JP5842714B2 - 光導波路デバイス、および、光導波路デバイスの製造方法 - Google Patents

光導波路デバイス、および、光導波路デバイスの製造方法 Download PDF

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Description

本明細書で論じられる実施の形態は、光導波路部材と光部品との光結合のためのミラー面を有する光導波路デバイス、および、光導波路部材と光部品との光結合のためのミラー面を形成する光導波路デバイスの製造方法に関する。
近年、消費電力、伝送距離或いは速度、設計自由度(例えば、通信仕様,配線レイアウト,電磁ノイズ)、配線スペースなどの点で効果が期待できる光配線が注目されている。光配線は、スーパーコンピュータ、高性能サーバ機、携帯端末などへの利用が検討されている。
垂直共振器面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)やフォトダイオード(PD:photodiode)などの光素子が知られている。これらの光素子或いは、光素子と制御IC(Integrated Circuit)とが内蔵された光モジュール(以下、これらを「光部品」と記す。)を、光導波路シート上に設置された電極にフェイスダウン実装する方法が知られている。このように実装を行う場合、光導波路シート内に形成された45度のミラーと光部品の発光部(または受光部)の光軸とを高精度で結合(光結合)することと、光配線(電極)の接合とが行われる。
光部品の実装は、はんだ接合(C4:Controlled Collapse Chip Connection)、圧接(NCP:Non-Conductive Paste)、超音波接合などの実装工法が採用されているが、アンダーフィル材を適用する構造では、光部品と光導波路シート内ミラーとの間の光結合を得るため、光透過率の高い透明アンダーフィル材が用いられている。
一方、光配線板では、光導波路シート上に電気配線層および電極が形成されるケース、光導波路シートがリジット基板或いはフレキ基板上に実装されるケースなどがある。
なお、光部品のアライメント手段には、光部品に通電し光軸調整するアクティブアライメントと、非通電の光部品をミラー部或いはその他のアライメントマークを認識して実装するパッシブアライメントとがある。光配線板への光部品の実装では、アクティブアライメントが困難であるため、ローコスト化にも有利なパッシブアライメントの採用が一般的である。
特開2002−98863号公報
光導波路シート上に形成された電極に光部品を実装する方法において、光導波路シートは、部品実装時の加熱(例えば≦250℃)および荷重(例えば約30g/Bump≦)により変形する。これにより、光導波路シート内に形成されたミラーに歪みが生じることで光損失が悪化する。
図8Aおよび図8Bは、参考技術に係る光部品の実装方法(光導波路デバイスの製造方法)を説明するための断面図である。
図8Aに示すように、光導波路デバイス50は、光部品51と、基材52と、電気配線53と、ポリイミド膜54と、アンダーフィル材55と、を含む。
光部品51は、発光部分51aと、複数の電極51bとを有する。
基材52は、例えばシート状(平板状)を呈し、光導波路部材の一例である複数のコア層52aと、コア層52aを覆うクラッド層52bとを有する。
基材52には、厚さ方向の底面側(光部品の実装面と反対側)に切り込み52−1が設けられている。この切り込み52−1は、基材52のコア層52aに対して例えば45度の傾きを有するミラー面を構成する。これにより、切り込み52−1のミラー面は、光部品51の発光部分51aから発光された信号光Lをコア層52aに反射させる。
しかし、上記のとおり、基材52が光部品51の実装時の加熱および荷重によって、図8Bに示すように変形する。そのため、切り込み52−1(ミラー面)に歪みが生じることで光損失が悪化する。
対策として、ミラー形成の下部に補強樹脂を充填することで変形を抑制しようとすると、硬化した補強樹脂により光導波路シート(基材52)を突き破りうるほか、補強樹脂の充填作業を新たに要する。
