JP2012016424A - 自動製パン機 - Google Patents

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伸一郎 光武
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Abstract

【課題】調理準備時の使用者の混乱を解消すると共に、使用者が客観的な情報と自身の経験に基づいて調理条件を決定することができる自動製パン機を提供する。
【解決手段】内部に加熱室1aが設けられた有底筒状の機器本体1と、機器本体1の上部開口部1bを開閉可能な蓋13と、加熱室1a内に収納され、パンなどの調理材料を収容する着脱可能な練り容器7と、加熱室1a内の温度を検知する温度センサ12と、室内の温度を検知する室温センサ21と、練り容器7を加熱するヒータ11と、調理メニューなどの各種調理情報を表示する表示手段20と、ヒータ11や表示手段20を制御する制御手段25とを備え、制御手段25は、室温センサ21が検知した温度を表示手段20に表示させるもので、使用者は余計な情報に惑わされなくなり、調理準備時の混乱を解消すると共に、客観的な情報と自身の経験に基づいて調理条件を決定することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭で使用される自動製パン機に関するものである。
従来、この種の自動製パン機は、調理開始前に、室温が25℃以上の場合には、表示手段に冷水使用表示を行って、調理性能(パンの出来映え)に影響が出ないよう使用者に冷水を使用するよう促していた(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−215057号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載されたような従来の自動製パン機の構成では、冷水使用表示の基準となる室温は、自動製パン機本体内に設けられた室温検知手段により検知された温度であるため、実際の室温や使用者が感じる室温とは異なることがあった。そのため、室温が冷水使用表示の基準温度付近の時には、使用者は、前回の調理時と変わらない室温であると感じているのに、調理を行うたびに冷水使用表示が点灯したり、消灯したりと一定せず、使用者を混乱させてしまうという課題を有していた。
従って、本発明は上記従来の課題を解決するもので、室内の温度を検知する室温検知手段により検知した温度をそのまま表示することで、使用者は余計な情報に惑わされなくなり、調理準備時の使用者の混乱を解消すると共に、使用者が客観的な情報と自身の経験に基づいて調理条件を決定することができる自動製パン機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の自動製パン機は、内部に加熱室が設けられた有底筒状の機器本体と、前記機器本体の上部開口部を開閉可能な蓋と、前記加熱室内に収納され、パンなどの調理材料を収容する着脱可能な練り容器と、前記加熱室内の温度を検知する温度検知手段と、室内の温度を検知する室温検知手段と、前記練り容器を加熱する加熱手段と、調理メニューなどの各種調理情報を表示する表示手段と、前記加熱手段や前記表示手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記室温検知手段により検知した検知温度を前記表示手段に表示するよう制御するもので、使用者は余計な情報に惑わされなくなり、調理準備時の混乱を解消すると共に、客観的な情報と自身の経験に基づいて調理条件を決定することができる。
本発明の自動製パン機は、室内の温度を検知する室温検知手段により検知した温度をそのまま表示することで、調理準備時の使用者の混乱を解消すると共に、使用者が客観的な情報と自身の経験に基づいて調理条件を決定することができる。
本発明の第1の実施の形態における自動製パン機の縦断面図 同自動製パン機の斜視図 同自動製パン機の選択手段、表示手段の正面図 同自動製パン機の食パンを調理する場合の調理工程図
