JP2007109635A - プラズマディスプレイパネル及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、高精細、高効率ディスプレイ表示が可能な放電セル構造を有するプラズマディスプレイパネルとこれを製造する方法を提供する。
【解決手段】本発明の実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法は、基板上に第1電極43を形成する段階と、前記基板上に前記第1電極を覆うように第1誘電層45を形成する段階と、前記第1誘電層を覆うように第2誘電層47を形成する段階と、前記第2誘電層上にレジスト75を塗布する段階と、前記レジストをパターニングする段階と、前記パターニングされたレジストをエッチング阻止膜として前記第2誘電層をエッチングして、放電空間形成溝46と電極形成溝48を共に形成する段階と、前記電極形成溝を電極ペーストで埋込して第2電極50及び第3電極51を形成する段階、及び前記電極ペーストで埋込まれた電極形成溝を覆うように前記第2誘電層の一部に第3誘電層を形成する段階を含む。
【選択図】図6F

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネルとその製造方法に関し、より詳しくは高精細、高効率ディスプレイ実現が可能な放電セル構造を有するプラズマディスプレイパネルとその製造方法に関する。
一般に、プラズマディスプレイパネル(PDP)は、気体放電により得られたプラズマから放射される真空紫外線(VUV)が蛍光体を励起することによって発生される可視光を利用して映像を表示するディスプレイ素子である。このようなプラズマディスプレイパネルは、60インチ以上の超大型画面をわずか10cm以内の厚さに実現することができ、陰極線管(CRT)のような自発光ディスプレイ素子であるため、色再現力が優れて視野角による歪曲現象が生じないことが特性である。また、液晶ディスプレイ(LCD)等に比べて製造工法が簡単で、生産性及び原価側面からも長点を有するため、次世代産業用平板ディスプレイ及び家庭用TVディスプレイに脚光を浴びている。
プラズマディスプレイパネルの構造は、1970年代から長期間にかけて発展してきたが、現在一般に知られている構造は3電極面放電型構造である。3電極面放電型構造は、同一面上に位置した二つの電極を含む1個の基板と、これから一定の距離をおいて離隔されて垂直方向につながるアドレス電極を含む他の基板で構成され、その間に放電ガスが封入された構造である。一般に放電の有無は、各ラインに連結されて独立的に制御される走査電極と対向しているアドレス電極の放電によって決定されて、輝度を示す維持放電は同一面上に位置した二つの電極群によって行われる。
最近、市場に販売されているプラズマディスプレイパネルは、42インチ級でXGA1024×768級の解像度を有しているが、窮極的にFull−HD(High Definition)級の画像を表示できるディスプレイ素子が要求されている実情である。
プラズマディスプレイパネルでFull−HD級1920×1080の画像を表示するためには、放電セルの大きさを小さくすること、つまり、高精細化が必要である。
従来の3電極面放電型構造を有するプラズマディスプレイパネルにおいて、放電セルの大きさを減少することは電極長さと面積の減少することを意味する。これは、結果的にプラズマディスプレイパネルの輝度及び効率の減少と共に放電開始電圧の上昇という問題が生じる可能性がある。従って、プラズマディスプレイパネルが高精細になるほど、アドレス放電は対向放電で、維持放電は面放電で発生している従来の3電極面放電型構造とは異なる構造が必要となる。
本発明の目的は、放電セルの大きさが小さくなることによって惹起される放電上の不利を克服するために、一対の表示電極の間で発生する維持放電を対向放電に誘導できる放電セル構造を有するプラズマディスプレイパネルを提供することである。
本発明の他の目的は、維持放電を対向放電に誘導できる放電セル構造をエッチング工程で製作することによって、優れた放電面を提供することができ、工程時間を短縮できるプラズマディスプレイパネルの製造方法を提供することである。
本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルは、互いに対向配置される第1基板と第2基板と、前記第1基板と第2基板の間に複数に区画されて配置される放電セルと、前記第1基板に第1方向に沿って並んで形成される第1電極と、前記第1基板に前記第1電極と離隔されて前記第1方向と交差する第2方向に沿って長く連結されながら各放電セルに対応する第2電極と第3電極、及び前記各放電セル内に形成される蛍光体層を含む。
この時、前記第2電極と第3電極は、前記第1基板から前記第2基板に向かう第3方向に突き出されて誘電層で囲まれ、その間に放電空間をおいて互いに対向形成され、前記各放電空間の内部幅は前記第2電極と第3電極が対向する部分で最大値を有する。
また、前記第2電極と第3電極を囲んだ誘電層が各放電空間内部に露出する放電面は、湾曲面に形成されてもよい。
前記第1電極を覆いながら、前記第1電極を前記第2電極及び第3電極と離隔させる誘電層が形成され、この誘電層はエッチング性を有する誘電体材料で構成できる。また、前記第2電極と第3電極を囲んだ誘電層は、エッチング性を有する誘電体材料で構成されることが望ましい。
前記第2電極と第3電極は、前記各放電セルの境界を通るように形成され、互いに交番配列されることができる。
