JP3905802B2 - プリント配線板及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はプリント配線板に関し、特に表面に表面実装用パッドあるいは配線パターンが配設可能なサーフェスビアホールと非貫通スルーホールの構造及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子機器の小型、軽量化に伴って高密度実装技術が進展している。例えばプリント配線板への部品実装においては、スルーホールに部品リードを挿入し電気的、機械的接合を得る部品実装方法に替わって、プリント配線板表面に平面的に形成されたパッド上に部品電極を半田付けする表面実装方法が大半を占めてきた。
【0003】
表面実装部品の適用は、これらをプリント配線板の表裏両面に実装することによって、高密度実装化の有効な手段となる。これに対し、部品リードをプリント配線板のスルーホールに挿入して実装する部品(以下リード付き挿入部品という)は、その部品本体が実装面のエリアを占有するばかりでなく、部品リードが貫通した反対側の面(裏面)においても、その位置への部品の実装は不可能であり、更にはそのスルーホールの外縁に形成されたランドにより裏面への外層パターンの配設が制限される。
【0004】
したがって、現在挿入部品の形態を残している部品は、プリント配線板との接合部に大きな力が加わると想定される部品にほぼ限られてきた。部品本体の質量が非常に大きいもの、あるいはコネクタ等がそれに当たる。なぜならばプリント配線板の表面に平面的に形成された表面実装部品用のパッドは、スルーホールに比べ著しく剥離強度に劣るからである。
【0005】
このような理由からリード付挿入部品と表面実装部品が1枚のプリント配線板に混在する状況が多い中、リード付挿入部品のリードの位置の裏面に表面実装部品あるいは配線パターンが配設可能となれば、より一層の高密度実装化が実現できるのは自明である。
【0006】
そこで、近年公開されている技術として例えば特開平8−162766公報がある。この技術を利用して非貫通スルーホールを形成し、リード付挿入部品のリードの位置の裏面に表面実装用パッドあるいはパターンを配設することができる。
【0007】
この技術を図4、図5および図6に基づいて説明する。図4および図5は前記公報が開示した製造工程を示す模式図であり、図6はこのプリント配線板を利用することにより考えられる部品実装形態を示す図である。
【0008】
図4(a)において多層銅張り積層板101に最外層102、103とパターン形成された内層パターン104、105がある。図4(b)において内層パターン104、105の位置に貫通穴106を穿設する。
【0009】
図4(c)において、多層銅張り積層板101の表裏面を含めてスルーホールめっき107を施す。図4(d)において上方からドリリングを行い内層パターン105の手前までのスルーホールめっき107を削り取る。図5(e)においてこの貫通穴106に絶縁樹脂108を充填する。
【0010】
図5(f)において更に大径のドリリングを上方から行い、内層パターン104が露出する深さまでの非貫通穴109を凹設する。また、貫通穴110を穿設する。図5(g)においてめっき処理を施し、前記非貫通穴109をめっき付の非貫通スルーホール111とし、前記貫通穴110をめっき付の貫通スルーホール112とする。合わせて表裏面にもめっき処理されることにより、非貫通スルーホール111の位置の裏面側111Aにもめっき層が形成される。
【0011】
図5(h)において両面の外層を所定の配線パターンにエッチングすることで、非貫通スルーホール111とその位置の裏面側に表面実装用パッド113を持ったサーフェスビアホール114が形成される。またここで必要により、表面実装用パッド113を配線パターンとしてもなんら不都合がないことは明らかである。
【0012】
その結果、図6で示すようにプリント配線板101の一方の面にリード付挿入部品51のリードが接続でき、その位置の裏面に表面実装部品52が接続可能となる。ここで53は接続に使用したはんだである。
【0013】
また他の技術として、例えば特開平10−51093公報で開示されている非貫通スルーホールを利用して、前記したようなリード付挿入部品のリードの位置の裏面に表面実装用パッドあるいは配線パターンを配設可能とすることができる。
【0014】
この技術を図7および図8に基づいて説明する。図7はこの公報が開示した製造工程を示す模式図であり、図8はこのプリント配線板の部品実装形態を示す図である。
【0015】
図7(a)において201は両面若しくは多層の銅張り積層板であり、まずこの銅張り積層板201に対して貫通穴202を穿設する。図7(b)において第1の銅めっきを施しスルーホールめっき層203を形成し貫通穴202を貫通スルーホール202Aとする。図7(c)において、この貫通スルーホール202A内に絶縁樹脂204を充填する。
【0016】
