JP2006216423A - スペーサ、並びに、平面型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スペーサ側面部における表面のZ座標の値(単位:nm)をZ(i,j)(但し、i=1〜mの自然数、j=1〜nの自然数)を用い、頂部の条件を満たす(i,j)の組の個数をNとし、条件を満たすN個の(i,j)の組を(ps,qs)(但し、s=1〜N)と表し、式(1)乃至式(3)によりスペーサ表面における凸部の状態を示す指標K1、K2、K3を求める。これらの指標とスペーサ近傍の画素の表示に経時変化が視認されるまでの時間には所定の相関関係が認められる。
【選択図】 図1
Description
(B)i=2〜〔m−1〕、j=2〜〔n−1〕の全ての(i,j)の組合せにおいて、
条件1:Z(i,j)>Z(i−1,j)かつZ(i,j)>Z(i+1,j)
条件2:Z(i,j)>Z(i,j−1)かつZ(i,j)>Z(i,j+1)
条件3:Z(i,j)>Z(i−1,j−1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j+1)
条件4:Z(i,j)>Z(i−1,j+1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j−1)
のいずれの条件をも満たす(i,j)の組の個数をNとし、条件を満たすN個の(i,j)の組を(ps,qs)(但し、s=1〜N)と表すとき、
(C)
以下の式(1)で定義されるスペーサ表面における凸部の状態を示す指標K1が、Δx=1.0×102(単位:nm)、Δy=1.0×102(単位:nm)、m=501、及び、n=501の条件下において、K1>2.1×10-3、より望ましくは、K1>3.7×10-3であることを特徴とする。尚、指標K1は、数学的には、凸部頂点の2階偏微分の平均値を示し、値が大きい程、スペーサ表面の凸部の先端が鋭利であることを示す。K1の単位はnm-1である。
(B)i=2〜〔m−1〕、j=2〜〔n−1〕の全ての(i,j)の組合せにおいて、
条件1:Z(i,j)>Z(i−1,j)かつZ(i,j)>Z(i+1,j)
条件2:Z(i,j)>Z(i,j−1)かつZ(i,j)>Z(i,j+1)
条件3:Z(i,j)>Z(i−1,j−1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j+1)
条件4:Z(i,j)>Z(i−1,j+1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j−1)
のいずれの条件をも満たす(i,j)の組の個数をNとし、条件を満たすN個の(i,j)の組を(ps,qs)(但し、s=1〜N)と表すとき、
(C)以下の式(2)で定義されるスペーサ表面における凸部の状態を示す指標K2が、Δx=1.0×102(単位:nm)、Δy=1.0×102(単位:nm)、m=501、及び、n=501の条件下において、K2>3.0×10-1、より望ましくは、K2>5.0×10-1であることを特徴とする。尚、指標K2は、数学的には、凸部頂点の1階偏微分の平方和の平方根を示し、値が大きい程、凸部の傾斜が大きいことを示す。K2は無次元の数値である。
(B)i=2〜〔m−1〕、j=2〜〔n−1〕の全ての(i,j)の組合せにおいて、
条件1:Z(i,j)>Z(i−1,j)かつZ(i,j)>Z(i+1,j)
条件2:Z(i,j)>Z(i,j−1)かつZ(i,j)>Z(i,j+1)
条件3:Z(i,j)>Z(i−1,j−1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j+1)
条件4:Z(i,j)>Z(i−1,j+1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j−1)
のいずれの条件をも満たす(i,j)の組の個数をNとし、条件を満たすN個の(i,j)の組を(ps,qs)(但し、s=1〜N)と表すとき、
(C)以下の式(3)で定義されるスペーサ表面における凸部の状態を示す指標K3が、Δx=1.0×102(単位:nm)、Δy=1.0×102(単位:nm)、m=501、及び、n=501の条件下において、K3>1.4×10-1、より望ましくは、K3>2.5×10-1であることを特徴とする。尚、指標K3は、数学的には、凸部を全て同一形状の四角錐の山で近似した場合に、山の傾斜の程度を意味し、値が大きい程傾斜が大きいことを示す。K3は無次元の数値である。
但し、
(a)支持体上に形成され、第1の方向に延びる帯状のカソード電極、
(b)カソード電極及び支持体上に形成された絶縁層、
