JP2006226622A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Yasuki Hamano
泰樹 浜野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】冷蔵庫の吸熱量が低い状態等においても、高性能な脱臭機能を有する冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵室22のダクトカバー内に、吐出風路29と吸込風路30と独立した脱臭専用風路31を設け、脱臭専用風路31内に脱臭触媒32と脱臭専用ファン33を配置することで、冷蔵室22の吐出風路29や吸込風路30内の冷却された空気の影響を受けることなく、脱臭専用ファン33を自由に運転できるため、脱臭専用ファン33の運転率を上げることが容易であり、脱臭性能を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、脱臭機能を備えた冷蔵庫に関するものである。
従来、脱臭機能を備えた冷蔵庫において、庫内を冷却する風路(ダクト)内に脱臭フィルターを配設したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図13は従来の冷蔵庫の要部縦断面図である。
図13において、1は冷蔵庫本体で中仕切り2により冷凍室3と冷蔵室4とに区画されている。圧縮機の運転により冷却器6は冷却され、冷蔵庫本体1内の空気は、冷却用ファン5の運転による強制対流により冷却器6を通過することで冷却される。冷却された空気は、冷蔵室吐出ダクト9を介して、冷蔵室吐出口10から吐出された冷気が冷蔵室4内に開放され、冷蔵室戻り口11から中仕切り2の内部に設けられた冷蔵室戻りダクト12を介して再び冷却器6へと循環することで冷蔵室4の冷却を行う。この時、通常は、冷蔵室吐出ダクト9内に設けられた冷蔵室用ダンパ(図示せず)の開閉動作により、冷蔵室4の温度調整を行い、冷蔵室用ダンパが開放状態である冷蔵室4の冷却中に冷蔵室4内の臭気を含んだ空気が冷蔵室戻り口11に配設された脱臭フィルター13を通過することにより、冷蔵室4の脱臭を行う。一方、冷却器6を通過することで冷却された空気は、冷凍室吐出口7から冷凍室3内にも開放され、冷凍室戻り口8から再び冷却器6へと循環することで冷凍室3は冷却される。冷凍室3がある一定の温度以下に達すれば、圧縮機と冷却用ファンを停止し、ある一定の温度以上に達すれば圧縮機と冷却用ファンを運転することで冷凍室の温度調節を行う。
従って、圧縮機の運転により冷却された冷却器6と冷却用ファン5の強制対流により、冷蔵室用ダンパが開放状態である冷蔵室4の冷却中に冷蔵室4内の臭気を含んだ空気が脱臭フィルター13を通過することにより冷蔵室4の脱臭ができるというものである。
特開平5−203336号公報
しかしながら、上記従来の構成では、冷蔵室4の非冷却中、つまり冷蔵室4が十分に冷却され冷蔵室用ダンパが閉塞状態である場合や、圧縮機の停止中は冷蔵室4内の空気の対流がなくなるため、冷蔵室4内の臭気を含んだ空気は脱臭フィルター13を通過することができず冷蔵室4の脱臭はできない。また、脱臭性能を上げるために、冷却用ファン5が運転している状態で冷蔵室用ダンパを開放する時間をむやみに延長することは、冷却された空気を冷蔵室4内にむやみに導入することになるため、冷蔵室4が過冷となる。従って、例えば外気温度の低い場合や真空断熱材の採用等により冷蔵庫箱体の吸熱量が低く抑えられた場合には、冷蔵室用ダンパの開度率や圧縮機の運転率が大きく低下するので、脱臭性能が劣化してしまうという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、冷蔵庫の吸熱量が低い状態においても、冷蔵室用ダンパの開度率や圧縮機の運転率に依存することなく、高性能な脱臭性能を有する冷蔵庫を提供することを目的とする。
外箱と内箱との間に真空断熱材と硬質ウレタンフォームを充填し、断熱区画壁にて上部に冷蔵室を下部に冷凍室を備え、冷蔵室内に吐出風路と吸込風路を有したダクトカバーに独立した脱臭専用風路を形成し、内部に脱臭触媒と脱臭専用ファンを配置したものである。
これによって、冷蔵室の吐出風路や吸込風路内の冷却された空気の影響を受けることなく、脱臭専用ファンを自由に運転することができる。
本発明の冷蔵庫は、冷蔵室内に吐出風路と吸込風路を有したダクトカバーに独立した脱臭専用風路を形成し、内部に脱臭触媒と脱臭専用ファンを配置したことにより、冷蔵室の吐出風路や吸込風路内の冷却された空気の影響を受けることなく、脱臭専用ファンを自由に運転できるため、脱臭専用ファンの運転率を上げることが容易であり、脱臭性能を向上することができる。
