JP2010119768A - 遊技機の扉開放検出システム - Google Patents

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敦 平栗
Tatsuya Nakamura
竜也 中村
Mitsuhiro Kanemoto
光弘 金本
Takashi Oshima
高志 大島
Yusuke Nakamura
裕介 中村
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Abstract

【課題】無停電電源装置を効果的に使用することにより、ホールの営業時間外であっても、扉の開放状態を検出してホールの人間に確実に認識させることが可能な遊技機の扉開放検出システムを提供する。
【解決手段】ホールの島に配置されてそれぞれ扉開放検出手段を有する複数の遊技機と、該各遊技機に電源を供給する無停電電源装置と、前記各遊技機の情報が入力されるホールコンピュータと、前記無停電電源装置から電圧が常時供給可能に接続されると共に前記各遊技機の扉開放検出手段で検出された扉情報を前記ホールコンピュータに送信可能なセキュリティボックスと、備えることを特徴とする。前記ホールコンピュータは、扉情報を記憶可能な記憶手段を有する制御装置と報知監視装置を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機の例えば前面に開閉可能に取り付けられる扉の開放状態を検出してホール(パチンコ店等)の人間に報知可能な扉開放検出システムに関する。
従来、例えばパチンコ遊技機の扉の開放を検知するものとしては、特許文献1が開示されている。この遊技機は、扉(前枠)が開閉可能に取り付けられる外枠に、検出手段としてのマイクロスイッチを取り付け、このマイクロスイッチが扉の開放を検出した際に、遊技機の各種電気部品や各種基板への電源供給を遮断し、マイクロスイッチが扉の閉鎖を検出した際に、各種電気部品や各種基板への電源供給を再開するようにしたものである。
特開2002−11224号公報
しかしながら、このような遊技機にあっては、扉の開放を検出した際に各種電気部品や各種基板への電源供給を遮断することから、扉が開放された状態における遊技自体は阻止できるものの、扉を開放し短時間経過後に扉を閉鎖して元の状態に戻した場合には、遊技機に電源が供給されて正常に遊技できる状態となる。そのため、例えば遊技を制御する主基板ケースが、ホールの営業中やあるいは営業時間外に、短時間に不正な主基板ケースに取り替えられた場合等に、扉が開放されたことや主基板ケースが取り替えられたこと等をホールの人間に認識(報知)させることが困難で、特に、営業時間外における主基板ケースの取り替え等への対応が不十分となる虞がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、無停電電源装置を効果的に使用することにより、ホールの営業時間外であっても、扉の開放状態を検出してホールの人間に確実に認識させることが可能な遊技機の扉開放検出システムを提供することにある。
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ホールの島に配置されてそれぞれ扉開放検出手段を有する複数の遊技機と、該各遊技機に電源を供給する無停電電源装置と、前記各遊技機の情報が入力されるホールコンピュータと、前記無停電電源装置から電圧が常時供給可能に接続されると共に前記各遊技機の扉開放検出手段で検出された扉情報を前記ホールコンピュータに送信可能なセキュリティボックスと、備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記ホールコンピュータが、前記セキュリティボックスから入力される扉情報を記憶可能な記憶手段を有する制御装置と、該制御装置に接続された警報器、表示器、監視カメラからなる報知監視装置を備えることを特徴とする。さらに、請求項3に記載の発明は、前記セキュリティボックスが、各遊技機の扉開放検出手段から送信される扉情報を各遊技機に通知すると共に、該通知信号を前記ホールコンピュータに送信可能であることを特徴とする。また、請求項4に記載の発明は、前記無停電電源装置が、AC−DC変換機能及びAC−AC変換機能を有することを特徴とする。