また、光導波路シートへのミラー形成は、レーザ加工またはダイシング(ブレード)といった切削による方法が採られるが、いずれも高精度の加工が必要となり、コスト面などで問題がある。
なお、光導波路シートのミラー部を実装装置内の画像認識系で認識する場合、光導波路シートの仕様によってコントラストが得られず、アライメントできないことがある。また、実装スペースなどに起因し、実装部周辺にアライメントマークを設置できない場合、実装精度に影響が生じうる。
1つの側面では、実施の形態に係る光導波路デバイスの製造方法は、光導波路と光部品との光結合のためのミラー面を簡単かつ高精度に形成することを目的とする。
実施の形態に係る光導波路デバイスの製造方法は、光導波路部材が配置された基材の表面に対して傾斜する傾斜面を有する型の該傾斜面を、前記基材に形成された、前記光導波路部材が露出する貫通孔に対し、該基材の一方の面側から挿入し、光部品を前記基材の他方の面側の前記貫通孔の開口上に配置するとともに、前記光部品と前記他方の面との間及び前記貫通孔に、熱硬化性を有するアンダーフィル材を注入し、加熱により前記アンダーフィル材を硬化させることで、前記光導波路部材と前記光部品との光結合のためのミラー面を前記アンダーフィル材に形成する。
実施の形態に係る光導路デバイスは、光導波路部材が配置され、貫通孔が形成された基材と、前記基材の一方の面側の前記貫通孔の開口上に搭載された光部品と、前記光部品と前記一方の面との間、及び前記貫通孔内に注入され、前記光導波路部材と前記光部品との光結合のための前記一方の面に対して傾斜するミラー面を有する、熱硬化性を有するアンダーフィル材と、を有する。
実施の形態に係る光導波路デバイスの製造方法によれば、光導波路部材と光部品との光結合のためのミラー面を簡単かつ高精度に形成することができる。
光導波路デバイスの製造方法を説明するための断面図(その1)である。 光導波路デバイスの製造方法を説明するための断面図(その2)である。 光導波路デバイスの製造方法を説明するための断面図(その3)である。 光導波路デバイスの製造方法(第1の変形例)を説明するための断面図である。 光導波路デバイスの製造方法(第2の変形例)を説明するための断面図(その2)である。 基材を示す平面図である。 基材(第3の変形例)を示す平面図である。 基材(第4の変形例)を示す平面図である。 光導波路デバイスの製造方法(第5の変形例)を説明するための断面図である。 光導波路デバイスの製造方法(第6の変形例)を説明するための断面図である。 光部品の実装方法(参考技術)を説明するための断面図(その1)である。 光部品の実装方法(参考技術)を説明するための断面図(その2)である。
以下、実施の形態に係る光導波路デバイスおよび光導波路デバイスの製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図1〜図3は、光導波路デバイス10の製造方法を説明するための断面図である。
図3に示すように、光部品11の実装後の光導波路デバイス10は、光部品11と、基材12と、電気配線13と、絶縁膜の一例であるポリイミド膜14と、アンダーフィル材15と、を含む。
光部品11は、光素子であるか、または、光素子と制御ICとが内蔵された光モジュールである。光部品11は、例えばVCSELであり、発光部分11aと、複数の電極11bとを有する。但し、光部品11は、発光素子または発光素子が内蔵された光モジュールではなく、フォトダイオード(PD)などの受光素子、または受光素子が内蔵された光モジュールであってもよい。
基材12は、例えばシート状(平板状)を呈し、光導波路部材の一例である複数のコア層12aと、コア層12aを覆うクラッド層12bとを有する。
コア層12aは、クラッド層12bよりも屈折率が高く、クラッド層12bとの境界面で全反射させながら信号光Lを伝送する。
電気配線13およびポリイミド膜14は、基材12の図1〜図3における上面(光部品11の実装面)側に形成されている。
