JP3655940B2 - 自動製パン機 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は一般家庭で使用する自動製パン機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、一般家庭でも簡単にパンを作ることのできる自動製パン機がよく用いられるようになってきた。使用者は、普通の食パンとは別のパンを作りたいという要望をもつようになってきており、中でも知られているレーズンや胡桃入りのパンも作れる自動製パン機が登場している。
【0003】
構造図は実施例と同じであるので図1に従って説明する。
【0004】
1は焼成室、2はヒーター、3は着脱自在に装着されたパン焼き型、4はモーター、5はモーター4の動力を伝達するベルト、6はモーター4により駆動される練り羽根、7はパン焼き型3の外面に当接してプロセス判定や温度制御のためパン焼き型3の温度を検知する温度検知部、8は蓋、9はイーストを投入するイースト投入口、10はイースト投入口9の弁に連動してイーストを落下させるソレノイド、11は温度検知部7からの信号により、ヒーター2やモーター4やソレノイド10を制御して、パン焼きを行うマイクロコンピューターを搭載した制御装置、12は調理メニューや状態などを表示する表示部、13は入力装置である。
【0005】
このような構成の自動製パン機において、食材入りパンの調理工程は図6の様になっており、練り工程の前、または練り開始から一定時間後に食材投入報知があり、練りながら食材を投入するというものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の食材入りパンでは、蓋8を開けてパン生地を練っている途中で食材を投入するので、誤って使用者が回転しているパン生地に触ってケガをする等の危険があり、また食材投入が少し遅れると食材投入後の練り時間が一定にならないと云う問題があった。また、図6に示すように温度により練り時間が変化する場合は、食材投入後の練り時間も変化し、食材のパン生地への混ざり具合や、つぶれ方が変化するという問題があった。
【0007】
本発明は、このような従来の課題を解決するもので、練り工程の途中で食材投入時間を設けた上で食材投入後の練り時間を一定にすることによりパン生地に一様に食材を混ぜ込むことが出来ることを目的とする。
【0008】
さらに、入力装置13より食材の材料を入力することにより食材投入後の練り時間をその食材に適した時間に設定することにより、食材および使用者の好みに応じた混ぜ込み具合にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の手段は、ヒーターを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装置しうるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられ、モーターにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知部と、調理条件を入力する入力装置と、前記温度検知部からの温度および前記入力装置からの入力情報によりパン焼き制御を行なう制御装置を備え、練り工程において、食材投入の報知までは、前記温度検知部の検知温度が高い時には練り時間を短く、前記検知温度が低い時には前記練り時間を長くするとともに、食材投入報知の後、練りを停止し一定時間後に練りを再開した後一定時間の練りを行い、前記入力装置より練り工程において、前記食材の材料とパン生地の混ぜ込み時間を食材および使用者の好みに応じて入力し、練り工程において、前記食材投入の報知後は、練り時間を一定時間停止して、再度、前記入力されたデータに従って後の練り時間を変化させる自動製パン機によるものである。
【0010】
【作用】
この構成によって、食材入りパンにおける練り工程の途中で食材投入報知後、練りを停止し一定時間後に練りを再開した後パン生地に一様に食材を混ぜ込むことを行うことができる。
【0011】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0012】
図1において、1は焼成室、2はヒーター、3は着脱自在に装着されたパン焼き型、4はモーター、5はモーター4の動力を伝達するベルト、6はモーター4により駆動される練り羽根、7はパン焼き型3の外面に当接してプロセス判定や温度制御のためパン焼き型3の温度を検知する温度検知部、8は蓋、9はイーストを投入するイースト投入口、10はイースト投入口9の弁に連動してイーストを落下させるソレノイド、11は温度検知部7からの信号により、ヒーター2やモーター4やソレノイド10を制御して、パン焼きを行うマイクロコンピューターを搭載した制御装置、12は調理メニューや状態などを表示する表示部、13は入力装置13である。
【0013】
以下本発明の請求項1の実施例について説明する。
【0014】