図7(d)において第2の銅めっきを施し第2のめっき層205を形成する。図7(e)において所定の外層パターンとなるようにエッチング処理を行う。この結果配線パターン206やパッド208が形成される。図7(f)において前記絶縁樹脂204を薬品溶液若しくはレーザー加工で除去し、非貫通スルーホール209を形成する。
【0017】
このようにして形成された非貫通スルーホール209を用いることにより、図8で示すように非貫通スルーホール209の開口部側にはリード付き挿入部品51のリードが接続でき、このリードの位置の裏面には表面実装部品52の接続用のパッド208あるいはパターンを配設することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前述した従来の技術では次のような問題が生じている。まず図4、図5および図6に基づいて説明した第1の従来技術では、図4(b)で一度穿設した貫通穴106に図5(e)で絶縁樹脂108を充填し、更にその充填樹脂に図5(f)で非貫通穴109を凹設するという煩雑な工程を経なければならないこと。
【0019】
図4(d)においてスルーホールめっき107をドリリングで削り取ったり、図5(f)で内層パターン104を露出させる程度のドリリングを行わねばならず、工程中に2度も位置、径および深さの精度を同時に要求される難易度の高い作業が必要となる。
【0020】
図5(g)において非貫通穴109にめっきを施し非貫通スルーホール111とするが、有底の穴にめっきを施すことは、めっき液が穴に充満し難くめっきの析出が均一にならなかったり、めっき後めっき液を穴から排出し難いという問題を引き起こす。
【0021】
また図7及び図8に基づいて説明した第2の従来技術では、一度スルーホール202Aに充填した樹脂204を乾燥硬化させ、更にめっき及びエッチングを行った後、先の工程で充填・硬化させた該樹脂を完全に除去するという製造工程を経なければならない。
【0022】
非貫通穴に充填され硬化した樹脂を残渣なく除去することは、技術的に困難であり、残渣が存在した場合は部品組み立て後にのみ発見可能な接触不良の可能性を有してしまう。この結果がプリント配線板の歩留まりの悪さ、つまりコストアップの大きな要因となる。
【0023】
また第2の従来技術の工法では、非貫通スルーホールとその裏面の表面実装用パッドとは必ず電気的に導通しており、回路パターンの設計自由度を著しく制限する。
【0024】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、リード付き挿入部品のリードを接続し、そのリードの位置の裏面に表面実装用パッドあるいは配線パターンを配設可能とするプリント配線板を提供し、その製造方法においては、簡易で不良率が少なく、コスト低減が図れる方法を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明により、貫通スルーホールと回路パターンが形成された2枚のプリント配線板と、これらプリント配線板の間に介在し絶縁接着する第1の絶縁接着層と、一方の面に回路パターンが形成され他方の面が前記プリント配線板のうちの一方のプリント配線板の外面に第2の絶縁接着層で接着された片面銅張り積層板と、積層後の全層を貫通するスルーホールとを備え、前記片面銅張り積層板に形成された穴によって露出し一端が表面に開いた非貫通スルーホールが前記プリント配線板のうち一方のプリント配線板に形成されていた貫通スルーホールにより構成され、樹脂充填されたサーフェスビアホールが他方のプリント配線板に形成されていた貫通スルーホールにより構成され、前記非貫通スルーホールにはリード付き挿入部品のリードを挿入可能とし、前記サーフェスビアホール上には表面実装用パッドあるいは配線パターンの配設を可能としたことを特徴とするプリント配線板を提供する。
【0026】
また前記プリント配線板のうち一つの態様として、前記非貫通スルーホールと前記サーフェスビアホールが、プリント配線板の主面方向から透視した場合、少なくとも一部が重なるように配置されていることを特徴とするプリント配線板を提供する。
【0027】
さらに前記プリント配線板のうち一つの態様として前記非貫通スルーホールと前記サーフェスビアホールが同一格子上に配置されていることを特徴とするプリント配線板を提供する。
【0028】
これらプリント配線板において、次の工程を有することを特徴とするプリント配線板の製造方法を提供する。
【0029】
(1)非貫通スルーホール形成面側を形成すべき銅張り積層板とサーフェスビアホール形成面側を形成すべき銅張り積層板に対して、これらを積層する前の単品の段階で、それぞれに貫通スルーホールと回路パターンを形成し、2枚のプリント配線板とする工程
【0030】
(2)非貫通スルーホール形成面側のプリント配線板、第1の耐熱樹脂フィルム、第1のプリプレグ、サーフェスビアホール形成面側のプリント配線板の順で積層し、加熱圧着する工程
【0031】
