JP2006216533A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】高効率を実現することができる構造を有するプラズマディスプレイパネルを提供する。
【解決手段】背面基板10と前面基板20とが互いに対向配置され、背面基板と前面基板との間の空間は少なくとも一つの放電セル38に区画され、放電セル内に蛍光体層19、29が形成される。アドレス電極12、維持電極30、及び走査電極40が背面基板と前面基板との間に形成される。アドレス電極が第1方向に沿って形成され、維持電極と走査電極が前記アドレス電極と電気的に絶縁しながら、前記第1方向に交差する第2方向に沿って形成される。維持電極と走査電極は、前記放電セルの両側の周縁に並んで位置する。維持電極及び走査電極のうちの少なくともいずれか一つは、互いに分離離隔する複数の電極部31、33、41、43を含むことができる。
【選択図】図2

Description

本発明はプラズマディスプレイパネルに係り、特に、高効率を実現することができる構造を有するプラズマディスプレイパネルに関するものである。
一般的に、プラズマディスプレイパネル(PDP)は、気体放電により形成されたプラズマから放射される真空紫外線(VUV)が蛍光体を励起させることによって発生する可視光を利用して映像を実現するディスプレイ素子である。このようなプラズマディスプレイパネルは、高解像度の大画面構成が可能であるので次世代薄形表示装置として脚光を浴びている。
プラズマディスプレイパネルの一般的な構造は3電極面放電型構造である。3電極面放電型構造は、二つの電極からなる表示電極が形成される前面基板と、前記前面基板から所定の距離だけ離隔し、アドレス電極が形成される背面基板とを含む。両基板の間の空間は隔壁によって複数の放電セルに区画され、放電セルの内部には背面基板側に蛍光体層が形成され、放電ガスが注入される。
放電の有無は、表示電極のうちの一つの電極とアドレス電極との間でのアドレス放電によって決定され、輝度を表示する維持放電は、同一面上に位置した表示電極によって行われる。つまり、従来のプラズマディスプレイパネルでのアドレス放電は対向放電によって誘導され、維持放電は面放電によって誘導される。
このようなプラズマディスプレイパネルは、所定の画面を表示するために多くの段階の放電を経なければならないが、各段階での効率がよくないために発光効率が低いという問題がある。特に、維持放電が面放電によって誘導されるため、対向放電によって誘導される場合より高い電圧が必要となる。
プラズマディスプレイパネルの効率は、消費電力に対する輝度の比と定義されるので、プラズマディスプレイパネルの発光効率を向上させるためには、消費電力を低減させたり輝度を向上させたりする方法などが適用できる。輝度を向上させる方法は、一般的に消費電流の増加を伴うという問題がある。一方、プラズマディスプレイパネルに流れる電流及び印加電圧が大きくなると、効率が低下するだけでなく高価の付属品を使用しなければならないため、プラズマディスプレイパネルが適用される表示装置の製造単価が上昇するという問題がある。
したがって、プラズマディスプレイパネルの発光効率及び製造特性の向上のためには消費電力を低減させる方法が効果的であり、特に、印加電圧を下げるのが好ましい。
本発明は、放電の小さい放電ギャップで対向放電により開始されるので放電開始電圧を低減させることができ、主放電の放電長さを増加させて効率を向上させることができるプラズマディスプレイパネルを提供する。
本発明の実施形態によるプラズマディスプレイパネルは、第1基板と第2基板とが互いに対向配置され、前記第1基板と前記第2基板との間の空間は少なくとも一つの放電セルに区画され、前記放電セル内に蛍光体層が形成される。そして、アドレス電極、第1電極、及び第2電極が前記第1基板と前記第2基板との間に形成される。前記アドレス電極が一方向に沿って形成され、前記第1電極と前記第2電極が前記アドレス電極と電気的に絶縁されながら、前記第1方向と交差する第2方向に沿って形成される。前記第1電極と前記第2電極は、前記放電セルの両側の周縁に並んで形成される。そして、前記第1電極及び前記第2電極のうちの少なくともいずれか一つは、互いに分離離隔する複数の電極部を含む。
前記複数の電極部は前記第1基板に垂直な第3方向に積層されることができる。この時、前記複数の電極部は、前記第3方向で前記アドレス電極と対応して位置する放電開始電極部、及び前記放電開始電極部と前記第1基板との間又は前記放電開始電極部と前記第2基板との間に位置する少なくとも一つの放電維持電極部を含むことができる。この時、前記第1電極と前記第2電極との間の距離は、前記放電維持電極部が位置する部分よりも前記放電開始電極部が位置する部分の方がさらに短く形成されることができる。
前記放電維持電極部より前記放電開始電極部が、前記放電セルの内部に向かってさらに高く突出することができる。前記放電維持電極部が、前記放電開始電極部と前記第1基板との間又は前記放電開始電極部と前記第2基板との間に少なくとも二つ以上配置される場合に、前記第1基板又は前記第2基板の近くに位置した放電維持電極部から前記放電開始電極部に向かって、前記電極部が前記放電セルの内部に向かって段階的にさらに突出することができる。
