JP2006227462A - メモリ性液晶表示装置 - Google Patents

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Akira Suguro
彰 勝呂
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Abstract

【課題】 表示領域の周囲領域に駆動電極を設けないと、周囲領域における白表示あるいは黒表示とするかを制御することができず、見切り板の端から制御されていない周囲領域が見えてしまい、表示品質を損なう問題があった。
【解決手段】 第1の基板上において表示領域に対応する位置に配置された表示領域用走査電極 (Y2〜Ym−1)と、第2の基板上において表示領域に対応する位置配置された表示領域用信号電極(X1〜Xn−1)と、表示領域用走査電極の外側であって、周囲領域に対応する位置に配置された周囲領域用走査電極(Y1、Ym)と、表示領域用信号電極の外側であっ て、周囲領域に対応する位置に配置された周囲領域用信号電極(X1、Xn)とを設け、第1又は第2の基板の外側には、第1又は第2の基板の周囲を覆う見切り板70が設けられ、見切り板70における開口部71の内周縁部の位置が、周囲領域上に配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、メモリ性液晶を用いた液晶表示装置に関するものである。
メモリ性液晶は、複数の光学的な状態を有し、電圧を印加しなくても特定の状態を保持し続ける特性(メモリ特性)を有する。したがって、メモリ性液晶を液晶表示装置に用いた場合、電圧を印加しなくても所定の表示を保持し続けるように制御することが可能である。このような特性を利用し、強誘電性液晶等のメモリ性液晶を用いた表示パネルにおいて、表示を変更する必要がある部分にのみ走査電極の駆動を行い、表示を変更する必要が無い部分については走査電極の駆動を行わないように制御することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
通常、メモリ性液晶を用いた表示パネルの表面には、その周囲を覆う見切り板を設け、見切り板の内側を表示を行うための表示領域とし、表示領域の周囲に位置し、見切り板の開口部の内周近傍を周囲領域としている。メモリ性液晶は、前述したメモリ特性を有しているが、電圧を印加しない場合に、複数の光学的な状態のうちのどの状態を保持しているか不明である。従って、外部から見えにくいという理由から、周囲領域に駆動電極を設けないと、周囲領域のメモリ液晶が白表示となるか黒表示となるかを制御することができない。しかしながら、見切り板の端から制御されていない周囲領域が見えてしまう場合があった。
そこで、周囲領域に駆動電極を配置し、周囲領域に配置される駆動電極用の駆動データを用意して、周囲領域を予め定められた色(白又は黒)で表示するように制御することが知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、周囲領域に配置される駆動電極の幅を他の部分より広くして、少数の駆動電極で周囲領域をカバーしようとすることも知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開平2−131286号公報(第11、12頁、第12図) 特許第2738681号公報(第37図(C)) 特許第2507784号公報(第4図)
また液晶表示装置では、液晶パネルの上面又は下面等に偏光板等の光学機能性フィルムを設置するが、製品のコストを下げるためにはなるべく前記光学機能性フィルムが小さい方が好ましい。液晶表示装置に必要となる光学機能性フィルムを、実際には不必要な領域までを含んで設置してしまうと、表示装置のコストを上げる原因となっていた。
本発明は、見切り板の配置位置を最適化し、見切り板の端から制御されていない周囲領域が見えてしまい、表示品質を損なう問題を解決し、また光学機能性フィルムが表示に必要となる最低限の領域にのみ配置されているメモリ性液晶表示装置を提供することを目的とする。
表示領域とどの表示領域の周囲に位置する周囲領域とを有する液晶表示装置であって、第1及び第2の基板間に挟持され、第1の安定状態と第2の安定状態とを有する液晶層と
、第1の基板上において、表示領域に対応する位置に配置された表示領域用走査電極と、第2の基板上において、表示領域に対応する位置配置された表示領域用信号電極と、第1の基板上において、表示領域用走査電極の外側であって、周囲領域に対応する位置に配置された周囲領域用走査電極と、第2の基板上において、表示領域用信号電極の外側であって、周囲領域に対応する位置に配置された周囲領域用信号電極とを有し、第1又は第2の基板の外側には、第1又は第2の基板の周囲を覆う見切り板が設けられ、該見切り板における開口部の内周縁部の位置が、周囲領域上に配置されていることを特徴としている。