本発明のうち請求項1に記載の発明によれば、遊技機の扉開放検出手段で検出された扉情報が、無停電電源装置により電圧が常時供給されるセキュリティボックスからホールコンピュータに送信されるため、無停電電源装置の効果的な使用により、ホールの営業時間外であっても、扉の開放状態を確実に検出してホールコンピュータを介してホールの人間に確実に認識させることができ、例えば営業時間外の主基板ケースの取り替え等による不正遊技への対応を的確に行うことができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、ホールコンピュータが、制御装置の記憶手段に記憶された扉情報に基づいて報知監視装置が作動して扉情報を報知したり監視を行うため、扉の開放状態をホールの人間に確実に認識させたり、扉開放時の状態を監視カメラで自動的に撮像して監視することができる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、セキュリティボックスにより、各遊技機から送信される扉情報を各遊技機に通知すると共にホールコンピュータに送信可能であるため、遊技機の電源オン時にセキュリティボックス自体が改ざんされた場合でも、その異常状態をホールコンピュータで検出することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、請求項1ないし3に記載の発明の効果に加え、無停電電源装置がAC−DC変換機能及びAC−AC変換機能を有するため、セキュリティボックス用のDC電圧と各遊技機用のAC電圧を1つの無停電電源装置から供給することができて、扉開放検出システム自体の構成を簡略化して安価に構成することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図4は、本発明に係わる遊技機の扉開放検出システムの一実施形態を示し、図1がその基本構成を示すブロック図、図2が具体的な構成を示すブロック図、図3が遊技機の構成を示すブロック図、図4が動作の一例を示すフローチャートである。
図1に示すように、扉開放検出システム1は、AC−DC変換機能及びAC−AC変換機能機能を有する無停電電源装置2と、この無停電電源装置2に接続されたセキュリティボックス(セキュリティBOX)3と、このセキュリティボックス3からパチンコ遊技機からなる遊技機5の扉情報が入力されるホールコンピュータ4等を備えている。そして、無停電電源装置2とセキュリティボックス3は、ホールの島6に配置され、島6に配置される各遊技機5には、前記無停電電源装置2から電源としてAC24Vが供給されると共に、各遊技機5の扉情報が前記セキュリティボックス3に入力されるようになっている。
なお、前記無停電電源装置2は、例えばAC100Vの交流電圧が入力される入力端子と、この交流電圧をAC−DC変換機能によりDC12Vに変換したり、AC−AC変換機能によりAC24Vに変換して出力可能な複数の出力端子を有し、例えば営業時間外で島6のブレーカをオフさせて島電源をオフした場合や停電等でAC電源(AC100V)が所定時間入力されない場合であっても、一定時間各端子から所定の電圧が出力可能に構成されている。
そして、前記扉開放検出システム1は、具体的には図2の如く構成されている。すなわち、島6に配置される各遊技機5には、島6の各遊技機5上方に配置されるトップランプ(図示せず)を制御するランプ基板7が接続され、このランプ基板7は、例えば2台の遊技機5毎に設けられたI/O基板8に接続されている。このI/O基板8が、CPU3a、ROM3b、RAM3c等を有する前記セキュリティボックス3に接続され、このセキュリティボックス3は、CPU9a、ROM9b、RAM9c等を有して各島6に1台配置される島コンピュータ9に接続されている。この各島6に前記無停電電源装置2が例えば1台配置され、この無停電電源装置2からランプ基板7、I/O基板8、セキュリティボックス3、島コンピュータ9及び各遊技機5に所定の電圧(電源)が供給されるようになっている。
また、前記ホールコンピュータ4は、CPU10a、ROM10b、RAM10c(記憶手段)等からなる制御装置10と、スピーカ等の警報器11a、ランプや液晶等からなる表示器11b、及び監視カメラ11c等からなる報知監視装置11等を備えている。この報知監視装置11は、前記セキュリティボックス3からの扉情報に基づいて制御装置10から出力される制御信号により所定に動作するようになっている。
