JP2006225443A - 接着剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定した剥離強度が得られる親展葉書用に好適な接着剤組成物を提供すること。
【解決手段】ガラス転移温度が−70〜10℃で重量平均分子量が110,000〜500,000である樹脂(A)と活性エネルギー線硬化性化合物(B)とからなり、上記樹脂(A)と上記化合物(B)の合計を100質量%としたときに、上記樹脂(A)が1〜30質量%であり、上記化合物(B)が70〜99質量%からなることを特徴とする活性エネルギー線硬化性接着剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、活性エネルギー線硬化性接着剤組成物に関し、さらに詳しくは紙基材に塗工し、光沢を付与し印刷印字を保護し、加圧や加圧加熱により塗工面同士が接着し、さらに剥離が可能な親展葉書に有用な活性エネルギー線硬化性接着剤組成物に関する。
近年、情報の印字方式や、通知物のコスト削減のために、親展性を有する葉書が封書に急速に代わりつつある。これらのなかでも活性エネルギー線硬化型接着剤を使用した親展性を有する葉書は、圧着後経時による剥離強度や塗工硬化後長時間放置した場合でも剥離強度の変化が少なく、さらに光沢や湿熱による剥離強度の変化が少ないことにより需要が増えてきている。
特許文献1には、ポリマー15〜70質量%と反応性希釈剤30〜85質量%と光重合開始剤0〜20質量%とを含有してなる接着剤の発明が開示されているが、ポリマー量が多いと光重合成性が悪くなる傾向にあり、剥離強度の経時変化も多くなる傾向がある。
特許文献2に記載の接着剤では、重量平均分子量が10,000〜100,000のアクリル系共重合体と希釈モノマーと光重合開始剤を使用しているが、上記ポリマーの重量平均分子量が低いために、該接着剤は目標とする剥離強度が得られがたいし、接着強度の経時変化も多くなる。
特開2000−212232号公報 特開2000−136320号公報
ところが、現在、親展性を有する葉書に使用されている活性エネルギー線硬化性接着剤組成物は、剥離強度に経時変化が見られ、特に、葉書紙に塗工し活性エネルギー線で硬化後に長時間保存した後、圧着した場合に剥離強度が低下するという問題がある。
本発明者らは、活性エネルギー線硬化性化合物に特定のガラス転移温度および特定の分子量を有する接着性樹脂を配合し、得られる接着剤の接着強度を調整することにより、使用に耐え得る剥離強度を有する接着剤が得られ、さらに葉書紙に塗工し活性エネルギー線で硬化後に長時間保存後に圧着しても剥離強度が低下しない接着剤であることを見出し本発明に至った。
上記課題を解決する本発明は以下の構成を有する。
1.ガラス転移温度が−70〜10℃で重量平均分子量が110,000〜500,000である樹脂(A)(以下単に「樹脂(A)」という場合がある)と活性エネルギー線硬化性化合物(B)(以下単に「化合物(B)」という場合がある)とからなり、上記樹脂(A)と上記化合物(B)の合計を100質量%としたときに、上記樹脂(A)が1〜30質量%であり、上記化合物(B)が70〜99質量%からなることを特徴とする活性エネルギー線硬化性接着剤組成物。
2.樹脂(A)が、(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマーとカルボキシル基含有不飽和モノマーを主成分とする共重合体である前記1に記載の接着剤組成物。
3.化合物(B)が、1分子中に不飽和二重結合基を少なくとも2個有する多官能化合物を主成分とする前記1に記載の接着剤組成物。
4.さらに光重合開始剤、或いは光重合開始剤および光重合増感剤を、樹脂(A)と化合物(B)との合計100質量%に対し、1〜20質量%含有している前記1に記載の接着剤組成物。
5.さらに有機溶剤を含み、粘度(30℃)が30〜3,000mPa・sである前記1に記載の接着剤組成物。
本発明の接着剤組成物は、基材に塗工し硬化させた直後に接着して剥離した強度も、基材に塗工後長時間保存してから接着して剥離した強度も、また、接着した状態での長時間保存してからの剥離した強度も差が少ないので、親展葉書に有用な活性エネルギー線硬化性接着剤組成物が提供される。
次に発明を実施するための最良の形態を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
