JP2001346942A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2001346942A
JP2001346942A JP2000170748A JP2000170748A JP2001346942A JP 2001346942 A JP2001346942 A JP 2001346942A JP 2000170748 A JP2000170748 A JP 2000170748A JP 2000170748 A JP2000170748 A JP 2000170748A JP 2001346942 A JP2001346942 A JP 2001346942A
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JP
Japan
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game
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power
control
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Application number
JP2000170748A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源手段からの給電が遮断された状態のとき
でも遊技情報記憶手段に記憶した遊技情報を確実に継続
して記憶保持できるようにすること、記憶用電力供給手
段の記憶用電力を常に充電できるようにすること。 【解決手段】 電源供給部81が+5Vを供給可能な給
電正常状態のときには、電源供給部81からの+5Vが
電力供給系85を介して主制御手段のRAM39bと払
出し制御手段のRAM46bとに夫々供給されるととも
に、その+5Vの電力を電解コンデンサ89に充電して
いる。これにより、RAM39bの遊技情報記憶メモリ
に弾球遊技中の最新の所定の遊技情報を記憶でき、46
bの遊技情報記憶メモリに遊技球払出し情報を記憶する
ことができる。給電遮断状態になり、電源供給部81か
らの+5V供給が停止した場合には、電解コンデンサ8
9に充電しておいた記憶用の電力(+5V)がRAM3
9b,46bに夫々連続的に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は弾球遊技機に関
し、特に電源手段からの給電が遮断された給電遮断状態
のときでも、遊技情報記憶手段に記憶した弾球遊技に関
する遊技情報を記憶保持できるようにしたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】 従来、パチンコ機等の弾球遊技機にお
いては、発射ハンドル操作による遊技球の発射制御、遊
技盤に設けた図柄始動手段や開閉式入賞手段(大入賞手
段)等の遊技役物の制御、入賞手段への入賞を検知する
検知制御、図柄表示用ディスプレイに設けられた図柄表
示手段の複数の図柄表示部における図柄を変動させる図
柄表示制御、入賞手段への入賞に伴う遊技球の払出し制
御、入賞時や大当たり状態におけるサウンド制御やラン
プ制御等、弾球遊技の為の種々の制御を司る制御装置が
設けられている。
【0003】この制御装置において、遊技盤側の遊技制
御を主として司る主制御部は、各図柄表示部に図柄変動
表示させる図柄表示制御の為の一連の制御信号(制御コ
マンド)を図柄制御部に直接出力し図柄表示を制御して
いる。また、主制御部は、普通入賞手段や開閉式入賞手
段への遊技球の入賞に際して、払出しモータ駆動の為の
払出し制御信号を払出し制御部に出力して賞球の払出し
を制御している。更に、主制御部は、図柄表示部におけ
る変動後の停止図柄が大当たり図柄のとき、開閉式入賞
手段の開閉板駆動ソレノイドの為の開閉制御信号を特別
遊技制御部に出力し、開閉板を所定条件が成立するまで
開放制御している。
【0004】例えば、主制御部は図柄制御部に対して、
各動作毎の詳細な制御信号を逐一送信して図柄を変動制
御するため、仮に1つの制御信号がノイズや静電気等に
より無効になっても、後続する制御信号に基づいて変動
制御を続行できる。主制御部は、図柄表示制御だけでな
く、これに連動する払出し制御、サウンド出力制御、ラ
ンプ点灯制御等の種々の制御を行なうため、制御負荷が
非常に大きく、これら遊技動作の制御に制御遅れが生じ
易い。
【0005】そこで、払出し制御部や図柄制御部等の各
副制御部を、主制御部とは独立のマイクロコンピュータ
を備えた別個の制御基板上に構成し、主制御部から各副
制御部へ制御コマンドを一方向通信するコマンド通信方
式が採用されつつある。これにより、例えば、主制御部
は図柄変動に際して図柄制御部に、図柄変動開始コマン
ド(変動パターン指定番号等を含む)と、各図柄表示部
の停止図柄を指定する図柄指定コマンドとを順次送信す
るだけでよく、図柄変動制御を簡単化でき、主制御部の
負荷を格段に軽減することができ、サウンド制御やラン
プ制御、更には払出し制御を図柄変動に同期させて実行
できる。
【0006】ところで、例えば、落雷等により停電にな
った場合には、電源回路に設けた+5V生成回路や+1