請求項1に記載の発明は、外箱と内箱との間に真空断熱材と硬質ウレタンフォームを充填し、断熱区画壁にて上部に冷蔵室を下部に冷凍室を備え、冷蔵室内に吐出風路と吸込風路を有したダクトカバーに独立した脱臭専用風路を形成し、内部に脱臭触媒と脱臭専用ファンを配置したことにより、冷蔵室の吐出風路や吸込風路内の冷却された空気の影響を受けることなく、脱臭専用ファンを自由に運転できるため、脱臭専用ファンの運転率を上げることが容易であり、脱臭性能を向上することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記冷蔵室吸込風路内に脱臭触媒をさらに配置したものであり、冷蔵室冷却中の脱臭性能をさらに向上することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、冷蔵室の非冷却中で冷凍室の冷却中も脱臭ファンを運転させることにより、冷蔵室冷却中だけでなく、冷凍室のみを冷却するモードにおいても、脱臭専用ファンを運転することで、脱臭専用ファンの運転率を上げることができ、脱臭性能を向上することが可能となる。また、冷凍室を冷却するモードにおいては、冷蔵室は非冷却中であり、この時、冷蔵室内は上部の温度が高く、下部の温度が低くなり、上下方向の温度差が大きくなる傾向にあるが、冷蔵室の非冷却中にも脱臭専用ファンを運転することで、下部の比較的低い温度の空気を上部に流入させることができるので、冷蔵室内の均温化にも繋がる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、圧縮機の停止中も脱臭専用ファンを運転することにより、脱臭専用ファンの運転率を上げることができ、脱臭性能をさらに向上することが可能となる。また、圧縮機停止中は、冷蔵室は非冷却中であり、この時、冷蔵室内は上部の温度が高く、下部の温度が低くなり、上下方向の温度差が大きくなる傾向にあるが、冷蔵室の非冷却中にも脱臭専用ファンを運転することで、下部の比較的低い温度の空気を上部に流入させることができるので、冷蔵室内の均温化にも繋がる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、冷蔵室ドア開閉検知手段を冷蔵庫に設け、冷蔵室ドアが開放している間は脱臭専用ファンの運転を強制的に停止し、冷蔵室ドアの開放後に再び冷蔵室ドアが閉められた場合には、脱臭専用ファンをある一定時間強制的に運転することにより、消費者が冷蔵室ドアを開放し、食品を冷蔵室内に入れた場合には、冷蔵室ドアが閉塞されてから一定時間、脱臭専用ファンを強制運転することで、迅速に冷蔵室内の臭気強度を低減することが可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、ある一定時間強制的に脱臭専用ファンを運転させる脱臭制御ボタンを設けたことにより、使用者が冷蔵室内の臭気に気付いた場合には、脱臭制御ボタンを押すことにより、迅速に冷蔵室内の臭気を低減する事ができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明において、冷蔵室内の臭気強度を検知する臭気強度検知センサーを冷蔵室に設け、臭気強度がある上限値以上に達した場合には脱臭専用ファンを強制的に運転し、ある下限値以下に臭気強度が低下した場合には脱臭専用ファンを強制的に停止することにより、冷蔵室内の臭気強度を常に低い状態にたもつことが可能になるとともに、必要以上に脱臭専用ファンを運転しないので省エネにも繋がる。
以下、本発明による冷蔵庫の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1を図1と図2に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の概略正面図、図2は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の概略断面図である。
図1と図2において、20は冷蔵庫本体で、金属からなる外箱とABSなどの合成樹脂からなる内箱とから形成され、外箱と内箱との間に形成される空間は、真空断熱材(図示せず)を配設した後に、硬質ウレタンフォームが発泡充填された構成となっており、断熱仕切壁21により上部に冷蔵室22と下部に冷凍室23を形成している。
冷蔵室22の背面には、冷蔵室吐出風路29と、冷蔵室吸込風路30と、冷蔵室吐出風路29及び冷蔵室吸込風路30とは独立した風路構成である脱臭専用風路31が配設されたダクトカバー22aを有し、脱臭専用風路31内には、脱臭触媒32と脱臭専用ファン33が配置され、風路内において、脱臭専用ファン33は脱臭触媒32の下流側に配置している。