(3)第2のプリプレグにおいて、非貫通スルーホールと重なる位置を含む所定の範囲に穴を設ける工程
【0032】
(4)非貫通スルーホール形成面側に前記第2のプリプレグを積層し、前記穴に第2の耐熱樹脂フィルムをはめ込む工程
【0033】
(5)前記第2のプリプレグを介して片面銅張り積層板を積層し、加熱圧着する工程
【0034】
(6)積層後の全層を貫通するスルーホールを形成し、外層パターンを形成する工程
【0035】
(7)非貫通スルーホールとなるべき部分の表面部を覆っている前記片面銅張り積層板の基材層を除去し、これにより露出した前記第2の耐熱樹脂フィルムを取り除く工程
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1、図2および図3に基づいて説明する。図1および図2は本発明に係るプリント配線板の製造方法を示す断面模式図であり、図3は本発明に係るプリント配線板の部品実装形態を示す断面図である。
【0037】
まず、図1に基づき本発明に係るプリント配線板の製造方法を説明する。図1(a)において1および2は両面又は多層の銅張り積層板である。1A、1B、2A、2Bは各々の銅張り積層板の外層銅箔であり、1C、2Cはこれら銅張り積層板が多層板である場合の配線パターン化済の内層である。
【0038】
図1(b)において銅張り積層板1に貫通穴3を、銅張り積層板2に貫通穴4を穿設する。穴位置は任意であるが、本実施例では同一格子上に両者を配置する。次に図1(c)において両銅張り積層板にめっきを施してスルーホールめっき層5Cおよび6Cを形成し、貫通穴3および4を貫通スルーホール3Aおよび4Aとする。
【0039】
またエッチングを行うことにより配線パターン5A、5Bおよび6Aを形成するが、このとき銅張り積層板2における銅箔2Bの面のみエッチングを行わないでおく。このようにして2枚の銅張り積層板からプリント配線板1Pとプリント配線板2Pを作成する。
【0040】
次に図1(d)において、プリント配線板1P、第1の耐熱樹脂フィルム7、第1のプリプレグ(絶縁接着層)8、プリント配線板2Pの順に積層する。このとき第1の耐熱樹脂フィルムとしては例えばポリイミドフィルムを用い、片面7Aに接着剤を塗布しておく。
【0041】
積層は加熱加圧で行うので図2(e)のように第1のプリプレグ8が流動状態となりプリント配線板2Pのスルーホール4Aに充満する。しかしこのときプリント配線板1Pのスルーホール3Aには耐熱樹脂フィルム7があるので流動化したプリプレグ8は侵入せず非貫通スルーホール3Bとなる。
【0042】
次に図2(f)において第2のプリプレグ9を用意する。第2のプリプレグは予め抜き型あるいはレーザ等で加工し、非貫通スルーホール3Bと重なる位置を含む所定の範囲に穴9Aを明けておく。このとき第2のプリプレグ9としては、比較的樹脂流れ性の低いタイプを選定するのが好適である。
【0043】
次に図2(g)において第2のプリプレグ9の穴9Aの部分に第2の耐熱樹脂フィルム10をはめ込み、その上から片面銅張り積層板11を銅箔11Aを外側にして加熱加圧積層する。この時第2の耐熱樹脂フィルム10としては、剥離性の良いフィルムを使用するのが好適である。
【0044】
次に図2(h)において新たな貫通スルーホール12を形成し、エッチングにより外層配線パターンを形成する。これにより配線パターン13や表面実装用パッド14が形成される。
【0045】
次に図2(i)において、前記エッチングにより露出した片面銅張り積層板11の基材部11Bにエンドミル等で穴加工する。穴位置は前記第2のプリプレグに加工した穴9Aとほぼ一致させる。この穴から前記第2の耐熱樹脂フィルム10を取り出して片面を開口させることにより非貫通スルーホール3Bを露出させる。
【0046】
これらの工程により、非貫通スルーホール3Bと表面に表面実装用パッド14を有したサーフェスビアホール15とを同一格子上に形成できる。また、前記表面実装用パッド14が配線パターンであってもなんら不都合がないことは言うまでもない。
【0047】
次に図3に基づいて、本発明に係るプリント配線板の部品実装について説明する。図3(a)は片面にリード付挿入部品51が実装され、このリードの位置の裏面に表面実装部品52の電極が接続されている状態を示す。この場合リードははんだ53により非貫通スルーホールに接続されている。
【0048】
さらに図3(b)には別の接続形態を示す。別のリード付挿入部品54のリード54Aはリードの軸方向と略直角方向に弾性を有しており、リードをスルーホールに圧入することで電気的および機械的接続を得るものであり、一般にはプレスフィット接続と呼ばれている。このプレスフィット接続にも本発明に係るプリント配線板は問題なく適用可能である。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、2枚の銅張り積層板に予めスルーホールを形成し、そのうち一方のスルーホールをそのまま利用して非貫通スルーホールとするので、一度樹脂充填しさらにその樹脂に非貫通穴を凹設するような煩雑な工程を経なくてもよくなる。
