JP2006202557A - 掛け止め金具を含むハウジングおよび電気コネクタ - Google Patents

掛け止め金具を含むハウジングおよび電気コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2006202557A
JP2006202557A JP2005011434A JP2005011434A JP2006202557A JP 2006202557 A JP2006202557 A JP 2006202557A JP 2005011434 A JP2005011434 A JP 2005011434A JP 2005011434 A JP2005011434 A JP 2005011434A JP 2006202557 A JP2006202557 A JP 2006202557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
latch
male
groove
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005011434A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4361023B2 (ja
Inventor
Akira Nagamine
昭 長嶺
Yuji Miyazaki
祐二 宮崎
Masato Namikata
真人 南方
Hiroshi Kobayashi
浩 小林
Atsushi Nishida
篤史 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JST Mfg Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
JST Mfg Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JST Mfg Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical JST Mfg Co Ltd
Priority to JP2005011434A priority Critical patent/JP4361023B2/ja
Priority to EP06100543.5A priority patent/EP1684389B1/en
Publication of JP2006202557A publication Critical patent/JP2006202557A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4361023B2 publication Critical patent/JP4361023B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6277Snap or like fastening comprising annular latching means, e.g. ring snapping in an annular groove

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】 過酷な環境下においても電気的導通を失わずに簡易にかつ容易に接続可能な電気コネクタを提供することである。
【解決手段】 メスハウジング200の案内溝210に掛け止め金具300を挿入させる。メスハウジング200の案内溝210に掛け止め金具300が保持された状態において、掛け止め金具300はメスハウジング200およびオスハウジング400が嵌合する方向にプリロードを作用させた状態となる。メスハウジング200にオスハウジング400を嵌挿し、嵌合させることにより、掛け止め金具300のバネ部分に設けられた掛止部がオスハウジング400の誘導溝を介して固定溝と嵌合する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、過酷な環境下においても電気的導通が可能な掛け止め金具を含むハウジングおよび電気コネクタに関するものである。
近年、自動車等の車両に用いられる動力源(例えば、エンジン)において、燃費低減または排気ガス規制等に対応するため種々の電子制御が用いられている。これらの電子制御を行うには、主にセンサ、アクチュエータ、制御装置(例えば、エレクトロニック・コントロール・ユニット:ECU)、機器間を接続するためのケーブルおよび電気コネクタ等が必要となる。
しかしながら、動力源、特に直噴式のエンジン等の近傍においては、電気コネクタにとって過酷な環境下となる。すなわち、これらの動力源の近傍では、高加速度振動が生じるため、電気コネクタのハウジングが磨耗または欠損しやすく、電気コネクタの耐久性を維持することが困難であった。また、動力源の高加速度振動が電気コネクタ自体の固有振動数と一致した場合、電気コネクタ自身が機械的共振状態に陥いるため、さらに耐久性を維持することが困難であった。
そのため、高加速度振動が生じる環境下において電気コネクタを使用する場合には、高加速度振動の影響が少ない部分まで引き出しケーブルで引き出してから電気コネクタを使用し、再び引き出しケーブルで高加速度振動が生じる環境下に戻す方法を採用している。
特開2004‐171911号公報 実公平8‐9513号公報 特開平5‐242926号公報 特開平8‐288014号公報
しかしながら、引き出しケーブルを用いて電気コネクタを設けることは、部品点数を増加させることとなる。その結果、各部品の接合部に隙間が生じ、電気コネクタの耐振動性を低下させる要因となる。
また、開示されたコネクタ(特許文献1参照)においては、コネクタを嵌合させた後にスペーサを挿入させる必要があるため、コネクタを接続するのに複数の接続工程が必要となる。そのため、コネクタの設置個数が多くなればなるほど接続に係る工数も増加する。
本発明の目的は、過酷な環境下においても電気的導通を失わずに簡易かつ容易に接続可能な電気コネクタを提供することである。
本発明の他の目的は、耐高加速度振動性を有するとともに、軽量でかつ小型化可能な掛け止め金具を含むハウジングおよびそれを用いた電気コネクタを提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
(1)