第1の発明は、内部に加熱室が設けられた有底筒状の機器本体と、前記機器本体の上部開口部を開閉可能な蓋と、前記加熱室内に収納され、パンなどの調理材料を収容する着脱可能な練り容器と、前記加熱室内の温度を検知する温度検知手段と、室内の温度を検知する室温検知手段と、前記練り容器を加熱する加熱手段と、調理メニューなどの各種調理情報を表示する表示手段と、前記加熱手段や前記表示手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記室温検知手段により検知した検知温度を前記表示手段に表示するよう制御するもので、使用者は余計な情報に惑わされなくなり、調理準備時の混乱を解消すると共に、客観的な情報と自身の経験に基づいて調理条件を決定することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の調理コースや調理開始などの調理情報を入力する選択手段を備え、制御手段は、前記選択手段により調理コースが選択されると、室温検知手段により検知した検知温度を表示手段に表示するよう制御するもので、調理性能に影響を与える情報を必要な時に使用者にお知らせすることができ、使用者は余計な情報に惑わされなくなり、調理準備時の使用者の混乱を解消すると共に、使用者が客観的な情報と自身の経験に基づいて調理条件を決定することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の制御手段は、通常の調理情報の入力に関する操作とは異なる特定の操作が選択手段に入力されると、室温検知手段により検知した検知温度を表示手段に表示するよう制御するもので、使用者は調理性能に影響を与える情報を自身の判断で得ることができ、使用者は余計な情報に惑わされなくなり、調理準備時の使用者の混乱を解消すると共に、使用者が客観的な情報と自身の経験に基づいて調理条件を決定することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における自動製パン機の縦断面図であり、図2は、同自動製パン機の斜視図、図3は、同自動製パン機の選択手段、表示手段の正面図、図4は、同自動製パン機の食パンを調理する場合の調理工程図である。
図1及び図2において、本第1の実施の形態における製パン機は、内部に加熱室1aが設けられた有底筒状の樹脂製の機器本体1を備えている。機器本体1の下部には、シャーシ2が取り付けられている。シャーシ2には、駆動部の一例であるモータ3と、容器支持台4とが取り付けられている。
モータ3は、プーリやベルトなどを含む伝達機構5を介して、容器支持台4に回転可能に支持されたコネクタ下6に回転力を与える。コネクタ下6は、練り容器7の下部に回転可能に支持されたコネクタ上8と係合可能に構成されている。練り容器7は、加熱室1a内に収納され、パン、ケーキ、餅などの調理材料を収容する着脱可能な容器である。
また、練り容器7は、コネクタ下6とコネクタ上8とが係合することで容器支持台4上に取り付けられる一方、コネクタ下6とコネクタ上8との係合が外されることで加熱室1aから取り外し可能である。
コネクタ上8は、練り容器7の底壁から上方に向けて突出するように取り付けられている。コネクタ上8の先端部には、練り容器7内に収容された調理材料(図示せず)を混錬するための練り羽根9が着脱可能に取り付けられている。練り羽根9は、モータ3の回転力が伝達機構5に伝達され、コネクタ下6及びコネクタ上8が回転することで回転駆動す
る。
練り容器7の上端部には、図1に示すように、練り容器7の上部開口部7cよりも上方に突出する把手取付部7aが少なくとも2箇所設けられている。これらの把手取付部7aには、貫通孔(図示せず)が設けられており、当該貫通孔に略半円弧状の把手7bが回動可能に取り付けられている。これにより、練り容器7の着脱及び持ち運びが容易になっている。
加熱室1aには、練り容器7を加熱する加熱手段の一例であるヒータ11と、加熱室1a内の温度を検知する温度検知手段の一例である温度センサ12とが設けられている。ヒータ11は、容器支持台4上に取り付けられた練り容器7の下部を、隙間を空けて包囲するように配置されている。ヒータ11としては、例えば、シーズヒータを用いることができる。温度センサ12は、加熱室1a内の平均的な温度を検知することができるように、ヒータ11から少し離れた位置に配置されている。
機器本体1の上部には、機器本体1の上方開口部1bを開閉可能な蓋13が回動可能に取り付けられている。蓋13は、蓋本体14と、外蓋15とを備えている。蓋本体14には、レーズン、ナッツなどの副材料を収納する副材料容器16と、イーストを収納するイースト容器17とが取り付けられている。副材料容器16とイースト容器17とは、練り容器7の上方に配置されている。
