JP2006209666A - コンテンツ提供システム,クライアントデバイス,サーバおよびプログラム - Google Patents

コンテンツ提供システム,クライアントデバイス,サーバおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツの提供態様をユーザの希望に即したものとすること
【解決手段】複合機から機能サーバへコンテンツの継続的な提供の一時停止および再開を指令するだけでなく(s628,s636,s646)、この指令する際にユーザに指定させた取扱方法(s622,s632,s644)を通知することで、コンテンツの提供を再開した際、先に通知した取扱方法による態様で未提供コンテンツを提供する(または提供されないようにする)ことができる。ここで、未提供コンテンツの取扱方法は、ユーザが指定したものであるため、未提供コンテンツの提供態様をユーザの希望に即したものとすることができる。さらに、未提供コンテンツがユーザにとって価値の無いコンテンツである場合に、取扱方法として未提供コンテンツが提供されなくなる方法を指定することで、そのような価値のないコンテンツが印刷されることに伴う記録媒体などの無用な消費を抑えることができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、それぞれデータ通信可能なサーバおよびクライアントデバイスからなり、サーバからクライアントデバイスに対し、このクライアントデバイス側で記録媒体への印刷が可能なコンテンツを提供するためのコンテンツ提供システム,このシステムを構成する各デバイス,および,これらを制御するためのプログラムに関する。
現在、サーバからクライアントデバイスに対して継続的にコンテンツを提供することが行われている。
また、近年では、このようなコンテンツの提供を行うシステムにおいて、例えば、ユーザ側がコンテンツ(朗読情報)の提供中断(一時停止)を希望する場合に、クライアントデバイスから提供中断を指令(一時停止指示情報を送信)することで、コンテンツの継続的な提供を中断させ、その後、コンテンツの提供再開(一時停止解除)することを希望するときに、クライアントデバイスから提供再開を指令(一時停止解除指示情報を送信)することで、提供を中断した以降のコンテンツをからの提供を再開させる、といった技術が提案されており(特許文献1参照)、これにより、ユーザはコンテンツの提供を自由なタイミングで受けることができる。
特開2002−07417号公報
ただ、上述した技術においては、コンテンツの提供を中断することはできても、コンテンツの提供を再開するまでに提供されなかった未提供コンテンツをユーザが必要としているか否かに拘わらず、この未提供コンテンツからの提供を再開するだけであるため、必ずしもコンテンツの提供態様がユーザの希望に即したものになっていなかった。
例えば、サーバにより提供されるコンテンツが、ニュースなどのように本来提供すべきタイミングにおいて最も価値がある情報の場合には、コンテンツの提供を再開するまでにその価値が失われてしまうことがあるため、ユーザからすると、そのようなタイミングを逸した価値のないコンテンツを希望しないことも考えられる。
特に、上述のようなコンテンツをクライアントデバイス側で記録用紙等に印刷することでユーザへの提供を行う構成を考えると、ユーザにとって価値の無いコンテンツに対して記録用紙などを無用に消費してしまうことになるため、好ましいこととはいえない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、コンテンツの提供態様をユーザの希望に即したものとするための技術を提供することである。
上記課題を解決するため請求項1に記載のコンテンツ提供システムは、それぞれデータ通信可能なサーバおよびクライアントデバイスからなり、前記サーバから前記クライアントデバイスに対し、該クライアントデバイス側で記録媒体への印刷が可能なコンテンツを提供するためのものであって、このシステムにおいて、前記クライアントデバイスは、前記サーバから継続的に提供されるコンテンツを随時記録媒体に印刷する印刷手段と、ユーザの操作を受けて前記サーバからのコンテンツの継続的な提供の中断を前記サーバに指令する中断指令手段と、該中断指令手段により提供中断を指令したことで前記サーバから提供されなくなる未提供コンテンツの取扱をどのようにするかを示す取扱方法をユーザに指定させる方法指定手段と、該方法指定手段により指定された取扱方法を前記サーバに対して通知する方法通知手段と、前記中断指令手段により提供中断が指令された以降、ユーザの操作を受けて前記サーバからのコンテンツの継続的な提供の再開を前記サーバに指令する再開指令手段と、を備えている。また、前記サーバは、前記クライアントデバイスに対する継続的なコンテンツの提供を行う提供手段と、前記中断指令手段からコンテンツの提供中断が指令された際に、前記提供手段による継続的なコンテンツの提供を中断させる提供中断手段と、該提供中断手段により継続的なコンテンツの提供を中断させた以降、前記再開指令手段からコンテンツの提供再開が指令された場合に、前記提供手段による継続的なコンテンツの提供を再開させる提供再開手段と、前記提供中断手段により継続的なコンテンツの提供を中断させてから前記提供再開手段によりコンテンツの提供を再開させるまでの前記クライアントデバイスに提供されなかった未提供コンテンツを、前記方法通知手段から通知された取扱方法に従って処理する通知処理手段と、を備えている。
このように構成すれば、クライアントデバイスから、ユーザに指定された未提供コンテンツの取扱方法をサーバに通知することにより、こうして通知された取扱方法に従ってサーバ側で未提供コンテンツを処理させることができる。これにより、クライアントデバイスのユーザに指定された態様で未提供コンテンツが提供される,または,提供されないようにすることができるため、未提供コンテンツの提供態様をユーザの希望に即したものとすることができる。
さらに、例えば、未提供コンテンツがユーザにとって価値の無いコンテンツである場合、ユーザは、未提供コンテンツが提供されない旨の取扱方法を指定することにより、そのような価値のないコンテンツが印刷されることにより記録媒体などが無用に消費されてしまうこともない。
この構成において、サーバからクライアントデバイスへのコンテンツの提供は継続的に行われるが、この「継続的」とは、例えば、あらかじめ定められたスケジュールに従って定期的に提供することや、提供すべきコンテンツが発生したタイミングで不定期に提供することなどを示すものである。
また、クライアントデバイスの中断指令手段,再開要求手段による指令は、ユーザの操作が行われた時点で直ちになされる、または、ユーザの操作が行われた後、所定の指令タイミング(例えば、定められたタイミングやユーザに指定させたタイミングなど)となったときに、先に行われた操作内容に基づいてなされるように構成するとよい。
また、クライアントデバイスの方法通知手段は、方法指定手段により指定された取扱方法をサーバに対して通知する手段であり、この取扱方法の通知は、方法指定手段により取扱方法が指定された以降であれば、よい。
具体的には、請求項2に記載のように、前記中断指令手段による提供中断の指令または前記再開指令手段による提供再開の指令が行われた際に、前記方法指定手段により指定された取扱方法の通知を行う、ように構成する。
このように構成すれば、クライアントデバイスからは、中断指令手段による提供中断の指令,または,再開指令手段による提供再開の指令が行われたタイミングで方法指定手段により指定された取扱方法をサーバへ通知することができる。このように、コンテンツの提供中断または提供再開の指令に伴って取扱方法を通知することができるため、取扱方法を通知するためだけに独立した情報のやりとりを発生させる必要がなくなり、クライアントデバイスおよびサーバにおける処理負担を軽減することができる。
また、上述した方法指定手段によりユーザが指定可能となる未提供コンテンツの取扱方法としては、請求項3に記載のように、少なくとも、前記未提供コンテンツの提供を要求する旨,前記未提供コンテンツの提供を要求しない旨,前記未提供コンテンツそれぞれについて選択的に提供を要求する旨のうち、いずれか1以上が含まれているとよい。
このように構成すれば、クライアントデバイスのユーザは、未提供コンテンツの提供を要求する旨,未提供コンテンツの提供を要求しない旨,未提供コンテンツそれぞれについて選択的に提供を要求する旨のうち、いずれかの取扱方法を任意に指定することができる。
この構成において、未提供コンテンツの提供を要求する旨が、指定可能な取扱方法として含まれている場合であれば、例えば、サーバの通知処理手段を、「提供中断手段によりコンテンツの提供が中断されて提供再開手段によりコンテンツの提供が再開されるまでの未提供コンテンツ全てを特定可能な未提供情報を保存しておき、クライアントデバイスから通知された取扱方法が未提供コンテンツの提供を要求する旨である場合、保存しておいた未提供情報で特定される未提供コンテンツを、提供再開手段によりコンテンツの提供が再開された以降にクライアントデバイスに対して提供手段により提供させる」ように構成するとよい。なお、未提供情報の保存については、未提供コンテンツの提供を要求する旨の取扱方法が通知された以降に開始するように構成してもよい。この構成であれば、ユーザは、未提供コンテンツの取扱方法として、コンテンツの提供を要求する旨を指定することができ、これにより、コンテンツの提供を再開させた以降に未提供コンテンツ全ての提供を受けることができる。
また、未提供コンテンツの提供を要求する旨が、指定可能な取扱方法として含まれていない場合であれば、例えば、サーバの通知処理手段を、「クライアントデバイスから通知された取扱方法が未提供コンテンツの提供を要求しない旨である場合に、提供中断手段によりコンテンツの提供が中断されて提供再開手段によりコンテンツの提供が再開されるまでの未提供コンテンツ全てを特定可能な未提供情報を保存しない」ように構成するとよい。この構成であれば、ユーザは、未提供コンテンツの取扱方法として、コンテンツの提供を要求しない旨を指定することができ、これにより、コンテンツの提供を再開させた以降、未提供コンテンツ全ての提供を受けないようにすることができる。この取扱方法は、サーバにより提供されるコンテンツがニュースなどのように本来提供すべきタイミングにおいて最も価値がある情報の場合に有意義な取扱方法であり、コンテンツの提供を再開するまでにその価値が失われてしまうことが考えられる場合、このような未提供コンテンツの提供を受けないようにすることで、無用な情報のやりとりや未提供コンテンツが印刷されることによる記録用紙などの無用な消費を抑えることができる。
また、未提供コンテンツの提供を要求する旨が、未提供コンテンツそれぞれについて選択的に提供を要求する旨であれば、例えば、サーバの通知処理手段を、「提供中断手段によりコンテンツの提供が中断されて提供再開手段によりコンテンツの提供が再開されるまでの未提供コンテンツ全てを特定可能な未提供情報を保存しておき、クライアントデバイスから通知された取扱方法が未提供コンテンツそれぞれについて選択的に提供を要求する旨である場合に、保存しておいた未提供情報で示される未提供コンテンツのうち、選択的に提供を要求されている未提供コンテンツを、提供再開手段によりコンテンツの提供が再開された以降にクライアントデバイスに対して提供手段により提供させる」ように構成するとよい。この構成であれば、ユーザは、未提供コンテンツの取扱方法として、未提供コンテンツそれぞれについて選択的に提供を要求する旨を指定することができ、こうして選択的に要求した未提供コンテンツのみの提供を受けることができる。
なお、上述した未提供情報は、未提供コンテンツそれぞれを特定可能な情報であればよく、例えば、未提供コンテンツに対応付けられた識別コードや、未提供コンテンツそのものを利用することが考えられる。
また、請求項4に記載のコンテンツ提供システムでは、前記クライアントデバイスにおいて、前記再開指令手段は、前記中断指令手段による提供中断の指令が行われた際に、コンテンツの提供を再開する時期の通知を提供再開の指令として行う、ように構成されており、前記サーバにおいて、前記提供再開手段は、前記提供中断手段により継続的なコンテンツの提供を中断させた以降、前記クライアントデバイスからコンテンツの提供を再開する時期として通知された時期となった際に、前記提供手段による継続的なコンテンツの提供を再開させる、ように構成されている。
このように構成すれば、クライアントデバイスからは、中断指令手段による提供中断の指令が行われた際に、提供再開の指令として提供再開の時期をサーバに通知することができ、サーバは、コンテンツの提供を中断した以降、こうして通知された時期になったときにコンテンツの提供を再開することとなる。このように、コンテンツの提供中断の指令に伴ってコンテンツの提供再開の指令を行うことができるため、コンテンツの提供再開のためだけに独立した情報のやりとりを発生させる必要がなくない、クライアントおよびサーバにおける処理負担を軽減することができる。