本発明に係る電気コネクタは、第1接続端子を支持するメス型の第1ハウジングと、第1接続端子と電気的に接続される第2接続端子を支持するとともに、第1ハウジングに嵌挿されて第1ハウジングと嵌合するオス型の第2ハウジングと、嵌合する方向に付勢するバネ部分およびバネ部分の一部に第2ハウジングに掛け止めされる掛止部を有し、第1ハウジングおよび第2ハウジングの嵌合する方向と直交する方向に延在する掛け止め金具とを含み、第1ハウジングは、嵌合する方向のバネ部分の付勢に対してプリロードを作用させた状態で直交する方向に掛け止め金具をスライド移動可能に保持する案内溝と、プリロードを作用させた状態が開放され掛止部が第2ハウジングに向かって作用可能に開口される開口部とを有し、第2ハウジングは、第1ハウジングに嵌合されたときに、開口部が対向する部分にプリロードを作用させた状態にある掛止部を受け止める固定溝を有し、掛け止め金具は、第1ハウジングの案内溝によりプリロードを作用させた状態で保持される第1位置と、プリロードを作用させた状態から掛止部が開口部を介して案内溝から固定溝に移り掛止される第2位置とに、スライド移動可能に設けられているものである。
本発明に係る電気コネクタにおいては、第2ハウジングが第1ハウジングに嵌挿され嵌合することにより第1接続端子および第2接続端子が電気的に接続される。また、第1ハウジングには、案内溝および開口部が設けられる。掛止部およびバネ部分を有する掛け止め金具は、案内溝においてスライド可能に保持される。第2ハウジングには、掛止部を受け止める固定溝が形成される。まず、掛け止め金具は、第1位置において第1ハウジングの案内溝にプリロードを作用させた状態で保持される。次に、第2ハウジングが第1ハウジングに嵌挿されるとき、掛け止め金具が、第1位置から第2位置へスライド移動することにより、プリロードを作用させた状態から掛止部が開口部を介して案内溝から第2のハウジングの固定溝に移り掛止される。
この場合、掛け止め金具の付勢する方向と垂直な方向から第1ハウジングの案内溝に掛け止め金具をスライドさせて第1ハウジングに保持させるので、バネ部分の付勢する力が大きい場合であっても、容易に掛け止め金具を第1ハウジングの案内溝にプリロードを作用させた状態で保持させることができる。
また、掛け止め金具の掛止部が第1ハウジングの開口部から第2ハウジングの固定溝に移ることにより、掛け止め金具の有する付勢力を第1ハウジングおよび第2ハウジングの嵌合する方向に加えることができる。
また、第2ハウジングに第1ハウジングを嵌挿することにより、掛け止め金具が第1位置から第2位置に嵌合する方向とは垂直の方向にスライドするので、バネ部分の付勢力のすべてが嵌合時に必要とならない。その結果、バネ部分の付勢する力が大きい場合であっても、容易に第2ハウジングに第1ハウジングを嵌挿し、互いに嵌合させることができる。
このように、バネ部分の付勢する力を大きくすることができるので、第1ハウジングおよび第2ハウジングを剛体化することができる。その結果、電気コネクタ自体の耐振動性を向上させることができ、高加速度振動の環境下においても第1接続端子および第2接続端子の接触(コンタクト)が磨耗することを防止でき、電気的導通を維持させることができる。また、第1ハウジング、第2ハウジングおよび掛け止め金具以外の部材が必要とならないため、電気コネクタの重量を軽量化することができるとともに、小型化が可能となる。
(2)
第1ハウジングと第2ハウジングとの間の嵌合部には、嵌合する方向に締まっていくテーパ係合部が形成されてもよい。
この場合、第1ハウジングおよび第2ハウジングの嵌合が、より強固のものとなる。さらに、高加速度振動の環境下において第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合部が磨耗してもテーパ係合部により嵌合する方向に締まるので、第1ハウジングと第2ハウジングとの剛体性を維持することができる。
(3)
第2ハウジングは、掛止部を固定溝に至るまで誘導する誘導溝を含み、誘導溝は、嵌合する方向に対して傾斜するように設けられ、掛け止め金具は、第1ハウジングに対して第2ハウジングを嵌挿すると第1位置から第2位置へとスライド移動してもよい。
この場合、誘導溝が嵌合する方向に対して傾斜して設けられているので、誘導溝に沿って掛け止め金具の掛止部を移動させることができる。すなわち、第2ハウジングに第1ハウジングを嵌挿させることにより、掛け止め金具が第1位置から第2位置へ自動的にスライド移動する。その結果、嵌合方向に力を加える工程のみで、第1ハウジングおよび第2ハウジングの嵌合を実現することができる。
(4)
掛け止め金具は、第2ハウジングの固定溝から外れる第3位置までスライド移動可能に設けてもよい。
この場合、掛け止め金具が第3位置までスライド移動することにより、第2ハウジングの固定溝から掛け止め金具の掛止部が外れるので、掛け止め金具の付勢が第2ハウジングに加わらない。その結果、第2ハウジングから第1ハウジングを容易に離脱することができる。
(5)
掛け止め金具は、断面が略円形の一本の棒状部材を屈曲させることにより略コ字状に形成され、掛け止め金具のバネ部分は、棒状部材を湾曲させることにより形成され、掛け止め金具の掛止部は、バネ部分の一部を屈曲させることにより形成されてもよい。
この場合、一本の棒状部材という容易な構成で掛け止め金具が形成されているので、電気コネクタの小型化および軽量化を図ることができる。
また、断面が略円形であるので、スライド移動する場合の案内溝および誘導溝においても、接触摩擦抵抗を低減することができる。それにより、容易に第1ハウジングおよび第2ハウジングの嵌合を行うことができる。
(6)
案内溝は、掛け止め金具のバネ部分を押圧してプリロードを作用させた状態にする第1の溝幅を有する第1溝部と、掛け止め金具のバネ部分を遊嵌させてプリロードを開放させた状態にする第2の溝幅を有する第2溝部とを含んでもよい。
この場合、第1溝部により掛け止め金具のバネ部分が押圧され、プリロードが作用した状態となる。また、第2溝部により掛け止め金具のバネ部分が遊嵌され、プリロード状態が開放される。
その結果、掛け止め金具の第1位置を第1溝部に相当するように配設し、掛け止め金具の第2位置を第2溝部に相当するように配設することにより、掛け止め金具のプリロード状態および開放状態を容易に制御することができる。
(7)