本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法は、基板上に第1電極を形成または配置する段階と、前記基板上に前記第1電極を覆うように第1誘電層を形成または配置する段階と、前記第1誘電層を覆うように第2誘電層を形成または配置する段階と、前記第2誘電層上にレジスト材料を塗布または貼付する段階と、前記レジスト材料をパターニングする段階と、前記パターニングされたレジスト材料をエッチング阻止膜として前記第2誘電層をエッチングして放電空間形成溝と電極形成溝を共に形成する段階と、前記電極形成溝に電極ペーストを埋込して第2電極及び第3電極を形成する段階と、前記電極ペーストを埋込んだ電極形成溝を覆うように前記第2誘電層の一部に第3誘電層を形成する段階とを含む。前記レジスト材料には、フォトレジストまたはドライフィルムレジストを用いることができる。
前記第1電極は、第1方向に伸びて形成されるバス電極と、前記バス電極から前記第1方向と交差する第2方向に延長される突出電極を含む。
前記第2誘電層は、前記第1誘電層より厚く形成することができ、第1誘電層は耐エッチング性を有する誘電体材料で構成することができ、第2誘電層はエッチング性を有する誘電体材料で構成することができる。
前記電極形成溝は、前記第1電極が伸びて形成される方向と交差する方向に伸びて形成される。
前記放電空間形成溝と電極形成溝を形成する段階は、前記第2誘電層上にレジスト材料を塗布または貼付し、露光、現像して、レジスト材料をパターニングした後、エッチング液を噴射して前記第2誘電層をエッチングする。前記レジスト材料には、フォトレジストまたはドライフィルムレジストを用いることができる。
前記放電空間形成溝の幅が前記電極形成溝の幅より広く形成され、前記放電空間形成溝の深さは前記電極形成溝の深さより深く形成されることができる。
前記電極形成溝は、連続的に連なる溝形状に形成され、前記放電空間形成溝は多数の独立的な放電空間が形成されて断続的に並んで配列されたり、または連続的に連なる溝形状に形成される。
前記電極形成溝を埋込する電極ペーストは、銀(Ag)ペーストを用いることができる。
前記電極形成溝を埋込する電極ペーストは、ディスペンサーを利用して前記電極形成溝に埋込されたり、選択的にパターン印刷により前記電極形成溝内に形成・配置されることができる。
前記第3誘電層は、パターン印刷により形成・配置されることができ、前記第3誘電層形成後、焼成する段階をさらに含むことができる。
本発明の第2実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法は、第1基板上に第1電極を形成する段階と、前記第1基板上に前記第1電極を覆うように第1誘電層を形成する段階と、第2基板上に第2誘電層を形成する段階と、前記第2誘電層上にレジストを塗布する段階と、前記レジストをパターニングする段階と、前記パターニングされたレジストをエッチング阻止膜として前記第2誘電層をエッチングして放電空間形成溝と電極形成溝を共に形成する段階と、前記電極形成溝を電極ペーストで埋込して第2電極及び第3電極を形成する段階、及び前記第1基板と前記第2基板を合着する段階を含む。
本発明のプラズマディスプレイパネルにおいて、アドレス電極を前面基板に配置することによって、背面基板に形成される隔壁によって形成される大形の放電空間を確保できる。これにより蛍光体が塗布される部分の面積が広くなることによって発光効率を増加させることができる。また、蛍光体の上に電荷が積もって、イオンスパッタリングなどによって蛍光体寿命が減少することを防止することができる。
また、アドレス放電に関与する走査電極とアドレス電極を近接配置させることによって、アドレス電圧を下げることができ、維持電極と走査電極の間では、対向放電を誘導することによって発光効率に優れたロングギャップ放電が可能であるため、従来の面放電構造に比べて高い発光効率を得ることができる。
また、プラズマディスプレイパネルが高精細化されて放電セルの大きさが小さくなることにより、従来の面放電構造で発生する主な問題、即ち、発光効率と輝度の減少、放電開始電圧増加などの問題を克服することができる。
一方、本発明のプラズマディスプレイパネルの製造方法により、誘電層に電極形成溝を形成し、これに電極ペーストを埋込して共に焼成するため、焼成時の電極酸化または電極収縮が生じる問題を解決することができる。
また、電極形成溝と放電空間形成溝をエッチング工程により一度に形成するので、工程時間を短縮させることができ、優れた放電面を提供することによって、これに蒸着される放電空間壁保護膜の緻密性と均一性を向上させることができる。
以下、添付図を参照して本発明の実施例について本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳しく説明する。しかし、本発明は色々な相異な形態に実施できるため、ここで説明する実施例に限られない。図面で本発明を明確に説明するために説明上不必要な部分は省略し、明細書全体にわたって同一または類似の構成要素については同一な参照符号を付けた。
図1は、本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルを部分的に示した分解斜視図である。
図示されたように、本実施例によるプラズマディスプレイパネルは、基本的に背面基板10と前面基板20が所定の間隔をおいて互いに対向配置され、背面基板10と前面基板20の間には多数の放電セル18が隔壁16によって区切られる。放電セル18内には、紫外線を吸収して可視光を放出する蛍光体層19が隔壁面と底面に沿って形成され、プラズマ放電を起こすように放電ガス(一例としてキセノン(Xe)、ネオン(Ne)等を含む混合ガス)が埋込されている。
前面基板20の背面基板10対向面には一方向(図面のy軸方向)に沿って多数のアドレス電極32が並んで形成され、このアドレス電極32を覆いながら、前面基板20の内側面全体に誘電層28が形成される。アドレス電極32は隣接するアドレス電極と所定の間隔を維持しながら、互いに並んで形成される。
アドレス電極32の上にはこれらと離隔して表示電極25が形成されるが、これら表示電極25はアドレス電極32と誘電層28を間において離隔されることによって電気的に区分されるように形成される。