また、請求項5に記載のクライアントデバイスは、データ通信可能なサーバから記録媒体への印刷が可能なコンテンツの提供を受けるためのクライアントデバイスである。そして、前記サーバから継続的に提供されるコンテンツを随時記録媒体に印刷する印刷手段と、ユーザの操作を受けて前記サーバからのコンテンツの継続的な提供の中断を前記サーバに指令する中断指令手段と、該中断指令手段により提供中断を指令したことで前記サーバから提供されなくなる未提供コンテンツの取扱をどのようにするかを示す取扱方法をユーザに指定させる方法指定手段と、該方法指定手段により指定された取扱方法を前記サーバに対して通知する方法通知手段と、前記中断指令手段により提供中断が指令された以降、ユーザの操作を受けて前記サーバからのコンテンツの継続的な提供の再開を前記サーバに指令する再開指令手段と、を備えている。
このように構成されたクライアントデバイスによれば、請求項1に記載のコンテンツ提供システムの一部(クライアントデバイス)を構成することができる。
なお、このクライアントデバイスについては、請求項2から4のいずれかに記載のクライアントデバイスと同様の構成としてもよく、この場合、請求項2から4のいずれかに記載のコンテンツ提供システムの一部(クライアントデバイス)を構成することができる。
また、請求項6に記載のサーバは、データ通信可能なクライアントデバイスに対し、該クライアントデバイス側で記録媒体への印刷が可能なコンテンツを提供するためのサーバである。そして、前記クライアントデバイスに対する継続的なコンテンツの提供を行う提供手段と、前記クライアントデバイスからコンテンツの提供中断が指令された際に、前記提供手段による継続的なコンテンツの提供を中断させる提供中断手段と、該提供中断手段により継続的なコンテンツの提供を中断させてから前記提供再開手段によりコンテンツの提供を再開させるまでの前記クライアントデバイスからコンテンツの提供再開が指令された場合に、前記提供手段による継続的なコンテンツの提供を再開させる提供再開手段と、前記提供中断手段により継続的なコンテンツの提供を中断させた以降、前記クライアントデバイスに提供されなかった未提供コンテンツを、前記クライアントデバイスから通知された取扱方法に従って処理する通知処理手段と、を備えている。
このように構成されたサーバによれば、請求項1に記載のコンテンツ提供システムの一部(サーバ)を構成することができる。
なお、このサーバについては、請求項2から4のいずれかに記載のサーバと同様の構成としてもよく、この場合、請求項2から4のいずれかに記載のコンテンツ提供システムの一部(サーバ)を構成することができる。
また、請求項7に記載のプログラムは、継続的なコンテンツの提供を行う提供手順と、該提供手順で継続的に提供されるコンテンツを随時記録媒体に印刷する印刷手順と、ユーザの操作を受けて前記提供手順によるコンテンツの継続的な提供の中断を指令する中断指令手順と、該中断指令手順からコンテンツの提供中断が指令された際に、前記提供手順による継続的なコンテンツの提供を中断させる提供中断手順と、前記中断指令手順により提供中断を指令したことで前記提供手順にて提供されなくなる未提供コンテンツの取扱をどのようにするかを示す取扱方法をユーザに指定させる方法指定手順と、前記中断指令手順により提供中断が指令された以降、ユーザの操作を受けて前記提供手順によるコンテンツの継続的な提供の再開を指令する再開指令手順と、前記提供中断手順により継続的なコンテンツの提供を中断させた以降、前記再開指令手順によりコンテンツの提供再開が指令された場合に、前記提供手順による継続的なコンテンツの提供を再開させる提供再開手順と、前記提供中断手順により継続的なコンテンツの提供を中断させてから前記提供再開手順によりコンテンツの提供を再開させるまでに提供されなかった未提供コンテンツを、前記方法指定手順により指定された取扱方法に従って処理する通知処理手順と、を含むものである。
このようなプログラムにより制御されるコンピュータシステムは、請求項1に記載のコンテンツ提供システムの一部を構成することができる。
また、このプログラムについては、請求項2から4のいずれかに記載のコンテンツ提供システムの備える全手段としての機能を実現するための処理手順をコンピュータシステムに実行させるためのプログラムとしてもよく、この場合、このコンピュータシステムは、請求項2から4のいずれかに記載のコンテンツ提供システムの一部を構成することができる。
また、請求項8に記載のプログラムは、サーバとデータ通信可能なクライアントデバイスに、前記サーバからコンテンツの提供を受けるための各種処理手順を実行させるためのプログラムである。そして、前記サーバから継続的に提供されるコンテンツを随時記録媒体に印刷する印刷手順と、ユーザの操作を受けて前記サーバからのコンテンツの継続的な提供の中断を前記サーバに指令する中断指令手順と、該中断指令手順により提供中断を指令したことで前記サーバから提供されなくなる未提供コンテンツの取扱をどのようにするかを示す取扱方法をユーザに指定させる方法指定手順と、該方法指定手順により指定された取扱方法を前記サーバに対して通知する方法通知手順と、前記中断指令手順により提供中断が指令された以降、ユーザの操作を受けて前記サーバからのコンテンツの継続的な提供の再開を前記サーバに指令する再開指令手順と、を含むものである。
このようなプログラムにより制御されるサーバは、請求項1に記載のコンテンツ提供システムの一部(サーバ)を構成することができる。
また、このプログラムについては、請求項2から4のいずれかに記載のサーバの備える全手段としての機能を実現するための処理手順をサーバに実行させるためのプログラムとしてもよく、この場合、このサーバは、請求項2から4のいずれかに記載のコンテンツ提供システムの一部(サーバ)を構成することができる。
また、請求項9に記載のプログラムは、クライアントデバイスとデータ通信可能なサーバに、前記クライアントデバイスに対してコンテンツを提供するための各種処理手順を実行させるためのプログラムである。そして、前記クライアントデバイスに対する継続的なコンテンツの提供を行う提供手順と、前記クライアントデバイスからコンテンツの提供中断が指令された際に、前記提供手順による継続的なコンテンツの提供を中断させる提供中断手順と、該提供中断手順により継続的なコンテンツの提供を中断させた以降、前記クライアントデバイスからコンテンツの提供再開が指令された場合に、前記提供手順による継続的なコンテンツの提供を再開させる提供再開手順と、前記提供中断手順により継続的なコンテンツの提供を中断させてから前記提供再開手順によりコンテンツの提供を再開させるまでの前記クライアントデバイスに提供されなかった未提供コンテンツを、前記クライアントデバイスから通知された取扱方法に従って処理する通知処理手順と、を含むものである。
このようなプログラムにより制御されるクライアントデバイスは、請求項1に記載のコンテンツ提供システムの一部(クライアントデバイス)を構成することができる。
また、このプログラムについては、請求項2から4のいずれかに記載のクライアントデバイスの備える全手段としての機能を実現するための処理手順をクライアントデバイスに実行させるためのプログラムとしてもよく、この場合、このクライアントデバイスは、請求項2から4のいずれかに記載のコンテンツ提供システムの一部(クライアントデバイス)を構成することができる。
なお、上述した各プログラムは、コンピュータによる処理に適した命令の順番付けられた列からなるものであって、例えば、FD,CD−ROM,メモリーカードなどの記録媒体やインターネットなどの通信回線網を介して、クライアントデバイス,サーバ,コンテンツ提供システム,または,これらを利用するユーザに提供されるものである。また、これらプログラムをユーザに提供する形態としては、ハードディスクやメモリにプレインストールされた状態で提供することもできる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(1)全体構成
サービス提供システムは、図1に示すように、複合機10,ディレクトリサーバ20,機能サーバ30などからなり、これらがネットワーク(本実施形態においては、WAN:Wide Area Network)1を介してデータ通信可能に接続されている。具体的にいうと、複合機10,ディレクトリサーバ20および機能サーバ30は、それぞれルータ(R:周知のブロードバンドルータ)2〜4を介してネットワーク1と接続されている。
複合機10は、制御部11,操作部12,読取部13,記録部14,通信部15,記憶部16,音入力部17および音出力部18などを備えている。
これらのうち、制御部11は、CPU,ROM,RAM等を備え、このCPUが、ROMに記憶されているプログラムに従って複合機10全体を統括制御する。
また、操作部12は、図2に示すように、コピーキー41,スキャナキー42,FAXキー43,サービスキー44,設定キー45,上下左右の方向キー46〜49,OKキー50およびキャンセルキー51,ディスプレイ52などからなるユーザインタフェースとして構成されている。
また、読取部13は、スキャナとしての機能を実現するための入力デバイスであり、用紙等のシート状記録媒体に記録された画像を読み取り、その画像を表す画像データを生成する。
また、記録部14は、プリンタとしての機能を実現するための出力デバイスであり、画像データで示される画像を用紙等のシート状記録媒体に印刷する。
また、通信部15は、複合機10をネットワーク1に接続すると共に、このネットワーク1を介してデータを送受信するための処理を行う。
また、記憶部16は、図示しない不揮発性RAMを備えており、この不揮発性RAMにデータを記憶可能に構成されている。
また、音入力部17は、本複合機10が備える図示しないハンドセット(受話器)に設けられたマイクから音を入力し、その音を表す音データ(PCMデータ)を生成する。
そして、音出力部18は、音データ(PCMデータ)の表す音を、図示しないハンドセット,または,複合機10本体に設けられた図示しないスピーカから出力する。
ディレクトリサーバ20は、制御部21,通信部22および記憶部23を備えている。
これらのうち、制御部21は、CPU,ROM,RAM等を備え、このCPUが、ROMまたはRAMに記憶されているプログラムに従ってディレクトリサーバ20全体を統括制御する。
また、通信部22は、ディレクトリサーバ20をネットワーク1に接続すると共に、このネットワーク1を介してデータを送受信するための処理を行う。
そして、記憶部23は、図示しないハードディスクを備えており、このハードディスクにデータを記憶する。この記憶部23には、後述するサービス定義情報25を記憶するためのサービス定義情報記憶部24が設けられている。このサービス定義情報25は、XML(eXtensible Markup Language)により記述されたXMLデータであり、この記述内容に従って後述するサービス選択用画面を表示させることで、機能サーバ30が提供可能なサービス一覧(各サービスの種類及び要求先アドレス(URL;Uniform Resource Locator)を提供することができる。
機能サーバ30は、制御部31,通信部32および記憶部33などを備えている。
これらのうち、制御部31は、CPU,ROM,RAM等を備え、このCPUが、ROMまたはRAMに記憶されているプログラムに従って機能サーバ30全体を統括制御する。なお、この制御部31は、複合機10の制御部11に比べて充分に高性能な構成とされており、複合機10の制御部11では実行困難な処理についてもその処理を行うことができる。
また、通信部32は、機能サーバ30をネットワーク1に接続すると共に、このネットワーク1を介してデータを送受信するための処理を行う。
そして、記憶部33は、図示しないハードディスクを備えており、このハードディスクにデータを記憶する。この記憶部33は、それぞれ異なるサービスを提供するための処理を実行するサービスソフトウェア122を記憶するためのサービスソフト記憶部120と、後述するセッションIDなどの情報を記憶するセッション管理情報記憶部140と、後述する印刷データなどの情報を記憶するサービス出力記憶部150と、からなる。
(2)複合機10による処理
以下に、複合機10の制御部11により実行される各種処理について説明する。
(2−1)複合機処理
はじめに、複合機10が起動された以降、繰り返し実行される処理である複合機処理を図3に基づいて説明する。
この複合機処理が起動されたら、まず、初期化処理を行う(s102)。
