JP2008188254A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機に外部電力が供給されていない電源遮断中における不正行為の有無を監視できるようにし、バックアップ電源の消費電力を最小限に止めることができるようにし、さらにバックアップ電源を実装した制御基板の再利用を可能にする。
【解決手段】前扉3の開閉を検出する扉開閉検出センサ60と、遊技機内に配設され、扉開閉検出センサ60が検出した開放情報をRAM53に記憶させるCPU52を実装した副制御基板5と、遊技機に外部電力が供給されていないとき、CPU52が動作するために必要なバックアップ電力を供給可能なバックアップ電源55と、副制御基板5に実装されるとともに、バックアップ電源55が着脱可能で、かつバックアップ電源55が装着されることにより、バックアップ電力をCPU52に供給可能とするバックアップ電源ホルダ58とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、セキュリティを向上させた遊技機に関する。
パチンコ機、スロットマシン等のように、遊技者が所定の遊技を行うことが可能な遊技機において、遊技機への外部電源投入時、各種電気部品の診断部位の異常有無を診断して、その診断結果を記憶手段に記憶するとともに、記憶した診断結果を表示装置に表示させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
又、遊技機に、その前面に開閉可能に設けられた扉の開閉を検出するセンサ、及び遊技機の電源遮断状態において必要な箇所に電力を供給可能なバックアップ電源を設けることによって、電源遮断中、センサが扉の開放を検出した場合、バックアップ電源を用いて扉の開放信号をホールメインコンピュータに送信する等して、電源遮断中における扉の開放による不正行為を監視するようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−253311号公報 特開2006−223658号公報
しかし、上記特許文献1、2に記載された遊技機においては、例えば、遊技機を生産する生産工場から遊技店に搬送する期間や遊技店の営業時間外等のように、遊技機に外部電源の電力が供給されていない電源遮断時、前扉が不正に開けられて、制御基板に不正行為が行われた事実があったとしても、これを監視する術はなくセキュリティ面で問題がある。
さらに、上記特許文献2に記載された遊技機においては、制御基板を遊技機に組み付ける以前に、予めバックアップ電源が制御基板に半田付けで実装されるため、バックアップ電力を必要としない環境下、例えば、制御基板に各種電子部品を実装してから遊技機を出荷するまでの期間にバックアップ電源の電力が無駄に消費されてしまうこととなる。又、制御基板に半田付けされたバックアップ電源を制御基板から取り外すことは実質的に不可能であるため、制御基板を再利用することは極めて困難である。
本発明は、上述のような従来の課題に鑑み、遊技機に外部電力が供給されていない電源遮断中における不正行為の有無を監視できるようにし、バックアップ電源の消費電力を最小限に止めることができるようにし、さらにバックアップ電源を実装した制御基板の再利用を可能にした遊技機を提供することを目的とする。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)遊技機に対する不正行為を含む異常状態を検出する異常状態検出センサと、前記遊技機内に配設され、前記異常状態検出センサが検出した異常情報を記憶手段に記憶させる記憶制御部を実装した制御基板と、前記遊技機に外部電力が供給されていないとき、前記記憶制御部が動作するために必要なバックアップ電力を供給可能なバックアップ電源と、前記制御基板に実装されるとともに、前記バックアップ電源が着脱可能で、かつ前記バックアップ電源が装着されることにより、前記バックアップ電力を前記記憶制御部に供給可能とするバックアップ電源ホルダとを備える。
