本発明は、光書込装置及び画像形成装置に関し、詳細には、LD走査方式と発光素子アレイ方式に対応する光書込装置及び当該光書込装置を備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式を利用した複写機、プリンタ及びファクシミリ装置等の画像形成装置においては、一様に帯電された感光体(被走査面)上に、光書込部で画像データにより変調された書込光を照射して、感光体上に静電潜像を形成し、この静電潜像の形成された感光体に現像部によりトナー(現像剤)を供給して感光体を現像する。画像形成装置は、この感光体上のトナー像(現像剤像)を転写部で記録紙に転写した後、定着部で記録紙上に転写したトナー画像を加熱・加圧して定着させて画像形成している。
このような画像形成装置の光書込部としては、光源としてのLD(Laser Diode )から出射されたレーザを回転駆動される偏向素子としてのポリゴンミラーで走査して被走査面上に照射するレーザビーム走査光学系を用いたLD走査方式(特許文献1、特許文献2等参照)と、光源としてLED(Light Emitting Diode)等の発光素子を多数アレイ状に配列して個々の発光素子の光出力をそれぞれ被走査面上の異なる位置に結像する発光素子アレイ方式とが一般に用いられている。
LD走査方式は、消費電力が小さく、主要部品の低コスト化が進んでおり、一方、発光素子アレイ方式は、省スペースである。また、光書込装置に要求される機能としては、LD走査方式は、同期制御を必要とし、発光素子アレイ方式は、ストローブ制御・補正データ制御を必要とする。したがって、従来、光書込装置は、これら基本機能を実現するために、それぞれの方式によって、インタフェース(I/F)もそれぞれ異なるものとなっている。
すなわち、図7に示すように、光書込装置を備えた画像形成装置100は、一般的に、スキャナ装置101、パーソナルコンピュータ102、ファクシミリ装置103、メモリ104(図13参照)及び図示しないデジタルスチルカメラ等から画像データが画像I/F部を介して入力され、当該画像データに基づいて変調した光を光書込装置から感光体上に照射して静電潜像を形成する。
例えば、画像形成装置100が、図8に示すように、LD走査方式の光書込装置110を備えているときには、LDユニット111の発光素子であるLD(Laser Diode )112から画像データに基づいて変調したレーザ光を出射して、このレーザ光をLDユニット111のシリンドリカルレンズ113を通してミラー114に入射し、ミラー114で偏向素子であるポリゴンミラー115に反射して、ポリゴンミラー115で主走査方向に偏向して、fθレンズ116、折り返しミラー117等の主走査光学系118を介して被走査面である感光体130上に照射することで、感光体130上に静電潜像を形成する。また、光書込装置110は、レーザ光の感光体130上への主走査方向の延長線上であって非画像形成領域に同期反射ミラー119が配設されており、ポリゴンミラー115で走査されたレーザ光がこの同期反射ミラー119にも入射されて、同期反射ミラー119の反射するレーザ光の反射方向に同期検知ユニット120が配置されている。そして、この光書込装置110を備えた画像形成装置100は、図9に示すように、時計方向に回転駆動される感光体130の周囲に、帯電部131、上記光書込装置110、現像部132、転写部133、クリーニング部134及び除電部135等を備えており、帯電部131で一様に帯電された感光体130上に、光書込装置110からレーザ光が照射されることで、感光体130上に静電潜像が形成される。画像形成装置100は、感光体130上の静電潜像を現像部132で現像剤によって現像して現像剤像を形成し、感光体130上の現像剤像を給紙部から搬送されてくる転写紙に転写部133で転写して、転写紙上の現像剤像を図示しない定着部で定着させた後、排紙トレイ上に排出する。そして、転写の完了した感光体130は、クリーニング部134で残留する現像剤が除去された後、除電部135で除電され、帯電部131で一様に帯電されて、再度、画像形成に供される。
そして、同期検知ユニット120は、光受光部(同期検知センサ)と受光部からの信号を増幅して出力する増幅部を備えており、一般的に、レーザ光が受光部上を走査している間、増幅部のトランジスタがLレベルの同期信号を出力する。そして、LDユニット111は、同期検知ユニット120上を走査する間、LD112を点灯する機能を備えているとともに、この期間に同期検知ユニット120からの同期信号を受けて、LD発光開始タイミングを生成するカウンタの同期クロックの位相を制御する。一般的に、発振ブロックにおいて高速に駆動する源振クロックからカウンタにより同期クロックを形成し、同期信号によりカウンタのリセットを行うことで、同期クロックが、所定の期間、周期が伸び縮みすることで、位相制御を実現する。したがって、LD112が被走査面(感光体130)上を走査する場合に、走査方向の画像書込開始点を一定に保つことができ、各走査によるズレの小さい画像を形成することができる。
