JP2006223658A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機外部から通常電源以外の何らかの信号を遊技機に入力せずとも、遊技機の電源遮断中における遊技機の扉の開放による不正行為を防止し、遊技機側で扉の開放を検出した場合の対処を行うことが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】
扉開放スイッチ37を主制御装置30に接続し、パチンコ機10の電源が入り状態時には通常電源を用い、パチンコ機10の電源が遮断状態時にはバックアップ電源を用いて前面枠12の開閉状態の監視と前面枠12の開閉状態を示す信号を外部接続端子34gを介してホールメインコンピュータ44に出力する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、扉の開閉を監視する扉開放スイッチを備えた遊技機に関する。
従来、遊技機の扉の監視方法は、扉の開閉を監視する扉開放検出手段を備え、該扉開放検出手段を外部接続端子に直接接続し、ホールメインコンピュータ(遊技機外部)に扉の開閉状態を示す信号を出力している。具体的には、ホールメインコンピュータから扉開放検出手段に電気を流し、導通していればホールメインコンピュータは扉が開放されていると判断し、非導通であれば扉が閉まっていると判断している。しかし、従来技術のように、通常電源以外に遊技機外部から遊技機に信号(電流も含む)が入力される構成の場合、その入力線を利用して不正が行われる可能性がある。また、配線が多くなり、正規の線なのか不正の線なのかを判断するのに時間かかってしまい、不正に取り付けられた線の発見を遅らせてしまう原因となる。さらに、扉が閉まっている状態では非導通であるため、扉が閉まっている状態(非導通状態)のときに外部接続端子とホールメインコンピュータを繋ぐ線を切断してから扉が開放されるとホールメインコンピュータにて扉が開放していることを判断できず、不正が行われてしまう。
また、扉を開放してなされる不正行為を防止するために、特許文献1のように、遊技機の電源が入っている状態において、扉が開放されたことを検出すると、その扉が開放された遊技機の電源をホールメインコンピュータが遮断する構成、また、扉開放検出手段を主制御装置に接続する構成も提案されている。しかし、特許文献1の構成の遊技機においては、遊技機の電源が遮断されている場合には、バックアップ電源としての電池を用いてRAMに書き込まれたデータを保存することはできるが、扉開放検出手段が断電してしまうため、扉の開閉の監視を行うことができない。したがって、電源が遮断されている時に行われる以下のような不正に対しては対処できない。即ち、遊技店が閉店した後に、不正を行う者が遊技店に忍び込み、電源が遮断された遊技機の扉を開け、遊技プログラムの改竄や遊技釘を曲げ入賞口に遊技球が入りやすくするなどの不正を行う。そして、翌日、通常通り店員により遊技機の電源が入れられ、不正が行われた遊技台にて不正を行った者が遊技することになる。
そこで、特許文献2に記載のように、内部電気部品に供給される電源とは別に遊技機外部(例えばホールメインコンピュータ)から扉開放検出手段に電源を供給することにより、電源遮断中であっても扉の開閉の監視を行うことができるようにしているものがある。さらに、この特許文献2では、ホールメインコンピュータと扉開放検出手段とを電気的に接続し、扉が閉鎖しているときにはホールメインコンピュータから出力される電流が扉開放検出手段に流れるようにし、扉が開放しているときにはホールメインコンピュータから出力される電流が扉開放検出手段に流れないようにしている。これにより、遊技機外部から扉開放検出手段に電源を供給するための線が切断されても開放されたと判断できる。なお、特許文献2では、ホールメインコンピュータから扉開放検出手段に電流を流す構成ではなく、例えば専用の乾電池やバッテリーから扉開放検出手段に電源を与える構成も記載されている。
特開2002−346169号公報 特開2001−009137号公報
特許文献1では、上記した課題の他、例えば、客が遊技をしている最中に、盤面上に配置されている釘によって遊技球が引っかかってしまい、店員がその状態を解消しようとするだけでも遊技機の電源が遮断されてしまうという課題が生じる。その結果、球詰りは直ぐに解消されても、遊技者は電源の遮断から復帰までの時間をひたすら待つことになる。また、特許文献2は、従来の構成と同じように遊技機外部から遊技機に通常電源以外の信号(電流)が入力されるので、その入力線を不正に利用されたり、不正の発見を遅らせる原因になってしまう。また、扉の開閉状態をホールメインコンピュータでは把握できるが、遊技機側(主制御装置等)では把握できない構成であるため、扉の開放を検出した場合におけるエラー報知等の対処を遊技機側が行うことができないという課題もある。また、乾電池やバッテリーから扉開放検出手段に電源を供給する構成にした場合、常に乾電池やバッテリーから扉開放検出手段に電源を供給することになり、乾電池やバッテリーの蓄電量が直ぐに無くなってしまう。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、遊技機外部から通常電源以外の何らかの信号(電流)を遊技機に入力せずとも、電源遮断中における扉の開放による不正行為を防止し、遊技機側で扉の開放を検出した場合における対処を行うことが可能であり、遊技者の遊技中に、扉を開放させる必要が生じて遊技機の扉を開放させても、遊技者の遊技の妨げになる状態とならない遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の遊技機は、遊技の進行を司る主制御装置と、遊技球の払出を制御する払出制御装置と、必要な情報を遊技機外部に出力するための外部接続端子と、開閉可能に装着された扉の開閉状態を検出する扉開放検出手段と、遊技機の電源が入り状態時に前記主制御装置と前記払出制御装置に通常電源を供給する電源基板と、を備えた遊技機であって、前記扉開放検出手段を前記主制御装置または前記払出制御装置に接続し、前記扉開放検出手段が接続された前記主制御装置または前記払出制御装置である被接続制御装置は、遊技機の電源が遮断状態時には前記電源基板からバックアップ電源を供給され、遊技機の電源が入り状態時には前記通常電源を用い、遊技機の電源が遮断状態時には前記バックアップ電源を用いて前記扉の開閉状態の監視と前記扉の開閉状態を示す信号を前記外部接続端子を介して遊技機外部に出力するようにし、遊技機外部に出力する前記扉の開閉状態を示す信号は、遊技機の電源状態に係らず、前記扉が閉鎖状態である場合には一定の所定信号を出力し続け、前記扉が開放状態である場合には該一定の所定信号を出力しないように設定したことを特徴とする。
ここで、「扉」とは、例えば遊技機の前面に設けられた扉,ガラスが設けられた扉,遊技盤が設けられた扉,上皿や下皿の扉などが挙げられ、このうちの1つの扉であってもよいし、複数の扉であってもよい。「扉開放検出手段」とは、扉の開閉状態を検出できれば、マイクロスイッチ,近接スイッチ,光電スイッチ等の適宜手段を用いてよい。「扉の開閉状態の監視」とは、例えば扉開放検出手段に電気を流し、導通しているか否かによって扉が開放されているか否かを判断することなどが挙げられる。「遊技機外部」とは、例えばホールメインコンピュータなどが挙げられる。「外部接続端子を介して遊技機外部に出力され」とは、信号が外部接続端子を介して遊技機外部に出力される構成であれば、被接続制御装置から外部接続端子を介して遊技機外部に信号が出力される構成であってもよいし、扉開放検出手段から外部接続端子を介して遊技機外部に信号が出力される構成などであってもよい。ここで、外部接続端子にフォトカプラなどの不可逆性情報伝達手段を設ける構成としてもよい。「一定の所定信号を出力し続け」とは、例えば予め設定された一定量の電流を遊技機外部へ出力し続けることなどが挙げられる。「一定の所定信号を出力しない」とは、全く信号を出力しない構成であってもよいし、扉が閉鎖状態である場合に出力する前記一定の所定信号とは異なる信号を出力する構成としてもよい。即ち、扉が開いていても閉じていても電流を流しておく構成にし、扉が開いているときと閉まっているときとで電圧あるいは電流の大きさを変更してもよい。
請求項2に記載の遊技機は、遊技の進行を司る主制御装置と、遊技球の払出を制御する払出制御装置と、必要な情報を遊技機外部に出力するための外部接続端子と、開閉可能に装着された扉の開閉状態を検出する扉開放検出手段と、遊技機の電源が入り状態時に前記主制御装置と前記払出制御装置に通常電源を供給する電源基板と、を備えた遊技機であって、前記扉開放検出手段を前記主制御装置または前記払出制御装置に接続し、前記扉開放検出手段が接続された前記主制御装置または前記払出制御装置である被接続制御装置は、蓄電部材を備え、遊技機の電源が入り状態時には前記通常電源を用い、遊技機の電源が遮断状態時には前記蓄電部材を用いて前記扉の開閉状態の監視と前記扉の開閉状態を示す信号を前記外部接続端子を介して遊技機外部に出力するようにし、遊技機外部に出力する前記扉の開閉状態を示す信号は、遊技機の電源状態に係らず、前記扉が閉鎖状態である場合には一定の所定信号を出力し続け、前記扉が開放状態である場合には該一定の所定信号を出力しないように設定したことを特徴とする。
ここで、「蓄電部材」とは、例えば蓄電池やコンデンサなどが挙げられる。
請求項3に記載の遊技機は、前記蓄電部材は、遊技機の電源が入り状態時に前記通常電源によって充電されることを特徴とする。
請求項4に記載の遊技機は、前記扉が閉鎖状態であれば前記被接続制御装置と前記扉開放検出手段が導通し、前記扉が開放状態であれば前記被接続制御装置と前記扉開放検出手段が非導通になるように設定したこと特徴とする。
