JP2007335179A - プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】交差している隔壁の高さのばらつきを簡単な方法で抑え、放電セル間のクロストークを生じさせないプラズマディスプレイパネル(PDP)およびその製造方法を提供する。
【解決手段】凹部122は、焼成前の第1の隔壁120aと焼成前の第1の隔壁120aに直交する焼成前の第2の隔壁120bとの交差部121の接する位置に設けられている。このような凹部122を形成すると、交差部121の体積当たりの表面積と、交差部121とその交差部121と隣り合う交差部との間の焼成前の第1の隔壁120aと焼成前の第2の隔壁120bとの体積当たりの表面積の値がほぼ等しくなる。その結果、焼成後に交差部115の高さが高くなることはなく、高さの揃った隔壁となり放電セル間にクロストークを生じることはなくなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、交差部のある隔壁を備えたプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法に関する。
プラズマディスプレイパネル(以下、「PDP」と記す)は、対向配置した前面基板と背面基板との周縁部を封着部材によって封着した構造であって、前面基板と背面基板との間に形成された放電空間には、ネオン(Ne)およびキセノン(Xe)などの放電ガスが封入されている。
前面基板は、ガラス基板の片面にストライプ状に形成された走査電極と維持電極とからなる複数の表示電極と、これらの表示電極を覆う誘電体層および保護膜とを備えている。表示電極は、それぞれ透明電極と、その透明電極上に形成した金属材料からなるバス電極とによって構成されている。
背面基板は、ガラス基板の片面に表示電極と直交する方向にストライプ状に形成された複数のアドレス電極と、これらのアドレス電極を覆う下地誘電体層と、放電空間を区画する格子状の隔壁(リブ)と、隔壁間の溝に順次塗布された赤色、緑色および青色の蛍光体層とを備えている。
表示電極とアドレス電極とは直交していて、その直交箇所が放電セルになる。これらの放電セルはマトリクス状に配列され、表示電極の方向に並ぶ赤色、緑色および青色の蛍光体層を有する3個の放電セルが、カラー表示のための画素になる。PDPは順次、走査電極とアドレス電極間、および走査電極と維持電極間に所定の電圧を印加してガス放電を発生させ、そのガス放電で生じる紫外線で蛍光体層を励起し、発光させることによりカラー画像を表示している。
ここで隔壁として、蛍光体の塗布面積が増えることで輝度と発光効率を向上させることができる格子状の構造が用いられてきている。そしてこのような格子状の隔壁は、アドレス電極に平行な縦リブと、縦リブに直交する横リブとで構成され、低融点ガラスペーストを焼成して形成している。
しかし縦リブと横リブとが直交する交差部は、交差部と交差部との間の非交差部に比べ焼成後の隔壁高さが高くなって前面基板とに隙間を生じ、放電後の残留荷電粒子が隣接する放電セルに移動してクロストークを生じる場合があった。
このような問題に対し、隔壁の非交差部を挟む段差パターンを設けて隔壁の非交差部の空気との接触面積を減少させ、隔壁の交差部と非交差部との自由表面を揃えて隔壁各部に働く表面張力を平準化し、隔壁の高さを揃える方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−85917号公報
しかしながら特許文献1の方法では、隔壁の非交差部に隔壁より高さの低い段差パターンを設ける工程が必要になり、工程数が増加するという課題がある。
上述したように隔壁は、有機バインダ、溶剤などを含む低融点ガラスペーストを炉で乾燥、焼成して形成している。そしてこのような低融点ガラスペーストは、乾燥、焼成時に溶剤および有機バインダが隔壁表面から除去されるため、焼成後の冷却時に熱収縮を起こす。ここで縦リブと横リブとが直交する交差部は、隔壁側面も炉内空気に接している非交差部に比べ受熱量が少なく、特に焼成時に十分な焼成温度に達していないと考えられる。そのため、交差部は有機バインダが十分に除去されず非交差部に比べ、焼成後の高さが高くなる。また、交差部の焼成温度を十分に上げようとすると、非交差部が高温になりすぎて溶融し形状を保てなくなる。