上記LDユニット111は、図10に示すように、LD112、フォトダイオード(PD)141、ヒートシンク142、電極143a、143b及び図10には図示されていないが上記シリンドリカルレンズ113等がキャップ144内に収納されており、キャップ144には、LD112から出射されたレーザ光を外部に放射する窓145が設けられている。そして、LD112は、クラッド層と活性層からなり、クラッド層に接続された電極143aからの電荷によりフロントビームであるレーザ光を出射する。LD112は、このフロントビームと対になるバックビームをPD141方向に出射し、PD112は、このバックビームが入射されると、当該バックビームの光量に対応する出力をモニタ出力として出力する。このモニタ出力に応じて、LD112の出力制御を行うことで、LDユニット111から所定の光パワーで安定した光出力のレーザ光を出射することができる。
そして、光書込装置110は、データ転送において、その階調数に応じたデータバス幅が必要であり、データが256階調のビデオ信号であると、8bitバスデータ信号を用いるので、n個の制御対象があると、8×nというように、バス幅がn倍になる。また、データ伝送用の同期が必要であり、プリント基板の伝送パターンにおいても、ケーブルの伝送においても、スペースを必要とするだけでなく不用輻射対策も多く発生する。
また、図8に示したLD走査方式の光走査装置110においては、ポリゴンミラー115の被走査面(感光体130の表面)に対する走査領域を示す有効走査率は、一般的に、60%程度であるため、特に、光走査装置110での画素クロックは、その他の部分の画素クロックよりも倍程度高い周波数となり、光走査装置110での不要輻射対策をより難しいものとしている。
さらに、光走査装置110は、具体的には、図11に示すように、書込LD前段処理部150とLDドライブユニット155を備えており、書込LD前段処理部150は、複数の処理ブロック、図11では、2つの処理ブロック151、152と、複数、図11では、2つのクロック発生器153、154を備えており、LDユニット155は、LDドライバ156とLDユニット111を備えている。
書込LD前段処理部150の前段の処理ブロック151には、画像データ(DATA)とクロック信号が入力されるとともに、クロック発生器153からクロックa信号が入力され、処理ブロック151はクロック信号の立ち上がりや立ち下がりで、データをラッチしてデータを確定する。次段の処理ブロック151は、前段の処理ブロック151で処理された画像データとクロック信号及びクロック発生器154からクロックb信号が入力されるとともに、同期検知ユニット120から同期信号が入力され、処理ブロック152はクロック信号の立ち上がりや立ち下がりで、データをラッチしてデータを確定して、データ処理を行うとともに、同期信号に基づいて画像データとクロックbをLDドライブユニット155のLDドライバ156に出力する。
LDドライバ156は、クロックbに基づいて、画像データでLDユニット111を駆動し、LDユニット111のLD112からレーザ光を出射させる。
このように、光走査装置110は、図12に示すように、データ転送の同期にクロック信号を用い、クロック信号の立ち下がりや立ち上がりのエッジでデータをラッチしてデータを確定しているため、クロック信号の伝送における不要輻射がデータ信号の伝送と比較して大きく、問題となる。すなわち、データ信号は、そのデータ値が変化した部分でしか信号レベルに変化がなく、例えば、8bitデータにおいて、2hから4hに値が変化した場合、実際にデータ信号のレベルが変化するのは、3bit目が0から1(正論理でLからH)だけであり、クロック信号と比較して周期的に変化する割合が低くなるだけでなく、たとえ、0h→fh→0h→fh→・・・と繰り返す状態であっても、立ち上がりや立ち下がり、または、その両エッジに同期しているので、同期用クロック信号の1/2の周波数になることによっても、不要輻射に対して有利な条件となるからである。
そして、画像形成装置100は、上述のように、LD走査方式の光走査装置110を備えている場合、具体的には、図13に示すように、光走査装置110は、メモリ制御部161、密度変換処理・スムージング処理部162、光変調処理・同期制御部163、ゲート制御部164及び上記LDドライブユニット155等を備えており、メモリ制御部161、密度変換処理・スムージング処理部162及び光変調処理・同期制御部163は、それぞれレジスタ161r、162r、163rを備えている。
また、光書込装置110は、そのメモリ制御部161に、画像形成装置100の画像処理部170から画像データが入力されるとともに、そのゲート制御部164に、各種制御信号であるゲート信号が入力され、さらに、画像形成装置100のシステム制御部であるマイコン180から各種動作設定等の制御信号が各部のレジスタ161r、162r、163rに入力されるとともに、画像処理部170のレジスタ170rに入力される。そして、画像形成装置100の画像処理部170には、上述のように、スキャナ装置101、パーソナルコンピュータ(PC)102、ファクシミリ装置103、メモリ104及び図示しないデジタルスチルカメラ等から画像データが画像I/F部を介して入力され、最終的に画像処理部170に入力される。