前記放電開始電極部はフローティング電極であることができ、前記放電維持電極部は前記第2方向に沿って延びて形成されることができる。
前記放電維持電極部は、帯状形態に構成され、前記各放電セルの内部に向かって突出する突出部を備えることができる。又は、前記放電維持電極部が前記放電開始電極部に対向する第1面と、前記第1面の反対面である第2面とを含み、前記各放電セルでの前記放電維持電極部は、前記第2面から前記第1面に向かいながら次第に前記各放電セルの内部に向かって突出することができる。
前記放電維持電極部が前記放電開始電極部と前記第1基板との間に配置され、前記放電開始電極部が前記第2基板に対向して位置することができる。又は、前記放電維持電極部が前記放電開始電極部と前記第2基板との間に配置され、前記放電開始電極部が前記第1基板に対向して位置することもできる。また、前記放電維持電極部が、前記放電開始電極部と前記第1基板との間及び前記放電開始電極部と前記第2基板との間の各々に配置されることができる。
前記アドレス電極、前記第1電極、及び前記第2電極を囲みながら誘電層が形成されることができる。
前記プラズマディスプレイパネルは、前記第1基板に隣接して形成されて前記第1基板側に第1放電セルを区画する第1隔壁層と、前記第2基板に隣接して形成されて前記第2基板側に第2放電セルを区画する第2隔壁層とをさらに含むことができる。前記第1放電セルと前記第2放電セルが実質的に一つの放電セルを構成し、前記アドレス電極、前記第1電極、及び前記第2電極が前記第1隔壁層と前記第2隔壁層との間に位置することができる。
前記複数の電極部のうちの少なくともいずれか一つに電圧が印加されることができる。この時、電圧が印加されない電極部はフローティング電極になる。そして、前記放電維持電極部と前記放電開始電極部が実質的に同一な電位を有し、前記放電維持電極部より前記放電開始電極部がさらに低い電位を有することができる。
本発明によるプラズマディスプレイパネルでは、第1電極と第2電極が各放電セルで互いに対向するように形成されて、維持放電が対向放電へ誘導されることにより、放電開始電圧を低減させることができる。そして、第1電極と第2電極はショートギャップとロングギャップを全て有するので、ショートギャップ放電によって放電開始電圧をさらに低減させながら、ロングギャップ放電によって放電の効率を向上させることができる。また、第1電極と第2電極の各々が複数の電極部が積層されて形成されることにより、このような構造を有する電極を容易に製造することができる。
つまり、本発明によるプラズマディスプレイパネルは、低電圧で駆動可能であるので高効率を実現することができる。したがって、プラズマディスプレイパネルを利用した表示装置に低価の付属品を使用することができ、結果的に、当該表示装置の製造単価を節減させることができる。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分分解斜視図である。
図1を参照すれば、本実施形態によるプラズマディスプレイパネルは、第1基板10(以下、‘背面基板’とする)と第2基板20(以下、‘前面基板’とする)とが所定の間隔をおいて互いに対向配置され、このような背面基板10と前面基板20との間の空間は、隔壁16、26によって複数の放電セル38に区画される。この放電セル38内には、真空紫外線を吸収して可視光を放出する蛍光体層19、29が形成され、放電ガス(例えば、キセノン(Xe)とネオン(Ne)などを含む混合ガス)が充填される。
隔壁16、26は背面基板10に隣接して形成され、前面基板20に向かって突出する第1隔壁層16(以下、‘背面板隔壁’とする)と、前面基板20に隣接して形成され、背面基板10に向かって突出する第2隔壁層26(以下、‘前面板隔壁’とする)とを含む。
本実施形態で、背面基板10に隣接して形成される背面板隔壁16は、第1方向(図面のy軸方向)に沿って形成される第1隔壁部材16aと、第1方向に交差する第2方向(図面のx軸方向)に沿って形成される第2隔壁部材16bとを含む。そのために、背面基板10側に独立的な放電空間を有する背面板放電セル18が形成される。
前面基板20に隣接して形成される前面板隔壁26は、第1隔壁部材16aに対応する形状に背面基板10に向かって突出する第3隔壁部材26aと、第2隔壁部材16bに対応する形状に背面基板10に向かって突出する第4隔壁部材26bとを含む。そのために、背面板放電セル18に対応する前面板放電セル28が前面基板20側に形成される。
本実施形態では、背面板隔壁及び前面板隔壁が互いに交差する隔壁部材を含むことを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一方向に沿って長く繋がる帯状形態の隔壁などの多様な形状の隔壁に適用することができる。また、後述の誘電層13、14が実質的に放電セル38を区画する役割もするので、このような背面板隔壁及び前面板隔壁がなくても差し支えない。
一つの背面板放電セル18とこれに対応する一つの前面板放電セル28とが、実質的に一つの放電セル38を構成する。