本発明は上記の課題を解決するもので、隔壁の交差部が交差部以外に比べて高くなることを簡単な方法で抑え、放電セル間のクロストークを生じさせないPDPおよびその製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明は、第1のガラス基板上に第1の電極および誘電体層が形成された第1の基板と、第2のガラス基板上に第2の電極、隔壁および蛍光体層が形成された第2の基板とを対向配置させるPDPの製造方法であって、隔壁は、第2の電極が形成された第2のガラス基板上にガラスペーストを第1の隔壁および第1の隔壁に交差する第2の隔壁となる形状にかつ、それらの交差する交差部および交差部に接する位置の少なくとも一方に凹部を備えた形状にパターニングした後、焼成して形成する方法である。
ガラスペーストを焼成すると、ガラスペースト中に含まれる有機バインダが除去され収縮する。そこでこのような方法で隔壁を形成すると、凹部が隔壁の交差部の表面積を増すためガラスペーストを焼成炉などで焼成する際、交差部も十分に受熱し、焼成されて収縮する。その結果、交差部のガラスペースト中の有機バインダも十分に除去されるため、交差部が高くなることはなく、放電セル間にクロストークを生じさせることもない。また、このような凹部は隔壁形成時に一括してパターニングされるため、工程を増やすこともない。なお本特許出願に係り添付された書類での「交差」とは、隔壁同士が直角に交わる場合だけでなく、それ以外の角度で交わる場合も含めることにする。また、隔壁の交差部とは交わる隔壁の重なっている部分を意味する。
また本発明のPDPの製造方法の凹部の大きさは、交差部の体積当たりの表面積と、交差部とその交差部と隣り合う交差部との間の焼成前の第1の隔壁と焼成前の第2の隔壁との体積当たりの表面積とが同じになる大きさとしてもよい。
隔壁焼成時の受熱は対流伝熱によるので、隔壁となる各部の受熱量はその表面積に比例する。また熱収縮は、各部から除去される有機バインダの量、すなわち体積に比例するので、交差部と交差部間の焼成前の第1の隔壁と焼成前の第2の隔壁との体積当たりの表面積の値を同じにすると、交差部の高さが高くなることがなく隔壁の高さを揃えることができる。ここで、体積当たりの表面積の値を同じにするとは、この値が全く同一のときのみ隔壁の高さが揃うということではなく、同じ値に近づけることで本発明の効果が発揮されることを意味する。
また本発明のPDPの製造方法の凹部の隔壁と直交する方向の幅が、焼成前の隔壁の頂部の幅よりも小さくしてもよい。
焼成前の隔壁にこのような凹部を設けると、交差部の表面積を大きくすることができるとともに、凹部の幅は隔壁の幅より小さくするため、凹部による隙間が放電セル間に生じることはない。
また本発明のPDPの製造方法の凹部の隔壁と直交する方向の幅を、焼成前の隔壁の頂部の幅の60%以上80%以下、凹部の深さを焼成前の隔壁の高さの30%以上60%以下、凹部の隔壁と平行な方向の幅を5μm以上10μm以下としてもよい。
このような範囲の大きさの凹部を焼成前の隔壁に設けると、交差部の高さが高くならずに隔壁の高さを特によく揃えることができる。
また本発明のPDPの製造方法の凹部の形成は、第2のガラス基板上にガラスペーストを塗布して乾燥させる工程と、ガラスペースト上にドライフィルムをラミネートする工程と、ラミネートされたドライフィルムを露光、現像して所定の開口パターンを形成する工程と、開口パターンよりガラスペースト上に研磨材を吹き付けてガラスペーストを除去して形成する工程とを含み、ドライフィルムに形成する開口パターンを、研磨材の平均粒径よりも小さい開口部を有するように形成してもよい。
このような凹部の形成方法とすると、研磨材の平均粒径よりも小さい開口部には、その大きさより小さい粒径の研磨材しか入らないため、平均粒径よりも大きな研磨材も入る開口部より、浅くしか研削されない。そのため、研磨材の平均粒径を適宜選択することにより、所望の深さの開口部を形成できる。
また本発明のPDPの製造方法の凹部の深さが、焼成前の隔壁の高さと同じにしてもよい。
このような凹部は、交差部の高さに段差を生じさせることがないため、研磨材で研削するサンドブラスト加工であっても、スクリーン印刷であっても容易に形成できる。
さらに本発明のPDPは、第1のガラス基板上に第1の電極および誘電体層が形成された第1の基板と、第2のガラス基板上に第2の電極、第1の隔壁、第1の隔壁と交差する第2の隔壁および蛍光体層が形成された第2の基板とを対向配置したPDPであって、第1の隔壁と第2の隔壁との少なくとも一方にそれらの頂部の幅より小さく、かつ第1の隔壁と第2の隔壁との交差部近傍に凹んだ領域を備えている構成である。