画像処理部170は、マイコン180による設定に応じて、入力される画像データに対して必要な画像処理を施して、光書込装置110のメモリ制御部161に伝送するとともに、必要な制御信号をゲート信号としてゲート制御部164に出力する。
光書込装置110のメモリ制御部161は、少なくとも1つ設けられており、ポリゴンミラー115への発光制御である同期処理と書込有効走査率のための速度変更処理に利用されて、ゲート制御部164からのゲート信号に基づいて画像データを密度変換処理・スムージング処理部162に転送する。
密度変換処理・スムージング処理部162は、マイコン180によるレジスタ162rへの設定に応じて画像データに必要な密度変換処理やスムージング処理を行って、ゲート制御部164からのゲート信号に基づいて画像データを光変調処理・同期制御部163に転送する。
光変調処理部210は、書き込みの階調が被走査面(感光体130の表面)への階調を形成するものであり、通常、スキャナ読取データの階調やパーソナルコンピュータ102からの階調と異なり、また、書き込みの階調が光の強度や照射時間に変換されるため、光変調処理が必要となることから、この光変調処理を実行して、同期検知ユニット120からの同期信号に同期してLDドライブ周期を実現するクロック(クロックA)でLDドライブユニット155のLDドライバ156にデータを転送する同期制御を行う。
LDドライブユニット155は、LDドライバ156が、光変調処理・同期制御部163からの画像データでLDユニット111を駆動して、LDユニット111のLDからレーザ光を出射させるとともに、モニタ信号に基づいて出力光量を安定制御する。
一方、画像形成装置100は、上述のように、発光素子アレー方式の光走査装置を備えている場合、具体的には、図14に示すように、光走査装置200は、LD走査方式の光走査装置110と同様のメモリ制御部161、密度変換処理・スムージング処理部162及びゲート制御部164を備えているとともに、光変調処理部210及びLPH220等を備えており、メモリ制御部161、密度変換処理・スムージング処理部162及び光変調処理部210は、それぞれレジスタ161r、162r、210rを備えている。
そして、LPH220は、図15及び図16に示すように、基板221上に、要求される走査幅分並べられたLEDアレー群222と、LEDアレー群222を駆動するLEDドライバ群223とが搭載されているとともに、セルフォックレンズ等の等倍レンズ225と放熱板226等が搭載されている。LPH220は、LEDドライバ群223によりLEDアレー群222の各LEDが点灯駆動され、LEDアレー群222の各LEDから出射された光が等倍レンズ225を通して被走査面である感光体130の異なる走査位置に照射される。
また、LPH220は、上記LEDアレー群222とLEDドライバ群223の他に、図14に示すように、ストローブ制御部231、データレジスタ群232及び光量補正レジスタ群233を備えており、データレジスタ群232には、光変調処理部210からデータが転送され、ストローブ制御部231には、ゲート制御部164からストローブ信号が入力される。
LPH220は、データレジスタ群232が、光量補正レジスタ群233の補正データを用いて補正したデータをLEDドライバ群223に送り、ストローブ制御部231が、ゲート制御部164からのストローブ信号をLEDドライバ群223に送る。LEDドライバ群223は、ストローブ信号に従ってデータを各LEDアレー群222に送って、データに応じて各LEDアレー群222を点灯駆動する。
上述のように、LD走査方式の光書込装置110と発光素子アレイ方式の光書込装置200とでは、LDドライブユニット155とLPH220を除いて、前段の回路構成としては、異なる機能部分と同じ機能部分とがある。
光書込装置110、200のデバイス構成は、コストを含めた要求仕様により多様化しており、その構成に基づいたデータや制御信号に適した伝送のインタフェースが採用されている。また、信号伝達の高速化に伴い、EMC(Electromagnetic Compatibility:電磁適合性)やACタイミング対応が必要となり、製品開発工数の増加の原因となっている。
そして、従来、これらのLD走査方式の光書込装置110と発光素子アレイ方式の光書込装置200は、それぞれ別々に開発されている。
特開2003−283475号公報
特開2000−118038号公報
上述のように、LD走査方式の光書込装置と発光素子アレイ方式の光書込装置は、LDドライブユニットとLPHを除いて、前段の回路構成としては、異なる機能部分もあるが、共通する機能部分があるにも関わらず、従来、別々に開発されてきたが、今日、光書込装置の複数化と画像形成装置内の省スペース化の要求によって光書込装置への画像データ伝送の装置内レイアウトの自由度が強く求められるようになってきている。
しかしながら、近年の高速化や高画像品質化により、LD走査方式の光書込装置と発光素子アレイ方式の光書込装置の共通部分に占める設計工数・コスト比率が高くなってきているとともに、EMCやACタイミング対応が要望されてきており、構成デバイスの集約化と装置内レイアウトの自由度の向上が釣り合いのとれた状態で達成され、汎用性の高い光書込装置が要望されている。