2V生成回路で直流電圧が生成されなくなるため、RA
Mに一時的に記憶していた種々のデータが全て消去され
てしまうだけでなく、制御動作が停止する。この場合、
停電発生の直前に、仮に大当たりゲームを実行中であっ
ても、停電により、大当たり状態であることを指示する
情報及び入賞球数情報や払出すべき払出し球数情報等の
RAMに記憶していた遊技情報の全てが消去されてしま
う。
【0007】その結果、電源回路から電力が供給される
給電正常状態になってゲームを再開する場合に、大当た
りゲームを停電直前の状態に続けて実行することができ
ず、遊技者とホール側とでトラブルが発生することもあ
る。そこで、停電発生時以降においては、別途設けたバ
ックアップ用電源からRAMに記憶用電力を供給するこ
とで、遊技中に発生した大当たり状態であることを指示
する情報や払出し球数情報等のRAMに記憶した遊技情
報を、給電正常状態になるまで継続して記憶保持するこ
とができ、給電正常状態になったときに停電により中断
した遊技制御の途中から支障なく再開することができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】 このように、電源回
路から供給される給電正常状態のときには、電源回路か
らの+5VがRAMに供給され、このRAMに書き込ま
れた種々の遊技情報が記憶されているが、停電が発生し
た場合に、電源回路からの+5V供給から、バックアッ
プ用電源による+5V供給に切換えて記憶保持させる場
合、この切換え時にRAMへの+5V供給が瞬間ではあ
るが停止され、所謂瞬間停電が発生することになり、R
AMに記憶していた遊技情報が一瞬に消去されてしまう
ことになる。
【0009】また、バックアップ用電源を常には充電し
ていないため、特に長期間に亙って停電が発生しない場
合には、そのバックアップ用電源に充電された記憶保持
用電力は徐々にではあるが放電により減少するため、停
電が発生してバックアップが必要なときに、記憶用電力
を正常に供給できなくなる可能性がある。本発明の目的
は、電源手段からの給電が遮断された状態のときでも遊
技情報記憶手段に記憶した遊技情報を確実に継続して記
憶保持できるようにすること、記憶用電力供給手段の記
憶用電力を常に充電できるようにすること、等である。
【0010】
【課題を解決するための手段】 請求項1の弾球遊技機
は、主に遊技盤側の遊技制御を行なう主制御手段と、こ
の主制御手段とは別の制御基板に構成され且つ主制御手
段から送信される制御信号に応じて制御を行なう副制御
手段と、主制御手段及び副制御手段に電力を供給する電
源手段と、主制御手段と副制御手段の少なくとも一方に
設けられ弾球遊技に関する遊技情報を記憶可能な遊技情
報記憶手段とを備えた弾球遊技機であって、電源手段か
ら供給される電力を遊技情報記憶手段に供給する電力供
給系と、電源手段からの給電が遮断された際にその遮断
から所定時間に亙って遊技情報記憶手段に記憶保持用の
電力を供給する記憶用電力供給手段とを備えたものであ
る。ここで、前記制御信号は、制御動作を指令する制御
コマンドに相当するものであるが、制御コマンド以外の
種々の制御信号でもよい。
【0011】電源手段からの電力が主制御手段とこの主
制御手段とは別の制御基板からなる副制御手段とに供給
され、主制御手段は遊技盤側の遊技制御を行い、副制御
手段は主制御手段から送信される制御信号に基づいて、
この制御信号に応じて制御を行なう。弾球遊技に関する
遊技情報を記憶可能な遊技情報記憶手段が主制御手段と
副制御手段の少なくとも一方に設けられているので、電
力供給系は、電源手段から供給される電力を遊技情報記
憶手段に供給するので、弾球遊技中において、遊技情報
記憶手段に遊技情報を記憶することができる。
【0012】停電等により電源手段からの給電が遮断さ
れた際には、電力供給系からの電力が遊技情報記憶手段
に供給されなくなるが、これに代わって、記憶用電力供
給手段がその給電遮断されたときから所定時間に亙っ
て、記憶保持用の電力を遊技情報記憶手段に供給する。
このように、電源手段から電力が給電される場合には、
電力供給系により供給される電力で遊技情報記憶手段に
遊技情報を記憶することができ、しかも給電遮断状態の
ときには、電力供給系に代わって記憶用電力供給手段が
記憶保持用の電力を遊技情報記憶手段に連続的に供給す
るため、遊技情報記憶手段への電力供給が瞬間でも停止
することがなく、遊技情報記憶手段に記憶している遊技
情報を確実に継続して記憶保持することができる。
【0013】ここで、前記記憶用電力供給手段が、給電
正常状態のときには電源手段から供給される電力を充電
しておき、給電遮断状態のときには充電しておいた記憶
用電力を遊技情報記憶手段に供給する場合(請求項2)
には、電源手段から供給される電力を常に充電しておく
ため、停電等により電源手段からの給電が遮断された場
合でも、この充電しておいた記憶用電力により遊技情報
記憶手段に記憶した遊技情報を継続して確実に記憶保持
することができる。
【0014】また、前記遊技情報記憶手段が、給電正常
状態のときには最新の所定の遊技情報を更新しながら記
憶するRAMである場合(請求項3)には、このRAM
に更新しながら記憶された最新の所定の遊技情報は、電
源手段からの給電が遮断された場合でも、記憶用電力供
