JP2008206588A - 遊技機 - Google Patents

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俊一 中野
Tomoe Toguchi
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Abstract

【課題】消費電力を節約しつつ、開閉部の開閉を監視して監視結果を出力することが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】CPU52は、スリープモードで動作している時に扉3の開閉が検出された場合、アクティブモードに移行した後に、開閉日時情報をホールコンピュータ70に出力する。
【選択図】図8

Description

本発明は、遊技機に関し、特に、不正防止機能と省電力機能を備えた遊技機に関する。
一般的にパチスロ機と呼ばれ、メダルが遊技媒体として使用される回胴式の遊技機が知られている。このような遊技機は、前面に開口部を有する筐体と、筐体に取り付けられて開口部を開閉可能な扉等の開閉部と、筐体内に設けられた制御基板等の各種電気部品とを有している。
従来から、遊技機の開閉部を開いて、設定値を変更する、制御基板を交換する、ホッパを破壊するといった不正行為がしばしば行われている。これらの不正行為は、遊技機が遊技店のホールに設置される直前や、遊技店の閉店時に行われる場合が多い。稀に遊技店の営業中にも起こり得る。不正行為が行われると、遊技者に不公平感や不快感を与えることとなり、また、遊技店やメーカは多大な迷惑や損害を被ることとなる。
不正行為を防ぐために、遊技機の不正防止機能を向上させる発明は従来から多くなされている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の発明においては、遊技機の開閉検知部は主電源とは異なる蓄電池等の独立した電源を有し、開閉部の開閉を検知して開閉部の開閉回数/開閉有無を記憶する。この発明によれば、主電源とは異なる独立した電源から開閉検知部に電力を供給することで、主電源の状態によらず、開閉部の開閉を監視し、監視結果を表示装置に出力することが可能となる。
特開2004−24409号公報
しかしながら、主電源とは異なる独立した電源から供給される電力で開閉部の監視や監視結果の出力を行う場合、供給可能な電力には限りがあるため、電力切れとならないようなるべく省電力で監視や監視結果の出力を行うことが望まれる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、消費電力を節約しつつ、開閉部の開閉を監視して監視結果を出力することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、開口部を有する筐体と、該筐体に取り付けられ前記開口部を開閉可能な開閉部と、前記開閉部の開閉を検出する監視手段と、通常電力モードと該通常電力モードよりも消費電力が少ない省電力モードとで動作可能な制御手段とを備え、前記制御手段は、前記監視手段により前記開閉部の開閉が検出された旨もしくは日時を示す開閉日時情報を通常電力モードで外部の管理装置に出力可能な出力手段を備え、省電力モードで動作している時に前記監視手段により前記開閉部の開閉が検出された場合、通常電力モードに移行した後に前記出力手段を作動させることを特徴とする遊技機を提供する。
本発明によれば、遊技機の制御手段は、省電力モードで動作している時に開閉部の開閉が検出された場合、通常電力モードに移行した後に出力手段を作動させるため、開閉部の開閉が検出されるまでは省電力モードで動作し、出力手段を作動させる時に初めて通常電力モードに移行する。したがって、消費電力を節約しつつ、開閉部の開閉を監視して監視結果を出力することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、外部からの電力を前記監視手段と前記制御手段に供給する主電源部と、前記主電源部からの電力の供給がない場合に前記監視手段と前記制御手段に電力を供給する蓄電池をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、遊技機は主電源部からの電力の供給がなくても蓄電池の電力を用いて開閉部の開閉を監視し監視結果を外部の管理装置に出力することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機において、前記制御手段は、前記監視手段により前記開閉部が閉じられたことが検出された時に前記主電源部からの電力の供給がない場合、通常電力モードで前記出力手段を作動させた後に省電力モードに移行することを特徴とする。
本発明によれば、遊技機の制御手段は、主電源部からの電力の供給がない場合は、出力手段を作動させる場合を除いて省電力モードで動作することができるため、消費電力を節約することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機において、前記制御手段は、前記開閉日時情報を記憶する日時記憶手段をさらに備え、前記監視手段により前記開閉部の開閉が検出された場合に通常電力モードで前記日時記憶手段を作動させ、且つ、前記主電源部からの電力の供給がある場合にのみ前記出力手段を作動させて前記記憶された開閉日時情報を出力することを特徴とする。