このように、背面板放電セル18及び前面板放電セル28に、第1蛍光体層19と第2蛍光体層29が各々形成される。第1蛍光体層19は、背面板隔壁16を成す隔壁部材16a、16bの側面と、その間で背面基板10と隣接した底面とに形成され、第2蛍光体層29は、前面板隔壁26を成す隔壁部材26a、26bの側面と、その間で前面基板20と隣接した底面とに形成することができる。
第1蛍光体層19及び第2蛍光体層29の各々は、背面板放電セル18及び前面板放電セル28内で真空紫外線を吸収して、前面基板20側に向かう可視光を発生させる。この時、第2蛍光体層29を通して可視光が透過するので、真空紫外線の損失を最小化するために、第2蛍光体層29を第1蛍光体層19より薄く形成することができる。したがって、真空紫外線の損失を最小化して発光効率を高めることができる。
前述のように、背面板放電セル18と前面板放電セル28は実質的に一つの放電セル38を成すので、各放電セル38内に形成される第1蛍光体層19と第2蛍光体層29は、気体放電により発生する真空紫外線の衝突によって、同一色の可視光を発光させるのが好ましい。
本実施形態では、実質的に一つの放電セル38の両側で可視光を放出させることができる蛍光体層19、29が形成されるので、輝度を向上させることができる。
この時、背面板放電セル18内に形成される第1蛍光体層19は、背面基板10上に誘電層(図示せず)及び背面板隔壁16を形成した後、蛍光体を塗布することによって形成することができる。又は、背面基板10に誘電層を形成せず、背面基板10上に背面板隔壁16を形成し蛍光体を塗布することによって形成することができる。
同様に、前面板放電セル28内に形成される第2蛍光体層29は、前面基板20上に誘電層(図示せず)及び前面板隔壁26を形成した後、蛍光体を塗布することによって形成することができる。又は、前面基板20に誘電層を形成せず、前面基板20上に前面板隔壁26を形成し蛍光体を塗布することによって形成することができる。
このように形成される第1蛍光体層19及び第2蛍光体層29に衝突する真空紫外線をプラズマ放電により生成するために、前記背面板隔壁16と前面板隔壁26との間に、各放電セル38に対応してアドレス電極12と第1電極30(以下、‘維持電極’とする)及び第2電極40(以下、‘走査電極’とする)が位置する。
走査電極40は、アドレス電極12と共にアドレス区間でアドレス放電に関与して、点灯される放電セル38を選択する役割を果たす。そして、維持電極30は、走査電極40と共に維持放電区間で維持放電に関与して、所定の輝度を表示する。しかし、各電極は、それに印加される信号電圧に応じてその役割を別にすることができるので、本発明がこれに限定される必要はない。
本実施形態でアドレス電極12は、第1隔壁部材16aと第3隔壁部材26aとの間で第1方向に沿って延びて形成される。
そして、維持電極30と走査電極40は、第2隔壁部材16bと第4隔壁部材26bとの間でアドレス電極12と電気的に絶縁しながら、第2方向に沿って形成される。維持電極30と走査電極40は、各放電セル38の両側の周縁に位置して互いに対向しながら形成される。そのために、維持放電が対向放電へ誘導され、結果的に維持放電の放電開始電圧を低減させることができる。
本実施形態で、維持電極30と走査電極40は画像の実現に寄与する程度の小さな放電セル38の側傍に備えられるので、電気伝導性に優れた金属電極からなることができる。
維持電極30と走査電極40は、第1方向に沿って連続的に配置される放電セル38に対し、維持電極30−走査電極40及び維持電極30−走査電極40が順に繰り返されて配列できる。又は、維持電極30−走査電極40及び走査電極40−維持電極30の配列が順に繰り返されることもできる。
図面では、維持電極30及び走査電極40は各放電セル38で夫々別個に形成されることとして示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、二つのうちの少なくとも一つの電極が、第1方向に隣接した一対の放電セルに共有されて形成されることも可能である。
本実施形態でこのような維持電極30と走査電極40は、背面基板10に垂直な第3方向(図面のz軸方向)に並んで積層される複数の電極部からなる。このような電極部については、図2乃至図4を参照して後述する。
維持電極30と走査電極40を成す各電極部の間と、アドレス電極12、維持電極30、及び走査電極40の外面とに誘電層13、14が形成される。
本実施形態で誘電層13、14は、アドレス電極12を囲みながら第1方向に沿って形成される誘電層14と、維持電極30又は走査電極40の各々を囲みながら第2方向に形成される誘電層13とを含む。このような誘電層13、14は各電極12、30、40を絶縁状態に維持し、プラズマ放電によって形成される壁電荷が蓄積できるようにする。
誘電層13、14の表面には、放電セル38の内部で起こるプラズマ放電に露出される部分、つまり、誘電層13、14の側面に保護膜15が形成される。このような保護膜15は、プラズマ放電によって電離されたイオンの衝突から誘電層13、14を保護し、二次電子を放出する役割を果たす。