本発明の活性エネルギー線硬化性接着剤組成物は、該接着剤組成物を基材に塗工し、活性エネルギー線を照射して硬化させて硬化樹脂層を形成させるものである。本発明でいう活性エネルギー線は、不飽和結合を有する有機化合物に作用して重合反応または架橋反応を起こさせる放射線である。使用安全性や使用し易さなどから、一般的には活性エネルギー線として電子線または紫外線が使用されることが多く、本発明の接着剤組成物も主として電子線や紫外線照射で硬化させる。
本発明に使用する樹脂(A)としては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂およびエポキシ樹脂などの不飽和基を含有しない樹脂およびこれらの変性樹脂が挙げられる。好ましくはアクリル樹脂である。
さらに、本発明に使用する樹脂(A)は、ガラス転移温度(以後、Tgと記す)が−70〜10℃であることが必要である。Tgが−70℃より低い場合は、得られる接着剤組成物の粘着性が強すぎて剥離強度が高くなり、一方、Tgが10℃を超える場合は、得られる接着剤組成物の粘着性が低下して剥離強度が低下する。好ましいTgは、−40〜0℃、より好ましくは−30〜−15℃である。なお、Tgの値は、常法によって求められる計算値を示す。該計算値は、下記式、
(1/Tg)=(W1/Tg1)+(W2/Tg2)+……+(Wn/Tgn
を用いて算出することができる。式中、Tgは、ガラス転移温度(°K)を示し、W1、W2、……、Wnは、単量体組成物中の各単量体の質量分率を示し、Tg1、Tg2、……、Tgnは、対応する単量体の単独重合体のTg(°K)を示す。なお、上記単量体の単独重合体のTgを℃で表示すると、例えば、便覧などの刊行物に記載されている数値を採用すればよい。アクリル樹脂の場合は、具体的には、単独重合体のTgはエチルアクリレート−22℃、ブチルアクリレート−52℃、ブチルメタクリレート+20℃、2−エチルヘキシルアクリレート−70℃、アクリル酸+106℃である。
また、さらに、本発明に使用する樹脂(A)は、重量平均分子量が110,000〜500,000であることが必要である。重量平均分子量が110,000より小さい場合は、得られる接着剤組成物の剥離強度の経時変化が大きく、一方、重量平均分子量が500,000を超える場合は、化合物(B)との相溶性が悪くなり、また、接着剤塗工液の粘度が高くなり作業性に問題がある。なお、重量平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により得られたポリスチレン換算分子量である。
本発明の活性エネルギー線硬化性接着剤組成物は、樹脂(A)と化合物(B)との合計を100質量%としたときに、樹脂(A)を1〜30質量%と化合物(B)を70〜99質量%含有することが必要である。樹脂(A)が1質量%より少ない場合では得られる接着剤組成物の接着性が低下し、一方、30質量%を超える場合では得られる接着剤組成物の塗布物がブロッキングを起こし、経時で剥離不可能になるなどの問題が発生する。樹脂(A)の使用割合は好ましくは2〜20質量%であり、より好ましくは2〜10質量%である。
本発明で樹脂(A)として好ましく使用する(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマーとカルボキシル基含有不飽和モノマーを主成分とする共重合体の好ましい形態としては、全モノマーを100質量%としたときに、(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマー75〜99.5質量%、カルボキシル基含有不飽和モノマー0.5〜15質量%およびその他の共重合可能なモノマー0〜10質量%からなる共重合体である。カルボキシル基含有不飽和モノマーを0.5〜15質量%共重合することにより得られる樹脂(A)の凝集力が上がり、得られる接着剤組成物により接着後、剥離する際に必要な強度を得ることができる。
カルボキシル基含有不飽和モノマーの使用量は、0.5〜15質量%が好ましく、該使用量が0.5質量%より少ない場合は、得られる樹脂(A)の凝集力が不十分で、一方、使用量が15質量%を超える場合は、該樹脂(A)と化合物(B)との相溶性が低下して、接着剤組成物を液状化した場合に各成分が分離し易い。より好ましいカルボキシル基含有不飽和モノマーの使用量は1〜10質量%である。