見切り板における開口部の内周縁部の位置は、周囲領域に配置された周囲領域用走査電極又は周囲領域用信号電極の幅における中心位置に配置されていることを特徴とする。
さらに、第1又は第2の基板の外側には、光学機能フィルムが設置され、該光学機能フィルムは表示領域と周囲領域とに対応する位置に配置され、周囲領域の外側にある無制御領域には配置されないことを特徴とする。
このように、周囲領域用走査電極及び前記周囲領域信号電極の電極幅の中心に見切り板における開口部の内周縁部をセットした構成であれば、液晶パネルと見切り板を設置する場合に多少位置がずれた場合でも、必ず周囲領域用走査電極及び周囲領域信号電極上に見切り板開口部の内周が配置され、製造時の組み立てが容易になり、製造歩留まりを向上させることができる。
また、光学機能フィルムの寸法が前記周囲領域走査電極及び周囲領域信号電極で囲まれた領域と等しく設置する事により、光学機能フィルムを表示に必要な最低限のエリアで効果的に設置される。
また、メモリ性液晶は電圧が印加されない領域では任意の配向状態をとるために、その領域に光学機能フィルムが設置されていても、見栄えには効果がないばかりか場合によっては見栄えを低減させる場合もありうる。そのため光学機能性フィルムは周囲領域用の電極で囲まれた寸法よりも大きくする事はパネルの表示見栄えを低減させる場合があり、周囲領域用電極で囲まれた寸法と同じにする事で、最も見栄えに対して効果的な寸法であり、かつこれにより従来に比べて光学機能フィルムの面積を小さくでき、コストも低減させることが可能となる。
以下図面を参照して、本発明に係る液晶表示装置100について説明する。
最初に、強誘電性液晶を例にして、メモリ性液晶について説明する。メモリ性液晶とは、複数の光学的な状態を有し、電圧を印加しなくても特定の状態を保持し続ける特性を有する液晶を言い、例えば強誘電性液晶やコレステリック液晶が該当する。
強誘電性液晶分子は、電界等の外部からの影響に応じ、円錐(液晶コーン)の側面に沿って安定した2ヶ所の位置の何れかの位置を取る。強誘電性液晶を一対の基板間に挟持し、液晶表示装置として用いる際には、強誘電性液晶に印加する電圧の極性に応じて、強誘電性液晶分子が前述した安定した2ヶ所のいずれか一方に位置するように制御する。2ヶ所の安定した位置の一方を第1の強誘電状態、他方を第2の強誘電状態と言う。
図1に、強誘電性液晶10を用いた液晶パネル20の構成例を示す。図1において、光学機能フィルムである偏光板15a(偏光軸の方向をa)及び15b(偏光軸の方向をb)をクロスニコルに合わせて配置した。また、第2の強誘電状態における強誘電性液晶1
0の分子の長軸方向を偏光軸aと一致させるように配置した。したがって、第1の強誘電状態の場合の液晶分子の長軸方向は、図1に示されるように、液晶コーンに沿った他の位置となる。
図1に示すように、偏光板15a及び15bと強誘電性液晶10を配置し、印加電圧の極性を変化させて、強誘電性液晶10を第2の強誘電状態とした場合(強誘電性液晶10の分子の長軸方向が偏光板15aの偏光軸aと一致した場合)、光は透過せず、液晶パネル20は黒表示(非透過状態)となる。また、印加電圧の極性を変化させて、強誘電性液晶10を第1の強誘電状態とした場合(強誘電性液晶10の分子の長軸方向が、偏光板15aの偏光軸a及び偏光板51bの偏光軸bの何れとも一致しない場合)、液晶分子の長軸方向が偏光軸に対してある角度を持って傾くため、例えば補助光源からの光が透過し、液晶パネル20は白表示(透過状態)となる。なお、表示を行う場合には、補助光源以外の光源を利用することも可能である。
次に、図2を用いて強誘電性液晶10のスイッチング、即ち一方の強誘電状態から他方の強誘電状態への転移について説明する。図2のAに示す様に、強誘電性液晶10に印加される電圧を増加させ、光透過率が増加し始める電圧値をV1、さらに電圧を増加させ、光透過率の増加が飽和する電圧値をV2(正の閾値)とする。逆に、強誘電性液晶10に印加される電圧を減少させ、光透過率が減少し始める電圧値をV3,さらに電圧を減少させ、光透過率の減少が飽和する電圧値をV4(負の閾値)とする。ここで、光透過率の高い状態が第1の強誘電状態であり、光透過率の低い状態が第2の強誘電状態である。
