JP2006228697A - ホーンスイッチ装置、エアバッグ装置及びステアリングホイール - Google Patents

ホーンスイッチ装置、エアバッグ装置及びステアリングホイール Download PDF

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Abstract

【課題】接点同士の位置決めが容易であり、エアバッグ装置への組み付けが容易なホーンスイッチ装置を提供する。
【解決手段】モジュールカバー40に取り付けられた張出片45の下面に、ホールICを有する感磁式近接センサ60が取り付けられている。延出部16の上面には、該張出片45と対面する位置にマグネット61が取り付けられている。モジュールカバー40を押すと、該モジュールカバー40と共に張出片45が下方に移動し、センサ60がマグネット61に近づく。センサ60とマグネット61との距離が所定以下になると、マグネット61からの磁束によってホールICに閾値以上の電圧が発生し、センサ60がホーン吹鳴信号を発生し、ホーンが吹鳴する。
【選択図】図2

Description

本発明はホーンスイッチに係り、好ましくは、エアバッグ装置に設けられ、押されるとモジュールカバーあるいはエアバッグ装置全体が退動してONとなるように構成されたホーンスイッチ装置に関する。また、本発明は、このホーンスイッチ装置を備えたエアバッグ装置及びステアリングホイールに関する。
自動車のステアリングホイールに設置される運転席用エアバッグ装置として該エアバッグ装置のモジュールカバーを押すとホーンスイッチがONとなり、ホーンが吹鳴するものがある。下記特許文献1,2には、エアバッグ装置が押されるとモジュールカバーが退動し、ホーンスイッチがONとなるものが記載されている。
特開平10−100832号公報 特開2001−114057号公報
上記従来のホーンスイッチ装置にあっては、いずれもコンタクトリベットなどの接点部材の一方がモジュールカバーに取り付けられ、他方がリテーナに取り付けられている。このように接点部材が別々に設置されていると、それら同士の位置決めを高精度とするための組立作業難度が高いものとなる。
本発明は、コンタクトリベット等の接点部材が用いられておらず、エアバッグ装置の組立てを容易に行うことができるホーンスイッチ装置と、このホーンスイッチ装置を備えたエアバッグ装置及びステアリングホイールを提供することを目的とする。
請求項1のホーンスイッチ装置は、乗員によって押圧操作されて退動する退動体と、該退動体に対峙する不動体と、該退動体と不動体との間に介在され、該退動体を復位方向に付勢する付勢部材と、該退動体の進退によってホーン吹鳴用信号を発生させる信号発生手段と、を有するホーンスイッチ装置において、該信号発生手段は非接触式センサを備えてなることを特徴とするものである。
請求項2のホーンスイッチ装置は、請求項1において、該非接触式センサはホールICを有することを特徴とするものである。
請求項3のエアバッグ装置は、ホーンスイッチ装置を有するエアバッグ装置において、該ホーンスイッチ装置は請求項1又は2に記載のホーンスイッチ装置であることを特徴とするものである。
請求項4のステアリングホイールは、ホーンスイッチを有するステアリングホイールにおいて、該ホーンスイッチは請求項1又は2に記載のホーンスイッチ装置であることを特徴とするものである。
請求項5のステアリングホイールは、ホーンスイッチ装置を有するエアバッグ装置を備えたステアリングホイールにおいて、該エアバッグ装置は請求項3に記載のエアバッグ装置であることを特徴とするものである。
本発明のホーンスイッチ装置、エアバッグ装置及びステアリングホイールにあっては、ホーン吹鳴用信号を非接触式センサによって発生させるようにしている。従って、退動体を押圧して退動させたときに、非接触式センサに対し非接触式センサの信号を出力させるためのセンサ作動用物体(例えばマグネット)が所定距離以内に近接するように構成されていれば足りる。コンタクトリベットを用いた従来装置では、コンタクトリベット同士が接触して導通しない限りホーンは鳴らないため、モジュールカバー等を押圧したときにコンタクトリベット同士が接触するように構成される必要があるのに対し、本発明では非接触式センサに対しセンサ作動用物体が所定距離以内に近接するよう構成するだけでよく、ホーンスイッチ装置や、これを組み込んだエアバッグ装置の組立要求精度が緩和される。