給手段からの記憶用電力により継続して確実に記憶保持
することができる。
【0015】また、前記遊技情報記憶手段が、給電遮断
状態のときに最新の所定の遊技状態に関連する遊技情報
を記憶するバックアップ用RAMである場合(請求項
4)には、このバックアップ用RAMに記憶された最新
の所定の遊技情報は、電源手段からの給電が遮断された
場合でも、記憶用電力供給手段からの記憶用電力により
継続して確実に記憶保持することができる。
【0016】また、前記副制御手段が、遊技球を払出す
払出し制御手段である場合(請求項5)には、この払出
し制御手段に遊技情報記憶手段を設け、この遊技情報記
憶手段に主制御手段から送信されて記憶した払出し遊技
球情報を、弾球遊技中には電力供給系から供給される電
力で遊技情報を記憶することができ、しかも給電遮断状
態のときでも、記憶用電力供給手段から供給さる記憶保
持用の電力により継続して確実に記憶保持することがで
きる。この場合、給電正常状態になったときには、記憶
保持していた払出し遊技球情報に基づいて遊技球を確実
に払出すことができる。
【0017】また、前記主制御手段が、制御信号を一方
向通信にて副制御手段に送信する場合(請求項6)に
は、主制御手段から副制御手段への制御信号送信に際し
て、一方向通信を採用することで、主制御手段による副
制御手段に対する指令制御を格段に簡単化することがで
きるとともに、主制御手段に対する不正を確実に防止す
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基いて説明する。本実施形態は、パチンコホー
ルの島構造体に設置される所謂カード式弾球遊技機と呼
ばれる第1種パチンコ機に本発明を適用した場合の一例
であり、パチンコホールに設けられた島構造体には、そ
の長さ方向に複数のカード式球貸し機1と複数のパチン
コ機2とが交互に配設され、カード式球貸し機1はパチ
ンコ機2に電気的に接続されている。
【0019】図1〜図4に示すように、カード式弾球遊
技機であるパチンコ機2は、矩形枠状の外枠3と、この
外枠3に開閉自在に枢着された前枠4とを有し、カード
式球貸し機1をサンドイッチ状に挟持する状態で、外枠
3が島構造体(図示略)に着脱自在に装着されている。
前枠4には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、
遊技盤5の前側に対応させて、窓部6aを有するガラス
扉6と前面板7とが夫々開閉自在に枢着されている。前
面板7には発射用の遊技球(遊技媒体に相当する)を貯
留する上皿8が装着され、前枠4の下部には、上皿8か
ら溢流し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿9と、発
射手段10の発射ハンドル11とが設けられている。
【0020】この発射手段10は、回動操作可能な発射
ハンドル11と、この発射ハンドル11の回動角度に応
じた打撃力で打撃槌12により遊技球を発射させる発射
モータM(図5参照)などを備えている。上皿8の右部
には、カード式球貸し機1に対する球貸し操作用の操作
パネル13が設けられ、この操作パネル13には、カー
ド残額を3桁の数字で表示するカード残額表示部13a
と、所定金額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイ
ッチ13bと、遊技終了時にカードの返却を指令する返
却スイッチ13cとが設けられている。
【0021】図2に示すように、遊技盤5には、金属製
の外レールと内レールとからなるガイドレール15がほ
ぼ環状に設けられ、このガイドレール15の内側の遊技
領域5aには、カラーの液晶ディスプレイ16、図柄始
動手段(図柄始動兼入賞手段)17、開閉式入賞手段
(大入賞手段)18、複数の普通入賞手段19(この場
合、上段の普通入賞手段19以外に、開閉式入賞手段1
8の左右両側部に、例えば6つの普通入賞手段19)、
2つのゲート20(通過口)等が夫々所定の位置に配設
されている。
【0022】液晶ディスプレイ16は、変動図柄を表示
するとともに背景画像や各種のキャラクタの動画などを
表示する図柄表示手段22として機能する。図柄表示手
段22は、背景画やキャラクタをアニメーション的に表
示するとともに、例えば左右方向に並ぶ3個(左、中、
右)の図柄表示部22a〜22cを有し、図柄始動手段
17に遊技球が入賞することを条件に、各図柄表示部2
2a〜22cの表示図柄が所定時間だけ変動表示(スク
ロール表示)され、図柄始動手段17への遊技球の入賞
タイミングに応じた抽選結果に基づいて決定される停止
図柄パターンで停止する。
【0023】液晶ディスプレイ16の直ぐ上側に、普通
入賞手段19と第2図柄表示手段23とが設けられてい
る。第2図柄表示手段23は1個の普通図柄を表示する
普通図柄表示部を有し、ゲート20を通過した遊技球が
検出されたとき、普通図柄表示部の表示図柄が所定時間
だけ変動し、遊技球のゲート20通過時点において抽選
された抽選用数値により決定される停止図柄を表示して
停止するようになっている。図柄始動手段17は、開閉
自在な左右1対の開閉爪17aを備えた電動式チューリ
ップであり、第2図柄表示手段23の変動後の停止図柄
が当たり図柄を表示した場合に、開閉爪17aが所定時