この初期化処理を終えた後、外部からの指令,例えば、操作部12への入力操作やネットワーク1を介した指令信号の入力などが発生したら(s104)、その入力が動作モードをサービスモードへ移行させるための内容であるか否かをチェックする(s106)。ここでは、例えば、s104による入力が操作部12のサービスキー44を押下する操作であれば、サービスモードへ移行させるための内容であると判定し、サービスキー44を長押しする(2秒間押し続ける)操作であれば、サービス管理モードへ移行させるための内容であると判定する。なお、この「サービスモード」とは、以下の処理で示すように、機能サーバ30に対してサービスの提供を要求するための処理を実行するための動作モードであり、「サービス管理モード」とは、後述するように、複合機10に対するサービスの登録などを行うための処理を実行するための動作モードである。
このs106で、入力が後述するサービス管理モードへ移行させるための内容であると判定されたら(s106:NO)、後述するサービス管理処理を行った後(s108)、s104へ戻ることによりサービス管理モードとしての処理を終了する。
一方、s106で、サービスモードへ移行させるための内容であると判定されたら(s106:YES)、機能サーバ30に要求すべきサービスを指定する方法をユーザに選択させる(s110)。ここでは、サービスをリストから指定するか、要求先アドレスを直接入力により指定するかを選択させるための選択画面をディスプレイ52に表示させることによりユーザに選択を促す。この選択画面が表示された後、ユーザは、いずれにてサービスを指定するかの選択を操作部12により行うことができる。
このs110で、リストから指定する旨が選択されたら(s110:YES)、ディレクトリサーバ20にサービス一覧の照会を要求する(s112)。ここでは、ディレクトリサーバ20に対してサービス定義情報25の送信を要求するためのアドレスとしてあらかじめ記憶部16に記憶されたアドレス宛に、HTTP1.1(HTTP:HyperText Transfer Protocol)に基づくHTTPリクエスト(以降、単に「HTTPリクエスト」という)を送信することにより、サービス一覧の照会を要求する。このアドレスに基づいてアクセスを受けたディレクトリサーバ20は、HTTP1.1に基づくHTTPレスポンス(以降、単に「HTTPレスポンス」という)により、トップのサービス定義情報25をHTTPレスポンスにより返信してくる。このトップのサービス定義情報25は、「定期購読サービス」,「データ保存サービス」,「印刷サービス」,「コピー応用サービス」といったサービスのカテゴリについての選択を促すカテゴリ選択用画面を表示させるためのものである。
こうして、サービス一覧の照会を要求した後、ディレクトリサーバ20から返信されたサービス定義情報25を受信したら(s114)、このサービス定義情報25に基づいて選択用画面をディスプレイ52に表示させた後(s116)、次の処理(s120)へ移行する。このs116がトップのサービス定義情報25を受信した後に行われる場合には、そのXMLの記述に従って、図4(a)に示すように、「ディレクトリサービス」の文字がディスプレイ52の表示領域上部に配置され、選択可能なカテゴリを表す項目である「定期購読サービス」,「データ保存サービス」,「印刷サービス」,「コピー応用サービス」の文字が表示領域下部に配置されてなるカテゴリ選択画面の表示を行う。また、このサービス定義情報25には、各カテゴリに別のサービス定義情報25のアドレスがリンク先として割り当てられており、いずれかの項目がサービス選択画面に基づいて選択されることにより、その項目に対応するアドレスのサービス定義情報25にアクセスすることができる。なお、ここで表示される画面は、表示領域の制約上、すべての項目を一度に表示することができない場合、スクロールさせることで各項目の配置が上下に移動するように構成されている(以下ディスプレイ52への表示を行う説明において同様とする)。
また、s116の処理がトップ以外のサービス定義情報25を受信した後に行われる場合,具体的な例として、「定期購読サービス」に関するサービス定義情報25を受信した場合には、そのXMLの記述に従って、図4(b)に示すように、「定期購読サービス」の文字が表示領域上部に配置され、選択可能な項目として複数種類のサービスが表示領域下部に配置されてなるサービス選択画面の表示を行う。また、このサービス定義情報25についても、各サービスに別のサービス定義情報25のアドレスがリンク先として割り当てられており、いずれかの項目がサービス選択画面に基づいて選択された際に、その項目に対応するアドレスのサービスの提供をサーバに要求することになる。なお、「定期購読サービス」とは、あらかじめ定められたスケジュールに従って定期的にコンテンツの提供を受けたり、何らかの情報が発生したタイミングで不定期にコンテンツの提供を受ける、といったサービスのことである。
また、上述したs110で、要求先アドレスを直接入力により指定する旨が選択された場合には(s110:NO)、要求先アドレスを入力するためのアドレス入力画面をディスプレイ52に表示させた後(s118)、次の処理(s120)へ移行する。
こうして、選択用画面またはアドレス入力画面が表示された以降、ユーザは、いずれかの項目を選択する操作(アドレスを入力する操作),または,サービスモードを終了する操作(停止操作)を操作部12により行うことができる。
次に、ユーザによる操作部12への入力操作を受け付け(s120)、こうして行われた入力操作がリンクを選択する操作であるか否かをチェックする(s122)。ここでは、s116にて表示された選択用画面における項目を選択する操作,または,s118にて表示されたアドレス入力画面にアドレスを入力する操作が入力操作として行われた場合に、リンクを選択する操作であると判定する。
このs122で、リンクを選択する操作でないと判定された場合(s122:NO)、その入力操作が停止操作であれば(s124:YES)、s104へ戻ることによりサービスモードとしての処理を終了する一方、入力操作が停止操作でなければ(s124:NO)、拒否音(ブザー音など)を鳴動させた後(s126)、s120へ戻る。
また、s122で、入力操作がリンクを選択する操作であると判定された場合(s122:YES)、その選択されたリンクがサービスへのリンク,つまり機能サーバ30にサービスの提供を要求するためのアドレスであるか否かをチェックする(s128)。
このs128で、サービスへのリンクでないと判定された場合,つまり別のサービス定義情報25のアドレスである場合には(s128:NO)、ディレクトリサーバ20に対してサービス一覧の照会を要求し、該当するサービス定義情報25を受信した後(s130)、s116へ戻ってサービス選択用画面をディスプレイ52に表示させる。
そして、s128で、サービスへのリンクであると判定された場合には(s128:YES)、後述するセッション処理を行った後(s132)、s104へ戻ることによりサービスモードとしての処理を終了する。
(2−2)セッション処理
続いて、図3におけるs132であるセッション処理(クライアント側セッション処理)の詳細な処理手順を図5に基づいて説明する。
このセッション処理では、まず、図3におけるs120により選択されたリンク先(アドレスを直接入力した場合には、そのアドレス)に基づいてサービスを起動する(s202)。ここでは、リンク先に対してサービス起動指令をHTTPリクエストにより送信することで、図3におけるs120にてユーザに選択されたサービスを機能サーバ30側において起動させる。このサービス起動指令を受信した機能サーバ30からは、セッションIDがHTTPレスポンスにより返信されてくる。
次に、s204によるサービス起動指令に応じて機能サーバ30から返信されてくるセッションIDを受信する(s204)。なお、以降の処理で送信するHTTPリクエストおよびHTTPレスポンスには、特に明示しない限り、全てセッションIDが含まれた状態でやりとりされることとし、このHTTPリクエストを受信した機能サーバ30側では、このセッションIDに基づいて通信中のデバイスを管理(周知のセッション管理)するように構成されている。
次に、複合機10自身に対する指令の有無を問い合わせるための「複合機指令問合せ」をHTTPリクエストにより機能サーバ30へ送信する(s206)。この「複合機指令問合せ」を受信した機能サーバ30は、複合機10に対する指令が発生していれば、その内容を示す指令(指令が発生していない場合には「指令なし」を示す指令)をHTTPレスポンスにより返信してくる。
次に、s206による問い合わせにより返信されてくる指令(複合機指令)を受信したら(s208)、その指令がジョブ起動指令であるか否かを判定する(s210)。この「ジョブ起動指令」とは、後述のように、s202にてサービス起動指令を送信した以降、機能サーバ30側で発生する指令であり、そのタイミングやサービスの内容に応じたジョブの起動を指令する内容となっている。なお、このジョブ起動指令には起動すべきジョブのジョブID,ジョブの種類およびジョブの通信先アドレスが付加されている。
このs210で、ジョブ起動指令であると判定された場合(s210:YES)、ジョブの起動に必要なリソースを確保した後で(s212)、ジョブ起動指令で指令されたジョブを起動する(s213)。ここでは、ジョブ起動指令で指令されたジョブに対して、このジョブ起動指令に付加されたジョブIDおよび通信先アドレスを渡すことにより、そのジョブを起動する。なお、こうして起動されるジョブは、他の処理と並行して実行されるものであり、これについては、複数種類のサービスのうち、本発明を理解する上で重要なサービスである「定期購読サービス」を例に挙げて、後述する「サービス登録申請ジョブ」において詳述する。
こうして、ジョブの起動を行った後、所定インターバル待機した後(s214)、s206へ戻る。
また、上述したs210で、ジョブ起動指令でないと判定された場合(s210:NO)、s208で受信した指令がジョブ終了指令であるか否かをチェックする(s216)。この「ジョブ終了指令」とは、上述したs213でジョブを起動した以降、このジョブが終了した際に機能サーバ30側で発生する指令である。なお、このジョブ終了指令には、その終了したジョブのジョブIDが付加されている。
このs216で、ジョブ終了指令であると判定された場合(s216:YES)、このジョブ終了指令に付加されたジョブIDのジョブについて、このジョブを起動するにあたりs212にて確保したリソースを解放した後(s218)、s214へ移行する。
また、上述したs216で、ジョブ終了指令でないと判定された場合(s216:NO)、「指令なし」を示すものであるか否かをチェックし(s220)、「指令なし」を示すものであれば(s220:YES)、s214へ移行する一方、「指令なし」を示すものでなければ(s220:NO)、セッション終了指令であるか否かを判定する(s222)。この「セッション終了指令」とは、この複合機10に対するサービスの提供が終了した際に機能サーバ30側で発生する処理である。
そして、このs222で、セッション終了指令であると判定された場合(s222:YES)、そのまま本セッション処理を終了する一方、s208で受信した指令が上述したいずれの指令でもない場合,例えば、エラー通知情報である場合には(s222:NO)、エラーを報知するための処理(指令エラーの処理)を行った後(s224)、本セッション処理を終了する。このs224では、エラーである旨のメッセージをディスプレイ52に表示させることによりエラーを報知する。
(2−3)サービス登録申請ジョブ
続いて、図5におけるs213にて起動されるジョブの一種であるサービス登録申請ジョブの処理手順を図6に基づいて説明する。
このサービス登録申請ジョブが起動されると、まず、ユーザにユーザIDを入力させるためのID入力画面をディスプレイ52に表示させ、これに対応して操作部12によりユーザIDを入力する操作が行われたら(s302)、このユーザIDに基づいてサービス登録申請ジョブを機能サーバ30側において起動させる(s304)。ここでは、サービス定義情報25で示される定期購読サービスのアドレス宛に、サービスを起動させるためのサービス起動指令を、入力されたユーザIDと共にHTTPリクエストにより送信することで、定期購読サービスを機能サーバ30側において起動させる。このサービス起動指令を受信した機能サーバ30からは、サービス利用申請パラメータ要求がセッションIDと共にHTTPレスポンスにより返信されてくる。この「サービス利用申請パラメータ要求」は、後述のように、サービス起動指令を受信した機能サーバ30側で発生する指令であり、利用サービスパラメータを複合機10に対して要求するための指令となるXMLデータである。なお、ここでは、本サービス登録申請ジョブの起動毎にユーザに入力させたユーザIDと共にサービス起動指令を送信する構成となっているが、あらかじめ登録しておいたユーザIDと共にサービス起動指令を送信する構成としてもよい。
次に、s304にて送信したサービス起動指令に応じて機能サーバ30から送信されてくるサービス利用申請パラメータ要求およびセッションIDを受信する(s306)。