第2の発明に係る掛け止め金具を含むハウジングは、1または複数の電気的接続端子を支持するとともに互いに嵌挿されて嵌合する電気コネクタの少なくとも一方のハウジングと、嵌合する方向に付勢するバネ部分を有し、ハウジングの嵌合する方向と直交する方向に延在する、掛け止め金具とを含み、ハウジングは、掛け止め金具を直交する方向にスライド移動することが可能な案内溝を有し、掛け止め金具は、ハウジングの案内溝により嵌合する方向にバネ部分の付勢に対してプリロードを作用させた状態で保持される第1位置と、ハウジングの案内溝によりプリロードを開放させた状態で保持する第2位置とにスライド移動可能に設けられるものである。
本発明に係る掛け止め金具を含むハウジングにおいては、案内溝が設けられる。掛け止め金具は、案内溝においてスライド可能に保持される。また、掛け止め金具は、第1位置においてハウジングの案内溝にプリロードを作用させた状態で保持され、第2位置においてハウジングの案内溝によりプリロードを開放させた状態で保持される。
この場合、掛け止め金具の付勢する方向と垂直な方向からハウジングの案内溝に掛け止め金具をスライドさせてハウジングに保持させるので、バネ部分の付勢する力が大きい場合であっても、容易に掛け止め金具をハウジングの案内溝にプリロードを作用させた状態で保持させることができる。
また、掛け止め金具が第1位置から第2位置に嵌合する方向と垂直の方向にスライド移動するので、バネ部分の付勢力のすべてが嵌合時に必要とならない。その結果、容易に掛け止め金具をスライド移動できるので、バネ部分の付勢する力を大きくすることができる。
(8)
案内溝は、掛け止め金具のバネ部分を押圧してプリロードを作用させた状態にする第1の溝幅を有する第1溝部と、掛け止め金具のバネ部分を遊嵌させてプリロードを開放させた状態にする第2の溝幅を有する第2溝部とを含んでもよい。
この場合、第1溝部により掛け止め金具のバネ部分が押圧され、プリロードが作用した状態となる。また、第2溝部により掛け止め金具のバネ部分が遊嵌され、プリロード状態が開放される。
その結果、掛け止め金具の第1位置を第1溝部に相当するように配設し、掛け止め金具の第2位置を第2溝部に相当するように配設することにより、掛け止め金具のプリロード状態および開放状態を容易に制御することができる。
(9)
第3の発明に係る電気コネクタは、接続端子を支持する一対の雄雌型ハウジングを有する電気コネクタと、雄雌型ハウジングの嵌合する方向に付勢する掛け止め金具とを含み、掛け止め金具が、雄雌型ハウジングの少なくとも一方において、嵌合する方向にプリロードを作用させた状態で保持される第1位置と、雄雌ハウジングの嵌合時に雄雌ハウジングの嵌合する方向にプリロードを開放させ、雄雌ハウジングの他方に掛け止め金具の一部が移動する第2位置とをスライド可能に設けられるものである。
本発明に係る電気コネクタにおいては、掛け止め金具が、第1位置において嵌合する方向にプリロードを作用させた状態で保持される。そして、第1位置から第2位置へスライドする際に、掛け止め金具は、雄雌ハウジングの嵌合時にプリロードを開放させ、雄雌ハウジングの他方に掛け止め金具の一部が移動する。
この場合、掛け止め金具の付勢する方向と垂直な方向から雄雌型ハウジングの少なくとも一方に掛け止め金具をスライドさせて雄雌型ハウジングに保持させるので、付勢する力が大きい場合であっても、容易に掛け止め金具を雄雌型ハウジングの少なくとも一方にプリロードを作用させた状態で保持させることができる。
また、雄雌型ハウジングの少なくとも一方に保持された掛け止め金具が雄雌型ハウジングの少なくとも一方から雄雌ハウジングの他方に移ることにより、掛け止め金具の有する付勢力を嵌合する方向に加えることができる。
また、雄雌ハウジングを互いに嵌挿することにより、掛け止め金具が第1位置から第2位置に嵌合する方向とは垂直の方向にスライドするので、付勢力のすべてが嵌合時にかからない。その結果、付勢する力が大きい場合であっても、容易に雄雌ハウジングを嵌挿することができる。
このように、付勢する力を大きくすることができるので、雄雌ハウジングを剛体化させることができる。その結果、電気コネクタの耐振動性を向上させることができ、高加速度振動の環境下においてもコンタクトが磨耗することを防止でき、電気的導通を維持させることができる。
(10)
掛け止め金具は、嵌合する方向に付勢するバネ部分およびバネ部分の一部に雄雌ハウジングの他方に掛け止めされる掛止部を有し、雄雌型ハウジングの少なくとも一方において、嵌合する方向のバネ部分の付勢に対してプリロードを作用させた状態で勘合する方向と略直交する方向に掛け止め金具をスライド移動可能に保持する案内溝と、プリロードを作用させた状態が開放され掛止部が雄雌ハウジングの他方に向かって作用可能に開口される開口部とを有し、雄雌ハウジングの他方は、雄雌ハウジングの一方に嵌合されたときに、開口部が対向する部分にプリロードを作用させた状態にある掛止部を受け止める固定溝を有してもよい。
この場合、掛け止め金具においては、バネ部分およびバネ部分の一部である掛止部が設けられる。また、雄雌型ハウジングの少なくとも一方においては、案内溝が設けられ、雄雌ハウジングの他方においては、開口部が設けられる。したがって、掛け止め金具は、この案内溝によりバネ部分の付勢に対してプリロードを作用させた状態で保持しつつ、略直交する方向にスライド移動することができる。そして、スライド移動することにより、プリロードを作用させた状態が開放される。その場合、雄雌ハウジングの他方の固定溝により掛止部が受け止められる。
したがって、掛け止め金具が第1位置から第2位置に嵌合する方向とは垂直の方向にスライドするので、バネ部分の付勢力のすべてが嵌合時にかからない。その結果、バネ部分の付勢する力が大きい場合であっても、容易に雄雌ハウジングを互いに嵌挿することができる。
このように、バネ部分の付勢する力を大きくすることができるので、雄雌ハウジングを剛体化することができる。その結果、電気コネクタ自身の耐振動性を向上させることができ、高加速度振動の環境下においてもコンタクトが磨耗することを防止でき、電気的導通を維持させることができる。
以下、本発明に係る実施の形態について説明する。
(一実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態に係る電気コネクタ100の一例を示す模式的斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る電気コネクタ100は、メスハウジング200、掛け止め金具300、オスハウジング400およびケーブル固定具500を含む。