本発明によれば、遊技機は主電源部からの電力の供給がある場合にのみ記憶した開閉日時情報を出力するため、主電源部からの電力の供給がない時の消費電力や資源を節約することができる。また、主電源部からの電力の供給がある時は遊技店の営業中である可能性が高いため、開閉日時情報の確認が行われる可能性が高い時に開閉日時情報を出力することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の遊技機において、前記制御手段は、前記主電源部からの電力の供給がない場合にのみ前記日時記憶手段を作動させることを特徴とする。
本発明によれば、遊技機は主電源部からの電力の供給がない場合にのみ開閉日時情報を記憶することができるため、遊技店の閉店中や遊技機の運搬時等、不正行為が行われやすい期間中にのみ開閉日時情報を記憶することが可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の遊技機において、前記制御手段は、前記監視手段により前記開閉部が閉じられたことが検出された時に前記主電源部からの電力の供給がない場合、通常電力モードで前記日時記憶手段を作動させた後に省電力モードに移行することを特徴とする。
本発明によれば、遊技機の制御手段は、主電源部からの電力の供給がない場合は、日時記憶手段を作動させる場合を除いて省電力モードで動作することができるため、消費電力を節約することができる。
本発明によれば、遊技機の制御手段は、省電力モードで動作している時に開閉部の開閉が検出された場合、通常電力モードに移行した後に出力手段を作動させるため、開閉部の開閉が検出されるまでは省電力モードで動作し、出力手段を作動させる時に初めて通常電力モードに移行する。したがって、消費電力を節約しつつ、開閉部の開閉を監視して監視結果を出力することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同様の機能を有する箇所には同一の符号が付されている。
(装置構成)
図1は本発明の一実施形態に係る遊技機1の斜視図であり、図2は扉3を開けた状態の遊技機1の斜視図である。以下の説明においては、図1及び図2における左斜め下方を「前方」とし、右斜め上方を「後方」とする。
遊技機1は、前面が開放した正面視矩形の筐体2と、筐体2の左側部に上下方向を向く上下1対のヒンジ軸(図示省略)により開閉可能に枢支された扉3とを備える。
図2に示すように、筐体2内には、遊技に係わる電気部品として、遊技を統括的に制御する主制御基板4と、遊技状況、遊技結果等の遊技情報、演出情報、扉3が開閉された日時を示す開閉日時情報等を出力可能な副制御基板5と、複数種類の図柄、数字等で構成される識別情報を変動表示及び停止表示可能な回転リールユニット6と、遊技媒体であるメダルを貯留及び払出可能なホッパーユニット7と、AC100Vの電源に接続され筐体2内の各電気部品に電力を供給する主電源装置8と、主電源装置8から各電気部品への電力供給のオン/オフを切り替える電源スイッチ8aとが収容されている。
筐体2における、扉3に対向する箇所には、扉3の開閉を検出可能な扉開閉センサ60が配設されている。扉開閉センサ60から出力される信号(以下「扉信号」という)は、副制御基板5及び主制御基板4に送信される。なお、扉3の開閉を検出する扉開閉センサ60は、例えば、機械的な作動で電気回路を開閉する機能をもつ機械式のリミットスイッチを適用することができる。
主制御基板4は、不正な改造、交換等を防止するため、透明な基板ボックス内に収容された状態で筐体2内の後板2aに固定され、基板ボックスに設けられた封止部分を破壊しない限り基板ボックスから取り出せないようになっている。
回転リールユニット6は、外周面に識別情報が印刷または貼付された左、中、右の3個の回転リール61と、モータ駆動回路62とを備える。モータ駆動回路62は、主制御基板4が送信する制御コマンドに基づいて、各回転リール61の回転、停止を制御する。
扉3の裏面側には、遊技情報、演出情報、開閉日時情報等を表示可能な液晶表示器を有する画像表示ユニット9、副制御基板5が出力する制御信号を中継する中継基板10、効果音を発生する左右のスピーカ11、及び後述のメダル投入部18に投入されるメダルの真偽を判別し、真のメダルのみをホッパーユニット7に誘導するメダルセレクタ12が設けられている。
扉3の裏面側周囲の開放側(右側)には、筐体2側の適所に係脱可能な上、下のフック13が枢支されている。フック13は、筐体2の適所に係合することにより扉3を閉止状態に拘束する。
中継基板10には、扉開閉センサ60が検出した開閉日時情報を液晶表示器91に表示させるときに操作される不正確認用操作スイッチ14が設けられている。不正確認用操作スイッチ14は、遊技店の係員が所持しているキーを用いて扉3を開けた状態でのみ操作可能であって、遊技者は操作することができない。
図1に示すように、扉3の前面には、画像表示ユニット9の液晶表示器に表示される情報を視認可能な遊技情報表示窓15、遊技機1で行われた遊技の履歴情報を液晶表示器に表示させるときに操作される遊技情報表示操作スイッチ16、各回転リール61の識別情報を3コマずつ視認可能な識別情報表示窓17、及び遊技を光演出するランプ27が設けられている。
識別情報表示窓17の下方には、遊技を開始するときにメダルが投入されるメダル投入部18、メダルの掛数を最大限(3枚)に設定するMAXベットボタン19、メダルの掛数を1枚に設定する1ベットボタン20、全ての回転リール61を一斉に回転させるときに操作されるスタートレバー21、各回転リール61の回転を個別に停止させるときに操作される3個のストップボタン22、遊技を精算するときに操作される精算ボタン23、遊技店の係員が所持しているキーにより操作可能なキーシリンダー24等が設けられている。