次に、s306にて受信したサービス利用申請パラメータ要求に基づいて利用サービスパラメータを指定させるためのパラメータ入力画面をディスプレイ52に表示させることにより、利用サービスパラメータを指定する操作をユーザに促す(s308)。ここでは、サービス利用申請パラメータ要求のXMLの記述に従って、図4(c)に示すように、該当する定期購読サービスの名称を示す文字が表示領域上部に配置され、利用申請するサービス態様(本実施形態においては英語版か日本語版か)が表示領域下部に配置されてなるパラメータ入力画面の表示を行う。このパラメータ入力画面が表示された後、ユーザは、いずれかのサービス態様を利用サービスパラメータとして指定する操作を行うことができる。
このパラメータ入力画面の表示後、利用サービスパラメータ(サービス態様)を指定する操作が行われたら(s310)、その利用サービスパラメータをHTTPリクエストにより機能サーバ30へ送信する(s312)。この利用サービスパラメータを受信した機能サーバ30からは、この利用サービスパラメータに基づくユーザ登録が行われた後で、ポーリング情報がHTTPレスポンスにより返信されてくる。この「ポーリング情報」は、利用サービスパラメータを受信した機能サーバ30側で生成される情報であり、以降の処理で定期購読サービスを受けるためのポーリングを行う際のアクセス先となるポーリングURL,以降の処理でポーリングを行う際に用いられるポーリングID,以降の処理でポーリングを行うべき間隔を示すインターバルなどを示すデータである。
次に、s312にて送信した利用サービスパラメータを受けた機能サーバ30から送信されてくるポーリング情報を受信し(s314)、このポーリング情報をポーリング管理情報に登録する(s316)。複合機10の記憶部16には、図7に示すように、ポーリングURL(PollURL),ポーリングID(PollID),インターバル,サービス内容(サービス名),後述するサービスの提供状態(状態)などを対応付けて登録するデータテーブルであるポーリング管理情報が記憶されている。そして、このs316においては、s314にて受信したポーリング情報で示されるポーリングURL,ポーリングID,インターバル,および,後述する処理でサービスの提供を受けようとするサービス内容をそれぞれ対応付けてポーリング管理情報に登録する。このサービス内容は、本サービス登録申請ジョブを起動するにあたり図3におけるs120にて選択された項目(図4(b)において選択可能な項目)で示されるサービスの名称である。なお、このポーリング管理情報に登録された情報のうち、サービスの提供状態については、初期状態で「稼働中」を示すパラメータとなる。
そして、s316の後、サービス終了処理を行って(s320)、本サービス登録申請ジョブを終了する。このs320では、定期購読サービスの終了を指令するためのサービス終了指令をHTTPリクエストにより機能サーバ30へ送信し、このサービス終了指令を受信した機能サーバ30からHTTPレスポンスにより返信されてくるサービス終了確認を受信する、といった処理を行う。
(2−4)ポーリング処理
続いて、ポーリング管理情報の登録内容に応じて起動されることとなるポーリング処理の処理手順を図8に基づいて説明する。このポーリング処理は、ポーリング管理情報に1以上の情報列(図7において横方向に配列された一連の情報)が登録されている間、繰り返し実行され、そのようなサービス内容が1つも登録されていない状態となった際に終了する。
このポーリング処理が起動されると、まず、初期化処理を行う(s402)。ここでは、ポーリング管理情報に登録されている情報列それぞれに対してタイマーを設定し、その情報列におけるインターバルの値からのカウントダウンを開始する。
次に、現時点でポーリングすべきポーリング先が存在しているか否かをチェックする(s404)。ここでは、s402でカウントダウンが開始されたタイマーの中に、カウント値が「0」となったタイマーが存在していれば、そのタイマーに設定された情報列におけるポーリングURLのサーバが、ポーリングすべきポーリング先として存在していると判定する。
このs404でポーリングすべきポーリング先が存在した状態となるまで(つまり,いずれかのタイマーがカウント値「0」となるまで)待機し(s404:NO)、存在した状態となったら(s404:YES)、そのポーリング先のポーリングURLに対してポーリングを行う(s406)。ここでは、そのポーリングURLに対して、このポーリングURLに対応づけてポーリング管理情報に登録されているポーリングIDを、コンテンツの提供を要求するためのポーリングパケットとしてHTTPリクエストにより送信する。
このポーリングパケットを受信したポーリングURLのサーバ(本実施形態においては機能サーバ30)からは、複合機10に対して提供すべきコンテンツがあれば、そのコンテンツの提供を受けるためのサービス開始指示が含まれたポーリング応答がHTTPレスポンスにより返信されてくる。一方、提供すべきコンテンツがなければ、サービス開始指示が含まれないポーリング応答がHTTPレスポンスにより返信されてくる。このサービス開始指示は、コンテンツの提供を受ける際に用いるべきセッションIDおよびセッションURLを示すものである。なお、このs406では、カウント値が「0」となったタイマーを、再度インターバルの値からのカウントダウンを開始する処理も行われる。
次に、s406にて行われたポーリングに応じてサーバから送信されてくるポーリング応答を受信したら(s408)、このポーリング応答にサービス開始指示が含まれていなければ(s410:NO)、s404へ戻る一方、サービス開始指示が含まれていれば(s410:YES)、このサービス開始指示で示されるセッションIDおよびセッションURLに基づいてサービスを起動する(s412)。ここでは、サービス開始指示で示されるセッションURLに対し、同じくこのサービス開始指示で示されるセッションIDからなるサービス起動指令をHTTPリクエストにより送信することで、コンテンツを送信するための処理をこのセッションURLのサーバ(本実施形態においては機能サーバ30)側において起動させる。
次に、s412にて送信したサービス起動指令を受けたサーバからは、プリントジョブの起動指令がHTTPレスポンスにより返信されてくるため、この送信されてくるプリントジョブの起動指令を受信する(s414)。
そして、ジョブの起動に必要なリソースを確保し(s416)、プリントジョブを起動した後(s418)、s404へ戻る。このs418では、後述するプリントジョブに対して、サービス開始指示で示されるセッションIDおよびセッションURLを渡すことによりプリントジョブを起動する。なお、こうして起動されるプリントジョブは、他の処理と並行して実行されるものであり、詳細な処理手順については後述する。
(2−5)プリントジョブ
続いて、図8におけるs418にて起動される起動されるプリントジョブの処理手順を図9に基づいて説明する。
このプリントジョブが起動されると、まず、ポーリング処理から渡されたセッションURLに対し、コンテンツを要求するためのコンテンツ要求を、同じくポーリング処理から渡されたセッションIDと共にHTTPリクエストにより送信する(s502)。このコンテンツ要求を受けたセッションURLのサーバ(本実施形態においては機能サーバ30)からは、本複合機10に対して提供するコンテンツを示す印刷データがHTTPレスポンスにより返信されてくる。
次に、s502にて送信したコンテンツ要求を受けたサーバから送信されてくる印刷データを受信したら(s504)、この印刷データで示される画像の記録媒体への記録を記録部14に行わせた後(s506)、ポーリング処理から渡されたセッションURLに対し、印刷データを受信した旨の受信確認を、同じくポーリング処理から渡されたセッションIDと共にHTTPリクエストにより送信する(s508)。この受信確認を受信したセッションURLのサーバからは、その受信確認を受信した旨の結果応答がHTTPレスポンスにより返信されてくる。
そして、s508にて送信した受信確認を受けたサーバから結果応答を受信したら(s510)、本プリントジョブを起動するにあたり図8における416にて確保したリソースを解放した後(s512)、本プリントジョブを終了する。
(2−6)サービス管理処理
続いて、図3におけるs108にて実行されるサービス管理処理(クライアント側サービス管理処理)の処理手順を図10に基づいて説明する。
このサービス管理処理が起動されると、まず、ユーザにユーザIDを入力させるためのID入力画面をディスプレイ52に表示させ、これに対応して操作部12によりユーザIDを入力する操作が行われたら(s601)、ポーリング管理情報に登録されているサービス内容を示す有効サービス画面をディスプレイ52に表示させる(s602)。ここでは、図11(a)に示すように、「有効なサービス」の文字が表示領域上部に配置され、選択可能な項目としてポーリング管理情報に登録されたサービス内容(サービス名)およびサービスの提供状態(状態)が連結された文字が表示領域下部に配置されてなる有効サービス画面の表示を行う。この有効サービス画面が表示された後、ユーザは、操作部12により、いずれかのサービス内容を指定する操作を行うことができる。なお、制御部11は、図12に示すように、あらかじめ定められた規則に従ってディスプレイ52にメニュー表示を行うために構築されたメニュー構造に基づいて、この有効サービス画面を含めて以降の処理で表示されることとなる各画面の表示を行うように構成されている。
こうして、有効サービス画面を表示した後、いずれかのサービス内容を指定する操作が行われたら(s604)、こうして指定されたサービス内容に対応するポーリングURL,ポーリングIDをポーリング管理情報から抽出して制御部11内蔵のメモリに一時記憶する(s606)。
次に、s604にて指定されたサービス内容によるコンテンツの配信に関する制御項目の指定をユーザに促すためのサービス配信制御画面をディスプレイ52に表示させる(s608)。ここでは、図11(b)に示すように、「サービス配信の制御」の文字が表示領域上部に表示され、s604にて指定されたサービス内容によるコンテンツの配信に関する項目として「一時停止する」,「再開する」,「削除する」の文字が表示領域下部に配置されてなるサービス配信制御画面の表示を行う。このサービス配信制御画面が表示された後、ユーザは、操作部12により、いずれかの項目を指定する操作を行うことができる。
こうして、サービス配信制御画面を表示した後、いずれかの項目を指定する操作が行われたら(s610)、その指定された項目が「削除する」旨である場合(s612:YES)、s606にて一時記憶されたポーリングURLに対し、サービス内容の登録解除を指令するための削除コマンドを、このポーリングURLに伴って抽出されたポーリングID,および,s601にて入力されたユーザIDと共に、HTTPリクエストにより送信する(s614)。この削除コマンドを受信したポーリングURLのサーバ(本実施形態においては機能サーバ30)からは、削除コマンドと共に送信したポーリングIDに対応するサービス内容についての登録を解除する処理が行われた後、その旨を通知するための終了通知が削除コマンドに対する応答(応答コマンド)としてHTTPレスポンスにより返信されてくる。
そして、s604にて指定されたサービス内容を含む情報列をポーリング管理情報から削除した後(s615)、s614により送信した削除コマンドを受けたサーバから応答コマンドを受信したら(s616)、本サービス管理処理を終了する。
また、上述したs610にて指定された項目が「削除する」旨でない場合(s612:NO)、その項目が「一時停止する」旨であれば(s618:YES)、こうしてコンテンツの提供が一時停止された以降に提供されなくなるコンテンツの取扱をどのようにすべきかを示す取扱方法をユーザに指定させるための停止中データ取扱画面をディスプレイ52に表示させる(s620)。ここでは、図11(c)に示すように、「一時停止中の配信データの扱い」の文字が表示領域上部に表示され、コンテンツの取扱方法として「破棄する」,「サーバに蓄積する」の文字が表示領域下部に配置されてなる停止中データ取扱画面の表示を行う。この停止中データ取扱画面が表示された後、ユーザは、操作部12により、いずれかの取扱方法を指定する操作を行うことができる。
この停止中データ取扱画面を表示した後、いずれかの取扱方法を指定する操作が行われたら(s622)、一時停止を解除する日時をユーザに指定させるための期日指定画面をディスプレイ52に表示させる(s624)。ここでは、図13(a)に示すように、「期日の指定」が表示領域上部に表示され、指定可能な期日として「ユーザが指定するまで」,「日時指定」の文字が表示領域下部に表示されてなる期日指定画面の表示を行う。この期日指定画面が表示された後、ユーザは、操作部12により、いずれかの日時を指定する操作を行うことができる。なお、ここで「日時指定」が指定された場合には、更に、一時停止を解除する日時の直接入力をユーザに促すための日時入力画面を表示させ(図13(b)参照)、これに対する入力が行われたことをもって日時が指定されたこととなる。
