比べてさらに基板1を構成するポリイミド膜に開口部13が設けられている。この開口部13は、光素子2の発光点又は/及び受光点23の位置に対応する基板1を構成するポリイミド膜の箇所に設けられている。つまり、光素子2から出射された光はこの開口部13を通過する構成となる。開口部13はレーザ加工により基板1を構成するポリイミド膜に開けられたものであり、その大きさは極力小さいことが望ましいが、本実施例では50μm程度とする。なお、いうまでもないが開口部13の形成方法はレーザ加工のみにかぎられず、エッチングおよびパンチング等を用いて形成してもかまわない。
第2の実施の形態の場合は、さらに基板1の裏面には、樹脂を用いた光導波路コア32および光導波路クラッド31a、31bからなる光導波層3が形成されている。光導波路層の開口部13に対応する位置には45°ミラー33が形成されて、光素子2が発光素子の場合、上記開口部13を通過した光が45°ミラー33で反射され、光導波路コア32に導かれる。他方光素子2が受光素子の場合、光導波路コア32で導かれた光は45°ミラー33で反射され、上記開口部13を通して受光素子で受光される。
なお、第2の実施の形態において基板1上の電気配線11の構成は第1の実施の形態と同様である。
まず、図4(a)に示す第2の実施の形態の場合は、図1(a)に示す第1の実施の形態と同様に、光素子2を基板1に接合する前にフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41を基板開口部12内の開口部13の位置に転写(供給)する。このとき、開口部13内にフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41がしっかりと充填されることが重要である。なぜならば、フィラー非含有のアンダーフィル樹脂41の充填が不十分で、開口部13内に気泡が存在した状態で、アンダーフィル樹脂41が熱硬化された場合、この気泡により光素子2からの出射光が散乱され光損失の増大を招く恐れがあるためである。そのため、必要に応じ、開口部13にアンダーフィル樹脂41が充填されるように真空脱泡を行う。
フィラー非含有のアンダーフィル樹脂41の屈折率は光導波路クラッド31の材質と整合させてあることが望ましい。これは、第1の実施の形態と同様にアンダーフィル樹脂41と光導波路クラッド31aの界面でのフレネル反射による光損失を低減させるためである。同時に、アンダーフィル樹脂41の屈折率は基板1のポリイミド膜(カプトン)の屈折率より小さいことが望ましい。これは、フィラー非含有のアンダーフィル樹脂(EPOXY TECHNOLOGY社製のEPO−TEK323LP(屈折率:1.57))41の屈折率を基板1のポリイミド膜(例えばカプトン(屈折率:1.78))の屈折率より小さくすることにより、開口部13の部分で光をアンダーフィル樹脂41内に閉じこめる、換言すると、開口部13の部分において光導波路と同様の効果を与えることにより光結合効率の向上を図るためである。
図4(b)は、図1(b)と同様に、光素子2が、基板1に超音波接合された状態である。第1の実施の形態と同様に、超音波接合により接合を行うと、導体バンプ22が変形し、Au−Au拡散が発生して導体バンプ22と基板1の電気配線11が接合する。このとき、事前に基板1に転写(供給)しておいたフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41が基板1と光素子2の間隙の光路箇所に存在することになる。
図4(c)は、図1(c)と同様に、光素子2を基板1に超音波接合した後、フィラー非含有のアンダーフィル樹脂41を熱硬化させた状態である。フィラー非含有のアンダーフィル樹脂41が硬化したことにより、基板1とフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41並びに光素子2とフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41ならびに光導波路層3とフィラー非含有のアンダーフィル樹脂41が接着された状態となる。そのため、第1の実施の形態と同様に基板1と光素子2の間隙の光路箇所に光素子2からの出射光又は/及び光素子2への入射光の伝播を阻害するもの(例えばフィラー含有のアンダーフィル樹脂42)が侵入することを防止することが出来る。