例えば、強誘電性液晶10に、V2以上の電圧値を印加すると、強誘電性液晶は第1の強誘電性状態に転移し、その後電圧を印加せずとも(即ち、0V印加)、強誘電液晶は第1の誘電性状態を保持する。同様に、強誘電性液晶に、V4以下の電圧値を印加すると、強誘電性液晶は第2の強誘電性状態に転移し、その後電圧を印加せずとも(即ち、0V印加)、強誘電液晶は第2の誘電性状態を保持する。このように、強誘電性液晶は、正の閾値以上又は負の閾値以下の電圧を印加して、所定の強誘電性状態に転移させた後は、電圧を印加せずとも、そのままの状態を保持することとなる。
図3に、本発明に係る液晶パネル20、補助光源60、及び見切り板70の断面図を示す。液晶パネル20は、図3に示されるように、第1の透明ガラス基板11a、第2の透明ガラス基板11b、第1の透明ガラス基板11a上に設けられた走査電極13a、第2の透明ガラス基板11b上に設けられた信号電極13b、走査電極13a上に塗布され且つラビング処理された高分子配向膜14a、信号電極13b上に塗布され且つラビング処理された高分子配向膜14b、シール部材12、第1及び第2の透明ガラス基板11a及び11bの間に挟持されシール部材12によって封入された強誘電性液晶10、第1の透明ガラス基板11aの外側に設けられた第1の偏光板15a、及び第2の透明ガラス基板11bの外側に設けられた第2の偏光板15b等から構成した。
前述した様に、第1の偏光板15aの偏光軸aは、第2の強誘電状態にある場合の強誘電性液晶10の分子の長軸方向と一致させた。また、第2の偏光板15bの偏光軸bが、偏光軸aと90°方向が異なるように、第2の偏光板15bを配置した。
強誘電性液晶10としては、AZマテリアル社製の「Felix501」を用い、第1及び第2の透明ガラス基板11a及び11bの間に約1.7μmの厚さで挟持した。
補助光源60は、偏光板15aの下部の配置し、低消費電力と薄さを考慮して、有機ELセルを発光素子として用いた。また、見切り板70は、開口部71を有し、液晶パネル20の周囲領域を覆うように配置した。
図4に、図3で図示した液晶パネル20における、走査電極13a及び信号電極13b、見切り板及び偏光板の配置例を示す。図4の例では、33本の走査電極13a(Y1〜Ym)及び49本の信号電極13b(X1〜Xn)を設けた。よって、図中のYm−1はY32、YmはY33に相当し、Xn−1はX48、XnはX49に相当する。この内、見切り板70の開口部71内に設けられた表示領域には、表示領域用走査電極である走査電極Y2〜Ym−1及び表示領域用信号電極である信号電極X2〜Xn−1を配置した。走査電極Y2〜Ym−1及び信号電極X2〜Xn−1が交差する各ポイントが、液晶パネル20の表示画素(1457画素)となる。
表示領域の周囲に位置する周囲領域(見切り板70の開口部71の内周縁部近傍)には、周囲領域用走査電極である走査電極Y1とYm及び周囲領域用信号電極である信号電極X1とXnを配置した。また、周囲領域用走査電極Y1とYm及び周囲領域用信号電極X1とXnは、一本の電極で広い領域をカバーできるように、他の電極と比較して2倍の幅とした。図3および図4に図示するように、見切り板70の開口部71の内周縁部を走査電極Y1とYmおよび信号電極X1とXnにおける電極幅のほぼ中央とする位置に配置した。液晶パネル20の周囲領域に対応する強誘電性液晶10は、最外郭に位置する周囲領域用走査電極Y1とYm及び周囲領域用信号電極X1とXnによって、その表示色を制御することができる。
このように、見切り板70の開口部71の内周縁部を周囲領域用走査電極Y1とY33および周囲領域用信号電極X1とX49における電極幅のほぼ中央とする位置に配置することによって、見切り板70を第2の透明ガラス基板11b上面に設置する際に、見切り板70の設置位置が多少ずれた場合でも、見切り板における開口部の内周縁部が、常に周囲領域上に配置されることになる。よって、見切り板70の配置位置として、電極幅のほぼ中央とすることで最もマージンをもった位置となり、表示品位に影響を及ぼすことがない。
次に、図3および図4に図示するように、第1のガラス基板11aと第2のガラス基板11bの外側に偏光板15aと偏光板15bをそれぞれ配置した。偏光板15aと偏光板15bの外周縁部が、ちょうど周囲領域用走査電極Y1とYmおよび周囲領域用信号電極X1とXnを包含するように、偏光板15aと偏光板15bを配置した。液晶パネル20の外周囲の位置に対応する強誘電性液晶10は、偏光板が配置されていないため、黒や白などの表示を示さない。
このように、偏光板15aと偏光板15bとは、表示領域と周囲領域とに配置される。つまり周囲領域用電極を包含するように配置し、周囲領域用電極の外側に対応する無制御領域の位置には、両方の偏光板が配置されないようにする。このように配置することによって、表示に何ら関与しない領域において、黒白表示を行わないことが可能となる。また、基板より偏光板のサイズを小さくすることが可能となるため、必要最小限の偏光板面積を使用するので、低コストを実現できる。