そして、冷蔵室吐出風路29はダクトカバー22aの左側部に、冷蔵室吸込風路30はダクトカバー22aの右側部の下部に設け、脱臭専用風路31はダクトカバー22aの右側部の上部に設け、冷蔵室吸込風路30と脱臭専用風路31とは略同一線に位置している。また、脱臭専用風路31は下部に吸込み口、上部に吐出口を形成している。そして、冷蔵室内の棚22bは、少なくとも脱臭専用風路31の吸込み口と吐出口との間に配置する構成としている。
また、脱臭触媒32は、マンガン、アルミナ、珪素などの酸化物をコルゲートハニカム状に成型したもので、セル数は100セル〜300/平方インチ程度としている。
冷却サイクルは圧縮機24と、凝縮器25と、減圧手段(図示せず)と、冷蔵室22及び冷凍室23を冷却するための冷却器26と冷却用ファン27とにより構成され、冷却用ファン27の強制対流により、冷蔵室22内の空気は冷蔵室吸込風路30を介して冷却器26で熱交換され、冷却された空気が開放状態の冷蔵室用ダンパ28と冷蔵室吐出風路29を介して冷蔵室22内に流入することで、冷蔵室22の冷却を行う。同時に、冷却用ファン27の強制対流により、冷却器26で熱交換され、冷却された空気は冷凍室23内にも流入し、冷凍室23の冷却を行う。
冷蔵室22がある一定の温度以下に下がると、冷蔵室用ダンパ28は閉塞され、冷蔵室22は非冷却となり、冷凍室23の冷却のみが行われる。冷凍室23の温度がある一定の温度以下にさがると、圧縮機24を停止し、冷凍室23も非冷却となる。
冷蔵室22内の食品の投入等により臭気を帯びた空気は、脱臭専用ファン33の強制対流により脱臭触媒32を通過し、脱臭される。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作について説明する。
脱臭専用風路31は冷蔵室吐出風路29及び冷蔵室吸込風路30とは独立した構成となっているため、冷蔵室吐出風路29や冷蔵室吸込風路30内の冷却された空気の影響を受けることなく、脱臭専用ファン33を自由に運転できるため、脱臭専用ファン33の運転率を上げることが容易であり、特に真空断熱材を用いた冷蔵庫においては、吸熱量の低減に伴う運転率の低下の影響を受けることなく冷蔵室内の脱臭性能を向上することが可能となる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2を、図3と図4に基づいて説明する。図3は本発明の実施の形態2における冷蔵庫の概略正面図、図4は本発明の実施の形態2における冷蔵庫の概略断面図である。なお、実施の形態1と同一構成については同一符号を付してその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図3と図4において、34は冷蔵室吸込風路30内に配置された脱臭触媒である。脱臭触媒34は脱臭触媒32と同様、マンガン、アルミナ、珪素などの酸化物をコルゲートハニカム状に成型したもので、セル数は100セル〜300/平方インチ程度としている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作について説明する。
脱臭専用風路31内に配置された脱臭専用ファン33の強制対流による脱臭効果に加えて、脱臭触媒34を冷蔵室吸込風路30内に配置することで、冷却用ファン27が運転され、冷蔵室用ダンパ28が開放状態である冷蔵室22の冷却中は、冷却用ファン27の強制対流により、冷蔵室22内の臭気を帯びた空気が脱臭触媒34内を通過するため、脱臭効果を増大することが可能となる。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3を、図5に基づいて説明する。図5は本発明の実施の形態3における冷蔵庫の運転タイムチャートである。なお、実施の形態1と実施の形態2と同一構成については同一符号を付してその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
冷蔵室用ダンパ28が開放状態である冷蔵室22と冷凍室23の冷却中に脱臭専用ファン33を運転するだけでなく、冷蔵室用ダンパ28が閉塞し、冷凍室23を冷却するモードにおいても、脱臭専用ファン33を運転することで、脱臭専用ファン33の運転率を上げることができ、脱臭性能を向上することが可能となる。また、冷蔵室用ダンパが閉塞し、冷凍室を冷却するモードにおいては、冷蔵室22は非冷却中であり、この時、冷蔵室22内は上部の温度が高く、下部の温度が低くなり、上下方向の温度差が大きくなる傾向にあるが、冷蔵室22の非冷却中にも脱臭専用ファン33を運転することで、下部の比較的低い温度の空気を上部に流入させることができるので、冷蔵室22内の均温化にも繋がる。