この期日指定画面を表示した後、いずれかの日時を指定する操作が行われたら(s626)、s606にて一時記憶されたポーリングURLに対して、コンテンツの提供の一時停止を指令するための一時停止コマンドを、s606にて一時記憶されたポーリングID,s622にて指定された取扱方法,s626にて指定された日時,s601にて入力されたユーザIDと共に、HTTPリクエストにより送信する(s628)。この一時停止コマンドを受信したポーリングURLのサーバ(本実施形態においては機能サーバ30)からは、一時停止コマンドと共に送信したポーリングIDに対応づけて登録されているサービス内容に基づくコンテンツの提供を一時停止する処理が行われた後、その旨を通知するための終了通知が一時停止コマンドに対する応答(応答コマンド)としてHTTPレスポンスにより返信されてくる。
そして、一時停止コマンドを送信した後、s616へ移行し、s628にて送信した一時停止コマンドを受けたサーバから応答コマンドを受信したら、本サービス管理処理を終了する。
また、上述したs610にて指定された項目が「再開する」旨である場合(s618:NO)、一時停止中にサーバ側で蓄積されたコンテンツの取扱をどのようにすべきかをユーザに指定させるための蓄積データ取扱画面をディスプレイ52に表示させる(s630)。ここでは、図14(a)に示すように、「蓄積されている配信データ」の文字が表示領域上部に表示され、コンテンツの取扱方法として「全て破棄する」,「全て印刷する」,「個別に印刷/破棄を設定する」の文字が表示領域下部に配置されてなる蓄積データ取扱画面の表示を行う。この蓄積データ取扱画面が表示された後、ユーザは、操作部12により、いずれかの取扱方法を指定する操作を行うことができる。
この蓄積データ取扱画面を表示した後、いずれかの取扱方法を指定する操作が行われたら(s632)、その取扱方法が「個別に印刷/破棄を設定する」旨でない,つまり「全て破棄する」,「全て印刷する」のいずれかであれば(s634:NO)、s606にて抽出されたポーリングURLに対して、コンテンツの配信の再開を指令するための再開コマンドを、s606にて一時記憶されたポーリングID,s632で指定された取扱方法と共にHTTPリクエストにより送信する(s636)。この再開コマンドを受信したポーリングURLのサーバ(本実施形態においては機能サーバ30)からは、再開コマンドと共に送信されたポーリングIDに対応づけて登録されているサービス内容に基づくコンテンツの配信を再開する処理が行われた後、その旨を通知するための終了通知が再開コマンドに対する応答(応答コマンド)としてHTTPレスポンスにより返信されてくる。
そして、再開コマンドを送信した後、s616へ移行し、s636にて送信した再開コマンドを受けたサーバから応答コマンドを受信したら、本サービス管理処理を終了する。
また、上述したs632にて指定された取扱内容が「個別に印刷/破棄を設定する」旨であれば(s634:YES)、s606にて抽出されたポーリングURLに対して、一時停止中にサーバ側で蓄積されたコンテンツの一覧を要求するための一覧要求コマンドを、s606にて一時記憶されたポーリングID,s601にて入力されたユーザIDと共に、HTTPリクエストにより送信する(s638)。この一覧要求コマンドを受信したポーリングURLのサーバ(本実施形態においては機能サーバ30)からは、一覧要求コマンドと共に送信したポーリングIDに対応づけて記憶されているコンテンツの一覧を示すコンテンツ一覧が、一覧要求コマンドに対する応答(応答コマンド)としてHTTPレスポンスにより返信されてくる。
次に、s638にて送信した一覧要求コマンドを受けたサーバからコンテンツ一覧を応答コマンドとして受信したら(s640)、このコンテンツ一覧で示される各コンテンツそれぞれについて印刷するか破棄するかをユーザに指定させるための個別指定画面をディスプレイ52に表示させる(s642)。ここでは、図14(b)に示すように、「蓄積されているデータの扱い」の文字が表示領域上部に表示され、コンテンツ一覧で示されるコンテンツの情報(本実施形態においては本来提供すべきだった日時)およびその取扱方法が連結されてなる文字が表示領域下部に配置されてなる個別指定画面の表示を行う。この個別指定画面が表示された後、ユーザは、操作部12により、コンテンツそれぞれについての取扱方法(印刷するか破棄するか)を指定し、それらの指定を確定する操作を行うことができる。
この個別指定画面を表示した後、コンテンツそれぞれについての取扱方法を確定する操作が行われたら(s644)、s606にて抽出されたポーリングURLに対して、コンテンツの配信の再開を指令するための再開コマンドを、s606にて一時記憶されたポーリングID,s640で確定されたコンテンツそれぞれの取扱方法,および,s601にて入力されたユーザIDと共に、HTTPリクエストにより送信する(s646)。この再開コマンドを受信したポーリングURLのサーバ(本実施形態においては機能サーバ30)からは、s636にて再開コマンドを送信した場合と同様、コンテンツの配信を再開する処理が行われた旨を通知するための終了通知が一時停止コマンドに対する応答(応答コマンド)としてHTTPレスポンスにより返信されてくる。
そして、再開コマンドを送信した後、s616へ移行し、s646にて送信した再開コマンドを受けたサーバから応答コマンドを受信したら、本サービス管理処理を終了する。
(3)機能サーバ30による処理
以下に、機能サーバ30の制御部31により実行される各種処理について説明する。
(3−1)機能サーバ処理
はじめに、HTTPリクエストが受信される毎に行われる機能サーバ処理の処理手順を図15に基づいて説明する。
この機能サーバ処理が起動されると、まず、受信したHTTPリクエストがサービス起動指令であるか否かをチェックする(s702)。この「サービス起動指令」は、図5におけるs202にて複合機10により送信されるものである。
このs702で、サービス起動指令であると判定された場合には(s702:YES)、セッションIDを生成し、このセッションIDを示す送信データを生成すると共に、サービスの実行のためのリソースを確保して後述のセッション処理を起動した後(s708)、ここで生成した送信データをHTTPレスポンスによりクライアントデバイス(本実施形態においては複合機10)へ返信して(s710)、本機能サーバ処理を終了する。この場合において返信される送信データ(セッションID)は、図5におけるs204にて複合機10が受信するものである。
また、s702で、サービス起動指令でないと判定された場合には(s702:NO)、HTTPリクエストがサービス終了指令であるか否かをチェックする(s712)。この「サービス終了指令」は、例えば、図6におけるs320,複合機10のキャンセルキー51押下などの操作によりサービスの実行の停止が指示されることで、複合機10側から送信されてくるものである。
このs712で、サービス終了指令であると判定された場合には(s712:YES)、セッションIDおよびs708にて確保されたリソースを解放し、サービス終了を表すセッション終了確認を生成した後(s714)、s710へ移行し、このセッション終了確認をHTTPレスポンスとしてクライアントデバイス(本実施形態においては複合機10)へ返信して、本機能サーバ処理を終了する。この場合において返信されるセッション終了確認は、複合機10が図5におけるs208にて受信して同図s222にて「YES」と判定することとなるものである。
一方、上述のs712にてサービス終了指令ではないと判定された場合には(s712:NO)、サービスに関する情報が含まれているか否か,具体的にはクライアントデバイスがセッション処理または他のジョブにおいて送信してきたHTTPリクエストであるか否かをチェックする(s716)。
このs716で、サービスに関する情報が含まれていると判定された場合には(s716:YES)、そのHTTPリクエストを送信してきたプロセス(セッション処理,ジョブ)を特定する(s718)。
このs718によりプロセスを特定できなければ(s720:YES)、エラーを通知するための情報(エラー通知情報)を生成した後(s722)、次の処理(s736)へ移行する。
一方、s718によりプロセスを特定できれば(s720:NO)、その特定したプロセスにHTTPリクエストにて送信されてきた情報を渡す(s724)。
こうして、s724を終えた後、または、s716にてサービスに関する情報が含まれていないと判定された場合(s716:NO)、セッションIDまたはジョブIDに対応する情報の記憶領域を特定する(s726)。
このs726により記憶領域を特定できなければ(s728:YES)、s722へ移行してエラー通知情報を生成して次の処理(s736)へ移行する。一方、記憶領域を特定できれば(s728:NO)、この記憶領域にクライアントデバイス(本実施形態においては複合機10)へ返信すべき情報が存在しているか否かをチェックする(s730)。
そして、このs730で、返信すべき情報が存在していないと判定されたら(s730:NO)、「指令なし」の情報を生成した後(s732)、次の処理(s736)へ移行する一方、送信すべき情報が存在していると判定されたら(s730:YES)、その返信情報に基づいて複合機制御指令を生成した後(s734)、次の処理(s736)へ移行する。
次に、こうしてs722,s732,s734にて生成した情報をHTTPレスポンスとしてクライアントデバイス(本実施形態においては複合機10)へ返信する(s736)。ここで返信されるHTTPレスポンスのうち、s722にて生成されたエラー通知情報は、複合機10が図5におけるs208にて受信して同図s222にて「NO」と判定した後、同図s224を実施することとなるものである。また、s732にて生成された「指令なし」の情報は、複合機10が同図s208にて受信して同図s220にて「YES」と判定することとなるものである。そして、s734にて生成された複合機制御指令は、後述するジョブにおいて異なる内容のものとなり、それぞれ複合機10側で対応するジョブにおいて受信されるものである。
そして、セッションID又はジョブIDに対応するメモリアドレスに「送信済み」をセットした後(s738)、本機能サーバ処理を終了する。
(3−2)セッション処理
続いて、機能サーバ処理と並行して実行されるセッション処理(サーバ側セッション処理)の処理手順を図16に基づいて説明する。
このセッション処理が開始されると、まず、初期化処理を行う(s802)。
この初期化処理を終えた後、本セッション処理を起動する契機となったサービス起動指令により指令されたサービスに対応するジョブを起動する(s804)。このサービス起動指令は、図5におけるs202にて複合機10から送信されたものであり、図15におけるs702にてサービス起動指令であると判定されたものである。
次に、該当するジョブの起動指令を複合機指令として出力する(s806)。ここでは、ジョブIDおよび通信先アドレスと共に該当するジョブの起動指令を、返信情報を格納する記憶領域に書き込む処理を行う。これに基づいて、図15におけるs734にて複合機制御指令が生成され、同図s736にて複合機10側に起動指令として送信されることとなる。この起動指令は、複合機10が、図5におけるs208にて受信し、これに基づいて同図s213にて該当するジョブを起動することとなるものである。
次に、s804にて起動したジョブが終了するまで待機した後(s808:NO)、そのジョブが終了したら(s808:YES)、該当するジョブの終了指令を複合機指令として出力する(s810)。ここでは、ジョブIDと共に該当するジョブ終了指令を、返信情報を格納する記憶領域に書き込む処理を行う。これに基づいて、図15におけるs734にて複合機制御指令が生成され、同図s736にて複合機10側に終了指令として送信されることとなる。この終了指令は、複合機10が、図5におけるs208にて受信して、同図s216にて「YES」と判定することにより、該当するジョブを停止(終了)することとなるものである。
そして、該当するジョブにおいて確保されていたリソースを解放するなどの終了処理を行った後(s812)、本セッション処理を終了する(s814)。このs814では、セッション終了指令を、返信情報を格納する記憶領域に書き込む処理を行う。これに基づいて、図15におけるs734にて複合機制御指令が生成され、同図s736にて複合機10側に送信されることとなる。このセッション終了指令は、複合機10が、図5におけるs208にて受信し、これに基づいてセッション処理を終了することとなる(同図s222)ものである。
(3−3)サービス登録受付ジョブ
続いて、図16におけるs804にて起動されるジョブの一種であるサービス登録受付ジョブの処理手順を図17に基づいて説明する。