そこで、本発明は、LD走査方式と発光素子アレイ方式のいずれの方式に対しても対応して、適切に駆動して安価に汎用性を向上させるとともに、EMCやACタイミングに影響を低減させた光書込装置及び画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明の光書込装置は、光変調データに基づいて変調駆動される発光素子から出射される書込光を同期信号に基づく走査タイミングで偏向素子によって主走査方向に偏向させて走査光として被走査面上に照射させる走査型光書込手段と、ストローブ信号に基づいて転送される光変調データによって駆動される多数の発光素子から出射される書込光を被走査面上に照射させる発光素子アレー型光書込手段と、が選択的に接続され、当該選択的に接続された光書込手段に対して各種制御信号と光変調データを出力する光変調処理手段を備えた光書込装置であって、擬似的な同期信号としてダミー同期信号を生成して前記光変調処理手段に出力するダミー同期信号生成手段を設け、前記発光素子アレー型光書込手段が接続されているときには、前記光変調処理手段が、前記ダミー同期信号生成手段からの前記ダミー同期信号に基づいて前記光変調データの伝送タイミングを生成して、当該伝送タイミングで当該光変調データを当該発光素子アレー型光書込手段へ伝送し、前記走査型光書込手段が接続されているときには、前記光変調処理手段が、当該走査型光書込手段の備えている同期検知手段が前記走査光を検出して出力する前記同期信号に基づいて前記光変調データを当該走査型光書込手段に伝送することにより、上記目的を達成している。
請求項2記載の発明の光書込装置は、光変調データに基づいて変調駆動される発光素子から出射される書込光を同期信号に基づく走査タイミングで偏向素子によって主走査方向に偏向させて走査光として被走査面上に照射させる走査型光書込手段と、ストローブ信号に基づいて転送される光変調データによって駆動される多数の発光素子から出射される書込光を被走査面上に照射させる発光素子アレー型光書込手段と、が選択的に接続され、当該選択的に接続された光書込手段に対して各種制御信号と光変調データを出力する光変調処理手段を備えた光書込装置であって、擬似的な同期信号としてダミー同期信号を生成して前記光変調処理手段に出力するダミー同期信号生成手段と、前記ストローブ信号を生成するストローブ信号生成手段と、を設け、前記発光素子アレー型光書込手段が接続されているときには、前記光変調処理手段が、前記ダミー同期信号生成手段からの前記ダミー同期信号に基づいて前記光変調データの伝送タイミングを生成して、当該伝送タイミングで当該光変調データを当該発光素子アレー型光書込手段へ伝送し、前記ストローブ信号生成手段が当該発光素子アレー型光書込手段に前記ストローブ信号を出力し、前記走査型光書込手段が接続されているときには、前記光変調処理手段が、当該走査型光書込手段の備えている同期検知手段が前記走査光を検出して出力する前記同期信号に基づいて前記光変調データを当該走査型光書込手段に伝送することにより、上記目的を達成している。
請求項3記載の発明の光書込装置は、光変調データに基づいて変調駆動される発光素子から出射される書込光を同期信号に基づく走査タイミングで偏向素子によって主走査方向に偏向させて走査光として被走査面上に照射させる走査型光書込手段と、ストローブ信号に基づいて転送される光変調データによって駆動される多数の発光素子から出射される書込光を被走査面上に照射させる発光素子アレー型光書込手段と、が選択的に接続され、当該選択的に接続された光書込手段に対して各種制御信号と光変調データを出力する光変調処理手段を備えた光書込装置であって、擬似的な同期信号としてダミー同期信号を生成して前記光変調処理手段に出力するダミー同期信号生成手段と、前記ストローブ信号を生成するストローブ信号生成手段と、を設けるとともに、少なくとも当該ダミー同期信号生成手段を前記発光素子型光書込手段に設け、当該発光素子アレー型光書込手段が接続されているときには、前記光変調処理手段が、前記ダミー同期信号生成手段からの前記ダミー同期信号に基づいて前記光変調データの伝送タイミングを生成して、当該伝送タイミングで当該光変調データを当該発光素子アレー型光書込手段へ伝送し、前記ストローブ信号生成手段が当該発光素子アレー型光書込手段に前記ストローブ信号を出力し、前記走査型光書込手段が接続されているときには、前記光変調処理手段が、当該走査型光書込手段の備えている同期検知手段が前記走査光を検出して出力する前記同期信号に基づいて前記光変調データを当該走査型光書込手段に伝送することにより、上記目的を達成している。
請求項4記載の発明の画像形成装置は、光変調データに基づいて変調駆動される発光素子から出射される書込光を同期信号に基づく走査タイミングで偏向素子によって主走査方向に偏向させて走査光として被走査面上に照射させる走査型光書込手段と、ストローブ信号に基づいて転送される光変調データによって駆動される多数の発光素子から出射される書込光を被走査面上に照射させる発光素子アレー型光書込手段と、が選択的に装着され、当該選択的に装着された光書込手段を駆動する光書込装置を備え、前記被走査面上に照射される書込光によって形成される静電潜像を現像して画像形成する画像形成装置であって、前記光書込装置として、請求項1から請求項3のいずれかに記載の光書込装置を備えていることにより、上記目的を達成している。