キーシリンダー24をキーにより時計方向へ操作した場合には、フック13を解除作動させて扉3を開くことができる。また、キーシリンダー24をキーにより反時計方向へ操作した場合には、扉3の裏面側に設けられたリセットスイッチ25がキー操作を検出して、遊技に係わる電気部品のエラーを解除させることができる。
なお、MAXベットボタン19、1ベットボタン20、スタートレバー21、各ストップボタン22及び精算ボタン23には、それぞれの操作を検出するためのセンサが内臓されている。
次に、遊技機1での遊技の仕方について簡単に説明する。遊技者がメダルをメダル投入部18に投入して、MAXベットボタン19(または、1ベットボタン20)の操作により遊技の掛数を設定した後、スタートレバー21を操作して各回転リール61を一斉に回転させる。そして、所定時間経過後に各回転リール61に対応する各ストップボタン22を順次操作して、各回転リール61を停止させる。
各回転リール61が停止したときの識別情報表示窓17内の有効ライン上に表示される左、中、右の識別情報の組み合わせにより、入賞の有無、及び賞の大小が決定され、入賞態様に応じた数のメダルがホッパーユニット7から扉3の下部に設けられた受皿3aに払い出される。そして、入賞のうち特定遊技状態となった場合には、所定の効果音をスピーカ11から発生させたり、画像表示ユニット9の液晶表示器に特定遊技状態に係わる遊技情報や演出等を表示させる等して演出効果を高める。
(制御回路構成)
図3は、遊技機1の制御回路の全体構成の一例を示すブロック図である。
主制御基板4の入力インターフェースには、MAXベットボタン19、1ベットボタン20、スタートレバー21、ストップボタン22、精算ボタン23、リセットスイッチ25、ホッパーユニット7、メダルセレクタ12を通過したメダルを検出するメダル検出センサ26、扉開閉センサ60等が接続される。
主制御基板4の出力インターフェースには、回転リールユニット6のモータ駆動回路(不図示)と、副制御基板5とが接続される。
主制御基板4は、スタートレバー21からスタート信号が入力された時に、数値データ更新データより入賞か否かを抽選し、その抽選結果に基づく制御コマンドを回転リールユニット6に送信して、各回転リール61のモータを個別に制御するとともに、副制御基板5に演出コマンドを送信する。また、主制御基板4は、扉開閉センサ60から送信される扉信号に基づいて扉3の開閉を監視する。主制御基板4は、外部接続端子板44を介して遊技情報及び開閉日時情報をホールコンピュータ70に出力する。
副制御基板5の入力インターフェースには、主制御基板4の出力インターフェースと、不正確認用操作スイッチ14と、遊技情報表示操作スイッチ16と、扉開閉センサ60とが接続される。副制御基板5の出力インターフェースには、中継基板10を経由して、画像表示ユニット9と、スピーカ11と、ランプ27とが接続される。
副制御基板5は、主制御基板4から送信される制御コマンドに基づいて、遊技機1の遊技状況に応じて画像表示ユニット9の液晶表示器91に文字、画像等を表示させたり、ランプ27を点灯表示させたり、スピーカ11に音声、音楽等を出力させたりして演出表示を行う。また、副制御基板5は、扉開閉センサ60から送信される扉信号に基づいて扉3の開閉を監視する。
扉開閉センサ(「監視手段」に対応)60は、主制御基板4及び副制御基板5に扉信号を送信する。図4には、扉開閉センサ60から出力される扉信号の一例を示す。横方向が時間、縦方向が信号レベルを示している。同図に示すように、扉信号の立ち下り部分が開信号であり、立ち上がり部分が閉信号である。開信号は扉3が開いた時に出力され、閉信号は扉3が閉じた時に出力される。
図5及び図6は、主制御基板4、副制御基板5及び画像表示ユニット9の構成を詳細に示すブロック図である。なお、図中の矢印は、図5では電力の流れ、図6では信号の流れを示している。
遊技機1が外部の電源に接続され、かつ、電源スイッチ8aがオンとなっている状態では、図5に示すように、電力が主電源装置8から電源供給制御部48、58を経て主制御基板4及び副制御基板5に供給される。一方、遊技機1が外部の電源に接続されていない、又は電源スイッチ8aがオフとなっていることにより、主電源装置8から電力が供給されない場合は、電源供給制御部48、58に接続されたバックアップ電源45、55から電力が供給される。つまり、遊技機1を製造工場から遊技店に搬送する期間や遊技店の営業時間外においては、主電源装置8の代わりにバックアップ電源45、55から電力が供給されることとなる。バックアップ電源45、55には、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素蓄電池等の蓄電池が用いられる。主電源装置8、バックアップ電源45、55の切り替えを行う電源供給制御部48、58は、電源の切り替えに関する公知の技術を適用すればよく、例えば、公知の電源切り替えICを適用できる。
また、図6に示すように、遊技機1が外部の電源に接続され、かつ、電源スイッチ8aがオンとなっている状態においては、主電源装置8からの主電源信号が主制御基板4及び副制御基板5に出力される。また、扉開閉センサ60からの扉信号が主制御基板4及び副制御基板5に出力される。そして、主制御基板4で作成された遊技情報及び開閉日時情報が外部接続端子板44を介してホールコンピュータ70に出力される。また、副制御基板5で作成された遊技情報、演出情報及び開閉日時情報が画像表示ユニット9に出力されるとともに、遊技情報及び開閉日時情報が外部接続端子板54を介してホールコンピュータ70に出力される。