(実施の形態4)
以下、本発明の実施の形態4を、図6に基づいて説明する。図6は本発明の実施の形態4における冷蔵庫の運転タイムチャートである。なお、実施の形態1から実施の形態3と同一構成については同一符号を付してその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
冷蔵室用ダンパ28が開放状態である冷蔵室22と冷凍室23の冷却中に脱臭専用ファン33を運転するだけでなく、冷蔵室用ダンパ28が閉塞し、冷凍室23を冷却するモードにおいても、脱臭専用ファン33を運転し、また、圧縮機24の停止中も脱臭専用ファン33の運転を行うことで、脱臭専用ファン33の運転率を上げることができ、脱臭性能を向上することが可能となる。また、冷蔵室用ダンパが閉塞し、冷凍室を冷却するモード及び圧縮機停止中においては、冷蔵室22は非冷却中であり、この時、冷蔵室22内は上部の温度が高く、下部の温度が低くなり、上下方向の温度差が大きくなる傾向にあるが、冷蔵室22の非冷却中にも脱臭専用ファン33を運転することで、下部の比較的低い温度の空気を上部に流入させることができるので、冷蔵室22内の均温化にも繋がる。
(実施の形態5)
以下、本発明の実施の形態5を、図7と図8に基づいて説明する。図7は本発明の実施の形態5における冷蔵庫の概略断面図、図8は本発明の実施の形態5における冷蔵庫の運転タイムチャートである。なお、実施の形態1から実施の形態4と同一構成については同一符号を付してその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図7において、35は冷蔵室ドア、36は冷蔵室ドア35のドア開放状態、閉止状態を検知する冷蔵室ドア開閉検知手段である。
以上のように構成された冷蔵庫について、脱臭専用ファン33の運転のタイミングについて図8のタイミングチャートに基づいて説明する。
冷蔵室ドア開閉検知手段36により冷蔵室ドア35が開放されたと検知されれば、冷却用ファン27及び脱臭専用ファン33は強制停止される。冷蔵室ドア開閉検知手段36により冷蔵室ドア35の解放後、再び冷蔵室ドア35が閉められたと検知されると、脱臭専用ファン33はある一定時間、強制的に運転を行う。
以上のように、冷蔵室ドア35の解放後、再び冷蔵室ドア35が閉められた場合に、脱臭専用ファン33をある一定時間、強制的に運転させることにより、消費者が冷蔵室ドア35を開放し、食品を冷蔵室22内に入れた場合には、冷蔵室ドア35が閉塞されてからある一定時間、脱臭専用ファン33を強制運転することで、迅速に冷蔵室22内の臭気強度を低減することが可能となる。
(実施の形態6)
以下、本発明の実施の形態6を、図9と図10に基づいて説明する。図9は本発明の実施の形態6における冷蔵庫の概略断面図、図10は本発明の実施の形態6における冷蔵庫の運転タイムチャートである。なお、実施の形態1から実施の形態5と同一構成については同一符号を付してその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図9において、37はある一定時間、脱臭専用ファン33を強制運転させる脱臭制御ボタンである。
以上のように構成された冷蔵庫について、脱臭専用ファン33の運転のタイミングについて図10のタイミングチャートに基づいて説明する。
脱臭制御ボタン37を押すことにより脱臭専用ファン33はある一定時間、強制的に運転される。
以上のように脱臭制御ボタン37を冷蔵庫に設けることにより、消費者が冷蔵室22内の臭いを気にした場合には、脱臭制御ボタン37を押すことで、迅速に冷蔵室22内の臭気強度を低減することができる。
(実施の形態7)
以下、本発明の実施の形態7を、図11と図12に基づいて説明する。図11は本発明の実施の形態7における冷蔵庫の概略断面図、図12は本発明の実施の形態7における冷蔵庫の運転タイムチャートである。なお、実施の形態1から実施の形態6と同一構成については同一符号を付してその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図11において、38は冷蔵室22内の臭気強度を検知する臭気強度検知手段としての臭気強度検知センサーである。
以上のように構成された冷蔵庫について、脱臭専用ファン33の運転のタイミングについて図12のタイミングチャートに基づいて説明する。
冷蔵室22内の臭いが強くなり、臭気強度が上昇し、臭気強度検知センサー38で検知する臭気強度がある上限値に達すると、脱臭専用ファン33は運転を強制的に開始する。脱臭専用ファン33の運転により、冷蔵室22内6の臭いが弱くなり、臭気強度が下降し、臭気強度検知センサー38で検知する臭気強度がある下限値に達すると、脱臭専用ファン33は運転を強制的に停止する。
