JP2006206890A - シリコーン系感圧接着剤組成物および粘着テープ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(A)(a)粘度10,500〜60,000mPa・sである分子鎖両末端にアルケニル基を有するオルガノポリシロキサンと(b)HR1 2SiO(R1 2SiO)mSiR1 2H(式中、mは10〜200の数)で表されるジオルガノハイドロジェンポリシロキサンとを鎖長延長させて得た分子鎖両端にアルケニル基を有するオルガノポリシロキサン、(B)R3SiO1/2単位とSiO4/2単位からなるオルガノポリシロキサンレジン、(C)オルガノハイドロジェンポリシロキサンおよび(D)ヒドロシリル化反応触媒を含み、重合度20以下の低分子シロキサン成分の含有量が1000ppm以下であるシリコーン系感圧接着剤組成物および該組成物からなる感圧接着層を有する粘着テープ。
【選択図】なし
Description
(a)一般式(1)
(b)一般式(2)
(B)R3SiO1/2単位とSiO4/2単位からなるオルガノポリシロキサンレジン(式中、Rは炭素原子数1〜10のアルキル基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基またはシラノール基であり、Rで示される全ての基のうち、少なくとも一つはアルキル基またはアルケニル基である)
(C)一分子中に2個以上のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、および
(D)ヒドロシリル化反応用触媒
からなり、重合度20以下の低分子オルガノポリシロキサン成分の含有量が1000ppm以下であることを特徴とするシリコーン系感圧接着剤組成物、および基材上に該組成物を硬化させてなる感圧接着層が形成されていることを特徴とする粘着テープによって、上記課題を解決できることを見出し、本発明に到達した。
「〔1〕(A)(a)一般式(1)
(b)一般式(2)
(B)R3SiO1/2単位とSiO4/2単位からなるオルガノポリシロキサンレジン(式中、Rは炭素原子数1〜10のアルキル基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基またはシラノール基であり、Rで示される全ての基のうち、少なくとも一つはアルキル基またはアルケニル基である)
(C)一分子中に2個以上のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、および
(D)ヒドロシリル化反応用触媒
からなり、重合度20以下の低分子オルガノポリシロキサン成分の含有量が1000ppm以下であることを特徴とするシリコーン系感圧接着剤組成物。
〔2〕前記の(a)成分中に含まれる重合度20以下の環状または直鎖状のポリジメチルシロキサン成分のそれぞれの含有量が100重量ppm以下であることを特徴とする、〔1〕に記載のシリコーン系感圧接着剤組成物。
〔3〕(A)成分の重量平均分子量が100,000〜2,000,000(GPCによるポリスチレン換算値)である〔1〕または〔2〕に記載のシリコーン系感圧接着剤組成物。
〔4〕(A)成分が以下の平均構造式(3)で示される重量平均分子量が100,000〜2,000,000(GPCによるポリスチレン換算値)のオルガノポリシロキサンであることを特徴とする〔1〕または〔2〕に記載された無溶剤型剥離性硬化皮膜形成用オルガノポリシロキサン組成物。
〔5〕(A)成分と(B)成分に含まれるアルケニル基 1.0モルに対して、当該(C)成分中のケイ素原子結合水素原子が1.0〜50.0モルとなる量である、〔1〕〜〔4〕に記載のシリコーン系感圧接着剤組成物。
〔6〕基材上に、〔1〕〜〔5〕のいずれか1項に記載のシリコーン系感圧接着剤組成物の硬化による感圧接着層が形成されていることを特徴とする粘着テープ。
〔7〕前記基材がフィルム状であることを特徴とする〔6〕に記載の粘着テープ。」である。
(A)成分は(a)下記一般式(1):
(b)一般式(2)
本発明の粘着テープは、基材と、その上に形成された、本発明にかかるシリコーン系感圧接着剤組成物の硬化により形成されたシリコーン系感圧接着層とを有することを特徴とするものであり、本発明にかかるシリコーン系感圧接着剤組成物を、基材、好ましくは前記シート状基材に前記の方法で塗工した後、室温もしくは50〜200℃の温度条件下で加熱することにより硬化させて、前記フィルムの表面に感圧接着層を形成することにより作製することができる。塗工方法は、前記と同様の方法が例示される。合成樹脂フィルム上でシリコーン系感圧接着剤を硬化させる場合、加熱することが好ましく、特に80〜200℃の温度条件で加熱することが好ましい。
○粘着力
ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂からなるフィルム状支持体上にシリコーン系感圧接着剤組成物を硬化後の感圧接着層が40μm前後の厚さになるように塗工した後、これを100℃で3分間加熱して粘着シートを作製した。次に、この粘着シートを幅20mmに切断して粘着テープを作製した。この粘着テープを360番耐水研磨紙で研磨処理したステンレススチール板(SUS304)からなる被着体に2Kgfのゴムローラを用いて圧着させた。その後、室温下、30分間静置して、これを定速(300mm/分)の引張試験機を用いて、180°引きはがし法により、この粘着力を測定した。
○ボールタック
ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂からなるフィルム状支持体上にシリコーン系感圧接着剤組成物を硬化後の感圧接着層が40μm前後の厚さになるように塗工した後、これを100℃で3分間加熱して粘着シートを作製した。次に、この粘着シートを、水平方向からの角度が40°である斜面に設置し、規定のステンレス製ボールを上方から3回転がした。3回中2回以上、粘着シート上の転がり距離が10cm以内であったボール番号のうち、最大のものをボールタック値とした。
○高温に曝した後の糊残り性
ポリイミド樹脂からなるフィルム状支持体にシリコーン系感圧接着剤組成物を硬化後の感圧接着層が40μm前後の厚さになるように塗工した後、これを100℃で3分間加熱して粘着シートを作製した。次に、この粘着シートを幅20mmに切断して粘着テープを作製した。この粘着テープを360番耐水研磨紙で研磨処理したステンレススチール板(SUS304)からなる被着体に2Kgfのゴムローラを用いて貼り合わせた。その後、240℃で2時間エージングし、オーブンから取り出し、室温下、30分間静置して、これを定速(300mm/分)の引張試験機を用いて、180°で引きはがしてステンレス板に対する糊残りを目視で確認した。このとき、感圧接着層がステンレススチール板に全く残らない:○、感圧接着層がステンレススチール板にわずかに見られる:△ 感圧接着層がステンレススチール板に残留する:× として糊残り性を評価した。
温度計および攪拌機を備えた300mlのセパラブルフラスコに分子鎖両末端にビニル基を有するジメチルシロキサン(粘度13,000mPa・s、重合度3〜20の低分子シロキサンの含有量は各100ppm以下)100g、HMe2SiO(Me2SiO)21SiMe2H 3.66gを投入した後、白金の1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体 5ppm (白金量換算)を加え、25℃で4時間攪拌しながら反応させて、平均分子量500,000の鎖長延長されたガム状の分子鎖両末端にビニル基を有するジメチルポリシロキサン(ポリマー(イ))を得た。
温度計および攪拌機を備えた300mlのセパラブルフラスコに分子鎖両末端にビニル基を有するジメチルシロキサン(粘度35,000mPa・s、重合度3〜20の低分子シロキサンの量は各100ppm以下)100g、HMe2SiO(Me2SiO)21SiMe2H 3.10gを投入した後、白金の1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体 5ppm (白金量換算)を加え、25℃で4時間攪拌しながら反応させて、平均分子量800,000の鎖長延長されたガム状の分子鎖両末端にビニル基を有するジメチルポリシロキサン(ポリマー(ロ))を得た。
温度計および攪拌機を備えた300mlのセパラブルフラスコに分子鎖両末端にビニル基を有するジメチルシロキサン(粘度13,000mPa・s、重合度3〜20の低分子シロキサンの量は、各100ppm以下)100g、HMe2SiO(Me2SiO)70SiMe2H 13.0gを投入した後、白金の1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体 5ppm (白金量換算)を加え、25℃で4時間攪拌しながら反応させて、平均分子量1,000,000の鎖長延長されたガム状の分子鎖両末端にビニル基を有するジメチルポリシロキサン(ポリマー(ハ))を得た。
ViMe2SiO(Me2SiO)9SiMe2Vi(粘度5mPa・s) 1.38g、オクタメチルテトラシロキサン 643g、及び触媒としてカリウムを含むシリコネート0.68gを加え、ニーダーを用いて混練した。次いで、冷却してから二酸化炭素を加えて触媒を中和した。両末端にビニル基を有し、平均分子量が500,000であるジメチルシロキサン(ポリマー(ニ))を得た。