本発明の光書込装置によれば、走査型光書込手段と発光素子アレー型光書込手段が選択的に接続される光書込手段に対して各種制御信号と光変調データを出力する光変調処理手段が、発光素子アレー型光書込手段が接続されているときには、擬似的な同期信号としてダミー同期信号を生成して出力するダミー同期信号生成手段からのダミー同期信号に基づいて光変調データの伝送タイミングを生成して、当該伝送タイミングで当該光変調データを当該発光素子アレー型光書込手段へ伝送し、また、ストローブ信号を生成するストローブ信号生成手段が当該発光素子アレー型光書込手段にストローブ信号を出力し、走査型光書込手段が接続されているときには、当該走査型光書込手段の備えている同期検知手段が出力する同期信号に基づいて光変調データを当該走査型光書込手段に伝送するので、走査型光書込手段と発光素子アレイ型光書込手段のいずれに対しても、適切に駆動することができ、安価に汎用性を向上させることができるとともに、EMCやACタイミングに影響を低減させることができる。
また、本発明の画像形成装置によれば、光書込手段を駆動する光書込装置として、走査型光書込手段と発光素子アレー型光書込手段のいずれをも駆動可能な光書込装置を備えているので、走査型光書込手段と発光素子アレイ型光書込手段のいずれの光書込装置が装着されても、適切に駆動することができ、安価に汎用性を向上させることができるとともに、EMCやACタイミングに影響を低減させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図6は、本発明の光書込装置及び画像形成装置の一実施例を示す図であり、図1は、本発明の光書込装置及び画像形成装置の一実施例を適用した画像形成装置1のブロック構成図である。
図1において、画像形成装置1は、画像処理部2、書込処理部3、マイコン4等を備えており、LDドライブユニット5とLPH6とが選択的に装着されて、光書込処理部3とインタフェース(I/F)を介して接続されることで、LD走査方式または発光素子アレイ方式の光書込部(光書込装置)7が搭載されることとなる。
LDドライブユニット5は、LDドライバ51とLDユニット52等を備え、LDユニット52は、上記従来のLDユニット111と同様である。すなわち、LDユニット52は、発光素子であるLDから画像データに基づいて変調したレーザ光をポリゴンミラー方向に出射して、LDユニット52からのレーザ光をポリゴンミラーで主走査方向に偏向して、fθレンズ、折り返しミラー等の主走査光学系を介して被走査面である感光体上に照射することで、感光体上に静電潜像を形成する。また、LDユニット52は、同期検知用の走査光を検知する同期検知ユニット53が配設されており、レーザ光の感光体上への主走査方向の延長線上であって非画像形成領域に照射されるレーザ光が同期検知ユニット53に入射される。同期検知ユニット53は、光受光部である同期検知センサと同期検知センサからの信号を増幅して出力する増幅部を備えており、レーザ光が同期検知センサ上を走査している間、増幅部のトランジスタがLレベルの同期信号を光書込処理部3の後述する光変調処理・同期制御部33に出力する。また、LDユニット52は、LDの出射するバックビームをFD(Photo Diode )で検出して、バックビームの光量に対応するモニタ信号をLDドライバ51に出力する。
LDドライバ51は、光書込処理部3からの画像データでLDユニット52を駆動して、LDユニット52のLDからレーザ光を出射させるとともに、モニタ信号に基づいて出力光量を安定制御する。
また、LPH6は、図15、図16と同様の構成であり、LEDアレー群61、LEDドライバ群62、ストローブ制御部63、データレジスタ群64及び光量補正レジスタ群65等を備えている。LEDアレー群61は、要求される走査幅分並べられており、データレジスタ群64が光量補正レジスタ群65の補正データを用いて補正したデータをLEDドライバ群62に送る。ストローブ制御部63は、後述するように、光書込処理部3のゲート制御部35からのストローブ信号をLEDドライバ群62に送り、LEDドライバ群62がストローブ信号に従ってデータを各LEDアレー群61に送ってデータに応じて各LEDアレー群61を点灯駆動する。
すなわち、LPH6は、図2に示すように、複数(図2では8個)のLEDアレー61a〜61hからなるLEDアレー群61に、LEDドライバ62a〜62hからなるLEDドライバ群62が接続されており、2つのLEDドライバ62a〜62hを対として、それぞれにピンコネクタ66a〜66dが接続されている。そして、LPH6は、図2では示されていないが、さらに8個のLEDアレー61a〜61hからなるLEDアレー群61とそれに繋がるLEDドライバ62a〜62hからなるLEDドライバ群62とピンコネクタ66a〜66dが設けられており、これらの左右のアレー群を切り換えて点灯制御する。