(c)絶縁層上に形成され、第1の方向とは異なる第2の方向に延びる帯状のゲート電極、
(d)カソード電極とゲート電極の重複する重複領域に位置するゲート電極及び絶縁層の部分に設けられ、底部にカソード電極が露出した開口部、及び、
(e)開口部の底部に露出したカソード電極上に設けられた電子放出部、
から成る。
(1)支持体上にカソード電極を形成する工程、
(2)全面(支持体及びカソード電極上)に絶縁層を形成する工程、
(3)絶縁層上にゲート電極を形成する工程、
(4)カソード電極とゲート電極との重複領域におけるゲート電極及び絶縁層の部分に開口部を形成し、開口部の底部にカソード電極を露出させる工程、
(5)開口部の底部に位置するカソード電極上に電子放出部を形成する工程。
(1)支持体上にカソード電極を形成する工程、
(2)カソード電極上に電子放出部を形成する工程、
(3)全面(支持体及び電子放出部上、あるいは、支持体、カソード電極及び電子放出部上)に絶縁層を形成する工程、
(4)絶縁層上にゲート電極を形成する工程、
(5)カソード電極とゲート電極との重複領域におけるゲート電極及び絶縁層の部分に開口部を形成し、開口部の底部に電子放出部を露出させる工程。
(1)カソード電極に印加する電圧vCを一定とし、ゲート電極に印加する電圧vGを変化させる方式
(2)カソード電極に印加する電圧vCを変化させ、ゲート電極に印加する電圧vGを一定とする方式
(3)カソード電極に印加する電圧vCを変化させ、且つ、ゲート電極に印加する電圧vGも変化させる方式がある。
条件1:Z(i,j)>Z(i−1,j)かつZ(i,j)>Z(i+1,j)
条件2:Z(i,j)>Z(i,j−1)かつZ(i,j)>Z(i,j+1)
条件3:Z(i,j)>Z(i−1,j−1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j+1)
条件4:Z(i,j)>Z(i−1,j+1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j−1)
のいずれの条件をも満たすので、頂点となるデータに該当する。
条件1:Z(i,j)>Z(i−1,j)かつZ(i,j)>Z(i+1,j)
条件2:Z(i,j)>Z(i,j−1)かつZ(i,j)>Z(i,j+1)
条件3:Z(i,j)>Z(i−1,j−1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j+1)
条件4:Z(i,j)>Z(i−1,j+1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j−1)
のいずれの条件をも満たす(i,j)の組を抽出し、その個数をNとし、条件を満たすN個の(i,j)の組を(ps,qs)(但し、s=1〜N)とする。これらの値を用いて、以下の式(1)を計算することによって、スペーサ表面における凸部の状態を示す指標K1を得ることができる。指標K1は、数学的には、凸部頂点の2階偏微分の平均値を示し、値が大きい程、スペーサ表面の凸部の先端が鋭利であることを示す。
経時変化の指標として、表示領域が400mm×300mmの冷陰極電界電子放出表示装置を、アノードパネルとカソードパネル間に約10kvの電圧を印加し、アノードパネルに流れる電流量の実行値から求められる消費電力が略20Wとなる条件で長時間駆動した場合に、スペーサ近傍に位置するサブピクセルを光らせるための電子ビームのエネルギー強度の中心位置が、初期位置から5μm移動するまでの時間を用いた。発明者らの実験によれば、電子ビームのエネルギー強度の中心位置の移動量が5μm以下であれば、表示画像においてその影響を視認することができず、画像表示の品質は保持される。
条件1:Z(i,j)>Z(i−1,j)かつZ(i,j)>Z(i+1,j)
条件2:Z(i,j)>Z(i,j−1)かつZ(i,j)>Z(i,j+1)
条件3:Z(i,j)>Z(i−1,j−1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j+1)
条件4:Z(i,j)>Z(i−1,j+1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j−1)
のいずれの条件をも満たす(i,j)の組を抽出し、その個数をNとし、条件を満たすN個の(i,j)の組を(ps,qs)(但し、s=1〜N)とする。これらの値を用いて、式(2)を計算することによって、スペーサ表面における凸部の状態を示す指標K2を得ることができる。指標K2は、数学的には、凸部頂点の1階偏微分の平方和の平方根を示し、値が大きい程、凸部の傾斜が大きいことを示す。
但し、