温度計および攪拌機を備えた300mlのセパラブルフラスコに分子鎖両末端にビニル基を有するジメチルシロキサン(粘度2,000mPa・s、重合度3〜20の低分子シロキサンの量は、各100ppm以下)100g、HMe2SiO(Me2SiO)21SiMe2H 6.70gを投入した後、白金の1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体 5ppm (白金量換算)を加え、25℃で4時間攪拌しながら反応させて、平均分子量500,000の鎖長延長されたガム状の分子鎖両末端にビニル基を有するジメチルポリシロキサン(ポリマー(ホ))を得た。
(A)前記合成例1で得られたポリマー(イ)25.6重量部、(B)(CH3)3SiO1/2単位とSiO4/2単位から成り、SiO4/2単位に対する(CH3)3SiO1/2単位のモル比が0.8であるメチルポリシロキサンレジンの60重量%キシレン希釈溶液56.4重量部、(C)粘度20mPa・sの分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたメチルハイドロジェンポリシロキサン(ケイ素原子結合水素原子の含有量 1.55重量%)0.2重量部、2−メチル−3−ブチン−2−オール 0.2重量部、トルエン 17.6重量部を攪拌機を用いて混合した後、(D)白金の1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体を錯体中の白金金属が上記のポリマー(イ)とメチルポリシロキサンレジンの合計量に対して重量単位で100ppmとなるような量を添加して、オルガノポリシロキサン成分が40重量%であるシリコーン系感圧接着剤組成物を調製した。(A)成分に含まれるビニル基の1.0モルに対する(C)成分に含まれるケイ素結合水素原子は20.0モルであった。次に、このシリコーン系感圧接着剤を用いて粘着テープを作製し、前記の方法で粘着力、ボールタックおよび糊残り性を評価し、それらの結果を表1に示した。また、本接着剤組成物に含まれる重合度3〜20の低分子シロキサンの含有量の合計量を表1に示した。
(A)前記合成例2で得られたポリマー(ロ)25.6重量部、(B)(CH3)3SiO1/2単位とSiO4/2単位から成り、SiO4/2単位に対する(CH3)3SiO1/2単位のモル比が0.8であるメチルポリシロキサンレジンの60重量%キシレン希釈溶液56.4重量部、(C)粘度20mPa・sの分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたメチルハイドロジェンポリシロキサン(ケイ素原子結合水素原子の含有量 1.55重量%)0.2重量部、2−メチル−3−ブチン−2−オール 0.2重量部、トルエン 17.6重量部を攪拌機を用いて混合した後、(D)白金の1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体を錯体中の白金金属が上記のポリマー(ロ)とメチルポリシロキサンレジンの合計量に対して重量単位で100ppmとなるような量を添加して、オルガノポリシロキサン成分が40重量%であるシリコーン系感圧接着剤組成物を調製した。(A)成分に含まれるビニル基の1.0モルに対する(C)成分に含まれるケイ素結合水素原子は12.5モルであった。次に、このシリコーン系感圧接着剤を用いて粘着テープを作製し、前記の方法で粘着力、ボールタックおよび糊残り性を評価し、それらの結果を表1に示した。また、本接着剤組成物に含まれる重合度3〜20の低分子シロキサンの含有量の合計量を表1に示した。
(A)前記合成例3で得られたポリマー(ハ)25.6重量部、(B)(CH3)3SiO1/2単位とSiO4/2単位から成り、SiO4/2単位に対する(CH3)3SiO1/2単位のモル比が0.8であるメチルポリシロキサンレジンの60重量%キシレン希釈溶液56.4重量部、(C)粘度20mPa・sの分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたメチルハイドロジェンポリシロキサン(ケイ素原子結合水素原子の含有量 1.55重量%)0.2重量部、2−メチル−3−ブチン−2−オール 0.2重量部、トルエン 17.6重量部を攪拌機を用いて混合した後、(D)白金の1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体を錯体中の白金金属が上記のポリマー(ハ)とメチルポリシロキサンレジンの合計量に対して重量単位で100ppmとなるような量を添加して、オルガノポリシロキサン成分が40重量%であるシリコーン系感圧接着剤組成物を調製した。(A)成分に含まれるビニル基の1.0モルに対する(C)成分に含まれるケイ素結合水素原子は10.0モルであった。次に、このシリコーン系感圧接着剤を用いて粘着テープを作製し、前記の方法で粘着力、ボールタックおよび糊残り性を評価し、それらの結果を表1に示した。また、本接着剤組成物に含まれる重合度3〜20の低分子シロキサンの含有量の合計量を表1に示した。