副制御基板5は、CPU(Central Processing Unit)(以下「サブCPU」ともいう)52、ROM(Read Only Memory)51、SRAM(Static Random Access Memory)53、スイッチング回路56、時計モジュール57、電源供給制御部58、クロックジェネレータ59及びバックアップ電源55を備えている。
スイッチング回路(「監視手段」に対応)56は、マルチバイブレータ素子56aとCR回路56bとを含み、扉開閉センサ60から出力される扉信号を受信する。スイッチング回路56が扉開閉センサ60から開信号又は閉信号を受信すると、CR回路56bが放電し、これによりマルチバイブレータ素子56aが起動信号(出力パルス)を所定時間(例えば、数μsec)の間CPU52に出力する。
クロックジェネレータ59は、高速発振回路及び低速発振回路の2つの発振回路(OSC:oscillator)と、この2つの発振回路の作動を制御する切り替え制御部とを備えている。高速発振回路は、例えば約33MHzのクロック周波数を出力する。低速発振回路は、例えば約33kHzのクロック周波数を出力する。
クロックジェネレータ59は、現在のモードがアクティブモード(通常電力モード)であるかスリープモード(省電力モード)であるかに応じて、高速又は低速のクロック周波数をCPU52に出力する。すなわち、CPU52がアクティブモードにあるときは、クロックジェネレータ59は高速発振回路から発振されるクロック周波数をCPU52に出力する。一方、CPU52がスリープモードにあるときは、高速発振回路の動作は停止し、クロックジェネレータ59は低速発振回路から発振されるクロック周波数をCPU52に出力する。これにより、スリープモードにあるときは、CPU52は扉3の開閉を監視するとともにSRAM53の情報が保持されるために必要最低限の消費電力を得られる程度にクロック周波数を下げて動作することとなる。このため、スリープモードにあるときは消費電力を節約することができる。一方、アクティブモードにあるときは、CPU52は遊技を実行することができる程度の高いクロック周波数で動作し、消費電力も高くなる。
なお、クロックジェネレータ59は上記の構成に限ることなく、高低2つの周波数を選択的に出力可能であればどのような構成でもよい。
時計モジュール57は、例えば水晶発信器を含んで構成され、日時を計時する。
ROM51は読み出し専用のメモリである。ROM51には、遊技の演出、扉開閉の監視処理等を行うための各種プログラム及びデータが遊技機1の製造時より記憶されている。SRAM53は読み書き可能なメモリである。SRAM53には、CPU52による処理の実行過程で生成される各種データが記憶される。
CPU52(「制御手段」に対応)は、ROM51に記憶されているプログラム及びデータにしたがって、演出制御、扉開閉センサ60及びスイッチング回路56から出力される信号に基づく扉開閉の判断、開閉日時情報のSRAM53への記憶(「日時記憶手段」に対応)、開閉日時情報のホールコンピュータ70への出力(「出力手段」に対応)、アクティブモードとスリープモードとの切替制御等を行う。扉開閉の判断については、CPU52は、起動信号の受信の後に扉信号を参照し、本実施例においては、扉信号がLowであることで扉3が開かれたと判断し、扉信号がHighであることで扉3が閉じられたと判断する。開閉日時情報の記憶及び出力、アクティブモードとスリープモードとの切替制御等については、図8から図11に示すフローチャートを参照して後述する。
画像表示ユニット9は、液晶表示器91、CPU、ROM及びVDP(Video Display Processor)を備え、副制御基板5からの制御信号に基づいて、文字、画像等の表示制御を行う。例えば、画像表示ユニット9は、不正確認用操作スイッチ14が操作された時にSRAM53に記憶された開閉日時情報を副制御基板5から受信し、画像表示ユニット9のCPUは当該開閉日時情報を液晶表示器91に表示する。
次に、主制御基板4の構成について説明する。主制御基板4の構成が副制御基板5の構成と異なる点は、副制御基板5が時計モジュール57を備えているのに対して、主制御基板4が備えていない点、及び、副制御基板5のROM51には演出制御のためのプログラム及びデータが記憶されているのに対して、主制御基板4のROM41には遊技制御(回転リール61の動作制御、役抽選等)のためのプログラム及びデータが記憶されている点である。これらの点以外の、特に扉開閉の監視制御に係わる構成については、主制御基板4は副制御基板5と同様の構成を備えている。
ホールコンピュータ70は、一般的なコンピュータの構成を備えており、主制御基板4及び副制御基板5から受信した遊技情報及び開閉日時情報を蓄積管理する。ホールコンピュータ70は、遊技店の従業員からのキーボード等の操作による指示を受けると、蓄積管理している開閉日時情報に基づいて、例えば、図7に示す扉開閉履歴画面を表示装置に表示する。同図に示すように、扉開閉履歴画面には、日時と、その日時に扉3が開かれたのか閉じられたのかを識別するための開閉区分と、が表示されている。また、ホールコンピュータ70は時計モジュール(不図示)を備えており、主制御基板4からの問い合わせに応じて現在日時を主制御基板4に通知する。
(不正監視処理)
次に、図8から図11に示すフローチャートを参照して、副制御基板5が行う不正監視処理の各種処理例について説明する。図8から図11に示す各不正監視処理の初期状態として、主電源装置8からの電力供給が無い場合(バックアップ電源55によるスリープモード作動中)を例として説明する。
(第1の不正監視処理)