図4(d)は、図1(d)と同様に、光素子2を基板1に超音波接合し、フィラー非含有のアンダーフィル樹脂41を熱硬化させた後、フィラー含有のアンダーフィル樹脂42を基板1と光素子2の間隙に充填し、熱硬化させた状態である。本第2の実施の形態についても、第1の実施の形態と同様にフィラー含有のアンダーフィル樹脂42の熱膨張経係数は、基板1と光素子2の熱膨張係数の間であることが望ましい。
図4(e)は、図1(e)と同様に、基板1と光素子2が接合した状態の透過平面図である。図4(e)において、光素子2は破線で示している。基板1と光素子2は4点で相互に接合されている。光素子中央部には発光点又は/及び受光点23が形成され、発光点又は/及び受光点23の直下には、開口部13が存在し、45°ミラー33と光導波路3が形成されている。
なお、本第2の実施の形態においても、基板1の材質はポリイミドに限らず、通信波長で透明な他の樹脂でもかまわない。また、光素子の接合方法として超音波接合を用いたが、はんだ接合、導電性接着剤等を用いてもかまわない。はんだ接合の場合は導体バンプ22としてSn−1Ag−57Bi、In−3.5Ag等の光導波路層3を形成する材料の耐熱温度(150〜160℃程度)よりも低い融点(130〜140℃程度)のPbフリーのはんだボールを用いることが望ましい。導電性接着剤の場合、その熱硬化温度は光導波路層3を形成する材料の耐熱温度(150〜160℃程度)よりも低いことが望ましい。
以上説明した第1および第2の実施の形態に拠れば、以下に示す効果を期待できる。
(1)フィラー非含有のアンダーフィル樹脂とフィラー含有のアンダーフィル樹脂を同時に使用することができ、光結合効率の向上と信頼性向上を同時に実現することができる。
(2)フィラー非含有のアンダーフィル樹脂を屈折率整合の観点のみで選択可能となり、フレネル反射による光損失を低減することができる。
(3)フィラー含有のアンダーフィル樹脂を熱膨張係数の整合の観点のみで選択可能となり、熱膨張率差に起因する界面剥離を抑制でき、信頼性向上を図ることができる。
本発明によれば、光素子と光伝送路を具備する基板との接合構造を具備する光配線装置を用いた情報通信装置を使用する分野、例えば光通信モジュール、光記録モジュール、高速スイッチング装置(ルータ、サーバなど)、ストレージ装置、民生通信機器(携帯電話など)、自動車などに利用可能である。
本発明に係る光素子と光伝送路を具備する基板との接合構造及び光モジュールの製造方法の第1の実施の形態を示す模式図である。 本発明に係る光素子と基板との接合構造を用いた光配線装置である光送受信モジュールの第1の実施の形態を説明する断面図である。 本発明に係る光素子と基板との接合構造を用いた光配線装置である光送受モジュールの第1の実施の形態において、フィラー含有のアンダーフィル樹脂の充填形態を説明する図である。 本発明に係る光素子と光伝送路を具備する基板との接合構造及び光モジュールの製造方法の第2の実施の形態を示す模式図である。
符号の説明
1…基板(カプトン等のポリイミド膜)、 11…電気配線(電極)、 2…光素子(発光素子又は受光素子)、 21…光素子電極、 22…導体バンプ、 23…発光点または受光点、 3…光導波路層、 31a、31b…光導波路クラッド、 32…光導波路コア、 33…45°ミラー、 41…フィラー非含有のアンダーフィル樹脂、 42…フィラー含有のアンダーフィル樹脂、 43…IC用アンダーフィル樹脂、 50…VCSEL(面発光レーザ)、 55…ドライバIC、 60…フォトダイオード(PD)、 65…プリアンプIC。

Claims (12)

  1. 発光素子と、該発光素子と光学的に結合される光導波路を備えた基板とを有し、前記発光素子のバンプを前記基板上の電気配線に接合して構成される発光素子と基板との接合構造であって、