請求項5に記載の遊技機は、遊技機の電源が遮断状態時に扉開放検出手段によって扉の開放が検出された場合、遊技機の電源復旧後に遊技機が通常状態とは異なるエラー状態になることを特徴とする。
ここで、「遊技機が通常状態とは異なるエラー状態」とは、例えば図柄表示装置に扉の開放状態を表示したり、スピーカ、ランプなどによって音や光でエラー報知をしてもよいし、遊技球の発射を出来なくしたり遊技機の電源が入らないようにして遊技が出来ない状態にしてもよい。さらに、主制御装置と扉開放検出手段を接続する構成の場合、当りかハズレかの抽選を行わないようにしたり、また、払出制御装置と扉開放検出手段を接続する構成の場合、遊技球が入賞口に入賞しても賞球を払い出さないようにしてもよい。
請求項6に記載の遊技機は、遊技機の電源が遮断状態時に前記扉開放検出手段によって前記扉の開放が検出された場合、前記被接続制御装置に設けられている記憶手段に前記扉の開放情報を記憶することを特徴とする。
ここで、「記憶手段」とは、例えば被接続制御装置に備えられたRAMなどが挙げられる。「扉の開放情報」とは、例えば扉の開放が何時に、どの位の時間、何回行われたかなどが挙げられる。「記憶手段に扉の開放情報を記憶する」とは、賞球の未払いなどを通常遊技中に記憶するRAM(遊技機の電源が投入されているときに更新可能なRAM)に扉の開放情報を記憶してもよいし、扉の開放を記憶するためのRAM(遊技機の電源が遮断されているときに更新可能なRAM)を別に設けて該RAMに扉の開放情報を記憶してもよい。
請求項1の発明によれば、扉開放検出手段を主制御装置または払出制御装置に接続し、遊技機の電源が入り状態時には通常電源を用いて扉の開閉状態の監視と扉の開閉状態を示す信号を外部接続端子を介して遊技機外部に出力する構成としたため、遊技機外部から通常電源以外の何らかの信号(電流)が遊技機に入力されずとも、扉の開閉状態を遊技機外部で判別し、遊技機側(遊技機にとって重要な制御を行う主制御装置または払出制御装置)でも扉の開閉状態を把握することができる。これにより、遊技機外部から通常電源以外の何らかの信号(電流)を遊技機に入力せずに、扉の開放による不正行為を防止し、遊技機側で扉の開放を検出した場合の対処(例えば、被接続制御装置からサブ制御基板(電飾制御装置および音声制御装置)等にエラー報知を行う旨の信号の送信)を行うことができる。
また、遊技機の電源が遮断状態時には、バックアップ電源を用いて扉の開閉状態の監視と扉の開閉状態を示す信号を外部接続端子を介して遊技機外部に出力する構成としたため、電源遮断中において、上記効果である遊技機外部から通常電源以外の何らかの信号(電流)を遊技機に入力せずに、扉の開放による不正行為を防止し、遊技機側で扉の開放を検出した場合の対処を行うことができるという効果を発揮できる。また、電源遮断中に使用されるバックアップ電源が全て電源基板から供給されるため、制御が複雑化しない。
また、遊技機外部に出力する扉の開閉状態を示す信号は、遊技機の電源状態に係らず、扉が閉鎖状態である場合には一定の所定信号を出力し続け、扉が開放状態である場合には該一定の所定信号を出力しない構成としたため、一定の所定信号を出さない場合には扉が開放し異常状態であると判断される。これにより、遊技機外部(例えばホールメインコンピュータ)と外部接続端子とを繋ぐ線や、被接続制御装置と外部接続端子を結ぶ線、電源基板と被接続制御装置とを繋ぐ線を切断した場合には、一定の所定信号が出力されなくなることから、異常状態であることがわかり、該線を切断することにより行われる不正を防止することができる。
請求項2の発明によれば、被接続制御装置は、蓄電部材を備え、遊技機の電源が遮断状態時には蓄電部材を用いて扉の開閉状態の監視と扉の開閉状態を示す信号を外部接続端子を介して遊技機外部に出力する構成としたため、遊技機の電源が遮断時に制御情報を記憶保持するために用いる電源と、扉の開閉状態の監視や扉の開閉状態を示す信号の出力で用いる電源とは異なっており、これにより、蓄電部材とバックアップ電源の消費電気量を分散させ、蓄電量の急激な減少を回避することができる。
また、遊技機の電源が遮断時における扉の開閉状態の監視や扉の開閉状態を示す信号の出力を行うために使用する電源の(電源基板と被接続制御装置とを繋ぐ)供給線がないため、電源基板と被接続制御装置とを繋ぐ線を切断することによる不正行為は生じない。
請求項3の発明によれば、蓄電部材は、遊技機の電源が入り状態時に通常電源によって充電される構成としたため、扉の閉鎖中に信号を出力状態とする蓄電量の消費が大きい構成においても、直ぐに蓄電量が無くなることを防止できる。
請求項4の発明によれば、扉が閉鎖状態であれば被接続制御装置と扉開放検出手段が導通し、扉が開放状態であれば被接続制御装置と扉開放検出手段が非導通になる構成としたため、被接続制御装置と扉開放検出手段を結ぶ線を切断した場合には、被接続制御装置と扉開放検出手段が非導通となることから、異常状態であることがわかり、該線を切断することにより行われる不正を防止することができる。
請求項5の発明によれば、遊技機の電源が遮断状態時に扉開放検出手段によって扉の開放が検出された場合、遊技機の電源復旧後に遊技機が通常状態とは異なるエラー状態になる構成としたため、遊技機の電源遮断状態時に行われる不正による被害を最小限に抑えられることができる。
また、遊技機の電源が遮断状態時における扉開放の検出に対してのみ報知する構成であるため、遊技者の遊技中における扉開放の検出に対しては報知しない。これにより、報知手段として遊技機の電源を遮断するなどの遊技者の遊技の妨げになる状態とする構成の場合に、遊技者の遊技中に遊技機の扉を開放させる必要が生じ(例えば遊技球が盤面上の釘に引っかかった場合など)遊技機の扉を開放させても、遊技者の遊技の妨げになる状態となることを回避することができる。
請求項6の発明によれば、遊技機の電源が遮断状態時に扉開放検出手段によって扉の開放が検出された場合、扉の開放情報を被接続制御装置に設けられている記憶手段に記憶する構成としたため、ホールメインコンピュータと主制御装置で、扉の開閉状態を把握することができ、それらを照らし合わせることで不正を確実に発見することができる。また、扉の開放回数など扉の開閉状態に関してより詳しい情報が分かるようになる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態1および2を図面と共に説明する。なお、遊技機にはパチンコ遊技機、スロットマシン等が有るが、その一例としてパチンコ遊技機について説明する。
図1に示すように、本実施形態のパチンコ機10は、大きくは長方形の外枠11と、窓部を有し額縁状の前面枠(扉)12とからなり、外枠11の左隣に公知のカードリーダ(プリペイドカードユニット)13が設けられている。前面枠12は、左端上下のヒンジ14により外枠11に対し回動可能に取り付けられている。
前面枠12の下方には上皿15が設けられ、この上皿15に貸出釦16、精算釦17及び残高表示部18が設けられている。カードリーダ13のカード口19にプリペイドカードを挿入すると、記憶された残高が残高表示部18に表示され、貸出釦16を押下すると遊技球の貸出しが実行され上皿15の払い出し口より遊技球が排出される。
前面枠12には、窓状のガラス枠20が前面枠12に対して解放可能に取り付けられている。このガラス枠20には板ガラス21が二重にはめ込まれている。板ガラス21の奥には遊技盤22が脱着可能に収納されている。
上皿15の前面枠12下部には下皿23が設けられ、下皿23の右側には発射ハンドル24が取り付けられている。この発射ハンドル24の外周には、回動リングが擁され、これを時計方向に回動すれば遊技球を遊技盤22上に発射することができる。上皿15と下皿23とは連結されていて、上皿15が遊技球で満杯状態になれば下皿23に遊技球を誘導するよう構成されている。
図2はパチンコ機10を裏側から見た裏面図である。図示するように、前述した遊技盤22を脱着可能に取り付ける機構盤26が前述した外枠11に収納されている。この機構盤26には、上方から、球タンク27、誘導樋28及び払出し装置29が設けられている。この構成により、遊技盤22上の入賞口に遊技球の入賞があれば球タンク27から誘導樋28を介して所定個数の遊技球を払出し装置29により前述した上皿15に排出することができる。
また、機構盤26には主制御装置30および払出制御装置31が、遊技盤22には演出図柄制御装置32が、前面枠12には発射制御装置33が、演出図柄制御装置32の右上には外部接続端子板34が、主制御装置30の右側には電飾制御装置と音声制御装置を備えたサブ制御装置35が、主制御装置30の左下には電源基板36が、各々取り付けられている。
前面枠12左上部には、後述する該前面枠12の開放を検出する扉開放スイッチ(扉開放検出手段)37が設けられている。ここで、該扉開放スイッチ37はマイクロスイッチ、近接スイッチ、光電スイッチ等の適宜のタイプのものを採用してよい。また、扉開放スイッチ37は後述するように、主制御装置30と接続されている。
次に図3を用いて遊技盤22について説明する。図3に示すように遊技盤22には、中央に演出図柄表示装置32a、その下部に第1種始動口としての特別図柄始動口38、演出図柄表示装置32a上部の普通図柄表示装置39、該普通図柄表示装置39に表示される図柄の変動開始に用いられる普通図柄始動口40、演出図柄表示装置32a右側の特別図柄表示装置41、特別図柄始動口38下部の大入賞口42、盤面最下部のアウト口43、その他の各種入賞口、風車及び図示しない遊技釘等が備えられている。
この構成により、前述した発射ハンドル24を回動すれば発射制御装置33により発射モータ33a(図6参照)が駆動されて上皿15上の遊技球がガイドレールを介して遊技盤22上に発射される。発射された遊技球が各入賞口に入賞すれば遊技球は盤面裏面にセーフ球として取り込まれ、入賞しなければアウト口43を介してアウト球として同様に盤面裏面に取り込まれる。