本発明に使用する(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマーとしては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、2エチルへキシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレートなどが挙げられ、これらの群から選ばれる少なくとも1種を使用することができる。ただし、本発明で使用し得る(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマーは上記の化合物に限定されるものではない。その使用量は全モノマー中で75〜99.5質量%で、その使用量が75質量%より少ない場合は、得られる接着剤組成物の接着力が低下する。
本発明に使用するカルボキシル基含有不飽和モノマーとしては、(メタ)アクリル酸、(無水)マレイン酸、(無水)イタコン酸、(無水)フマル酸、アクリル酸ダイマー、フタル酸モノヒドロキシエチルアクリレートなどが挙げられ、これらの群から選ばれる少なくとも1種を使用することができる。ただし、本発明で使用し得るカルボキシル基含有不飽和モノマーは上記の化合物に限定されるものではない。好ましくは、(メタ)アクリル酸である。
その他の共重合可能なモノマーとしては、スチレン、α−メチルスチレン、酢酸ビニル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、水酸基含有不飽和モノマー、エポキシ基含有不飽和モノマー、アミド基若しくは置換アミド基含有モノマーなどが挙げられ、これらの群から選ばれる少なくとも1種を使用することができる。その使用量は全モノマー中で0〜10質量%である。上記モノマーの使用量が10質量%を超えると、樹脂(A)と化合物(B)との相溶性が低下する。
本発明で使用する樹脂(A)は、溶剤重合により得られる溶剤タイプ、塊状重合して得られるタイプ或いは活性エネルギー線重合により得られる(共)重合体タイプの何れも使用することができる。また、樹脂(A)は、その他の公知の製造方法で得られたものも使用することができる。
本発明に使用する化合物(B)は、1分子中に不飽和二重結合である官能基を少なくとも2個有する多官能化合物を主成分とするものである。本発明に使用する化合物(B)は、多官能(メタ)アクリレートであり、具体的には、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、メチレンビス(メタ)アクリルアミド、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンプロピレンオキサイド付加物トリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンエチレンオキサイド付加物トリ(メタ)アクリレート、グリセリンプロピレンオキサイド付加物トリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールの低級脂肪酸および(メタ)アクリル酸のエステル((メタ)アクリル酸が3個以上)、ビスフェノールAエチレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、イソシアヌール酸エチレンオキサイド変性ジまたはトリ(メタ)アクリレート、リン酸ジまたはトリ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
また、その他の多官能(メタ)アクリレートとしては、ポリウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレートおよびエポキシ(メタ)アクリレートなどの不飽和結合を少なくとも2個有するオリゴマーであってもよい。ただし、本発明で使用し得る多官能化合物は上記の化合物に限定されるものではない。上記の各種多官能化合物を2種以上併用することもできる。
本発明に使用する化合物(B)には、得られる接着剤の剥離強度の調整用として1分子中に不飽和二重結合を1個有する1官能化合物を必要に応じて使用することができる。該官能性化合物は、上記の多官能化合物の不飽和基を1官能にしたものであって、例えば、トリメチロールプロパンモノ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンプロピレンオキサイド付加物モノ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンエチレンオキサイド付加物モノ(メタ)アクリレート、グリセリンプロピレンオキサイド付加物モノ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールモノ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールモノ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールの低級脂肪酸および(メタ)アクリル酸のエステル((メタ)アクリル酸が1個)などを挙げることができる。
