JP2006207299A - 建築物及び建築物の施工方法 - Google Patents

建築物及び建築物の施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 荷重の負担性能が低い構造物に対しても懸架させることができる建築物及びその施工方法を提供する。
【解決手段】 構造物1の下方空間を利用する建築物5は、構造物1の柱部3に取り付けられると共に支持部31Aを有するブラケット31と、ブラケット31の支持部31Aに固定された免震部材32と、免震部材32を介してブラケット31に支持されると共に地面70から離間して配された懸架体10と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、構造物の下方空間を利用する建築物及びその施工方法に関する。
既存の構造物の底面とその構造物を支える柱とによって形成される下方空間(例えば、高架橋下)を利用する建築物の施工方法として、建築物全体を吊材により構造物の下に吊り下げる方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−269993号
上記特許文献1に記載の方法を適用する場合、構造物には、建築物全体によって加えられる荷重を負担する余力が必要とされる。しかしながら、吊り下げる対象は床部や下梁を含む建築物全体であるため、構造物が有する荷重の負担性能(すなわち、構造物の耐力)よりも懸架させる建築物の重量が大きい場合には、この方法を採用することができないという問題があった。
そこで本発明は、荷重の負担性能が低い構造物に対しても懸架させることができる建築物及びその施工方法の提供を目的とする。
本発明による建築物は、構造物の柱部に取り付けられると共に支持部を有するブラケットと、上記ブラケットの支持部に固定された免震部材と、上記免震部材を介して上記ブラケットに支持されると共に地面から離間して配された懸架体と、を備える。
本発明によれば、構造物はブラケット及び免震部材を介して地面から離間して配された建築物の懸架体のみを支持するため、建築物の床部や下梁を構造物に支持させない構成が可能となり構造物が支持する荷重を減らすことができる。したがって、荷重の負担性能(耐力)が低い構造物に対しても、新たな建築物を施工することが可能となり既存の構造物の下方空間を有効に活用することができる。
また、本発明の建築物において、上記懸架体は、上記免震部材を介して上記ブラケットに支持される屋根部と、ヒンジ部を介して上記屋根部に対して揺動自在に支持される骨組部と、を備えるようにしても良い。このように構成することで、地面からの振動は、建築物の骨組部に対して直接入力されずに、構造物の柱部を伝わり免震部材を介して懸架体の屋根部に入力される。また、建築物の骨組部は、ヒンジ部により屋根部に対して揺動自在に支持されているため、建築物を構成する各要素の変位が一定範囲で許容される。したがって、建築物の免震性を向上させ、構造物から伝わる揺れを和らげることができる。
さらに、本発明の建築物において、上記懸架体は、上記骨組部に取付けられた壁部を備え、隣接する上記壁部間の隙間を埋めるように設けられた伸縮部材によって連結されていてもよい。このように構成することで、地震などの振動が構造物に加わった際にも一定範囲で各壁材の変位を許容しつつ、壁部間の隙間を塞ぐことができる。
また、上記建築物は、地面上に立設された自立壁を備え、上記懸架体は、上記免震部材を介して上記ブラケットに支持されると共に上記自立壁から離間している屋根部を備えるようにしても良い。このように構成することで、構造物が支持する荷重をさらに減らすことができる。
さらに、上記建築物は、上記屋根部と上記自立壁とを連結する伸縮部材と、を備えるようにしても良い。このように構成することで、地震などの振動が構造物に加わった際にも一定範囲で各壁部の変位を許容しつつ、懸架体と側壁部との間の隙間を塞ぐことができる。
なお、本発明は、上記のように建築物の発明として記述できる他に、建築物の施工方法の発明としても記述することができる。これはカテゴリーが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用・効果を奏する。
本発明によれば、荷重の負担性能が低い構造物に対しても建築物を懸架することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1から図4は、本発明の第1実施形態にかかる建築物の構成を示す図である。図1は、構造物の例として鉄道用高架橋を取り上げ、高架橋1の下方に形成される空間を利用して建築物5を施工する場合の概念図を示している。また、図2は、構造物の柱部にブラケットが取り付けられた状態を示す平面図である。