このサービス登録受付ジョブが開始されると、まず、サービス登録受付ジョブの起動に先立ってユーザIDおよびサービス起動指令を送信してきたクライアントデバイスとのセッション管理を行うためのセッションIDを生成する(s904)。こうして生成したセッションIDに基づいて、以降のクライアントデバイス(本実施形態においては、複合機10)との通信が行われることとなる。
次に、サービス利用申請パラメータ要求を、s904にて生成したセッションIDと共に、HTTPレスポンスによりクライアントデバイスへ返信する(s906)。ここで送信されるサービス利用申請パラメータ要求とは、図6におけるs306にて複合機10が受信するものであって、利用サービスパラメータ(サービス内容)を複合機10に対して要求するための指令となるXMLデータである。このサービス利用申請パラメータ要求を受信した複合機10からは、同図s312にて利用サービスパラメータがHTTPリクエストにより送信されてくる。
次に、s906にて送信したサービス利用申請パラメータ要求を受けたクライアントデバイスから利用サービスパラメータを受信したら(s908)、機能サーバ30に対するポーリングを行う際に使用させるポーリングIDを生成した後(s910)、このポーリングIDをユーザ管理情報に登録する(s912)。本実施形態において、機能サーバ30の記憶部33には、1以上のユーザIDそれぞれに対応して、図18に示すように、ポーリングID(PollID),サービスの提供状態(状態),データを保存する記憶場所(格納フォルダ),後述する状態属性,コンテンツの配信を一時停止する場合の再開期日(期日),その他のユーザ情報を対応付けて登録するデータテーブルであるユーザ管理情報が記憶されている。そして、このs912においては、本サービス登録受付ジョブの起動に先立って受信したユーザIDに対応するユーザ管理情報に、s910にて生成したポーリングID,データを保存する記憶場所としてこのポーリングIDを通知するクライアントデバイス用に確保した記憶場所(フォルダ名),および,利用サービスパラメータで示されるサービス内容を対応付けて登録する。なお、このユーザ管理情報における情報のうち、サービスの提供状態は、初期状態で「稼働中」を示すパラメータとなっており、状態属性は、初期状態でパラメータが登録されていない。
次に、機能サーバ30に対するポーリングを行う際のアドレスとなるポーリングURL,s910にて生成されたポーリングID,機能サーバ30に対するポーリングを行う際の間隔を示すインターバルなどを示すポーリング情報を生成し(s914)、このポーリング情報をHTTPレスポンスによりクライアントデバイスへ返信する(s916)。ここで送信されるポーリング情報は、図6におけるs314にて複合機10が受信するものであって、このポーリング情報を受信した複合機10からは、同図s320にてサービス終了指令がHTTPリクエストにより送信されてくる。
そして、終了処理を行った後(s918)、本サービス登録受付ジョブを終了する。このs918では、s916にて送信したポーリング情報を受けたクライアントデバイス(本実施形態においては複合機10)からサービス終了指令を受信し、これに対してサービスの終了を確認した旨を通知するためのサービス終了確認をHTTPレスポンスにより複合機10へ返信する、といった処理を行う。
(3−4)コンテンツ準備処理
続いて、機能サーバ30が起動した以降、繰り返し実行されるコンテンツ準備処理の処理手順を図19に基づいて説明する。
このコンテンツ準備処理が起動されると、まず、記憶部33に確保されたコンテンツ格納用の記憶領域に新たなコンテンツが生成されるまで待機する(s1002)。ここでは、あらかじめ定められたスケジュールに従ったタイミングや何らかの情報が発生したタイミングで生成された,または,ネットワーク1経由で転送されてきたコンテンツを記憶するために用意された記憶領域に、新たなコンテンツが記憶されるまで待機する。
その後、新たなコンテンツが生成されたら、各ユーザ管理情報のうち、いずれかのユーザ管理情報を以降の処理でチェックを行う対象に設定する(s1004)。
次に、現時点で対象に設定されているユーザ管理情報に登録されている情報列(図18において横方向に配置された全情報)のうち、いずれかの情報列を以降の処理でチェックを行う対象に設定する(s1006)。
この時点で対象となっている情報列における「コンテンツの提供状態」が「稼働中」となっている場合(s1008:YES),または,「状態属性」が「蓄積」となっている場合(s1010:YES)、s1002にて制せされたコンテンツを、この時点で対象となっている情報列における「データを保存する記憶場所」で示される記憶領域に記憶させた後(s1012)、次の処理(s1014)へ移行する。
一方、この時点で対象となっている情報列における「コンテンツの提供状態」が「稼働中」でなく(s1008:NO),かつ,「状態属性」が「蓄積」でない(s1010:NO)場合、コンテンツの記憶を行うことなく、次の処理(s1014)へ移行する。
次に、この時点で対象となっているユーザ管理情報における全ての情報列に対するチェック(s1008〜s1012)が終了していない場合(s1014:NO)、このチェックが終了していない他の情報列を対象に設定した後(s1016)、s1008へ戻る。
また、s1014で全ての情報列に対するチェックが終了したら(s1014:YES)、次に、全てのユーザ管理情報に対するチェック(s1006〜1018)が終了していなければ(s1018:NO)、このチェックが終了していない他のユーザ管理情報を対象に設定した後(s1020)、s1006へ戻る。
こうして、s1006〜s1020を繰り返した後、s1018で全てのユーザ管理情報に対するチェックが終了したら(s1018:YES)、本コンテンツ準備処理を終了する。
(3−5)ポーリング応答処理
続いて、クライアントデバイスからポーリングパケットを受信する毎に行われるポーリング応答処理の処理手順を図20に基づいて説明する。なお、このポーリングパケットは、図8におけるs406にて複合機10から送信されてくるものである。
このポーリング応答処理が開始されると、まず、ポーリングパケットを送信してきたクライアントデバイスに対して配信すべきコンテンツを検索する(s1102)。ここでは、ユーザ管理情報において「サービスの提供状態」が「稼働中」となっている情報列のうち、ポーリングパケットで示されるポーリングIDが含まれた情報列を特定し、この情報列の「データを保存する記憶場所」で示される記憶領域に記憶されているコンテンツとなる印刷データを検索する。
次に、s1102にてクライアントデバイスに対して配信すべきコンテンツが検出されなければ(s1104:NO)、その旨を通知するためのポーリング応答をHTTPレスポンスによりクライアントデバイスに返信した後(s1106)、本ポーリング応答処理を終了する。このs1106で送信されるポーリング応答は、図8におけるs408にて複合機10が受信するものである。
一方、s1102にてクライアントデバイスに対して配信すべきコンテンツが検出されたら(s1104:YES)、コンテンツを配信する旨を通知するためのサービス開始指示を生成する(s1108)。ここでは、セッションIDを生成した後、このセッションID,および,コンテンツの提供を受ける際にアクセスすべきアドレスを示すセッションURLを含む指令をサービス開始指令として生成する。なお、このs1108では、セッションIDをポーリングパケットで示されるポーリングIDに対応付けて登録(例えば、ユーザ管理情報の情報列を構成する情報として登録など)する処理も行う。
次に、クライアントデバイスに対して配信すべきコンテンツが存在した旨を通知するためのポーリング応答を、s1108にて生成したサービス開始指示と共にHTTPレスポンスによりクライアントデバイスに返信する(s1110)。このポーリング応答は、図8におけるs408にて複合機10が受信するものであり、このポーリング応答を受信した複合機10からは、サービス起動指令がs1108にて生成したセッションIDと共にHTTPリクエストにより送信されてくる。
次に、s1110にて送信したサービス開始指示を受けたクライアントデバイスからサービス起動指令を受信したら(s1112)、クライアントデバイス側でプリントジョブを起動させるために、プリントジョブの起動指令をHTTPレスポンスによりクライアントデバイスに送信する(s1114)。この起動指令は、図8におけるs414にて複合機10が受信するものであり、この起動指令を受信した複合機10からは、コンテンツを要求するためのコンテンツ要求がHTTPリクエストにより送信されてくる。
次に、s1114にて送信した起動指令を受けたクライアントデバイスから送信されてくるコンテンツ要求を受信したら(s1116)、このコンテンツ要求(または、コンテンツ要求と共に送信されてきたセッションID)に対応するポーリングIDを特定した後、s1102と同様、このポーリングIDに基づいてクライアントデバイスに提供すべきコンテンツを検索し(s1118)、こうして検出されたコンテンツを示す印刷データをHTTPレスポンスによりクライアントデバイスに送信する(s1120)。このs1118では、s1108にてセッションIDとポーリングIDとが対応付けてユーザ管理情報に登録されているため、この登録内容に基づいてポーリングIDが特定される。また、s1120にて送信する印刷データは、図9におけるs504にて複合機10が受信するものであり、この印刷データを受信した複合機10からは、この印刷データを受信した旨を通知するための受信確認がHTTPリクエストにより送信されてくる。
次に、s1120にて送信した印刷データを受けたクライアントデバイスから受信確認を受信したら(s1122)、s1120にて送信した印刷データで示されるコンテンツを、このコンテンツが記憶されていた記憶領域から削除する(s1124)。
そして、s1122にて受信確認を受信した旨を通知するための結果応答をHTTPレスポンスによりクライアントデバイスに送信した後(s1126)、本ポーリング応答処理を終了する。この結果応答は、図9におけるs510にて複合機10が受信するものである。
(3−6)サービス管理処理
続いて、クライアントデバイスからコマンドを受信する毎に実行されるサービス管理処理(サーバ側サービス管理処理)の処理手順を図21に基づいて説明する。
このサービス管理処理が起動されると、まず、この起動に先立って受信したコマンドをチェックし、そのコマンドが一覧要求コマンドである場合(s1202:YES)、この一覧要求コマンドを送信してきたクライアントデバイスに対して配信すべきコンテンツを検索し、こうして検出されたコンテンツの一覧を示すコンテンツ一覧を生成する(s1204)。ここでは、一覧要求コマンドと共に送信されてきたユーザIDに対応するユーザ管理情報(以降、本サービス管理処理の説明において単に「ユーザ管理情報」という)について、このユーザ管理情報に登録されているポーリングIDのうち、一覧要求コマンドと共に送信されてきたポーリングIDに対応する「データを保存する記憶場所」で示される記憶領域に記憶されているコンテンツを検索したうえで、その検索結果に応じたコンテンツ一覧を生成する。なお、一覧要求コマンドは、図10におけるs638にて複合機10が送信するものである。
次に、s1204にて生成されたコンテンツ一覧をHTTPレスポンスによりクライアントデバイスに送信した後(s1206)、本サービス管理処理を終了する。このs1206にて送信されるコンテンツ一覧は、図10におけるs640にて複合機10が受信するものであり、この後、複合機10からは、同図s646にて再開コマンドが送信されてくる。
また、この起動に先立って受信したコマンドが削除コマンドである場合(s1202:NO,s1208:YES)、この削除コマンドに基づいて、ユーザ管理情報に登録されている情報列を削除する(s1210)。ここでは、ユーザ管理情報に登録されているポーリングIDのうち、削除コマンドと共に送信されてきたポーリングIDに対応する情報列を、ユーザ管理情報から削除することにより、該当するユーザの登録を解除する。なお、削除コマンドは、図6におけるs614にて複合機10が送信するものである。
そして、登録の解除を行った旨を通知するための終了通知を、削除コマンドに対する応答コマンドとしてHTTPレスポンスによりクライアントデバイスに送信した後(s1212)、本サービス管理処理を終了する。この応答コマンドは、図6におけるs616にて複合機10が受信するものである。
また、この起動に先立って受信したコマンドが一時停止コマンドである場合(s1214:YES)、この一時停止コマンドに基づいてユーザ管理情報の登録内容を更新する(s1216)。ここでは、ユーザ管理情報に登録されているポーリングIDのうち、一時停止コマンドと共に送信されてきたポーリングIDに対応する「サービスの提供状態」を、コンテンツの配信を一時停止する旨を示すパラメータ(一時停止中)に更新する。また、同ポーリングIDに対応する「再開期日」を、一時停止コマンドと共に送信されてきた日時に更新する。そして、同ポーリングIDに対応する「状態属性」を、一時停止コマンドと共に送信されてきた取扱方法に応じた値,具体的にいうと、取扱方法が「破棄する」であれば「破棄」に更新し、取扱方法が「サーバに蓄積する」であれば「蓄積」に更新する。なお、一時停止コマンドは、図6におけるs628にて複合機10が送信するものである。