LPH6には、各ピンコネクタ66a〜66dを介して、図3に示すような信号とデータが後述する光書込処理部3から送られてくる。すなわち、LPH6には、光書込処理部3から、H/Lでドライバの左右のLEDアレー群61の選択を行うセレクト信号SELECT、データ転送を行うクロックCLK、データDATA1〜DATA8、データの先頭を示すロード信号LOAD及びストローブクロック(ストローブ信号)STCLKが入力される。
そして、画像形成装置1には、スキャナ装置10、パーソナルコンピュータ(PC)11、ファクシミリ装置12、メモリ13及び図示しないデジタルスチルカメラ等から画像データが画像I/F部を介して入力され、最終的に画像処理部2に入力される。
画像処理部2は、レジスタ2rを備えており、マイコン4によってレジスタ2rに設定される設定内容に応じて、入力される画像データに対して必要な画像処理を施して、光書込装置3に伝送するとともに、必要な制御信号をゲート信号として光書込処理部3に出力する。
光書込処理部3は、メモリ制御部31、密度変換処理・スムージング処理部32、光変調処理・同期制御部(光変調処理手段)33、ゲート制御部34及びゲート制御部35等を備えており、図示しないインタフェース(I/F)を介して画像処理部2との間で、図4に示す制御信号(ゲート信号)及び画像データからなるデータの授受を行う。そして、メモリ制御部31、密度変換処理・スムージング処理部32及び光変調処理・同期制御部33は、それぞれレジスタ31r、32r、33rを備えており、画像形成装置1のシステム制御部であるマイコン4から各種動作設定等の制御信号が各部のレジスタ31r、32r、33rに入力される。
すなわち、図4に示すように、画像処理部2からゲート信号として、同期信号XDETP、ラインシンククロックXLDSYNC0、1、プリンタスタート信号XPSTA及びスタートシンククロックXPSTA_SYNCが光書込処理部3のゲート制御部34に入力され、画像データとしてVACCがメモリ制御部31に入力される。そして、この画像データVACCは、図4の下部に拡大して示すように、画像転送クロックVCLKに同期して画像データ主走査有効領域の間入力されるデータVDである。
ゲート制御部34は、画像処理部2から入力される各種ゲート信号の制御を行って、メモリ制御部31、密度変換処理・スムージング処理部32及び光変調処理・同期制御部33にゲート信号を出力する。
メモリ制御部31は、少なくとも1つ設けられており、LDドライブユニット5が装着されている場合には、ポリゴンミラーへの発光制御である同期処理と書込有効走査率のための速度変更処理に利用され、LPH6が装着されている場合には、LPH6へのストローブ動作を確保するための速度変更処理に利用され、ゲート制御部34からのゲート信号に基づいて画像データを密度変換処理・スムージング処理部32に転送する。
密度変換処理・スムージング処理部32は、マイコン4によるレジスタ32rへの設定に応じて必要な密度変換処理やスムージング処理を行って、ゲート制御部34からのゲート信号に基づいて画像データを光変調処理・同期制御部33に転送する。
光変調処理・同期制御部33は、書き込みの階調が被走査面(感光体130の上面)への階調を形成するものであり、通常、スキャナ読取データの階調やパーソナルコンピュータ4からの階調と異なり、また、書き込みの階調が光の強度や照射時間に変換されるため、光変調処理が必要となることから、この光変調処理を実行する。また、光変調処理・同期制御部33は、LPH6が装着されているときには、LPH6は要求される走査幅分LEDアレイ群61が並べられているので、同期制御機能を必要としないが、LD走査方式のLDドライブユニット5が装着されているときには、同期検知ユニット53からの同期信号に同期し、LDドライブ周期を実現するクロック(クロックA)でLDドライブユニット5のLDドライバ51にデータ(光変調データ)を転送する同期制御を行う。
すなわち、LD走査方式のLDドライブユニット5が装着されているときには、例えば、LDドライブユニット5が2ビームであるときには、2つのLDがその取り付け状態から必然的に主走査方向に時間差が発生するため、図5に示すように、2つのレーザビームで感光体上に形成されるドットに遅延が発生する。また、LDドライブユニット5が4ビームのLEDアレイを2つ用いた8ビームであるときには、2つのLEDがその取り付け状態から必然的に主走査方向に時間差が発生するため、図6に示すように、2つのレーザビームで感光体上に形成される8ラインの各ラインのドット間に遅延が発生する。そこで、光変調処理・同期制御部33が、この遅延を補正するために同期制御を行う。
ゲート制御部(ダミー同期信号生成手段、ストローブ信号生成手段)35は、レジスタ35を備えており、レジスタ35には、画像形成装置1のシステム制御部であるマイコン4から各種動作設定等の制御信号が設定される。ゲート制御部35は、レジスタ35に設定される制御信号に応じて、ダミー同期信号とストローブ信号を生成し、LPH6が装着されているときに、ダミー同期信号を光変調処理・同期制御部33に出力し、ストローブ信号をLPH6のストローブ制御部63に出力する。