副材料容器16は、着脱可能に構成され、着脱を容易にするため凹状の摘み部16aを備えている。副材料容器16の底壁は、副材料容器16に収容された副材料を練り容器7内に投入することができるように、蓋本体14の底壁14aに対して回動可能に取り付けられた開閉板16bで構成されている。
開閉板16bは、ソレノイド18に接続され、ソレノイド18が駆動することにより開放される。また、イースト容器17の底壁は、イースト容器17に収容されたイーストを練り容器7内に投入することができるように、蓋本体14の底壁14aに対して回動可能に取り付けられた開閉弁17aで構成されている。開閉弁17aは、ソレノイド(図示せず)に接続され、当該ソレノイドが駆動することにより開放される。
外蓋15は、副材料容器16及びイースト容器17の上部開口部を開閉可能に取り付けられている。外蓋15の副材料容器16と対応する位置には、樹脂などの断熱部材で構成された副材料容器蓋15aが取り付けられている。副材料容器蓋15aの外周部には、パッキン15bが取り付けられている。
機器本体1の上部には、図3に示すように複数の調理コースから特定の調理コースを選択可能な選択手段19と、選択手段19で選択された情報などの各種情報を表示する表示手段20と、調理情報などの各種情報を報知する報知手段(図示せず)と、室温を検知する室温検知手段の一例である室温センサ21とが設けられている。
選択手段19は、各種動作の開始又は停止、タイマー設定なども行うことができるように構成されている。調理コースには、例えば、白パンコース及び蒸しパンコースなどの蒸し調理コース、食パンコース、ピザ生地コース、うどんコース、パスタコースなどが含まれる。
表示手段20に表示する情報には、室温センサ21により検知した室温、選択手段19にて選択した調理コースや調理が終了する時刻、異常発生などが含まれる。報知手段が報知する情報には、選択手段19による選択受付や調理終了、異常発生などが含まれる。
また、機器本体1には、図1、2に示すように、自動製パン機の持ち運びを容易にするためのハンドル22と、先端に差込プラグ23を備えた電源コード24と、各部の駆動を制御する制御手段25とが設けられている。
制御手段25には、複数の調理コースに対応する調理シーケンスが記憶されている。調理シーケンスとは、練り、ねかし、発酵、焼成などの各調理工程を順に行うにあたって、各調理工程においてヒータ11の通電率、制御温度、練り羽根9の回転速度、ソレノイドの駆動タイミングなどが予め決められている調理の手順のプログラムをいう。
制御手段25は、選択手段19にて選択された特定の調理コースに対応する調理シーケンスと温度センサ12による検知温度とに基づいて、モータ3、ヒータ11、開閉板16bを開放するソレノイド18、及び開閉弁17aを開放するソレノイド(図示せず)の駆動を制御する。
次に、前記のように構成された本実施の形態における自動製パン機を用いて食パンを製造するときの手順及び動作の一例について、図4を参照しながら説明する。なお、自動製パン機の各種動作は制御手段25の制御の下に行われる。
まず、使用者は、練り羽根9をコネクタ上8に取り付けるとともに、強力粉、バター、砂糖、塩、スキムミルク、水など、イーストを除く全てのパン材料を練り容器7内に入れる。この時、使用者は、表示手段20に表示されている室温から、パン材料の水として冷水を使用するか否かを判断する。ちなみに、冷水使用の判断基準として、取り扱い説明書などで、室温25℃以上の時に冷水を使用するよう注意書きを行うこととする。
但し、冷水の強制使用を促すものではなく、あくまで実際の室温や使用者の経験に基づき、冷水使用の要否を判断してもらうための目安である。その後、当該練り容器7を容器支持台4上にセットし、蓋13を閉じる。
次いで、使用者は、外蓋15を開いて、イーストをイースト容器17に入れるとともに、使用者の好みに応じてレーズン、ナッツなどの副材料を入れた副材料容器16を蓋本体14に取り付ける。その後、外蓋15を閉じる。
次いで、使用者は、選択手段19にて複数の調理コースから食パンコースを選択した後、選択手段19に設けられたスタートボタン(図示せず)を押圧するなどして、調理の開始を指示する。なお、使用者によっては、パン材料を練り容器7内に入れる前に調理コースの選択を行う場合もあるが、調理開始の指示を行わなければ、動作になんら影響はない。そして、調理が始まると、図4に示すように練り羽根9の回転により練り容器7内のパン材料を混錬する前練り工程が開始する。