背面基板10上には隔壁16が形成されるが、本実施例において隔壁16は、アドレス電極32と並んだ方向に長く伸びて形成される第1隔壁部材16aと、この第1隔壁部材16aと交差形成しながら各々の放電セル18を独立的な放電空間に区画する第2隔壁部材16bで構成される。このような隔壁構造は前記の構造に限定されるのではなく、アドレス電極と並んだ隔壁部材だけで構成される帯状型隔壁構造も本発明に適用され、放電セルを区画する多様な形状の隔壁構造も可能であり、これも本発明の範囲に属する。
また、他の例として、背面基板10上に誘電層を形成し、その上に前記隔壁16を形成することもできる。
図2は、本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルの電極と放電セルの構造を概略的に示した平面図である。
図2を参照すると、表示電極25は各放電セル18に対応する維持電極21と走査電極23を含み、維持電極21及び走査電極23はアドレス電極32と交差する方向(図面のx軸方向)に沿って各々長く伸びて形成される。このような表示電極25のうち、維持電極21は、主に放電維持期間の放電に必要な電圧を印加する電極の役割を果たし、走査電極23は、リセット期間、アドレス期間及び放電維持期間に各々必要な電圧を印加する電極の役割を果たす。従って、走査電極23は、リセット期間、アドレス期間及び維持期間の放電に全て関与し、維持電極21は主に維持期間の放電に関与する。しかし、各電極に印加する電圧によりその役割を異なって行うことができるため、本発明がこれに限定される必要はない。
前記維持電極21と走査電極23は、放電セル18の境界を通るように形成され、互いに交番して配列される。
本実施例におけるアドレス電極32は、放電セル18の一側周縁に繋がって長く連結されるバス電極32bと、このバス電極32bから対向側周縁に向かって伸びる突出電極32aを含む。この時、突出電極32aは、パネルの開口率確保のために透明電極、一例としてITO(インジウム錫酸化物)電極で形成されることができ、バス電極32bは、前記透明電極の高い抵抗を補償して通電性を良くするために金属電極で構成されることが望ましい。本実施例によるプラズマディスプレイパネルにおける突出電極32aは、長方形状の平面形状を有する。このような突出電極は、放電セル18内で発生する放電メカニズムを考慮して、多様な形状に変更形成することができる。
図3は、本発明の第1実施例の変形例によるプラズマディスプレイパネルの電極と放電セルの構造を概略的に示した平面図である。
図3に示したように、アドレス電極32’のバス電極32b’が第1隔壁部材16aの上を通るように配置され、アドレス電極32’の突出電極32a’は放電セル18の中心に向かって延長されて、前記放電セル18の少なくとも一部分を覆うように配置される。
図4は、図1に示されたプラズマディスプレイパネルを結合してIV−IV線に沿って切断した断面図である。
図4を参照すると、本実施例によるプラズマディスプレイパネルにおける維持電極21と走査電極23は、前面基板20から遠くなる方向(図面のz軸の負の方向)に前記背面基板10に向かって突出し、その間に空間をおいて互いに対向形成される。このように形成される空間は、互いに対向する維持電極21と走査電極23の間で対向放電を誘導することができる。
また、維持電極21と走査電極23を各々その長さ方向に垂直平面で切断した断面は、基板10、20面に平行方向(図面のy軸方向)での幅より基板10、20面に垂直方向(図面のz軸方向)での幅が大きく形成されることができる。即ち、維持電極21と走査電極23の前面基板20面からの高さを高くすることができる。これによって、高精細ディスプレイを実現するために放電セルの平面方向大きさが減少される時に、維持電極21と走査電極23の高さを高めることによって、これを補償することができる。
本実施例における維持電極21及び走査電極23は、アドレス電極32が形成される層と互いに異なる層に形成され、同時に電気的に分離されている。このために誘電層28は第1誘電層28a、第2誘電層28b及び第3誘電層28cで区分される。つまり、第1誘電層28aは、前面基板20でアドレス電極32の上にこれらを覆うように形成され、この第1誘電層28aの上に第2誘電層28b及び第3誘電層28cが形成され、維持電極21と走査電極23を囲むように形成される。つまり、第2誘電層28bは、前記維持電極21と走査電極23の側面、つまり、放電空間を間において対向する面(放電面)を覆っており、第3誘電層28cは、前記維持電極21と走査電極23の背面基板10に向かう面、つまり、隔壁16と向き合う面を覆っている。
前記第1誘電層28aは、Pb系の誘電体材料で構成して耐エッチング性を持たせることができ、前記第2誘電層28bは、ZnBa系の誘電体材料で構成してエッチング性を持たせることができる。第3誘電層28cは、Pb系またはZnBa系の誘電体材料で構成することができる。そして維持電極21と走査電極23は、金属電極で構成するのが好ましく、一例として銀(Ag)電極からなることができる。
第1誘電層28a、第2誘電層28b及び第3誘電層28cの上には放電空間壁を保護するMgO保護膜29を形成して、プラズマ放電時に遷移させられた原子のイオンの衝突から誘電層を保護できる。このようなMgO保護膜29は、イオンが衝突した時、二次電子の放出係数が高いので放電効率を上げることもできる。
一方、前記第1誘電層28a、第2誘電層28b及び第3誘電層28cによって囲まれるように形成される放電空間18aは、その内部幅(L)が前記維持電極21及び走査電極23が対向する部分で最大値を有するように形成される。前記放電空間18aの内部幅(L)は、図4に示しているように、前記維持電極21または走査電極23と直交方向に測定することができる。放電空間18aの内部幅(L)が大きい場合、相対的に維持電極21または走査電極23を覆っている第2誘電層28bの厚さが薄くなって、この部分で維持電極21と走査電極23の間に電圧を印加する時に電界の集中が容易に起こるようにするため、放電電圧を下げることができ、放電空間18aもその分大きくなるため、内部で発生されるプラズマの体積も向上させることができる。