また、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレートなどのオリゴマーのうち1官能化合物を使用することができる。さらに1官能化合物としては一般的に使用されるエチレン性不飽和単量体を挙げることができ、例えば、スチレン、アルキルスチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニル、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレートおよびイソボニル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−ブトキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−(o−メチルフェノキシ)プロピル(メタ)アクリレート、フェノールアルキレンオキサイド変性(メタ)アクリレート、ノニルフェノールアルキレンオキサイド変性(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシルカルビトール(メタ)アクリレート、アルキレングリコールジグリシジルエーテルの(メタ)アクリレート、ビスフェノールA型エポキシ(メタ)アクリレート、ビスフェノールF型エポキシ(メタ)アクリレートなどのグリシジルエーテルと(メタ)アクリル酸とのエステル化合物、シクロヘキセンオキサイドのモノ(メタ)アクリレート、エチレングリコールのモノ(メタ)アクリレート、メトキシエチレングリコールのモノ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールのモノ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールのモノ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールのモノ(メタ)アクリレートなどのグリコールのモノ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールモノ(メタ)アクリレート、ω−カルボキシ−ポリカプロラクトンモノ(メタ)アクリレート;フタル酸モノヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、コハク酸モノヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフタル酸モノヒドロキシエチル(メタ)アクリレートなどの、2−ヒドロキシ(メタ)アクリレートの無水2塩基酸付加物;アクリル酸ダイマー、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、アクリロイルモルフォリン、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、リン酸モノ(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレートなどを挙げることができる。ただし、1官能化合物としては、上記した化合物に限定されるものではない。上記の各種1官能化合物を2種以上組合せて使用することもできる。
本発明において1官能化合物を使用する場合、エチレンオキサイド変性またはプロピレンオキサイド変性の1官能基を有するモノマー或いは末端がメトキシまたはエトキシ変性のエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド変性の1官能基を有するモノマーが良好であり、多官能化合物と併用することにより接着剤の剥離強度の調整を容易にすることができる。
本発明において、使用する多官能化合物の割合は、多官能化合物と1官能化合物の合計を100質量%としたときに、得られる接着剤の硬化性および接着性などの観点からして多官能化合物が70〜100質量%で、1官能化合物は、使用しても30質量%である。1官能化合物の使用量が30質量%を超えると、得られる接着剤組成物の硬化性が低下し、接着物がブロッキングを起こし、経時で剥離不能などの問題が発生する。
