JP2006213825A - 熱安定性に優れたバリヤー性材料の製造方法 - Google Patents

熱安定性に優れたバリヤー性材料の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
脂肪族ポリエステルが成形時に空気中の水分と反応し分子量低下を抑止して、成形安定性や熱老化性を改善すると共に容器包装材料として求められている水蒸気透過性や酸素透過性を改善する材料の製造法を提供すること。
【解決手段】
脂肪族ポリエステルの重縮合過程でジオールとジカルボン酸総量モルに対して0.005〜0.15モル比を添加することで得られるプレポリマー(A)とポリアミド(B1)及びまたはポリアミドと膨潤性粘土鉱物にアルキルオニュウム塩をインターカレーションした層間化合物を分散させたポリアミド分散複合体(B2)とのブロック化反応で結合したブロック体またはブロック複合体の製造方法とする。また、ブロック化反応にはジイソシアネート、ジエポキシ化合物、ジオキサゾリン環有する化合物を用いてブロック化反応をして高分子化を行う過程を経る製造方法とする。

Description

本発明は脂肪族ポリエステルの製造方法に関する。
生分解性脂肪族ポリエステルは従来下記特許文献1に記載されているごとく脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸の重縮合によって分子量5000以上のプレポリマーを生成し、これをジイソシアネート化合物あるいはエポキシ化合物、オキサゾリン化合物で高分子量化する。その際ポリエステルの末端基を従来では亜リン酸エステル化することで熱安定性を保持する操作を行っている。しかしながらこのような末端基をブロックしても成形時、空気中の水分と分子内のエステル結合が反応して分子切断が生じやすい。このため成形時に溶融流動性が変化して成形品の良品の歩留まりを悪くするばかりか、成形品そのものの機械的特性や熱老化性が悪い欠点があった。またこのような空気中の水分と溶融ポリマーが成形時に反応して分子量低下を招く事例はポリブチレンブテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート等のポリマーでも観測されるが、機械的特性や流動性を著しく損なうほどではない。しかし脂肪族ポリエステルは加水分解性が成形流動性への与える影響が無視できない。特にフィルムのごとく押出機から成形ダイスまでの溶融樹脂の滞留が長いため現状で材料改良が求められ、課題とされている。
また脂肪族ポリエステルは生分解性を有しポリ乳酸等に比べて水蒸気透過率が低くバリヤー性に優れているが、従来使われている食品包装容器、シャンプー等のボトルにはまだ著しく透過率が高く製品への適用には不適切なレベルである。このような熱安定性、バリヤー性能の改善が求められ技術的課題となっているのが現状である。
特開平4−189822号公報
生分解性ポリエステルが成形時に空気中の水分との反応により加水分解反応が生じ分子量を低下させるため、成形性の不安定さや成形体の機械的特性ならびに熱老化性が著しく低くしてしまう。このためフィルム成形品ではヒートシール性や食品内容物をオートクレーブでレトルト殺菌の際の耐熱性が極めて悪くなるため、機能性を要求される成形材料には適用しにくい問題があった。
また生分解性脂肪族ポリエステルはポリ乳酸よりは水蒸気透過ならびに酸素透過性能は優れているが、汎用のバリヤー機能としては満足できる要求機能には達していないため機能性を要求される容器材料には使えない欠点があった。
そこで、本発明は、生分解性、バリヤー性、熱安定性に優れた脂肪族ポリエステルを製造する方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は具体的に以下の手段を採用する。
即ち、第一の手段として、脂肪族ポリエステルの重縮合過程で、脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸総量モルに対して0.005〜0.15のモル比で芳香族ジカルボン酸又は芳香族ジカルボン酸誘導体を添加してプレポリマー(A)を得る工程、プレポリマーと、ポリアミド(B1)又は膨潤性粘土鉱物にアルキルオニュウム塩をインターカレーションした層間化合物をポリアミドに分散させたポリアミド分散複合体(B2)、のうちの少なくともいずれかを、結合剤(C)により結合する工程、を有するブロック体またはブロック複合体の製造方法とする。