図1に示すように、メスハウジング200には、メスハウジング200とオスハウジング400とが嵌合する方向(図中矢印Xの方向)に垂直な方向(図中矢印Yの方向)に平行に案内溝210が設けられている。このメスハウジング200の案内溝210に掛け止め金具300が圧挿される。
さらに、メスハウジング200には、ケーブル固定具500が嵌挿される。このケーブル固定具500は、メスハウジング200に接続される電気的配線(導線またはハーネス)を保持および固定する役割を担う。
図1のメスハウジング200の内部には、一対の第1接続端子201a,201b(図示せず)が設けられている。同じく、オスハウジング400の内部には、一対の第2接続端子401a,401b(図示せず)が設けられている。
また、メスハウジング200の内部に設けられた第1接続端子201a,201bには、上述したケーブル固定具500を介して電気的配線が接続されている(図示せず)。
一方、オスハウジング400の内部に設けられた第2接続端子401a,401bには、電気的配線が接続されている(図示せず)。
オスハウジング400にメスハウジング200が嵌挿されて嵌合することにより、第1接続端子201aおよび第2接続端子401aと、第1接続端子201bおよび第2接続端子401bとがそれぞれ接合し、電気的導通が図られる。
次いで、メスハウジング200、オスハウジング400、掛け止め金具300およびケーブル固定具500の形状について詳細に説明する。
その後、メスハウジング200に掛け止め金具300が圧挿される状態、掛け止め金具300が取り付けられたメスハウジング200にオスハウジング400が嵌挿され、嵌合する状態について説明する。
図2は、メスハウジング200の形状を説明するための模式図である。(a)はメスハウジング200の正面図を示し、(b)はメスハウジング200の上面図を示し、(c)はメスハウジング200の側面図を示し、(d)はテーパ形状の説明図を示す。なお、メスハウジング200の下面は上面と同様の形状からなる。
図2に示すメスハウジング200は、後述するオスハウジング400(図4参照)の略四角柱筒形状を外包する略四角柱筒形状を有する。
図2(a)に示すように、メスハウジング200の内部には、第1接続端子201a,201bが設けられている。本実施の形態に係る電気コネクタ100の極数は、2極である。そのため、第1接続端子201a,201bが2つ並んで設けられている。
図2(a)に示すように、メスハウジング200の内部には、長方形リブ202とT字リブ203とが形成されている。これらの長方形リブ202とT字リブ203とには、それぞれテーパ形状が形成されている。このテーパ形状は、第1接続端子201a,201bおよび後述するオスハウジング400の第2接続端子401a,401bとの嵌挿をスムーズにさせるとともに、嵌合時に長方形リブ202とT字リブ203と、後述するオスハウジング400の長方形溝402およびT字溝403との密着度を向上させるために設けられる
さらに、これらの長方形リブ202とT字リブ203との形状は、オスハウジング400とメスハウジング200との逆嵌合を防止するために設けられている。
図2(a)に示すように、メスハウジング200の4隅には、リブ205a,205b,205c,205dが設けられる。これらのリブ205a,205b,205c,205dは、メスハウジング200と後述するオスハウジング400との嵌合完了時にオスハウジング400のスリット405,405,405,405dと当接するように設けられている。
さらに、メスハウジング200の各面の中央部には、スリット250,250,250,250dが設けられる。これらのスリット250,250,250,250dは、メスハウジング200と後述するオスハウジング400との嵌合完了時にオスハウジング400のリブ450,450,450,450dと当接するように設けられている。また、これらのリブ205a,205b,205c,205dおよびスリット250,250,250,250dには、中心から外側に向けて幅が狭くなるテーパ形状が設けられる。このテーパ形状の詳細については、後述する。
続いて、図2(b)に示すように、メスハウジング200の上面および下面には、矢印Yの方向(図1参照)と平行な方向に案内溝210が形成されている。この案内溝210は、立ち壁220、曲折立ち壁221、切欠き部222および開口部223を含む。
案内溝210のほぼ中央部に開口部223が設けられる。立ち壁220および曲折立ち壁221との距離はL1である。なお、開口部223が設けられる部分において、立ち壁220と曲折立ち壁221との距離はL2である。距離L1および距離L2との関係は、L1<L2である。
この案内溝210を構成する立ち壁220、曲折立ち壁221、切欠き部222および開口部223については後述する掛け止め金具300とメスハウジング200との嵌合時に詳細に説明する。
続いて、図2(c)に示すように、矢印Xの方向(図1参照)のメスハウジング200の端部には、後述するケーブル固定具500との嵌合および保持のための突起部230が形成される。この突起部230は、後述するケーブル固定具500の開口部531と嵌合可能な形状である。この突起部230は、図2(b)に示すように、ケーブル固定具500との嵌挿が容易となるよう三角形状からなる。
次に、リブ290およびスリット291を用いてテーパ形状の一例について説明する。図2(d)に示すように、テーパ形状は、リブ290およびスリット291の両側部および上部に形成されている。リブ290は傾斜面αを有し、スリット291は傾斜面βを有する。なお、図2(d)においては、リブ290の下方向に力が加えられ、スリット291が上方向に力が加えられるため、傾斜面α、β同士において互いに密着性が高められる。例えば、リブ290の先端部γが磨耗した場合であっても、スリット291の傾斜面βと擦れ合う方向にリブ291が移動するので、密着性の低下が生じず、剛体性を維持することができる。
次いで、図3は、掛け止め金具300の形状を説明するための模式図である。(a)は掛け止め金具300の正面図を示し、(b)は掛け止め金具300の上面図を示し、(c)は掛け止め金具300の側面図を示す。