本実施の形態では、基板サイズより小さく、周囲領域用電極を包含するように、光板15aと偏光板15bの両方を配置したが、どちらか一方の偏光板においてのみ、そのように配置しても構わない。その場合でも、同様な効果を得ることが出来る。
図5に、本実施形態における液晶表示装置100の概略ブロック構成図を示す。液晶表示装置100は、液晶パネル20、制御部21、駆動電圧波形制御回路22、各走査電極13a(X1〜Xn)に電圧波形を印加するための走査駆動電圧波形発生回路23、各信号電極13b(Y1〜Ym)に電圧波形を印加するための信号駆動電圧波形発生回路24
、太陽電池や2次電池等から構成される電源部25、表示データ記憶部27、RAM30、ROM31、液晶パネル20の周囲の温度を検出するための温度センサ41、時計回路50等を有するように構成した。また、液晶表示装置100は、液晶パネルの偏光板15a側に配置された補助光源60、補助光源のON/OFFを制御するための補助光源制御回路61、ユーザが補助光源のON/OFFを設定するための補助光源スイッチ62を有するように構成した。
制御部21は、RAM30又はROM31に予め記憶されたプログラムに従い、時計回路50から受信した時刻情報等を用いて表示データを作成し、表示データ記憶部27に記憶し、さらに時刻情報と対応した表示データが液晶パネル20に表示されるように、駆動電圧波形制御回路22に制御信号を出力するように構成した。また、時計回路50は、分解・組み立て・修理等が終了したした時点で、液晶パネル20をリセットするためのオールリセット信号を出力できるように構成した。さらに、図5には明記されないが、各液晶表示装置100の各構成は電源部25から電力供給を受けることできるように構成した。
また、制御部21は、後述するように、温度センサ41からの出力信号に基づいて、強誘電性液晶10の温度を確認し、スメクチックC相からスメチックA相への転移温度を超えた場合に、表示制御方法を切換えるように制御を行う。また、ユーザが、液晶表示装置100の周囲が暗い場合等に、補助光源スイッチ62をONすると、制御部21は、補助光源61を制御して補助光源60をONするように制御を行う。
図6に、液晶パネル20の各画素の駆動電圧波形の一例等を示す。図6(a)は1本の走査電極13aに印加される走査電圧波形の一例を示し、図6(b)は1本の信号電極13bに印加される信号電圧波形の一例を示し、図6(c)は(a)及び(b)の合成電圧波形を示し、図6(d)は合成電圧波形(c)が印加された画素の光透過率の一例を示す。
図6には2フレーム分の駆動電圧波形が示されており、図中「ON」は白表示、「OFF」は黒表示を示している。ここでは、1回の表示データに基づく表示を実行するために1つの走査期間を利用している。1フレームはリセット期間(Rs)及び走査期間から成り、1走査期間は選択期間(Se)及び非選択期間(NSe)から成る。
リセット期間(Rs)において、強誘電性液晶10は、直前の表示状態に拘らず、前半は白表示(透過状態)となる第1の強誘電状態に、後半は黒表示(非透過状態)となる第2の強誘電状態に、強制的にリセットされる。リセット期間(Rs)において、走査電圧波形(a)では、前半が+20V、後半が−20Vのリセットパルスが印加されている。また、信号電圧波形(b)では、+5Vと−5Vから構成される信号パルスが繰り返し印加されることとした。この結果、強誘電性液晶10の画素には、合成電圧波形(c)に応じた電圧、即ちリセット期間(Rs)の前半に正の閾値V2(図2参照)以上の電圧が、後半に負の閾値V4(図2参照)以下の電圧が印加されて、それぞれの強誘電状態にリセットされることとなる。リセット期間を設けることによって、強誘電性液晶を用いた液晶パネルにおいて、良好な表示を持続することが可能となる。
所定画素の表示データがON(白表示)の場合には、選択期間(Se)中に、選択パルス(図6(a)参照)と信号パルス(図6(b)参照)とによる正の閾値V2以上の電圧の合成電圧波形(c)が印加され、強誘電性液晶10は白表示(透過状態)となる第1の強誘電状態に選択される。また、非選択期間(NSe)では、この状態が保持され、白表示が持続する。
所定画素の表示データがOFF(黒表示)の場合には、選択期間(Se)中に負の閾値
V4以下の電圧の合成電圧波形(c)が印加され、強誘電性液晶10は黒表示(非透過状態)となる第2の強誘電状態に選択される。また、非選択期間(NSe)では、この状態が保持され、黒表示が持続する。