以上のように、臭気強度検知センサー38を冷蔵庫に設けることにより、臭気強度がある上限値以上に達した場合には脱臭専用ファン33を強制的に運転し、ある下限値以下に臭気強度が低下した場合には脱臭専用ファン33を強制的に停止することで、冷蔵室22内の臭気強度を常に低い状態に保つことが可能となる。また、必要以上に脱臭専用ファン33を運転しないので省エネにも繋がる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、冷蔵室の吐出風路と吸込風路とは全く独立した脱臭専用風路内に脱臭触媒と脱臭専用ファンを配置することで、冷蔵室の吐出風路や吸込風路内の冷却された空気の影響を受けることなく、脱臭専用ファンを自由に運転できるため、脱臭専用ファンの運転率を上げることが容易であり、脱臭性能を向上することが可能となるので、同様の脱臭機能を備えた冷蔵庫や収納器具等にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の概略正面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の概略断面図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の概略正面図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の概略断面図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫の運転タイムチャート 本発明の実施の形態4における冷蔵庫の運転タイムチャート 本発明の実施の形態5における冷蔵庫の概略断面図 本発明の実施の形態5における冷蔵庫の運転タイムチャート 本発明の実施の形態6における冷蔵庫の概略断面図 本発明の実施の形態6における冷蔵庫の運転タイムチャート 本発明の実施の形態7における冷蔵庫の概略断面図 本発明の実施の形態7における冷蔵庫の運転タイムチャート 従来の冷蔵庫の要部縦断面図
符号の説明
20 冷蔵庫本体
22 冷蔵室
22a ダクトカバー
23 冷凍室
24 圧縮機
25 凝縮器
26 冷却器
27 冷却用ファン
28 冷蔵室用ダンパ
29 吐出風路
30 吸込風路
31 脱臭専用風路
32 脱臭触媒
33 脱臭専用ファン
34 脱臭触媒
35 冷蔵室ドア
36 冷蔵室ドア開閉検知手段
37 脱臭制御ボタン
38 臭気強度検知センサー(臭気強度検知手段)

Claims (7)

  1. 外箱と内箱との間に真空断熱材と硬質ウレタンフォームを充填し、断熱区画壁にて上部に冷蔵室を下部に冷凍室を備え、冷蔵室内に吐出風路と吸込風路を有したダクトカバーに独立した脱臭専用風路を形成し、内部に脱臭触媒と脱臭専用ファンを配置したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記冷蔵室吸込風路内に脱臭触媒をさらに配置したことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 冷蔵室の非冷却中で冷凍室の冷却中も脱臭ファンを運転させることを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 圧縮機の停止中も脱臭専用ファンを運転することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 冷蔵室ドア開閉検知手段を冷蔵庫に設け、冷蔵室ドアが開放している間は脱臭専用ファンの運転を強制的に停止し、冷蔵室ドアの開放後に再び冷蔵室ドアが閉められた場合には、脱臭専用ファンをある一定時間強制的に運転することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. ある一定時間強制的に脱臭専用ファンを運転させる脱臭制御ボタンを設けたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 冷蔵室内の臭気強度を検知する臭気強度検知手段を冷蔵室に設け、臭気強度がある上限値以上に達した場合には脱臭専用ファンを強制的に運転し、ある下限値以下に臭気強度が低下した場合には脱臭専用ファンを強制的に停止することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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