条件1:Z(i,j)>Z(i−1,j)かつZ(i,j)>Z(i+1,j)
条件2:Z(i,j)>Z(i,j−1)かつZ(i,j)>Z(i,j+1)
条件3:Z(i,j)>Z(i−1,j−1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j+1)
条件4:Z(i,j)>Z(i−1,j+1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j−1)
のいずれの条件をも満たす(i,j)の組を抽出し、その個数をNとし、条件を満たすN個の(i,j)の組を(ps,qs)(但し、s=1〜N)とする。これらの値を用いて、式(3)を計算することによって、スペーサ表面における凸部の状態を示す指標K3を得ることができる。図8に示すように、指標K3は、数学的には凸部を全て同一形状の四角錐の山で近似した場合に山の傾斜の程度を意味し、値が大きい程、傾斜が大きいことを示す。
Claims (18)
- 電子を放出する電子放出源が支持体に複数、形成されて成る第1パネルと、電子放出源から放出された電子が衝突する蛍光体層及びアノード電極が基板に形成されて成る第2パネルとが、それらの周縁部において接合され、第1パネルと第2パネルとによって挟まれた空間が真空に保持される平面型表示装置において使用され、第1パネルと第2パネルとの間に配置されるスペーサであって、
(A)スペーサの側面部に倣うX−Y平面を想定し、スペーサの側面部の法線方向であって、スペーサの側面部から離れる方向をZ軸正方向とし、X−Y平面にX軸方向にΔx(単位:nm)間隔で個数m、Y軸方向にΔy(単位:nm)間隔で個数n配置される各格子点に対応するスペーサ表面のZ座標の値(単位:nm)をZ(i,j)(但し、i=1〜mの自然数、j=1〜nの自然数)とし、
(B)i=2〜〔m−1〕、j=2〜〔n−1〕の全ての(i,j)の組合せにおいて、
条件1:Z(i,j)>Z(i−1,j)かつZ(i,j)>Z(i+1,j)
条件2:Z(i,j)>Z(i,j−1)かつZ(i,j)>Z(i,j+1)
条件3:Z(i,j)>Z(i−1,j−1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j+1)
条件4:Z(i,j)>Z(i−1,j+1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j−1)
のいずれの条件をも満たす(i,j)の組の個数をNとし、条件を満たすN個の(i,j)の組を(ps,qs)(但し、s=1〜N)と表すとき、
(C)以下の式(1)で定義されるスペーサ表面における凸部の状態を示す指標K1が、Δx=1.0×102(単位:nm)、Δy=1.0×102(単位:nm)、m=501、及び、n=501の条件下において、K1>2.1×10-3であることを特徴とするスペーサ。
- K1>3.7×10-3であることを特徴とする請求項1に記載のスペーサ。
- X−Y平面に配置される各格子点は、スペーサの側面部の略中央部から、第2パネル側にスペーサ側面部の幅の約1/4離間した場所に位置することを特徴とする請求項1に記載のスペーサ。
- 電子を放出する電子放出源が支持体に複数、形成されて成る第1パネルと、電子放出源から放出された電子が衝突する蛍光体層及びアノード電極が基板に形成されて成る第2パネルとが、それらの周縁部において接合され、第1パネルと第2パネルとによって挟まれた空間が真空に保持される平面型表示装置において使用され、第1パネルと第2パネルとの間に配置されるスペーサであって、
(A)スペーサの側面部に倣うX−Y平面を想定し、スペーサの側面部の法線方向であって、スペーサの側面部から離れる方向をZ軸正方向とし、X−Y平面にX軸方向にΔx(単位:nm)間隔で個数m、Y軸方向にΔy(単位:nm)間隔で個数n配置される各格子点に対応するスペーサ表面のZ座標の値(単位:nm)をZ(i,j)(但し、i=1〜mの自然数、j=1〜nの自然数)とし、
(B)i=2〜〔m−1〕、j=2〜〔n−1〕の全ての(i,j)の組合せにおいて、
条件1:Z(i,j)>Z(i−1,j)かつZ(i,j)>Z(i+1,j)
条件2:Z(i,j)>Z(i,j−1)かつZ(i,j)>Z(i,j+1)
条件3:Z(i,j)>Z(i−1,j−1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j+1)
条件4:Z(i,j)>Z(i−1,j+1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j−1)
のいずれの条件をも満たす(i,j)の組の個数をNとし、条件を満たすN個の(i,j)の組を(ps,qs)(但し、s=1〜N)と表すとき、