図3に示す掛け止め金具300は、バネ性を有する金属により構成される。例えば、掛け止め金具300は、ばね鋼やステンレス鋼などの金属材料により形成される。また、掛け止め金具300の使用状況に応じて、コーティング処理等が施されていてもよい。例えば、掛け止め金具300の耐候性または耐食性を向上させる場合には、亜鉛めっき、塗装またはクロメート処理等が施される。
図3(a)に示すように、掛け止め金具300は、断面が略円形の一本の部材を屈曲させることにより略コ字状に形成される。以下、掛け止め金具300の説明のために略コ字状の掛け止め金具300を上部310、垂直部320、下部330と呼ぶ。
図3(b)に示すように、上方から掛け止め金具300を見た場合、掛け止め金具300の上部310および下部330において、矢印Xの方向にバネ部分311,331が設けられる。このバネ部分311,331は、略台形形状に湾曲して形成される。なお、このバネ部分311,331の幅を距離LB(図3参照。)とする。
また、図3(a)に示すように、掛け止め金具300の上部310および下部330には、一対の掛止部315、335が形成される。この一対の掛止部315、335は、バネ部分311、331の一部に設けられる。また、一対の掛止部315、335は、略コ字状の内心方向に向けて設けられる。また、掛け止め金具300の上部310および下部330の端部には、掛け止め金具300の強度向上のため曲げ形状318,338が設けられている。
次に、図4は、オスハウジング400の形状を説明するための模式図である。(a)はオスハウジング400の正面図を示し、(b)はオスハウジング400の上面図を示し、(c)はオスハウジング400の側面図を示し、(d)はオスハウジング400の固定溝410のX−Z平面(図1参照)における断面を示す。なお、オスハウジング400の下面は上面と同様の形状からなる。
図4に示すオスハウジング400は、上述したメスハウジング200の略四角柱筒形状により内包される略四角柱筒形状を有する。
図4(a)に示すように、オスハウジング400の内部には、第2接続端子401a,401bが設けられている。図2(a)の第1の接続端子と同様に、本実施の形態に係る電気コネクタ100の極数は、2極である。そのため、第2接続端子401a,401bが、2つ並んで設けられている。オスハウジング400とメスハウジング200との嵌合時には、第2接続端子401aが、図2の第1接続端子201aと接続され、第2接続端子401bが、図2の第1接続端子201bと接続される。
図4(a)に示すように、オスハウジング400の内部には、長方形溝402とT字溝403とが形成されている。これらの長方形溝402とT字溝403とには、テーパ形状が形成されている。このテーパ形状は、第2接続端子401a,401bおよびメスハウジング200の第1接続端子201a,201bとの嵌挿をスムーズにするとともに、嵌合時に長方形リブ202とT字リブ203との密着度を向上させるために設けられる。
さらに、オスハウジング400とメスハウジング200との逆嵌合を防止するため、長方形溝402とT字溝403との形状が異なるように設けられている。
図4(a)に示すように、オスハウジング400の4隅には、スリット405a,405b,405c,405dが設けられている。このスリット405a,405b,405c,405dは、オスハウジング400とメスハウジング200とが嵌挿完了時に後述するメスハウジング200の内部のスリット205a,205b,205c,205dと当接するように設けられる。
さらに、オスハウジング400の各面の中央部には、リブ450,450,450,450dが設けられる。これらのスリット450,450,450,450dは、オスハウジング400とメスハウジング200との嵌合完了時にメスハウジング200のスリット250,250,250,250dと当接するように設けられている。
また、これらのスリット405a,405b,405c,405dおよびリブ450,450,450,450dには、中心から外側に向けて幅が狭くなるテーパ形状(図2(d)参照)が設けられる。
なお、本実施の形態においては、オスハウジング400の4隅にスリット405a,405b,405c,405を設け、各面の中央部にリブ450,450,450,450dを設け、メスハウジング200の4隅にリブ205,205b,205c,205dを設け、中央部にスリット250,250,250,250dを設けることとしたが、これに限定されず、オスハウジング400とメスハウジング200との嵌合部分に任意にリブおよびスリットを設けてもよい。
また、これらのリブおよびスリットの形状は、上記のテーパ形状に限定されるものではなく、オスハウジング400およびメスハウジング200の嵌合時に当接して密着度を高めるものであれば、他の任意の形状を有してもよい。
続いて、図4(b)に示すように、オスハウジング400の上面および下面には、矢印Yの方向(図1参照)と平行な方向に固定溝410が形成されている。 この固定溝410の形状については後述する。
また、オスハウジング400の端部から固定溝410に向かって矢印Xの方向(図1参照)に誘導溝420が設けられている。
図4(b)に示すように、この誘導溝420は、矢印Xの方向(図1参照)から傾斜した方向に設けられている。
次に、図4(d)に示すように、固定溝410の深さは、誘導溝420の深さよりも深く設けられている。また、固定溝410の底部には、斜面410aが形成されている。この斜面410aは、一対の掛止部315、335が固定溝410の底部において遊嵌しないように設けられる。したがって、固定溝410の底部の幅410Hは、一対の掛止部315、335の幅(断面の直径)とほぼ等しい大きさで設けられる。なお、固定溝410の入り口の幅は、一対の掛止部315、335の幅(断面の直径)よりも大きく設けられている。すなわち、一対の掛止部315、335が固定溝410の底部に入り込む程、完全固定される。
続いて、図5は、ケーブル固定具500の形状を説明するための模式図である。(a)はケーブル固定具500の正面図を示し、(b)はケーブル固定具500の上面図を示し、(c)はケーブル固定具500の側面図を示す。
図5(a)に示すように、ケーブル固定具500は、一対の挟持部530および本体部510を含む。本体部510は、電気的配線を保持する2個の保持部501,501bを有する。
本実施の形態における電気コネクタの極数は2極である。そのため、保持部501,501bの個数も2個である。図5(b)に示すように、保持部501,501bは、円筒状に形成され、内部に挿通される電気的配線を保持する。