アンダーフィル材15は、基材12のコア層12aにより伝送される信号光Lを透過させるため、光透過率が高い透明樹脂であることが好ましい。アンダーフィル材15は、例えば、エポキシ系樹脂またはウレタン系樹脂である。
光導波路デバイス10の製造方法に用いられる型100は、ベース部分101と、このベース部分101から突出する突起102とを有する。型100の材料は、例えば、金属やセラミックである。
ベース部分101は、例えば、基材12と平行に拡がる平板状を呈する。ベース部分101は、基材12の全体が載置されることが望ましい。型100は、例えば実装ステージに配置されるが、実装ステージと一体であってもよい。
突起102には、後述するアンダーフィル材15のミラー面15aに形状を転写する傾斜面102aが形成されている。なお、ミラー面15aは、基材12の表面に対して傾斜(例えば45度の傾き)するように形成される。
突起102は、後述する図5Aに示すように、傾斜面102aが基材12の複数のコア層12aに亘って位置するように形成され、挿入されていることが望ましい。但し、後述する図5B(第3の変形例)および図5C(第4の変形例)に示すように、複数の突起102の傾斜面102aが基材12の複数のコア層12aにそれぞれ位置するように形成され、挿入されてもよい。更には、基材12の複数のコア層12aのそれぞれに型100が配置されるようにしてもよい。
型100は、傾斜面102aの少なくとも一部において基材12の貫通孔12−1に挿入されればよく、ベース部分101と突起102とを有するものでなくともよい。例えば、型100は、基材12の貫通孔12−1に挿入されるピン形状とすることもできる。
以下、光部品11の実装方法および光導波路デバイス10の製造方法について説明する。
まず、図1に示すように、基材12およびポリイミド膜14には、例えばダイシング、レーザなどにより貫通孔12−1,14−1が形成される。貫通孔12−1が形成されることにより、貫通孔12−1の内壁にはコア層12aが露出する。
図5A(図5Bも同様)に示すように、基材12の貫通孔12−1(ポリイミド膜14の貫通孔14−1も同様)は、基材12の複数のコア層12aに亘るように溝状に形成するとよい。或いは、レーザなどで断続的に貫通孔12−1を形成する場合は、図5Cに示すように、貫通孔12−1は、複数のコア層12aのそれぞれに位置するように複数個形成するとよい。
次に、型100に形成された傾斜面102aが、基材12の一方の面側(図1〜図3における底面側であり、光部品11の実装面とは反対の面側)から挿入される(図1の矢印(1))。なお、傾斜面102aの形状によっては、傾斜面102aの全部が貫通孔12−1に挿入されずに、傾斜面102aの一部が貫通孔12−1に挿入されるようにしてもよい。
傾斜面102aの挿入は、例えば、型100に対して基材12を手動または自動で載置するときに行うとよい。
次に、光部品11が基材12の他方の面側(図1〜図3における上面側)の貫通孔12−1の開口上に配置される(図1の矢印(2))。基材12およびポリイミド膜14に貫通孔12−1,14−1が形成されているため、実装装置内の画像認識系(例えば、顕微鏡,撮像装置)により型100の傾斜面102aの位置、ひいては光部品11の実装位置を高精度に取得することができる。
また、図2に示すように、アンダーフィル材15は、光部品11と基材12の上記他方の面(図1〜図3における上面)との間及び貫通孔12−1に注入され、例えば熱により硬化する。これにより、後述する図3に示すように、アンダーフィル材15には、傾斜面102aに形状を転写されてミラー面15aが形成される。上記のとおり、ミラー面15aは、基材12のコア層12aに対して例えば45度の傾きを有するように形成される。
なお、アンダーフィル材15の貫通孔12−1への注入は、光部品11の配置よりも先に行ってもよい。その場合でも、アンダーフィル材15は、コア層12aと連続する光路を構成するため、上記の画像認識系により型100の傾斜面102aの位置を高精度に取得することができる。