続いて図4および図5を用いて前述した外部接続端子板34について詳細に説明する。図4に示すように、外部接続端子板34は、コネクタ(図示略)およびリード線(図示略)を介してホールメインコンピュータ44(遊技機外部)に接続される8つの外部接続端子34a〜34h、コネクタ(図示略)およびリード線(図示略)を介して主制御装置30に接続される外部接続端子34i、各外部接続端子34a〜34hに対応して設けられるフォトカプラなどの不可逆性情報伝達手段である8つのIC(IC1〜IC8)を備えている。
上記外部接続端子板34の構成により、主制御装置30から図示しないコネクタおよびリード線を介して外部接続端子34iに信号が入力され、該入力された信号は、その情報内容に対応するコネクタCN1〜CN8から図示しないコネクタおよびリード線を介してホールメインコンピュータ44に出力する。ここで、各外部接続端子34a〜34hにはIC1〜IC8が設けられており、ホールメインコンピュータ44からの電気信号がパチンコ機10(主制御装置30等)側に入力されないようにしている。
ここで、外部接続端子34a〜34hは、図5に示すように、2ピン32VDCコネクタCN1〜CN8の構造となっており、コネクタCN1からは各始動口38,40に遊技球が入球した時の始動情報を示す信号を、コネクタCN2からは普通図柄表示装置39および特別図柄表示装置41に表示される図柄の確定回数情報を示す信号を、コネクタCN3からは特別図柄始動口38の羽根(普通電動役物)の作動情報を示す信号を、コネクタCN4からは大当り状態を示す信号を、コネクタCN5からは確変状態(高確率状態)を示す信号を、コネクタCN6からは遊技者に遊技球を払い出す時の賞球情報を示す信号を、コネクタCN7からは前面枠12の開放情報を示す信号を、コネクタCN8からは貸出球の情報を示す信号をホールメインコンピュータ44に出力する。
また、外部接続端子34iは、9ピン32VDCコネクタCN9の構造となっており、該コネクタCN9には、上記情報(前面枠12の開放情報等)を示す信号が主制御装置30から入力される。
上記構成の外部接続端子板34は、パチンコ機10からホールメインコンピュータ44へ出力するパチンコ機10の情報の全てを1つの制御装置(主制御装置30)から1つの外部接続端子板34に備えられた外部接続端子34a〜34iを介して出力する構成になっているため、配置スペースが小さくてすみ、配線もし易い。また、主制御装置30は、ホールメインコンピュータ44に出力される全ての情報を把握することができ、主制御装置30とホールメインコンピュータ44の2つによって確実な不正の監視ができるようになる。
続いて前述したパチンコ機10の電気的構成を図6のブロック図を用いて説明する。パチンコ機10の電気回路は、図示するように、前述した主制御装置30、払出制御装置31、演出図柄制御装置32、発射制御装置33、外部接続端子板34、サブ制御装置35、電源基板36等から構成されている。なお、この回路図には、信号の受け渡しを行うための所謂中継基板等は記載していない。
主制御装置30は、遊技制御プログラムを記憶したROM及び演算等の作業領域として働くRAM30aを内蔵した8ビットワンチップマイコンを中心とした論理演算回路として構成され、この他各基板又は各種スイッチ類及び各種アクチュエータ類との入出力を行うための外部入出力回路も設けられている。ここで、前記RAM30aは、パチンコ機10の電源が投入されているときに更新可能なRAM(以下、通常RAM)30bと、パチンコ機10の電源が遮断されているときに更新可能なRAM(以下、電源遮断状態専用RAM)30cとで構成されている。なお、通常RAM30bと電源遮断状態専用RAM30cとを別々に設けずに1つのRAM30aにパチンコ機10の電源投入中および電源遮断中の制御情報を記憶する構成としてもよい。
主制御装置30の入力側には、扉開放スイッチ(扉開放SW)37、満タンスイッチ(満タンSW)45、球切れスイッチ(球切れSW)46、始動口スイッチ(始動口SW)47、普通図柄始動スイッチ(普通図柄始動SW)48、Vスイッチ(VSW)49、カウントスイッチ(カウントSW)50、複数の各入賞口スイッチ(各入賞口SW)51、球貸しスイッチ(球貸しSW)52、賞球払い出しスイッチ(賞球払い出しSW)53等が接続されている。また、出力側には、大入賞口ソレノイド54、Vソレノイド55、普通電動役物ソレノイド56、及び試験信号端子57等が接続されている。
扉開放スイッチ37は前面枠12、満タンスイッチ45は下皿23内、球切れスイッチ46は払出し装置29の上流側通路、始動口スイッチ47は特別図柄始動口38内、普通図柄始動スイッチ48は普通図柄始動口40内、Vスイッチ49は大入賞口42内の特定領域内、カウントスイッチ50は大入賞口42内、複数の各入賞口スイッチ51は特別図柄始動口38,普通図柄始動口40及び大入賞口42以外の盤面上の各々の入賞口(図示略)内に各々取り付けられている。
ここで、扉開放スイッチ37は前面枠12の開閉状態を、満タンスイッチ45は下皿23内に遊技球が満タン状態になったことを、球切れスイッチ46は賞球又は貸し球に球切れが生じたことを、Vスイッチ49は大入賞口42内に入賞した遊技球が特別領域を通過したことを、カウントスイッチ50は大入賞口42内に入賞する全ての遊技球を、各入賞口スイッチ51は特別図柄始動口38,普通図柄始動口40及び大入賞口42以外の盤面上の各々の入賞口に遊技球が入賞したことを、各々検出するためのものである。
また、出力側に接続された大入賞口ソレノイド54は大入賞口42、Vソレノイド55は大入賞口42内の特別領域、普通電動役物ソレノイド56は特別図柄始動口38の羽根の開閉に各々使用されるものである。
払出制御装置31は、主制御装置30と同様マイクロコンピュータを用いた論理演算回路として構成され、その入力回路には球貸しスイッチ(球貸しSW)52、賞球払い出しスイッチ(賞球払い出しSW)53が接続され、出力回路には球貸ソレノイド52a、賞球モータ31a、発射制御装置33が接続されている。
また、払出制御装置31には、カードリーダ13およびCR精算表示装置60が双方向通信可能に接続されている。球貸しスイッチ52は球貸ソレノイド52aを駆動することにより払い出される遊技球を検出し、賞球払い出しスイッチ53は賞球モータ31aから払い出される遊技球を検出する。なお、主制御装置30と払出制御装置31とは双方向通信可能に接続されている。これにより、正確な払出を行うことができる。
発射制御装置33は、遊技者が操作する発射ハンドル24の回動量に応じて発射モータ33aを駆動制御するものであり、その他遊技者が発射停止スイッチ(発射停止SW)24aを押下したとき発射を停止させたり、発射ハンドル24に内蔵されたタッチスイッチ(タッチしSW)24bがオン状態のときタッチランプを点灯させるためのものである。タッチスイッチ24bは発射ハンドル24に内蔵され遊技者が発射ハンドル24に触れていることを検出する。
サブ制御装置35は、電飾制御装置と音声制御装置を備えており、電飾制御装置は主としてトランジスタ等の駆動素子から構成されており、主制御装置30からの指令を受けて特別図柄保留記憶LED61、普通図柄保留記憶LED62、大当りランプやエラーランプ等の各種ランプ類63等を点灯表示させるためのものである。音声制御装置は音源IC及びアンプ等から構成されており、主制御装置30の指令を受けてスピーカ64を駆動制御するためのものである。
演出図柄制御装置32は、前述した主制御装置30と同様8ビットワンチップマイコンを中心とした論理演算回路として構成され、演出図柄表示装置32aを駆動制御する。演出図柄制御装置32の入力回路および出力回路はサブ制御装置35の入力回路および出力回路と接続されている。
外部接続端子板34は、前述のように入力回路に主制御装置30が接続され、出力回路にはホールメインコンピュータ44が接続されている。これにより、主制御装置30から外部接続端子34iに送信された信号は外部接続端子34a〜34hからホールメインコンピュータ44に出力されるが、ホールメインコンピュータ44からは信号を入力できない構成となっている。
電源基板36は、24V交流電源36aから各種電源を生成し、主制御装置30、払出制御装置31、演出図柄制御装置32、サブ制御装置35に供給している。なお、図6において、電源基板36と、主制御装置30、払出制御装置31、演出図柄制御装置32、サブ制御装置35、および24V交流電源36aとを繋いでいる線は、電源線を示している。
図7は、電源基板36から各装置に供給される電源を詳細に示した図である。電源基板36は、24V交流電源36aからDC32V、DC12V、DC5V、更にコンデンサによりDC5V(VBB)のバックアップ電源を生成し、各制御装置に必要な電源を供給するよう構成されている。DC5Vのバックアップ電源は、主制御装置30と払出制御装置31に供給され、主制御装置30と払出制御装置31との両方でバッテリバックアップ及びデータの復元を行っている。主制御装置30及び払出制御装置31は、制御プログラムの不正改竄をチェックするセキュリティ機能を備えており、サブ制御基板35はセキュリティ機能を備えない。
続いて図8を用いて主制御装置30、外部接続端子板34、扉開放スイッチ37、およびホールメインコンピュータ44の電気的接続について説明する。上述のように、扉開放スイッチ37と主制御装置30、主制御装置30と外部接続端子板34、外部接続端子板34とホールメインコンピュータ44が各々接続されている。