また、維持電極21と走査電極23を覆っている第2誘電層28bが各放電空間18a内部に露出する放電面33は、湾曲面に形成することができる。第2誘電層28bがMgO保護膜29で覆われる場合、実際第2誘電層28bが放電空間18a内部に露出できないことがあるが、ここで前記放電面33は放電空間18aの内部に向かう面と定義できる。
前記のように本実施例によるプラズマディスプレイパネルによると、アドレス電極32を前面基板20に配置することによって、放電セル18内での放電に関与する電極が全部前面基板20に位置するようになり、従って、背面基板10に形成される隔壁16によって形成される放電空間を大きく確保できる。つまり、蛍光体が塗布される部分の面積が広くなることによって発光効率を増加させることができる。また、蛍光体の上に電荷が積もって、イオンスパッタリングなどによって蛍光体寿命が減少することを防止することができる。
また、アドレス放電に関与する走査電極23とアドレス電極32を近く配置することによってアドレス電圧を下げることができ、維持電極21と走査電極23の間では対向放電を誘導することによって発光効率が優れたロングギャップ放電ができるため、従来の面放電構造に比べて高い発光効率を得ることができる。さらに、プラズマディスプレイパネルが高精細化されて放電セルの大きさが小さくなることにより、従来の面放電構造で生じる主な問題、つまり、発光効率と輝度の減少、放電開始電圧増加などの問題を克服することができる。
以下、前記のプラズマディスプレイパネルを製造する方法に関して詳細に説明する。
図5は、本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法を説明するフローチャートであり、図6A乃至図6Fは、本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法を順次に示した工程図である。
まず、基板40上に第1電極43を形成または配置する。(S11)(図6A参照)
前記第1電極43は、第1方向に伸びて形成されるバス電極43bと、前記バス電極43bから前記第1方向と交差する第2方向に延長される突出電極43aを含む。前記第1電極のバス電極43bは、複数本が互いに並んで形成され、金属電極で構成することができる。前記第1電極の突出電極43aは、透明電極で構成するのが好ましく、例えば、ITO(インジウム錫酸化物)電極で構成することができる。電極形状の形成は、通常はエッチング法で実施するが、印刷法または直接配置法で所定形状の原材料または部材を配置してもよい。
このように形成される前記第1電極43にはアドレス期間にアドレス電圧が印加されて、点灯される放電セルを選択することに寄与するアドレス電極の役割をする。
次に、前記基板40上に前記第1電極43を覆うように第1誘電層45を形成または配置する。(S12)(図6A参照)
前記第1誘電層45は、誘電体ペーストをスクリーン印刷法で塗布(配置)した後に乾燥/焼成して形成することができる。選択的に、誘電体シート(グリーンシート)をラミネータを利用して、前記基板40の上にラミネーティングし、これを乾燥/焼成して形成することができる。また、コーターを用いて、誘電体ペーストを塗布し、乾燥/焼成して形成することもできる。
前記第1誘電層45は、耐エッチング性を有するようにPb系の誘電体材料で構成することができる。
次に、前記第1誘電層45を覆うように第2誘電層47を形成または配置する。(S13)(図6B参照)
前記第2誘電層47も、誘電体ペーストをスクリーン印刷法で塗布(配置)した後に乾燥/焼成して形成することができる。選択的に、誘電体シート(グリーンシート)をラミネータを用いて、前記第1誘電層45の上にラミネーティングし、これを乾燥/焼成して形成することができる。また、コーターを利用して、誘電体ペーストを塗布し、乾燥/焼成して形成することもできる。
前記第2誘電層47は前記第1誘電層45より厚く形成する。第2誘電層47は以下のようにエッチングして、電極形成溝48と放電空間形成溝46を形成するので、放電に必要な程度の空間を確保できる厚さに形成されるのが望ましい。
このような第2誘電層47は、エッチング性を有するようにZnBa系の誘電体材料で構成することができる。
次に、前記第2誘電層47の上にレジスト75を塗布し、このレジスト75をパターニングする。(S14)(図6B参照)
前記レジスト75は、フォトレジストまたはドライフィルムレジストなどのレジスト材料を用いることができる。用いられるエッチング液の種類によって、フォトレジストまたはドライフィルムレジストを選択的に用いることができる。特にドライフィルムレジストは、固形状のエッチング材(例えば、サンドブラスト法の砂粒)を用いる場合に適用され、フォトレジストは液状のエッチング材(例えば、燐酸水溶液)を用いる場合に適用される。
前記レジスト75をパターニングするため、設定されたパターンを有するフォトマスクで前記レジスト75を覆って、光線(例えば、紫外線(UV))を照射して露光した後に現像液を利用して現像する。この時、放電空間形成溝46になる部分と電極形成溝48になる部分が区分されて形成される。
次に、前記パターニングされたレジスト75をエッチング阻止膜として用いて、前記第2誘電層47をエッチングして、放電空間形成溝46と電極形成溝48を共に形成する。(S15)(図6C及び図6D参照)
つまり、前記パターニングされたレジスト75の上にエッチング液噴射ノズル80からエッチング液を噴射すると、前記第2誘電層47はパターニングされてレジスト75が無くなった部分を通して露出部分のみをエッチングして溝を形成し、露出されていない前記第2誘電層47の部分はそのまま残って第2電極50及び第3電極51を保護する誘電層になる。