このダミー同期信号は、LDドライブユニット5が装着されているときに、LDドライブユニット5の同期検知ユニット53の出力する同期信号と同等であるが、LDドライブユニット5が装着されずにLPH6が装着されているときに、LPH6を駆動するのに使用される信号であって同期信号とは異なる信号であり、ゲート制御部35は、このダミー同期信号を内部クロックを利用して生成する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の画像形成装置1は、光書込部として、LD走査方式のLDドライブユニット5と発光素子アレイ方式のLPH6のいずれが搭載されても、共通する機能部分である光書込処理部3を交換することなく、対応することができる。以下、LD走査方式のLDドライブユニット5が装着されている場合と、発光素子アレイ方式のLPH6が装着されている場合とについて、順次説明する。
<LD走査方式のLDドライブユニット5の装着時>
画像形成装置1は、光書込部としてLD走査方式のLDドライブユニット5が装着されると、スキャナ装置10、パーソナルコンピュータ(PC)11、ファクシミリ装置12、メモリ13及び図示しないデジタルスチルカメラ等から画像I/F部を介して入力された画像データが、最終的に画像処理部2に入力され、画像処理部2で必要な画像処理が施された後、光書込処理部3のメモリ部31に転送されるとともに、画像処理部2から図4に示したような各種制御信号がゲート信号として、ゲート制御部34に出力される。また、マイコン4からは、画像形成での各種設定状態を指定する制御信号が画像処理部2のレジスタ2rとメモリ制御部31、密度変換処理・スムージング処理部32、光変調処理・同期制御部33及びゲート制御部35の各レジスタ31r、32r、33r、35rに設定入力される。
そして、画像形成装置1は、LDドライブユニット5が装着されるときには、LDユニット52によるレーザ光の走査時に、同期検知ユニット53から同期信号が光書込処理部3の光変調処理・同期制御部33に入力される。
光書込処理部3のメモリ制御部31は、画像処理部2から入力される各種ゲート信号の制御を行って、ポリゴンミラーへの発光制御である同期処理と書込有効走査率のための速度変更処理に利用され、ゲート制御部34からのゲート信号に基づいて画像データを密度変換処理・スムージング処理部32に転送する。密度変換処理・スムージング処理部32は、マイコン4によるレジスタ32rへの設定に応じて必要な密度変換処理やスムージング処理を行って、ゲート制御部34からのゲート信号に基づいて画像データを光変調処理・同期制御部33に転送し、光変調処理・同期制御部33は、光変調処理を実行するとともに、同期検知ユニット53からの同期信号に同期して、LDドライブ周期を実現するクロック(クロックA)でLDドライブユニット5のLDドライバ51にデータを転送する同期制御を行う。
そして、LDドライバ51は、光変調処理・同期制御部33からの画像データでLDユニット52を駆動し、LDユニット52のLDからレーザ光を出射させるとともに、モニタ信号に基づいて出力光量を安定制御する。
したがって、LD走査方式のLDドライブユニット5が装着されているときには、当該LDドライブユニット5を適切に動作させることができる。
<発光素子アレイ方式のLPH6の装着時>
画像形成装置1は、光書込部としてLD走査方式のLDドライブユニット5が装着されると、上記同様に、スキャナ装置10、パーソナルコンピュータ(PC)11、ファクシミリ装置12、メモリ13及び図示しないデジタルスチルカメラ等からの画像データを、、画像処理部2で必要な画像処理を施した後、光書込処理部3のメモリ部31に転送するとともに、画像処理部2から図4に示したような各種制御信号がゲート信号として、ゲート制御部34を出力する。また、マイコン4から、画像形成での各種設定状態を指定する制御信号が画像処理部2のレジスタ2rとメモリ制御部31、密度変換処理・スムージング処理部32、光変調処理・同期制御部33及びゲート制御部35の各レジスタ31r、32r、33r、35rに設定入力する。
光書込処理部3のメモリ制御部31は、LPH6へのストローブ動作を確保するための速度変更処理に利用され、ゲート制御部34からのゲート信号に基づいて画像データを密度変換処理・スムージング処理部32に転送する。密度変換処理・スムージング処理部32は、マイコン4によるレジスタ32rへの設定に応じて必要な密度変換処理やスムージング処理を行って、ゲート制御部34からのゲート信号に基づいて画像データを光変調処理・同期制御部33に転送する。
光変調処理・同期制御部33は、光変調処理を実行するが、LPH6が装着されているときには、LPH6が要求される走査幅分LEDアレイ群61が並べられているので、同期制御機能を必要としないため、同期処理を行わないで、画像データをデータレジスタ群に転送する。
ゲート制御部35は、マイコン4によってレジスタ35に設定される制御信号に応じて、ストローブ信号を生成して、ストローブ信号をLPH6のストローブ制御部63に出力する。
