JP2006212053A - 自動製パン器 - Google Patents

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JP2006212053A JP2005024738A JP2005024738A JP2006212053A JP 2006212053 A JP2006212053 A JP 2006212053A JP 2005024738 A JP2005024738 A JP 2005024738A JP 2005024738 A JP2005024738 A JP 2005024738A JP 2006212053 A JP2006212053 A JP 2006212053A
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Toshikatsu Maeda
敏克 前田
Hironobu Tanaka
裕展 田中
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Abstract

【課題】選択したメニューが表示される表示手段を大きくすることなく、選択したメニューを容易に認識できる自動製パン器を提供する。
【解決手段】ヒータ2を有する焼成室1と、前記焼成室1内に着脱自在に装着されるパン焼き型3と、前記パン焼き型3の内底部に設けられモータ4により駆動される練り羽根6と、前記焼成室1内の温度を検知するサーミスタ7と、調理条件や選択したメニューを入力する入力手段10と、前記サーミスタ7からの温度および前記入力手段10からの入力情報によりパン焼き制御を行う制御装置8と、言語を選択する言語選択手段9と、前記言語選択手段9で選択された言語で、前記メニューをアナウンスする音声手段13を備えたもので、言語選択手段9で選択された言語で音声手段13により選択しているメニューがアナウンスされるので、より分かりやすくメニューの選択を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭で使用される自動製パン器に関するものである。
従来、この種の自動製パン器として、複数の言語表示を有し、利用者が希望の言語を言語選択スイッチで選択できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
図7は、上記特許文献1に記載された自動製パン器のブロック図である。
図7に示すように、従来の自動製パン器は、焼成室1と、ヒータ2と、着脱自在に装着されたパン焼き型3と、モータ4と、モータ4の動力を伝達するベルト5と、ベルト5を介してモータ4により駆動される練り羽根6と、パン焼き型3の外面に当接して焼成室1内の温度を検知するサーミスタ7と、サーミスタ7の信号により、ヒータ2やモータ4を制御して、パン焼制御を行うマイクロコンピューターを搭載した制御装置8と、それぞれの国に対応するための言語選択手段9と、メニューの選択などを行う入力手段10と、言語選択手段9で選択された言語で調理メニューや状態などを表示する表示手段11と、調理終了などの報知を行う報知装置12とから構成されている。
特開2003−164374号公報
しかしながら、前記従来の自動製パン器の構成では、言語選択手段9の選択により、複数の言語の中の一つの言語を選択して、表示手段11で切り替えて表示をおこなっているため、選択言語を増やすと表示する文字数が複数言語の分増えてしまう。表示手段11の大きさが本体構成によって決まっているため、選択言語を増やすために、文字の大きさを小さくしたりして対応するため、選択しているメニューが分かりにくかったり、メニュー数を増やすことができないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、メニューの表示手段を大きくすることなく、容易にメニューの選択ができる自動製パン器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の自動製パン器は、加熱手段を有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着されるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられモータにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知手段と、調理条件や選択したメニューを入力する入力手段と、前記温度検知手段で検知された温度および前記入力手段からの入力情報によりパン焼き制御を行う制御装置と、言語を選択する言語選択手段と、前記言語選択手段で選択された言語で、前記メニューをアナウンスする音声手段を備えたもので、言語選択手段で選択された言語で、音声手段により選択しているメニューがアナウンスされるので、より分かりやすくメニューの選択を行うことができる。
本発明の自動製パン器は、音声アナウンスによってより分かりやすくメニューの選択を行うことができる。
第1の発明は、加熱手段を有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着されるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられモータにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知手段と、調理条件や選択したメニューを入力する入力手段と、前記温度検知手段で検知された温度および前記入力手段からの入力情報によりパン焼き制御を行う制御装置と、言語を選択する言語選択手段と、前記言語選択手段で選択された言語で、前記メニューをアナウンスする音声手段を備えたもので、言語選択手段で選択された言語で、音声手段により選択しているメニューがアナウンスされるので、より分かりやすくメニューの選択を行うことができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の自動製パン器の調理工程中において、副材料の名称及び/又はその投入時期を音声手段でアナウンスするようにしたもので、調理中のレーズンやナッツなどの副材料の投入時期に音声手段によってアナウンスされるので、単純な報知音と違い、より分かりやすくレーズンやナッツの投入時期を知ることができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の副材料の投入時期に、音声手段で前記副材料の投入可能時間をアナウンスするようにしたもので、焦らずに投入可能時間内にレーズンやナッツ等の副材料を投入することができる。