またこの手段において、芳香族ジカルボン酸又は芳香族ジカルボン酸誘導体は、テレフタル酸又はテレフタル酸誘導体の少なくともいずれかであることが望ましく、また、結合剤(C)は、ジイソシアネート、ジエポキシ化合物、ジオキサゾリン環を有する化合物のうちの少なくともいずれか1種類以上を用いたものであることも望ましい。
またこの手段において、プレポリマーと、ポリアミド(B1)又は膨潤性粘土鉱物にアルキルオニュウム塩をインターカレーションした層間化合物をポリアミドに分散させたポリアミド分散複合体(B2)、のうちの少なくともいずれかを、結合剤(C)により結合する工程は、溶融時に結合剤(C)を反応押出しにて接触反応させることも望ましい。
また、プレポリマー(A)を得る工程は、予め脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸を重縮合させ、前記脂肪族ジオールと前記脂肪族ジカルボン酸総量モルに対して0.005〜0.15のモル比で芳香族ジカルボン酸誘導体を重合終点近くで添加し、プレポリマー末端に芳香族カルボン酸単位が存在するように逐次反応をさせることも望ましい。
以上のように、本発明は、生分解性、バリヤー性、熱安定性に優れた脂肪族ポリエステルを製造する方法を提供することができる。
脂肪族ポリエステルは脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸から構成されているが、
本発明では従来の脂肪族ポリオールと脂肪族カルボン酸との重合の際に芳香族ジカルボン酸を一部用いて共重合を行うことで耐加水分解性を付与することを発見した。
ポリエステルは1,4ブタンジオールと琥珀酸及びテレフタル酸との重縮合によって重量平均分子量5000以上のプレポリマーを製造する。これにポリアミドとの両者を溶融状態で混練をおこなう。その際ブロック化の結合反応に4,4‘−メチレンビスフェニレンジイソシアネートを結合剤として同時に添加して両者のポリマーとをブロック化反応を行う。その際芳香族ジカルボン酸の共重合での含量は脂肪族ポリエステルを構成しているジオールとジカルボン酸の総モル量に対して0.15モル比を超えると耐加水分解性は向上するが生分解性が失われるため共重合の際、含有量の上限があることも発見した。
ポリエステルのプレポリマーにはジオールには1,4−ブタンジオール、1,3−ブタンジール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール等のいずれか1種類以上を用いる。またジカルボン酸は蓚酸、マロン酸、琥珀酸、アジピン酸等のジカルボン酸の中から1種類または複数を組み合わせても良い。
加水分解防止のため同時に用いる芳香族ジカルボン酸または芳香族ジカルボン酸誘導体は脂肪族カルボン酸及びジオールの総モル量に対して0.005〜0.15モル比添加する。0.15モル比を越えるとポリエステルの生分解性機能が消滅する。またモル比は望ましくは0.01〜0.1モル比が良く、より好適は0.015〜0.1である。
またポリアミドはポリアミド6,ポリアミド6,6、ポリアミド12、あるいは芳香族ポリアミドのような非晶性ポリアミド等を用いても良い。さらにポリアミドにテトラシリシックマイカにアルキルアンモニウムを挿入した層間化合物をナノサイズレベルに分散したポリアミドナノコンポジットを用いても良い。ブロック化反応でのポリエステルとポリアミドの比率はポリエステル90重量パーセントから30重量パーセント望ましくは80重量パーセントから35重量パーセントがよい。好適な条件としては70重量パーセントから40重量パーセントが良い。ポリアミドは40重量パーセントを越えるとポリアミドのアミド結合と結合剤となるジイソシアネートとの架橋反応がポリエステルの末端基及びポリアミドの末端基とをジイソシアネートで結合する反応よりも優先して反応するため望ましくない。
使用する結合剤のジイソシアネートは4,4‘−メチレンジ(フェニルイソシアネート)、ヘキサメチレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルジイソシアネート、トルイレンジイソシアネートを用いる。望ましくは4,4’−メチレンジ(フェニルイソシアネート)が望ましい。
(評価方法)
(生分解性能、生分解速度等の評価)
脂肪族ポリエステルの生分解性の評価はコンポストによる重量減少量が1年以内で元の
10重量%減少する場合生分解性能を保有する物とした。また分解速度は元の重量の