接着剤の硬化に活性エネルギー線として紫外線を用いる場合は、接着剤組成物中に光重合開始剤、或いは光重合開始剤および光重合増感剤を使用する。光重合開始剤の具体例としては、ジおよびトリクロロアセトフェノンのようなアセトフェノン類、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンジル、ベンゾイン、ベンゾインアルキルエーテル、ベンジルジメチルケタール、テトラメチルチウラムモノサルファイド、チオキサントン類、アゾ化合物などが挙げられる。なお、接着剤の硬化に活性エネルギー線として電子線を用いる場合は、光重合開始剤や光重合増感剤は使用しなくてもよい。
上記の光重合開始剤についてさらに具体的には、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン〔チバガイギー製:イルガキュア651(商品名)〕、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン〔チバガイギー製:イルガキュア184(商品名)〕、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンとベンゾフェノンの共融混合物〔チバガイギー製:イルガキュア500(商品名)〕、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパノン−1〔チバガイギー製:イルガキュア907(商品名)〕、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1〔チバガイギー製:イルガキュア369(商品名)〕、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン〔チバガイギー製:ダロキュア1173(商品名)〕、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オンと2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニル−フォスフィンオキサイドの共融混合物〔チバガイギー製:ダロキュア4265(商品名)〕、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2−ヒドロキシジ−2−メチル−1−プロパン−1−オン〔チバガイギー製:イルガキュア2959(商品名)〕、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オンとビスアシルフォスフィンオキサイドの共融混合物〔チバガイギー製:イルガキュア1700(商品名)〕などを挙げることができるが、上記した光重合開始剤に限定されるものではない。これらの群から1種または2種以上を併用することができる。
本発明の接着剤組成物の硬化に活性エネルギー線として紫外線を用いる場合、接着剤組成物が光重合開始剤を含むことが必要である。該光重合開始剤の添加量は前記樹脂(A)と前記化合物(B)の合計を100質量%とした場合、1〜20質量%、好ましくは4〜10質量%である。
また、活性エネルギー線として紫外線を用いる場合は、接着剤組成物中に光重合開始剤とともにベンゾエート系に代表される光重合増感剤を用いることが好ましい。具体的には、エチル−4−(ジメチルアミノ)ベンゾエート〔ランブソン製:スピードキュアEDB(商品名)〕、2−エチルヘキシル−4−(ジメチルアミノ)ベンゾエート〔ランブソン製:スピードキュアEHA(商品名)〕、2−(ジメチルアミノ)エチルベンゾエート〔ランブソン製:スピードキュアDMB(商品名)〕などを挙げることができるが、上記した光重合増感剤に限定されるものではない。これらの群から1種または2種以上を併用することができる。光重合増感剤の添加量は前記樹脂(A)と前記化合物(B)の合計を100質量%とした場合、1〜20質量%、好ましくは4〜10質量%である。
本発明の接着剤組成物は上記の樹脂(A)と前記の化合物Bを必須成分とし、液状の化合物(B)によって塗布に適した適当な粘度を有する限り、溶剤を含まなくてもよいが、接着剤の塗布適性などを良好にするために、非反応性の有機溶剤を添加して粘度を調整することが望ましい場合がある。使用する溶剤としては、前記樹脂(A)の製造に使用した溶剤をそのまま使用してもよいし、別途溶剤を添加してもよい。好ましい溶剤は、前記樹脂(A)と化合物(B)の双方を溶解する溶剤であってかつ揮発性のある溶剤である。具体的にはメチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、i−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、i−ブチルアルコールなどのアルコール類、酢酸エチル、酢酸ブチル、トルエン、アセトン、メチルエチルケトンなどが挙げられる。溶剤の使用は必須ではないが、溶剤の使用量は得られる接着剤組成物の粘度(30℃)が約30〜3,000mPa・sになる量であり、具体的には、前記樹脂(A)と前記化合物(B)の合計を100質量%とした場合、約0.5〜50質量%が好ましい。