次に、図3に示すように、型100の傾斜面102aが貫通孔12−1から抜き出される。ミラー面15aは、傾斜面102aを抜き出すことで生じる空間によって光を反射させる。
なお、図4A(第1の変形例)に示すように、ミラー面15aには、例えばスパッタリングにより、例えばAu(金)膜である反射膜16を形成するとよい。その場合には、ミラー面15aは、反射膜16によって光を反射させる。
上述の型100は、例えば、金属やセラミックであるが、図4B(第2の変形例)に示すように、型110が光透過性を有し(例えばガラス)、アンダーフィル材15が光硬化性樹脂であるようにすることもできる。その場合には、型110を通して光(例えば、紫外線,可視光)を照射することで、アンダーフィル材15を硬化させることができる。なお、型110は、照射される光に対する光透過率が10%以上あれば光透過性を有することとする。また、型110は、アンダーフィル材15を硬化させる光に対する光透過率50%以上の光透過性を有することが望ましい。
型110が透過性を有する場合には、画像認識系により図4Bにおける底面側(光部品11の実装面とは反対側)から光部品11の実装位置を取得することもできる。なお、図4Bに示す型110のベース部分111と、傾斜面112aが形成された突起112は、図1〜図4Aに示す型100のベース部分101および突起102と同様の形状を呈する。
図6(第5の変形例)に示す光導波路デバイス20のように、電気配線21およびポリイミド膜22が基材12の上記一方の面側(光部品11の実装面とは反対側)に位置することもある。その場合、ビア23が基材12のクラッド層12bを貫通するように形成される。基材12およびポリイミド膜22に貫通孔12−1,22−1を形成するのは上述の説明と同様である。
図7(第6の変形例)に示す光導波路デバイス30のように、基材12が基板(光配線基板)31に配置されることもある。その場合には、基板31に対して、基材12の貫通孔12−1に連通する貫通孔31−1が形成される。そして、図1〜図3に示す型100の傾斜面102aは、基板31の貫通孔31−1を貫通して、基材12の貫通孔12−1に挿入される。
以上説明した本実施の形態に係る光導波路デバイスの製造方法は、コア層12a(光導波路部材)が配置された基材12の表面に対して傾斜する傾斜面102aを有する型102の傾斜面102aを、基材12に形成された、コア層12aが露出する貫通孔12−1に対し、基材12の一方の面側から挿入する。また、光導波路デバイスの製造方法は、光部品11を基材12の他方の面側の貫通孔12−1の開口上に配置するとともに、光部品11と他方の面との間及び貫通孔12−1にアンダーフィル材15を注入して硬化させることで、コア層12aと光部品11との光結合のためのミラー面15aをアンダーフィル材15に形成する。
上記の光導波路デバイスの製造方法では、アンダーフィル材15の注入により、ミラー面15aを形成することができるため、ミラー面15aの形成のためのレーザ加工,ダイシング(ブレード)といった切削などの工程を省略することができる。
また、アンダーフィル材15の注入により、ミラー面15aを形成することができるため、基材12に予めミラー面を形成する場合のように、光部品11の実装時の加熱および荷重によりミラー面に歪みが生じるのを抑えることができる。
よって、本実施の形態によれば、基材12と光部品11との光結合のためのミラー面15aを簡単かつ高精度に形成することができる。
更には、基材12に貫通孔12−1を形成するため、光部品11の実装時において、上記の画像認識系などにより、貫通孔12−1の位置または貫通孔12−1に挿入された傾斜面102aの位置、ひいては光部品11の実装位置を取得することができる。これにより、光部品11の実装精度を向上させることもできる。
また、本実施の形態では、アンダーフィル材15がエポキシ系樹脂またはウレタン系樹脂である場合、信号光Lをより確実に伝送することができる。
また、本実施の形態では、ミラー面15aが、型100の傾斜面102aを貫通孔12−1から抜き出すことで生じる空間によって光を反射させる場合、ミラー面15aをより簡単に形成することができる。