前練り工程の開始から所定時間経過して、パン材料の混錬によりパン生地が形成されると、練り羽根9の回転を停止させて、ねかし工程に移行する。この移行のタイミングで、開閉弁17aを開放するソレノイド(図示せず)が駆動して、練り容器7内にイースト容器17内のイーストが自動投入される。なお、このねかし工程は省略してもよい。
ねかし工程の開始から所定時間経過後、練り羽根9を再度回転させて、練り容器7内のパン生地を混錬する後練り工程が開始する。この後練り工程により、イーストがパン生地中に均一に練り込まれる。なお、選択手段19にてレーズン、ナッツなどの副材料を投入する調理コースが選択されていた場合には、後練り工程の終了の数分前に、開閉板16bを開放するソレノイド(図示せず)が駆動して、練り容器7内に副材料容器16内の副材料が自動投入される。この副材料は、後練り工程において、パン生地中に均一に撹拌される。なお、本実施の形態の自動製パン機では、副材料の代表例としてレーズンと表示することで、使用者に分かりやすい表示としている。
後練り工程の終了後は、発酵工程に移行する。この発酵工程により、パン生地が発酵される。発酵工程では、途中数回ガス抜き工程で1分ほど練り羽根9を回転させて、ガス抜きを行う。
ガス抜きが終了すると、成形発酵工程に移行する。成形発酵工程は、ガス抜きされたパン生地を再びスポンジ状に膨張させる工程である。また、成形発酵工程は、パン生地の温度を上げ、イーストの活性を高め、最も活性が高い状態で焼成工程が始められるようにする工程でもある。この成形発酵工程により、発酵作用によるパン生地の伸展性が増加し、芳香が生成される。この成形発酵工程は、30〜60分間行うことが好ましく、さらに、40〜50分間行うことがより好ましい。
成形発酵工程の終了後は、焼成工程に移行する。焼成工程においては、ヒータ11による加熱により、温度センサ12が検知する加熱室1a内の温度が、食パンコースに対応して予め決められた温度(例えば、175℃)になるまで昇温させ、以降は所定の時間(例えば、40分)が経過するまで、170℃で維持して、パン生地を焼き上げる。
以上のように、本発明の第1の実施の形態における自動製パン機においては、室温センサ21により検知した検知温度を表示手段20に表示するよう制御することにより、使用者は余計な情報に惑わされなくなり、調理準備時の混乱を解消すると共に、客観的な情報と自身の経験に基づいて調理条件を決定することができる。
なお、本実施の形態での調理シーケンスの時間や温度、ソレノイドの駆動タイミングなどは、本体構成によって決まるもので、この数値に限定されるものではない。
更に、本実施の形態では、室温をより正確に検知するため、独立した室温検知手段によって検知しているが、室温が調理性能に影響があるか否かの判断をするのは調理開始前であるため、室温と加熱室1a内の温度はほぼ同じであると考えられ、加熱室1a内の温度を検知する温度検知手段の検知温度を室温として制御してもよい。その場合、同温としてもよいし、一定の補正を行ってもよい。
(実施の形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態における自動製パン機の動作について説明する。上記第1の実施の形態では、室温センサ21で検知した温度を、パン材料投入時に表示手段20に表示するようにしたが、本実施の形態では、選択手段19にて調理コースを選択した時に、室温を検知する室温検知手段の一例である室温センサ21の検知温度を表示手段20に表示するようにしたもので、自動製パン機の構成は、上記第1の実施の形態における自動製パン機と同一なので、同一部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
室温センサ21は、機器本体1内に配設されているため、調理終了直後は、加熱室1a内の温度上昇の影響をうけて、その周辺温度は高温になっており、そのような状態で検知した温度を表示することは使用者に室温表示に対する不信感を抱かせてしまう。そこで、調理準備前の状態では、余計な情報は表示せず、調理の準備を行う時、すなわち調理コースを選択した時にその時点の検知温度を表示するようにする。
以上のように、本発明の第2の実施の形態における自動製パン機においては、選択手段19により調理コースが選択されると、室温センサ21により検知した検知温度を表示手段20に表示するよう制御することにより、調理性能に影響を与える情報を必要な時に使用者にお知らせすることができ、使用者は、余計な情報に惑わされなくなり、調理準備時の使用者の混乱を解消すると共に、使用者が客観的な情報と自身の経験に基づいて調理条件を決定することができる。