図7に、本実施形態における液晶パネル20の表示例を示す。図中701側が走査電極13aの末端側とし、702が信号電極13bの末端側とした。また、点線71は、見切り板70の開口部を示している。さらに、図中710は表示領域を、720は最外郭の走査電極Y1とYm及び信号電極X1とXnによってメモリ性液晶10が制御される周囲領域を、730は周囲領域外の無制御領域を示している。さらに、図中740は、後述する、表示領域710内の指標画素を示している。点線71は周囲領域720のほぼ中心に配置されるようにセットされている。また、偏光板は表示領域710および周囲領域720を覆うように配置し、周囲領域外の無制御領域730には配置してない。
本実施形態では、周囲領域720は、見切り板70が正確に配置されない場合にユーザに観察され得る領域、又は見切り板70の開口部71との隙間から覗け得る領域であるので、後述する方法によってその表示色を制御することとした。
図8に、制御部21が、液晶パネル20の周囲領域の表示色を制御するための第1の駆動電圧波形例を示す。図8(a)及び(b)は、走査駆動電圧波形発生回路23を介して最外郭の周囲領域用走査電極Y1及びYmに印加される1フレーム分の電圧波形を示し、図8(c)及び(d)は、信号駆動電圧波形発生回路24を介して最外郭の周囲領域用信号電極X1及びXnに印加される1フレーム分の電圧波形を示している。
図8に示す第1の駆動電圧波形例において、走査電圧波形(a)及び(b)では、リセット期間(Rs)の前半に−20V及び後半に+20Vのリセットパルスが印加され、信号電圧波形(c)及び(d)では、リセット期間(Rs)の前半に+20V及び後半に−20Vのリセットパルスが印加される。したがって、最外郭の走査電極Y1とYm及び信号電極X1とXnによって液晶が制御される周囲領域(図7の720参照)の強誘電性液晶10には、リセット期間の前半に閾値V4(図2参照)以下の電圧が印加され、リセット期間の後半には閾値V2(図2参照)以上の電圧が印加されて、第1の強誘電状態(白表示)に設定され、以後その状態を維持する。
図8では、最外郭の周囲領域用走査電極Y1とYm及び周囲領域用信号電極X1とXn以外の表示領域用走査電極Y2〜Ym−1及び表示領域用信号電極X2〜Xn−1に印加される駆動電圧波形は省略したが、所定の選択パルスと信号パルスによる合成駆動電圧波形が印加されて、液晶パネル20の表示領域(図7の710)には時計回路50から受信した時刻表示に対応した表示がなされる。なお、表示領域用走査電極Y2〜Ym−1及び表示領域用信号電極X2〜Xn−1では、周囲領域用走査電極(Y1及びYm)又は周囲領域用信号電極(X1及びXn)と交差するタイミングで、リセットパルスは印加されないものとする。
図8に示す第1の駆動電圧波形を印加する方法によれば、周囲領域(図7の720参照)を、最外郭の走査電極及び信号電極に同時にリセットパルスのみを印加することによって、白表示を維持させるように制御したので、表示領域との境目も所定の色が表示され、整然とした表示を保つことができた。
図9に、制御部21が、液晶パネル20の周囲領域の表示色を制御するための第2の駆動電圧波形例を示す。図9(a)及び(b)は、走査駆動電圧波形発生回路23を介して最外郭の周囲領域用走査電極Y1及びYmに印加される1フレーム分の電圧波形を示し、図9(c)及び(d)は、信号駆動電圧波形発生回路24を介して最外郭の周囲領域用信
号電極X1及びXnに印加される1フレーム分の電圧波形を示している。
図9に示す第2の駆動電圧波形例において、信号電圧波形(c)及び(d)では、第1のリセット期間(Rs)の前半に+20V及び後半に−20Vのリセットパルスが印加され、走査電圧波形(a)及び(b)では、第2のリセット期間(Rs)の前半に−20V及び後半に+20Vのリセットパルスが印加される。したがって、第1のリセット期間では、最外郭の信号電極X1とXnによって液晶が制御される周囲領域(図7の720参照)の一部の強誘電性液晶10には、リセット期間の前半に閾値V4(図2参照)以下の電圧が印加され、リセット期間の後半には閾値V2(図2参照)以上の電圧が印加される。また、第2のリセット期間では、最外郭の走査電極Y1とYmによって液晶が制御される周囲領域(図7の720参照)の一部の強誘電性液晶10には、リセット期間の前半に閾値V4(図2参照)以下の電圧が印加され、リセット期間の後半には閾値V2(図2参照)以上の電圧が印加される。第1及び第2のリセット期間によって、周囲領域(図7の720参照)の全てにおいて、第1の強誘電状態(白表示)に設定され、以後その状態を維持する。