前記遊技機5は、図3に示すように、遊技機5内部に設けられた電源基板13に、入賞口に遊技球が入賞することにより抽選を行い、入賞や特賞に係わる主たる制御を行うメイン制御基板14と、遊技球の払出を制御する払出制御基板15と、液晶表示器等の表示を制御する演出制御基板16及び各種ランプの点灯や点滅等を制御するランプ制御基板17が接続されている。また、電源基板13には、島6に配置された前記無停電電源装置2の出力端子が接続されている。
また、各遊技機5には、扉開放検出手段としてのセンサ18が設けられている。このセンサ18は、例えば扉が開放可能に取り付けられる外枠の、扉の反ヒンジ側の所定位置に取り付けたマイクロスイッチ等の接触型の検出スイッチかあるいは光電スイッチや磁気スイッチ等の非接触型の検出スイッチで構成され、その一方の端子に前記無停電電源装置2が接続され、その他方の端子に前記ランプ基板7が接続されている。また、センサ18は、外部情報基板19が接続された前記メイン制御基板14に接続され、センサ18のオン・オフ信号がメイン制御基板14に入力されるようになっている。
そして、前記センサ18は、扉が開放された際に、例えば扉情報としてのオン信号がランプ基板7、I/O基板8を介してセキュリティボックス3とメイン制御基板14に出力され、扉が閉鎖された際に扉情報としてのオフ信号がセキュリティボックス3とメイン制御基板14に出力されるようになっている。なお、外部情報基板14は、前記ランプ基板7に接続されている。
次に、このように構成された扉開放検出システム1の動作を、図4のフローチャートに基づいて説明する。なお、図4(a)は、セキュリティボックス3の動作を示し、ROM3bに記憶されたプログラムにより自動的に実行され、また、図4(b)はホールコンピュータ4の制御装置10の動作を示し、ROM10bに記憶されたプログラムにより自動的に実行される。
先ず、セキュリティボックス3は、図4(a)に示すように、プログラムがスタート(S100)すると、島6の電源がオフか否か、すなわちホールが営業時間外で島6のブレーカがオフされて島電源がオフ(但し無停電電源装置2からセキュリティボックス3とセンサ18には電源が供給)されているか否かが判断(S101)され、この判断S101は「YES」になるまで繰り返される。そして、ホールの営業が終了して島電源がオフされて、判断S101で「YES」になると、島6の各遊技機5から扉開放信号の入力が有りか否かが判断(S102)される。この判断S102で「NO」の場合、すなわち電源がオフされている各遊技機5の扉が閉鎖状態でセンサ18から扉情報としてオフ信号が出力されている場合は判断S101に戻る。
また、判断S102で「YES」の場合、すなわち営業時間外に侵入者等により遊技機5の扉が開放され、センサ18から扉情報としてオン信号(扉開放信号)がセキュリティボックス3に入力されると、セキュリティボックス3のCPU3aは、この信号を異常と判定して異常信号を島コンピュータ9を介してホールコンピュータ4の制御装置10に出力(S103)してエンド(S104)となる。このセキュリティボックス3の異常判定は、ホールコンピュータ4から営業時間外であることが予め通知されてRAM10cに一時記憶されており、この状態において扉情報としてオン信号が入力されると異常と判定することになる。なお、営業時間外においては、前述したように島6の電源がオフされても、無停電電源装置2から所定時間(例えば次の営業開始時間まで)、遊技機5のセンサ18とセキュリティボックス3には電源が常時供給された状態となっている。
一方、ホールコンピュータ4の制御装置10は、図4(b)に示すように、プログラムがスタート(S200)すると、セキュリティボックス3から異常信号の入力が有りか否かが判断(S201)され、この判断S201は「YES」になるまで繰り返される。そして、営業時間外に遊技機5の扉が開放されてセキュリティボックス3から異常信号が入力されると、判断S201で「YES」となり、報知監視装置11の警報器11aを作動させて警報を発したり表示器11bに所定の表示をして異常状態であることを報知(S202)すると共に、例えばホール内を監視可能な監視カメラ11cを作動させて監視(S203)を行う。