図1に示されるように、構造物(鉄道用高架橋)1は高架部2と、高架部2を支持する柱部3と、地中に打設され、柱部3をつなぐ地中梁4と、を備えている。
構造物1の下方空間を利用して施工される建築物5は、構造物1の柱部3に支持される懸架体10と、建築物の床を構成する床部20と、懸架体10を構造物1の柱部3に支持させるために柱部3の上部に取り付けられた張出部30とを備えている。
張出部30は、構造物1の柱部3に取り付けられると共に支持部31Aを有するブラケット31と、支持部31Aの上に固定された免震部材32(詳細は後述)と、を備えている。
懸架体10は、免震部材32を介してブラケット31に支持され、地面70に対して固定されずに離間して配されている。懸架体10は、梁部11と、屋根部12と、ヒンジ部13と、骨組部14と、壁部15と、を備えている。梁部11は、構造物1の高架部2の長手方向に沿って伸び、複数の免震部材32に対して固定され、懸架体10の荷重を各ブラケット31へ伝えている(図2参照)。屋根部12は、建築物5の屋根として梁部11の上に固定されると共に、構造物1の高架部2の長手方向に沿って設けられている。
図3は、床部20及び懸架体10の屋根部12に対する骨組部14の取り付けを説明するための図である。図3(a)及び(b)に示されるように、ヒンジ部13は、屋根部12の横方向端部に設けられており、骨組部14を屋根部12に対して揺動自在に支持している。骨組部14の下端には、後述する床部20の支軸部材22の棒部22Aが挿入される溝部14Aが設けられている。また、壁部15は、骨組部14に渡すように取り付けられている。
なお、図1から図3では、骨組部14の外面に壁部15を取付けた場合を示しており、骨組部14は吊り柱として構成されているが、骨組部14が壁部15に埋め込まれた態様としても良い。また、梁部11は高架部2の長手方向に沿って伸びる場合を示しているが、高架部2の幅方向やトラスのように斜めに渡すことによって梁部11を複数の免震部材32に固定させても良い。
床部20は、建築物5の床を構成する置き床21と、置き床21の凹部21Aに取り付けられた支持部材22とを備えている。図3(a)及び(b)に示されるように、支軸部材22は棒部22Aと球部22Bとを備え、球部22Bを支点として回動できるように凹部21Aに取り付けられている。一方、支軸部材22の棒部22Aは骨組部14の溝部14Aに挿入されることで、骨組部14が凹部21Aから外れて揺動することを防止する。
ここで、支軸部材22の棒部22Aは骨組部14の溝部14Aに挿入されるに過ぎないため、懸架体10の荷重は、張出部30を介して、構造物1の柱部3によって支持される。したがって、構造物1の柱部3は、ブラケット31と免震部材32とを備える張出部30を介して懸架体10を支持するが、懸架体10に固定されていない床部20や下梁(図示せず)の荷重を支持しない。したがって、構造物1が支持する荷重を減らすことができるため、荷重の負担性能(耐力)が低い構造物に対しても建築物5を施工することができる。
さらに、特許文献1に開示される構造のように、地盤(もしくは地面)に免震部材(変位制御ダンパー)を設けることなく、建築物5の免震性を向上させ、外部から建築物5に加わる振動(高架橋を走行する鉄道車両の振動や地震の揺れ)を減衰させることができる。施工方法としても、特許文献1の方法と比べて、本発明の方法は非常に容易である。
なお、図1において、建築物5の幅は、構造物1の下方空間を利用する範囲であれば良く、特に限定されない。具体的には、構造物1の柱部3に固定した張出部30が懸架体10を支持できる範囲であれば良く、懸架体10の幅に応じて、梁部11の形状を図1に示すH型鋼以外の形状に変更する、又は張出部30の大きさ若しくは形状を変更するといった変形例も本願発明の範囲である。
図4は、柱部2に対して固定されたブラケット31を示す図である。図4(a)〜(c)に示されるブラケット31は、4つの水平材31Bから構成されている。水平材31Bは、構造物1の柱部3に対して図示しないボルト等で固定されており、隣接する他の水平材31Bとはボルト31Cで固定されている。4つの水平部材31Bによって構成されるブラケット31の四隅は、免震部材32を固定するための支持部31Aとなる。免震部材32の上面には、懸架体10の梁部11が固定される。
次に免震部材32の具体例について説明する。