図9では、最外郭の周囲領域用走査電極Y1とYm及び周囲領域用信号電極X1とXn以外の表示領域用走査電極Y2〜Ym−1及び表示領域用信号電極X2〜Xn−1に印加される駆動電圧波形は省略したが、所定の選択パルスと信号パルスとの合成駆動電圧波形が印加されて、液晶パネル20の表示領域(図7の710)には時計回路50から受信した時刻表示に対応した表示がなされる。なお、表示領域用走査電極Y2〜Ym−1及び表示領域用信号電極X2〜Xn−1では、周囲領域用走査電極(Y1及びYm)又は周囲領域用信号電極(X1及びXn)と交差するタイミングではリセットパルスは印加されないものとする。
図9に示す第2の駆動電圧波形を印加する方法によれば、周囲領域(図7の720参照)を、最外郭の走査電極及び信号電極に別々にリセットパルスのみを印加することによって、白表示を維持させるように制御したので、表示領域との境目でも所定の色が表示され、整然とした表示を保つことができた。
周囲領域用走査電極及び周囲領域用信号電極に別々のタイミングでリセットパルスを印加するようにしたのは、図8に示すように同時に印加すると、走査電極と信号電極との交点では、他の位置に比べて2倍の電圧が印加されることとなり、強誘電性液晶10の耐電圧を超えてしまう可能性があるからである。そこで、図9に示す方法では、リセットパルスを2回に分けて印加するように構成した。
図10に、制御部21が、液晶パネル20の周囲領域の表示色を制御するための第3の駆動電圧波形例を示す。図10(a)〜(d)は、走査駆動電圧波形発生回路23を介して走査電極Y1、Y2、Ym−1及びYmに印加される1フレーム分の電圧波形を示し、図10(e)〜(h)は、信号駆動電圧波形発生回路24を介して信号電極X1、X2、Xn−1及びXnに印加される1フレーム分の電圧波形を示している。
図10に示す第3の駆動電圧波形例では、図10(a)〜(d)に示すように、全ての走査電極Y1〜Ymのリセット期間(Rs)の前半に−20V及び後半に+20Vのリセットパルスが印加され、全ての信号電極X1〜Xnはリセット期間中0Vが印加される。また、最外郭の信号電極X1及びXnでは、1フレーム期間中0Vが印加される。したがって、走査電極及び信号電極が配置される全ての領域(表示領域及び周囲領域)において、リセット期間の前半に閾値V4(図2参照)以下の電圧が印加され、リセット期間の後半には閾値V2(図2参照)以上の電圧が印加されて、第1の強誘電状態(白表示)に設定され、以後その状態を維持する。
図10では、走査電極Y3〜Ym−2及び信号電極X3〜Xn−2に印加される駆動電圧波形は省略したが、所定の選択パルスと信号パルスとの合成駆動電圧波形が印加されて、液晶パネル20の表示領域(図7の710)には時計回路50から受信した時刻表示に対応した表示がなされる。
このように、少なくとも3つの方法に従って、周囲領域用走査電極Y1とYm及び最外郭の周囲領域用信号電極X1とXnによって液晶が制御される周囲領域(図7の720参照)の表示色を制御することが可能となった。上記3つの方法では、周囲領域の液晶を白表示とするように制御したが、周囲領域の液晶を常に表示領域の背景色と同じ色に制御することも可能である。例えば、表示領域に表示するための表示データの各画素の色を制御部21等でカウントし、最大個数の色を周囲領域のメモリ性液晶10が表示するように制御すれば良い。
また、表示領域中に指標画素を設定し(例えば、図7の740参照)、指標画素が表示する色を周囲領域の液晶が表示するように制御することも可能である。なお、指標画素は、1画素でも複数画素でも良く、複数画素の場合には、複数画素の平均画像濃度を求めて、周囲領域の液晶が求めた平均画像濃度を有するように制御すれば良い。
周囲領域における液晶の表示色は、液晶パネル20の電源がONされた時点で、強誘電性液晶10が指定した状態を維持するように制御すれば良いので、原則的には、液晶パネル20の初期設定時(初めて、走査電極及び信号電極に電圧が印加された時等)のみに周囲領域のおける液晶の表示色を設定しさえすれば良い。しかしながら、分解・組み立て・修理等によって、時計回路50が液晶パネル20をリセットするためにオールリセット信号を出力した場合、液晶パネル20の電源もリセットされることとなり、強誘電性液晶10の状態が不安定となる場合がある。そこで、時計回路50が、オールリセット信号を出力した場合には、再度周囲領域の液晶の表示色を設定することが望ましい。具体的には、制御部21は、時計回路50からのオールリセット信号を検出可能とし、検出した場合には、図8〜図10を用いて説明された3つの方法の内、1つの方法を用いて、周囲領域の液晶の表示色を設定すれば良い。