ステップS202とS203で報知と監視が行われると、この状態、すなわち遊技機5の扉の開放が検出された状態や監視カメラ11cによる撮像データ等の各種情報を制御装置10のRAM10cに記憶(S204)させてエンド(S205)となる。つまり、島6の電源がオフされた営業時間外に遊技機5の扉が開放されると、その開放状態がセンサ18で検出され、この扉開放信号をセキュリティボックス3が異常信号と判定してホールコンピュータ4の制御装置10に送信する。そして、制御装置10は、この異常信号が入力されると、報知監視装置11により報知したり監視を行うと共に異常発生時の各種情報をRAM10cに記憶して保存することになる。
このように、前記扉開放検出システム1によれば、遊技機5のセンサ18で検出された扉情報としての扉開放信号が、無停電電源装置2により電圧が常時供給されているセキュリティボックス3からホールコンピュータ4に送信されるため、島6に配置された無停電電源装置2の使用により、ホールの営業時間外であっても、不正による扉の開放状態を確実に検出し、ホールコンピュータ4を介してホールの人間に認識させることができる。
特に、ホールコンピュータ4が、制御装置10に入力される扉情報に基づいて報知監視装置11が作動して扉情報を報知したり監視を行うことから、扉の開放状態をホールの人間に確実に認識させたり、扉開放時の状態を監視カメラ11cで自動的に撮像して監視することができ、不正遊技を阻止したり、監視カメラ11cの撮像画像で不法侵入者を特定できる等、遊技機5に対する不正行為への対応を的確に行うことが可能となる。
また、無停電電源装置2がAC−DC変換機能及びAC−AC変換機能を有するため、セキュリティボックス3用のDC電圧と各遊技機5用のAC電圧を1台の無停電電源装置2から供給することができて、従来使用されていた交流トランスが不要になる等、扉開放検出システム1自体の構成を簡略化して安価に構成することができる。また、従来島6に設置されていた交流トランスに換えて無停電電源装置2とセキュリティボックス3を設置することで対応できるため、島6のスペースに負担を掛けることなく容易に設置することができる。
図5〜図7は、本発明に係わる扉開放検出システムの他の実施形態を示している。なお、前記実施形態と同一部位には、同一符号を付して説明する。この実施形態の扉開放検出システム1の特徴は、セキュリティボックス3の改ざんをも検出できるように構成した点にある。すなわち、セキュリティボックス3と遊技機5との間を双方向通信可能に接続し、遊技機5から前記扉情報が送信されると共に、セキュリティボックス3から通知信号としての信号S1を各遊技機5に送信可能に接続する。
この扉開放検出システム1は、図6(a)に示すように、セキュリティボックス3のROM3bに記憶されているプログラムがスタート(S300)すると、遊技機5の電源がオンか否かが判断(S301)され、この判断S301は「YES」になるまで繰り返される。そして、判断S301で「YES」になると、すなわち、ホールの営業時間内で遊技機5に無停電電源装置2からAC24Vの電源が供給されて遊技可能な状態の場合、セキュリティボックス3が遊技機5の扉の開放を検出して異常判定したか否かが判断(S302)される。この判断S302で「NO」の場合、すなわち遊技機5の扉が開放されずに異常でない場合は、判断S301に戻る。
また、判断S302で「YES」の場合、すなわち営業時間中に不正遊技者により扉が開放されて遊技機5のセンサ18から開放信号がセキュリティボックス3に入力され、これをセキュリティボックス3が異常と判定した場合は、信号S1をホールコンピュータ4の制御装置10や扉が開放された遊技機5の例えばメイン制御基板14に出力(S303)してエンド(S304)となる。
一方、セキュリティボックス3から遊技機5に信号S1が入力されると、遊技機5は、図6(b)に示すように動作する。すなわち、例えばメイン制御基板14のROMに記憶されているプログラムがスタート(S400)すると、信号S1の入力が有りか否かが判断(S401)され、この判断S401で「YES」の場合、すなわち、営業時間内に遊技機5の扉が開放され、その開放信号がセキュリティボックス3に送信され、その後セキュリティボックス3から信号S1が送信(通知)された場合は、遊技機5の扉が不正に開放されたものとして、異常信号を出力(S402)してホールコンピュータ4に送信(S402)し、その後、遊技機5のランプ等を異常表示させて報知(S403)し、エンド(S404)となる。