図5は、免震部材32の例としての積層ゴムを利用した場合を示す図である。図5(a)に示される積層ゴム81は、鋼板81Aとゴム81Bとから構成される層を複数積み重ねることで構成され、層の中心部には支承機能と減衰機能を併せ持つ鉛製のプラグ81Cが挿入されている。ゴム81Bの外周には、被覆ゴム81Dが取付けられており、積層ゴムの層方向両端には、取付け板81Eが取り付けられている。また、取付け板81Eには、梁部11及びブラケット31へ取り付けるためのボルト穴81Fが設けられている。このような構成とすることで、上部の荷重を支えることができる。また、水平方向にはゴムの小さい剛性と変形追従能力により、固有周期を長くし(式1参照)、鉛直方向には鋼板と重ね合わせることによって得られる高い剛性により、外部から入力される揺れに起因する建築物5の居住性を向上させることができる。
T=2π・m1/2/K ・・・(式1)
Tは周期、mは質量、Kは水平剛性であり、Kが小さいほどTは大きくなり、居住性悪化を防止する効果が大きくなる。
なお、積層ゴムとしては、図5(b)に示すように、鋼板81Aとプラグ81Cと被覆ゴム81Dとを取り除き、支承機能のみを有する構成(積層ゴム82)としても良い。
図6は、免震部材32の他の例としての曲面すべり支承構造91を利用した場合を示す図である。曲面すべり支承構造91は、球面板91Bと、可動子91Dとを備えている。球面板91Bは、摺動に好適な特殊コートが施された曲面である摺動面91Aを備えている。また、可動子91Dは、摺動面91Aを摺動するように設けられた摺動材(滑り材)91Cを備えている。
曲面すべり支承は、振り子の原理を応用した免震部材であり、振り子の動きを再現することで固有周期を調整する。振り子の周期は式2で表すことができる。
T=2πL1/2/g ・・・(式1)
Tは周期、Lは振り子の糸の長さ、gは重力加速度(9.8m/s2)であり、変数はLのみとなる。
本発明の曲面滑り支承において、摺動面91Aは、周期が3〜4秒程度になるような曲面とすることが好ましい。また、適度な摩擦係数を摺動面91Aに付与することで、曲面滑り支承は摩擦力による減衰機能も併せ持つ。
このような特徴を備えた曲面すべり支承構造91を免震部材に適用することで、高架橋を走行する電車による振動や地震による震動などが構造物に加わった際に、図6(a)及び(b)に示されるように、可動子91Dが摺動面91Aを摺動することで建築物5に加わる揺れを低減することができる。したがって、積層ゴムの場合と同様に、外部から入力される揺れに起因する建築物5の居住性を向上させることができる。
図7は、本発明の第1実施形態にかかる建築物5の概略を示す斜視図であり、懸架体10の壁部15の端部を接続する伸縮部材18を説明するための図である。伸縮部材18は、隣接する壁部15間の隙間を埋めるように設けられ、壁部15を連結するように構成されている。このように構成することで、地震などの振動が構造物に加わった際にも一定範囲で各壁材の変位を許容しつつ、壁部間の隙間を塞ぐことができる。なお、揺れに対して建築物5全体が一体的に動くようにするためには、伸縮部材18は、図7に示されるように建築物5の角部に用いることが好ましい。
図8は、本発明の第2実施形態にかかる建築物の構成を示す概念図であり、鉄道用高架橋において、高架橋1の下方に形成される空間を利用して建築物105を施工する場合を示している。図8に示されるように、本発明の第1実施形態と同様に構造物(鉄道用高架橋)1は高架部2と、高架部2を支持する柱部3と、地中に打設されると共に柱部3が立設される基礎部4と、を備えている。構造物1の下方空間を利用して施工される建築物105は、構造物1の柱部3に支持される懸架体110と、建築物の床を構成する床部120と、懸架体110を構造物1の柱部3に支持させるために柱部2の上部に取り付けられた張出部30と、建築物の側壁を構成する側壁部140と、を備えている。
本実施形態に係る張出部30は、第1実施形態と同様に構造物1の柱部3に取り付けられると共に支持部31Aを有するブラケット31と、支持部31Aの上に固定された免震部材32(例えば、前述の積層ゴムや曲面すべり支承構造)と、を備えている。
懸架体110は、免震部材32を介してブラケット31に支持され、地面70に対して固定されずに離間して配されている。懸架体110は、梁部11と、屋根部112と、屋根部112の外縁に設けられた外縁部113を備えているが、第1実施形態と異なり、ヒンジ部、骨組部及び壁部を備えていない。そのため、第2実施形態に係る懸架体110により構造物1の柱部3に加わる荷重は、第1実施形態に係る懸架体10よりも小さくすることができる。
梁部11は、構造物の高架部1の長手方向に沿って伸び、複数の免震部材32に対して固定され(図2参照)、懸架体110の荷重を各ブラケット31へ伝えている。屋根部112は、建築物105の屋根として梁部11の上に固定されると共に、構造物1の高架部2の長手方向に沿って設けられている。外縁部113は、屋根部112の外縁に設けられ、外部からの雨や埃が建築物内部に侵入することを低減する。