(2)上記(1)項において、前記制御基板は、前記遊技機に前記外部電力が供給されていないとき、前記異常状態検出センサからの信号を受けることにより、前記バックアップ電力を、前記記憶制御部が前記記憶手段に異常情報を記憶させるために必要な所定時間前記記憶制御部に供給し、かつ所定時間経過後、前記記憶制御部への前記バックアップ電力の供給を停止する電源供給制御部を備える。
(3)上記(1)又は(2)項において、前記記憶制御部が前記記憶手段に記憶させる前記異常情報は、前記異常状態検出センサが異常状態を検出したときの日時情報を含む。
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、前記異常状態検出センサは、前記遊技機の前記記憶制御部を含む電気部品を収容した筐体に開閉可能に設けられた前扉の開放を検出する扉開閉検出センサを含む。
(5)上記(4)項において、前記記憶制御部は、前記扉開閉検出センサが前記前扉の開放を検出したときの日時情報を前記記憶手段に記憶させる。
(6)上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、前記記憶制御部は、前記遊技機に外部電力が投入されたときの日時情報を前記記憶手段に記憶させる。
(7)上記(1)〜(6)項のいずれかにおいて、前記電源供給制御部は、前記遊技機に前記外部電力が供給されている場合、前記異常状態検出センサが異常状態を検出しても、前記記憶制御部に前記バックアップ電力を供給しない。
(8)上記(1)〜(7)項のいずれかにおいて、前記バックアップ電源ホルダに装着されるバックアップ電源は、放電した後も充電することによって元の状態に戻して繰り返し使用可能な二次電池を含む。
本発明によれば、次のような効果が奏せられる。
請求項1記載の発明によると、遊技機に外部電力が供給されていない電源遮断時、バックアップ電力の供給により、記憶制御部が記憶手段に異常情報を記憶させるため、記憶手段に記憶された記憶された異常情報に基づいて不正行為を監視することができ、セキュリティの向上を図ることができる。
又、バックアップ電源を、バックアップ電力を必要とする直前、制御基板に実装したバックアップ電源ホルダに装着可能であるため、バックアップ電力を必要としない環境下でのバックアップ電源の無駄な電力消費を抑えることができ、電源遮断時において不正行為を長期間監視することができる。さらに、バックアップ電源をバックアップ電源ホルダから取り出すことによって、バックアップ電源を制御基板から簡単に取り外すことができ、副制御基板の再利用化を図ることができる。
請求項2記載の発明によると、異常状態検出センサが異常状態を検出した場合、電力供給制御部は、バックアップ電力を、記憶制御部が異常情報を記憶手段に記憶させる所定時間記憶制御部に供給して、所定時間経過後はバックアップ電力の供給を停止するため、バックアップ電源の消費電力を節約することができ、不正行為を長期間監視することができる。
請求項3記載の発明によると、記憶制御部が記憶手段に記憶させた日時情報に基いて、遊技機の不正の有無を監視することができる。
請求項4記載の発明によると、前扉が開放された情報に基いて、遊技機の電源遮断時における遊技機の不正の有無を監視することができる。
請求項5記載の発明によると、前扉が開放された日時情報に基いて、遊技機の不正の有無を監視することができる。
請求項6記載の発明によると、異常状態検出センサが異常状態を検出した日時が、外部電力が投入された日時より前か後かを監視することができ、不正をより確実に監視することができる。
請求項7記載の発明によると、遊技機に外部電力が供給されている場合、異常状態検出センサが異常状態を検出しても、バックアップ電力を記憶制御部に供給しないため、バックアップ電源の電力消費をより節約することができる。
請求項8記載の発明によると、バックアップ電源に二次電池を使用することにより、遊技機の稼働中はバックアップ電源を充電させることができ、長期間バックアップ電源を交換する必要がない。
図1は、本発明の一実施形態を適用した遊技機(スロットマシン)の斜視図、図2は、前扉を開けた状態の遊技機の斜視図、図3〜図6は、制御回路の一例を示すブロック図又は回路図、図7は、タイムチャート図、図8は、表示装置に表示される表示例である。なお、以下の説明においては、図1、2における左斜め下方を「前方」とし、図1、2における右斜め上方を「後方」とする。