また、図8(b)に示すように、外部接続端子板34にはフォトカプラなどの不可逆性情報伝達手段であるIC7が備えられている。なお、主制御装置30に電流を制限する制限抵抗およびトランジスタアレイを備える構成としてもよい。ここで、図8に示す構成の代わりに、図9に示すように、IC1〜IC8(IC7以外は図示略)を外部接続端子板34に設けず、ホールメインコンピュータ44に設ける構成としてもよい。図9の構成の場合、主制御装置30に制限抵抗30dおよびトランジスタアレイ30eを備える構成が好ましいが、備えない構成としてもよい。
上記図8の構成により、主制御装置30から扉開放スイッチ37に電気信号が送信されると、扉開放スイッチ37から主制御装置30に前面枠12の開閉状態を示す信号が送信される(扉の開閉状態の監視)。ここで、図8(c)に示すように、扉開放スイッチ37から送信される該前面枠12の開閉状態を示す信号は、前面枠12が閉鎖中の場合にはON信号(主制御装置30からの電気信号に対して導通状態となっている旨の信号)となり、前面枠12が開放中の場合にはOFF(主制御装置30からの電気信号に対して非導通状態となっている旨の信号)となる。
さらに、図8(c)に示すように、該開閉状態を示す信号を受信した主制御装置30は、該受信した信号が閉鎖状態を示すものであれば、外部接続端子34gに一定の電気信号を出力する。また、該受信した信号が開放状態を示すものであれば、外部接続端子34gに前記一定の電気信号を出力しない(非出力)。ここで、一定の電気信号を出力しないとは、電気信号を全く出力しない構成であってもよいし、前記一定の電気信号と異なる大きさの電気信号を出力する構成であってもよい。
なお、回路構成は、図8(c)のように、主制御装置30の受信した信号が閉鎖状態を示すものであるとき一定の電気信号を出力する構成であれば、図8(b)のものに限定されない。
外部接続端子34gは、主制御装置30から一定の電気信号または前記一定の電気信号と異なる信号を受信すると、IC7を介してホールメインコンピュータ44へ該受信信号を出力する。そして、外部接続端子34gから出力された信号は、ノット回路65を介してホールメインコンピュータ44に入力される(図8(b)参照)。
ここで、上記信号の送受信は、パチンコ機10本体に電源が入っているか否かに係わらず行われる。具体的には、図10(a)に示すように、まずパチンコ機10本体に電源が投入されている場合には、電源基板36から供給される通常電源によって図8に示される信号の送受信(入出力)が行われる。また、扉開放スイッチ37から主制御装置30に送信された前面枠12の開放状態等の情報は、前記通常電源を用いて主制御装置30に備えられた通常RAM30bに記憶される。
そして、図10(b)に示すように、パチンコ機10本体に対して電源が遮断中の場合には、電源基板36から供給されるDC5Vのバックアップ電源によって図8に示される信号の送受信(入出力)が行われる。また、電源遮断中の前面枠12の開閉状態についての情報は、前記バックアップ電源を用いて主制御装置30に備えられた電源遮断状態専用RAM30cに記憶される。なお、バックアップ電源を用いて通常RAM30bの記憶も保持されている。また、バックアップ電源は、パチンコ機10の電源が入っているときに充電される構成となっている。
次にパチンコ機10の電源投入時および遮断時における動作について説明する。まず、図11に示すように、電源基板36には、投入時リセット回路84、バックアップ電圧監視回路85、タイマ1回路86、タイマ2回路87、遮断時リセット回路88、RAMクリアスイッチ89とが備えられている。
バックアップ電圧監視回路85の出力側は、主制御装置30のCPU58の強制割り込み端子NMI、及び払出制御装置31のCPU70の強制割り込み端子NMIに接続されている。主制御装置30のCPU58のリセット端子RESには、遮断時リセット回路88とタイマ2回路87とがオア回路90を介して接続されている。払出制御装置31のCPU70のリセット端子RESには、遮断時リセット回路88とタイマ1回路86とがオア回路91を介して接続されている。演出図柄制御装置32のCPU67のリセット端子RESには、遮断時リセット回路88と投入時リセット回路84とがオア回路92を介して接続されている。同様に、サブ制御装置35のCPU73にも、遮断時リセット回路88と投入時リセット回路84とがオア回路93を介して接続されている。
RAMクリアスイッチ89は、押しボタンタイプ等であり、押しボタンの押し下げに応答してRAMクリア信号を検出するものであり、主制御装置30の入力ポート96を介して、CPU58のデータバスDBに接続され、また、払出制御装置31の入力ポート97を介して、CPU70のデータバスDBに接続されている。
主制御装置30及び払出制御装置31のそれぞれのRAMをクリアする場合、電源スイッチ(オン・オフ切替えタイプ)がオフの状態を確認し、RAMクリアスイッチ89を押した状態にて、電源スイッチをオンにすると、主制御装置30及び払出制御装置31のCPU58,CPU70は、リセット信号が解除された時点で、入力ポート96,97を介してRAMクリア信号を検知し、それぞれの制御装置30,31は、制御が開始された時点でRAMクリア信号を検知した場合、それぞれのRAMの内容を初期化して、動作開始する。詳細は後述する。なお、前述したように、5Vバックアップ電源は、主制御装置30のCPU58のバックアップ端子VBB、及び払出制御装置31のCPU70のバックアップ端子VBBに接続されている。
投入時リセット回路84は、図12に示すように、電圧監視IC8、抵抗器R38、R39及びR40、バイパスコンデンサC22及びC23等から構成されている。電圧監視IC8の入力端子であるVS端子には、抵抗器R39とR40とで分圧したDC12Vの電源が供給され、出力端子であるRESET端子は、抵抗器R38でDC5Vにプルアップされている。前記構成により電圧監視IC8の出力端子であるRESET端子は、DC12V電源の電圧が7.20〜7.75V以下に低下すると、出力するリセット信号1を、ハイレベルからロウレベルに変化させる。
タイマ1回路86は、投入時リセット回路84が出力するリセット信号1を、ハイレベルからロウレベルに変化させたときから所定時間(本実施形態では、100ms)経過後に出力するリセット信号2をハイレベルからロウレベルに変化させる遅延回路として構成されている。タイマ2回路87は、投入時リセット回路84が出力するリセット信号1を、ハイレベルからロウレベルに変化させたときから所定時間(本実施形態では、300ms)経過後に出力するリセット信号3をハイレベルからロウレベルに変化させる遅延回路として構成されている。
バックアップ電圧監視回路85は、図13に示すように、コンパレータIC2A、抵抗器R51〜R55等から構成されている。コンパレータIC2Aのマイナス入力端子には、抵抗器R53とR54とで分圧したDC5Vの電源が供給され、プラス入力端子には、抵抗器R51とR52とで分圧したDC12Vの電源が供給され、出力端子は抵抗器R55でDC5Vにプルアップされている。前記構成によりコンパレータIC2Aの出力端子は、DC12V電源の電圧が8.00〜9.23V以下に低下すると、出力するバックアップ信号1を、ハイレベルからロウレベルに変化させる。
遮断時リセット回路88は、バックアップ電圧監視回路85が出力するバックアップ信号1を、ハイレベルからロウレベルに変化させたときから所定時間(本実施形態では、100ms)経過後に出力するリセット信号4をハイレベルからロウレベルに変化させる遅延回路として構成されている。前記構成により、パチンコ機10に電源が投入されたときの主制御装置30のCPU58、払出制御装置31のCPU70、演出図柄制御装置32のCPU67、サブ制御装置35のCPU73の動作又は制御動作の立ち上がり状態を、図14に示すタイミングチャートに従って説明する。
パチンコ機10に電源が投入されると、電源基板36によりDC32V、DC12V、バッテリバックアップ電源(VBB)であるDC5Vが生成される。この生成された各電源は各制御基板に供給されるが、投入時リセット回路84、タイマ1回路86及びタイマ2回路87の働きによりサブ制御装置35、演出図柄制御装置32、払出制御装置31及び主制御装置30は次のように動作の立ち上げ処理を行う。
図14に示すように、電源基板36に電源が投入されると(ポイントP1)、DC12V電源の電圧は放物線を描いて漸次0Vから12Vに立ち上がる。この漸次立ち上がるDC12V電源の電圧が、基準電圧LV2(本実施形態では、7.20〜7.75V ポイントP2)になった所定時間経過後に投入時リセット回路84の出力信号であるリセット信号1がロウレベルからハイレベルとなる。
これにより、サブ制御装置35及び演出図柄制御装置32は、リセット状態を解除し制御に係る動作を立ち上げる(ポイントP3)。投入時リセット回路84は、DC12V電源が基準電圧LV2になっても直ちにリセット信号1を出力するわけではなく、バックアップ電源VBBによるバックアップ開始のタイミングより後に立ち上がるよう本実施形態では、約100ms(パワーオンリセット巾)後にリセット信号1を出力するよう構成されている。
タイマ1回路86は、DC12V電源の電圧が基準電圧LV2になってから約200ms経過後、即ち、投入時リセット回路84の出力するリセット信号1がロウレベルからハイレベルになってから100ms経過後に出力するリセット信号2をロウレベルからハイレベルとする。リセット信号2を入力する払出制御装置31のCPU70は、リセット信号2がハイレベルとなったときから約320msの時間をかけて正常なプログラムであるか否かのセキュリィティチェックを実行し、この後に払い出し等に係る制御を実行する。従って、払出制御装置31のCPU70は、DC12V電源の電圧が基準電圧LV2になってから約520ms後(ポイントP4)に動作を立ち上げることになる。