また、本実施の形態では、図4A(第1の変形例)に示すように、ミラー面15aに反射膜16を形成する場合、信号光Lをより確実に伝送することができる。
また、本実施の形態では、図5Aに示すように、基材12の貫通孔12−1が複数のコア層(光路)12aに亘って形成され、傾斜面102aが複数のコア層12aに亘って位置する場合、ミラー面15aをより簡単に形成することができる。
また、本実施の形態では、図5B(第3の変形例)に示すように、基材12の貫通孔12−1が、複数のコア層(光路)12aに亘るように形成され、複数の突起102の傾斜面102aが複数のコア層(光路)12aにそれぞれ位置する場合でも、ミラー面15aをより簡単に形成することができる。
また、本実施の形態では、図5C(第4の変形例)に示すように、基材12の貫通孔12−1が、複数のコア層(光路)12aのそれぞれに位置するように複数個形成され、複数の突起102の傾斜面102aが複数のコア層(光路)12aにそれぞれ位置する場合でも、ミラー面15aをより簡単に形成することができる。
また、本実施の形態では、図7(第6の変形例)に示すように、基材12が基板31に配置され、基板31には、基材12の貫通孔12−1に連通する貫通孔31−1が形成されている場合でも、ミラー面15aを簡単かつ高精度に形成することができる。
また、本実施の形態では、図1に示すように、型100の傾斜面102aの少なくとも一部を貫通孔12−1に挿入するのは、型100に対して光導波路基材12を載置するときに行う場合、ミラー面15aをより簡単に形成することができる。
また、本実施の形態では、図4B(第2の変形例)に示すように、型100は、光透過性を有し、アンダーフィル材15は、光硬化性樹脂である場合でも、型を通して光を照射することによりアンダーフィル材15を硬化させることで、ミラー面15aを簡単かつ確実に形成することができる。
以上説明した実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
光導波路部材が配置された基材の表面に対して傾斜する傾斜面を有する型の該傾斜面を、前記基材に形成された、前記光導波路部材が露出する貫通孔に対し、該基材の一方の面側から挿入し、
光部品を前記基材の他方の面側の前記貫通孔の開口上に配置するとともに、前記光部品と前記他方の面との間及び前記貫通孔にアンダーフィル材を注入して硬化させることで、前記光導波路部材と前記光部品との光結合のためのミラー面を前記アンダーフィル材に形成する、
ことを特徴とする、光導波路デバイスの製造方法。
(付記2)
前記アンダーフィル材は、エポキシ系樹脂またはウレタン系樹脂であることを特徴とする付記1記載の光導波路デバイスの方法。
(付記3)
更に、
前記貫通孔に挿入された前記傾斜面を、前記アンダーフィル材の硬化後に前記貫通孔から抜き出し、
前記ミラー面に反射膜を形成する、
ことを特徴とする付記1または付記2記載の光導波路デバイスの製造方法。
(付記4)
前記光導波路部材は、複数の光路を有し、
前記貫通孔は、前記複数の光路に亘って形成され、
前記型は、ベース部分と、該ベース部分から突出し前記傾斜面が形成された突起と、を有し、前記傾斜面を前記複数の光路に亘って位置するように前記貫通孔に挿入する、
ことを特徴とする付記1から付記3のいずれか記載の光導波路デバイスの製造方法。
(付記5)
前記光導波路部材は、複数の光路を有し、
前記型は、ベース部分と、該ベース部分から突出し前記傾斜面が形成された複数の突起と、を有し、
前記貫通孔は、前記複数の光路に亘るように形成されるか、または、前記複数の光路のそれぞれに位置するように複数個形成され、
前記複数の傾斜面を前記複数の光路の対応する光路にそれぞれ位置するように前記貫通孔に挿入する、
ことを特徴とする付記1から付記3のいずれか記載の光導波路デバイスの製造方法。
(付記6)
前記基材は、基板に配置され、
前記基板には、前記光導波路の前記貫通孔に連通する貫通孔が形成されている、
ことを特徴とする、付記1から付記5のいずれか記載の光導波路デバイスの製造方法。
(付記7)