この時、前記電極形成溝48は、前記第1電極43が伸びて形成される方向と交差する方向に伸びて形成され、連続的に連なる溝形状に形成される。
前記放電空間形成溝46は、図7に示しているように、多数の独立的な放電空間が形成されて断続的に並んで配列すること、例えば各画素ごとに独立した放電空間の配列にもでき、あるいは、図8に示しているように、複数の画素に対応して連続的に連なる溝形状の放電空間形成溝46’を形成することもできる。
一方、前記放電空間形成溝46の幅(Wd)は、電極形成溝48の幅(We)より広く形成し、放電空間形成溝46の深さは電極形成溝48の深さより深く形成することができる。電極形成溝48には電極が充填されるが、放電空間形成溝46はその内部に蛍光体層が形成されたり放電ガスが充填されて、PDP駆動時に放電が起こる空間であるので、前記電極形成溝48より深く形成する必要がある。
次に、前記電極形成溝48を電極ペーストで埋込して第2電極50及び第3電極51を形成する。(S16)(図6E参照)
ディスペンサーを利用して、前記電極ペーストを電極形成溝48に埋込することができ、 放電空間形成溝46を避けるように選択的に、パターン印刷により、電極形成溝48内に電極ペーストを形成(配置)することもできる。前記電極形成溝48に埋込する電極ペーストは、銀(Ag)ペーストを用いることができる。
対向放電型プラズマディスプレイパネルは、従来面放電型プラズマディスプレイパネルに対比して約10倍以上の厚さが必要であり、誘電層内部に形成されなければならないため、焼成時に酸化が起こらずに前記誘電層との接着性が良くなければならない。銀(Ag)ペーストは酸化が起こらない金属パウダーペーストであるため、本実施例に適用でき、従って、本実施例の製造方法により前記銀(Ag)ペーストを前記電極形成溝48内に塗布すると、焼成収縮問題と電極酸化問題を同時に解決することができる。
また、エッチングにより放電空間形成溝46を形成するので、放電面となる誘電層の壁面粗度も非常になめらかにすることができ、このような放電面に蒸着されるMgO保護膜の緻密性と均一性を向上させることができる。
第2電極50と第3電極51は、各々走査電極及び維持電極の役割を果たす。つまり、アドレス期間に走査パルス電圧が前記第2電極50に印加されると走査電極の役割を果たし、放電維持期間に維持パルス電圧が前記第3電極51に印加されると維持電極の役割を果たす。このような役割は当該電極に印加される電圧により変わることがあるので、前記第2電極50が維持電極の役割を果たし、前記第3電極51が走査電極の役割を果たすのも可能である。
次に、前記電極ペースト埋込に続いて、電極形成溝48を覆うように前記第2誘電層47の一部に第3誘電層52を形成する。(S17)(図6F参照)
前記第3誘電層52は、前記第2誘電層47の中で電極形成溝48を形成している部分の付近にだけ形成して、電極形成溝48を覆うようにするのが望ましい。このような第3誘電層52は、パターン印刷により形成することができる。
この後、前記第3誘電層52形成後に焼成することによって、電極形成溝48内に埋込された電極ペーストと第3誘電層52を同時に焼成することができる。
その後に、他の基板(背面基板)上に隔壁を形成して、形成された各放電セル内に蛍光体層を形成した後、前記の電極を形成した基板(前面基板)と合着して、プラズマディスプレイパネルを完成できる。前記放電セルは、別途の隔壁材料を前記基板(背面基板)上に塗布してエッチングして形成することができ、前記基板(背面基板)自体をエッチングして、放電セルを形成するのも可能である。このような放電セル形成工程は公知技術を適用することができ、ここで詳細な説明は省略する。
図9は、本発明の第2実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法を説明するフローチャートであり、図10A乃至図10Eは、本発明の第3実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法を順次に示した工程図である。
まず、第1基板60上に第1電極61を形成する。(S21)(図10A参照)
前記第1電極61は、第1方向に伸びて形成されるバス電極61bと、前記バス電極61bから前記第1方向と交差する第2方向に伸びる突出電極61aを含む。前記第1電極のバス電極61bは、複数が互いに並んで形成され、金属電極で構成することができる。前記第1電極の突出電極61aは、透明電極にするのが好ましく、例えば、ITO(インジウム錫酸化物)電極で構成することができる。
このように形成する前記第1電極61には、アドレス期間にアドレス電圧が印加されて点灯される放電セルを選択することに寄与するアドレス電極の役割を果たす。
次に、前記第1基板60上に、前記第1電極61を覆うように第1誘電層63を形成する。(S22)(図10A参照)
前記第1誘電層63は、誘電体ペーストをスクリーン印刷法で塗布した後、乾燥/焼成して形成することができる。選択的に、誘電体シートをラミネータを用いて、前記第1基板60の上にラミネーティングして、これを乾燥/焼成して形成することができる。
またコーターを用いて、誘電体ペーストを塗布し、乾燥/焼成して形成することもできる。
次に、第2基板65上に第2誘電層67を形成する。(S23)(図10B参照)
前記第2誘電層67も、誘電体ペーストをスクリーン印刷法で塗布した後に乾燥/焼成して形成することができる。選択的に、誘電体シート(グリーンシート)をラミネータを用いて、前記第2基板65の上にラミネーティングしてこれを乾燥/焼成して形成することができる。コーターを用いて、誘電体ペーストを塗布し、乾燥/焼成して形成することもできる。
前記第2誘電層67は、前記第1誘電層63より厚く形成する。第2誘電層67は、以下でエッチングして、電極形成溝68と放電空間形成溝66を形成するため、放電に必要な程度の空間を確保できる厚さに形成するのが望ましい。