タイマ2回路87は、DC12V電源の電圧が基準電圧LV2になってから約400ms経過後、即ち、投入時リセット回路84の出力するリセット信号1がロウレベルからハイレベルになってから300ms経過後に出力するリセット信号3をロウレベルからハイレベルとする。リセット信号3を入力する主制御装置30のCPU58は、リセット信号3がハイレベルとなったときから約200msの時間をかけて正常なプログラムであるか否かのセキュリィティチェックを実行し、この後に入賞検知等に係る制御を実行する。従って、主制御装置30のCPU58は、DC12V電源の電圧が基準電圧LV2になってから約600ms後(ポイントP5)に動作を立ち上げることになる。
次にパチンコ機10への電源投入が遮断されるときの動作を、図15に示すタイミングチャートに従って説明することにする。パチンコ機10への電源投入が遮断されると(ポイントP6)、電源基板36で生成されるDC12Vの電源電圧は、遮断直後の低下が著しいものの、その後はほぼリニアに低下してゆき所定時間後に0Vとなる。このリニアに漸減してゆく途中で、基準電圧LV1(本実施形態では、8.00〜9.23V)に至ると(ポイントP7)、電源基板36のバックアップ電圧監視回路85のバックアップ信号1は、ハイレベルからロウレベルに変化する。
これにより、主制御装置30のCPU58及び払出制御装置31のCPU70は、その各強制割り込み端子NMIがロウレベルとなると、CPU58及びCPU70にノンマスカブルインターラプトがかかることになる。これにより、主制御装置30のCPU58は、現状のゲーム状態を示すデータを待避し、その後RAM30aへのアクセスを禁止することができる。払出制御装置31のCPU70は、現状の賞球払い出し状態及び玉貸しの払い出し状態を示すデータを待避し、その後RAMへのアクセスを禁止することができる。
遮断時リセット回路88は、バックアップ電圧監視回路85が出力するバックアップ信号1がハイレベルからロウレベルに変化する信号の立ち下げ時から約100ms後に出力するリセット信号4をハイレベルからロウレベルに変化させる(ポイントP8)。このときDC12V電源電圧は基準電圧LV2となる。これにより、主制御装置30のCPU58、払出制御装置31のCPU70、演出図柄制御装置32のCPU67、サブ制御装置35のCPU73は、一斉に動作を停止させる。ここで、前述したように、主制御装置30及び払出制御装置31各々のRAMはバッテリバックアップされており、電源遮断時もRAMに記憶されたデータは所定時間(本実施形態では、約3日間)記憶保持される。
次に上述した構成を有する本実施形態の電源投入時及び電源遮断時における処理について、図16、図17、図18に示すフローチャートを参照して説明する。まず図16を用いて、パチンコ機10の電源が遮断された時の処理(電源断発生時処理)について説明する。この処理は、主制御装置30にて行われる処理である。
パチンコ機10の電源が遮断されたことが検出されると、全使用レジスタを退避させる処理を行う(S100)。S100の処理を終えると、スタックポインタを保存する処理を行い(S110)、通常RAM30bの判定値を算出して保存し(S120)、さらに、電源遮断時の発生情報を保存する処理を行う(S130)。その後、通常RAM30bへのアクセスを禁止し(S140)、リセット端子RESがロウレベルに低下するのを待つ待機処理とする。S140の通常RAM30bへのアクセス禁止処理は、電源電圧の不安定な状態での通常RAM30bへの書き込みを禁止することにより、待避するデータの正確性及び確実性を高めるためである。
次に図17を用いて、パチンコ機10の電源が遮断中であるときにおける、前面枠12の開閉状態を監視する処理(電源断時扉監視処理)について説明する。この処理は、電源基板36から供給されるバックアップ電源を用いて、主制御装置30のCPU58にて行われる処理である。
電源断時扉監視処理が開始されると、前面枠12が開放中か否か判定される(S200)。該判定は、バックアップ電源を用いて主制御装置30から扉開放スイッチ37に電気信号を送り、該信号に対して導通であるか非導通であるかの信号を扉開放スイッチ37から主制御装置30に送信されることにより行われる。
S200にて肯定判定(扉開放スイッチ37から送信される信号がOFF)が為されると、異常フラグが作動中か否か判定される(S210)。異常フラグが作動中ではなくS210にて否定判定が為されると、異常フラグを作動させる処理を行う(S220)。S210にて肯定判定、又はS220の処理を終えると、続いて扉開放フラグが作動中か否か判定される(S230)。扉開放フラグとは、前面枠12の開放時において作動されるもので、前面枠12の閉鎖時には作動しない。S230において否定判定が為されると、続いて扉開放フラグを作動させる処理が行なわれる(S240)。そして、S230にて肯定判定、又はS240の処理を終えると、リターンに抜ける。
前述したS200において、否定判定が為されると、扉開放フラグが作動中か否か判定される(S250)。S250にて否定判定が為されるとリターンに抜け、S250にて肯定判定が為されると、続いて扉開放状態記憶処理を行う(S260)。この扉開放状態記憶処理は、何時何分にどれくらいの間、前面枠12が開放されていたか(開放フラグが作動していたか)などの情報を前述の電源遮断状態専用RAM30cに記憶する処理である。また、異常フラグが作動中か否かの情報も電源遮断状態専用RAM30cに記憶する。
なお、本実施形態において、主制御装置30は計時手段を有し、該計時手段の時計機能によって、何時何分にどれくらいの間、前面枠12が開放されていたかが分かるようになっている。
S260の処理が終了すると、続いて扉開放フラグ終了処理を行う(S270)。S270の処理が行なわれると、リターンに抜ける。
上記電源断時扉監視処理によって、パチンコ機10の電源が遮断中であっても、前面枠12の開放を監視することができる。
次に図18を用いて、電源投入時に主制御装置30にて行われる処理について説明する。電源投入時処理が開始されると、前面枠12の開放により異常フラグが作動中となっているか否か判定される(S300)。ここで、後述するS440の通常RAM30bをクリアする処理よりも早い段階でS300による異常フラグが作動しているか否かの判定を行っているため、例えば異常フラグや前面枠12の開放状態の記憶を通常RAM30bに記憶する構成とした場合でも、不正を行う者が通常RAM30bをクリアすることができない。
なお、本実施形態では、電源断状態において電源断状態専用RAM30cに異常フラグや扉開放状態が記憶され、通常RAM30bをクリアする動作(電源投入時にRAMクリアボタンを押す)を行っても、電源断状態にて前面枠12が開けられた情報はクリアされない構成にしたので、通常RAM30bをクリアする処理の後に異常フラグが作動しているか否かの判定する処理を行ってもよい。
S300において肯定判定が為されると、S260で電源遮断状態専用RAM30cに記憶した扉開放状態(例えば何時、どれ位の間、何回前面枠12が開放したか)を演出図柄表示装置32aに表示させるとともに、エラーランプやスピーカ64等によってエラー報知を行う処理(遊技不能処理)をする(S310)。また、該エラー報知以外にも、遊技球の発射をできなくしたりパチンコ機10の電源が入らないようにして遊技ができない状態等にしてもよい。
また、S310の遊技不能処理が行われた後はリターンに抜けることになる。なお、本実施形態では、遊技不能状態がリセットされると異常フラグも終了する構成になっている。ここで、遊技不能状態をリセットする方法としては、暗証番号の入力や鍵がかかったところに備えられたリセットボタンを押すなど容易にリセットができないようになっていればよく、特に限定されない。暗証番号入力部やリセットボタンを設ける構成とする場合には、その配置場所はパチンコ機10本体に設けた構成が好適である。
S300において否定判定が為されると、続いて割込みモードを設定する(S320)。S320の処理を終えると、S140にてアクセス禁止になっていた通常RAM30bのアクセスを許可させる処理を行う(S330)。S330の処理を終えると、続いてRAMクリアスイッチ89からのRAMクリア信号の入力があるか否か判定される(S340)。S340において否定判定が為されると、電源遮断の発生情報は正常か否か判定される(S350)。
S350において肯定判定が為されると、通常RAM30bの判定値を算出する処理を行う(S360)。S360の処理を終えると、続いてS360において算出した判定値が正常なものであるか否か判定する(S370)。S370にて肯定判定が為されると、電源が遮断された時に保存したスタックポインタ(図16のS110参照)を復帰させる処理を行う(S380)。
S380の処理を終えると、続いて復電時のコマンドを送信する処理を行う(S390)。S390に続く処理では、CPU周辺のデバイスの初期設定を行う(S400)。S400に続く処理では、電源断時の発生情報をクリアする処理を行う(S410)。S410に続く処理では、電源遮断時に割り込み許可があったか否か判定される(S420)。S420において肯定判定が為されると、割り込み許可設定を行う(S430)。S420にて否定判定、又はS430の処理を終えると、電源断時のプログラム番地へ向け、続く処理を行う。
なお、前述したS340にて肯定判定、又はS350、S370にて否定判定が為されると、続いて通常RAM30bに記憶されている値を全て0にクリア(RAMクリア)する処理を行う(S440)。S440に続く処理では、スタックポインタを設定する処理を行う(S450)。S450に続く処理では、通常RAM30bの初期設定を行う(S460)。S460に続く処理では、CPU周辺デバイスの初期設定を行う(S470)。S470に続く処理では、割り込み許可設定を行う(S480)。S480の処理を終えると、遊技が開始される。