本実施形態では、保護膜15が放電セル38の側傍に形成されるので、保護膜15が可視光非透過性の特性を有する物質からなることができる。この時、保護膜15は、例えば、可視光非透過性MgOからなることができる。このような非透過性MgOは透過性MgOに比して遥かに高い二次電子放出係数(secondary electron emission coefficient)値を有するので、放電開始電圧をさらに低くすることができる。
図2乃至図4を参照して、前述の維持電極30と走査電極40の電極部について詳細に説明する。
図2は、本発明の第1実施形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて、各放電セルに対応する電極構造を概略的に示した部分斜視図であり、図3は、図1のプラズマディスプレイパネルを結合した状態で、III−III線に沿って切断した部分断面図である。図4は、図1のプラズマディスプレイパネルを結合した状態で、IV−IV線に沿って切断した部分横断面図である。
図2及び図3を参照すれば、前述のように、維持電極30と走査電極40は背面板隔壁16と前面板隔壁26との間で誘電層13によって離隔しながら、第3方向に積層される複数の電極部31、33、41、43を含む。
この時、複数の電極部31、33、41、43の各々は、第3方向でアドレス電極12と対応して位置する放電開始電極部31、41と、放電開始電極部31、41と背面板隔壁16との間及び放電開始電極部31、41と前面板隔壁26との間の各々に位置する少なくとも一つの放電維持電極部33、43とを含む。
ここで、放電開始電極部31、41は、小さい放電ギャップを有することによって放電が開始される電極部であり、放電維持電極部33、43は、放電開始電極部31、41以外の電極部を言う。前記放電開始電極部31、41は、放電を開始する役割と共に開始された放電を維持する役割もまた果たす。
本発明は、放電開始電極部及び放電維持電極部の個数などに限定されるものではなく、少なくとも一つの放電開始電極部及び放電維持電極部が位置すれば差し支えない。
本実施形態で放電開始電極部31、41は、各放電セル38の内部に向かって突出する直六面体形状からなる。そして、放電開始電極部31、41は、各放電セル38で互いに分離されて形成されて第3方向で互いに対応する位置に形成されるアドレス電極12と干渉なしで円滑に配置されることができる。
そして、放電維持電極部33、43は、第2方向に沿って延びて形成される。維持電極30及び走査電極40各々の放電維持電極部33、43は、第1放電維持電極部34、44、第2放電維持電極部35、45、第3放電維持電極部36、46、及び第4放電維持電極部37、47を含む。
ここで、第1放電維持電極部34、44と第2放電維持電極部35、45の各々は、放電開始電極部31、41と前面基板20、より正確には前面板隔壁26との間に位置する。この時、第1放電維持電極部34、44は前面板隔壁26の近くに位置し、第2放電維持電極部35、45は放電開始電極部31、41の近くに位置する。
そして、第3放電維持電極部36、46と第4放電維持電極部37、47の各々は、放電開始電極部31、41と背面基板10、より正確には背面板隔壁16との間に位置する。この時、第3放電維持電極部36、46は放電開始電極部31、41の近くに位置し、第4放電維持電極部37、47は背面板隔壁16の近くに位置する。
本実施形態で、前面板隔壁26及び背面板隔壁16の各々の近くに位置する第1放電維持電極部34、44及び第4放電維持電極部37、47は帯状形態からなり、放電開始電極部31、41の近くに位置する第2放電維持電極部35、45及び第3放電維持電極部36、46は、各放電セル38の内部に向かって突出する直六面体形状の突出部35a、36a、45a、46aを備える。本実施形態で、前記第2放電維持電極部35、45及び第3放電維持電極部36、46の突出部35a、36a、45a、46aより、放電開始電極部31、41が各放電セル38の内部に向かってさらに高く突出する。
つまり、本実施形態で各電極部31、33、41、43は、前面板隔壁26又は背面板隔壁16の各々の近くに位置した第1放電維持電極部34、44及び第4放電維持電極部37、47から放電開始電極部31、41に向かいながら、放電セル38の内部に向かって段階的にさらに突出する。
したがって、図3に示されているように、維持電極30と走査電極40との間の距離は、維持電極30の放電維持電極部33と走査電極40の放電維持電極部43との間より、維持電極30の放電開始電極部31と走査電極40の放電開始電極部41との間でさらに小さく形成される。したがって、走査電極30と維持電極40との間で起こる維持放電は、放電開始電極部31、41の間のショートギャップで開始され、主放電は、放電維持電極部33、43の間のロングギャップで開始される。つまり、放電がショートギャップで開始されるので放電開始電圧を低減させることができ、主放電はロングギャップで維持されるので放電効率を向上させることができる。