第4の発明は、特に、第2又は第3の副材料がレーズンとナッツで、音声手段は、前記レーズンの投入時期と前記ナッツの投入時期を分けてアナウンスするようにしたもので、例えば、硬いナッツの投入時期を早めにすると、均一にナッツがパン生地に混ぜられ、また軟らかいレーズンの投入時期を後にすれば、レーズンの潰れを抑えておいしいパンを焼き上げることができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか一つの発明の言語選択手段で選択された言語を音声手段でアナウンスするようにしたもので、言語選択スイッチによって選択された言語が音声手段によってアナウンスされることで、選択している言語を、より分かりやすく確認することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照にしながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態における自動製パン器について、図1から図4を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態における自動製パン器のブロック図である。
図1において、本実施の形態における自動製パン器は、焼成室1と、焼成室1内を加熱する加熱手段であるヒータ2と、焼成室1に着脱自在に装着されるパン焼き型3と、モータ4と、モータ4の動力を伝達するベルト5と、ベルト5を介してモータ4により駆動される練り羽根6と、パン焼き型3の外面に当接してプロセス判定や温度制御のためパン焼き型3の温度を検知する温度検知手段であるサーミスタ7と、サーミスタ7からの信号により、ヒータ2やモータ4を制御して、パン焼きを行うマイクロコンピューターを搭載した制御装置8と、英語とドイツ語など複数の言語を切り替えるための言語選択手段9と、メニューを選択し、それを入力する入力手段10と、調理メニューや状態などを表示する表示手段11と、メニュー選択や調理終了などをアナウンスする音声手段13とから構成されている。
図2は、言語選択手段9と、入力手段10と表示手段11を示す図である。
表示手段11として、調理時間とメニューを表す番号とそれぞれのコースを表示する液晶表示手段20(以下「LCD20」と言う)と、待機状態や調理状態、終了状態を示すLED21が備えられている。本実施の形態では、また、メニュー「1」は「BASIC」で、「2」は「FRENCH」、「3」は「RYE」、「4」は「PIZZA」としている。入力手段10は、メニュー選択押しボタンスイッチ22と、コース選択押しボタンスイッチ23と、スタート押しボタンスイッチ24、ストップ押しボタンスイッチ25を備えている。
また、26は、言語選択手段9を形成するもので、英語とドイツ語を切り替えるスライドスイッチである。なお、図中のスライドスイッチ26は、英語を選択している。
コースには、「BAKE」と「DOUGH」、「RAISIN BAKE」、「RAISIN DOUGH」、「NUT BAKE」、「NUT DOUGH」、「NUT RAISIN BAKE」、「NUT RAISIN DOUGH」があり、自由に選択できるようになっている。
電源投入時の初期状態では、図3(a)に示すように、LCD20は、初期状態を示す「0:00」を点灯状態で表示している。メニュー選択押しボタンスイッチ22を操作すると、図3(b)に示すように、LCD20が、メニュー番号「1」と、コース「BAKE」と、調理時間の「4:00」を表示し、同時に音声手段13が「BASIC BAKE 4:00」とアナウンスする。
続いて、コース選択押しボタンスイッチ23を押すと、(c)に示すように、LCD20のコース表示部に「DOUGH」と、調理時間の「1:30」が表示され、同じく音声手段13が「BASIC DOUGH 1:30」とアナウンスする。ここで、スタート押しボタンスイッチ24を押すと調理がスタートする。
次に、スライドスイッチ26をドイツ語に切り替えた場合には、まず、音声手段13が「Deutsch」と、選択された言語の音声でアナウンスする。そして先ほどと同じように操作すると、図4の(a)〜(c)に示すように順次表示が切り替わり、音声手段13が図4(b)の状態では、「normal Brot 4:00」とアナウンスし、図4(c)の状態では、「normal Telg 1:30」とアナウンスすることとなる。
このように、選択されたメニューやコース、ならびに調理時間がLCD20に表示されるだけではなく、音声によってアナウンスされることで、LCD20の大きさを、複数の言語に対応させるために大きくしなくても、より分かりやすく利用者に選択しているメニューをお知らせすることができる。
さらに、スライドスイッチ26を切り替えたときに、その言語が音声でアナウンスされるので、利用者は、容易に選択した言語を確認することができる。
なお、上記実施の形態では、英語とドイツ語を言語選択の対象としたが、勿論日本語やロシア語等他の言語にも容易に対応できるものである。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態における自動製パン器の言語選択手段、入力手段、表示手段を示す図、図6は、同自動製パン器によるレーズンナッツ食パンの調理工程を示す工程図である。なお、上記第1の実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、調理工程途中で、パン焼き型に投入するレーズンやナッツ等の副材料の名前や、投入時期、投入時間などを音声手段13で知らせるようにしたものである。