本発明の接着剤組成物は、本発明の目的達成を妨げない範囲において、前記成分に加えて、さらに種々の添加剤を選択使用することができ、その使用量は前記化合物(B)と樹脂(A)および光重合開始剤或いは光重合増感剤の総量を100質量%とした場合、10質量%以下である。添加剤の具体例としては、重合禁止剤、充填剤、スリップ剤、レベリング剤、チクソトロピック性付与剤、消泡剤、吸い込み防止剤などが挙げられ、スリップ剤、レベリング剤、消泡剤などの添加剤としては、接着性を阻害しないため非シリコーン系を使用することが望ましい。
本発明の接着剤組成物は、任意の物品の接着剤として使用できるが、特に、親展葉書用の紙基材の印刷面に塗工して印刷面に光沢を付与するとともに印刷印字を保護し、加圧または加圧加熱により塗工面同士が接着し、さらに剥離が可能な親展葉書用の接着剤組成物として有用である。この場合の接着剤組成物の紙基材に対する塗工量は特に限定されないが、固形分塗工量として約2〜10g/m2が適当である。塗工量が上記未満であると表面の硬化性が低下し、接着強度変化が大きいという点で問題が生じる場合がある。一方、塗工量が上記範囲を超えると折り曲げ部のクラックが大きくなるとともに不経済である。
上記塗布された接着剤層の硬化は、電子線または紫外線照射で行うことができるが、硬化処理が簡便である紫外線による硬化が好ましい。活性エネルギー線として、紫外線を用いる場合は、80W/cm以上の紫外線ランプを用いることが好ましい。紫外線ランプとしては、例えば、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、メタルハライドランプ、エキシマランプなど、また、オゾン発生の少ないオゾンレスタイプなどが挙げられ、これらを併用することもできる。また、紫外線硬化の条件は特に限定されないが一般的には、照射エネルギー(積算光量)が50〜500mj/cm2である。
以下に製造例および実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではない。なお、文中の「部」または「%」とあるのは特記しない限りすべて質量基準である。
樹脂の製造例1(樹脂(1))
温度計、コンデンサー、攪拌機および滴下装置を装備した反応槽に、イソプロピルアルコール53部および過酸化ベンゾイル0.4部を入れて攪拌する。滴下装置に、2−エチルヘキシルアクリレート22部、ブチルアクリレート22部、ブチルメタクリレート55部およびアクリル酸1部を入れ攪拌する。反応槽内を加熱して、75℃まで昇温させて直ちに、上記アクリルモノマー混合物を滴下させ2時間で滴下を終了させる。反応温度は83〜88℃で行い、滴下終了後6時間、後反応を行い室温に冷却して、粘度100,000mPa.s/30℃、固形分64.5%、重量平均分子量約200,000であり、Tg(計算値)−22℃の樹脂(1)の溶液を得た。
樹脂の製造例2〜4(樹脂(2)〜(4))
表1に示すような単量体混合物を用いて製造例1と同様にして製造し樹脂(2)、(3)および(4)の溶液を得た。
樹脂の製造例5(樹脂(5))
樹脂(5)は、樹脂(2)の製造において分子量調整剤であるラウリルメルカプタン0.5部を添加した以外は製造例1と同様にして、重量平均分子量が50,000である樹脂(5)の溶液を得た。
樹脂の製造例6(樹脂(6))
樹脂(6)は、樹脂(2)の製造例において使用した重合開始剤である過酸化ベンゾイルを0.1部に減少させた以外は製造例1と同様にして、重量平均分子量が600,000である樹脂(6)の溶液を得た。
樹脂の製造例7(樹脂(7))
樹脂(7)は、表1に示すような単量体混合物を使用して製造例1と同様にしてTgが13℃である樹脂(7)の溶液を得た。
上記樹脂の製造例1〜7の重合条件と得られた樹脂の物性を表1に示す。
Figure 2006225443
表1に記載の略号などを説明する。
単量体;
2EHA:2−エチルヘキシルアクリレート
BA:ブチルアクリレート