【0050】
また、積層と同時にサーフェスビアホールにのみ樹脂が充填されるので、従来技術のように樹脂充填のみの工程を設ける必要がない。
【0051】
さらに、非貫通穴をあとから凹設しないので、穴深さ精度をミクロン単位で制御する必要がなくなる。加えて非貫通穴にめっきを施す必要もなくなるのでめっき液の入り込み不足や除去不足を配慮する必要がなくなる。
【0052】
また、樹脂充填された非貫通穴の樹脂を除去する工程もなくなるので、樹脂残渣について配慮する必要がなくなる。
【0053】
また同一格子上であっても、非貫通スルーホールとその裏面の表面実装用パッドあるいは配線パターンとは電気的に独立しているので、回路パターン設計の自由度が高い。
【0054】
これらのことから、特別の生産設備を必要とすることなくパターンおよび部品の配置設計自由度が向上でき、加えて安定した品質が得られるため、高密度設計であってもコストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプリント配線板の製造工程を示す断面模式図
【図2】本発明によるプリント配線板の製造工程を示す断面模式図
【図3】本発明によるプリント配線板の部品実装形態示す断面模式図
【図4】第1の従来技術によるプリント配線板の製造工程を示す断面模式図
【図5】第1の従来技術によるプリント配線板の製造工程を示す断面模式図
【図6】第1の従来技術によるプリント配線板の部品実装形態を示す断面模式図
【図7】第2の従来技術によるプリント配線板の製造工程を示す断面模式図
【図8】第2の従来技術によるプリント配線板の部品実装形態を示す断面模式図
【符号の説明】
1、2 銅張り積層板
1P、2P プリント配線板
3、4 貫通穴
3A、4A 貫通スルーホール
3B 非貫通スルーホール
7 第1の耐熱樹脂フィルム
8 第1のプリプレグ
9 第2のプリプレグ
10 第2の耐熱樹脂フィルム
11 片面銅張り積層板
12 貫通スルーホール
13 配線パターン
14表面実装用パッド
15サーフェスビア
Claims (4)
- 表裏両面に部品実装を可能としたプリント配線板において、貫通スルーホールと回路パターンが形成された2枚のプリント配線板と、これらプリント配線板の間に介在し絶縁接着する第1の絶縁接着層と、一方の面に回路パターンが形成され他方の面が前記プリント配線板のうちの一方のプリント配線板の外面に第2の絶縁接着層で接着された片面銅張り積層板と、積層後の全層を貫通するスルーホールとを備え、
前記片面銅張り積層板に形成された穴によって露出し一端が表面に開いた非貫通スルーホールが前記プリント配線板のうち一方のプリント配線板に形成されていた貫通スルーホールにより構成され、
樹脂充填されたサーフェスビアホールが他方のプリント配線板に形成されていた貫通スルーホールにより構成され、
前記非貫通スルーホールにはリード付き挿入部品のリードを挿入可能とし、
前記サーフェスビアホール上には表面実装用パッドあるいは配線パターンの配設を可能としたこと
を特徴とするプリント配線板。 - 前記非貫通スルーホールと前記サーフェスビアホールが、プリント配線板の主面方向から透視した場合、少なくとも一部が重なるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板。
- 前記非貫通スルーホールと前記サーフェスビアホールが同一格子上に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のプリント配線板。
- 請求項1から3のいずれかのプリント配線板において、次の工程を有することを特徴とするプリント配線板の製造方法。
(1)非貫通スルーホール形成面側を形成すべき銅張り積層板とサーフェスビアホール形成面側を形成すべき銅張り積層板に対して、これらを積層する前の単品の段階で、それぞれに貫通スルーホールと配線パターンを形成し、2枚のプリント配線板とする工程
(2)非貫通スルーホール形成面側のプリント配線板、第1の耐熱樹脂フィルム、第1のプリプレグ、サーフェスビアホール形成面側のプリント配線板の順で積層し、加熱圧着する工程
(3)第2のプリプレグにおいて、非貫通スルーホールと重なる位置を含む所定の範囲に穴を設ける工程
(4)非貫通スルーホール形成面側に前記第2のプリプレグを積層し、前記穴に第2の耐熱樹脂フィルムをはめ込む工程
(5)前記第2のプリプレグを介して片面銅張り積層板を積層し、加熱圧着する工程
(6)積層後の全層を貫通するスルーホールを形成し、外層パターンを形成する工程
(7)非貫通スルーホールとなるべき部分の表面部を覆っている前記片面銅張り積層板の基材層を除去し、これにより露出した前記第2の耐熱樹脂フィルムを取り除く工程
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