このステップS403における遊技機5における異常の報知は、ランプに限らず、遊技機5の液晶表示器に異常状態を表示させても良いし、セキュリティボックス3から信号S1が遊技機5に送信された場合は、遊技機5自体でもしくはホールコンピュータ4の指示により液晶表示器の電源を遮断する等して当該遊技機5による遊技を不可能にするようにしても良い。
また、セキュリティボックス3から営業時間内に信号S1が島コンピュータ9を介してホールコンピュータ4に入力されると、ホールコンピュータ4の制御装置10は、図7に示すように動作する。すなわち、制御装置10のROM10bに記憶されたプログラムがスタート(S500)すると、セキュリティボックス3から信号S1が入力されたか否かが判断(S501)され、次に、遊技機5から信号S1が入力されたか否かが判断(S502)される。この両判断S501、S502で共に「YES」の場合、すなわち、営業時間内に遊技機5の扉が開放されてセキュリティボックス3から信号S1が入力され、かつ遊技機5からも信号S1が入力された場合に、制御装置10がこの状態を異常と判定する。
そして、異常と判定すると、報知監視装置11の警報器11aを作動させて警報を発したり表示器11bに所定の表示をして異常状態であることを報知(S503)すると共に、監視カメラ11cを作動させて監視(S504)を行い、これらの情報を記憶(S505)した後にエンド(S506)となる。つまり、この実施形態のフローチャートによれば、営業時間内に扉が不正に開放された場合、これをセンサ18で検出してホールコンピュータ4と遊技機5自体に異常状態であることを送信し、ホールコンピュータ4は、セキュリティボックス3からの情報(信号S1)と遊技機5から送信される情報(信号S1)が一致した場合に、異常と判定して報知等を行い、また遊技機5自体もセキュリティボックス3から信号S1を受けた場合に異常を報知することになる。
この実施形態の扉開放検出システム1の場合は、ホールコンピュータ4によりセキュリティボックス3からの情報と遊技機5からの情報が比較されることから、セキュリティボックス3の取付状態等の情報をホールコンピュータ4に予め記憶させておくことにより、例えばセキュリティボックス3が取り外されたりあるいは改ざんされて、遊技機5にセキュリティボックス3から信号S1が通知されなくなると、これをホールコンピュータ4で異常と検出することができ、セキュリティボックス3自体の改ざん等を検出できることになる。
なお、前記実施形態においては、セキュリティボックス3を島6に配置したが、本発明はこの構成に限定されず、例えば図8に示すように、セキュリティボックス3を遊技機5自体に配置することもできる。この場合は、セキュリティボックス3を一つの基板として遊技機5内に内蔵し、その出力端子を島6のランプ基板7に接続すれば良いが、前記セキュリティボックス3の機能を有する回路を遊技機5内の適宜の基板上に構築することで対応することもできる。このように構成すれば、セキュリティボックス3と遊技機5間の配線構造を簡略化することが可能となる。
また、前記実施形態においては、無停電電源装置2にAC−DC変換機能とAC−AC変換機能を設けたが、例えば図9に示すように、無停電電源装置2に複数の直流電圧を出力可能なAC−DC変換機能のみを設け、DC38Vの直流電圧で遊技機5を作動可能に構成することもできる。この場合、無停電電源装置2の遊技機5への出力系統は図に示すように多系統であっても良いし、あるいは1系統であっても良い。このような構成とすれば、遊技機5内でAC−DC変換する必要がなくなり、遊技機5の電源基板13の構成が簡略化されて遊技機5を安価に形成できることになる。このように、無停電電源装置2と遊技機5の接続は、使用する無停電電源装置2の機能や遊技機5の電源基板13の構成等によって適宜の組み合わせを使用することができる。