そして、放電開始電極部31、41の間から背面板隔壁16又は前面板隔壁26側に向かって段階的に放電ギャップが増加するので、放電の安定性を図ることができる。
そして、図4を参照すれば、アドレス電極12は、第2方向に隣接する放電セル38に共有されて形成される。この時、隣接した放電セル38のうちの一つの放電セル38を選択するために、アドレス電極12は、一側の放電セル38の内部に向かって突出する突出部12aを備える。このようなアドレス電極12の突出部12aは、維持電極30の放電開始電極部31と走査電極40の放電開始電極部41との間で突出させることができる。
アドレス電極12の突出部12aは、隣接する一対の放電セルのうちの一つの放電セル38のアドレス放電に関与すると同時に、走査電極40との距離を短縮させることにより、アドレス放電の放電開始電圧を低減させる役割を果たす。そして、アドレス放電に寄与する程度の小さい部分を減らすことによって無効電力を低減させることができる。
本実施形態では、アドレス電極12と走査電極40との間に蛍光体層が配置されないので、緑色、赤色、及び青色を実現する放電セルでアドレス放電の放電開始電圧が均一であるという長所がある。
本実施形態でこのような構造の電極12、30、40を製造するためには、アドレス電極12、維持電極30、走査電極40、及び誘電層13、14を別途の工程によって形成した後、背面板隔壁16が形成された背面基板10に結合させる方法を使用することができる。
つまり、電極層と誘電層を順に形成する工程を繰り返して、誘電層によって互いに離隔する複数の電極部を形成した後、放電空間に対応するように誘電層をエッチングすることにより、前記電極12、30、40が備えられる誘電層13、14を製造することができる。この時、アドレス電極12は、放電開始電極部31、41を形成する工程で共に形成される。
本実施形態で、維持電極30と走査電極40が誘電層13によって離隔する複数の電極部31、33、41、43からなることにより、前述のように単純な方法で製造されることができ、したがって、対向放電構造を有すると共にショートギャップとロングギャップを有する電極をより容易に製造することができる。
本実施形態によるプラズマディスプレイパネルで所定の画像を実現するために、維持電極30と走査電極40のうちの第2方向に延びて形成される放電維持電極部33、43の全部又は一部に、電圧を印加することができる。一部の電極部に電圧を印加する場合にも、容量結合(capacitance coupling)によって全ての電極部に放電に必要な電位を形成することができる。つまり、各放電セル38で互いに分離されて形成されて、フローティング電極である放電開始電極部31、41にも放電に必要な電位が形成される。放電の安定性などを考慮すれば、放電維持電極部33、43にかかる電位が放電開始電極部31、41にかかる電位より大きいか又は同一な条件を満たすのが好ましい。
前記では維持電極30及び維持電極40の各々が複数の電極部からなることを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、維持電極30及び維持電極40のうちの少なくとも一つの電極が複数の電極部からなることも可能である。
以下、本発明の第2実施形態乃至第11実施形態によるプラズマディスプレイパネルについて詳細に説明する。第2実施形態乃至第11実施形態によるプラズマディスプレイパネルは、基本的な構成は第1実施形態と同一である。図面において、同一又は類似な構成要素については同一な参照符号を使用し、同一な構成については詳細な説明を省略し、互いに異なる部分についてのみ詳細に説明する。
図5は、本発明の第2実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分断面図である。
本実施形態では、維持電極50は、アドレス電極12と対応して位置する放電開始電極部51と、放電開始電極部51と前面板隔壁26との間及び放電開始電極部51と背面板隔壁16との間の各々に一つずつ位置する放電維持電極部53とを含む。
走査電極55は、アドレス電極12と対応して位置する放電開始電極部56と、放電開始電極部56と前面板隔壁26との間及び放電開始電極部56と背面板隔壁16との間の各々に一つずつ位置する放電維持電極部58とを含む。
本実施形態で放電維持電極部53、58は、放電開始電極部51、56に対向する第1面からその反対面である第2面に向かいながら、第1方向(図面のy軸方向)で測定した長さが次第に短くなる。つまり、第2面から第1面に向かい、放電維持電極部53、58が各放電セル38の内部に向かって次第に突出する。
そのために、維持電極50と走査電極55との間の放電ギャップは、放電開始電極部51、56から放電維持電極部53、58に向かいながら次第に大きくなる。そのために、ショートギャップからロングギャップまで維持電極50と走査電極55との間の放電ギャップが次第に大きくなることによって放電の拡散が容易であり、したがって、放電の安定性を向上させることができる。
図6は、本発明の第3実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分断面図である。