このようなPDPは、隔壁の交差部近傍に頂部の幅より小さな凹んだ領域があるだけなので、放電セル間が隙間でつながることがなく、放電セル間にクロストークを生じさせることはない。
以上のように本発明によれば、隔壁形成時の交差部の表面積を増やすための凹部を設けたので、隔壁形成時の受熱が交差部でも多くなり、交差部の隔壁高さだけが高くなることはなくなる。その結果、クロストークのないPDPおよびその製造方法を提供できる。
以下、本発明の実施の形態によるPDPおよびその製造方法について図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態のPDPの要部を示す断面斜視図である。
PDP101の第1の基板である前面板102は、例えばガラスのような透明かつ絶縁性の第1のガラス基板であるガラス基板103の一主面上に形成した走査電極104と維持電極105とからなる第1の電極である表示電極106と、その表示電極106を覆う誘電体層107と、さらにその誘電体層107を覆う、例えばMgOによる保護膜108とを有する構造である。走査電極104と維持電極105とは、電気抵抗の低減を目的として、透明電極104a、105aに金属材料、例えば銀(Ag)などからなるバス電極104b、105bを積層した構造としている。
また第2の基板である背面板109は、例えばガラスのような絶縁性の第2のガラス基板であるガラス基板110の一主面上に形成した第2の電極であるアドレス電極111と、そのアドレス電極111を覆う下地誘電体層112と、下地誘電体層112上に形成した第1の隔壁113aおよび第1の隔壁113aに交差する第2の隔壁113bからなる隔壁113と、隔壁113間を覆う蛍光体層114R、114G、114Bとを有する構造である。
ここで第1の隔壁113aと第2の隔壁113bとが交差した交差部115近傍の第1の隔壁113aおよび第2の隔壁113bには、それらの頂部の幅より小さく凹んだ領域117がある。
そして、前面板102と背面板109とは、隔壁113を挟んで、表示電極106とアドレス電極111とが直交するように対向配置され、画像表示領域外の周囲が図示していない封着部材により封止されている。前面板102と背面板109との間に形成された放電空間118には、例えばNe−Xe10%の放電ガスを66.5kPa(500Torr)の圧力で封入している。そして、放電空間118の表示電極106とアドレス電極111とが直交し、隔壁113で囲まれた領域が放電セル(単位発光領域)119として動作する。
次に、上述したPDP101について、その製造方法を同じく図1を参照しながら説明する。
前面板102は、ガラス基板103上にまず、走査電極104および維持電極105を形成する。具体的には、ガラス基板103上に、例えばITOによる膜を蒸着やスパッタなどの成膜プロセスにより形成し、その後、フォトリソ法などによってパターニングして透明電極104a、105aを形成する。さらにその上から、例えばAgによる膜を蒸着やスパッタなどの成膜プロセスにより形成し、その後、フォトリソ法などによってパターニングすることでバス電極104b、105bを形成する。以上により、走査電極104および維持電極105からなる表示電極106を得ることができる。
次に、以上のようにして形成した表示電極106を誘電体層107で被覆する。誘電体層107は、ガラス材料を含むペーストを、例えばスクリーン印刷で塗布した後、焼成することによって形成する。次に、以上のようにして形成した誘電体層107を、金属酸化膜、例えばMgOによる保護膜108で被覆する。
背面板109は、ガラス基板110上に、アドレス電極111を形成する。具体的には、ガラス基板110上に、例えばAg材料などによる膜を、蒸着やスパッタなどの成膜プロセスにより形成し、その後、フォトリソ法などによってパターニングしてアドレス電極111を形成する。さらに、アドレス電極111を下地誘電体層112により被覆した後、隔壁113を形成する。
そして、隔壁113間の溝に、赤色、緑色、青色の蛍光体粒子により構成される蛍光体層114R、114G、114Bを形成する。具体的には、各色の蛍光体粒子と有機バインダとからなるペースト状の蛍光体インキを塗布し、焼成して有機バインダを焼失させることによって各蛍光体粒子が結着してなる蛍光体層114R、114G、114Bを形成する。