1/2になる時間を半減期として定義して一時反応速度式から求める。あるいはリパーゼを用いてその重量減少量から生分解性の有無を確認することもできる。
(耐加水分解性の評価)
ポリエステルの耐加水生分解性は溶融温度は200℃で空気中に放置した際の経時変化した分子量の低下を測定するかJIS法で決められたメルトフローインデクッスでの指数の増加量を測定することによって確認した。
(バリヤー性の評価法)
バリヤー性能の評価方法で水蒸気透過率はガスバリヤー性(気体遮断性)JIS-K-7126 ASTM-D1434-82を採用した。プラスチックフイルムは多少なりとも酸素ガス、炭酸ガス、窒素ガス等の無機ガスを透過させ、この透過量が少ない程ガスバリヤー性に優れているという。ガス透過度はcc/m・24hrs.atom.の単位で表される。ガスの種類で透過速度が異なり、二酸化炭素は透過しやすく、酸素ガス、窒素ガスの順で透過しにくくなる。
また水蒸気透過度はJIS-Z-0208、JIS-K-7129、 ASTM-E96-94の試験法があるが、ここではJIS-Z-0208、JIS-K-7129を採用した。バリヤー性機能を測定する目的は材料を水蒸気(湿気)が透過し、包装食品の吸湿、乾燥の原因なる。なおJIS規格による単位はg/m・day、40℃,90%RHで、この数値が小さいほど防湿性に優れている。
(実施例1)
攪拌機、分留コンデンサー、温度計及びガス導入管を付した3リットルセパラブルフラスコに、1,4−ブタンジオール315g琥珀酸348gテレフタル酸26.5g、チタンアセチルアセテート0.35gを仕込み窒素気流中190〜200℃でエステル化し、酸価を9.4とした後、数平均分子量を測定した。その結果は数平均分子量で5000であった。更に減圧下200〜205℃で12時間脱グリコール反応による重縮合を行った。得られたポリエステルの融点は110℃〜114℃であった。
得られたポリエステルプレポリマーを300gとポリアミド12を200g秤量し206℃の溶融状態でヘキサメチレンジイソシアネート6gを加え撹拌反応をさせた。ゲル化の現象は確認されなかった。生成した少量のウレタン結合を含む高分子量化ポリエステルとポリアミドブロック体の平均分子量は74,000となった。このブロック体をホットプレスで成形し、不透明なフィルムを成形した。それより水蒸気透過をJIS-Z-0208、JIS-K-7129を参考にして評価で水蒸気透過率の性能を示した。また耐加水分解性能を確認するため、空気中で湿度40%の条件に予め加熱溶融して置いたポリエステルポリアミドブロック体を加熱した後、数平均分子量を測定した。水蒸気透過率、耐加水分解性能の結果を表1に示す。
(実施例2)
実施例1においてテレフタル酸の添加量を1,4−ブタンジオールと琥珀酸の総モル数に対して0.15モル比にした。その他の条件はすべて実施例1のままとした。得られたポリエステルポリアミドブロック体での水蒸気透過ならびに耐加水分解性及び生分解性を表1に示した。
(実施例3)
実施例1においてテレフタル酸を重合初期に添加せず、ポリエステルを合成した後、ビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレートを5.3g添加し、減圧下200〜205℃で重宿合を行った。ブロック化の条件はすべて実施例1のままとした。得られたポリエステルポリアミドブロック体での水蒸気透過ならびに耐加水分解性及び生分解性を表1に示した。
(実施例4)
膨潤性粘土鉱物でコープケミカル社製のテトラシリシックマイカでイオン交換能が粘土鉱物100gあたり150mg当量(150meq/100g)にジオクタドデシルジメチルアンモニウムクロリドを水溶液中で粘土鉱物の層間に80meq/100g相当を挿入した層間化合物を得た。次いでこの層間化合物ポリアミド12に粘土鉱物換算で5重量%となるように2軸押出機で混練した。得られたポリアミドコンパウンドを溶融状態で実施例3において得られたポリエステルプレポリマーにブロック化反応を行った。その際の耐加水分解性、生分解性は実施例1と同等で保持され、水蒸気透過率は1×10cc・25μ/m2・24hr・atmで実施例1の約1/3と、高いバリヤー性能を示した。
(実施例5)
予めポリアミド12と複合化したテトラシリシックマイカにジオクタドデシルジメチルアンモニウムを挿入した層間化合物の粘土鉱物の量が7重量%の物を用いてポリアミド12複合体を得た。得られたポリアミド12複合体を溶融状態で実施例3において得られたポリエステルプレポリマーにブロック化反応を行った。その際の耐加水分解性、生分解性は実施例1と同等で保持され、水蒸気透過率は0.7×10cc・25μ/m2・24hr・atmで実施例1の約1/4と高いバリヤー性能を示した。