そして、s1212へ移行し、コンテンツの配信を一時停止させた旨を通知するための終了通知を一時停止コマンドに対する応答コマンドとしてHTTPレスポンスによりクライアントデバイスに送信した後、本サービス管理処理を終了する。
また、この起動に先立って受信したコマンドが再開コマンドである場合(s1214:NO)、この再開コマンドで示される取扱方法が「全て破棄する」旨であれば(s1218:YES)、この再開コマンドを送信してきたクライアントデバイスに対して配信すべきコンテンツを検索し、こうして検出されたコンテンツを全て削除する(s1220)。ここでは、ユーザ管理情報に登録されているポーリングIDのうち、再開コマンドと共に送信されてきたポーリングIDに対応する「データを保存する記憶場所」で示される記憶領域について、ここに記憶されているコンテンツを全て削除する。なお、この場合の再開コマンドは、図6におけるs636にて複合機10により送信されるものである。
次に、この起動に先立って受信した再開コマンドに基づいて、ユーザ管理情報の登録内容を更新する(s1222)。ここでは、ユーザ管理情報に登録されているポーリングIDのうち、再開コマンドと共に送信されてきたポーリングIDに対応する「サービスの提供状態」を、コンテンツの配信を行う旨を示すパラメータ(稼働中)に更新する。また、同ポーリングIDに対応する「状態属性」の値を削除する。
そして、s1212へ移行し、コンテンツの削除を行った旨を通知するための終了通知を再開コマンドに対する応答コマンドとしてHTTPレスポンスによりクライアントデバイスに送信した後、本サービス管理処理を終了する。
また、この起動に先立って受信した再開コマンドで示される取扱方法が「全て印刷する」旨であれば(s1224:YES)、s1220にてコンテンツの削除を行うことなく、s1222へ移行してユーザ管理情報の登録内容を更新し、その後、s1212へ移行して、コンテンツの削除を行った旨を通知するための終了通知を再開コマンドに対する応答コマンドとしてHTTPレスポンスによりクライアントデバイスに送信した後、本サービス管理処理を終了する。
また、この起動に先立って受信した再開コマンドで示される取扱方法がコンテンツそれぞれに応じた内容,つまり「個別に印刷/破棄を設定する」旨であれば(s1224:NO)、この再開コマンドを送信してきたクライアントデバイスに対して配信すべきコンテンツを検索し、こうして検出されたコンテンツのうち、s1204で生成し、s1206で送信したコンテンツ一覧の中から削除すべきコンテンツのみを削除する(s1226)。ここでは、ユーザ管理情報に登録されているポーリングIDのうち、再開コマンドと共に送信されてきたポーリングIDに対応する「データを保存する記憶場所」で示される記憶領域について、ここに記憶されているコンテンツのうち、再開コマンドで示されるコンテンツ毎の取扱内容が破棄する旨となっているコンテンツのみを削除する。なお、この場合の再開コマンドは、図6におけるs646にて複合機10が送信するものである。
そして、s1222へ移行してユーザ管理情報の登録内容を更新したら、s1212へ移行し、該当するコンテンツの削除を行った旨を通知するための終了通知を再開コマンドに対する応答コマンドとしてHTTPレスポンスによりクライアントデバイスに送信した後、本サービス管理処理を終了する。
(3−7)停止解除処理
最後に、複合機10が起動した以降、繰り返し実行される停止解除処理の処理手順を図22に基づいて説明する。
この停止解除処理が起動されると、まず、各ユーザ管理情報のうち、いずれかのユーザ管理情報を以降の処理でチェックを行う対象に設定する(s1302)。
次に、現時点で処理対象となっているユーザ管理情報から、サービスの提供状態(状態)が「一時停止」となっており、かつ、再開期日(期日)が現在時刻を経過したものとなっている情報列を検索する(s1304)。
このs1304にて該当する情報列が検出されたら(s1306:YES)、その情報列におけるサービスの提供状態を「稼働中」に更新する一方(s1308)、該当する情報列が検出されなければ(s1306:NO)、サービスの提供情報を更新することなく、次の処理(s1310)へ移行する。こうして、特定の情報列について「サービスの提供状態」が「稼働中」となった以降、この情報列の「データを保存する記憶場所」で示される記憶領域に記憶されているコンテンツが、図20におけるs1102にてコンテンツを検索する際の検索対象となるため、このコンテンツが同図s1120にて印刷データとしてクライアントデバイスに送信されることとなる。
次に、全てのユーザ管理情報に対するチェック(s1304〜1308)が終了したか否かをチェックする(s1310)。
このs1310で全てのユーザ管理情報に対するチェックが終了していなければ(s1310:NO)、チェックが終了していない他のユーザ管理情報を対象に設定した後(s1312)、s1304へ戻る一方、s1310にて全てのユーザ管理情報に対するチェックが終了していれば(s1310:YES)、所定の待機時間だけ待機した後(s1314)、s1302へ戻る。
(4)作用,効果
このように構成されたサービス提供システムでは、機能サーバ30側において登録されたサービスによる複合機10へのコンテンツの継続的な提供(配信)の一時停止(中断)および再開(一時停止の解除)を、複合機10側から指令することができる(図10のs608,s618〜s646)。
例えば、複合機10から一時停止の指令を受けた機能サーバ30は(図21のs1214「YES」)、ユーザ管理情報において対応する情報(サービスの提供状態)を更新することで(同図s1216)、以降、一時停止を指令されたサービスにより提供すべきコンテンツが生成された場合であっても、それが対応する格納フォルダに記憶されない(図19のs1010で「NO」),または,それが対応する格納フォルダに記憶されるだけで提供すべきコンテンツとして取り扱われない(図20のs1104で「NO」)ようになる。そのため、再開する旨が指示されるまで(図21のs1214「NO」)、そのサービスによるコンテンツの継続的な提供を一時停止することができる。ここで、一時停止を指令する際には、同時に、一時停止されている間に本来提供されるべきコンテンツ(以降、「未提供コンテンツ」という)の取扱方法についても通知することができ(図10のs622〜s628)、この通知を受けた機能サーバ30側では、ユーザ管理情報において対応する情報(状態属性)を更新することで(図21におけるs1216)、以降、その通知をしてきたクライアントデバイスに対応する格納フォルダに記憶される未提供コンテンツを、通知された取扱方法に応じて処理する,具体的には、状態属性が「破棄」であれば格納フォルダに記憶しない(図19のs1010で「NO」),状態属性が「蓄積」であれば格納フォルダに記憶する(図20のs1104で「NO」),ようにすることができる。
また、一時停止されている状態から再開の指令を受けた機能サーバ30は(図21のs1214「NO」)、ユーザ管理情報において対応する情報(サービスの提供状態)を更新することで(図21のs1222)、以降、再開を指令されたサービスにより提供すべきコンテンツが生成された場合に、それを対応する格納フォルダに記憶させることで(図19のs1010→s1012)提供すべきコンテンツとして取り扱われる(図20のs1104で「YES」)ようになり、これにより、コンテンツを複合機10に提供できる状態に復帰する(図20のs1108〜s1126)。ここで、再開を指令する際には、同時に、未提供コンテンツの取扱方法を再度通知し直すことができ(図10のs630〜s646)、この通知を受けた機能サーバ30側では、この通知に対応するフォルダに記憶された未提供コンテンツを、通知された取扱方法に応じて処理する,具体的には、取扱方法が「全て破棄する」であれば、格納フォルダに記憶されたコンテンツを全て削除(図21におけるs1220),取扱方法が「全て印刷する」であれば、コンテンツが記憶された状態を維持(同図s1224「YES」),取扱方法が「個別に印刷/破棄を設定する」であれば、コンテンツを適宜削除(同図s1226)した後、ユーザ管理情報において対応する情報(サービスの提供状態)を更新することで(同図s1222)、この格納デバイスに記憶されている未提供コンテンツのみを提供すべきコンテンツであると取り扱われるようにすることができる。
このように、本サービス提供システムでは、複合機10側からコンテンツの継続的な提供を一時停止および再開させだけでなく、この一時停止および再開を指令する際に未提供コンテンツの取扱方法を通知することで、コンテンツの提供を再開した際、先に通知した取扱方法による態様で未提供コンテンツを提供する(または提供されないようにする)ことができる。ここで、未提供コンテンツの取扱方法は、複合機10側でユーザに指定されたものであるため、本サービス提供システムによれば、未提供コンテンツの提供態様をユーザの希望に即したものとすることができる。
そのため、例えば、未提供コンテンツがユーザにとって価値の無いコンテンツである場合、ユーザは、取扱方法として未提供コンテンツが提供されなくなる方法を指定することにより、そのような価値のないコンテンツが印刷されることに伴う記録媒体などの無用な消費を抑えることができる。
また、上記実施形態において、複合機10から機能サーバ30に一時停止または再開を指令すると共に取扱方法を通知するように構成されているため(図10のs628,s636,s646)、取扱方法を通知するためだけの独立した通信を行う必要がなく、複合機10および機能サーバ30間における通信処理の負荷を軽減することができる。
また、上記実施形態において、複合機10から機能サーバ30に一時停止を指令する際には(図10における620〜s628)、未提供コンテンツの取扱方法として「破棄する」および「サーバに蓄積する」のいずれかを任意に選択することができ(図11(c)参照)、また、再開を指令する際には(図10におけるs630〜s646)、未提供コンテンツの取扱方法として「全て破棄する」,「全て印刷する」および「個別に印刷/破棄を設定する」のいずれかを任意に選択することができる。特に「個別に印刷/破棄を設定する」を選択した場合には、未提供コンテンツそれぞれの提供を選択的に要求することができ、こうして選択的員要求した未提供コンテンツのみの提供を受けることができる。
また、本実施形態において、複合機10から機能サーバ30に一時停止を指令する際には(図10のs620〜s628)、この一時停止を解除する日時としてユーザに指定させた日時の通知を併せて行うことができる(同図s624,s626)。そして、この通知を受けた機能サーバ30側では、通知された日時を経過した際に(図22のs1304,s1306)、ユーザ管理情報において対応する情報(サービスの提供状態)を更新することで、以降、再開を指令されたサービスにより提供すべきコンテンツが提供すべきコンテンツとして取り扱われる(図20のs1104で「YES」)ようになる。この結果、このコンテンツを複合機10に提供できる状態に復帰する(図20のs1108〜s1126)。
このように、本コンテンツ提供システムにおいては、複合機10から機能サーバ30への一時停止の指令に伴って、一時停止を解除する旨を同時に指令していることになるため、コンテンツの継続的な提供を再開させるためだけに独立した通信を行う必要がなく、複合機10および機能サーバ30間における通信処理の負荷を軽減することができる。
(5)変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、本発明におけるクライアントデバイスとして、複合機10を適用した構成を例示したが、機能サーバ30により送信される印刷データを印刷する機能を有するデバイスであれば、複合機以外の装置として、例えば、プリンタ装置,ファクシミリ装置などに適用することも可能である。
また、上記実施形態においては、コンテンツ提供システムを構成する本発明でいうサーバが機能サーバ30のみである構成を例示したが、このシステムを構成するサーバとしては、機能サーバ30を含め、複数のサーバを備えた構成としてもよい。
また、上記実施形態においては、図10のサービス管理処理のうち、取扱方法として未提供コンテンツを削除する旨が指定(s620〜s628)されたサービスについては、このサービス内容に基づくコンテンツの再開が指示された場合に、s618で「YES」と判定された後で取扱方法を指定させる処理(s630以降)を行わず、直接または先に未提供コンテンツを削除する旨が指定されていたことを通知してから、同図s636へ移行し、再開コマンドと共にコンテンツを全て削除する旨を取扱方法として送信するように構成してもよい。このような構成とすることで、ユーザの操作を簡便なものとすることが可能となり、また、一時停止を指示したときのユーザの意図に合致させることができる。