以上のようにして作製した前面板102と背面板109とを、前面板102の表示電極106と背面板109のアドレス電極111とが直交するように重ね合わせるとともに、周縁に封着用ガラスによる封着部材を介挿し、これを焼成した気密シール層(図示せず)で封着する。そして、一旦、放電空間118内を高真空に排気した後、放電ガス(例えば、He−Xe系、Ne−Xe系の不活性ガス)を所定の圧力で封入することによってPDP101を作製する。
次に、上述したPDP101の隔壁113の構成および製造方法について、さらに詳しく説明する。図2(a)は本発明の第1の実施の形態のPDPの焼成前の隔壁の形状を示す部分平面図、図2(b)は図2(a)のA−A線断面図、図2(c)は図2(b)の隔壁を焼成した後の断面図である。
図2(a)、図2(b)に示すように凹部122は、焼成前の第1の隔壁120aと焼成前の第1の隔壁120aに直交する焼成前の第2の隔壁120bとの交差部121の接する位置に設けられ、交差部121の表面積を増やしている。また、凹部122は四角錐の先端部を除いた形状である。
ここで、隔壁と直交する方向の凹部の幅122aは、焼成前の第1の隔壁120aの頂部の幅120cより小さくしてある。凹部の幅122aが、焼成前の第1の隔壁の頂部の幅120cと同じであると、この凹部122からクロストークが生じる場合もある。しかし、このように凹部の幅122aを、焼成前の第1の隔壁の頂部の幅120cより小さくしていると、焼成後の第1の隔壁113aに隙間が生じることがないため、クロストークが生じることもない。同様に、焼成前の第2の隔壁120bに設ける凹部122の隔壁と直交する方向の凹部の幅122bは、焼成前の第2の隔壁120bの頂部の幅120dより小さくする。
特にこのような格子状構造の隔壁113では、凹部の幅122a、隔壁と直交する方向の凹部の幅122bをそれぞれ焼成前の第1の隔壁120aの頂部の幅120c、焼成前の第2の隔壁120bの頂部の幅120dの60%以上80%以下とする。また凹部の深さ122cを焼成前の第1の隔壁120aおよび焼成前の第2の隔壁120bの高さである焼成前の隔壁高さ120eの30%以上60%以下とする。さらに凹部122の隔壁と平行な方向の幅である凹部の長さ122dを5μm以上10μm以下にするのがよい。
例えば、焼成前の第1の隔壁の頂部の幅120cが50μm、焼成前の隔壁高さ120eが100μm、交差部121とその交差部121と隣り合う交差部との間の長さが200μmの場合、凹部の幅122aを30μm以上40μm以下、凹部の長さ122dを5μm以上10μm以下、凹部の深さ122cを30μm以上60μm以下に形成すればよい。
このような凹部122を形成すると、交差部121の体積当たりの表面積と、交差部121とその交差部121と隣り合う交差部との間の焼成前の第1の隔壁120aと焼成前の第2の隔壁120bとの体積当たりの表面積の値がほぼ等しくなる。そして体積当たりの表面積の値を等しくすると、交差部121とその交差部121と隣り合う交差部との間の焼成前の第1の隔壁120aと焼成前の第2の隔壁120bとは、焼成時の受熱量、およびガラスペースト中に含まれる有機バインダの除去される量もほぼ等しくなる。
その結果、図2(c)に示すように交差部115近傍に凹んだ領域117があるが、第2の隔壁113bは交差部115の高さが高くなることはなく、高さの揃った隔壁となる。また第1の隔壁113aも第2の隔壁113bと同様にして、交差部115を含めた高さを揃えることができ、放電セル間にクロストークを生じることはなくなる。
なお、凹部122は隔壁の焼成時の熱収縮に伴い形状が変形し、焼成後に凹んだ領域117となる。
次に、凹部122を設けた焼成前の第1の隔壁120aおよび焼成前の第2の隔壁120bが、サンドブラスト加工により形成される過程を、図3を用いて説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態のPDPの焼成前の隔壁の形成を説明する模式断面図で、図3(a)はサンドブラスト加工前、図3(b)はサンドブラスト加工後の状態を示す。
まず、隔壁材であるガラスフリットに酸化ケイ素(SiO)などの骨材、有機バインダ成分としてエチルセルロース樹脂、溶剤としてターピネオール、可塑剤としてジブチルフタレートからなるガラスペーストを準備する。そしてそのガラスペーストをダイコート法により、図3(a)に示すように第2の電極であるアドレス電極111と下地誘電体層112の形成された第2のガラス基板であるガラス基板110に、100μm〜250μmの膜厚で塗布し、70℃〜150℃で加熱、乾燥させ、ガラスペースト層123を形成する。