(比較例1)
特開平5−39351に記載されている実施例に従って、攪拌機、分留コンデンサー、温度計及びガス導入管を付した3リットルセパラブルフラスコに、1,4-ブタンジオール315g琥珀酸348g及びチタンアセチルアセテート0.35gを仕込み窒素気流中190〜200℃でエステル化肢、酸価を9.4とした後、数平均分子量を測定した。その結果は数平均分子量で5000であった。更に減圧下200〜205℃で12時間脱グリコール反応による重縮合を行った。得られたポリエステルの融点は110℃〜114℃であった。
得られたプレポリマーを206℃の溶融状態でヘキサメチレンジイソシアネート6gを加え撹拌反応をさせたところゲル化の現象は確認されなかった。生成した少量のウレタン結合を含む高分子量化ポリエステルの平均分子量は34,000となった。これからホットプレスで成形し、不透明なフィルムを成形した。それより水蒸気透過をJIS-Z-0208、JIS-K-7129を参考にして評価を行ったところ表1に示すような水蒸気透過率を示し、実施例1のそれよりも劣ることが分かった。また耐加水分解性を測定したところ、生分解機能は保有するものの実施例1に比べて劣っていることが分かった。
(比較例2)
比較例1において得られたポリエステルプレポリマー300gにポリアミド12を200g溶融状態でヘキサメチレンジイソシアネート2gを反応させポリエステルポリアミドブロック体を得た。得られたブロック体の生分解性と水蒸気透過率は実施例と同等の性能を示すが、耐加水分解性はは実施例1に比べて悪く、インフレーションによるフィルム成形を行うと目的とした成形安定性が得られない。
(比較例3)
実施例1においてプレポリマー中のテレフタル酸の添加量を0.005以下とした。その際の耐加水分解性の改良が確認できなかった
(比較例4)
実施例1においてプレポリマー中のテレフタル酸添加量を0.2以上とした。その際の耐加水分解性の改良はされるものの生分解性機能は消失することが分かった。

Claims (5)

  1. 脂肪族ポリエステルの重縮合過程で、脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸総量モルに対して0.005〜0.15のモル比で芳香族ジカルボン酸又は芳香族ジカルボン酸誘導体を添加してプレポリマー(A)を得る工程、
    前記プレポリマーと、ポリアミド(B1)又は膨潤性粘土鉱物にアルキルオニュウム塩をインターカレーションした層間化合物にポリアミドを分散させたポリアミド分散複合体(B2)、のうちの少なくともいずれかを、結合剤(C)により結合する工程、を有するブロック体またはブロック複合体の製造方法。
  2. 前記芳香族ジカルボン酸又は芳香族ジカルボン酸誘導体は、テレフタル酸又はテレフタル酸誘導体の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1記載のブロック体またはブロック複合体の製造方法。
  3. 前記結合剤(C)は、ジイソシアネート、ジエポキシ化合物、ジオキサゾリン環を有する化合物のうちの少なくともいずれか1種類以上を用いたものであることを特徴とする請求項1記載のブロック体又はブロック複合体の製造方法。
  4. 前記プレポリマーと、前記ポリアミド(B1)又は膨潤性粘土鉱物にアルキルオニュウム塩をインターカレーションした層間化合物をポリアミドに分散させたポリアミド分散複合体(B2)、のうちの少なくともいずれかを、結合剤(C)により結合する工程は、溶融時に結合剤(C)を反応押出しにて接触反応させることを特徴とする請求項1記載のブロック体またはブロック複合体の製造方法。
  5. 前記プレポリマー(A)を得る工程は、予め脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸を重縮合させ、前記脂肪族ジオールと前記脂肪族ジカルボン酸総量モルに対して0.005〜0.15のモル比で芳香族ジカルボン酸誘導体を重合終点近くで添加し、プレポリマー末端に芳香族カルボン酸単位が存在するように逐次反応をさせることを特徴とする請求項1記載のブロック体またはブロック複合体の製造方法。
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