(実施の形態3)
本発明の第3の実施の形態における自動製パン機の動作について説明する。本第3の実施の形態における自動製パン機が、前記第1の実施の形態における自動製パン機と異なる点は、通常の調理情報の入力に関する操作とは異なる特定の操作が選択手段19に入力されたときに、室温を検知する室温検知手段の一例である室温センサ21で検知した温度を表示手段20に表示するようにした点で、本実施の形態における自動製パン機の全体構成は、上記実施の形態1における自動製パン機と同一なので、同一部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
室温センサ21は、機器本体1内に配設されているため、調理終了直後は、加熱室1a内の温度上昇の影響をうけて、その周辺温度は高温になっており、そのような状態で検知した温度を表示することは使用者に室温表示に対する不信感を抱かせてしまう。そこで、入力操作待ちの状態(選択手段19にて、調理コースなど調理情報の入力を行う前の状態)で、通常はこの状態では受け付けないはずの取消ボタンを10秒間長押しをすると、表示手段20に室温センサ21の検知温度を室温として表示するようにする。また、再度同じ操作を行うと、室温表示をなくして元の状態に戻すことができる。
以上のように、本発明の第3の実施の形態における自動製パン機においては、通常の調理情報の入力に関する操作とは異なる特定の操作が選択手段19に入力されると、室温センサ21により検知した検知温度を表示手段20に表示するよう制御することにより、使用者は、調理性能に影響を与える情報を自身の判断で得ることができ、使用者は余計な情報に惑わされなくなり、調理準備時の使用者の混乱を解消すると共に、使用者が客観的な情報と自身の経験に基づいて調理条件を決定することができる。
なお、本実施の形態では、室温を表示するための特定の操作として、入力操作待ちの状態で取消ボタンを10秒間長押しするようにしているが、これはあくまでも一例で、使用者が通常の調理情報入力操作時に誤って入力してしまわないような操作方法であれば何でもよい。
なお、前記様々な実施の形態のうちの任意の実施の形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
以上のように、本発明に係る自動製パン機は、調理準備時の使用者の混乱を解消すると共に、使用者が客観的な情報と自身の経験に基づいて調理条件を決定することができるため、特に、一般に家庭用に使用される製パン機として有用である。
1 機器本体
1a 加熱室
1b 上方開口部
7 練り容器
11 ヒータ(加熱手段)
12 温度センサ(温度検知手段)
13 蓋
19 選択手段
20 表示手段
21 室温センサ(室温検知手段)
25 制御手段

Claims (3)

  1. 内部に加熱室が設けられた有底筒状の機器本体と、前記機器本体の上部開口部を開閉可能な蓋と、前記加熱室内に収納され、パンなどの調理材料を収容する着脱可能な練り容器と、前記加熱室内の温度を検知する温度検知手段と、室内の温度を検知する室温検知手段と、前記練り容器を加熱する加熱手段と、調理メニューなどの各種調理情報を表示する表示手段と、前記加熱手段や前記表示手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記室温検知手段により検知した検知温度を前記表示手段に表示するよう制御する自動製パン機。
  2. 調理コースや調理開始などの調理情報を入力する選択手段を備え、制御手段は、前記選択手段により調理コースが選択されると、室温検知手段により検知した検知温度を表示手段に表示するよう制御する請求項1に記載の自動製パン機。
  3. 制御手段は、通常の調理情報の入力に関する操作とは異なる特定の操作が選択手段に入力されると、室温検知手段により検知した検知温度を表示手段に表示するよう制御する請求項2に記載の自動製パン機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103932609A (zh) * 2014-04-22 2014-07-23 中山市雅乐思电器实业有限公司 一种全自动多功能料理器
JP2019017364A (ja) * 2017-07-21 2019-02-07 タイガー魔法瓶株式会社 加温調理器

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