間だけ開放されて入賞し易くなる。
【0024】開閉式入賞手段18は前方に開放可能な開
閉板18aを備え、図柄表示手段22の変動後の停止図
柄が「777」等の当たり図柄のとき、所謂「大当た
り」と称する特別遊技が開始され、開閉板18aが前方
に開放される。この開閉式入賞手段18の内部に特定領
域18bがあり、この特定領域18bを入賞球が通過し
たとき、特別遊技が継続される。開閉式入賞手段18の
開閉板18aが開放された後、所定時間が経過し、又は
所定数(例えば、10個)の遊技球が入賞して開閉板1
8aが閉じるときに、遊技球が特定領域18bを通過し
ていないときに特別遊技が終了するが、特定領域18b
を通過していれば最大所定回数(例えば、16回)まで
特別遊技が継続され、遊技者に有利な状態に制御され
る。
【0025】図3、図4に示すように、前枠4の裏側に
は、遊技盤5を裏側から押さえる裏機構板30が着脱自
在に装着され、この裏機構板30には開口部30aが形
成され、その上側に賞球タンク33と、これから延びる
タンクレール34とが設けられ、このタンクレール34
に接続された払出し手段35が裏機構板30の側部に設
けられ、裏機構板30の下側には払出し手段35に接続
された通路ユニット36が設けられている。払出し手段
35から払出された遊技球は通路ユニット36を経由し
て上皿排出口8aから上皿8に払出される。
【0026】裏機構板30の開口部30aには、遊技盤
5の裏側に装着された裏カバー37と、入賞手段17〜
19に入賞した遊技球を排出する入賞球排出樋(図示
略)とが夫々嵌合されている。この裏カバー37に装着
されたケース38の内部に主制御基板39が配設され、
その前側に図柄制御基板40が配設されている。主制御
基板39の下側で、裏カバー37に装着されたケース4
1aの内部にランプ制御基板42が設けられ、このケー
ス41aに隣接するケース41bの内部にサウンド制御
基板43が設けられている。
【0027】これらケース41a,41bの下側で裏機
構板30に装着されたケース44の内部には、電源基板
45と払出し制御基板46が夫々設けられている。この
電源基板45には、図3に示すように、電源スイッチ8
0と初期化スイッチ90とが配置されている。但し、ケ
ース44のこれら両スイッチ80,85に対応する部位
が切欠かれ、これら両スイッチ80,90の各々を指で
同時操作可能になっている。
【0028】更に、発射手段10の後側に装着されたケ
ース47の内部には、発射制御基板48が設けられてい
る。即ち、これら制御基板39〜40,42〜43,4
5〜46,48は夫々独立の基板であり、電源基板45
と発射制御基板48を除く制御基板39,40,42,
43,46には、CPUとROMやRAM等を有する1
チップ集積回路からなるマイクロコンピュータ(以下、
単にマイコンと言う)39a,40a,42a,43
a,46aが夫々設けられている(図6参照)。
【0029】主制御基板39とその他の制御基板40,
42,43,46とは、複数本の信号線でコネクタを介
して電気的に接続され、主制御基板39から各制御基板
40,42,43,46に、所定の遊技動作を実行させ
る種々の制御コマンド(これが制御信号に相当する)を
一方向通信にて送信可能になっている。制御コマンドの
一方向通信を採用することで、図柄停止に関する不正を
確実に防止できるとともに、主制御手段50の制御負荷
を格段に軽減でき、送信制御を簡単化することができ
る。次に、パチンコ機2の制御装置に予め格納した複数
の制御プログラムを介して達成される種々の機能につい
て、図5の機能ブロック図により説明する。但し、これ
ら種々の機能は前述したマイクロコンピュータ等で達成
される。
【0030】主制御基板39上に構成された主制御手段
50は、遊技盤5に設けられた種々の遊技部品や遊技球
検出スイッチ等に対する信号の入出力に関わる遊技制御
を主として司るとともに、後述する図柄制御手段60、
払出し制御手段70、ランプ制御手段71、サウンド制
御手段72等に必要に応じて制御コマンド(制御指令)
を送信出力する。ここで、払出し制御手段70、図柄制
御手段60、サウンド制御手段72、ランプ制御手段7
1、の各々が副制御手段に相当する。
【0031】主制御基板39に設けられたマイコン39
aのROMには、主に遊技盤5の遊技動作を制御するメ
インの遊技制御プログラム、停電を含み電源手段74か
らの給電が遮断された際に、最新の所定の遊技状態に関
連する遊技情報を記憶保持するバックアップ処理プログ
ラム、記憶保持していた遊技情報を主電源復帰時に元の
状態に復帰させる遊技復帰制御プログラム等が格納され
ている。この遊技復帰制御プログラムは、給電正常状態
になったときにのみ実行されるものである。また、マイ
コン39aのRAM36b(これが遊技情報記憶手段に
相当し、図6、図7参照)には遊技情報記憶メモリが設
けられ、この遊技情報記憶メモリ39bに記憶した遊技
情報は記憶保持可能に常にバックアップされている。
【0032】図柄制御基板40上に構成された図柄制御
手段60は、主制御手段50から送信されてくる図柄制
御コマンドに基づいて、液晶ディスプレイ16に種々の
動画や背景画を表示させる表示制御を実行したり、各図
柄表示部22a〜22cの図柄を変動制御し、指示され