また、ホーンスイッチが無接点方式であるため、耐久性に優れると共に、ホーンスイッチ付近に若干の水分等が入り込んでも動作特性に影響は生じない。
本発明では、非接触式センサとしてはホールICを有する近接センサが例示されるが、これに限定されない。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。図1は実施の形態に係るホーンスイッチ装置を備えたエアバッグ装置付きステアリングホイールの断面図、図2は図1のホーンスイッチ部分の拡大図である。
このエアバッグ装置1は、ステアリングホイール90の中央部(ベース部91)に設置される運転席用エアバッグ装置である。このエアバッグ装置1は、金属製リテーナ10と、このリテーナ10に対しエアバッグ取付けリング24によって取り付けられたエアバッグ20と、このエアバッグ20を膨張させるためのインフレータ30と、折り畳まれたエアバッグ20を覆っている合成樹脂製のモジュールカバー40と、近接センサ60を有したホーンスイッチ装置等を備えて構成されている。なお、リテーナ10は、金属だけに限られず、樹脂やMg合金などで成形しても良い。
モジュールカバー40には溝状のテアライン40aが設けられている。インフレータ30によってエアバッグ20が膨張するときにモジュールカバー40は該テアライン40aに沿って開裂する。
リテーナ10は略方形の主板部11を有しており、この主板部11にインフレータ30の差込用開口12が設けられている。この開口12の周縁部には、前記エアバッグ取付リング24から立設されたスタッドボルト25の挿通孔が設けられている。
このリテーナ10の主板部11の外縁からは、図の下方側(乗員と反対方向)へアンカー片14が立設されている。このアンカー片14は、エアバッグ装置1をステアリングホイール90に取り付けるためのものである。このアンカー片14にはボルト等の挿通用の開口14aが設けられている。ステアリングホイール90のベース部91からは、エアバッグ装置取付片92が立設されている。この取付片92にもボルトあるいはリベット等の挿通用の開口92aが設けられている。
エアバッグ装置1をステアリングホイール90に取り付けるに当っては、この取付片92にアンカー片14を重ね合わせ、開口14a,92aを通してボルトあるいはリベット93等により両者を結合する。なお、この開口14a,92aは、ボルト締結用ねじ部でも良い。
このリテーナ10の主板部11の外縁から囲壁部15が図1の上方側(乗員方向)に立設されている。この囲壁部15の起立方向の先端から側方(エアバッグ装置1の側方)へ延出する延出部16が設けられている。
この延出部16には、ガイド軸50の取付け用のナット17が固着されている。
前記エアバッグ20は、そのインフレータ差込口22の周縁部がリテーナ主板部11のインフレータ用開口12の周縁部に重ね合わされ、その上からエアバッグ取付リング24が重ね合わされる。エアバッグ20の該インフレータ差込口22の周縁部に設けられたボルト挿通孔にスタッドボルト25が挿通される。このスタッドボルト25は、リテーナ10のボルト挿通孔13に挿通される。さらに、このスタッドボルト25は、インフレータ30のフランジ31のボルト挿通孔32に挿通されてナット26が締め込まれる。これにより、エアバッグ20及びインフレータ30がリテーナ10に取り付けられる。
前記モジュールカバー40は、乗員に対面する主面部41と、この主面部41の裏面から立設された脚片部42とを有する。この脚片部42は、合成樹脂の射出成形により主面部41と一体に成形されたものであり、前記リテーナ10の囲壁部15と同様の略方形の枠形状となっている。なお、主面部41の周辺部41aは、この脚片部42よりも外方に張り出している。
この脚片部42に張出片45がリベット46等の固着具により取り付けられている。この張出片45は、モジュールカバー40の進退方向(図1,2の上下方向)と直交する側外方へ延在している。この張出片45の延在方向の先端側に開口45aが設けられ、該開口46にガイド軸50が挿通されている。
ガイド軸50は、下端が前記延出部16のナット17に螺じ込まれて該延出部16に固着され、該延出部16から乗員方向に起立している。このガイド軸50の上縁にストッパ部としてフランジ51が設けられている。このフランジ51と張出片45との間にはゴム等よりなる緩衝用ワッシャ53が介在されている。
このガイド軸50を取り巻くようにして、張出片45及び延出部16の先端側同士を離反方向に押圧するコイルバネ55が設けられている。