まず、図8に示すフローチャートを参照して、第1の不正監視処理について説明する。
副制御基板5のCPU52は、扉開閉センサ60からスイッチング回路56を経由して割り込み信号として送信されてくる信号を監視している(ステップS101)。
監視の結果、起動信号を検出し(ステップS102;Yes)、扉3が開かれたと判断した場合(ステップS103;Yes)、CPU52は起動処理を行う(ステップS104)。具体的には、CPU52は、クロックジェネレータ59から高速発振回路のクロック周波数の供給を受けることによりアクティブモードに移行する。
次に、CPU52は電断処理を行う(ステップS105)。具体的には、SRAM53、CPU52のレジスタ等に記憶されている処理中の情報(以下、「サブCPU情報」という)を、SRAM53のバックアップ領域に退避する。
次に、CPU52は、時計モジュール57から現在日時を取得し、当該現在日時と開閉区分「開」とを示す情報を開閉日時情報としてSRAM53に記憶する(ステップS106)。そして、CPU52は、SRAM53に記憶された開閉日時情報をホールコンピュータ70に出力する(ステップS114)。なお、開閉日時情報を出力する際には、SRAM53に記憶されている開閉日時情報を全て出力してもよいし、直近に記憶された開閉日時情報のみを出力してもよい。
次に、CPU52は、クロックジェネレータ59から低速発振回路のクロック周波数の供給を受けることによりスリープモードに移行して(ステップS107)、処理を終了する。
一方、監視の結果、起動信号を検出し(ステップS102;Yes)、扉3が閉じられたと判断した場合(ステップS103;No)、CPU52は起動処理を行う(ステップS108)。次に、CPU52は、時計モジュール57から現在日時を取得して、当該現在日時と開閉区分「閉」とを示す情報を開閉日時情報としてSRAM53に記憶する(ステップS109)。そして、CPU52は、当該記憶した開閉日時情報をホールコンピュータ70に出力する(ステップS114)。
次に、CPU52は主電源信号をチェックする(ステップS110)。この結果、主電源装置8からの電力の供給があると判断した場合(ステップS111;Yes)、CPU52は通常遊技モードへの移行処理を行う(ステップS112)。具体的には、CPU52及びSRAM53の初期設定を行う(ステップS105において電断処理を行った場合には、退避しておいたサブCPU情報を元に戻す処理を行う)ことにより、遊技開始可能な状態に移行する。
なお、ステップS111においてYesと判断される(すなわち、主電源装置8からの電力供給があると判断される)場合には、遊技機1と外部の電源とが接続されているが電源スイッチ8aがオフの状態の時に、人間が扉3を開いて電源スイッチ8aをオンにして扉3を閉めた場合が挙げられる。
一方、主電源装置8からの電力の供給がないと判断した場合(ステップS111;No)、CPU52はスリープモードに移行し(ステップS107)、処理を終了する。
以上が第1の不正監視処理である。このように第1の不正監視処理においては、CPU52がスリープモードで動作している時に扉3の開閉が検出された場合(ステップS102)、アクティブモードに移行した後に(ステップS104、S108)開閉日時情報を出力するため(ステップS114)、開閉日時情報を出力するまではスリープモードで動作することができ、消費電力を節約することができる。また、扉3が閉じられた時に主電源装置8からの電力の供給がない場合には(ステップS111;No)、アクティブモードで開閉日時情報を出力した後(ステップS114)スリープモードに移行するため(ステップS107)、必要な時のみアクティブモードとなることができ、消費電力を節約することができる。
なお、この第1の不正監視処理においては、扉3が開かれた場合と閉じられた場合との両方の場合に開閉日時情報を記憶したが(ステップS106、S109)、扉3が閉じられた場合と開かれた場合との何れか一方の場合に開閉日時情報を記憶するようにしてもよい。
(第2の不正監視処理)
次に、図9に示すフローチャートを参照して、第2の不正監視処理について説明する。
まず、副制御基板5のCPU52は、扉開閉センサ60からスイッチング回路56を経由して、割り込み信号として送信されてくる信号を監視している(ステップS201)。
監視の結果、起動信号を検出し(ステップS202;Yes)、扉3が開かれたと判断した場合(ステップS203;Yes)、CPU52は、サブCPU情報をSRAM53のバックアップ領域に退避することにより、電断処理を行う(ステップS205)。
次に、CPU52は、クロックジェネレータ59から低速発振回路のクロック周波数の供給を受けることによりスリープモードに移行して(ステップS207)、処理を終了する。
一方、監視の結果、起動信号を検出し(ステップS202;Yes)、扉3が閉じられたと判断した場合(ステップS203;No)、CPU52は起動処理を行う(ステップS208)。
次に、CPU52は主電源信号をチェックする(ステップS210)。この結果、主電源装置8からの電力の供給があると判断した場合(ステップS211;Yes)、CPU52は通常遊技モードへの移行処理を行う(ステップS212)。具体的には、CPU52及びSRAM53の初期設定を行う(ステップS205において電断処理を行った場合には、退避しておいたサブCPU情報を元に戻す処理を行う)ことにより、遊技開始可能な状態に移行する。