また、上記実施形態においては、機能サーバ30が、新たなコンテンツが生成された際に(図19のs1002)、コンテンツそのものを格納フォルダに記憶しておくように構成されたものを例示したが(同図s1012)、例えば、新たに生成されたコンテンツそのものは別の記憶領域に記憶しておくと共に、この提供前のコンテンツを特定可能な識別コードなどの未提供情報を格納フォルダに記憶するようにし、このコンテンツを送信する際には、未提供情報を参照して対応するコンテンツを読み出した上で送信するように構成してもよい。この構成であれば、未提供情報はコンテンツを識別さえできればよく、コンテンツそのものよりもそのデータ量を小さくできるため、複数のクライアントデバイスを本コンテンツ提供システムの構成要素とした場合に、同一内容のコンテンツを送信すべきクライアントデバイスの数が多くなったとしても、コンテンツそのものをクライアントデバイスの数だけ記憶しておかなくてもよく、これにより機能サーバ30の記憶部33に大きな記憶領域を確保しておく必要がなくなる。このことは、本コンテンツ提供システムを構成するクライアントデバイスの数が多くなるほど顕著である。
(6)本発明との対応関係
以上説明した実施形態において、図9におけるs506は本発明における印刷手段であり、図10におけるs628は本発明における中断指令手段であり、同図s620〜s622,s630〜s632は本発明における方法指定手段であり、同図s628,s636,s646は本発明における方法通知手段であり、同図s636,s646は本発明における再開指令手段である。
また、図19のコンテンツ準備処理,図20のポーリング応答処理は本発明における提供手段であり、図21におけるs1216は本発明における提供中断手段であり、同図s1222,図22の停止解除処理は本発明における提供再開手段であり、図21におけるs1218〜s1226は本発明における通知処理手段である。
コンテンツ提供システムの構成を示すブロック図 操作部の構成を示す図 複合機による複合機処理を示すフローチャート カテゴリ選択画面(a),サービス選択画面(b)およびパラメータ入力画面(c)を示す図 クライアント側セッション処理を示すフローチャート サービス登録申請ジョブを示すフローチャート ポーリング管理情報のデータ構造を示す図 ポーリング処理を示すフローチャート プリントジョブを示すフローチャート クライアント側サービス管理処理を示すフローチャート 有効サービス画面(a),サービス配信制御画面(b)および停止中データ取扱画面(c)を示す図 メニュー構造を示す図 期日指定画面(a)および日時入力画面(b)を示す図 蓄積データ取扱画面(a)および個別指定画面(b)を示す図 機能サーバ処理を示すフローチャート サーバ側セッション処理を示すフローチャート サービス登録受付ジョブを示すフローチャート ユーザ管理情報のデータ構造を示す図 コンテンツ準備処理を示すフローチャート ポーリング応答処理を示すフローチャート サーバ側サービス管理処理を示すフローチャート 停止解除処理を示すフローチャート
符号の説明
10…複合機、11…制御部、12…操作部、13…読取部、14…記録部、15…通信部、16…記憶部、17…音入力部、18…音出力部、20…ディレクトリサーバ、21…制御部、22…通信部、23…記憶部、24…サービス定義情報記憶部、25…サービス定義情報、30…機能サーバ、31…制御部、32…通信部、33…記憶部、41…コピーキー、42…スキャナキー、43…FAXキー、44…サービスキー、45…設定キー、46…方向キー、50…OKキー、51…キャンセルキー、52…ディスプレイ、120…サービスソフト記憶部、122…サービスソフトウェア、140…セッション管理情報記憶部、150…サービス出力記憶部。

Claims (9)

  1. それぞれデータ通信可能なサーバおよびクライアントデバイスからなり、前記サーバから前記クライアントデバイスに対し、該クライアントデバイス側で記録媒体への印刷が可能なコンテンツを提供するためのコンテンツ提供システムであって、
    前記クライアントデバイスは、
    前記サーバから継続的に提供されるコンテンツを随時記録媒体に印刷する印刷手段と、
    ユーザの操作を受けて前記サーバからのコンテンツの継続的な提供の中断を前記サーバに指令する中断指令手段と、
    該中断指令手段により提供中断を指令したことで前記サーバから提供されなくなる未提供コンテンツの取扱をどのようにするかを示す取扱方法をユーザに指定させる方法指定手段と、
    該方法指定手段により指定された取扱方法を前記サーバに対して通知する方法通知手段と、
    前記中断指令手段により提供中断が指令された以降、ユーザの操作を受けて前記サーバからのコンテンツの継続的な提供の再開を前記サーバに指令する再開指令手段と、を備えており、
    前記サーバは、
    前記クライアントデバイスに対する継続的なコンテンツの提供を行う提供手段と、
    前記中断指令手段からコンテンツの提供中断が指令された際に、前記提供手段による継続的なコンテンツの提供を中断させる提供中断手段と、
    該提供中断手段により継続的なコンテンツの提供を中断させた以降、前記再開指令手段
    からコンテンツの提供再開が指令された場合に、前記提供手段による継続的なコンテンツの提供を再開させる提供再開手段と、
    前記提供中断手段により継続的なコンテンツの提供を中断させてから前記提供再開手段によりコンテンツの提供を再開させるまでの前記クライアントデバイスに提供されなかった未提供コンテンツを、前記方法通知手段から通知された取扱方法に従って処理する通知処理手段と、を備えている
    ことを特徴とするコンテンツ提供システム。
  2. 前記クライアントデバイスにおいて、
    前記方法通知手段は、前記中断指令手段による提供中断の指令または前記再開指令手段による提供再開の指令が行われた際に、前記方法指定手段により指定された取扱方法の通知を行う、ように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ提供システム。
  3. ユーザが指定可能な前記未提供コンテンツの取扱方法として、少なくとも、前記未提供コンテンツの提供を要求する旨,前記未提供コンテンツの提供を要求しない旨,前記未提供コンテンツそれぞれについて選択的に提供を要求する旨のうち、いずれか1以上が含まれている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンテンツ提供システム。
  4. 前記クライアントデバイスにおいて、
    前記再開指令手段は、前記中断指令手段による提供中断の指令が行われた際に、コンテンツの提供を再開する時期の通知を提供再開の指令として行う、ように構成されており、
    前記サーバにおいて、
    前記提供再開手段は、前記提供中断手段により継続的なコンテンツの提供を中断させた以降、前記クライアントデバイスからコンテンツの提供を再開する時期として通知された時期となった際に、前記提供手段による継続的なコンテンツの提供を再開させる、ように構成されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のコンテンツ提供システム。
  5. データ通信可能なサーバから記録媒体への印刷が可能なコンテンツの提供を受けるためのクライアントデバイスであって、
    前記サーバから継続的に提供されるコンテンツを随時記録媒体に印刷する印刷手段と、
    ユーザの操作を受けて前記サーバからのコンテンツの継続的な提供の中断を前記サーバに指令する中断指令手段と、
    該中断指令手段により提供中断を指令したことで前記サーバから提供されなくなる未提供コンテンツの取扱をどのようにするかを示す取扱方法をユーザに指定させる方法指定手段と、
    該方法指定手段により指定された取扱方法を前記サーバに対して通知する方法通知手段と、
    前記中断指令手段により提供中断が指令された以降、ユーザの操作を受けて前記サーバからのコンテンツの継続的な提供の再開を前記サーバに指令する再開指令手段と、を備えている
    ことを特徴とするクライアントデバイス。
  6. データ通信可能なクライアントデバイスに対し、該クライアントデバイス側で記録媒体への印刷が可能なコンテンツを提供するためのサーバであって、
    前記クライアントデバイスに対する継続的なコンテンツの提供を行う提供手段と、
    前記クライアントデバイスからコンテンツの提供中断が指令された際に、前記提供手段による継続的なコンテンツの提供を中断させる提供中断手段と、
    該提供中断手段により継続的なコンテンツの提供を中断させた以降、前記クライアントデバイスからコンテンツの提供再開が指令された場合に、前記提供手段による継続的なコンテンツの提供を再開させる提供再開手段と、
    前記提供中断手段により継続的なコンテンツの提供を中断させてから前記提供再開手段によりコンテンツの提供を再開させるまでの前記クライアントデバイスに提供されなかった未提供コンテンツを、前記クライアントデバイスから通知された取扱方法に従って処理する通知処理手段と、を備えている
    ことを特徴とするサーバ。
  7. 継続的なコンテンツの提供を行う提供手順と、
    該提供手順で継続的に提供されるコンテンツを随時記録媒体に印刷する印刷手順と、
    ユーザの操作を受けて前記提供手順によるコンテンツの継続的な提供の中断を指令する中断指令手順と、
    該中断指令手順からコンテンツの提供中断が指令された際に、前記提供手順による継続的なコンテンツの提供を中断させる提供中断手順と、
    前記中断指令手順により提供中断を指令したことで前記提供手順にて提供されなくなる未提供コンテンツの取扱をどのようにするかを示す取扱方法をユーザに指定させる方法指定手順と、
    前記中断指令手順により提供中断が指令された以降、ユーザの操作を受けて前記提供手順によるコンテンツの継続的な提供の再開を指令する再開指令手順と、
    前記提供中断手順により継続的なコンテンツの提供を中断させた以降、前記再開指令手順によりコンテンツの提供再開が指令された場合に、前記提供手順による継続的なコンテンツの提供を再開させる提供再開手順と、
    前記提供中断手順により継続的なコンテンツの提供を中断させてから前記提供再開手順によりコンテンツの提供を再開させるまでに提供されなかった未提供コンテンツを、前記方法指定手順により指定された取扱方法に従って処理する通知処理手順と、を含む
    ことを特徴とするプログラム。
  8. サーバとデータ通信可能なクライアントデバイスに、前記サーバからコンテンツの提供を受けるための各種処理手順を実行させるためのプログラムであって、
    前記サーバから継続的に提供されるコンテンツを随時記録媒体に印刷する印刷手順と、
    ユーザの操作を受けて前記サーバからのコンテンツの継続的な提供の中断を前記サーバに指令する中断指令手順と、
    該中断指令手順により提供中断を指令したことで前記サーバから提供されなくなる未提供コンテンツの取扱をどのようにするかを示す取扱方法をユーザに指定させる方法指定手順と、
    該方法指定手順により指定された取扱方法を前記サーバに対して通知する方法通知手順と、
    前記中断指令手順により提供中断が指令された以降、ユーザの操作を受けて前記サーバからのコンテンツの継続的な提供の再開を前記サーバに指令する再開指令手順と、を含む
    ことを特徴とするプログラム。
  9. クライアントデバイスとデータ通信可能なサーバに、前記クライアントデバイスに対してコンテンツを提供するための各種処理手順を実行させるためのプログラムであって、
    前記クライアントデバイスに対する継続的なコンテンツの提供を行う提供手順と、
    前記クライアントデバイスからコンテンツの提供中断が指令された際に、前記提供手順による継続的なコンテンツの提供を中断させる提供中断手順と、
    該提供中断手順により継続的なコンテンツの提供を中断させた以降、前記クライアントデバイスからコンテンツの提供再開が指令された場合に、前記提供手順による継続的なコンテンツの提供を再開させる提供再開手順と、
    前記提供中断手順により継続的なコンテンツの提供を中断させてから前記提供再開手順によりコンテンツの提供を再開させるまでの前記クライアントデバイスに提供されなかった未提供コンテンツを、前記クライアントデバイスから通知された取扱方法に従って処理する通知処理手順と、を含む
    ことを特徴とするプログラム。
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