上記電源投入時処理によって、パチンコ機10の電源遮断中における前面枠12の開放に対して、パチンコ機10の電源を投入したときに遊技機側(主制御装置30等)がエラー報知等の対処をすることができる。また、通常のRAMクリア処理にて、遊技機の電源断状態においての扉開放状態や異常フラグの情報がクリアされないので不正を防止することができる。
以上、本実施形態においては、扉開放スイッチ37を主制御装置30に接続し、パチンコ機10の電源が入り状態時には通常電源を用いて、前面枠12の開閉状態の監視と前面枠12の開閉状態を示す信号を外部接続端子34gを介してホールメインコンピュータ44に出力する構成としたため、ホールメインコンピュータ44から通常電源以外の何らかの信号(電流)がパチンコ機10に入力されずとも、前面枠12の開閉状態をホールメインコンピュータ44で判別し、パチンコ機10側(主制御装置30等)でも前面枠12の開閉状態を把握することができる。これにより、ホールメインコンピュータ44から通常電源以外の何らかの信号(電流)をパチンコ機10に入力せずに、前面枠12の開放による不正行為を防止し、パチンコ機10側で前面枠12の開放を検出した場合の対処(例えば、主制御装置30からサブ制御基板35等にエラー報知を行う旨の信号の送信)を行うことができる。
また、パチンコ機10の電源が遮断状態時には、バックアップ電源を用いて前面枠12の開閉状態の監視と前面枠12の開閉状態を示す信号を外部接続端子を介してホールメインコンピュータ44に出力する構成としたため、電源遮断中において、上記効果であるホールメインコンピュータ44から通常電源以外の何らかの信号(電流)をパチンコ機10に入力せずに、前面枠12の開放による不正行為を防止し、パチンコ機10側で前面枠12の開放を検出した場合の対処を行うことができるという効果を発揮できる。また、電源遮断中に使用されるバックアップ電源が全て電源基板36から出力されるため、制御が複雑化しない。
また、ホールメインコンピュータ44に出力する前面枠12の開閉状態を示す信号は、パチンコ機10の電源状態に係らず、前面枠12が閉鎖状態である場合には一定の電気信号を出力し続け、前面枠12が開放状態である場合には該一定の電気信号を出力しない構成としたため、前記一定の電気信号を出力しない場合には前面枠12が開放し異常状態であると判断される。これにより、ホールメインコンピュータ44と外部接続端子34gとを繋ぐ線や、主制御装置30と外部接続端子34gを結ぶ線、電源基板36と主制御装置30とを繋ぐ線等を切断した場合には、前記一定の電気信号が出力されなくなることから、異常状態であることがわかり、該線を切断することにより行われる不正を防止することができる。
また、前面枠12が閉鎖状態であれば主制御装置30と扉開放スイッチ37が導通し、前面枠12が開放状態であれば主制御装置30と扉開放スイッチ37が非導通になる構成としたため、主制御装置30と扉開放スイッチ37を結ぶ線を切断した場合には、主制御装置30と扉開放スイッチ37が非導通となることから、異常状態であることがわかり、該線を切断することにより行われる不正を防止することができる。
また、パチンコ機10の電源が遮断状態時に扉開放スイッチ37によって前面枠12の開放が検出された場合、パチンコ機10の電源復旧後にパチンコ機10が通常状態とは異なるエラー状態になる構成としたため、パチンコ機10の電源が遮断状態時に行われる不正による被害を最小限に抑えられることができる。
また、パチンコ機10の電源が遮断状態時における前面枠12開放の検出に対してのみ報知する構成であるため、遊技者の遊技中における前面枠12開放の検出に対しては報知しない。これにより、前面枠12の開放に対する処理によって遊技者の遊技の妨げになる状態となることを回避することができる。
また、遊技機の電源が遮断状態時に扉開放スイッチ37によって前面枠12の開放が検出された場合、前面枠12の開放情報を主制御装置30に設けられている電源遮断状態専用RAM30cに記憶する構成としたため、ホールメインコンピュータ44と主制御装置30で、前面枠12の開閉状態を把握することができ、それらを照らし合わせることで不正を確実に発見することができる。また、前面枠12の開放回数など前面枠12の開閉状態に関してより詳しい情報が分かるようになる。
(第1実施形態の変形例1)
次に図19を参照して第1実施形態の変形例1のパチンコ機10について説明する。第1実施形態の変形例1は、第1実施形態の図8(c)の代わりに図19を用いる。
上記第1実施形態では、
前面枠12が閉鎖状態であれば主制御装置30と扉開放スイッチ37が導通し、前面枠12が開放状態であれば主制御装置30と扉開放スイッチ37が非導通になる構成としている。それに対して、実施形態1の変形例1では、前面枠12が閉鎖状態であれば主制御装置30と扉開放スイッチ37が非導通になり、前面枠12が開放状態であれば主制御装置30と扉開放スイッチ37が導通する構成としている。
図19は、扉開放スイッチ37から主制御装置30に、主制御装置30から外部接続端子34gに、外部接続端子34gからホールメインコンピュータ44に送信される前面枠12の開閉状態を示す信号を示した図である。主制御装置30から扉開放スイッチ37に電気信号が送信されると、扉開放スイッチ37から主制御装置30に前面枠12の開放状態を示す信号が送信される。前記扉開放スイッチ37から送信される前面枠12の開閉状態を示す信号は、前面枠12が閉鎖中の場合にはOFFとなり、前面枠12が開放中の場合にはON信号となる。
そして、該開閉状態を示す信号を受信した主制御装置30は、該受信した信号が閉鎖状態を示すものであれば外部接続端子34gに一定の電気信号を出力し、該受信した信号が開放状態を示すものであれば外部接続端子34gに前記一定の電気信号を出力しない(非出力)。ここで、一定の電気信号を出力しないとは、電気信号を全く出力しない構成であってもよいし、前記一定の電気信号と異なる大きさの電気信号を出力する構成であってもよい。
また、第1実施形態と同様に、遊技機の電源が断状態において該受信した開閉状態を示す信号が開放状態を示すものであれば、主制御装置30の命令により扉開放状態を演出図柄表示装置32aに表示させ、スピーカ64やエラーランプ等によってエラー報知を行う。なお、主制御装置30に制限抵抗およびトランジスタアレイを備える構成としてもよい。
さらに、外部接続端子34gは主制御装置30から一定の電気信号または前記一定の電気信号と異なる信号を受信すると、ホールメインコンピュータ44へ該受信信号を送信する。なお、IC1を外部接続端子板34に設けてもよいし、設けなくてもよい。
以上、本変形例においては、前面枠12が閉鎖状態であれば主制御装置30と扉開放スイッチ37が非導通になり、前面枠12が開放状態であれば主制御装置30と扉開放スイッチ37が導通し、また、第1実施形態と同様に、ホールメインコンピュータ44に出力する前面枠12の開閉状態を示す信号は、パチンコ機10の電源状態に係らず、前面枠12が閉鎖状態である場合には一定の電気信号を出力し続け、前面枠12が開放状態である場合には該一定の電気信号を出力しない構成としたため、前記一定の電気信号を出力しない場合には前面枠12が開放し異常状態であると判断される。これにより、ホールメインコンピュータ44と外部接続端子34gとを繋ぐ線や、主制御装置30と外部接続端子34gを結ぶ線、電源基板36と主制御装置30とを繋ぐ線等を切断した場合には、前記一定の電気信号が出力されなくなることから、異常状態であることがわかり、該線を切断することにより行われる不正を防止することができるという第1実施形態と同様の効果を発揮できる。
なお、主制御装置30と扉開放スイッチ37を繋ぐ線を切断された場合には、扉が開放されても検出できなくなるが、主制御装置30と扉開放スイッチ37を繋ぐ線は、前面枠12を開けてからでないと、容易には切断できないため大きな問題にはならない。また、パチンコ機10の電源が断状態時には、不正が行われない限り前面枠12は開放されず、前面枠12が閉まっている時は非導通なので、監視に用いる電力の使用量(バックアップ電源の使用量)を抑えることができる。
(第1実施形態の変形例2)
次に図20を参照して第1実施形態の変形例2のパチンコ機10について説明する。第1実施形態の変形例2は、第1実施形態の図8の代わりに図20を用いる。
上記第1実施形態では、主制御装置30から扉開放スイッチ37に電気信号が送信されると、扉開放スイッチ37から主制御装置30に前面枠12の開閉状態を示す信号を送信し、該信号を受信した主制御装置30は開放状態であるか否か判断し、外部接続端子34gに前面枠12の開閉状態を示す信号を出力する構成としている。それに対して、実施形態1の変形例2では、主制御装置30から扉開放スイッチ37に電気信号が送信されると、扉開放スイッチ37から主制御装置30を介して、外部接続端子34gに前面枠12の開閉状態を示す信号を送信する構成としている。
図20に示すように、主制御装置30から扉開放スイッチ37に電気信号が送信されると、扉開放スイッチ37から主制御装置30を介して外部接続端子34gに前面枠12の開閉状態を示す信号が送信される。ここで、図20(c)に示すように、扉開放スイッチ37から送信される該前面枠12の開閉状態を示す信号は、前面枠12が閉鎖中の場合には導通状態を示し、前面枠12が開放中の場合には非導通状態を示す。なお、主制御装置30に電流を制限する制限抵抗およびトランジスタアレイを備える構成としてもよい。
外部接続端子34gは前面枠12の開閉状態を示す信号を受信すると、IC7を介してホールメインコンピュータ44へ該受信信号を出力する。なお、IC7を介して信号を出力する構成としているため、ホールメインコンピュータ44からの電気信号は入力されない。ここで、図21に示すように、IC1〜IC8(IC7以外は図示略)を外部接続端子板34に設けず、ホールメインコンピュータ44に設ける構成としてもよい。図21の構成の場合、主制御装置30に制限抵抗30dおよびトランジスタアレイ30eを備える構成が好ましいが、備えない構成としてもよい。