一方、主電源装置8からの電力の供給がないと判断した場合(ステップS211;No)、CPU52は、時計モジュール57から現在日時を取得し、当該現在日時と開閉区分「閉」とを示す情報を開閉日時情報としてSRAM53に記憶する(ステップS213)。そして、CPU52は、SRAM53に記憶された開閉日時情報をホールコンピュータ70に出力した後(ステップS214)、スリープモードに移行し(ステップS207)、処理を終了する。
以上が第2の不正監視処理である。この第2の不正監視処理が第1の不正監視処理と異なる点は、扉3が開かれた場合、及び主電源装置8からの電力の供給がある時に扉3が閉じられた場合に、開閉日時情報を記憶及び出力せずに、主電源装置8からの電力の供給がない時に扉3が閉じられた場合にのみ開閉日時情報を記憶及び出力している(ステップS213、S214)点である。したがって、この第2の不正監視処理では、遊技店の営業中に扉3が開閉された場合の開閉日時情報がホールコンピュータ70に出力されないため、遊技店の従業員は、遊技機1の運搬中又は遊技店の閉店中等に扉3が閉じられた場合の日時のみをホールコンピュータ70で確認することができ、不正行為の発見が容易となる。また、扉3が閉じられた時に主電源装置8からの電力の供給がない場合には(ステップS211;No)、CPU52はアクティブモードで開閉日時情報をホールコンピュータ70に出力した後(ステップS214)、スリープモードに移行するため(ステップS207)、必要な時のみアクティブモードとなることができ、消費電力を節約することができる。
(第3の不正監視処理)
次に、図10に示すフローチャートを参照して、第3の不正監視処理について説明する。
まず、副制御基板5のCPU52は、扉開閉センサ60からスイッチング回路56を経由して割り込み信号として送信されてくる信号を監視している(ステップS301)。
監視の結果、起動信号を検出し(ステップS302;Yes)、扉3が開かれたと判断した場合(ステップS303;Yes)、CPU52は起動処理を行い(ステップS304)、アクティブモードに移行する。次いで、CPU52は電断処理を行う(ステップS305)。
次に、CPU52は、時計モジュール57から現在日時を取得し、当該現在日時と開閉区分「開」とを示す情報を開閉日時情報としてSRAM53に記憶するが(ステップS306)、この時点ではSRAM53に記憶された開閉日時情報をホールコンピュータ70に出力しない。そして、CPU52はスリープモードに移行して(ステップS307)、処理を終了する。
一方、監視の結果、起動信号を検出し(ステップS302;Yes)、扉3が閉じられたと判断した場合(ステップS303;No)、CPU52は起動処理を行う(ステップS308)。次に、CPU52は、時計モジュール57から現在日時を取得し、当該現在日時と開閉区分「閉」とを示す情報を開閉日時情報としてSRAM53に記憶するが(ステップS309)、この時点ではSRAM53に記憶された開閉日時情報をホールコンピュータ70に出力しない。
次に、CPU52は、主電源信号をチェックする(ステップS310)。この結果、主電源装置8からの電力の供給があると判断した場合(ステップS311;Yes)、CPU52は通常遊技モードへの移行処理を行う(ステップS312)。具体的には、CPU52及びSRAM53の初期設定を行う(ステップS305において電断処理を行った場合には、退避しておいたサブCPU情報を元に戻す処理を行う)ことにより、遊技開始可能な状態に移行する。次に、CPU52は、SRAM53に記憶されている開閉日時情報を取得し(ステップS315)、当該開閉日時情報をホールコンピュータ70に出力して(ステップS316)、処理を終了する。
一方、主電源装置8からの電力の供給がないと判断した場合(ステップS311;No)、CPU52はスリープモードに移行し(ステップS307)、処理を終了する。
以上が第3の不正監視処理である。この第3の不正監視処理が第1の不正監視処理と異なる点は、第1の不正監視処理においては、CPU52はステップS106及びステップS109で記憶した開閉日時情報をホールコンピュータ70に無条件に出力している(ステップS114)のに対して、第3の不正監視処理においては、CPU52は主電源装置8からの電力の供給がある場合にのみ、ステップS306及びステップS309で記憶した開閉日時情報をホールコンピュータ70に出力している(ステップS315)点である。このように、主電源装置8からの電力の供給がある場合にのみ開閉日時情報を出力することで、主電源装置8からの電力の供給がない時の電力の消費を抑えることができる。また、主電源装置8からの電力の供給がある遊技店の営業中に開閉日時情報を一括してホールコンピュータ70に出力することができるため、資源や電力の節約になり、遊技店の従業員は営業中に開閉日時情報から不正行為の確認を行うことができる。
なお、この第3の不正監視処理においては、扉3が開かれた場合と閉じられた場合との両方の場合に開閉日時情報を記憶したが(ステップS306、S309)、扉3が閉じられた場合と開かれた場合との何れか一方の場合に開閉日時情報を記憶するようにしてもよい。
(第4の不正監視処理)
次に、図11に示すフローチャートを参照して、第4の不正監視処理について説明する。
まず、副制御基板5のCPU52は、扉開閉センサ60からスイッチング回路56を経由して、割り込み信号として送信されてくる信号を監視している(ステップS401)。
監視の結果、起動信号を検出し(ステップS402;Yes)、扉3が開かれたと判断した場合(ステップS403;Yes)、CPU52は電断処理を行う(ステップS405)。そして、CPU52はスリープモードに移行し(ステップS407)、処理を終了する。