    前記発光素子から前記基板への出射光の光路の箇所にはフィラーを含有しない透明樹脂を前記発光素子の発光点の近傍及び前記基板上の透明樹脂に接着して設け、
    前記発光素子と前記基板との間において充填が必要な箇所にはフィラーを含有する樹脂を充填して構成したことを特徴とする発光素子と基板との接合構造。
  2. 前記フィラーを含有しない透明樹脂は、前記接着される基板上の透明樹脂の屈折率と同等の屈折率を持つ透明樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の発光素子と基板との接合構造。
  3. 前記フィラーを含有しない透明樹脂を、前記接着される基板上の透明樹脂の前記出射光の光路の箇所に形成された開口部に充填して前記出射光を通過させることを特徴する請求項1又は2に記載の発光素子と基板との接合構造。
  4. 受光素子と、該受光素子と光学的に結合される光導波路を備えた基板とを有し、前記受光素子のバンプを前記基板上の電気配線に接合して構成される受光素子と基板との接合構造であって、
    前記基板から前記受光素子への入射光の光路の箇所にはフィラーを含有しない透明樹脂を前記基板上の透明樹脂及び前記受光素子の受光点の近傍に接着して設け、
    前記受光素子と前記基板との間において充填が必要な箇所にはフィラーを含有する樹脂を充填して構成したことを特徴とする受光素子と基板との接合構造。
  5. 前記フィラーを含有しない透明樹脂は、前記接着される基板上の透明樹脂の屈折率と同等の屈折率を持つ透明樹脂で形成されていることを特徴とする請求項4に記載の受光素子と基板との接合構造。
  6. 前記フィラーを含有しない透明樹脂を、前記接着される基板上の透明樹脂の前記入射光の光路の箇所に形成された開口部に充填して前記入射光を通過させることを特徴する請求項4又は5に記載の受光素子と基板との接合構造。
  7. 請求項1乃至3の何れか一つに記載の発光素子と基板との接合構造と、請求項4乃至6の何れか一つに記載の受光素子と基板との接合構造とを備えたことを特徴とする光送受信モジュール。
  8. 請求項7に記載の光送受信モジュールにおいて、前記発光素子用の駆動ドライバ並びに前記受光素子用の出力信号増幅器を前記基板に搭載したことを特徴とする光送受信モジュール。
  9. 請求項7又は8に記載の光送受信モジュールにおいて、前記基板が可搬性を有することを特徴とする光送受信モジュール。
  10. 光素子と光学的に結合される光導波路を備えた基板の透明樹脂上における前記光素子からの出射光又は/前記光素子への入射光の光路に該当する箇所にフィラーを含有しない透明樹脂を供給する第1の工程と、
    該第1の工程で前記フィラーを含有しない透明樹脂が供給された前記基板上の電気配線に前記光素子のバンプを搭載して接合する第2の工程と、
    該第2の工程によって前記光素子のバンプを前記基板上の電気配線に接合した状態で前記フィラーを含有しない透明樹脂を熱硬化させて前記光素子及び前記基板の透明樹脂に接着する第3の工程と、
    該第3の工程によって前記フィラーを含有しない透明樹脂が接着された前記光素子と前記基板との間隙にフィラー含有するアンダーフィルを充填する第4の工程と、
    該第4の工程で充填された前記フィラー含有するアンダーフィルを熱硬化する第5の工程と、
    を含むことを特徴とする光モジュールの製造方法。
  11. 前記第3の工程において、前記フィラーを含有しない透明樹脂を熱硬化させて前記光素子の発光点又は受光点の近傍のみを接着することを特徴とする請求項10に記載の光モジュールの製造方法。
  12. 前記第1の工程において、前記基板の透明樹脂上における前記該当する箇所に前記フィラーを含有しない透明樹脂を供給する前に、前記基板の透明樹脂上における前記該当する箇所に開口部を形成しておく工程を有することを特徴とする請求項10又は11に記載の光モジュールの製造方法。
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