遊技機1としてのスロットマシンは、前面が開放した正面視矩形の筐体2と、筐体2の左側部に上下方向を向く上下1対のヒンジ軸(図示略)により開閉可能に枢支された前扉3とを備える。
図2に示すように、筐体2内には、遊技を統括的に制御する主制御基板4、遊技に係わる演出の制御及び前扉3の開放情報を含む異常情報等を出力可能な副制御基板5、複数種類の図柄、数字等で構成される識別情報を変動表示及び停止表示可能な回転リールユニット6、遊技媒体であるメダルを貯留及び払出可能なホッパーユニット7、遊技機1の各種電気部品に外部電源の電力を供給する外部電源供給装置8等の遊技に係わる電気部品が収容されている。なお、各電気部品への外部電源供給装置8の外部電力供給は、主制御基板4を経由して行われる。
筐体2における前扉3に対向する箇所には、前扉3の開閉を検出可能な異常状態検出センサをなす扉開閉検出センサ60が配設されている。扉開閉検出センサ60が検出した前扉3の開放信号は、副制御基板5に送信される。なお、前扉3の開閉を検出する扉開閉検出センサ60は、機械的な作動で電気回路を開閉する機能をもつ機械式のリミットスイッチ等が好ましい。
主制御基板4は、不正な改造、交換等を防止するため、透明な基板ボックス内に収容された状態で筐体2内の後板2aに固定され、基板ボックスに設けられた封止部分を破壊しない限り基板ボックスから取り出せないようになっている。
回転リールユニット6は、外周面に識別情報が印刷又は貼付された左、中、右の3個の回転リール61と、各回転リール61を回転させるためのモータの回転を制御するモータ駆動回路62とを備える。モータ駆動回路62は、主制御基板4が出力する制御コマンドに基いて、各回転リール61のモータの回転、停止を制御する。
前扉3の裏面側には、副制御基板5が出力する遊技に係わる情報、演出情報、前扉3の開放情報等を表示可能な液晶の表示画面91を有する表示装置9、副制御基板5が出力する制御信号を中継する中継基板10、効果音を発生する左右のスピーカ11、後述のメダル投入部18に投入されるメダルの真偽を判別し、真のメダルのみをホッパーユニット7に誘導するメダルセレクター12が設けられている。
前扉3の裏面側周囲の開放側(右側)には、筐体2の適所に係脱可能な上、下のフック13が枢支されている。フック13は、筐体2の適所に係合することにより前扉3を閉鎖状態に拘束する。
中継基板10には、扉開閉検出センサ60が検出した前扉3の開放情報及びその他の情報を表示画面91に表示させるときに操作される異常確認用操作スイッチ14が設けられている。異常確認用操作スイッチ14は、遊技店の係員のみが所持しているキーを用いて、フック13の係合を解除して前扉3を開けた状態でのみ操作可能であって、遊技者は操作することはできない。
図1に示すように、前扉3の前面には、表示装置9の表示画面91に表示される遊技に係わる情報、演出情報及び前扉3の開放情報等を透視可能な情報表示窓15、遊技機1に係わる遊技の履歴データを表示画面91に表示させるときに操作される遊技情報表示操作スイッチ16、各回転リール61の識別情報を3こまずつ透視可能な識別情報表示窓17、及び遊技を光演出するランプ27が設けられている。
識別情報表示窓17の下方には、遊技を開始するときにメダルが投入されるメダル投入部18、メダルの賭数を最大限(3枚)に設定するMAXベットボタン19、メダルの賭数を1枚に設定する1ベットボタン20、全ての回転リール61を一斉に回転させるときに操作されるスタートレバー21、各回転リール61の回転を個別に停止させるときに操作される3個のストップボタン22、遊技を精算するときに操作される精算ボタン23、遊技店の係員が所持しているキーにより操作可能なキーシリンダ24等が設けられている。
キーシリンダ24をキーにより時計方向へ操作した場合には、フック13を解除作動させて前扉3を開くことができる。又、キーシリンダ24をキーにより反時計方向へ操作した場合には、前扉3の裏面側に設けられたリセットスイッチ25がキー操作を検出して遊技に係わる電気部品のエラーを解除させる。