前記型に対して前記光導波路を載置するときに前記傾斜面を前記貫通孔に挿入することを特徴とする付記1から付記6のいずれか記載の光導波路デバイスの製造方法。
(付記8)
前記型は、光透過性を有し、
前記アンダーフィル材は、光硬化性樹脂であり、
前記アンダーフィル材を硬化させるのは、前記型を通して光を照射することにより行う、
ことを特徴とする付記1から付記7のいずれか記載の光導波路デバイスの製造方法。
(付記9)
光導波路部材が配置され、貫通孔が形成された基材と、
前記基材の一方の面側の前記貫通孔の開口上に搭載された光部品と、
前記光部品と前記一方の面との間、及び前記貫通孔内に注入され、前記一方の面に対して傾斜する傾斜面を有するアンダーフィル材と、
を有する光導波路デバイス。
10 光導波路デバイス
11 光部品
11a 発光部分
11b 電極
12 光導波路
12a コア層
12b クラッド層
12−1 貫通孔
13 電気配線
14 ポリイミド膜
14−1 貫通孔
15 アンダーフィル材
15a ミラー面
16 反射膜
20 光導波路デバイス
21 電気配線
22 ポリイミド膜
22−1 貫通孔
23 ビア
30 光導波路デバイス
31 基板
31−1 貫通孔
50 光導波路デバイス
51 光部品
51a 発光部分
51b 電極
52 基材
52a コア層
52b クラッド層
52−1 切り込み
53 電気配線
54 ポリイミド膜
55 アンダーフィル材
100 型
101 ベース部分
102 突起
102a 傾斜面
110 型
111 ベース部分
112 突起
112a 傾斜面

Claims (5)

  1. 光導波路部材が配置された基材の表面に対して傾斜する傾斜面を有する型の該傾斜面を、前記基材に形成された、前記光導波路部材が露出する貫通孔に対し、該基材の一方の面側から挿入し、
    光部品を前記基材の他方の面側の前記貫通孔の開口上に配置するとともに、前記光部品と前記他方の面との間及び前記貫通孔に、熱硬化性を有するアンダーフィル材を注入し、加熱により前記アンダーフィル材を硬化させることで、前記光導波路部材と前記光部品との光結合のためのミラー面を前記アンダーフィル材に形成する、
    ことを特徴とする、光導波路デバイスの製造方法。
  2. 更に、
    前記貫通孔に挿入された前記傾斜面を、前記アンダーフィル材の硬化後に前記貫通孔から抜き出し、
    前記ミラー面に反射膜を形成する、
    ことを特徴とする請求項1記載の光導波路デバイスの製造方法。
  3. 前記光導波路部材は、複数の光路を有し、
    前記貫通孔は、前記複数の光路に亘って形成され、
    前記型は、ベース部分と、該ベース部分から突出し前記傾斜面が形成された突起と、を有し、
    前記傾斜面を前記複数の光路に亘って位置するように前記貫通孔に挿入する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の光導波路デバイスの製造方法。
  4. 前記光導波路部材は、複数の光路を有し、
    前記型は、ベース部分と、該ベース部分から突出し前記傾斜面が形成された複数の突起と、を有し、
    前記貫通孔は、前記複数の光路に亘るように形成されるか、または、前記複数の光路のそれぞれに位置するように複数個形成され、
    前記複数の前記傾斜面を前記複数の光路の対応する光路にそれぞれ位置するように前記貫通孔に挿入する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の光導波路デバイスの製造方法。
  5. 光導波路部材が配置され、貫通孔が形成された基材と、
    前記基材の一方の面側の前記貫通孔の開口上に搭載された光部品と、
    前記光部品と前記一方の面との間、及び前記貫通孔内に注入され、前記光導波路部材と前記光部品との光結合のための前記一方の面に対して傾斜するミラー面を有する、熱硬化性を有するアンダーフィル材と、
    を有する光導波路デバイス。
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