また、図5(c)に示すように、一対の挟持部530には、図2のメスハウジング200の突起部230と嵌合可能な開口部531が設けられる。
以上の構成により、ケーブル固定具500においては、電気的配線を保持させつつ、図2のメスハウジング200に固定させることができる。
次に、メスハウジング200に掛け止め金具300が圧挿される状態について説明する。
図6は、メスハウジング200に掛け止め金具300が圧挿される状態を説明するための説明図である。(a)はメスハウジング200に掛け止め金具300が圧挿される前の状態を示し、(b)はメスハウジング200に掛け止め金具300が圧挿開始された状態を示し、(c)はメスハウジング200に掛け止め金具300が圧挿完了された状態を示す。なお、初期荷重(以下、プリロードと呼ぶ。)が作用した状態の掛け止め金具300を掛け止め金具300Pと呼ぶ。
まず、図6(a)に示すように、メスハウジング200の案内溝210に対して、矢印Yの方向(図1参照)と略平行に掛け止め金具300が配置される。
ここで、掛け止め金具のバネ部分の幅はLBであり、案内溝210の立ち壁220および曲折立ち壁221との距離は、L1またはL2である。バネ部分の幅LBと距離L1、L2との関係は、L1<LB<L2の関係を満たす。
次に、図6(b)および図6(c)に示すように、メスハウジング200の案内溝210に掛け止め金具300が圧挿される。この際、メスハウジング200の立ち壁220および曲折立ち壁221により、掛け止め金具300のバネ部分311,331の幅LBが距離L1まで狭められ、掛け止め金具300がプリロード状態になる。
また、図6(c)に示すように、メスハウジング200の案内溝210に掛け止め金具300Pが圧挿された場合、掛け止め金具300Pの一対の掛止部315、335がメスハウジング200の案内溝210に設けられた開口部223と嵌合する。さらに、掛け止め金具300Pを圧挿することにより、立ち壁220および曲折立ち壁221との距離L2の部分において、掛け止め金具300Pのプリロード状態が一次的に開放され、掛け止め金具300が遊嵌状態となる。
最後に、図6(d)に示すように、開口部223と掛け止め金具300の掛止部315、335が嵌合した後、案内溝210の曲折立ち壁221の角部221aにより、掛け止め金具300Pのプリロード状態が再び維持される。以下、プリロード状態の掛け止め金具300Pを備えたメスハウジング200をメスハウジング200Pと呼ぶ。
次いで、掛け止め金具300が取り付けられたメスハウジング200にオスハウジング400が嵌挿され、嵌合する状態について説明する。
図7は、掛け止め金具300が取り付けられたメスハウジング200にオスハウジング400が嵌挿され、嵌合する状態を説明するための図であり、図8は図7の説明図の一部断面を拡大した模式図である。
(a)はメスハウジング200にオスハウジング400が嵌挿される前の状態を示し、(b)はメスハウジング200にオスハウジング400が嵌挿開始される状態を示し、(c)はメスハウジング200にオスハウジング400が嵌挿され、嵌合する直前の状態を示し、(d)はメスハウジング200にオスハウジング400が嵌合した状態を示す。
図7(a)に示すように、メスハウジング200にオスハウジング400が嵌挿される前においては、メスハウジング200Pにオスハウジング400が対向して配置される。この場合、図8(a)に示すように、メスハウジング200Pの開口部223に嵌挿された掛け止め金具300Pの一対の掛止部315、335が、オスハウジング200の誘導溝420に対向する。
次に、図7(b)に示すように、メスハウジング200にオスハウジング400が嵌挿開始される状態においては、オスハウジング400の第2接続端子401a,401bがメスハウジング200の第1接続端子201a,201bに嵌挿開始され、オスハウジング400の長方形リブ202がメスハウジング200の長方形溝402に嵌挿開始され、オスハウジング400のT字形状リブがメスハウジング200のT字溝403に嵌挿開始される。
また、オスハウジング400のリブ450,450,450,450dがメスハウジング200のスリット250,250,250,250dに嵌挿開始され、メスハウジング200の4隅のリブ205,205,205,205dがオスハウジング400の4隅のスリット405,405,405,405dに嵌挿開始される。
また、この場合、図8(b)に示すように、メスハウジング200の開口部223から突出した一対の掛止部315、335がオスハウジング400の誘導溝420に嵌挿される。
続いて、図7(c)に示すように、メスハウジング200にオスハウジング400が嵌挿され、嵌合する直前の状態においては、上述した第2接続端子401a,401bおよび第1接続端子201a,201,長方形リブ202および長方形溝402、T字形状リブおよびT字溝403、各リブおよびスリットの嵌挿が進む。
この場合、図8(c)に示すように、メスハウジング200の開口部223から突出した一対の掛止部315、335が誘導溝420により矢印Yと逆方向(図8(c)および図1参照)に押圧され、掛け止め金具300P全体が案内溝210内を移動する。
すなわち、オスハウジング400の誘導溝420がオスハウジング400の矢印Xの方向(図1参照)から斜めに設けられているので、メスハウジング200にオスハウジング400が嵌挿されるに連れて、掛け止め金具300の一対の掛止部315、335が矢印Yの逆方向に自動的に移動する。
次に、図7(d)に示すように、メスハウジング200にオスハウジング400が嵌合した状態においては、上述した第2接続端子401a,401bおよび第1接続端子201a,201,長方形リブ202および長方形溝402、T字形状リブおよびT字溝403、各リブおよびスリットの嵌合が完了する。
また、掛け止め金具300Pのバネ部分311、331が案内溝210の曲折立ち壁221の角部221a(図7参照)から移動し、案内溝210の立ち壁220および曲折立ち壁221の距離L2の部分に移動する。それと同時に、図8(d)に示すように、掛け止め金具300の一対の掛止部315、335がオスハウジング400の上面および下面に設けられた誘導溝420から固定溝410に移動する。