なお、MAXベットボタン19、1ベットボタン20、スタートレバー21、各ストップボタン22及び精算ボタン23には、それぞれの操作を検出するためのセンサが内蔵されている。
次に、遊技機1の遊技方法について簡単に説明する。遊技者がメダルをメダル投入部18に投入して、MAXベットボタン19(又は、1ベットボタン20)の操作により遊技の賭数を設定した後、スタートレバー21を操作して各回転リール61を一斉に回転させる。そして、所定時間経過後に各回転リール61に対応する各ストップボタン22を順次操作して、各回転リール61を停止させる。
各回転リール61が停止したときの、識別情報表示窓17内の有効ライン上に表示される左、中、右の識別情報の組み合わせにより、入賞の有無、及び賞の大小が決定され、入賞態様に応じた数のメダルがホッパーユニット7から前扉3の下部に設けられた受皿3aに払い出される。そして、入賞のうち特定遊技状態となった場合には、所定の効果音をスピーカ11から発生させたり、表示装置9の表示画面91に特定遊技状態に係わる遊技情報や演出情報等を表示させる等して演出効果を高める。
次に、図3を参照して、遊技機1全体の制御回路について説明する。
主制御基板4は、制御プログラム及びデータを記憶したROMとCPUのワークエリアとして機能するRAMとともに一体型のワンチップCPUとして構成される制御部を有し、ROMに記憶された制御プログラムにより、一連の制御処理を実行する。
主制御基板4におけるROMには、遊技機1の遊技に関する基本的なプログラムが記憶されているとともに、各入賞の当選確率、入賞に対するメダルの払出し数等のデータテーブルが書き込まれている。CPUは、ROMのプログラムにしたがって遊技制御、例えば、回転ユニット6における回転リール61の回転、停止の制御等を実行する。
主制御基板4の入力インターフェースには、外部電源供給装置8、MAXベットボタン19、1ベットボタン20、スタートレバー21、ストップボタン22、精算ボタン23、リセットスイッチ25、ホッパーユニット7、メダルセレクター12を通過したメダルを検出するメダル検出センサ26等が接続されている。
主制御基板4の出力インターフェースには、ホッパーユニット7、回転リールユニット6のモータ駆動回路62及び副制御基板5が接続されている。
主制御基板4の制御部は、スタートレバー21のスタート信号を受けたことを契機に、数値データ更新データにより入賞か否かを抽選し、その抽選結果に基づく制御コマンドを回転リールユニット6のモータ駆動回路62に送信して、各回転リール61のモータを個別に制御するとともに、副制御基板5に演出コマンドを送信する。
副制御基板5の入力インターフェースには、主制御基板4、異常確認用操作スイッチ14、遊技情報表示操作スイッチ16及び扉開閉検出センサ60が接続され、又、同じく出力インターフェースには、中継基板10を経由して、表示装置9、スピーカ11、ランプ27が接続されている。
外部電源供給装置8に外部電源が接続されて、遊技機1全体に外部電力が供給されているとき(例えば、遊技店の営業中)、副制御基板5は、主制御基板4が出力する制御コマンドに基づいて、表示装置9の液晶制御基板92に表示情報を送信して表示画面91に文字、画像等を表示させたり、ランプ27を点灯表示させたり、スピーカ11から音声、音楽等を出力させたりして演出表示を行う。
さらに、副制御基板5は、遊技機1に外部電力が供給されていない場合、扉開閉検出センサ60が前扉3の開放を検出することにより、後述のように、そのときの日時情報、及び遊技機1に外部電力が投入されたときの日時情報を記憶する。
図4に示すように、副制御基板5には、制御プログラムおよび各種データを記憶したROM51と、主制御基板4から出力される制御コマンド、外部電源供給装置8が外部電源に接続されたときの外部電源投入信号101及び扉開閉検出センサ60から出力される扉開放信号102等をI/Oポート54を介して読み込む記憶制御部をなすCPU52と、CPU52をもって、外部電源投入信号101を受けたときの日時情報及び扉開放信号102を受けたときの日時情報が記憶される記憶手段をなすRAM53と、外部電力の供給が停止されているとき、CPU52が動作するために必要なバックアップ電力を供給可能なバックアップ電源55と、バックアップ電力により常時駆動可能な時計モジュール56と、ROM51及びCPU52に供給する電力源を、外部電力(例えば、電圧3.3V)又はバックアップ電力(例えば、電圧3V)のいずれかに切り換え可能な電源供給制御部57と、バックアップ電源55が着脱可能なバックアップ電源ホルダ58等が実装されている。