た停止図柄で変動を停止制御する。払出し制御基板46
上には払出し制御手段70が構成され、この払出し制御
手段70は主制御手段50から払出し制御コマンドを受
信し、払出し手段35による遊技球の払出し制御を司
る。
【0033】この払出し制御基板46に設けられたマイ
コン46aのROMには、主に遊技球の払出しをメイン
処理として制御する払出し制御プログラム、停電発生時
や閉店時に給電遮断状態になったときに遊技球の払出し
情報を記憶保持させるバックアップ処理プログラム、給
電正常状態になったときに記憶保持している払出し情報
に基づいて払出し制御を再開させる遊技復帰制御プログ
ラム等が格納されている。この遊技復帰制御プログラム
は、給電正常状態になった時にのみ実行されるものであ
る。また、マイコン46aのRAM46b(これが遊技
情報記憶手段に相当し、図6、図7参照)には遊技情報
記憶メモリが設けられ、この遊技情報記憶メモリ39b
に記憶した払出し情報は記憶保持可能に常にバックアッ
プされている。
【0034】ランプ制御基板42上に構成されたランプ
制御手段71は、主制御手段50からランプ制御コマン
ドを受信し、遊技盤5等に設けられた多数の表示ランプ
を含むランプ群LPの点灯制御を司る。サウンド制御基
板43上に構成されたサウンド制御手段72は、主制御
手段50からサウンド制御コマンドを受信し、スピーカ
SPに対する各種の音響効果音の為のサウンド出力制御
を司る。発射制御基板48上に構成された発射制御手段
73は、発射モータMを駆動して遊技球の発射制御を司
る。
【0035】主制御手段50は、抽選手段51と、判定
手段52と、特別遊技発生手段53と、確率変動手段5
4と、コマンド送信手段55等を備えている。抽選手段
51は、抽選用カウンタを用いて微小な更新周期(例え
ば、約2msec周期)で数値を所定の範囲(例えば、0〜
299)で更新し、図柄始動手段17に遊技球が入賞し
たときの数値を抽出することにより、当たり外れに関す
る抽選を行なう。判定手段52は、図柄始動手段17に
遊技球が入賞したときに抽選手段51から供給される抽
選された数値に基づいて、「大当り」、「外れ(外れリ
ーチを含む)」の何れであるかを判定する。
【0036】例えば、その抽選された数値が予め設定さ
れた特定数値「71」のときに「大当たり」と判定し、
それ以外の多数の数値のときに「外れ」であると判定す
る。特別遊技発生手段53は、判定手段52から大当た
り等の特別判定結果を受ける、若しくは、図柄表示手段
22の変動後の停止図柄が大当たり図柄等の特定表示と
なった場合に、遊技制御に含まれる所定の特別遊技発生
ルーチンにより開閉式入賞手段18の開閉板18aを前
述したように作動させて、遊技者に利益状態を与える特
別遊技を実行する。
【0037】確率変動手段54は、判定手段52から
「大当たり」の特別判定結果を受けた場合に、その「大
当たり」が確率変動型大当たりのときに確率変動モード
を設定し、次回或いは次々回の大当たり迄、或いは所定
回数図柄が変動する迄、抽選手段51により大当たりを
抽選する特定数値の数を通常のときよりも多くし、大当
たり確率を高くする。コマンド送信手段55は、判定手
段52から判定結果を受け、図柄変動に際しては図柄制
御コマンド(例えば、当たり外れデータと変動時間デー
タとからなる2バイト構成)を図柄制御手段60に送信
し、遊技球の払出しに際しては払出しを指令する払出し
制御コマンド(例えば、払出し個数データを有する2バ
イト構成)を払出し制御手段70に送信する。
【0038】ここで、当たり外れデータは「確率変動型
大当たり」、「非確率変動型大当たり」、「外れ」の何
れかのデータであり、変動時間データは図柄変動に要す
る時間(例えば、40秒、60秒等)を規定するデータ
である。また、払出し個数データは、5個、10個等の
遊技球の払出し個数を指令するデータである。更に、コ
マンド送信手段55は、ランプ群LPの点灯に際しては
ランプ制御コマンド(2バイト構成)をランプ制御手段
71に送信し、スピーカSPによる効果音出力に際して
サウンド制御コマンド(2バイト構成)をサウンド制御
手段72に送信する。
【0039】図柄制御手段60は、停止図柄決定手段6
1を有し、コマンド送信手段55から送信される図柄制
御コマンドを受信し、受信した図柄制御コマンドを解析
するとともに、解析により得られた制御コマンドに基づ
いて図柄表示手段22の各図柄表示部22a〜22cに
おける図柄変動を制御する。この停止図柄決定手段61
について簡単に説明すると、変動パターンテーブルに、
「確率変動型大当たり」、「非確率変動型大当たり」、
「外れリーチ」、「外れノーマル」の各々について複数
のパターンデータが記憶されており、図柄制御コマンド
に含まれる「当たり外れデータ」に基づいて、夫々該当
する大当たりパターン又は外れパターンのうちから何れ
かを抽選により決定する。
【0040】電源手段74は電源基板45上に構成さ
れ、複数の制御基板39,40,42〜43,46の各
々に電力(直流電圧)を供給する。次に、電源手段74
としての電源基板45について、図6に基づいて説明す
る。パチンコホールに設置された各島構造体毎に複数の
変圧トランス79が設けられ、各変圧トランス79から