この場合、掛け止め金具300の一対の掛止部315、335が固定溝410に移動すると同時に、メスハウジング200の案内溝210の立ち壁220および曲折立ち壁221によりプリロード状態で維持された掛け止め金具300のバネ部分311、331が案内溝210の立ち壁220および曲折立ち壁221の距離L2の部分に移動するので、掛け止め金具300Pのプリロード状態が開放され、メスハウジング200の案内溝210の立ち壁220およびオスハウジング400の固定溝410の間において、掛け止め金具300のバネ部分311、331の付勢が働く。
また、この掛け止め金具300のバネ部分311、331による付勢を開放させたい場合には、案内溝210に設けられた切欠き部222に掛け止め金具300を圧挿させることにより、図8(d)に示すように、掛け止め金具300の掛止部315、335を固定溝410の端部に設けられた傾斜面411に沿って移動させることができる。その結果、掛止部315、335をオスハウジング400の固定溝410外の外周面に移動させることができ、オスハウジング400とメスハウジング200との掛け止め金具300による付勢を容易に離脱させることができる。
次に、図9は一対の掛止部315、335がオスハウジング400の固定溝410と嵌合する状態を説明するための図である。(a)は、一対の掛止部315、335が誘導溝420にある場合を示し、(b)は一対の掛止部315、335が固定溝410の底部にある場合を示す。
9(a)に示すように、オスハウジング400がメスハウジング200に嵌挿されて嵌合する場合、一対の掛止部315、335は、誘導溝420内を移動する。
次に、図9(b)に示すように、一対の掛止部315、335が誘導溝420内から固定溝410内に移動する。この場合、一対の掛止部315、335が元の形状に戻ろうとするため、固定溝410内の底部に向かって移動する。そして、固定溝410の底部に設けられた斜面410a、固定溝410の底面および固定溝410の立ち壁により一対の掛止部315、335が押圧され、固定溝410の底部に固定される。その結果、一対の掛止部315、335が固定溝410内から離脱することを防止できる。
以上の構成により、本発明に係る電気コネクタ100においては、掛け止め金具300の付勢する方向と垂直な方向からメスハウジング200の案内溝210に掛け止め金具300をスライドさせてメスハウジング200に保持させるので、バネ部分311、331の付勢する力が大きい場合であっても、容易に掛け止め金具300をメスハウジング200の案内溝210にプリロードを作用させた状態で保持させることができる。
また、メスハウジング200の案内溝210に保持された掛け止め金具300の掛止部315、335がメスハウジング200の開口部223からオスハウジング400の固定溝410に移ることにより、掛け止め金具300の有する付勢力を嵌合する方向に加えることができる。
また、オスハウジング400にメスハウジング200を嵌挿することにより、掛け止め金具300が嵌合する方向とは垂直の方向(Y方向)にスライドするので、バネ部分311、331の付勢力のすべてが嵌挿時にかからない。その結果、バネ部分311、331の付勢する力が大きい場合であっても、容易にオスハウジング400にメスハウジング200を嵌挿することができる。
このように、バネ部分311、331の付勢する力を大きくすることにより、メスハウジング200およびオスハウジング400を一つの剛体にすることができる。その結果、電気コネクタ100の耐振動性を向上させることができ、高加速度振動の環境下においてもコンタクトが磨耗することを防止でき、電気的導通を維持させることができる。また、メスハウジング200、オスハウジング400および掛け止め金具300以外の部材が必要とならないため、電気コネクタ100自体の重量を軽量化することができるとともに、小型化が可能となる。
また、メスハウジング200とオスハウジング400との間の各リブおよびスリットには、嵌合する方向に締まっていく傾斜面αおよびβが形成されているので、メスハウジング200およびオスハウジング400の嵌合がより強固のものとなる。さらに、高加速度振動の環境下においてメスハウジング200とオスハウジング400との嵌合部が磨耗しても傾斜面αおよびβにより嵌合する方向に締まるので、メスハウジング200とオスハウジング400との剛体性を維持することができる。
さらに、誘導溝420が嵌合する方向に対して傾斜して設けられているので、誘導溝420に沿って掛け止め金具300の掛止部315、335を移動させることができる。したがって、オスハウジング400にメスハウジング200を嵌挿させることにより、掛け止め金具300が自動的にスライド移動する。その結果、一つの方向(嵌合する方向)に力を加える工程のみで、掛け止め金具300のスライド移動を行い、メスハウジング200およびオスハウジング400の嵌合を実現することができる。
また、掛け止め金具300は、一本の棒状部材という容易な構成で形成されているので、電気コネクタ100の小型化および軽量化をさらに図ることができる。また、断面が略円形であるので、スライド移動する場合の案内溝210および誘導溝420においても、接触摩擦抵抗を低減することができる。それにより、容易にオスハウジング400をメスハウジング200に嵌挿することができる。
さらに、案内溝210の距離L1と、バネ部分311、331との幅LBを調整することにより、メスハウジング200内における掛け止め金具300のプリロードの作用する力を制御することができる。
本実施の形態に係る掛け止め金具を備えたハウジングおよびそのハウジングを備えた電気コネクタにおいては、第1接続端子201a,201bが第1接続端子に相当し、第2接続端子401a,401bが第2接続端子に相当し、第1の接続端子201a,201bおよび第2の接続端子401,401bが1または複数の電気的接続端子および接続端子に相当し、メスハウジング200がメス型の第1ハウジングに相当し、オスハウジング400がオス型の第2ハウジングに相当し、メスハウジング200およびオスハウジング400の少なくとも一方が電気コネクタの少なくとも一方のハウジングに相当し、メスハウジング200およびオスハウジング400が雄雌型ハウジングを有する電気コネクタに相当し、傾斜面α、βがテーパ係合部に相当し、矢印Xの方向が嵌合する方向に相当し、矢印Yの方向が嵌合する方向と直交する方向に相当し、掛け止め金具300が掛け止め金具に相当し、バネ部分311、331がバネ部分に相当し、掛止部315、335が掛止部に相当し、案内溝210が案内溝に相当し、開口部223が開口部に相当し、案内溝210の距離L1が第1位置および第1の溝幅を有する第1溝部に相当し、案内溝210の距離L2が第2位置および第2の溝幅を有する第2溝部に相当し、固定溝410が固定溝に相当し、誘導溝420が誘導溝に相当し、オスハウジング400の固定溝410外の外周面が第3位置に相当する。