そして、乾燥させたガラスペースト層123の上へ、膜厚20μm〜50μmのドライフィルム124を、70℃〜120℃で加熱しながらラミネートする。このときラミネート前に、ガラス基板110を80℃〜100℃で5分〜10分間予備加熱しておくと、ガラスペースト層123とドライフィルム124の密着性が向上する。
このドライフィルム124を、フォトマスクを介して露光(露光量:100mJ/cm〜500mJ/cm)後、アルカリ性の水溶液(例えば炭酸ナトリウム(NaCO)の0.5%〜5%)で現像し、所定の開口パターン125を形成する。ここで開口パターン125は、放電セル119となる開口部126、凹部122の形状の開口部127が設けられている。ここで開口部127の幅は、次工程で使用される研磨材の平均粒径よりも小さくしている。
この状態でガラスペースト層123に研磨材を吹き付けるサンドブラスト加工にて、図3(b)に示すように放電セル119となる開口部126、および開口部127のドライフィルム124に被覆されていない部分のガラスペースト層123を削り取り除去する。その後、ドライフィルム124を剥離して、最後に450℃〜600℃で焼成して隔壁113を完成させる。
ここで、研削する深さが異なる放電セル119の部分と、凹部122とが同時に形成される理由を説明する。図4は本発明の第1の実施の形態のPDPの隔壁を形成する研磨材の粒径分布を示す図である。
サンドブラスト加工で用いる炭酸カルシウム(CaCO)、ステンレス鋼などの研磨材の粒径は、除去する100μm×200μm前後の大きさの放電セル119の部分より小さい径(平均粒径φ2μm〜20μm)である。そして研磨材は一般的に粒径分布があり、図4に示す平均粒径10μmの研磨材を使用した場合には、10μm以下の粒子径を有す研磨材が50%存在する。そのため、ドライフィルム124に凹部122となる開口部127の幅が10μmであると、その部分は放電セル119となる開口部126に比べ、半分の深さしか研削できない。これは、放電セル119となる開口部126は、全ての粒径の研磨材で研削できるが、凹部122となる開口部127は粒径分布上、半分の研磨材でしか研削できないからである。これらのことから、粒径分布の適宜な研磨材を選択することで、必要な凹部122の大きさと研削する深さを設定できる。
図5は、本発明の第1の実施の形態のPDPの焼成前の隔壁に設けた凹部の変形例で、図5(a)は焼成前の隔壁の形状を示す部分平面図、図5(b)は図5(a)のB−B線断面図である。焼成前の第1の隔壁128aとそれに直交する焼成前の第2の隔壁128bとの交差部129に、円形状の凹部130を設けている。このように、交差部129に円形状の凹部130を設けることで、交差部129の表面積を増加させる。そして交差部129と、その交差部129と隣り合う交差部との間の焼成前の第1の隔壁128aと焼成前の第2の隔壁128bとの受熱量をほぼ一致させることができる。その結果、焼成後の交差部の高さも高くならず、高さの揃った隔壁を形成できる。
なお、図5では円形状の凹部130の例を示したが、形状は円形状に限定されることはなく、また交差部129に設ける凹部を多数個設けるようにしてもよい。
また図2の凹部122は、交差部121の4ヶ所に設けたが、交差している焼成前の第1の隔壁120aと焼成前の第2の隔壁120bとの幅が大きく異なっている場合などは、大きい幅の焼成前の隔壁のみに凹部を設けるようにしてもよい。この場合も、大きい幅の焼成前の隔壁のみに凹部を設けることで、交差部121の表面積を十分に大きくし、交差部121と隣り合う交差部との間の焼成前の隔壁との体積当たりの表面積を同じにすればよい。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施の形態のPDPの焼成前の隔壁の形状を示す部分平面図である。本発明の第2の実施の形態のPDPは、本発明の第1の実施の形態のPDPと焼成前の隔壁の凹部の形状が異なるのみである。
