JP2006229167A - 厚膜抵抗体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 Pbフリーで、温度特性(TCR)に優れた低抵抗の厚膜抵抗体を実現する。
【解決手段】 絶縁材料中に導電粒子が分散されてなる厚膜抵抗体である。導電粒子は、Tiを含む層により覆われている。導電粒子は、Ruを含有する導電粒子、例えばRuO、CaRuO、SrRuO、BaRuO、BiRuから選択される1種または2種以上を含む粒子である。Tiを含む層は、Ba、Sr、Ca、Mg、Ni、Co、Cu、Ta、Nb、Znのいずれかを含有していてもよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、絶縁材料(ガラス)中に導電粒子が分散され所定の抵抗値とされた厚膜抵抗体に関するものであり、特に、温度特性(TCR)に優れた新規な厚膜抵抗体を提供するものである。
絶縁材料(ガラス)や導電性材料を含む厚膜抵抗体ペーストを基板上に塗布し焼成することによって形成される厚膜抵抗体においては、通常、導電性材料として酸化ルテニウム(RuO)や鉛ルテニウム複合酸化物(PbRu)等の粒子(導電粒子)が用いられ、ガラスとしてPbO系ガラスが用いられている。ガラスは、導電粒子と基板との結着剤としての機能を果たし、これら導電粒子とガラスの比率によって抵抗値調整が可能である。
近年、環境問題が盛んに議論されてきており、例えばはんだ材料等においては、鉛を除外することが求められている。厚膜抵抗体も例外ではなく、したがって、環境に配慮した場合、PbO系ガラスは勿論のこと、導電性材料であるPbRuの使用も避けなければならない。このような状況から、使用するガラスや導電性材料等から鉛を排除した鉛フリーの厚膜抵抗体ペーストについての研究がなされている(例えば、特許文献1〜特許文献5等を参照)。
特開平8−253342号公報 特開平10−224004号公報 特開2001−196201号公報 特開平11−251105号公報 特許第3019136号公報
しかしながら、前述の特許文献1〜特許文献5記載の発明では、例えば温度特性(TCR)に優れた厚膜抵抗体を提供するという観点からは、その効果は不十分と言わざるを得ない。前記各特許文献記載の発明は、これらの特性の改善を目的とするものではなく、前記効果の不足は当然とも言える。
厚膜抵抗体の鉛フリー化における課題の一つとして、抵抗値が温度によって大きく変動し、温度特性の低下が顕著になることが挙げられる。厚膜抵抗体に含まれる導電性材料はTCRをプラス(+)側にシフトさせる方向に作用し、その結果、厚膜抵抗体全体で見たときにTCR値が大きくなり、抵抗値が周囲の環境の変化(温度変化)によって大きく変化することが問題になる。
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、温度特性(TCR)に優れた厚膜抵抗体を提供することを目的とする。
本発明者は、前述の目的を達成するために、長期に亘り鋭意研究を重ねてきた。その結果、Tiを含む層で被覆することで導電粒子の分解を抑制することができ、これによりTCRが大幅に改善され、温度特性が良好なものとなるとの結論を得るに至った。
本発明は、このような知見に基づいて完成されたものである。すなわち、本発明の厚膜抵抗体は、絶縁材料と導電粒子を含有する厚膜抵抗体であって、前記導電粒子がTiを含む層で被覆されていることを特徴とする。
前記Tiを含む層が形成されることにより温度特性が改善される理由について、その詳細は不明であるが、前記Tiを含む層が導電粒子の分解を抑制し、その結果、厚膜抵抗体の抵抗値や温度特性が改善されるものと推測している。前記Tiを含む層は、例えば透過型電子顕微鏡(TEM)により明瞭に観察することができ、また、この層がTiを含むことは、例えば元素分析を行うことにより、容易に把握することができる。
本発明によれば、温度特性(TCR)に優れた高信頼性を有する厚膜抵抗体を実現することができる。
以下、本発明を適用した厚膜抵抗体について、詳細に説明する。
本発明の厚膜抵抗体は、通常の厚膜抵抗体と同様、厚膜抵抗体ペーストを焼成(焼き付け)することにより形成されるものである。使用する厚膜抵抗体ペーストは、絶縁材料であるガラス組成物、導電粒子、及び必要に応じて添加物を含み、これらが有機ビヒクルと混合されてなるものである。