なお、本実施形態おける記憶手段は、バックアップ電源55の消費電力を押さえるために、動作時のみ電力を必要するSRAM(static random access memory)やフラッシュメモリ(flash memory)等の不揮発性の半導体メモリを用いるが、これに代えて、電源遮断時にもバックアップ電源55により記憶を保持可能なDRAM(dynamic random access memory ディーラム(随時書き込み・読み出し可能メモリ))を用いても良い。又、バックアップ電源55としては、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等、放電後も充電することによって元の状態に戻して繰り返し使用可能な二次電池を使用するのが望ましい。勿論、マンガン電池やアルカリ電池等の一次電池を使用することも可能である。
遊技機1が遊技店に据え付けられる等して、外部電源供給装置8が外部電源に接続されて、遊技機1に外部電力が投入されることにより、CPU52は、そのときの日時をRAM53に記憶させる。
バックアップ電源ホルダ58は、副制御基板5上においてRAM53、時計モジュール56及び電源供給制御部57に電気的に接続されている。
バックアップ電源55は、例えば、副制御基板5に全ての電子部品を実装した後、又は副制御基板5を筐体2内に組み付ける直前、あるいは遊技機1を生産工場から出荷される直前に、バックアップ電源ホルダ58に装着される。バックアップ電源55をバックアップ電源ホルダ58に装着した場合には、バックアップ電力をRAM53及び時計モジュール56に常時供給し、又、外部電源供給装置8が外部電源に接続された場合には、バックアップ電源55は外部電力によって充電される。
又、バックアップ電源ホルダ58に装着されたバックアップ電源55は、バックアップ電源ホルダ58から簡単に取り外すことができる。これにより、遊技機1を廃棄処分する際、バックアップ電源55を副制御基板5から簡単に取り外して、副制御基板5の再利用化を図ることができる。
電源供給制御部57は、その入力部に扉開放信号102、外部電力及びバックアップ電力が入力され、その出力部から遊技店の営業時等、遊技機1の電源供給時、すなわち外部電源供給装置8に外部電源が供給されている期間、外部電力をROM51、CPU52に供給するように切り換わり、又、遊技機1の電源遮断時、すなわち外部電源供給装置8に外部電源が供給されていない期間、例えば、遊技機1を工場から遊技店に搬送する期間や遊技店の営業時間外にある期間、バックアップ電力をROM51、CPU52に供給するように切り換わる。なお、バックアップ電源55は、電源供給制御部57に供給される外部電力より、電圧が僅かに低いものが用いられる。
図5に示すように、電源供給制御部57は、遊技機1に外部電力が供給されていないとき、扉開閉検出センサ60が出力する扉開放信号102を受けることにより、バックアップ電力を、CPU52がドア開放信号を受けたときの日時情報をRAM53に記憶させるために必要な所定時間だけ、ROM51及びCPU52に供給可能とするバックアップ電源投入制御信号生成部571と、ROM51及びCPU52に供給する電力源65を外部電力又はバックアップ電力のいずれかに切り替える電源切替部572とを有している。
図6に示すように、電源切替部572は、2チャンネルの電源切替ICを内蔵しており、その入力側のINAには外部電力が入力され、INBにはバックアップ電力が入力され、また、ENBにはバックアップ電源投入信号生成部571から出力されるバックアップ電源投入制御信号103が入力される。また、OUTA及びOUTBからは、INA及びINBに入力されている電力のうち電圧の高い方の電力がDCV65として出力される。したがって、電源切替部572のINAに外部電力が供給されている場合には、扉開閉検出センサ60のON、OFFに関係なく、外部電力がOUTAから出力されて、バックアップ電力がOUTBから出力されることはない。