次に、前記第2誘電層67の上にレジスト75を塗布し、このレジスト75をパターニングする。(S24)(図10B参照)
前記レジスト75は、フォトレジストまたはドライフィルムレジストが用いられることができる。用いられるエッチング材の種類によって、フォトレジストまたはドライフィルムレジストを選択的に用いることができる。
前記レジスト75をパターニングするために、設定されたパターンを有するフォトマスクで前記レジスト75を覆って光源(例えば、紫外線(UV))を照射して露光した後に現像液を利用して現像する。この時、放電空間形成溝68bになる部分と電極形成溝68aになる部分が区分されて形成される。
次に、前記パターニングされたレジスト75を保護膜として用いて、前記第2誘電層67をエッチングして、放電空間形成溝66と電極形成溝68を共に形成する。(S25)(図10C参照)
つまり、前記パターニングされたレジスト75の上にエッチング液を噴射すると、前記第2誘電層67はパターニングされてレジスト75が無くなった部分を通して露出部分だけがエッチングされて溝を形成するようになり、露出していない部分はそのまま残って第2電極69及び第3電極70を保護する誘電層となる。
この時、前記電極形成溝68は、前記第1電極61が伸びて形成される方向と交差する方向に伸びて形成され、連続的に連なる溝形状に形成される。
前記放電空間形成溝66は、多数の独立的な放電空間が形成されて断続的に並んで配列させることもでき、選択的に、連続的に連なる溝形状に形成することもできる。
一方、前記放電空間形成溝66の幅は、電極形成溝68の幅より広く形成し、放電空間形成溝66の深さは電極形成溝68の深さより深く形成する。電極形成溝48には電極が充填されるが、放電空間形成溝46はその内部に蛍光体層が形成されたり放電ガスが充填されて、PDP駆動時に放電が起こる空間であるので、前記電極形成溝48より深く形成する必要がある。
次に、前記電極形成溝68を電極ペーストで埋込して第2電極69及び第3電極70を形成する。(S26)(図10D参照)
ディスペンサーを利用して、前記電極ペーストを電極形成溝68に埋込することができ、選択的に、パターン印刷により電極形成溝68内に電極ペーストを形成することもできる。前記電極形成溝68を埋込する電極ペーストは、銀(Ag)ペーストを用いることができる。
第2電極69と第3電極70は、各々走査電極及び維持電極の役割を果たす。つまり、アドレス期間に走査パルス電圧が前記第2電極69に印加されると、走査電極の役割を果たし、放電維持期間に維持パルス電圧が前記第3電極70に印加されると、維持電極の役割を果たす。このような役割は、該当電極に印加される電圧により変わることがあるので、前記第2電極69が維持電極の役割を果たし、前記第3電極70が走査電極の役割を果たすのも可能である。
最後に、前記第1基板60と前記第2基板65を合着する。(S27)(図10E参照)
第1電極61及び第1誘電層63が形成された第1基板60と第2電極69、第3電極70及び第2誘電層67が形成された第2基板65を合着する過程で、前記第1誘電層63は第2電極69及び第3電極70が埋込された電極形成溝68を覆うようになる。選択的に前記第2電極69及び第3電極70が埋込された電極形成溝68を別途の誘電層で覆った後に、第1基板60と第2基板65を合着することもできる。
以上のように、本発明の望ましい実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるのではなく、特許請求の範囲と発明の詳細な説明及び添付図の範囲内で多様に変形または変更して、実施するのが可能でありこれも本発明の範囲に属する。
本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルを部分的に示した分解斜視図である。 本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルの電極と放電セルの構造を概略的に示した平面図である。 本発明の第1実施例の変形例によるプラズマディスプレイパネルの電極と放電セルの構造を概略的に示した平面図である。 図1に示されたプラズマディスプレイパネルを結合してIV−IV線に沿って切断した断面図である。 本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法を説明するフローチャートである。 本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法を順次に示した工程図である。 本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法を順次に示した工程図である。 本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法を順次に示した工程図である。 本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法を順次に示した工程図である。 本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法を順次に示した工程図である。 本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法を順次に示した工程図である。 本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造工程で第2誘電層をエッチングして、形成される電極形成溝と放電空間形成溝のパターンの一例を示した平面図である。 本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造工程で第2誘電層をエッチングして、形成される電極形成溝と放電空間形成溝のパターンの他の一例を示した平面図である。 