この張出片45の下面に、ホールICを有する感磁式近接センサ60が取り付けられている。ホールICは、感磁素子としてのホール素子を回路内に組み込んでなる集積回路である。
延出部16の上面には、該張出片45と対面する位置にマグネット61が取り付けられている。
これらの近接センサ60とマグネット61とによってホーンスイッチが構成されている。
このように構成されたホーンスイッチ付きエアバッグ装置のホーン吹鳴作動について説明する。
モジュールカバー40を押していない状態にあっては、コイルバネ55が張出片45をフランジ51に押し付けている。この状態では、近接センサ60はマグネット61から十分に離隔しており、ホールICには電圧は発生しない。
モジュールカバー40を押すと、該モジュールカバー40と共に張出片45が下方に移動し、センサ60がマグネット61に近づく。なお、延出部16はリテーナ10に一体となっており、このリテーナ10はステアリングホイール90に固定されている。従って、延出部16はモジュールカバー40が押されても退動しない。
センサ60とマグネット61との距離が所定以下になると、マグネット61からの磁束によってホールICに閾値以上の電圧が発生し、センサ60がホーン吹鳴信号を発生する。この信号により、ホーン動作回路(図示略)がホーンに通電を行い、ホーンが吹鳴する。なお、このホーン動作回路は近接センサ60に組み込まれていてもよく、別個に設けられてもよい。
モジュールカバー40から手を離すと、張出片45は、コイルバネ55の押圧力によってフランジ51に当接するまで押し上げられ、モジュールカバー40は図1に示す定常位置まで復動する。張出片45が上昇し、近接センサ60に対するマグネット61からの磁界強度が所定以下になると、近接センサ60からのホーン吹鳴信号出力が停止し、ホーン吹鳴が停止する。
この実施の形態にあっては、近接センサ60とマグネット61との間の距離はガイド軸50の寸法によって一義的に定まるため、センサ60及びマグネット61の左右方向の位置精度が高くなくても、モジュールカバー40を所定以上押し込むと確実にホーンが吹鳴する。従って、センサ60、マグネット61の延出部16上における位置の要求精度が緩和され、エアバッグ装置の組立て作業性が向上する。
また、センサ60は無接点方式のものであるから、耐久性に優れると共に、センサ60とマグネット61との間に水分等が入り込んでもホーンスイッチ動作に影響はない。
この実施の形態では、張出片45を延出部16の上側に配置しているため、モジュールカバー40を押したときに両者が接近するが、張出片45を延出部16の下側に配置し、モジュールカバーを押したときに両者が離反するよう構成してもよい。この場合はモジュールカバー40を所定程度押し込むと、センサ60の信号出力が停止するので、これに応じてホーンを吹鳴させるよう構成する。
図3は別の実施の形態に係るホーンスイッチを備えたエアバッグ装置の図2と同様部分の断面図である。
この実施の形態では、近接センサ70として、光学式センサが用いられている。このセンサ70は、相対峙した1対の壁状ベース71,72と、該壁状ベース71の対向面に設けられた発光素子73と、該壁状ベース72の対向面に設けられた受光素子74とを備えている。延出部16には、該壁状ベース71,72間に入り込む起立壁75が設けられている。発光素子73は、自動車キーをON位置にある間は連続して点灯する。この発光素子の光が受光素子74で受光される。受光素子74からの受光信号はホーン動作回路(図示略)に入力される。該ホーン動作回路は、受光信号レベルがHのときはホーンを吹鳴させず、受光信号レベルがLのときにホーンを吹鳴させる。
その他の構成は上記実施の形態と同一であり、同一符号は同一部分を示している。
このように構成された図3のホーンスイッチ付きエアバッグ装置にあっては、モジュールカバー40を押していない状態では、起立壁75は壁状ベース71,72間に入り込んでおらず、受光素子74の信号レベルはHであり、ホーンは吹鳴しない。モジュールカバー40がある程度押し込まれて起立壁75が素子73,74間に入り込むと、発光素子73からの受光素子74への光が遮断され、受光素子74の信号レベルがLとなる。これにより、ホーンが吹鳴する。
この実施の形態においても、張出片45と延出部16との間の距離はガイド軸50によって一義的に定まり、起立壁75の高さも容易に高精度にて一定とすることができる。センサ70は、モジュールカバー40が押されたときに壁状ベース71,72間に起立壁45が入り込むように張出片45に取り付けられればよく、その張出片45上における位置精度は緩くてもよいものとなる。このため、エアバッグ装置の組立て作業性が向上する。