図6を参照すれば、本実施形態で維持電極60と走査電極70は、放電開始電極部61、71と放電維持電極部63、73とを含む。本実施形態では、放電開始電極部61、71と前面板隔壁26の間に配置される放電維持電極部64、74と、放電開始電極部61、71と背面板隔壁16との間に配置される放電維持電極部65、66、75、76との個数が互いに異なる。
本実施形態では、一例として、放電開始電極部61、71と前面板隔壁26との間に各々一つの放電維持電極部64、74が配置され、放電開始電極部61、71と背面板隔壁16との間に各々二つの放電維持電極部65、66、75、76が配置されたが、本発明はこれに限定されない。
図7は、本発明の第4実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分断面図である。
図7を参照すれば、本実施形態で維持電極80と走査電極85は、放電開始電極部81、86とアドレス電極12が背面基板10に対向しながら形成され、放電維持電極部83、88が放電開始電極部81、86と前面板隔壁26との間に位置する。本実施形態では、一例として、放電開始電極部と前面板隔壁との間に放電維持電極部が一つ位置することを図示及び説明したが、本発明はこれに限定されない。
図8は、本発明の第5実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分断面図である。
図8を参照すれば、本実施形態で維持電極90と走査電極95は、放電開始電極部91、96とアドレス電極12が前面基板20に対向しながら形成され、放電維持電極部93、98が放電開始電極部91、96と背面板隔壁16との間に位置する。本発明は、放電維持電極部の個数に限定されず、多様な変形などが可能である。
図9は、本発明の第6実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分断面図である。
図9を参照すれば、本実施形態で維持電極30と走査電極40を成す各電極部31、33、41、43を囲む誘電層100は、各放電セル38で対向する面100aが曲面からなる。本実施形態では、一例として、誘電層100の対向面100aが曲面からなることを説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、誘電層が所定の放電空間を形成しながら多様な形状を有することも可能である。
図10は、本発明の第7実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分断面図である。
図10を参照すれば、本実施形態で、第1隔壁部材116a及び第2隔壁部材116bを含む背面板隔壁116と背面基板110とが、同一な材料の一体構造からなる。そして、第3隔壁部材126a及び第4隔壁部材126bを含む前面板隔壁126と前面基板120とが同一な材料の一体構造からなる。これは、ガラス基板などを各背面板放電セル118及び前面板放電セル128の形状に相応するようにエッチングして形成することができる。背面基板110と背面板隔壁116、前面基板120と前面板隔壁126を一体の構造に形成することにより、製造工程及び製造単価を減らすことができる。
図11乃至図14は、本発明の第8実施形態乃至第11実施形態の各々によるプラズマディスプレイパネルを示した部分横断面図である。第8実施形態乃至第11実施形態の各々は、電極及びこれらの突出部を多様な形状及び大きさに形成したプラズマディスプレイパネルである。
図11を参照すれば、本発明の第8実施形態では、維持電極101の放電開始電極部101aより走査電極102の放電開始電極部102aが各放電セルの内部38に向かってさらに高く突出する。つまり、維持電極101の放電開始電極部101aを第1方向(図面のy軸方向)で測定した長さ(t1)より、走査電極102の放電開始電極部102aを第1方向に測定した長さ(t2)がさらに長く形成される。そのために、アドレス電極12と走査電極102の放電開始電極部102aとがさらに大きい面積で対向することができ、したがって、アドレス放電の放電開始電圧をさらに低減させることができる。
図12を参照すれば、本発明の第9実施形態では、維持電極103の放電開始電極部103aを第2方向(図面のx軸方向)で測定した幅(t3)より、走査電極104の放電開始電極部104aを第2方向に測定した幅(t4)がさらに大きく形成される。そのために、アドレス電極12と走査電極104との間で起こるアドレス放電をより容易に行うことができる。
図13を参照すれば、本発明の第10実施形態では、維持電極105の放電開始電極部105a及び走査電極106の放電開始電極部106aが、アドレス電極12側に偏って形成される。
図14を参照すれば、本発明の第11実施形態では、アドレス電極112の突出部112aの突出程度が他の実施形態より相対的に小さく、維持電極107の放電開始電極部107a及び走査電極107、108の放電開始電極部108aの突出程度が他の実施形態より相対的に大きい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲と発明の詳細な説明及び添付した図面の範囲内で多様に変形又は変更して実施するのが可能であり、これもまた本発明の範囲に属する。