30は、表示手段11の一つであるLCDで、調理時間とメニューを表す番号とそれぞれのコースを表示するようになっている。31は、言語選択手段9を形成し、日本語と英語を切り替えるスライドスイッチである。なお、スライドスイッチ31は、図の例では日本語を選択している。
図6において、調理がスタートすると前練り工程を行い、続いて、ナッツ投入、ねかし工程、練り工程(途中レーズン投入あり)、発酵工程、ガス抜き、成型発酵工程を行い、最後に、焼き上げ工程を行い調理終了となる。
ここで、前練り工程と練り工程は、ヒータ2の通電と合わせて、モータ4を断続運転して、パン焼き型3内の生地を混ぜ込む。また、ねかし工程と発酵工程、成型発酵工程については同様にヒータ2を通電する。また、ガス抜きについては、モータ4を短い時間断続運転してパン生地のガスを抜く工程となっている。最後の焼き上げについては、焼成室1内を140℃程度まで上げて、パン生地を焼き上げる工程となっている。
ここで、実際の動作について説明する。パン焼き型3内に、所定量の強力粉、バター、砂糖、スキムミルク、塩、水、ドライイーストをセットする。また、いつでもパン焼き型3内に投入できるように、副材料であるナッツとレーズンをそれぞれ準備しておく。準備終了後、メニュー選択押しボタンスイッチ22と、コース選択押しボタンスイッチ23を操作して、メニューおよびコースを「「1」の食パン レーズン ナッツ 焼き 4:00」に選択する。その後、スタート押しボタンスイッチ24を操作して調理を開始する。まず前練り工程を実行して、20分経過すると、ナッツ投入に切り替わる。
ナッツ投入では、音声手段13から「ナッツを投入してください。投入時間30分」とアナウンスする。準備していたナッツを投入後、ねかし工程が終了する。終了すると、「練りを行います」とアナウンスして、練り工程に移行する。練り工程では、まず、10分間は練り工程を行い、その後、音声手段13から「レーズンを投入してください。投入時間5分」とアナウンスする。使用者は準備していたレーズンをパン焼き型3内に投入する。5分経過すると、「練りを行います」と音声でアナウンスして、練りが再動作することを使用者に知らせる。その後、発酵工程、ガス抜き、成型発酵工程、焼き上げ工程と行い調理を終了する。
このように、ナッツやレーズンの投入時期に、それぞれ投入するものをアナウンスすることで、より分かりやすく利用者にお知らせすることができる。また、投入可能時間も合わせてお知らせすることで、投入可能時間をより正確に知ることができると共に、利用者はあわてることなくナッツやレーズンを投入することができる。
また、ナッツとレーズンの投入時期を変えることで、硬いナッツは早い段階でパン生地に投入することにより、均一にパン生地に混ぜ込みを行うことができる。また、軟らかいレーズンの投入を遅らせることで、レーズンの潰れを抑えてパンを焼き上げることができる。
なお、上記実施の形態では、英語とドイツ語を言語選択の対象としたが、勿論日本語やロシア語等他の言語にも容易に対応できるものである。
また、調理時間を前練り工程で20分、ねかし工程30分とそれぞれの工程で決めているが、これらの時間は、本体構成によって決まるもので、この時間に限定するものではない。
以上のように、本発明にかかる自動製パン器は、選択した言語で、選択したメニューを音声でアナウンスするので、選択したメニューを容易に確認することができるもので、メニュー選択機能がついた炊飯器などの各種調理器にも適用できる。
本発明の実施の形態1における自動製パン器のブロック図 同自動製パン器の言語選択手段、入力手段、表示手段を示す図 (a)同言語選択手段、入力手段、表示手段を示す図(b)同言語選択手段、入力手段、表示手段を示す図(c)同言語選択手段、入力手段、表示手段を示す図 (a)同言語選択手段、入力手段、表示手段を示す図(b)同言語選択手段、入力手段、表示手段を示す図(c)同言語選択手段、入力手段、表示手段を示す図 本発明の実施の形態2における自動製パン器の言語選択手段、入力手段、表示手段を示す図 同自動製パン器の調理工程図 従来の自動製パン器のブロック図
符号の説明
1 焼成室
2 ヒータ(加熱手段)
3 パン焼き型
4 モータ
6 練り羽根
7 サーミスタ(温度検知手段)
8 制御装置
9 言語選択手段
10 入力手段
11 表示手段
12 報知装置
13 音声手段
20 LCD
21 LED
26、31 スライドスイッチ(言語選択手段)
30 LCD

Claims (5)

  1. 加熱手段を有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着されるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられモータにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知手段と、調理条件や選択したメニューを入力する入力手段と、前記温度検知手段で検知された温度および前記入力手段からの入力情報によりパン焼き制御を行う制御装置と、言語を選択する言語選択手段と、前記言語選択手段で選択された言語で、前記メニューをアナウンスする音声手段を備えた自動製パン器。
  2. 調理工程中において、副材料の名称及び/又はその投入時期を音声手段でアナウンスするようにした請求項1に記載の自動製パン器。
  3. 副材料の投入時期に、音声手段で前記副材料の投入可能時間をアナウンスするようにした請求項2に記載の自動製パン器。
  4. 副材料がレーズンとナッツで、音声手段は、前記レーズンの投入時期と前記ナッツの投入時期を分けてアナウンスするようにした請求項2又は3に記載の自動製パン器。
  5. 言語選択手段で選択された言語を音声手段でアナウンスするようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動製パン器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015051839A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベアの保守点検システムおよびこれに利用するスイッチユニット

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