JP2006210515A - プリント基板 - Google Patents

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Hiroshi Iguchi
浩 井口
Shuichi Takemoto
修一 竹本
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Abstract

【課題】
ランドの剥がれをより確実に防止すること。
【解決手段】
電気部品20がハンダ付けにより実装されるプリント基板10であって、板状を成す基材11と、基材11の表面11aに接着される配線パターン12と、配線パターン12上に設けられ、電気部品20の端子21がハンダ付けされるランド14と、ランド14と基材11とを貫通するスルーホール15とを備え、スルーホール15の内面には、ランド14に連続するように銅メッキ16が施される構成としたこと。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ICや抵抗などの電気部品がハンダ付けにより実装されるプリント基板に関する。
従来、ICや抵抗などの電気部品をプリント基板に実装する場合、電気部品のリードピンをプリント基板のスルーホールに挿入し、このリードピンをプリント基板の裏面の配線パターンにハンダ付けしていた(ピン挿入方式)。このような方式を用いたプリント基板として、後述の特許文献1に記載のものが公知となっている。
また、昨今では、プリント基板における電気部品の実装密度を増大させるべく、従来の方式に替わって、電気部品のリードピンをプリント基板の表面の配線パターンに直接ハンダ付けする方式も用いられている(表面実装方式、図6参照)。
図6において、プリント基板1は、基材2と、配線パターン3とから成る。配線パターン3は、銅箔により形成され、基材2の表面に接着されている。配線パターン3には、ランド4が設けられている。ランド4には、電気部品5のリードピン6がハンダ付けされている。
実開平3−81677号公報
ところで、図6に示すプリント基板1が車両等に搭載された場合、電気部品5には、車両の振動にともなって、その自重に応じた慣性力が作用する。この慣性力は、リードピン6を介してランド4に伝達される。したがって、ランド4と基材2との間の接着強度(接合強度)が低いと、電気部品5のリードピン6と共にランド4が基材2から剥がれるおそれがあった。
よって、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ランドの剥がれをより確実に防止することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明にて講じた第1の技術的手段は、請求項1に記載の様に、板状を成す基材と、該基材の表面に接着される銅箔と、該銅箔上に設けられ、電気部品がハンダ付けされるランドと、該ランドと前記基材とを貫通するスルーホールとを備えるプリント基板において、前記スルーホールの内面に前記ランドに連続するように被覆層を形成した構成としたことである。
上記課題を解決するために、本発明にて講じた第2の技術的手段は、請求項2に記載の様に、板状を成す基材と、該基材の表面に接着される第1銅箔と、該第1銅箔上に設けられ、電気部品がハンダ付けされるランドと、該ランドの近傍にて前記第1銅箔と前記基材とを貫通するスルーホールとを備えるプリント基板において、前記スルーホールの内面に前記第1銅箔に連続するように銅メッキを施した構成としたことである。
好ましくは、請求項3に記載の様に、前記基材の裏面に接着され、前記スルーホールに貫通される第2銅箔を更に備え、前記銅メッキは、前記第2銅箔に連続するように施されると良い。
請求項1に記載の発明によれば、ランドと基材とを貫通するスルーホールが設けられ、スルーホールの内面には、ランドに連続するように被覆層が形成される。この構造において、銅箔のランドは、基材の表面に接着されると共に、自身に連続する被覆層を介して基材に接合されるので、銅箔においては、ランドと基材との間の接合強度が高まる。したがって、電気部品がハンダ付けされたランドにおいて、基材から剥がれる方向に力が作用した場合であっても、ランドが基材から剥がれにくく、ランドの剥がれをより確実に防止できる。
請求項2に記載の発明によれば、ランドの近傍にて第1銅箔と基材とを貫通するスルーホールが設けられ、スルーホールの内面には、第1銅箔に連続するように銅メッキが施される。この構造において、第1銅箔は、基材の表面に接着されると共に、ランドの近傍にて自身に連続する銅メッキを介して基材に接合されるので、第1銅箔においては、ランドと基材との間の接合強度が高まる。したがって、電気部品がハンダ付けされたランドにおいて、基材から剥がれる方向に力が作用した場合であっても、ランドが基材から剥がれにくく、ランドの剥がれをより確実に防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、基材の裏面に接着され、スルーホールに貫通される第2銅箔が設けられ、第2銅箔に連続するように銅メッキが施される。この構造において、第1銅箔のランドは、基材の表面に接着されると共に、自身に連続する銅メッキと、この銅メッキに連続し基材の裏面に接着される第2銅箔とを介して基材に接合される。これにより、第1銅箔においては、ランドと基材との間の接合強度がさらに高まる。したがって、電気部品がハンダ付けされたランドにおいて、基材から剥がれる方向に力が作用した場合であっても、ランドが基材から剥がれにくく、ランドの剥がれをより確実に防止できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を基に説明する。
図1は、本発明に係るプリント基板10の構造を概略的に示す図、図2は、図1におけるII方向矢視図、図3は、電気部品20が実装されたプリント基板10の構造を概略的に示す図である。