なお、本発明の厚膜抵抗体ペーストにおいては、環境保全上、鉛を実質的に含まない鉛フリーの厚膜抵抗体ペーストを用いることを前提としており、したがって、使用するガラス組成物や導電粒子は、鉛を実質的に含まないことが前提になる。ここで、「鉛を実質的に含まない」とは、不純物レベルを越える鉛を含まないことを意味し、不純物レベルの量(例えば、ガラス組成物中の含有量が0.05質量%以下程度)であれば含有されていてもよい趣旨である。鉛は、不可避不純物として極微量程度に含有されることがある。
厚膜抵抗体ペーストにおいて、導電粒子は、絶縁体であるガラス中に分散されることで、厚膜抵抗体に導電性を付与する役割を持つ。導電粒子は、環境保全上、やはり鉛を実質的に含まない導電粒子を用いることが好ましい。鉛を実質的に含まず、本発明を適用する上で好ましい導電粒子としては、具体的には、ルテニウム酸化物等を挙げることができる。ルテニウム酸化物としては、酸化ルテニウム(RuO、RuO等)の他、ルテニウム系パイロクロア(BiRu、TlRu等)やルテニウム複合酸化物(SrRuO、BaRuO、CaRuO、LaRuO等)等も含まれる。中でも、RuO、CaRuO、SrRuO、BaRuO、BiRu等が好ましい。なお、これらの導電性材料は、それぞれ単独で使用しても良いし、2種類以上組み合わせても良い。
ガラス組成物は、厚膜抵抗体とされたとき、厚膜抵抗体構造中で導電粒子及び添加物を基板と結着させる役割を持つ。ガラス組成物も、実質的に鉛を含まないものであれば任意のものを用いることができるが、例えばCaO系ガラスやSrO系ガラス、Ba系ガラス、ZnO系ガラス等が好適である。
具体的には、CaO系ガラスとしては、例えばCa−B−Si−Zr(Al)−Ta(Nb)−Oガラスを挙げることができる。このCa−B−Si−Zr(Al)−Ta(Nb)−Oガラスは、CaO、SrO、BaOのいずれかを主たる修飾酸化物成分とし、BやSiOを網目形成酸化物成分とするとともに、第2の修飾酸化物成分としてZrOやAlを、さらに第3の修飾酸化物成分としてTaやNbを含有するものである。
あるいは、CaO系ガラスとして、Ca−B−Si−Mn−O系のガラス組成物等も使用することが可能である。Ca−B−Si−Mn−O系のガラス組成物は、CaO、B、SiO、及びMnOを含むものであり、例えばCaO10〜30モル%、B25〜40モル%、SiO15〜30モル%、MnO10〜40モル%なる組成比で構成されている。CaO系ガラス以外のガラスとしては、例えばZn−B−Si−Mg−Oガラスや、Ba−B−Si−Co−Oガラス等が使用可能である。
有機ビヒクルとしては、この種の厚膜抵抗体ペーストに用いられるものがいずれも使用可能であり、例えば、エチルセルロース、ポリビニルブチラール、メタクリル樹脂、ブチルメタクリレート等のバインダ樹脂と、ターピネオール、ブチルカルビトール、ブチルカルビトールアセテート、トルエン、各種アルコール、キシレン等の溶剤とを混合して用いることができる。このとき、各種の分散剤や活性剤、可塑剤等を用途等に応じて適宜併用することも可能である。さらに、必要に応じて、遷移金属群元素の酸化物、典型金属群元素の酸化物等の各種酸化物をTCR調整剤、またはその他の目的で添加してもよい。
厚膜抵抗体ペーストには、前記ガラス組成物や導電粒子の他、抵抗値及び温度特性の調整等を目的として、添加物が含まれていてもよい。このような添加物としては、任意の金属酸化物を挙げることができ、適宜選択して使用すればよい。特に、先の低抵抗厚膜抵抗体形成に適したガラス組成を選択した場合には、添加物として、V、CuO、ZnO、CoO、MnO、Mnから選ばれる1種若しくは2種以上を組み合わせて使用することが効果的である。なお、これら添加物は、酸化物の形態で添加されるが、厚膜抵抗体中には、そのままの形で存在するとは限らず、例えばガラス組成物に固溶した状態で存在する場合もある。
前述のガラス組成物、導電粒子、及び添加物は、前記有機ビヒクルと混合することで厚膜抵抗体ペーストとして調製されるが、この時、ガラス組成物、導電粒子、及び添加物を合計した質量を100とした場合に、ガラス組成物の割合が10〜55質量%、導電粒子の割合が35〜80質量%、添加物全体の割合が0.1〜35質量%であることが好ましい。