そして、LPH6は、データレジスタ群64が光量補正レジスタ群65の補正データを用いて補正したデータをLEDドライバ群62に送り、ストローブ制御部63が、ゲート制御部35からのストローブ信号をLEDドライバ群62に送って、LEDドライバ群62がストローブ信号に従ってデータを各LEDアレー群61に送ることで、データに応じて各LEDアレー群61を点灯駆動する。
したがって、発光素子アレイ方式のLPH6が装着されているときには、何ら新たな部品を追加したり、動作変更を行うことなく、当該LPH6を適切に動作させることができる。
このように、本実施例の画像形成装置1は、走査型光書込手段であるLD走査方式のLDドライブユニット5と発光素子アレー型光書込手段である発光素子アレイ方式のLPH6が選択的に接続され、光書込処理部3にLPH6が接続されているときには、光書込処理部3の光変調処理・同期制御部33が、ゲート制御部35からのダミー同期信号に基づいて光変調データの伝送タイミングを生成して、当該伝送タイミングで(光変調)データをLPH6へ伝送し、また、ゲート制御部35がLPH6にストローブ信号を出力し、LDドライブユニット5が接続されているときには、光変調処理・同期制御部33が、LDドライブユニット5の備えている同期検知ユニット53が走査光を検出して出力する同期信号に基づいて光変調データをLDドライブユニット5に伝送する。
したがって、LDドライブユニット5とLPH6のいずれに対しても、適切に駆動することができ、安価に汎用性を向上させることができるとともに、EMCやACタイミングに影響を低減させることができる。
また、上記実施例においては、ゲート制御部35がダミー同期信号とストローブ信号を生成しているため、LPH6として、多値のデータを取り扱うものを用いているが、LPHとして白黒2値を取り扱うものであってもよく、この場合、ストローブ信号を用いずに、ダミー同期信号に同期させて光変調データであるデータを光変調処理・同期制御部33から当該白黒2値のLPH6のデータレジスタ群64に転送して、LEDドライバ群62が、ストローブ信号を用いることなく、LEDアレー群61の発光制御を行う。
したがって、2値のLPH6の場合に、ゲート制御部35がストローブ信号生成機能を備えていない場合であっても、適切にLPH6を駆動させることができる。
さらに、上記実施例においては、ゲート制御部35が光書込処理部3に設けられている場合について説明したが、ゲート制御部35のダミー同期信号生成機能とストローブ信号生成機能のうち、ダミー同期信号生成機能は、LPH6に設けられていてもよい。
このようにすると、画像形成装置1にLPH6が装着された場合、LPH6のダミー同期信号生成部から光書込処理部3の光変調処理・同期制御部33にダミー同期信号を送って光変調処理・同期制御部33でダミー同期信号に同期させて光変調データであるデータを光変調処理・同期制御部33からLPH6のデータレジスタ群64に転送して、LEDドライバ群62が、ストローブ信号を用いることなく、LEDアレー群61の発光制御を行うことができる。したがって、光書込処理部3の伝送上のノイズ低減効果を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
開発効率を向上させて、LD走査方式と発光素子アレイ方式の両方式に対応する光書込装置及び当該光書込装置を用いた画像形成装置に適用することができる。
本発明の光書込装置及び画像形成装置の一実施例を適用した画像形成装置のブロック構成図。
図1のLPHの要部回路構成図。
図2のLPHの信号タイミング図。
図1の光書込処理部と画像処理部との間の信号タイミング図。
図1のLDユニットが2ビームである場合の感光体上でのドットの遅延状態の説明図。
図1のLDユニットが8ビームである場合の感光体上でのドットの遅延状態の説明図。
画像形成装置と周辺機器との接続状態を示す図。
図7の画像形成装置の光書込装置がLD走査方式である場合の光書込装置の斜視図。
図7の感光体周辺部分の概略正面図。
図8のLDユニットの分解斜視図。
図7の画像形成装置の光書込装置がLD走査方式の光書込走査装置である場合の回路ブロック概念図。
図11でのデータの転送タイミングを示す図。
図7の画像形成装置の光書込装置がLD走査方式の光書込走査装置である場合の具体的な回路ブロック図。
図7の画像形成装置の光書込装置が発光素子アレー方式の光書込走査装置である場合の具体的な回路ブロック図。
図14のLPHの裏面側斜視図。
図15の等倍レンズ部分の分解斜視図。
符号の説明
1 画像形成装置
2 画像処理部
2r レジスタ
3 書込処理部
4 マイコン
5 LDドライブユニット
6 LPH
7 光書込部
10 スキャナ装置
11 パーソナルコンピュータ
12 ファクシミリ装置
13 メモリ
31 メモリ制御部
31r レジスタ
32 密度変換処理・スムージング処理部
32r レジスタ
33 光変調処理・同期制御部
33r レジスタ
34 ゲート制御部
35 ゲート制御部
35r レジスタ
51 LDドライバ
52 LDユニット
53 同期検知ユニット
61 LEDアレー群
61a〜61h LEDアレー
62 LEDドライバ群
62a〜62h LEDドライバ
63 ストローブ制御部
64 データレジスタ群
65 光量補正レジスタ群
66a〜66d ピンコネクタ