そして、外部接続端子34gから送信された信号は、ノット回路65を介してホールメインコンピュータ44に入力される(図21(b)参照)。
以上、本変形例においては、主制御装置30から扉開放スイッチ37に電気信号が送信されると、扉開放スイッチ37から主制御装置30を介して外部接続端子34gに前面枠12の開閉状態を示す信号を送信する構成としているため、第1実施形態と同様の効果を発揮しつつも、制御的に簡素化できる。
(第1実施形態の変形例3)
次に図22を参照して第1実施形態の変形例3のパチンコ機10について説明する。上記第1実施形態の変形例2では、主制御装置30から扉開放スイッチ37に電気信号が送信されると、扉開放スイッチ37から主制御装置30を介して、外部接続端子34gに前面枠12の開閉状態を示す信号を送信する構成としている。それに対して、実施形態1の変形例3では、主制御装置30から扉開放スイッチ37に電気信号が送信されると、前面枠12の開閉状態を示す信号を、主制御装置30を介さずに扉開放スイッチ37から外部接続端子34gに直接送信する構成としている。
図22に示すように、主制御装置30から扉開放スイッチ37に電気信号が送信されると、前面枠12の開閉状態を示す信号が扉開放スイッチ37から外部接続端子34gに直接送信される。ここで、第1実施形態の変形例2と同様に、扉開放スイッチ37から送信される該前面枠12の開閉状態を示す信号は、前面枠12が閉鎖中の場合には導通状態を示し、前面枠12が開放中の場合には非導通状態を示す。なお、主制御装置30に電流を制限する制限抵抗およびトランジスタアレイを備える構成としてもよい。
外部接続端子34gは前面枠12の開閉状態を示す信号を主制御装置30から受信すると、IC7を介してホールメインコンピュータ44へ該受信信号を送信する。なお、IC7を介して信号を送信する構成としているため、ホールメインコンピュータ44からの電気信号は入力されない。ここで、図23に示すように、IC1〜IC8(IC7以外は図示略)を外部接続端子板34に設けずに、ホールメインコンピュータ44に設ける構成としてもよい。図23の構成の場合、主制御装置30に制限抵抗30cおよびトランジスタアレイ30dを備える構成が好ましいが、備えない構成としてもよい。
そして、外部接続端子34gから送信された信号は、ノット回路65を介してホールメインコンピュータ44に入力される(図22(b)参照)。また、前面枠12の開閉状態を示す信号は主制御装置30にも入力されるため、主制御装置30は前面枠12の開閉状態を把握することができる。該信号を受信した主制御装置30は、演出図柄表示装置32aへの扉開放状態の表示や、スピーカ64、エラーランプ等によるエラー報知を行う命令をする。
以上、本変形例においては、主制御装置30から扉開放スイッチ37に電気信号が送信されると、前面枠12の開閉状態を示す信号を扉開放スイッチ37から外部接続端子34gに直接送信する構成としているため、第1実施形態と同様の効果を発揮しつつも、制御的に簡素化できる。
(第2実施形態)
次に図24を参照して第2実施形態のパチンコ機について説明する。第2実施形態は、第1実施形態の図10の代わりに図24を用いる。第1実施形態の構成要素に対応する本実施形態の構成要素の説明は、図中の符号を100番台として説明を援用する。
上記第1実施形態では、パチンコ機10の電源遮断状態時には、電源基板36から供給されるバックアップ電源を用いて前面枠12の開閉状態の監視と前面枠12の開閉状態を示す信号をホールメインコンピュータ44に出力する構成としている。パチンコ機110の電源遮断状態時には、主制御装置130に備えられたバックアップ電池(蓄電部材)198を用いて前面枠112の開閉状態の監視と前面枠112の開閉状態を示す信号をホールメインコンピュータ44に出力する構成としている。
図24に示すように、主制御装置130には電源基板136から通常電源およびバックアップ電源が供給され、また主制御装置130にバックアップ電池198が備えられている。そして、図24(a)に示すように、パチンコ機110本体に電源が投入されている場合には、電源基板136から供給される通常電源によって、前面枠12の開閉状態の監視と前面枠12の開閉状態を示す信号のホールメインコンピュータ44への出力が行われる(図8参照)。また、賞球の未払い数や遊技状態の情報は、前記通常電源を用いて主制御装置130に備えられた通常RAM130bに記憶される。
そして、図24(b)に示すように、パチンコ機110本体に対して電源が遮断中の場合には、主制御装置130に備えられたバックアップ電池198を用いることによって、前面枠12の開閉状態の監視と前面枠12の開閉状態を示す信号のホールメインコンピュータ44への出力が行われる。
また、電源遮断中の前面枠112の開放状態についての情報は、バックアップ電源を用いて主制御装置130に備えられた電源遮断状態専用RAM130cに記憶される。なお、電源遮断時には、バックアップ電源によって通常RAM130bの記憶が保持されている。また、バックアップ電池198は、パチンコ機110本体に電源が投入されているときに通常電源によって充電される構成となっている。
ここで、通常RAM130bと電源遮断状態専用RAM130cとを別々に設けず、1つのRAMに賞球の未払い数や遊技状態の情報と電源遮断中の前面枠112の開放状態等の情報を記憶する構成としてもよい。
以上、本実施形態においては、主制御装置130は、バックアップ電池198を備え、パチンコ機110の電源が遮断状態時にはバックアップ電池198を用いて扉開放スイッチ137の開閉状態の監視と扉開放スイッチ137の開閉状態を示す信号を外部接続端子134gを介してホールメインコンピュータ144に出力する構成としたため、パチンコ機110の電源が遮断時に制御情報を記憶保持するために用いる電源と、扉の開閉状態の監視や扉の開閉状態を示す信号の出力で用いる電源とは異なっており、これにより、バックアップ電池198とバックアップ電源の消費電気量を分散させ、蓄電量の急激な減少を回避することができる。
また、バックアップ電池198は、パチンコ機110の電源入り状態時に通常電源によって充電される構成としたため、直ぐに蓄電量が無くなることを防止できる。
また、パチンコ機110の電源遮断時における前面枠112の開閉状態の監視や前面枠112の開閉状態を示す信号のホールメインコンピュータ144への出力を行うために使用する電源の(電源基板136と主制御装置130とを繋ぐ)供給線がないため、電源基板136と主制御装置130とを繋ぐ線(バックアップ電源を供給する線)を切断することによる不正行為は生じない。
(第2実施形態の変形例1)
次に図25を参照して第2実施形態の変形例1のパチンコ機110について説明する。第2実施形態では、パチンコ機110の電源が遮断状態時において、電源基板136から供給されるバックアップ電源を用いることによって前面枠112の開放状態についての情報を電源遮断状態専用RAM130cに記憶している。それに対して、第2実施形態の変形例1では、パチンコ機110の電源遮断状態時において、主制御装置130に備えられたバックアップ電池198を用いることによって、前面枠112の開放状態についての情報を電源遮断状態専用RAM130cに記憶している。
図25に示すように、第2実施形態と同様に、主制御装置130には電源基板136から通常電源およびバックアップ電源が供給され、また主制御装置130にバックアップ電池198、通常RAM130b、電源遮断状態専用RAM130cが備えられている。
また、パチンコ機110本体に電源が投入されている場合には、第2実施形態と同様、電源基板136から供給される通常電源によって、前面枠112の開閉状態の監視と前面枠112の開閉状態を示す信号をホールメインコンピュータ144に出力する(図25(a)参照)。また、賞球の未払い数や遊技状態の情報は、前記通常電源を用いて通常RAM30bに記憶される。
そして、図25(b)に示すように、パチンコ機110本体に対して電源が遮断中の場合には、前面枠12の開閉状態の監視と前面枠12の開閉状態を示す信号のホールメインコンピュータ44への出力は主制御装置130に備えられたバックアップ電池198によって行われる。さらに、バックアップ電池198を用いて、電源遮断中における前面枠112の開放状態についての情報を電源遮断状態専用RAM130cに記憶する。また、電源基板136から供給されるバックアップ電源を用いることによって、通常RAM130bに記憶されている情報を記憶保持する。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、前面枠12,112のみに扉開放スイッチ37,137を備え、前面枠12,112の開閉状態について検出する構成であるが、図26に示すように、複数の扉に扉開放スイッチ37,137を備え、該複数の扉の開閉状態について検出する構成としてもよい。具体的には、前面枠、ガラス枠、遊技盤の開閉状態について、扉開放スイッチ37,137を各々設けて検出することなどが挙げられる。
また、複数(ここでは3つ)の扉開放スイッチ37,137によって検出された各扉の開閉状態を示す信号は、主制御装置30,130を介して外部接続端子34g,134gに各々送信され、さらに外部接続端子34g,134gからIC7,107を介してホールメインコンピュータ44,144に各々出力される。ここで、IC1,101〜IC8,108(IC7,107以外は図示略)を外部接続端子板34,134に設けずにホールメインコンピュータ44,144に設ける構成としてもよい。