本発明は、プラズマディスプレイパネルの製造分野で利用可能である。
本発明の第1実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分分解斜視図である。 本発明の第1実施形態によるプラズマディスプレイパネルにおいて、各放電セルに対応する電極構造を示した部分斜視図である。 図1のプラズマディスプレイパネルを結合した状態で、III−III線に沿って切断した部分断面図である。 図1のプラズマディスプレイパネルを結合した状態で、IV−IV線に沿って切断した部分横断面図である。 本発明の第2実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分断面図である。 本発明の第3実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分断面図である。 本発明の第4実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分断面図である。 本発明の第5実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分断面図である。 本発明の第6実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分断面図である。 本発明の第7実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分断面図である。 本発明の第8実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分横断面図である。 本発明の第9実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分横断面図である。 本発明の第10実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分横断面図である。 本発明の第11実施形態によるプラズマディスプレイパネルを示した部分横断面図である。
符号の説明
10、110 背面基板、
12、112 アドレス電極、
12a、112a アドレス電極の突出部、
13、14、100 誘電層、
15 保護膜、
16、116 背面板隔壁、
16a、116a 第1隔壁部材、
16b、116b 第2隔壁部材、
18、118 背面板放電セル、
19 第1蛍光体層、
20、120 前面基板、
26、126 前面板隔壁、
26a、126a 第3隔壁部材、
26b、126b 第4隔壁部材、
28、128 前面板放電セル、
29 第2蛍光体層、
30、50、60、80、90、101、103、105、107 維持電極、
31、41、51、56、61、71、81、86、91、96、101a、102a、103a、104a、105a、106a、107a、108a 放電開始電極部、
33、43、53、58、63、73、83、88、93、98 放電維持電極部、
34、44 第1放電維持電極部、
35、45 第2放電維持電極部、
35a、36a、45a、46a 突出部、
36、46 第3放電維持電極部、
37、47 第4放電維持電極部、
38 放電セル、
40、55、70、85、95、102、104、106、108 走査電極、
100a 誘電層の対向面。

Claims (20)

  1. 互いに対向配置され、隙間の空間が少なくとも一つの放電セルに区画される第1基板及び第2基板と、
    前記放電セル内に形成される蛍光体層と、
    前記第1基板と前記第2基板との間の空間で第1方向に沿って形成されるアドレス電極と、
    前記第1基板と前記第2基板との間の空間で、前記アドレス電極と電気的に絶縁されながら前記第1方向と交差する第2方向に沿って形成され、前記各放電セルの両側の周縁に並んで位置する第1電極及び第2電極と、
    を含み、
    前記第1電極及び前記第2電極のうちの少なくともいずれか一つは、互いに分離離隔する複数の電極部を含むことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記複数の電極部は、前記第1基板に垂直な第3方向に積層されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記複数の電極部は、前記第3方向で前記アドレス電極と対応して位置する放電開始電極部と、前記放電開始電極部と前記第1基板との間又は前記放電開始電極部と前記第2基板との間に位置する少なくとも一つの放電維持電極部とを含み、
    前記第1電極と前記第2電極との間の距離は、前記放電維持電極部が位置する部分よりも前記放電開始電極部が位置する部分の方がさらに短いことを特徴とする請求項2に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記放電維持電極部より前記放電開始電極部が前記放電セルの内部に向かってさらに高く突出することを特徴とする請求項3に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記放電維持電極部は複数の放電維持電極部を含み、