ガラス組成物の割合が55質量%を越えたり、導電粒子の割合が35質量%未満であると、温度特性(TCR)がマイナス側にシフトし過ぎて、却って温度特性を低下させる原因となるおそれがある。逆に、ガラス組成物の割合が10質量%未満になったり、導電粒子の割合が80質量%を越えると、抵抗値変動や経時変化が大きくなる等、信頼性を損なうおそれがある。
また、前記有機ビヒクルの配合比率であるが、ガラス組成物、導電粒子、及び添加物を合計した合計質量(W1)と、有機ビヒクルの質量(W2)の比率(W2/W1)が、0.25〜4(W2:W1=1:0.25〜1:4)であることが好ましい。より好ましくは、前記比率(W2/W1)が0.5〜2である。前記比率を外れると、厚膜抵抗体を例えば基板上に形成するのに適した粘度の厚膜抵抗体ペーストを得ることができなくなるおそれがある。
本発明の厚膜抵抗体を形成するには、前述の各成分を含む厚膜抵抗体ペーストを例えば基板上にスクリーン印刷等の手法で印刷(塗布)し、850℃程度の温度で焼成すればよい。基板としては、Al基板やBaTiO基板の誘電体基板や、低温焼成セラミック基板、AlN基板等を用いることができる。基板形態としては、単層基板、複合基板、多層基板のいずれであってもよい。多層基板の場合、厚膜抵抗体は、表面に形成してもよいし、内部に形成してもよい。
厚膜抵抗体の形成に際しては、通常、基板に電極となる導電パターンを形成するが、この導電パターンは、例えば、AgやPt、Pd等を含むAg系合金等の良導電性材料料を含む導電ペーストを印刷することにより形成することができる。また、形成した厚膜抵抗体の表面に、ガラス膜等の保護膜(オーバーグレーズ)を形成してもよい。
本発明の厚膜抵抗体は、前記により形成されるものであるが、導電粒子の表面がTiを含む層により覆われていることが大きな特徴である。導電粒子の表面がTiを含む層によって被覆されることにより、TCRが大幅に改善される。図1は、本発明の厚膜抵抗体の透過型電子顕微鏡写真であるが、導電粒子(CaRuO)の表面がTiを含む層により覆われていることが、明瞭に現れている。
前記Tiを含む層について、その詳細は不明であるが、ガラス組成物や導電粒子が、添加物等に含まれるTiと反応することにより形成されるものと推測している。したがって、前記Tiを含む層は、Tiの他、Ba、Sr、Ca、Mg、Ni、Co、Ta、Nb、Zn等が含まれていてもよく、例えばこれらを含む酸化物の層として形成される。
したがって、本発明の厚膜抵抗体を形成するに際しては、その焼成条件や添加物等を選択することにより、前記Tiを含む層を形成することが必要である。そのためには、例えば、ルテニウム酸化物(複合酸化物を含む)からなる導電粒子とガラス組成物、さらにはTiを含む添加物とを含む抵抗体ペーストを用い、これを焼成して厚膜抵抗体とするに際し、焼成条件等を制御すればよい。この場合、使用する添加物としては、CaTiO、BaTiO、SrTiO、NiTiO等を挙げることができ、これらの中から導電粒子に応じて適宜選定し、最適条件で焼成することが好ましい。前記添加物を使用した場合、必ずTiを含む層が形成されるわけではなく、前記導電粒子との適正な組み合わせ、適正な焼成条件によって導電粒子を覆ってTiを含む層が形成される。
以上の特徴を有する本発明の厚膜抵抗体は、各種電子部品に適用可能である。この場合、適用可能な電子部品としては特に限定されないが、例えば単層または多層の回路基板、チップ抵抗器等の抵抗器、アイソレータ素子、C−R複合素子、モジュール素子の他、積層チップコンデンサ等のコンデンサやインダクタ等が挙げられ、コンデンサやインダクタ等の電極部分にも適用することができる。
以下、本発明の具体的な実施例について、実験結果を基に説明する。
比較例1
CaRuO(導電粒子)、及びCa−B−Si−Zr−Ta−Oガラスを有機ビヒクルと混合して厚膜抵抗体用ペーストを作製し、アルミナ基板上に所定形状に印刷した後、850℃で10分間〜60分間焼き付け、厚膜抵抗体を作製した。なお、厚膜抵抗体ペーストにおける配合比率は、CaRuO:Ca−B−Si−Zr−Ta−Oガラス=35:65(質量%)とした。また、ガラス中に溶け込むAg量は、焼き付け時間と冷却速度によって制御した。
実施例1
添加物としてBaTiOを加え、他は比較例1と同様にして厚膜抵抗体を作製した。厚膜抵抗体ペーストにおける配合比率は、CaRuO:Ca−B−Si−Zr−Ta−Oガラス:BaTiO=35:60:5(質量%)とした。