(C)以下の式(2)で定義されるスペーサ表面における凸部の状態を示す指標K2が、Δx=1.0×102(単位:nm)、Δy=1.0×102(単位:nm)、m=501、及び、n=501の条件下において、K2>3.0×10-1であることを特徴とするスペーサ。
- K2>5.0×10-1であることを特徴とする請求項4に記載のスペーサ。
- X−Y平面に配置される各格子点は、スペーサの側面部の略中央部から、第2パネル側にスペーサ側面部の幅の約1/4離間した場所に位置することを特徴とする請求項4に記載のスペーサ。
- 電子を放出する電子放出源が支持体に複数、形成されて成る第1パネルと、電子放出源から放出された電子が衝突する蛍光体層及びアノード電極が基板に形成されて成る第2パネルとが、それらの周縁部において接合され、第1パネルと第2パネルとによって挟まれた空間が真空に保持される平面型表示装置において使用され、第1パネルと第2パネルとの間に配置されるスペーサであって、
(A)スペーサの側面部に倣うX−Y平面を想定し、スペーサの側面部の法線方向であって、スペーサの側面部から離れる方向をZ軸正方向とし、X−Y平面にX軸方向にΔx(単位:nm)間隔で個数m、Y軸方向にΔy(単位:nm)間隔で個数n配置される各格子点に対応するスペーサ表面のZ座標の値(単位:nm)をZ(i,j)(但し、i=1〜mの自然数、j=1〜nの自然数)とし、
(B)i=2〜〔m−1〕、j=2〜〔n−1〕の全ての(i,j)の組合せにおいて、
条件1:Z(i,j)>Z(i−1,j)かつZ(i,j)>Z(i+1,j)
条件2:Z(i,j)>Z(i,j−1)かつZ(i,j)>Z(i,j+1)
条件3:Z(i,j)>Z(i−1,j−1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j+1)
条件4:Z(i,j)>Z(i−1,j+1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j−1)
のいずれの条件をも満たす(i,j)の組の個数をNとし、条件を満たすN個の(i,j)の組を(ps,qs)(但し、s=1〜N)と表すとき、
(C)以下の式(3)で定義されるスペーサ表面における凸部の状態を示す指標K3が、Δx=1.0×102(単位:nm)、Δy=1.0×102(単位:nm)、m=501、及び、n=501の条件下において、K3>1.4×10-1であることを特徴とするスペーサ。
但し、
- K3>2.5×10-1であることを特徴とする請求項7に記載のスペーサ。
- X−Y平面に配置される各格子点は、スペーサの側面部の略中央部から、第2パネル側にスペーサ側面部の幅の約1/4離間した場所に位置することを特徴とする請求項7に記載のスペーサ。
- 電子を放出する電子放出源が支持体に複数、形成されて成る第1パネルと、電子放出源から放出された電子が衝突する蛍光体層及びアノード電極が基板に形成されて成る第2パネルとが、それらの周縁部において接合され、スペーサが第1パネルと第2パネルとの間に配置され、第1パネルと第2パネルとによって挟まれた空間が真空に保持される平面型表示装置であって、
(A)スペーサの側面部に倣うX−Y平面を想定し、スペーサの側面部の法線方向であって、スペーサの側面部から離れる方向をZ軸正方向とし、X−Y平面にX軸方向にΔx(単位:nm)間隔で個数m、Y軸方向にΔy(単位:nm)間隔で個数n配置される各格子点に対応するスペーサ表面のZ座標の値(単位:nm)をZ(i,j)(但し、i=1〜mの自然数、j=1〜nの自然数)とし、
(B)i=2〜〔m−1〕、j=2〜〔n−1〕の全ての(i,j)の組合せにおいて、
条件1:Z(i,j)>Z(i−1,j)かつZ(i,j)>Z(i+1,j)
条件2:Z(i,j)>Z(i,j−1)かつZ(i,j)>Z(i,j+1)
条件3:Z(i,j)>Z(i−1,j−1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j+1)
条件4:Z(i,j)>Z(i−1,j+1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j−1)
のいずれの条件をも満たす(i,j)の組の個数をNとし、条件を満たすN個の(i,j)の組を(ps,qs)(但し、s=1〜N)と表すとき、
(C)以下の式(1)で定義されるスペーサ表面における凸部の状態を示す指標K1が、Δx=1.0×102(単位:nm)、Δy=1.0×102(単位:nm)、m=501、及び、n=501の条件下において、K1>2.1×10-3であることを特徴とする平面型表示装置。