図6に示すように、焼成前の第1の隔壁131aとそれに直交する焼成前の第2の隔壁131bとの交差部132に部分円形状の凹部133が設けられている。この部分円形状の凹部133の深さは、焼成前の第1の隔壁131aおよび焼成前の第2の隔壁131bの高さと同じである。すなわち、本発明の第2の実施の形態の部分円形状の凹部133は、第1の実施の形態のような隔壁と段差を設けた溝ではなく、交差部132の一部が焼成前の第1の隔壁131aおよび焼成前の第2の隔壁131bより削り取られている。なお、焼成前の第1の隔壁131aと焼成前の第2の隔壁131bとに囲まれた領域が放電セル119であり、その下部にアドレス電極111が配置されているのも、本発明の第1の実施の形態のPDPと同じである。このように、交差部132の一部を削り取ることにより、交差部132の表面積を増やすことができる。そしてこの削り取る大きさは、交差部132と、隣り合う交差部132間の焼成前の第1の隔壁131aと焼成前の第2の隔壁131bとの体積当たりの表面積を同じになるようにすればよい。
また、交差部132の一部を削り取る形状とする製造方法は、上述のサンドブラスト加工以外にも、スクリーン印刷でも可能であり、製造方法の選択が拡がる。
図7は、本発明の第2の実施の形態のPDPの焼成前の隔壁の変形例の形状を示す部分平面図である。図7は、輝度調整のために赤色、緑色、青色それぞれの蛍光体層を形成する放電セル134、135、136の開口率を変えた例である。例えばホワイトバランス調整のために、放電セル134、135、136の開口率を、放電セル135<放電セル134<放電セル136としている。そして、このような開口率とするために放電セル134、135、136のそれぞれ四隅に設ける凹部137、138、139の大きさを、凹部138<凹部137<凹部139とする。なお、1つの放電セルの四隅に設けられる凹部の大きさは等しく、凹部の深さは焼成前の第1の隔壁140aおよび焼成前の第2の隔壁140bの高さと同じである。ここで、交差部141、142、143は、それぞれ放電セル134と放電セル135、放電セル135と放電セル136、放電セル136と放電セル134とで囲まれた領域となる。
さらに、凹部137、138、139の大きさは、交差部とその交差部に隣り合う交差部間の焼成前の第1の隔壁140aと焼成前の第2の隔壁140bとの体積当たりの表面積を同じになるようにする。例えば凹部137の大きさは、交差部141と、交差部141および交差部142の間の焼成前の第2の隔壁140bとの体積当たりの表面積、交差部141間の焼成前の第1の隔壁140aとの体積当たりの表面積を同じになるようにする。
その結果、交差部141、142、143の受熱量も増え、交差部141、142、143だけ隔壁高さが高くなることはない。そして、隔壁高さが揃いクロストークを生じることもなく、輝度調整も可能な放電セル134、135、136を備えたPDPとすることができる。
なお、本発明の第2の実施の形態では、放電セルの四隅(4ヶ所)を部分円形状に削り取る例を示したが、体積当たりの表面積が同じになる範囲であれば、2ヶ所でも3ヶ所でもよい。また、形状も円形状に限定されることなく、矩形状、多角形状に削り取るようにしてもよい。
また、本発明の実施の形態では、格子状構造の交差部を有する隔壁で説明したが、隔壁同士が十字状に交わる構造の場合に限定されるのではない。例えばミアンダリブのような構造であってもよく、隔壁同士が交わっている場合に本発明を適用することができる。
本発明は、交差する隔壁を備えたPDPであっても、交差する部分の隔壁高さが高くなることもなく、クロストークを生じさせないPDPおよびその製造方法を提供でき、高精細なプラズマディスプレイ装置などを実現することができる。
本発明の第1の実施の形態のPDPの要部を示す断面斜視図 (a)本発明の第1の実施の形態のPDPの焼成前の隔壁の形状を示す部分平面図(b)図2(a)のA−A線断面図(c)図2(b)の隔壁を焼成した後の断面図 (a)本発明の第1の実施の形態のPDPの焼成前の隔壁の形成を説明するサンドブラスト加工前の模式断面図(b)同サンドブラスト加工後の模式断面図 本発明の第1の実施の形態のPDPの隔壁を形成する研磨材の粒径分布を示す図 (a)同実施の形態のPDPの焼成前の隔壁に設けた凹部の変形例を示す部分平面図(b)図5(a)のB−B線断面図 本発明の第2の実施の形態のPDPの焼成前の隔壁の形状を示す部分平面図 同実施の形態のPDPの焼成前の隔壁の変形例の形状を示す部分平面図
符号の説明
101 PDP(プラズマディスプレイパネル)
102 前面板(第1の基板)
103,110 ガラス基板
104 走査電極
104a,105a 透明電極