一方、監視の結果、起動信号を検出し(ステップS402;Yes)、扉3が閉じられたと判断した場合(ステップS403;No)、CPU52は起動処理を行う(ステップS408)。
次に、CPU52は主電源信号をチェックする(ステップS410)。この結果、主電源装置8からの電力の供給がないと判断した場合(ステップS411;No)、CPU52は、時計モジュール57から現在日時を取得し、当該現在日時と開閉区分「閉」とを示す情報を開閉日時情報としてSRAM53に記憶する(ステップS413)。そして、CPU52は、SRAM53に記憶された開閉日時情報をホールコンピュータ70に出力することなく、スリープモードに移行し(ステップS407)、処理を終了する。
一方、ステップS411において主電源装置8からの電力の供給があると判断した場合(ステップS411;Yes)、CPU52は通常遊技モードへの移行処理を行う(ステップS412)。具体的には、CPU52及びSRAM53の初期設定を行う(ステップS405において電断処理を行った場合には、退避しておいたサブCPU情報を元に戻す処理を行う)ことにより、遊技開始可能な状態に移行する。次に、CPU52は、SRAM53に記憶されている開閉日時情報を取得し(ステップS415)、当該開閉日時情報をホールコンピュータ70に出力して(ステップS416)、処理を終了する。
以上が第4の不正監視処理である。この第4の不正監視処理が第2の不正監視処理と異なる点は、第2の不正監視処理においては、扉3が閉じられた時に主電源装置8からの電力の供給がない場合に(ステップS211;No)、扉3閉じられた際の開閉日時情報を記憶するとともに(ステップS213)、開閉日時情報をホールコンピュータ70に出力している(ステップS214)のに対して、第4の不正監視処理においては、扉3が閉じられた時に主電源装置8からの電力の供給がない場合に(ステップS411;No)、扉3が閉じられた際の開閉日時情報を記憶するが(ステップS413)、この時点では開閉日時情報を出力せずに、主電源装置8からの電力の供給がある時に(ステップS411;Yes)記憶しておいた開閉日時情報をホールコンピュータ70に出力している(ステップS416)点である。このように、主電源装置8からの電力の供給がある場合にのみ開閉日時情報を出力することで、主電源装置8からの電力の供給がない時の電力の消費を抑えることができる。さらに、主電源装置8からの電力の供給がある遊技店の営業中に開閉日時情報を一括してホールコンピュータ70に出力することができるため、資源や電力の節約になり、遊技店の従業員は営業中に開閉日時情報から不正行為の確認を行うことができる。
また、この第4の不正監視処理が第3の不正監視処理と異なる点は、扉3が開かれた場合、及び主電源装置8からの電力の供給がある時に扉3が閉じられた場合に、開閉日時情報を記憶及び出力せずに、主電源装置8からの電力の供給がない時に扉3が閉じられた場合にのみ開閉日時情報を記憶及び出力している点である。これにより、遊技店の営業中に扉3が開閉された場合の開閉日時情報はホールコンピュータ70に出力されないため、遊技店の従業員は、遊技機1の運搬中又は遊技店の閉店中等に扉3が閉じられた日時のみをホールコンピュータ70で確認することができ、不正行為の発見が容易となる。
なお、上述した第1から第4の不正監視処理においては、副制御基板5が行う不正監視処理について説明したが、主制御基板4も副制御基板5と同様の不正監視処理を行う。但し、主制御基板4は時計モジュールを備えていないため、現在日時をホールコンピュータ70から取得することとなる。
以上説明したように、遊技機1のCPU42、52は、スリープモードで動作している時に扉3が開閉された場合、アクティブモードに移行した後に開閉日時情報をホールコンピュータ70に出力するため、開閉日時情報を出力するまではスリープモードで動作し、開閉日時情報をホールコンピュータ70に出力する時に初めてアクティブモードとなることができる。したがって、消費電力を節約しつつ、扉3の開閉を監視して監視結果を出力することが可能となる。
また、遊技機1は、主電源装置8からの電力の供給がない場合に電力を供給するバックアップ電源45、55を備えているため、運搬中等で遊技機1が外部の電源と接続されていない時や、遊技店の閉店中等に遊技機1の電源スイッチがオフになっている時にも、扉3の開閉を監視することができる。主電源装置8からの電力の供給がない場合にはCPU42、52はスリープモードで動作するため、バックアップ電源45、55を長持ちさせ、長時間に亘って監視を継続することができる。また、遊技機1は、扉3が開かれた場合にスリープモードに移行することで、不正な遊技が行われるのを防ぐことができる。
(変形例)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、本実施形態に対して、次のような種々の変形や変更を施すことが可能である。
(1)上述した実施形態では、主制御基板4と副制御基板5との両方で不正監視処理を行うとして説明したが、主制御基板4と副制御基板5との何れか一方で不正監視処理を行ってもよい。この場合、基板交換等の不正行為が行われにくい副制御基板5で不正監視処理を行うのが好ましい。
(2)上述した実施形態では、図7に示す扉開閉履歴画面には日時と開閉区分とが表示されるとして説明したが、これに限定されることはなく、例えば、ホールコンピュータ70が、扉3が閉じられた場合の開閉日時情報のみを管理する場合には、必ずしも扉開閉履歴画面に開閉区分を表示する必要はない。
また、上述した実施形態では、開閉日時情報は日時と開閉区分とを示す情報で構成されているとして説明したが、扉開閉履歴画面に日時のみを表示する場合には、開閉日時情報は日時を示す情報のみで構成されていればよい。