図11に、液晶パネル200における、走査電極13a及び信号電極13bの他の配置例を示す。図11の例では、35本の走査電極13a(Y1〜Ym)及び52本の信号電極13b(X1〜Xn)を設けた。図4に示す液晶パネル20が、周囲領域に上下1本づつ最外郭の周囲領域用走査電極Y1とYmを配置し、左右1本づつの最外郭の周囲領域用信号電極X1とXnを配置したのに対して、図11示す液晶パネル200では、周囲領域に上下2本づつの走査電極Y1、Y2、Ym−1及びYmを配置し、左右2本づつの信号電極X1、X2、Xn−1及びXnを配置した。また、周囲領域に配置した走査電極及び信号電極の幅は、全て表示領域に配置されている電極と同じ幅である。なお、液晶パネル200における表示領域の表示画素数は1457画素であって、図4の液晶パネル20と同様である。
図11に示す液晶パネル200を図7の表示例で示すと、表示領域710には、表示領域用走査電極Y3からYm−2および表示領域用信号電極X3からXn−2が配置されており、周囲領域720には、周囲領域用走査電極Y1、Y2、Ym−1およびYm、周囲領域用信号電極X1、X2、Xn−1およびXnが配置されていることになる。
図11に示す液晶パネル200を利用する場合には、図4の液晶パネル20の走査電極Y1に印加した駆動電圧波形を液晶パネル200のY1及びY2に印加し、図4の液晶パネル20の走査電極Ymに印加した駆動電圧波形を液晶パネル200のYm−1及びYm
に印加し、図4の液晶パネル20の信号電極X1に印加した駆動電圧波形を液晶パネル200のX1及びX2に印加し、図4の液晶パネル20の信号電極Xnに印加した駆動電圧波形を液晶パネル200のXn−1及びXnに印加するようにすれば良い。図11に示す液晶パネル200の他の制御方法は、図4に示す液晶パネル20に対するものと同様である。
このように、周囲領域用走査電極または周囲電極用信号電極は複数本であっても構わない。その場合には、見切り板70における開口部71の内周縁部は、周囲領域用走査電極Y1とY2との電極幅の中心位置、つまりY1とY2の間に配置される。同様に、周囲領域用走査電極Ym−1とYmとの間、周囲領域用信号電極X1とX2との間、周囲領域用信号電極Xn−1とXnとの間に見切り板70における開口部71の内周縁部を配置する。
また、偏光板は図7で図示したように表示領域710および周囲領域720を覆うように配置し、周囲領域外の無制御領域730には配置してない。つまり、基板サイズより小さい偏光板の外周縁部が、最外郭の位置にある周囲領域用走査電極Y1、Ymおよび周囲領域用信号電極X1、Xnを覆うように、つまり表示領域と周囲領域とを包含するように偏光板を配置する。
図11では、周囲領域用走査電極及び周囲領域用信号電極を最外郭に位置する2本を対象にしたが、2本以上あっても構わない。また、最外郭に位置する電極を必ず周囲領域用電極としなくても構わない。例えば、表示領域が小さくなると、その表示領域の外側周囲に配置される走査電極および信号電極の本数は多くなるが、その場合、表示領域の周囲に配置された全ての電極を周囲領域用電極とする必要は無い。具体的には、図11で図示した各電極のうち、走査電極Y4からYm−3を表示領域用走査電極とし、信号電極X4からXn−3を表示領域用走査電極とすると、それ以外の走査電極Y1、Y2、Y3、Ym−2、Ym−1、Ymおよび信号電極X1、X2、X3、Xn−2、Xn−1、Xnには表示データは表示されない。
よって、それらの走査電極及び信号電極のうち、走査電極Y2、Y3、Ym−2、Ym−1を周囲領域用走査電極とし、信号電極X2、X3、Xn−2、Xn−1を周囲領域用信号電極として、図8から図10に図示した3つの駆動方法の内、1つの駆動方法を用いて、周囲領域の表示色を設定する。最外郭に位置する走査電極Y1とYm、信号電極X1とXnついては、周囲領域の外側の無制御領域に配置された電極となり、電圧は印加されず、表示を行わず、表示色も設定されない。つまり、周囲領域用走査電極および周囲電極用信号電極とは、図4から図8で図示したような、駆動電圧波形が印加され、表示色が設定される電極が対象となる。
このように、複数本の周囲領域用走査電極および周囲領域用信号電極が配置されている場合には、周囲領域に配置された複数の走査電極における電極幅の中心位置に見切り板の開口部の内周縁部を配置し、また、無制御領域には偏光板を配置しないようにする。よって、無制御領域に電極が配置されていても、電圧は印加されず、偏光板も配置されないため、表示は行われない。
本実施の形態では、光学機能フィルムとして偏光板の配置について説明したが、光学機能フィルムである位相差板を用いた場合でも、同様である。