図2は食材をレーズンとした場合の調理工程である。調理がスタートし、ねかし工程を終えた後ソレノイド10が作動してイーストが投入され、練り工程でモーター4によって練り羽根6が回転する。この練り工程において温度検知部7より温度がある値以上で練り時間が10分以上続いた場合または、練り時間が20分続いた場合は、レーズン投入をブザー音と液晶表示により使用者に知らせ練りを1分間停止させることにより使用者は蓋8を開けレーズンを投入し蓋8を閉じる。その後に練りが3分間再開してレーズンをパン生地に混ぜ込ませる。その後、第1発酵工程でヒーター2に通電して温度制御を行った後、モータ4によって練り羽根6が回転してガス抜きを行い、第2発酵工程、ガス抜き、整形発酵工程、焼成工程を行い、レーズン入り食パンを焼き上げるものである。
【0015】
以下本発明の請求項2の実施例について説明する。
【0016】
図3は表示装置12で全表示と入力装置13を表した図である。ここで入力装置13より、メニュースイッチを押してメニューを白パンで食材ありと設定し、練り込み時間スイッチで練り込みを胡桃にあわせると図4の様な表示に変わりスタート/ストップスイッチを押して調理をスタートする。調理工程の練り工程において胡桃投入をブザー音により使用者に知らせ練りを停止させることにより使用者は蓋8を開けて胡桃を投入し蓋8を閉じる。その後に練りが再開して胡桃をパン生地にレーズンよりも短い時間混ぜ込ませる。それ以外の工程は、上記のレーズン入りパンと同様である。その他にも練り込み時間は任意に設定することが出来る。
【0017】
以下本発明の他の実施例について説明する。
【0018】
図5は温度検知部7より温度を検知して、その温度で最適な練り込み時間になるように温度が高い場合は練り込み時間Aを短く、検知温度が低い場合は練り込み時間Bを長くした練り工程図である。ここでA<Bとなっている。ねかし工程を終えた後ソレノイド10が作動してイーストが投入され、練り工程でモーター4によって練り羽根6が回転する。この練り工程において食材投入をブザー音で使用者に知らせ練りを停止させることにより使用者は蓋8を開け食材を投入し蓋8を閉じる。その後練りを再開して温度検知により設定された時間食材をパン生地に混ぜ込ませる。それ以降の工程は、上記のレーズン入りパンと同様である。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明は、食材入りパンの練り工程の途中で、食材投入時間を設け投入後の練り時間を一定にすることにより、食材投入をしやすく、また、投入時間が少し遅れてもパン生地に一様に食材を混ぜ込むことができる。また、入力装置より食材の材料を入力することにより食材投入後の練り込み時間を食材によって変化させることにより食材をパン生地に程良く混ぜ込ませることができる。また、温度を検知して、検知した温度により食材投入後の練り時間を温度が高い時には短く、温度が低い時には長くすることによって、温度による混ざり具合を一定にした自動製パン機を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例と従来例の全体構成図
【図2】 本発明の実施例のレーズン入りパンの調理工程図
【図3】 本発明の実施例の表示装置と入力装置図
【図4】 本発明の実施例の表示装置と入力装置で食材を胡桃とした時の図
【図5】 本発明の実施例の練り工程図
【図6】 従来例の食材入りパンの調理工程図
【符号の説明】
1 焼成室
2 ヒーター
3 パン焼き型
4 モーター
5 ベルト
6 練り羽根
7 温度検知部
8 蓋
9 制御装置
10 ソレノイド
11 マイクロコンピューター
12 表示部
13 入力装置
Claims (1)
- ヒーターを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装置しうるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられ、モーターにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知部と、調理条件を入力する入力装置と、前記温度検知部からの温度および前記入力装置からの入力情報によりパン焼き制御を行なう制御装置を備え、練り工程において、食材投入の報知までは、前記温度検知部の検知温度が高い時には練り時間を短く、前記検知温度が低い時には前記練り時間を長くするとともに、食材投入報知の後、練りを停止し一定時間後に練りを再開した後一定時間の練りを行い、前記入力装置より練り工程において、前記食材の材料とパン生地の混ぜ込み時間を食材および使用者の好みに応じて入力し、練り工程において、前記食材投入の報知後は、練り時間を一定時間停止して、再度、前記入力されたデータに従って後の練り時間を変化させる自動製パン機。
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-
1995
- 1995-01-17 JP JP00488795A patent/JP3655940B2/ja not_active Expired - Fee Related
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