低圧の交流電圧(例えば、AC24V)が複数(例え
ば、5台)のパチンコ機2に夫々供給されている。
【0041】この電源基板45には、トグルスイッチ等
からなり主電源をオンオフする手動操作可能な電源スイ
ッチ80と、電源供給部81と、マイクロコンピュータ
を含む電源監視手段82及びリセット信号発生手段83
等が設けられている。電源供給部81は、AC24Vか
らDC32Vを生成するとともに、音声出力やランプ点
灯に用いるDC12V、制御手段50,60,70〜7
2等のマイクロコンピュータに供給するDC5V等を生
成し、これらの直流を制御基板39〜40,42〜4
3,46等に供給する。
【0042】電源監視手段82は、供給されたAC24
Vを直接読み込んで供給電圧を常時監視し、停電が発生
したり、電源スイッチ80のオフ操作により給電遮断状
態になった時、電圧異常を示す「L」レベルの電圧異常
信号VSを主制御基板39のマイコン39aの最優先割
込みポートと、払出し制御手段70のマイコン46aの
最優先割込みポートとに夫々出力し、最優先割込みによ
りバックアップ処理させる。
【0043】その結果、マイコン39aにおいては、給
電正常状態になって遊技制御の再開に必要で記憶保持し
ておくべき最新の所定の弾球遊技に関連する遊技情報を
遊技情報記憶メモリ39bに記憶保持させるバックアッ
プ処理が実行される。これと同時に、マイコン46aに
おいても同様に、最新の遊技球の払出しに関連する払出
し情報を遊技情報記憶メモリ46bに記憶保持させるバ
ックアップ処理が実行される。
【0044】リセット信号発生手段83は、電源監視手
段82から「L」レベルの電圧異常信号VSを受けた時
から、バックアップ処理に要する所定微小時間(例え
ば、約120msec )だけ遅延させて「L」レベルに切換え
たシステムリセット信号SRを出力する。このリセット
信号SRがマイコン39a,40a,42a,43a,
46aのリセット端子に供給され、これらCPUは初期
化に伴って制御動作を同時に停止する。
【0045】電源基板45にはバックアップ電源84が
設けられており、次にこのバックアップ電源84につい
て、図7に基づいて説明する。バックアップ電源84
は、電源供給部81から供給される+5VをRAM39
b,46bに供給する電力供給系85と、電源供給部8
1からの給電が遮断された際にその遮断から所定時間に
亙ってRAM39b,46bに記憶保持用の+5Vを供
給する記憶用電力供給手段86とが設けられている。
【0046】先ず、電力供給系85について説明する
と、電源供給部81からの+5VをRAM39b,46
bに供給する電力供給ライン87には、逆流防止用ダイ
オード88が設けられており、電源供給部81から供給
される+5Vが逆流防止用ダイオード88を介してRA
M39b,46bに夫々供給される。次に、記憶用電力
供給手段86について説明すると、電力供給ライン87
の逆流防止用ダイオード88の直ぐ下流側において、容
量が大きい電解型のコンデンサ89の+側端子が接続さ
れている。
【0047】このように、電源供給部81が+5Vを供
給可能な給電正常状態のときには、電源供給部81から
の+5VがRAM39b,46bに夫々供給されるとと
もに、その+5Vが電解コンデンサ89に充電されてお
り、給電遮断状態のときには、電源供給部81からの+
5V供給に代わって、この電解コンデンサ89に充電し
ている記憶用電力をRAM39b,46bに夫々供給可
能になっている。この場合、バックアップ電源84は例
えば2〜3日間に亙って継続して電力供給可能である。
【0048】電源基板45には、更に、電源スイッチ8
0に接近させて手動操作可能なプッシュ型スイッチから
なる初期化スイッチ90が設けられており、この初期化
スイッチ90を押圧操作したとき、初期化スイッチ90
から「L」レベルの初期化信号CLがマイコン39a,
46aの入力ポートに夫々出力される。この場合、電源
スイッチ80の操作による給電再開時に限って「L」レ
ベルの初期化信号CLが有効となり、マイコン39a,
46aのRAM39b,46bに記憶保持していた遊技
情報や払出し情報の全てを、電源手段74から給電が開
始されたときに限って消去することができる。
【0049】次に、以上のように構成されたバックアッ
プ電源84の作動及び効果について説明する。電源供給
部81にAC24Vが正常に供給されている弾球遊技中に
おいては、電源供給部81が+5Vを供給可能な給電正
常状態のときであり、電源供給部81からの+5Vが電
力供給系85を介してRAM39b,46bに夫々供給
されるとともに、その+5Vが電解コンデンサ89に充
電されている。
【0050】それ故、弾球遊技中に発生する種々の遊技
情報を更新しながら、遊技盤5側の遊技制御に関する最
新の所定の遊技情報(例えば、大当たりの場合には大当
たりを指示する情報等)をRAM39bの遊技情報記憶
メモリに記憶することができ、払出し手段35による最
新の所定の遊技球払出し情報をRAM46bの遊技情報
記憶メモリに記憶することができる。
【0051】ところで、弾球遊技の途中で停電が発生し
た場合、或いは、閉店に際して電源スイッチ80のオフ
操作により給電遮断状態になった場合、電源監視手段8
2から出力される「L」レベルの電圧異常信号VSがマ