また、メモリ性液晶は、環境温度に応じて複数の相状態を取ることが知られている。例えば、メモリ性液晶では、通常の表示を行うための相状態ではメモリ特性を有しているが、温度が上昇して他の相に転移してしまうと、メモリ特性が消滅してしまう場合がある。
図12に、本実施形態で用いる強誘電性液晶10の温度特性を示す。強誘電性液晶10は、−20℃〜72℃の温度範囲では、スメクチックC相の状態にあり、図2にAとして示したヒステリシス特性を示す。また、72℃〜80℃の温度範囲ではスメクチックA相の状態を、80℃〜85℃の温度範囲ではネマチック相の状態を、85℃以上では等方性相の状態を示す。所定の相状態から他の相状態に転移する温度を転移温度と言う。
強誘電性液晶10は、72℃(相転移温度)以上となると、図2にBとして示すような印加電圧に対して透過光量が正比例するような特性を示し、スメクチックC相の状態で示していたメモリ特性を喪失してしまう。したがって、液晶パネル20の周囲温度が、一旦72℃以上となった後、温度が低下してスメクチックC相へ復帰した場合(図12の矢印参照)、強誘電性液晶10は、再度メモリ特性を示すようになるが、スメクチックC相へ復帰した場合、スメクチックA相に転移する前に保持していた状態に復帰するとは限らない。
そこで、温度センサ(図5の41参照)によって、強誘電性液晶10が、スメクチックA相に移行後、再度スメクチックC相に復帰した場合には、再度周囲領域の液晶の表示色を設定することが望ましい。具体的には、制御部21は、温度センサ41からの温度信号を検出し、一旦72℃以上となった後、温度が72℃未満となった場合には、図8〜図10を用いて説明された3つの方法の内の1つの方法を用いて、周囲領域の液晶の表示色を設定すれば良い。
液晶パネルの構成例を示す図である。 メモリ性液晶の印加電圧と光透過率との関係を示す図である。 液晶パネルの断面を示す概念図である。 液晶パネルの駆動電極の配置例を示す図である。 液晶表示装置のブロック構成図である。 液晶パネルに印加される駆動電圧波形の一例を示す図である。 液晶表示装置の表示例を示す図である。 本発明に係る液晶表示装置における駆動電圧波形印加方法の一例を示す図である。 本発明に係る液晶表示装置における駆動電圧波形印加方法の他の例を示す図である。 本発明に係る液晶表示装置における駆動電圧波形印加方法のさらに他の一例を示す図である。 液晶パネルの駆動電極の配置例を示す図である。 強誘電性液晶の温度特性を示す図である。
符号の説明
10 強誘電性液晶
11a、11b 透明ガラス基板
13a、Y1〜Ym 走査電極
13b、X1〜Xn 信号電極
15a、15b 偏光板
20、200 液晶パネル
21 表示制御回路
23 走査駆動電圧波形発生回路
24 信号駆動電圧波形発生回路
25 電源部
41 温度センサ
60 補助光源
62 補助光源スイッチ

Claims (3)

  1. 表示領域と前記表示領域の周囲に位置する周囲領域とを有する液晶表示装置であって、
    第1及び第2の基板間に挟持され、第1の安定状態と第2の安定状態とを有するメモリ性液晶層と、前記第1の基板上において前記表示領域に対応する位置に配置された表示領域用走査電極と、前記第2の基板上において前記表示領域に対応する位置配置された表示領域用信号電極と、前記第1の基板上において前記表示領域用走査電極の外側であって、前記周囲領域に対応する位置に配置された周囲領域用走査電極と、前記第2の基板上において前記表示領域用信号電極の外側であって、前記周囲領域に対応する位置に配置された周囲領域用信号電極とを有し、
    前記第1又は第2の基板の外側には、前記第1又は第2の基板の周囲を覆う見切り板が設けられ、該見切り板における開口部の内周縁部の位置が、前記周囲領域上に配置されていることを特徴としたメモリ性液晶表示装置。
  2. 前記見切り板における開口部の内周縁部の位置は、前記周囲領域に配置された前記周囲領域用走査電極又は前記周囲領域用信号電極の幅における中心位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のメモリ性液晶表示装置。
  3. 前記第1又は第2の基板の外側には、光学機能フィルムが設置され、該光学機能フィルムは前記表示領域と前記周囲領域とに対応する位置に配置され、前記周囲領域の外側にある無制御領域には配置されないことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のメモリ性液晶表示装置。

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