BMA:ブチルメタクリレート
EA:エチルアクリレート
MMA:メチルメタクリレート
AAc:アクリル酸
分子量調整剤;ラウリルメルカプタン
溶剤;イソプロピルアルコール
重合開始剤;過酸化ベンゾイル
[実施例1]
ビスフェノールAエチレンオキサイド変性ジアクリレート(商品名アロニックスM−210 東亞合成(株)製)(多官能アクリレート(1))30部、トリメチロールプロパンポリプロピレンオキサイド変性トリアクリレート(商品名アロニックスM−310 東亞合成(株)製)(多官能アクリレート(2))30部およびトリメチロールプロパントリアクリレート(商品名ライトアクリレートTMP−A 共栄社化学(株)製)(多官能アクリレート(3))30部を容器に秤量し撹拌しながら、前記樹脂溶液(1)15.5部(固形分で10部)を添加して混合する。
次に光重合開始剤である1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンを5部添加し、撹拌しながら40℃に加熱し1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンを溶解して室温に冷却し粘度が600mPa・s/30℃なる接着剤組成物(塗工液)を得た。得られた塗工液を塗布量が4〜5g/m2(ドライ)になるようにミヤバーにてグロスコート紙に塗布し、高圧水銀ランプ120W/cm2、高さ10cmでラインスピード10m/分(積算光量96mj/cm2、最大紫外線強度315mw/cm2)で硬化させて塗工試料とした。
得られた塗工試料を室温中でメールシーラー(商品名ポスタルメーラー パートナー 日本理科製紙(株)製、ゲージ120ミクロン)で塗工面同士を貼り合わせたものを試験試料とした。該試料を幅2.5cmの短冊状に切り、23℃、65%RHの雰囲気中に20分間放置し、その雰囲気中でオートグラフ((株)島津製作所製オートグラフ AGS−1000B(商品名))にて剥離スピード300mm/分で、180°剥離の強度を測定した。初期剥離強度が20g/2.5cmで良好であった。
上記で得られた試験試料を23℃、65%RHの雰囲気中に7日間放置後、初期剥離強度と同様にして強度を測定した結果、21g/2.5cmで変化が少なかった。また、上記で得られた塗工試料を23℃、65%RHの雰囲気中に7日間放置後、初期剥離強度と同様にメールシーラーで貼り合わせ、剥離強度を測定し、強度は19g/2.5cmで変化が少なく良好であった。さらに塗工液の放置安定性は、ガラス瓶に入れて密封して50℃恒温槽中に30日間放置して液の状態を目視にて観察した結果、分離は認められなかった。試験結果を表2に示す。
[実施例2]〜[実施例7]
表2および表3に示すような割合で各成分を配合して実施例2〜実施例7の接着剤組成物を得、実施例1と同様に試験した結果はすべて良好であった。結果は表2および表3に示す。
[実施例8]および[実施例9]
実施例8および実施例9は、化合物(B)として多官能アクリレートと単官能アクリレートとを併用した例である。実施例1と同様に試験した結果はすべて良好であった。結果は表3に示す。
[比較例1]
実施例1の樹脂(1)を重量平均分子量が低い樹脂(5)に代える以外は実施例1と同様に配合し試験した。その結果は初期剥離強度が10g/2.5cmと低く、塗工7日後貼り合わせの剥離強度が5g/2.5cmと経時変化している。シール後7日放置の剥離強度および塗工液の放置安定性は良好であった。結果を表4に示す。
[比較例2]
実施例2の樹脂(2)を重量平均分子量が高い樹脂(6)に代える以外は実施例2と同様に配合し試験した。その結果は初期剥離強度、シール後7日放置の剥離強度および塗工7日後貼り合わせの剥離強度は良好であったが、塗工液の一部が分離して経時放置安定性が悪かった。結果を表4に示す。
[比較例3]および[比較例4]
比較例3は、樹脂(1)の配合量が0.5部、比較例4は、樹脂(1)の配合量が35部と本発明の範囲を外れた例である。いずれも剥離強度が得られなかった。塗工液の経時放置安定性は良好であった。結果を表4に示す。
[比較例5]
比較例5は、実施例1の樹脂(1)に代えてTgが本発明の範囲外である樹脂(7)を実施例1と同様に配合して調製した接着剤組成物の例であり、同様に試験した結果、接着しなかった。
Figure 2006225443
Figure 2006225443
Figure 2006225443
表2、表3および表4に記載された化合物(B)、光重合開始剤について説明する。
化合物(B);