比較例2
導電粒子としてSrRuOを用いるとともに、Ca−B−Si−Zr−Nb−Oガラスを用い、他は比較例1と同様にして厚膜抵抗体を作製した。厚膜抵抗体ペーストにおける配合比率は、SrRuO:Ca−B−Si−Zr−Nb−Oガラス=35:65(質量%)とした。
実施例2
添加物としてBaTiOを加え、他は比較例2と同様にして厚膜抵抗体を作製した。厚膜抵抗体ペーストにおける配合比率は、SrRuO:Ca−B−Si−Zr−Nb−Oガラス:BaTiO=35:60:5(質量%)とした。
比較例3
導電粒子としてBaRuOを用いるとともに、Zn−B−Si−Mg−Oガラスを用い、他は比較例1と同様にして厚膜抵抗体を作製した。厚膜抵抗体ペーストにおける配合比率は、BaRuO:Zn−B−Si−Mg−Oガラス=35:65(質量%)とした。
実施例3
添加物としてCaTiOを加え、他は比較例3と同様にして厚膜抵抗体を作製した。厚膜抵抗体ペーストにおける配合比率は、BaRuO:Zn−B−Si−Mg−Oガラス:CaTiO=35:60:5(質量%)とした。
比較例4
導電粒子としてBiRuを用いるとともに、Ba−B−Si−Co−Oガラスを用い、他は比較例1と同様にして厚膜抵抗体を作製した。厚膜抵抗体ペーストにおける配合比率は、BiRu:Ba−B−Si−Co−Oガラス=35:65(質量%)とした。
実施例4
添加物としてNiTiOを加え、他は比較例4と同様にして厚膜抵抗体を作製した。厚膜抵抗体ペーストにおける配合比率は、BiRu:Ba−B−Si−Co−Oガラス:NiTiO=35:60:5(質量%)とした。
比較例5
導電粒子としてCaRuOを用いるとともに、Ca−B−Si−Zr−Ta−Cu−Oガラスを用い、他は比較例1と同様にして厚膜抵抗体を作製した。厚膜抵抗体ペーストにおける配合比率は、CaRuO:Ca−B−Si−Zr−Ta−Cu−Oガラス=35:65(質量%)とした。
実施例5
添加物としてSrTiOを加え、他は比較例5と同様にして厚膜抵抗体を作製した。厚膜抵抗体ペーストにおける配合比率は、CaRuO:Ca−B−Si−Zr−Ta−Cu−Oガラス:SrTiO=35:60:5(質量%)とした。
評価
先ず、各比較例、実施例で作製した厚膜抵抗体について、TEM−EDSにて構造を観察し、Ru複合酸化物の比率、Tiを含む層の比率、RuOの比率、ガラス相の比率を求めた。さらに、Tiを含む層に含まれる元素を分析した。
また、各厚膜抵抗体の抵抗値及びTCRを測定した。抵抗値は、Agilent Technologies 社製の製品番号 34401Aにより測定し、試料数24個の平均値を求めた。TCRは、室温25℃を基準として、−55℃及び125℃へ温度を変えた時の抵抗値変化率を求めた。試料数10個の平均値である。−55℃、25℃、125℃の抵抗値をR-55、R25、R125(Ω/□)とおくと、TCR(ppm/℃)=[(R-55-R25)/R25/80]×1000000、あるいは、TCR(ppm/℃)=[(R125-R25)/R25/100]×1000000である。数値の大きい方をTCR値とした。結果を表1に示す。
Figure 2006229167
表1から明らかなように、導電粒子がTiを含む層によって覆われた各実施例の厚膜抵抗体では、Tiを含む層が形成されていない比較例の厚膜抵抗体と比べて、TCRが小さな値となり、温度特性が大幅に改善されていることがわかる。
本発明を適用した厚膜抵抗体の断面の透過型電子顕微鏡写真である。

Claims (4)

  1. 絶縁材料と導電粒子を含有する厚膜抵抗体であって、前記導電粒子がTiを含む層で被覆されていることを特徴とする厚膜抵抗体。
  2. 前記Tiを含む層が、Ba、Sr、Ca、Mg、Ni、Co、Cu、Ta、Nb、Znから選択される1種または2種以上を含む酸化物層であることを特徴とする請求項1記載の厚膜抵抗体。
  3. 前記導電粒子は、Ruを含むことを特徴とする請求項1または2記載の厚膜抵抗体。
  4. 前記導電粒子は、RuO、CaRuO、SrRuO、BaRuO、BiRuから選択される1種または2種以上を含む粒子であることを特徴とする請求項3記載の厚膜抵抗体。
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