また、このセンサ70も非接触式であり、耐久性に優れると共に、センサ70付近に入り込んだ水分の影響を受けにくい。
この実施の形態でも、張出片45を延出部16の下側に配置し、モジュールカバー40を押したときに張出片45が延出部16から離隔する構成としてもよい。この場合、モジュールカバーを所定以上押すと、起立壁75が素子73,74間から離脱し、ホーンが鳴るように構成する。
上記の実施の形態ではモジュールカバーが退動してホーンスイッチがONとなるよう構成されているが、エアバッグ装置全体が退動してホーンスイッチがONとなるよう構成されてもよい。図4はこのように構成されたエアバッグ装置付きステアリングホイールの断面図である。
このエアバッグ装置1Aも、リテーナ10Aと、このリテーナ10Aに対しエアバッグ取付けリング24によって取り付けられたエアバッグ20と、このエアバッグ20を膨張させるためのインフレータ30と、折り畳まれたエアバッグ20を覆っているモジュールカバー40Aと、近接センサ60を有したホーンスイッチ装置等を備えて構成されている。
この実施の形態でも、該リテーナ10Aは略方形の主板部11を有しており、この主板部11にエアバッグ20及びインフレータ30が取り付けられている。この取付構造は前述の図1のエアバッグ装置1と同様である。
このリテーナ10Aの主板部11の外縁から囲壁部15Aが図4の上方側(乗員方向)に立設されている。この囲壁部15Aの起立方向の先端から側方(エアバッグ装置1Aの側方であってエアバッグ装置1Aの進退方向(図4の上下方向)と直交方向。以下、同様。)へ延出する延出部16Aが設けられている。
モジュールカバー40Aは、乗員に対面する主面部41と、この主面部41の裏面から該囲壁部15Aの内側壁面に沿って図4の下方(乗員と反対方向)へ垂設された脚片部42Aとを有している。この脚片部42Aは、リベット等の固着具(図示略)により囲壁部15Aに固着されている。
この実施の形態では、ステアリングホイール90Aのベース部91から該囲壁部15Aの外側壁面に沿ってエアバッグ装置支持片94が立設されている。この支持片94は、前記延出部16Aと同数設けられており、各々の先端側が下方から各延出部16Aに対峙する位置関係にて配置されている。各支持片94の先端側には、エアバッグ装置1Aの側方(即ち各延出部16Aの延在方向と平行方向)へ延出して各延出部16Aの下面に対峙する対峙部95が設けられている。この実施の形態では、該対峙部95にガイド軸取付け用のナット96が固着されている。
この実施の形態では、延出部16Aに開口(符号略)が設けられ、この開口にガイド軸50が挿通されている。そして、このガイド軸50は、下端が該対峙部95のナット96に螺じ込まれて該対峙部95に固着され、該対峙部95から上方へ起立している。なお、この実施の形態でも、該ガイド軸50の上縁にストッパ部としてフランジ51が設けられている。このフランジ51と延出部16Aとの間にはゴム等よりなる緩衝用ワッシャ(符号略)が介在されている。
このガイド軸50を取り巻くようにして、延出部16A及び対峙部95の先端側同士を離反方向に押圧するコイルバネ55が設けられている。
このガイド軸50及びコイルバネ55を介し、エアバッグ装置1A全体が該ガイド軸50に沿って進退しうるよう支持片94(ステアリングホイール90A)に支持されている。
この実施の形態では、延出部16Aの下面に、ホールICを有する感磁式近接センサ60が取り付けられ、対峙部95の上面にマグネット61が取り付けられている。即ち、この実施の形態では、これらの近接センサ60とマグネット61とによってホーンスイッチが構成されている。なお、これとは逆に、対峙部95の上面に近接センサ60が取り付けられ、延出部16Aの下面にマグネット61が取り付けられてもよい。
このエアバッグ装置1A及び該ホーンスイッチのその他の構成は前述の図1,2の実施の形態と同様であり、図4において図1,2と同一符号は同一部分を示している。
かかる構成のホーンスイッチ付きエアバッグ装置のホーン吹鳴作動について説明する。
モジュールカバー40Aを押していない状態にあっては、コイルバネ55が延出部16Aをフランジ51に押し付けている。この状態では、近接センサ60はマグネット61から十分に離隔しており、ホールICには電圧は発生しない。