プリント基板10は、電気部品20(リレー、アルミ電界コンデンサ、コイル、トランス等)がハンダ付けにより実装されるものである。
プリント基板10は、基材11と、配線パターン12,13と、ランド14と、スルーホール15とを備えている。
基材11は、絶縁体(ベークライト、エポキシ樹脂等)で形成され、板状を成す。基材11は、プリント基板10における構造上の基部として機能する。
配線パターン12(銅箔)、配線パターン13は、銅箔により形成され、基材11の表面11a、裏面11bにそれぞれ接着されている。配線パターン12、配線パターン13は、公知のエッチングにより形成される。
ランド14は、配線パターン12上に設けられている。ランド14には、電気部品20の端子21がハンダ付けされる。ランド14は、電気部品20の端子の数(本実施形態では2つ)に対応して、配線パターン12上の2箇所に設けられている。
スルーホール15は、プリント基板10の厚み方向(図1及び図3示上下方向)に関して、配線パターン12のランド14、基材11、及び配線パターン13を貫通している。スルーホール15は、各ランド14に1箇所ずつ、計2箇所に設けられている。
スルーホール15の内面には、ランド14及び配線パターン13に連続するように銅メッキ16が施されている。つまり、スルーホール15の内面には、ランド14及び配線パターン13に連続するように被覆層が形成されている。この構造において、配線パターン12のランド14は、基材11の表面11aに接着されると共に、自身に連続する銅メッキ16と、この銅メッキ16に連続し基材11の裏面11bに接着される配線パターン13とを介して基材11に接合される。したがって、配線パターン12においては、ランド14と基材11との間の接合強度が高まり、ランド14が基材11から剥がれにくい構造となっている。
なお、ランド14が基材11から剥がれる際に、ランド14は、自身における縁の部分(端部)から剥がれ始める。したがって、ランド14におけるスルーホール15の配置に関しては、スルーホール15をランド14の縁の部分(端部)に配置することで、ランド14が基材11からさらに剥がれにくい構造となる。
なお、以上の説明においては、スルーホール15が各ランド14に1箇所ずつ、計2箇所に設けられる例を示したが、スルーホール15の数はこれに限定されない。例えば、図4に示す様に、スルーホール35が各ランド34の縁の部分にそれぞれ1箇所ずつ、計4箇所に設けられる構造でも良い。
また、スルーホール15がランド14に設けられる例を示したが、これに限定されず、例えば、図5(a)、(b)に示す様に、スルーホール45がランド44の近傍に設けられる構造でも良い。スルーホール45は、ランド44の近傍にて配線パターン42(第1銅箔)、基材41、及び配線パターン43(第2銅箔)を貫通している。スルーホール45の内面には、配線パターン42及び配線パターン43に連続するように、銅メッキ46が施されている。なお、この構造において、配線パターン42におけるランド44の周囲には、配線パターン42へのハンダの付着を防止するレジスト47が塗布されている。
以上説明した様に、本発明のプリント基板10によれば、配線パターン12のランド14、基材11、及び配線パターン13を貫通するスルーホール15が設けられ、スルーホール15の内面には、ランド14及び配線パターン13に連続するように銅メッキ16が施される。この構造において、配線パターン12のランド14は、基材11の表面11aに接着されると共に、自身に連続する銅メッキ16と、この銅メッキ16に連続し基材11の裏面11bに接着される配線パターン13とを介して基材11に接合される。これにより、配線パターン12においては、ランド14と基材11との間にアンカー効果が作用し、ランド14と基材11との間の接合強度が高まる。したがって、電気部品20の端子21がハンダ付けされたランド14において、基材11から剥がれる方向に力が作用した場合であっても、ランド14が基材11から剥がれにくく、ランド14の剥がれをより確実に防止できる。
本発明に係るプリント基板10の構造を概略的に示す図。 図1におけるII方向矢視図。 電気部品20が実装されたプリント基板10の構造を概略的に示す図。 スルーホール15の他の実施形態を示す図。 スルーホール15の他の実施形態を示す図。 公知のプリント基板の構造を示す図。
符号の説明
10 プリント基板
11 基材
11a 表面
11b 裏面
12 配線パターン(銅箔)
14 ランド
15 スルーホール
16 銅メッキ(被覆層)
20 電気部品
21 端子
34 ランド
35 スルーホール
41 基材
42 配線パターン(第1銅箔)
43 配線パターン(第2銅箔)
44 ランド
45 スルーホール
46 銅メッキ
47 レジスト

Claims (3)

  1. 板状を成す基材と、
    該基材の表面に接着される銅箔と、
    該銅箔上に設けられ、電気部品がハンダ付けされるランドと、
    該ランドと前記基材とを貫通するスルーホールと
    を備えるプリント基板において、
    前記スルーホールの内面に前記ランドに連続するように被覆層を形成したことを特徴とするプリント基板。
  2. 板状を成す基材と、
    該基材の表面に接着される第1銅箔と、
    該第1銅箔上に設けられ、電気部品がハンダ付けされるランドと、
    該ランドの近傍にて前記第1銅箔と前記基材とを貫通するスルーホールと
    を備えるプリント基板において、
    前記スルーホールの内面に前記第1銅箔に連続するように銅メッキを施したことを特徴とするプリント基板。
  3. 前記基材の裏面に接着され、前記スルーホールに貫通される第2銅箔
    を更に備え、
    前記銅メッキは、前記第2銅箔に連続するように施されることを特徴とする請求項2に記載のプリント基板。
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