なお、複数の扉の開閉状態について検出する構成として、図8のように扉開放スイッチ37,137によって検出された各扉の開閉状態を示す信号を、主制御装置30,130に入力し、その後主制御装置30,130から外部接続端子34gに出力する構成としてもよい。さらに、図22のように扉開放スイッチ37,137によって検出された各扉の開閉状態を示す信号を、主制御装置30,130を介さずに外部接続端子34gに直接送信する構成としてもよい。また、上皿や下皿などの扉の開閉状態について検出する構成としてもよい。
上記複数の扉の開閉状態について検出する構成により、扉開放スイッチ37,137を設置した複数の扉の開閉状態について各々監視することができ、不正された個所をある程度予測することができるという効果を奏する。
さらに、複数の扉に扉開放スイッチ37,137を備え、該複数の扉の開閉状態について検出する構成の場合には、図27のように、複数(ここでは3つ)の扉の開閉状態をいっぺんに検出する構成としてもよい。これにより、制御が簡素化でき、かつコスト削減をすることができるという効果を奏する。
また、上記各実施形態では、扉開放スイッチ37,137を主制御装置30,130と接続する構成であるが、扉開放スイッチ37,137を払出制御装置31,131と接続する構成としてもよい。該構成の場合、払出制御装置31,131から扉開放スイッチに電気信号を出して前面枠12,112等の開閉状態を監視し、前面枠12,112等の開閉状態を示す信号を、払出制御装置31,131から外部接続端子34g,134gを介してホールメインコンピュータ44,144に出力する。該信号の出力は、前面枠12,112等が閉鎖状態の場合には、一定の電気信号を出力し続ける。ここで、払出制御装置31,131は枠側に設けられており、同じく枠側に取り付けられている扉開放スイッチ37,137を該払出制御装置31,131に接続する構成とすることで、盤面交換(新台入れ替えによる)を行う際、扉開放スイッチ37,137を払出制御装置31,13から取り外さなくてもよい。これにより、盤面交換にかかる時間を短縮することができ、扉開放スイッチ37,137を払出制御装置31,131に付け忘れるということもなくなる。また、主制御装置30,130および払出制御装置31,131は、パチンコ機10,110にとって最も重要な箇所(遊技結果に影響を及ぼすところ)であり、不正が行われないように基板ケースが厳重になっている(カシメられている)。そこに、扉開放スイッチ37,137を接続する構成とすることで、扉開放スイッチ37,137に対して不正行為が行われる可能性を低くすることができる。
尚、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲に於いて、改変等を加えることが出来るものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的範囲に含まれることとなる。
本発明を採用したパチンコ機10を示す外観斜視図である。 パチンコ機10を裏面からみた裏面図である。 パチンコ機10の遊技盤22の構成を示す正面図である。 第1実施形態に係る外部接続端子板34の拡大図である。 第1実施形態に係る外部接続端子板34および各外部接続端子から入出力される信号の内容を示す図である。 パチンコ機10の電気的構成を示すブロック図である。 電源基板36から電源を供給する構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る主制御装置30、外部接続端子板34、扉開放スイッチ37、およびホールメインコンピュータ44の電気的構成と、出力される信号を示す図である。 主制御装置30、外部接続端子板34、扉開放スイッチ37、およびホールメインコンピュータ44の電気的構成を示す図である。 第1実施形態に係る扉開放監視等を行うための電源を示すブロック図である。 電源基板36と主制御装置30、演出図柄制御装置32、サブ制御装置35との関係を示すブロック図である。 投入時リセット回路84の構成を示す回路図である。 バックアップ電圧監視回路85の構成を示す回路図である。 電源投入時の状態を示すタイミングチャートである。 電源遮断時の状態を示すタイミングチャートである。 主制御装置30の電源断発生時処理を示すフローチャートである。 主制御装置30の電源断時扉監視処理を示すフローチャートである。 主制御装置30の電源投入時処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の変形例1に係る扉開放スイッチ37および主制御装置30から出力される信号を示す図である。 第1実施形態の変形例2に係る主制御装置30、外部接続端子板34、扉開放スイッチ37、およびホールメインコンピュータ44の電気的構成と、出力される信号を示す図である。 第1実施形態の変形例2に係る主制御装置30、外部接続端子板34、扉開放スイッチ37、およびホールメインコンピュータ44の電気的構成を示す図である。 第1実施形態の変形例3に係る主制御装置30、外部接続端子板34、扉開放スイッチ37、およびホールメインコンピュータ44の電気的構成を示す図である。 第1実施形態の変形例3に係る主制御装置30、外部接続端子板34、扉開放スイッチ37、およびホールメインコンピュータ44の電気的構成を示す図である。 第2実施形態に係る扉開放監視等を行うための電源を示すブロック図である。 第2実施形態の変形例2に係る扉開放監視等を行うための電源を示すブロック図である。 主制御装置30、外部接続端子板34、複数の扉開放スイッチ37、およびホールメインコンピュータ44の電気的構成を示す図である。 主制御装置30、外部接続端子板34、複数の扉開放スイッチ37、およびホールメインコンピュータ44の電気的構成を示す図である。
符号の説明
10・・・パチンコ機 12・・・前面枠
22・・・遊技盤 30・・・主制御装置
30b・・・通常RAM
30c・・・電源遮断状態専用RAM
31・・・払出制御装置 32・・・演出図柄制御装置
34・・・外部接続端子板 34a〜34i・・・外部接続端子
35・・・サブ制御装置 36・・・電源基板
37・・・扉開放スイッチ 44・・・ホールコンピュータ
98・・・バックアップ電池

Claims (6)

  1. 遊技の進行を司る主制御装置と、
    遊技球の払出を制御する払出制御装置と、
    必要な情報を遊技機外部に出力するための外部接続端子と、
    開閉可能に装着された扉の開閉状態を検出する扉開放検出手段と、
    遊技機の電源が入り状態時に前記主制御装置と前記払出制御装置に通常電源を供給する電源基板と、を備えた遊技機であって、
    前記扉開放検出手段を前記主制御装置または前記払出制御装置に接続し、
    前記扉開放検出手段が接続された前記主制御装置または前記払出制御装置である被接続制御装置は、遊技機の電源が遮断状態時には前記電源基板からバックアップ電源を供給され、
    遊技機の電源が入り状態時には前記通常電源を用い、遊技機の電源が遮断状態時には前記バックアップ電源を用いて前記扉の開閉状態の監視と前記扉の開閉状態を示す信号を前記外部接続端子を介して遊技機外部に出力するようにし、遊技機外部に出力する前記扉の開閉状態を示す信号は、遊技機の電源状態に係らず、前記扉が閉鎖状態である場合には一定の所定信号を出力し続け、前記扉が開放状態である場合には該一定の所定信号を出力しないように設定したことを特徴とする遊技機。
  2. 遊技の進行を司る主制御装置と、
    遊技球の払出を制御する払出制御装置と、
    必要な情報を遊技機外部に出力するための外部接続端子と、
    開閉可能に装着された扉の開閉状態を検出する扉開放検出手段と、
    遊技機の電源が入り状態時に前記主制御装置と前記払出制御装置に通常電源を供給する電源基板と、を備えた遊技機であって、
    前記扉開放検出手段を前記主制御装置または前記払出制御装置に接続し、
    前記扉開放検出手段が接続された前記主制御装置または前記払出制御装置である被接続制御装置は、蓄電部材を備え、
    遊技機の電源が入り状態時には前記通常電源を用い、遊技機の電源が遮断状態時には前記蓄電部材を用いて前記扉の開閉状態の監視と前記扉の開閉状態を示す信号を前記外部接続端子を介して遊技機外部に出力するようにし、遊技機外部に出力する前記扉の開閉状態を示す信号は、遊技機の電源状態に係らず、前記扉が閉鎖状態である場合には一定の所定信号を出力し続け、前記扉が開放状態である場合には該一定の所定信号を出力しないように設定したことを特徴とする遊技機。
  3. 前記蓄電部材は、遊技機の電源が入り状態時に前記通常電源によって充電されることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記扉が閉鎖状態であれば前記被接続制御装置と前記扉開放検出手段が導通し、前記扉が開放状態であれば前記被接続制御装置と前記扉開放検出手段が非導通になるように設定したこと特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の遊技機。
  5. 遊技機の電源が遮断状態時に扉開放検出手段によって扉の開放が検出された場合、遊技機の電源復旧後に遊技機が通常状態とは異なるエラー状態になることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の遊技機。
  6. 遊技機の電源が遮断状態時に前記扉開放検出手段によって前記扉の開放が検出された場合、前記被接続制御装置に設けられている記憶手段に前記扉の開放情報を記憶することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の遊技機。
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