104b,105b バス電極
105 維持電極
106 表示電極(第1の電極)
107 誘電体層
108 保護膜
109 背面板(第2の基板)
111 アドレス電極(第2の電極)
112 下地誘電体層
113 隔壁
113a 第1の隔壁
113b 第2の隔壁
114R,114G,114B 蛍光体層
115,121,129,132,141,142,143 交差部
117 凹んだ領域
118 放電空間
119,134,135,136 放電セル(単位発光領域)
120a,128a,131a,140a 焼成前の第1の隔壁
120b,128b,131b,140b 焼成前の第2の隔壁
120c 焼成前の第1の隔壁の頂部の幅
120d 焼成前の第2の隔壁の頂部の幅
120e 焼成前の隔壁高さ
122,137,138,139 凹部
122a 凹部の幅
122b 隔壁と直交する方向の凹部の幅
122c 凹部の深さ
122d 凹部の長さ
123 ガラスペースト層
124 ドライフィルム
125 開口パターン
126,127 開口部
130 円形状の凹部
133 部分円形状の凹部

Claims (7)

  1. 第1のガラス基板上に第1の電極および誘電体層が形成された第1の基板と、第2のガラス基板上に第2の電極、隔壁および蛍光体層が形成された第2の基板とを対向配置させるプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、前記隔壁は、前記第2の電極が形成された前記第2のガラス基板上にガラスペーストを第1の隔壁および前記第1の隔壁に交差する第2の隔壁となる形状にかつ、それらの交差する交差部および前記交差部に接する位置の少なくとも一方に凹部を備えた形状にパターニングした後、焼成して形成することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  2. 前記凹部の大きさは、前記交差部の体積当たりの表面積と、前記交差部と前記交差部と隣り合う交差部との間の焼成前の前記第1の隔壁と焼成前の前記第2の隔壁との体積当たりの表面積とが同じになる大きさであることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  3. 前記凹部の隔壁と直交する方向の幅が、焼成前の前記隔壁の頂部の幅よりも小さいことを特徴とする請求項1または請求項2記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  4. 前記凹部の隔壁と直交する方向の幅を焼成前の前記隔壁の頂部の幅の60%以上80%以下、前記凹部の深さを焼成前の前記隔壁の高さの30%以上60%以下、前記凹部の隔壁と平行な方向の幅を5μm以上10μm以下としたことを特徴とする請求項3記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  5. 前記凹部の形成は、前記第2のガラス基板上に前記ガラスペーストを塗布して乾燥させる工程と、前記ガラスペースト上にドライフィルムをラミネートする工程と、ラミネートされた前記ドライフィルムを露光、現像して所定の開口パターンを形成する工程と、前記開口パターンより前記ガラスペースト上に研磨材を吹き付けて前記ガラスペーストを除去して形成する工程とを含み、前記ドライフィルムに形成する前記開口パターンを、前記研磨材の平均粒径よりも小さい開口部を有するように形成することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  6. 前記凹部の深さが焼成前の前記隔壁の高さと同じであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  7. 第1のガラス基板上に第1の電極および誘電体層が形成された第1の基板と、第2のガラス基板上に第2の電極、第1の隔壁、前記第1の隔壁と交差する第2の隔壁および蛍光体層が形成された第2の基板とを対向配置したプラズマディスプレイパネルであって、前記第1の隔壁と前記第2の隔壁との少なくとも一方にそれらの頂部の幅より小さく、かつ前記第1の隔壁と前記第2の隔壁との交差部近傍に凹んだ領域を備えていることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
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