本発明の第2実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法を説明するフローチャートである。 本発明の第2実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法を順次に示した工程図である。 本発明の第2実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法を順次に示した工程図である。 本発明の第2実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法を順次に示した工程図である。 本発明の第2実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法を順次に示した工程図である。 本発明の第2実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法を順次に示した工程図である。
符号の説明
10、20、60、65 基板
16 隔壁
16a、16b 隔壁部材
18 放電セル
18a 放電空間
19 蛍光体層
21 維持電極
23 走査電極
25 表示電極(維持電極21と走査電極23の総合名称)
28、28a、28b、28c、45、47、52、63、67 誘電層
29 MgO保護膜
32、32’ アドレス電極
32a、43a、61a 突出電極
32b、32’b、43b、61b バス電極
33 放電面
43、50、51、61、69、70 電極
46、46’、66 放電空間形成溝
48、68 電極形成溝
75 レジスト
80 エッチング液噴射ノズル

Claims (36)

  1. 基板上に第1電極を形成する段階;
    前記基板上の前記第1電極を覆うように第1誘電層を形成する段階;
    前記第1誘電層を覆うように第2誘電層を形成する段階;
    前記第2誘電層上にレジストを塗布する段階;
    前記レジストをパターニングする段階;
    前記パターニングされたレジストをエッチング阻止膜として前記第2誘電層をエッチングして、放電空間形成溝と電極形成溝を共に形成する段階;
    前記電極形成溝を電極ペーストで埋込して第2電極及び第3電極を形成する段階;及び
    前記電極ペーストで埋込まれた電極形成溝を覆うように前記第2誘電層の一部に第3誘電層を形成する段階
    を含むことを特徴とするプラズマディスプレイパネル製造方法。
  2. 前記第1電極は第1方向に伸びて形成されるバス電極と、
    前記バス電極から前記第1方向と交差する第2方向に延長される突出電極を含むことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  3. 前記第1誘電層よりも前記第2誘電層の方を厚く形成することを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  4. 前記第1誘電層は、所定のエッチング剤に対して耐エッチング性を有する誘電体材料で構成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記第2誘電層は、所定のエッチング剤に対して前記第1誘電層よりエッチングされ易い性質を有する誘電体材料で構成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記電極形成溝は、前記第1電極が伸びて形成される方向と交差する方向に伸びて形成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  7. 前記放電空間形成溝と電極形成溝を形成する段階は、
    前記第2誘電層上にレジストを塗布、露光、現像して、前記レジストをパターニングした後、エッチング液を噴射して前記第2誘電層をエッチングすることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  8. 前記レジスト材料は、フォトレジストまたはドライフィルムレジストであることを特徴とする請求項7に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  9. 前記放電空間形成溝の幅が前記電極形成溝の幅よりも広く形成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  10. 前記放電空間形成溝の深さが前記電極形成溝の深さよりも深く形成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  11. 前記電極形成溝は、連続的に連なる溝形状に形成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  12. 前記放電空間形成溝は、連続的に連なる溝形状に形成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  13. 前記放電空間形成溝は、複数の独立的な放電空間が形成されて断続的に並んで配列されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  14. 前記電極形成溝に埋込む電極ペーストが、銀ペーストであることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  15. 前記電極形成溝に埋込む電極ペーストは、ディスペンサーを利用して前記電極形成溝に埋込むことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  16. 前記電極形成溝に埋込む電極ペーストは、パターン印刷により、前記電極形成溝内に配置することを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  17. 前記第3誘電層は、パターン印刷により配置されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  18. 前記第3誘電層配置後、焼成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  19. 第1基板上に第1電極を形成または配置する段階;