イコン39a,46aの最優先割込みポートに供給され
る。その結果、主制御手段50と払出し制御手段70に
おいては、バックアップ処理プログラムにより夫々バッ
クアップ処理が実行され、最新の所定の遊技盤5側に関
する遊技情報がRAM39bの遊技情報記憶メモリに記
憶保持されるとともに、最新の払出し情報がRAM46
bの遊技情報記憶メモリに記憶される。
【0052】そして、これらのバックアップ処理が完了
するタイミングでもって、図8に示すように、電源供給
部81からの+5V供給が停止する。これと同時に、電
解コンデンサ89に充電しておいた記憶用電力(+5
V)がRAM39b,46bに夫々連続して供給され
る。それ故、給電遮断状態になっても、RAM39b,
46bへの電力供給を瞬間でも停止させることなく、電
解コンデンサ89に充電しておいた記憶用電力を連続的
に供給することができ、これらRAM39b,46bの
遊技情報記憶メモリに夫々記憶している遊技情報や払出
し情報を確実に継続して記憶保持することができる。
【0053】その結果、弾球遊技中に発生した大当たり
状態であることを指示する情報や払出し球数情報等のR
AM39b,46bに記憶した遊技情報を、給電正常状
態になるまで継続して記憶保持することができ、給電正
常状態になった時に停電により中断した遊技制御の途中
から支障なく再開することができる。
【0054】前記実施形態の変更形態について説明す
る。 1〕バックアップ電源84による記憶保持時間は電解コ
ンデンサ89の容量の大きさに依存するため、電解コン
デンサ89の容量を適宜設定して、記憶保持時間を所望
の時間(例えば、数十分、数時間、数十時間等)となる
ように設定するようにしてもよい。 2〕マイコン39a,46aのRAM39b,46bと
は別体にバックアップ用RAMを夫々設け、これらRA
Mに電源供給部81からの+5Vを夫々供給するととも
に、バックアップ用RAMにバックアップ電源からの+
5Vを供給するようにし、電源遮断状態のときに、バッ
クアップ処理により最新の所定の遊技情報をこれらバッ
クアップ用RAMに書き込んで記憶保持するようにして
もよい。
【0055】3〕バックアップ電源84に用いる電解コ
ンデンサ89に代えて、記憶保持用電力を供給可能な二
次電池等、種々の記憶用電力貯蔵素子を用いてもよい。 4〕図柄制御手段60、サウンド制御手段72、ランプ
制御手段71の各々に遊技情報記憶メモリを設け、この
遊技情報記憶メモリにバックアップ電源84から記憶保
持用電力を供給するようにしてもよい。 5〕バックアップ電源84は、電源基板45以外の主制
御基板39や払出し制御基板46等の制御基板、前枠4
や裏機構板30等に設けるようにしてもよい。
【0056】6〕バックアップ電源84は、所定電圧の
交流を受け、それを降圧するとともに直流に変換する変
換部を備えたものであってもよい。 7〕電源基板45は、DC32V、DC12V、DC5
V以外に、DC24V等種々の直流電圧を生成する回路
を備えたものであってもよい。 8〕本発明は、以上説明した実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更を
付加し、更に、パチンコ機に限らず、各種の遊技媒体を
用いる種々の弾球遊技機に本発明を適用することが可能
である。
【0057】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、主制御手段
と、この主制御手段から送信される制御信号に応じて制
御を行なう副制御手段と、電源手段と遊技情報記憶手段
とを備え、電力供給系と、記憶用電力供給手段とを設け
たので、電源手段から電力が給電される場合には、電力
供給系により供給される電力で遊技情報記憶手段に遊技
情報を記憶することができ、しかも給電遮断状態のとき
には、電力供給系に代わって記憶用電力供給手段が記憶
保持用の電力を遊技情報記憶手段に連続的に供給するた
め、遊技情報記憶手段への電力供給が瞬間でも停止する
ことがなく、遊技情報記憶手段に記憶している遊技情報
を確実に継続して記憶保持することができる。
【0058】請求項2の発明によれば、前記記憶用電力
供給手段が、給電正常状態のときには電源手段から供給
される電力を充電しておき、給電遮断状態のときには充
電しておいた記憶用電力を遊技情報記憶手段に供給する
ので、電源手段から供給される電力を常に充電しておく
ため、停電等により電源手段からの給電が遮断された場
合でも、この充電しておいた記憶用電力により遊技情報
記憶手段に記憶した遊技情報を継続して確実に記憶保持
することができる。その他請求項1と同様の効果が得ら
れる。
【0059】請求項3の発明によれば、前記遊技情報記
憶手段が、給電正常状態のときには最新の所定の遊技情
報を更新しながら記憶するRAMであるので、このRA
Mに更新しながら記憶された最新の所定の遊技情報は、
電源手段からの給電が遮断された場合でも、記憶用電力
供給手段からの記憶用電力により継続して確実に記憶保
持することができる。その他請求項2と同様の効果を奏
する。
【0060】請求項4の発明によれば、前記遊技情報記
憶手段が、給電遮断状態のときに最新の所定の遊技状態
に関連する遊技情報を記憶するバックアップ用RAMで
あるので、このバックアップ用RAMに記憶された最新