さらに、前記実施形態においては、センサ18により扉の開放を検出することで、不法な主基板ケースの取り替え等を検出するようにしたが、例えば主基板ケース自体に当該ケースの取り外しを検出するセンサを取付け、このセンサの検出信号とセンサ18の検出信号の両信号により不法な行為を検出する構成とすることもできる。この場合、取り外される部品としては、主基板ケースに限らず、他の基板や他の部品であっても良い。また、主基板ケース等の取り外し自体を検出する構成に限らず、例えば主基板ケースのコネクタが外されたことを、該コネクタに接続されている所定の回路(配線)を流れる電流値等で検出して、不法行為と判定することもできる。
また、前記実施形態においては、無停電電源装置2を島6に1台配置したが、例えば島6の遊技機5の複数台毎に1台配置したり、各遊技機5毎に配置することもできるし、前記実施形態におけるフローチャートも一例であって、セキュリティボックス3と島コンピュータ9、ホールコンピュータ4及び遊技機5に設けられる各CPUにより、同様の動作が得られる適宜のフローチャートを採用することができる。またさらに、前記実施形態における島6自体の構成や無停電電源装置2の構成も一例であって、例えば前記ランプ基板7を遊技機5毎に設ける等、本発明に係る各発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜の構成を採用することができる。
本発明は、島に配置されるパチンコ遊技機に限らず、パチスロ等の開閉可能な扉を有する全ての遊技機に利用できる。
本発明に係わる扉開放システムの一実施形態の基本構成を示すブロック図 同その具体的な構成を示すブロック図 同遊技機の構成を示すブロック図 同動作の一例を示すフローチャート 本発明に係わる扉開放システムの他の実施形態の基本構成を示すブロック図 同動作の一例を示すフローチャート 同他の動作を示すフローチャート 本発明に係わる扉開放検出システムの変形例を示すブロック図 本発明に係わる扉開放検出システムの他の変形例を示すブロック図
符号の説明
1・・・扉開放検出システム、2・・・無停電電源装置、3・・・セキュリティボックス、3a・・・CPU、3b・・・ROM、3c・・・RAM、4・・・ホールコンピュータ、5・・・遊技機、6・・・島、7・・・ランプ基板、8・・・I/O基板、9・・・島コンピュータ、9a・・・CPU、9b・・・ROM、9c・・・RAM、10・・・制御装置、10a・・・CPU、10b・・・ROM、10c・・・RAM(記憶手段)、11・・・報知監視装置、11a・・・警報器、11b・・・表示器、11c・・・監視カメラ、13・・・電源基板、14・・・メイン制御基板、15・・・払出制御基板、16・・・演出制御基板、17・・・ランプ制御基板、18・・・センサ(扉開放検出手段)、19・・・外部情報基板、S1・・・信号(通知信号)。

Claims (4)

  1. ホールの島に配置されてそれぞれ扉開放検出手段を有する複数の遊技機と、該各遊技機に電源を供給する無停電電源装置と、前記各遊技機の情報が入力されるホールコンピュータと、前記無停電電源装置から電圧が常時供給可能に接続されると共に前記各遊技機の扉開放検出手段で検出された扉情報を前記ホールコンピュータに送信可能なセキュリティボックスと、備えることを特徴とする遊技機の扉開放検出システム。
  2. 前記ホールコンピュータは、前記セキュリティボックスから入力される扉情報を記憶可能な記憶手段を有する制御装置と、該制御装置に接続された警報器、表示器、監視カメラからなる報知監視装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機の扉開放検出システム。
  3. 前記セキュリティボックスは、各遊技機の扉開放検出手段から送信される扉情報を各遊技機に通知すると共に、該通知信号を前記ホールコンピュータに送信可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機の扉開放検出システム。
  4. 前記無停電電源装置は、AC−DC変換機能及びAC−AC変換機能を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の遊技機の扉開放検出システム。
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