- K1>3.7×10-3であることを特徴とする請求項10に記載の平面型表示装置。
- X−Y平面に配置される各格子点は、スペーサの側面部の略中央部から、第2パネル側にスペーサ側面部の幅の約1/4離間した場所に位置することを特徴とする請求項10に記載の平面型表示装置。
- 電子を放出する電子放出源が支持体に複数、形成されて成る第1パネルと、電子放出源から放出された電子が衝突する蛍光体層及びアノード電極が基板に形成されて成る第2パネルとが、それらの周縁部において接合され、スペーサが第1パネルと第2パネルとの間に配置され、第1パネルと第2パネルとによって挟まれた空間が真空に保持される平面型表示装置であって、
(A)スペーサの側面部に倣うX−Y平面を想定し、スペーサの側面部の法線方向であって、スペーサの側面部から離れる方向をZ軸正方向とし、X−Y平面にX軸方向にΔx(単位:nm)間隔で個数m、Y軸方向にΔy(単位:nm)間隔で個数n配置される各格子点に対応するスペーサ表面のZ座標の値(単位:nm)をZ(i,j)(但し、i=1〜mの自然数、j=1〜nの自然数)とし、
(B)i=2〜〔m−1〕、j=2〜〔n−1〕の全ての(i,j)の組合せにおいて、
条件1:Z(i,j)>Z(i−1,j)かつZ(i,j)>Z(i+1,j)
条件2:Z(i,j)>Z(i,j−1)かつZ(i,j)>Z(i,j+1)
条件3:Z(i,j)>Z(i−1,j−1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j+1)
条件4:Z(i,j)>Z(i−1,j+1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j−1)
のいずれの条件をも満たす(i,j)の組の個数をNとし、条件を満たすN個の(i,j)の組を(ps,qs)(但し、s=1〜N)と表すとき、
(C)以下の式(2)で定義されるスペーサ表面における凸部の状態を示す指標K2が、Δx=1.0×102(単位:nm)、Δy=1.0×102(単位:nm)、m=501、及び、n=501の条件下において、K2>3×10-1であることを特徴とする平面型表示装置。
- K2>5×10-1であることを特徴とする請求項13に記載の平面型表示装置。
- X−Y平面に配置される各格子点は、スペーサの側面部の略中央部から、第2パネル側にスペーサ側面部の幅の約1/4離間した場所に位置することを特徴とする請求項13に記載の平面型表示装置。
- 電子を放出する電子放出源が支持体に複数、形成されて成る第1パネルと、電子放出源から放出された電子が衝突する蛍光体層及びアノード電極が基板に形成されて成る第2パネルとが、それらの周縁部において接合され、スペーサが第1パネルと第2パネルとの間に配置され、第1パネルと第2パネルとによって挟まれた空間が真空に保持される平面型表示装置であって、
(A)スペーサの側面部に倣うX−Y平面を想定し、スペーサの側面部の法線方向であって、スペーサの側面部から離れる方向をZ軸正方向とし、X−Y平面にX軸方向にΔx(単位:nm)間隔で個数m、Y軸方向にΔy(単位:nm)間隔で個数n配置される各格子点に対応するスペーサ表面のZ座標の値(単位:nm)をZ(i,j)(但し、i=1〜mの自然数、j=1〜nの自然数)とし、
(B)i=2〜〔m−1〕、j=2〜〔n−1〕の全ての(i,j)の組合せにおいて、
条件1:Z(i,j)>Z(i−1,j)かつZ(i,j)>Z(i+1,j)
条件2:Z(i,j)>Z(i,j−1)かつZ(i,j)>Z(i,j+1)
条件3:Z(i,j)>Z(i−1,j−1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j+1)
条件4:Z(i,j)>Z(i−1,j+1)かつZ(i,j)>Z(i+1,j−1)
のいずれの条件をも満たす(i,j)の組の個数をNとし、条件を満たすN個の(i,j)の組を(ps,qs)(但し、s=1〜N)と表すとき、
(C)以下の式(3)で定義されるスペーサ表面における凸部の状態を示す指標K3が、Δx=1.0×102(単位:nm)、Δy=1.0×102(単位:nm)、m=501、及び、n=501の条件下において、K3>1.4×10-1であることを特徴とする平面型表示装置。
但し、
- K3>2.5×10-1であることを特徴とする請求項16に記載の平面型表示装置。
- X−Y平面に配置される各格子点は、スペーサの側面部の略中央部から、第2パネル側にスペーサ側面部の幅の約1/4離間した場所に位置することを特徴とする請求項16に記載の平面型表示装置。
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