(A)前記合成例4で得られたポリマー(ニ)25.6重量部、(B)(CH3)3SiO1/2単位とSiO4/2単位から成り、SiO4/2単位に対する(CH3)3SiO1/2単位のモル比が0.8であるメチルポリシロキサンレジンの60重量%キシレン希釈溶液56.4重量部、(C)粘度20mPa・sの分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたメチルハイドロジェンポリシロキサン(ケイ素原子結合水素原子の含有量 1.55重量%)0.2重量部、2−メチル−3−ブチン−2−オール 0.2重量部、トルエン 17.6重量部を攪拌機を用いて混合した後、(D)白金の1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体を錯体中の白金金属が上記のポリマー(ニ)とメチルポリシロキサンレジンの合計量に対して重量単位で100ppmとなるような量を添加して、オルガノポリシロキサン成分が40重量%であるシリコーン系感圧接着剤組成物を調製した。(A)成分に含まれるビニル基の1.0モルに対する(C)成分に含まれるケイ素結合水素原子は20.0モルであった。次に、このシリコーン系感圧接着剤を用いて粘着テープを作製し、前記の方法で粘着力、ボールタックおよび糊残り性を評価し、それらの結果を表1に示した。また、本接着剤組成物に含まれる重合度3〜20の低分子シロキサンの含有量の合計量を表1に示した。
(A)前記合成例5で得られたポリマー(ホ)25.6重量部、(B)(CH3)3SiO1/2単位とSiO4/2単位から成り、SiO4/2単位に対する(CH3)3SiO1/2単位のモル比が0.8であるメチルポリシロキサンレジンの60重量%キシレン希釈溶液56.4重量部、(C)粘度20mPa・sの分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたメチルハイドロジェンポリシロキサン(ケイ素原子結合水素原子の含有量 1.55重量%)0.2重量部、2−メチル−3−ブチン−2−オール 0.2重量部、トルエン 17.6重量部を攪拌機を用いて混合した後、(D)白金の1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体を錯体中の白金金属が上記のポリマー(ホ)とメチルポリシロキサンレジンの合計量に対して重量単位で100ppmとなるような量を添加して、オルガノポリシロキサン成分が40重量%であるシリコーン系感圧接着剤組成物を調製した。(A)成分に含まれるビニル基の1.0モルに対する(C)成分に含まれるケイ素結合水素原子は20.0モルであった。次に、このシリコーン系感圧接着剤を用いて粘着テープを作製し、前記の方法で粘着力、ボールタックおよび糊残り性を評価し、それらの結果を表1に示した。また、本接着剤組成物に含まれる重合度3〜20の低分子シロキサンの含有量の合計量を表1に示した。
Claims (7)
- (A)(a)一般式(1)
(b)一般式(2)
(B)R3SiO1/2単位とSiO4/2単位からなるオルガノポリシロキサンレジン(式中、Rは炭素原子数1〜10のアルキル基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基またはシラノール基であり、Rで示される全ての基のうち、少なくとも一つはアルキル基またはアルケニル基である)
(C)一分子中に2個以上のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、および
(D)ヒドロシリル化反応用触媒
からなり、重合度20以下の低分子オルガノポリシロキサン成分の含有量が1000ppm以下であることを特徴とするシリコーン系感圧接着剤組成物。 - 前記の(a)成分中に含まれる重合度20以下の環状または直鎖状のポリジメチルシロキサン成分のそれぞれの含有量が100重量ppm以下であることを特徴とする、請求項1に記載のシリコーン系感圧接着剤組成物。
- (A)成分の重量平均分子量が100,000〜2,000,000(GPCによるポリスチレン換算値)である請求項1または請求項2に記載のシリコーン系感圧接着剤組成物。
- (A)成分および(B)成分に含まれるアルケニル基 1.0モルに対して、当該(C)成分中のケイ素原子結合水素原子が1.0〜50.0モルとなる量である、請求項1〜請求項4に記載のシリコーン系感圧接着剤組成物。
- 基材上に、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のシリコーン系感圧接着剤組成物の硬化による感圧接着層が形成されていることを特徴とする粘着テープ。
- 前記基材がシート状であることを特徴とする請求項6に記載の粘着テープ。
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