バックアップ電源投入制御信号生成部571は、抵抗R1とコンデンサC1からなるCR回路(チャタリング防止回路)と、両入力端子573a、573bが抵抗R1とコンデンサC1の間で、かつ抵抗R1を介して扉開閉検出センサ60に接続されるNANDゲート573と、NANDゲート573の出力端子573cに互いに直列に接続される抵抗R2とコンデンサC2からなり、ROM51及びCPU52にバックアップ電力を供給する時間を決定するCR回路(遅延回路)と、両入力端子574a、574bが抵抗R2とコンデンサC2の間で、かつ抵抗R2を介してNANDゲート573aの出力端子573cに接続されるNANDゲート574と、一方の入力端子575aがNANDゲート573の出力端子573cに接続され、他方の入力端子575bがNANDゲート574の出力端子574cに接続され、又、出力端子575cが電源切替部572のENBに接続されるNANDゲート575を備えている。
次に、図7に示すタイムチャートを参照しつつ、遊技機1に外部電力が供給されていないときの電源供給制御部57の制御について説明する。
扉開閉検出センサ60は、前扉3の閉鎖を検出しているときはOFFしている。したがって、前扉3が閉鎖しているとき、電源供給制御部57のCR回路R1、C1のA点の電圧がhighであるため、NANDゲート573の両入力端子573a、573bにhigh信号が入力されて、出力端子573cからlow信号が出力されている。また、そのときのCR回路R2、C2のB点の電圧はlowであるため、NANDゲート574の両入力端子574a、574bにlow信号が入力されて、出力端子574cからhigh信号が出力されている。これにより、NANDゲート575の一方の入力端子575aにlow信号が、又、他方の入力端子575bにhigh信号がそれぞれ入力されているため、NANDゲート575の出力端子575cからは、バックアップ電源投入制御信号103ではないhigh信号が出力され、その信号が電源切替部572のENBに入力されている。この結果、電源切替部572は、遊技機1に外部電力が供給されているか否かに関係なく、OUTBからバックアップ電力を出力することはない。
また、扉開閉検出センサ60が、前扉3の開放を検出してONして扉開放信号102を出力した場合には、電源供給制御部57のCR回路C1、R1の時定数に基づく時間T1(例えば、22msec)後に、A点の電圧がlowになって、NANDゲート573の両入力端子573a、573bにlow信号が入力される。これにより、出力端子573cからhigh信号が出力され、このhigh信号がNANDゲート575の一方の入力端子575aに入力される。又、NANDゲート574は、出力端子573cから出力されるhigh信号によりCR回路C2、R2のB点の電圧がhighに変化するまで、その出力端子574cからhigh信号を出力し続けて、そのhigh信号をNANDゲート575の入力端子575bに入力し続ける。
この結果、NANDゲート575は、NANDゲート573の出力端子573cがhigh信号を出力してからNANDゲート574の出力端子574cがlow信号を出力するまでの期間、すなわちCR回路R2、C2の時定数に基づく時間T2(例えば、33msec)だけ、その出力端子575cからバックアップ電源投入制御信号103であるlow信号を出力する。
電源切替部572は、そのENBにNANDゲート575の出力端子575cから出力されるバックアップ電源投入制御信号103が入力されることにより、OUTBからバックアップ電力を出力してROM51及びCPU52に供給する。
そして、バックアップ電力をROM51及びCPU52に供給してから、時間T2が経過すると、その時点で、B点の電圧がhighに変化することにより、NANDゲート574の出力ゲート574cからlow信号が出力されたことを契機に、NANDゲート575は、その出力端子575cからhigh信号を出力し、電源切替部572は、OUTBからバックアップ電力の出力を停止する。