    前記第1基板上に前記第1電極を覆うように第1誘電層を形成または配置する段階;
    第2基板上に第2誘電層を形成または配置する段階;
    前記第2誘電層上にレジストを塗布する段階;
    前記レジストをパターニングする段階;
    前記パターニングされたレジストをエッチング阻止膜として前記第2誘電層をエッチングして、放電空間形成溝と電極形成溝を共に形成する段階;
    前記電極形成溝を電極ペーストで埋込して第2電極及び第3電極を形成または配置する段階;及び
    前記第1基板と前記第2基板を合着する段階
    を含むことを特徴とするプラズマディスプレイパネル製造方法。
  20. 前記電極形成溝は、前記第1電極が伸びて形成される方向と交差する方向に伸びて形成されることを特徴とする請求項19に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  21. 前記第1誘電層よりも前記第2誘電層の方を厚く形成することを特徴とする請求項19に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  22. 前記放電空間形成溝と電極形成溝を形成する段階は、
    前記第2誘電層上にレジストを塗布し、露光、現像して、パターニングした後、エッチング液を噴射してエッチングすることを特徴とする請求項19に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  23. 前記レジストは、フォトレジストまたはドライフィルムレジストであることを特徴とする請求項22に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  24. 前記放電空間形成溝の幅が、前記電極形成溝の幅よりも広く形成されることを特徴とする請求項19に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  25. 前記放電空間形成溝の深さが、前記電極形成溝の深さよりも深く形成されることを特徴とする請求項19に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  26. 前記電極形成溝は、連続的に連なる溝形状に形成されることを特徴とする請求項19に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  27. 前記放電空間形成溝は、連続的に連なる溝形状に形成されることを特徴とする請求項19に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  28. 前記放電空間形成溝は、多数の独立的な放電空間が形成されて断続的に並んで配列されることを特徴とする請求項19に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  29. 前記電極形成溝を埋込する電極ペーストは、銀ペーストであることを特徴とする請求項19に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  30. 前記電極形成溝を埋込する電極ペーストは、ディスペンサーを利用して、前記電極形成溝に注入されることを特徴とする請求項19に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  31. 前記電極形成溝を埋込する電極ペーストは、パターン印刷により前記電極形成溝内に配置・形成されることを特徴とする請求項19に記載のプラズマディスプレイパネル製造方法。
  32. 互いに対向配置される第1基板と第2基板;
    前記第1基板と第2基板の間に複数に区画されて配置される放電セル;
    前記第1基板に第1方向に沿って並んで形成される第1電極;
    前記第1基板に前記第1電極と離隔して、この第1方向と交差する第2方向に沿って長く連結されながら、各放電セルに対応する第2電極と第3電極;及び
    前記各放電セル内に形成される蛍光体層
    を含み、
    前記第2電極と第3電極は、前記第1基板から前記第2基板に向かう第3方向に突出して誘電層で囲まれ、その間に放電空間をおいて互いに対向形成され、
    前記各放電空間の内部幅は、前記第2電極と第3電極が対向する部分で最大値を有することを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  33. 前記第2電極と第3電極を囲んだ誘電層が各放電空間内部に露出される放電面が、湾曲面に形成されることを特徴とすることを特徴とする請求項32に記載のプラズマディスプレイパネル。
  34. 前記第1電極を覆いながら、前記第1電極を前記第2電極及び第3電極と離隔させる誘電層を含み、
    前記第1電極を覆う誘電層は、耐エッチング性を有する誘電体材料で構成されることを特徴とする請求項32に記載のプラズマディスプレイパネル。
  35. 前記第2電極と第3電極を囲んだ誘電層は、エッチング性を有する誘電体材料で構成されることを特徴とする請求項32に記載のプラズマディスプレイパネル。
  36. 前記第2電極と第3電極は、前記各放電セルの境界を通るように形成され、互いに交番配列されることを特徴とする請求項32に記載のプラズマディスプレイパネル。
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