側壁部140は、地中に打設された側壁基礎部141と、一端が側壁基礎部141に固定されることで地面70に対して立設された自立柱142と、複数の自立柱142に渡すように取り付けられた側壁143とを備えている。
また、図8に示されるように、側壁143の屋根部112側の端部143Aと屋根部112の下面112Aとの間に形成される隙間を埋めつつ、屋根部112と側壁143とを連結する伸縮部材151を設けても良い。このように構成することで、地震などの振動が構造物に加わった際にも一定範囲で自立柱142に対する懸架体110の変位を許容しつつ、懸架体と壁部との間の隙間を塞ぐことができる。
なお、本実施形態では、本発明の建築物を施工する場所として、鉄道用高架橋の下方空間を利用する場合を例にとって説明したが、鉄道用高架橋以外にも種々の構造物の下方空間に対して、本発明を適用することができる。例えば、自動車用高架橋の下方空間を利用しても良い。
本発明の第1実施形態にかかる建築物の構成を示す概念図である。 構造物の柱部それぞれにブラケットが取り付けられた状態を示す平面図である。 (a)及び(b)は、床部及び懸架体の屋根部に対する骨組部の取り付けを説明するための図である。 (a)〜(c)は、柱部2に対して固定されたブラケット31を示す図である。 (a)及び(b)は、免震部材の例としての積層ゴムを利用した場合を示す図である。 (a)及び(b)は、免震部材の他の例としての曲面すべり支承構造を利用した場合を示す図である。 本発明の第1実施形態にかかる建築物の概略を示す斜視図であり、懸架体の壁部の端部を接続する伸縮部材を説明するための図である。 本発明の第2実施形態にかかる建築物の構成を示す概念図である。
符号の説明
1…構造物、2…高架部、3…柱部、4…基礎部、5,105…建築物、10,110…懸架体、11…梁部、12,112…屋根部、13…ヒンジ部、14…骨組部、14A…溝部、15…壁部、18,118…伸縮部材、20,120床部、21…置き床、21A…凹部、22…支軸部材、22A…棒部、22B…球部、30…張出部、31…ブラケット、31A…支持部、31B…水平材、31C…ボルト、32…免震部材、70…地面、81…積層ゴム、81A…鋼板、81B…ゴム、81C…プラグ、81D…被覆ゴム、81E…取付け板、81F…ボルト穴、91… 曲面すべり支承構造、91A…摺動面、91B…球面板、91C…摺動材(滑り材)、91D…可動子、113…外縁部、140…側壁部、141…側壁基礎部、142…自立柱、143…側壁

Claims (6)

  1. 構造物の柱部に取り付けられると共に支持部を有するブラケットと、
    前記ブラケットの支持部に固定された免震部材と、
    前記免震部材を介して前記ブラケットに支持されると共に地面から離間して配された懸架体と、を備える構造物の下方空間を利用する建築物。
  2. 前記懸架体は、前記免震部材を介して前記ブラケットに支持される屋根部と、ヒンジ部を介して前記屋根部に対して揺動自在に支持される骨組部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の構造物の下方空間を利用する建築物。
  3. 前記懸架体は、さらに前記骨組部に取り付けられた壁部を備え、隣接する前記壁部間の隙間を埋めるように設けられた伸縮部材によって連結されていることを特徴とする請求項2に記載の構造物の下方空間を利用する建築物。
  4. 前記建築物は、地面上に立設された自立壁を備え、
    前記懸架体は、前記免震部材を介して前記ブラケットに支持されると共に前記自立壁から離間している屋根部を備えることを特徴とする請求項1に記載の構造物の下方空間を利用する建築物。
  5. 前記建築物は、さらに、前記屋根部と前記自立壁とを連結する伸縮部材と、を備えることを特徴とする請求項4に記載の構造物の下方空間を利用する建築物。
  6. 地面から離間して配された懸架体と、支持部を有するブラケットと、免震部材とを備える建築物を、高架部と前記高架部を支持する柱部とを備える構造物の下方空間に施工する建築物の施工方法であって、
    前記ブラケットを前記構造物の柱部に取り付ける工程と、
    前記支持部に固定された前記免震部材を介して、前記ブラケットに前記懸架体を支持させる工程と、を備える構造物の下方空間に施工する建築物の施工方法。
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