CPU52は、電源供給制御部57からバックアップ電力が供給されたことを契機に駆動して、遊技機1に外部電力が供給されていないときに遊技機1に異常状態が発生したものと見做して、扉開閉検出センサ60が出力する扉開放信号102を受けたときの日時を時計モジュール56から読み取ってRAM53に記憶させて、時間T2経過後に停止する。
上述により、本実施形態における遊技機は、次のような作用効果を奏する。
(a)遊技機1に外部電力が供給されていない電源遮断時に前扉3が開放された場合、バックアップ電力供給により、CPU52がRAM53に前扉3が開放したときの日時情報等の異常情報を記憶させるため、RAM53に記憶された異常情報に基づいて不正行為を監視することができ、セキュリティの向上を図ることができる。
(b)バックアップ電源55を、副制御基板5に実装したバックアップ電源ホルダ58に着脱可能としたことにより、バックアップ電源55を、バックアップ電源を必要とする直前にバックアップ電源ホルダ58に装着することができ、バックアップ電力を必要としない環境下でのバックアップ電源55の無駄な電力消費を抑えることができる。
(c)CPU52がバックアップ電源55の電力を消費する時間が、CPU52がRAM53に日時情報を記憶させるたけに必要な僅かな時間T2だけで足りるため、バックアップ電源55の消費電力を最小限に抑えることができ、遊技機1の電源遮断時における前扉3の不正な開放を長期間監視することができる。又、前記(b)と相俟ってバックアップ電源55の容量を小さくでき、安価かつ小形のバックアップ電源55を用いることができる。
(d)外部電源遮断時、前扉3が長時間開いた状態にあっても、CPU52に対するバックアップ電電55の電力供給は、時間T2だけであるため、バックアップ電源55の消費電力を最小限に抑えることができる。
(e)バックアップ電源55をバックアップ電源ホルダ58から取り出すことによって、バックアップ電源55を副制御基板5から簡単に取り外すことができ、副制御基板5の再利用化を図ることができる。
次に、RAM53に記憶された異常情報の確認方法について説明する。遊技機1に外部電力が供給されているとき、前扉3を開いて不正確認用操作スイッチ14を操作して、CPU52によりRAM53に記憶された情報、すなわち遊技機1に外部電力が投入されたときの日時、扉開閉検出センサ60が前扉3の開放を検出したときの日時を、表示装置9の表示画面91に、例えば、図8に示すように時系列に表示させることにより、異常情報を確認することができる。
図8に示すように、外部電源投入日前に前扉3の開放情報が表示装置9の表示画面91に表示された遊技機1は、不正が行われたおそれがあるものとして判断され、入念にチェックされるか、又は新たな遊技機と交換される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、本実施形態に対して、次のような種々の変形や変更を施すことが可能である。
(i)遊技機1を、遊技媒体がメダル(コインを含む)とするスロットマシンに代えて、遊技媒体がパチンコ玉であるパチンコ機、スロットマシン、及びその他の遊技機とする。
(ii)扉開閉検出センサ60を、機械式のリミットスイッチに代えて、光電式等の非接触形のセンサとする。
(iii)異常状態検出センサを、前扉3の開閉を検出する扉開閉検出センサ60に代えて、又はそれに加えて、他の異常状態を検出するものとする。他の異常状態としては、主制御基板4を収容した基板ボックスの脱着、遊技機1の移動等により生じる遊技機1の異常な傾きや振動、及び筐体2内への不正用具の挿入等による異常な圧力負荷の検出等がある。
(iv)異常情報を表示させる表示装置としては、上記実施形態のように、前扉3の前面に異常情報を表示させる表示装置9に代えて、前扉3の裏面又は筐体2内に、異常情報表示専用の表示装置を別に設けても良い。
本発明の一実施形態を適用した遊技機の斜視図である。 前扉を開けた状態の遊技機の斜視図である。 制御回路の一例を示すブロック図である。 制御回路の要部のブロック図である。 電源供給制御部のブロック図である。 電源供給制御部の一例を示す回路図である。 制御回路の動作タイミングを示すタイムチャート図である。 表示画面に表示される表示例である。
符号の説明