    前記放電維持電極部は、前記放電開始電極部と前記第1基板との間又は前記放電開始電極部と前記第2基板との間に少なくとも二つ以上配置され、
    前記第1基板又は前記第2基板の近くに位置した放電維持電極部から前記放電開始電極部に向かって、前記電極部が前記放電セルの内部に向かって段階的にさらに突出することを特徴とする請求項3に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記放電開始電極部はフローティング電極であることを特徴とする請求項3に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 前記放電維持電極部は前記第2方向に沿って延びて形成されることを特徴とする請求項3に記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記放電維持電極部は帯状形態に構成され、前記各放電セルの内部に向かって突出する突出部を備えることを特徴とする請求項7に記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 前記放電維持電極部は、前記放電開始電極部に対向する第1面と、前記第1面の反対面である第2面とを含み、
    前記各放電セルで前記放電維持電極部は、前記第2面から前記第1面に向かい、次第に前記各放電セルの内部に向かって突出することを特徴とする請求項7に記載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 前記放電維持電極部が前記放電開始電極部と前記第1基板との間に配置され、前記放電開始電極部が前記第2基板に対向して位置することを特徴とする請求項3に記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 前記放電維持電極部が前記放電開始電極部と前記第2基板との間に配置され、前記放電開始電極部が前記第1基板に対向して位置することを特徴とする請求項3に記載のプラズマディスプレイパネル。
  12. 前記放電維持電極部は、前記放電開始電極部と前記第1基板との間及び前記放電開始電極部と前記第2基板との間の各々に配置されることを特徴とする請求項3に記載のプラズマディスプレイパネル。
  13. 前記アドレス電極、前記第1電極、及び前記第2電極を囲みながら誘電層が形成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  14. 前記プラズマディスプレイパネルは、前記第1基板に隣接して形成されて前記第1基板側に第1放電セルを区画する第1隔壁層と、前記第2基板に隣接して形成されて前記第2基板側に第2放電セルを区画する第2隔壁層とをさらに含み、
    前記第1放電セルと前記第2放電セルが実質的に一つの放電セルを構成し、
    前記アドレス電極、前記第1電極、及び前記第2電極が前記第1隔壁層と前記第2隔壁層との間に位置することを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  15. 前記アドレス電極は、前記第2方向に沿って隣接する放電セルに共有されて形成されることを特徴とする請求項3に記載のプラズマディスプレイパネル。
  16. 前記アドレス電極は、前記第2方向に沿って隣接する放電セルのうちのいずれか一つの放電セルの内部に向かって突出する突出部を備えることを特徴とする請求項15に記載のプラズマディスプレイパネル。
  17. 前記第1電極の前記放電開始電極部及び前記第2電極の前記放電開始電極部の各々は、前記放電セルの内部に向かって突出し、
    前記アドレス電極の突出部は、前記第1電極の前記放電開始電極部と前記第2電極の前記放電開始電極部との間に突出することを特徴とする請求項16に記載のプラズマディスプレイパネル。
  18. 前記複数の電極部のうちの少なくともいずれか一つに電圧が印加されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  19. 前記第1電極及び前記第2電極のうちの少なくともいずれか一つは、前記第3方向で前記アドレス電極と対応して位置する放電開始電極部と、前記放電開始電極部と前記第1基板との間又は前記放電開始電極部と前記第2基板との間に位置する少なくとも一つの放電維持電極部とを含み、
    前記放電維持電極部と前記放電開始電極部が実質的に同一な電位を有し、前記放電維持電極部より前記放電開始電極部がさらに低い電位を有することを特徴とする請求項18に記載のプラズマディスプレイパネル。
  20. 前記複数の電極部のうちの少なくともいずれか一つがフローティング電極であることを特徴とする請求項18に記載のプラズマディスプレイパネル。
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