・多官能アクリレート(1):2官能性、ビスフェノールAエチレンオキサイド変性ジアクリレート(商品名アロニックスM−210 東亞合成(株)製)
・多官能アクリレート(2):3官能性、トリメチロールプロパンポリプロピレンオキサイド変性トリアクリレート(商品名アロニックスM−310 東亞合成(株)製)
・多官能アクリレート(3):3官能性、トリメチロールプロパントリアクリレート(商品名ライトアクリレートTMP−A 共栄社化学(株)製)
・多官能アクリレート(4):2官能性、トリプロピレングリコールジアクリレート(商品名NKエステルAPG−200 新中村化学(株)製)
・多官能アクリレート(5):6官能性、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(商品名カラヤッドDPHA 日本化薬(株)製)
・単官能アクリレート:メトキシトリエチレングリコールアクリレート(商品名ライトアクリレートMTG−A 共栄社化学(株)製)
光重合開始剤;
・1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン:(商品名イルガキュアー184 チバ・スペシャルテイ・ケミカルズ(株)製)
試験方法
重量平均分子量の測定
重量平均分子量はゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)(機種(株)島津製作所製LC−10ADVPカラム:KT−G<KF−806M)により測定したポリスチレン換算分子量である。
接着剤組成物の粘度測定
BM型粘度計にて、液温を30℃に調製して、回転数30で測定する。
初期剥離強度
上記で得られた塗工液を塗布量が4〜5g/m2(ドライ)になるようにミヤバーにてグロスコート紙に塗布し、高圧水銀ランプ120W/cm2、高さ10cmでラインスピード10m/分で硬化させて塗工試料とし、該試料を室温にてメールシーラー(ポスタルメーラー パートナー 日本理科製紙(株)製、ゲージ120ミクロン)で塗工面同士を貼り合わせ試験試料とし、該試験試料を幅2.5cmの短冊状に切断して測定試料とした。該試料を23℃、65%RHの雰囲気中に20分間放置しその雰囲気中でオートグラフ((株)島津製作所製オートグラフ AGS−1000Bメーカー)にて剥離スピード300mm/分で、180°剥離の強度を測定する。
○:11〜50g/2.5cm幅
×:0〜10g或いは51g以上/2.5cm幅
7日後剥離強度
上記で得られた試験試料を23℃、65%RHの雰囲気中に7日間放置後、初期剥離強度と同様にメールシーラーにて貼り合わせ、剥離強度を測定する。
○:11〜50g/2.5cm幅
×:0〜10g或いは51g以上/2.5cm幅
塗工7日後貼り合わせの後の剥離強度
上記で得られた塗工試料を23℃、65%RHの雰囲気中に7日間放置後、初期剥離強度と同様にメールシーラーにて貼り合わせ、剥離強度を測定する。
○:11〜50g/2.5cm幅
×:0〜10g或いは51g以上/2.5cm幅
塗工液の放置安定性
塗工液の放置安定性は、ガラス瓶に入れて密封して50℃恒温槽中に30日間放置して液の状態を目視にて観察する。
○:液分離は無い
△:一部分離が見られる
本発明によれば、安定した剥離強度が得られるので親展葉書用に好適な接着剤組成物が提供される。

Claims (5)

  1. ガラス転移温度が−70〜10℃で重量平均分子量が110,000〜500,000である樹脂(A)と活性エネルギー線硬化性化合物(B)とからなり、上記樹脂(A)と上記化合物(B)の合計を100質量%としたときに、上記樹脂(A)が1〜30質量%であり、上記化合物(B)が70〜99質量%からなることを特徴とする活性エネルギー線硬化性接着剤組成物。
  2. 樹脂(A)が、(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマーとカルボキシル基含有不飽和モノマーを主成分とする共重合体である請求項1に記載の接着剤組成物。
  3. 化合物(B)が、1分子中に不飽和二重結合基を少なくとも2個有する多官能化合物を主成分とする請求項1に記載の接着剤組成物。
  4. さらに光重合開始剤、或いは光重合開始剤および光重合増感剤を、樹脂(A)と化合物(B)との合計100質量%に対し、1〜20質量%含有している請求項1に記載の接着剤組成物。
  5. さらに有機溶剤を含み、粘度(30℃)が30〜3,000mPa・sである請求項1に記載の接着剤組成物。
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