1 遊技機
2 筐体
2a 後板
3 前扉
3a 受皿
4 主制御基板
5 副制御基板
6 回転リールユニット
7 ホッパーユニット
8 外部電源供給装置
9 表示装置
10 中継基板
11 スピーカ
12 メダルセレクター
13 フック
14 異常確認用操作スイッチ
15 情報表示窓
16 遊技情報表示操作スイッチ
17 識別情報表示窓
18 メダル投入部
19 MAXベットボタン
20 1ベットボタン
21 スタートレバー
22 ストップボタン
23 精算ボタン
24 キーシリンダ
25 リセットスイッチ
26 メダル検出センサ
27 ランプ
51 ROM
52 CPU(記憶制御部)
53 RAM(記憶手段)
54 I/Oポート
55 バックアップ電源
56 時計モジュール
57 電源供給制御部
58 バックアップ電源ホルダ
60 扉開閉検出センサ(異常状態検出センサ)
61 回転リール
62 モータ駆動回路
65 DCV
91 表示画面
92 液晶制御基板
101 外部電源投入信号
102 扉開放信号
103 バックアップ電源投入制御信号
571 バックアップ電源投入制御信号生成部
572 電源切替部
573、574、575 NANDゲート
R1、R2 抵抗
C1、C2 コンデンサ

Claims (8)

  1. 遊技機に対する不正行為を含む異常状態を検出する異常状態検出センサと、
    前記遊技機内に配設され、前記異常状態検出センサが検出した異常情報を記憶手段に記憶させる記憶制御部を実装した制御基板と、
    前記遊技機に外部電力が供給されていないとき、前記記憶制御部が動作するために必要なバックアップ電力を供給可能なバックアップ電源と、
    前記制御基板に実装されるとともに、前記バックアップ電源が着脱可能で、かつ前記バックアップ電源が装着されることにより、前記バックアップ電力を前記記憶制御部に供給可能とするバックアップ電源ホルダとを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記制御基板は、前記遊技機に前記外部電力が供給されていないとき、前記異常状態検出センサからの信号を受けることにより、前記バックアップ電力を、前記記憶制御部が前記記憶手段に異常情報を記憶させるために必要な所定時間前記記憶制御部に供給し、かつ所定時間経過後、前記記憶制御部への前記バックアップ電力の供給を停止する電源供給制御部を備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記記憶制御部が前記記憶手段に記憶させる前記異常情報は、前記異常状態検出センサが異常状態を検出したときの日時情報を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記異常状態検出センサは、前記遊技機の前記記憶制御部を含む電気部品を収容した筐体に開閉可能に設けられた前扉の開放を検出する扉開閉検出センサを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記記憶制御部は、前記扉開閉検出センサが前記前扉の開放を検出したときの日時情報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項4記載の遊技機。
  6. 前記記憶制御部は、前記遊技機に外部電力が投入されたときの日時情報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の遊技機。
  7. 前記電源供給制御部は、前記遊技機に前記外部電力が供給されている場合、前記異常状態検出センサが異常状態を検出しても、前記記憶制御部に前記バックアップ電力を供給しないことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の遊技機。
  8. 前記バックアップ電源ホルダに装着されるバックアップ電源は、放電した後も充電することによって元の状態に戻して繰り返し使用可能な二次電池を含むことを特徴とする請求項1〜7記載の遊技機。
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