の所定の遊技情報は、電源手段からの給電が遮断された
場合でも、記憶用電力供給手段からの記憶用電力により
継続して確実に記憶保持することができる。その他請求
項2と同様の効果を奏する。
【0061】請求項5の発明によれば、前記副制御手段
が、遊技球を払出す払出し制御手段であるので、この払
出し制御手段に遊技情報記憶手段を設け、この遊技情報
記憶手段に主制御手段から送信されて記憶した払出し遊
技球情報を、弾球遊技中には電力供給系から供給される
電力で遊技情報を記憶することができ、しかも給電遮断
状態のときでも、記憶用電力供給手段から供給さる記憶
保持用の電力により継続して確実に記憶保持することが
できる。この場合、給電正常状態になったときには、記
憶保持していた払出し遊技球情報に基づいて遊技球を確
実に払出すことができる。その他請求項1〜4の何れか
と同様の効果を奏する。
【0062】請求項6の発明によれば、前記主制御手段
は、制御信号を一方向通信にて副制御手段に送信するの
で、主制御手段から副制御手段への制御信号送信に際し
て、一方向通信を採用することで、主制御手段による副
制御手段に対する指令制御を格段に簡単化することがで
き、更に主制御手段に対する不正を確実に防止すること
ができる。その他請求項1〜5の何れかと同様の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ機(弾球遊技
機)の斜視図である。
【図2】パチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図3】パチンコ機の背面図である。
【図4】パチンコ機の側面図である。
【図5】パチンコ機の制御系の機能ブロック図である。
【図6】電力供給回路図及び種々の制御信号回路図であ
る。
【図7】給電正常状態におけるバックアップ電源の回路
図である。
【図8】給電遮断状態における図7相当図である。
【符号の説明】
2 パチンコ機(弾球遊技機) 39 主制御基板 46 払出し制御基板 45 電源基板 50 主制御手段 70 払出し制御手段 74 電源手段 39b RAM 46b RAM 84 バックアップ電源 85 電力供給系 86 記憶用電力供給手段 89 電解コンデンサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主に遊技盤(5) 側の遊技制御を行なう主
    制御手段(50)と、この主制御手段(50)とは別の制御基板
    (46)に構成され且つ主制御手段(50)から送信される制御
    信号に応じて制御を行なう副制御手段(70)と、主制御手
    段(50)及び副制御手段(70)に電力を供給する電源手段(7
    4)と、主制御手段(50)と副制御手段(70)の少なくとも一
    方に設けられ弾球遊技に関する遊技情報を記憶可能な遊
    技情報記憶手段(39b,46b) とを備えた弾球遊技機であっ
    て、 前記電源手段(74)から供給される電力を遊技情報記憶手
    段(39b,46b) に供給する電力供給系(85)と、 前記電源手段(74)からの給電が遮断された際にその遮断
    から所定時間に亙って遊技情報記憶手段(39b,46b) に記
    憶保持用の電力を供給する記憶用電力供給手段(86)と、 を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記記憶用電力供給手段(86)は、給電正
    常状態のときには電源手段(74)から供給される電力を充
    電しておき、給電遮断状態のときには充電しておいた記
    憶用電力を遊技情報記憶手段(39b,46b) に供給すること
    を特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技情報記憶手段(39b,46b) は、給
    電正常状態のときには最新の所定の遊技情報を更新しな
    がら記憶するRAMであることを特徴とする請求項2に
    記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記遊技情報記憶手段(39b,46b) は、給
    電遮断状態のときに最新の所定の遊技状態に関連する遊
    技情報を記憶するバックアップ用RAMであることを特
    徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記副制御手段(70)は、遊技球を払出す
    払出し制御手段(70)であることを特徴とする請求項1〜
    4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記主制御手段(50)は、制御信号を一方
    向通信にて副制御手段(70)に送信することを特徴とする
    請求項1〜5の何れかに記載の弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223658A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Takao:Kk 遊技機

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