(3)上述した実施形態においては、バックアップ電源45、55が蓄電池であるとして説明したが、これに限定されることはなく、例えば、マンガン乾電池、アルカリ乾電池等の一次電池であってもよく、また、コンデンサであってもよい。
(4)上述した実施形態では、アクティブモードとスリープモードとの切替をクロック周波数の切替により制御したが、モードの切替方法はこれに限定されることはなく、スリープモードがアクティブモードよりも消費電力が小さい状態となればどのような制御方法であってもよい。例えば、スリープモードにおいて、電圧をアクティブモードより下げる制御を行ってもよい。
(5)扉開閉センサ60を、機械式のリミットスイッチに代えて、光電式等の非接触形のセンサとしてもよい。
(6)遊技機1を、遊技媒体をメダル(コインを含む)とするスロットマシンに代えて、遊技媒体がパチンコ玉であるパチンコ機その他の遊技機とすることが可能である。
本発明の実施形態に係る遊技機の斜視図である。 同実施形態に係る扉を開けた状態の遊技機の斜視図である。 同実施形態に係る遊技機全体の制御回路構成の一例を示すブロック図である。 同実施形態に係る扉開閉センサから出力される扉信号の一例を示す図である。 同実施形態に係る主制御基板、副制御基板及び画像表示ユニットの構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る主制御基板、副制御基板及び画像表示ユニットの構成を示すブロック図である。 同実施形態に係るホールコンピュータの表示装置に表示される扉開閉履歴画面の一例を示す図である。 同実施形態に係る副制御基板が行う第1の不正監視処理を示すフローチャートである。 同実施形態に係る副制御基板が行う第2の不正監視処理を示すフローチャートである。 同実施形態に係る副制御基板が行う第3の不正監視処理を示すフローチャートである。 同実施形態に係る副制御基板が行う第4の不正監視処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 遊技機
2 筐体
3 扉
3a 受皿
4 主制御基板
5 副制御基板
6 回転リールユニット
7 ホッパーユニット
8 主電源装置
8a 電源スイッチ
9 画像表示ユニット
10 中継基板
11 スピーカ
12 メダルセレクタ
13 フック
14 不正確認用操作スイッチ
15 遊技情報表示窓
16 遊技情報表示操作スイッチ
17 識別情報表示窓
18 メダル投入部
19 MAXベットボタン
20 1ベットボタン
21 スタートレバー
22 ストップボタン
23 精算ボタン
24 キーシリンダー
25 リセットスイッチ
26 メダル検出センサ
27 ランプ
41、51 ROM
42、52 CPU
43、53 SRAM
44、54 外部接続端子板
45、55 バックアップ電源
46、56 スイッチング回路
46a、56a マルチバイブレータ素子
46b、56b CR回路
57 時計モジュール
48、58 電源供給制御部
49、59 クロックジェネレータ

Claims (6)

  1. 開口部を有する筐体と、該筐体に取り付けられ前記開口部を開閉可能な開閉部と、
    前記開閉部の開閉を検出する監視手段と、
    通常電力モードと該通常電力モードよりも消費電力が少ない省電力モードとで動作可能な制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記監視手段により前記開閉部の開閉が検出された旨もしくは日時を示す開閉日時情報を通常電力モードで外部の管理装置に出力可能な出力手段を備え、
    省電力モードで動作している時に前記監視手段により前記開閉部の開閉が検出された場合、通常電力モードに移行した後に前記出力手段を作動させることを特徴とする遊技機。
  2. 外部からの電力を前記監視手段と前記制御手段に供給する主電源部と、
    前記主電源部からの電力の供給がない場合に前記監視手段と前記制御手段に電力を供給する蓄電池をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記制御手段は、前記監視手段により前記開閉部が閉じられたことが検出された時に前記主電源部からの電力の供給がない場合、通常電力モードで前記出力手段を作動させた後に省電力モードに移行することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記制御手段は、
    前記開閉日時情報を記憶する日時記憶手段をさらに備え、
    前記監視手段により前記開閉部の開閉が検出された場合に通常電力モードで前記日時記憶手段を作動させ、且つ、
    前記主電源部からの電力の供給がある場合にのみ前記出力手段を作動させて前記記憶された開閉日時情報を出力することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  5. 前記制御手段は、前記主電源部からの電力の供給がない場合にのみ前記日時記憶手段を作動させることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記制御手段は、前記監視手段により前記開閉部が閉じられたことが検出された時に前記主電源部からの電力の供給がない場合、通常電力モードで前記日時記憶手段を作動させた後に省電力モードに移行することを特徴とする請求項4又は5に記載の遊技機。
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