モジュールカバー40Aを押すと、エアバッグ装置1A全体がガイド軸50に沿って下方へ移動する。なお、対峙部95(支持片94)はステアリングホイール90Aと一体となっており、該対峙部95はモジュールカバー40Aが押されても退動しない。これにより、延出部16Aが対峙部95に向って移動し、センサ60とマグネット61とが近づく。
センサ60とマグネット61との距離が所定以下になると、マグネット61からの磁束によってホールICに閾値以上の電圧が発生し、センサ60がホーン吹鳴信号を発生する。この信号により、ホーン動作回路(図示略)がホーンに通電を行い、ホーンが吹鳴する。
モジュールカバー40Aから手を離すと、延出部16Aがコイルバネ55の押圧力によってフランジ51に当接するまで押し上げられ、エアバッグ装置1A全体が図4に示す定常位置まで復動する。延出部16Aが上昇し、近接センサ60に対するマグネット61からの磁界強度が所定以下になると、近接センサ60からのホーン吹鳴信号出力が停止し、ホーン吹鳴が停止する。
なお、この実施の形態では、対峙部95を延出部16Aの下側に配置してエアバッグ装置1Aを下から支えるよう構成しているため、モジュールカバー40Aを押したときに両者が接近するが、対峙部95を延出部16Aの上側に配置してエアバッグ装置1Aを該対峙部95に対し吊り下げ状に設置し、モジュールカバー40Aを押したときに両者が離反するよう構成してもよい。この場合、モジュールカバー40Aを所定程度押し込むと、センサ60の信号出力が停止するので、これに応じてホーンを吹鳴させるよう構成する。
この実施の形態では、ホーンスイッチとして、ホールICを有する感磁式近接センサ60及びマグネット61よりなるものを用いているが、図3の如く発光素子73及び受光素子74等よりなるものを用いてもよい。
上記実施の形態はいずれも本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態をもとりうる。例えば、感磁式のホーンスイッチとしてリードスイッチなど上記以外のものを用いることもできる。
また、光や超音波によって張出片45と延出部16との間又は延出部16Aと対峙部95との間の距離を測定し、両者の距離が所定値を超えたならばホーンを鳴らすように構成してもよい。
実施の形態に係るホーンスイッチ装置を備えたエアバッグ装置付きステアリングホイールの断面図である。 図1におけるホーンスイッチ装置の断面図である。 別の実施の形態に係るホーンスイッチ装置の断面図である。 さらに別の実施の形態に係るホーンスイッチ装置を備えたエアバッグ装置付きステアリングホイールの断面図である。
符号の説明
1,1A エアバッグ装置
10,10A リテーナ
15,15A 囲壁部
16,16A 延出部
20 エアバッグ
30 インフレータ
40,40A モジュールカバー
42,42A 脚片部
50 ガイド軸
60,70 近接センサ
61 マグネット
73 発光素子
74 受光素子
90,90A ステアリングホイール
91 ベース部
92 取付片
94 エアバッグ装置支持片
95 対峙部

Claims (5)

  1. 乗員によって押圧操作されて退動する退動体と、
    該退動体に対峙する不動体と、
    該退動体と不動体との間に介在され、該退動体を復位方向に付勢する付勢部材と、
    該退動体の進退によってホーン吹鳴用信号を発生させる信号発生手段と、
    を有するホーンスイッチ装置において、
    該信号発生手段は非接触式センサを備えてなることを特徴とするホーンスイッチ装置。
  2. 請求項1において、該非接触式センサはホールICを有することを特徴とするホーンスイッチ装置。
  3. ホーンスイッチ装置を有するエアバッグ装置において、該ホーンスイッチ装置は請求項1又は2に記載のホーンスイッチ装置であることを特徴とするエアバッグ装置。
  4. ホーンスイッチを有するステアリングホイールにおいて、該ホーンスイッチは請求項1又は2に記載のホーンスイッチ装置であることを特徴とするステアリングホイール。
  5. ホーンスイッチ装置を有するエアバッグ装置を備えたステアリングホイールにおいて、該エアバッグ装置は請求項3に記載のエアバッグ装置であることを特徴とするステアリングホイール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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