なお、本実施の形態においては、メスハウジング200に案内溝を設けて掛け止め金具300をプリロード状態で保持しつつ、オスハウジング400と嵌合する場合について説明したが、これに限定されず、オスハウジング400に案内溝を設けて掛け止め金具300をプリロード状態で保持させてもよい。
また、案内溝210および掛け止め金具300の形状は、本実施の形態に限定されるものではなく、掛け止め金具300がプリロードを作用させる形状であればよい。
さらに、本実施の形態においては、電気コネクタ100は2極であるとしたが、これに限定されず、他の任意の数の極数を有してもよい。例えば、第1ハウジングに支持される第1接続端子、第2ハウジングに支持される第2接続端子は、一対として備えられるものでなくてもよく、適宜複数備えられるものであってもよい。
また、掛け止め金具300のバネ部分311、331の2箇所、および掛止部315、335の2箇所としたが、これに限定されず、他の任意の個数のバネ部分、掛止部を有してもよい。さらに、掛け止め金具300を複数の部材からなることとしてもよく、掛け止め金具300の断面は、略円形に限定されず、他の任意の形状、矩形、楕円形状などであってもよい。
さらに、本実施の形態における電気コネクタは、高加速度振動を生じる動力源の近傍のみならず、他の任意の使用環境における電気コネクタとして用いることができる。例えば、後述するメスハウジングおよびオスハウジングの材質を最適に選択することにより、耐久性、耐候性、防水性等を持たせることにより、あらゆる環境下でも用いることができる。
また、本実施の形態においては、ケーブル固定具500を用いることとしたが、これに限定されず、ケーブル固定具500の構造をメスハウジング200と一体に設けてもよく、またケーブル固定具500の構造を設けなくてもよい。
本発明の一実施の形態に係る電気コネクタの一例を示す模式的斜視図 メスハウジングの形状を説明するための模式図 掛け止め金具の形状を説明するための模式図 オスハウジングの形状を説明するための模式図 ケーブル固定具の形状を説明するための模式図 メスハウジングに掛け止め金具が圧挿される状態を説明するための説明図 掛け止め金具が取り付けられたメスハウジングにオスハウジングが嵌挿され、嵌合する状態を説明するための図 図7の説明図の一部断面を拡大した模式図 一対の掛止部がオスハウジングの固定溝と嵌合する状態を説明するための図
符号の説明
201,201b 第1接続端子
401,401b 第2接続端子
200 メスハウジング
210 案内溝
223 開口部
300 掛け止め金具
311、331 バネ部分
315、335 掛止部
400 オスハウジング
410 固定溝
420 誘導溝
α、β 傾斜面
L1、L2 距離

Claims (10)

  1. 第1接続端子を支持するメス型の第1ハウジングと、
    前記第1接続端子と電気的に接続される第2接続端子を支持するとともに、前記第1ハウジングに嵌挿されて前記第1ハウジングと嵌合するオス型の第2ハウジングと、
    前記嵌合する方向に付勢するバネ部分および前記バネ部分の一部に前記第2ハウジングに掛け止めされる掛止部を有し、前記第1ハウジングおよび第2ハウジングの嵌合する方向と直交する方向に延在する掛け止め金具とを含み、
    前記第1ハウジングは、
    前記嵌合する方向の前記バネ部分の付勢に対してプリロードを作用させた状態で前記直交する方向に前記掛け止め金具をスライド移動可能に保持する案内溝と、前記プリロードを作用させた状態が開放され前記掛止部が前記第2ハウジングに向かって作用可能に開口される開口部とを有し、
    前記第2ハウジングは、
    第1ハウジングに嵌合されたときに、前記開口部が対向する部分に前記プリロードを作用させた状態にある前記掛止部を受け止める固定溝を有し、
    前記掛け止め金具は、
    前記第1ハウジングの案内溝により前記プリロードを作用させた状態で保持される第1位置と、
    前記プリロードを作用させた状態から前記掛止部が前記開口部を介して前記案内溝から前記固定溝に移り掛止される第2位置とに、スライド移動可能に設けられている、電気コネクタ。
  2. 前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの間の嵌合部には、前記嵌合する方向に締まっていくテーパ係合部が形成されている、請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記第2ハウジングは、前記掛止部を前記固定溝に至るまで誘導する誘導溝を含み、
    前記誘導溝は、前記嵌合する方向に対して傾斜するように設けられ、
    前記掛け止め金具は、前記第1ハウジングに対して前記第2ハウジングを嵌挿すると前記第1位置から前記第2位置へとスライド移動する、請求項1または2記載の電気コネクタ。
  4. 前記掛け止め金具は、前記第2ハウジングの前記固定溝から外れる第3位置までスライド移動可能に設けられている、請求項1〜3のいずれかに記載の電気コネクタ。
  5. 前記掛け止め金具は、断面が略円形の一本の棒状部材を屈曲させることにより略コ字状に形成され、
    前記掛け止め金具のバネ部分は、前記棒状部材を湾曲させることにより形成され、
    前記掛け止め金具の掛止部は、バネ部分の一部を屈曲させることにより形成された、請求項1〜4のいずれかに記載の電気コネクタ。
  6. 前記案内溝は、
    前記掛け止め金具のバネ部分を押圧して前記プリロードを作用させた状態にする第1の溝幅を有する第1溝部と、
    前記掛け止め金具のバネ部分を遊嵌させて前記プリロードを開放させた状態にする第2の溝幅を有する第2溝部とを含む、請求項1〜5のいずれかに記載の電気コネクタ。
  7. 1または複数の電気的接続端子を支持するとともに互いに嵌挿されて嵌合する電気コネクタの少なくとも一方のハウジングと、前記嵌合する方向に付勢するバネ部分を有し、前記ハウジングの嵌合する方向と直交する方向に延在する、掛け止め金具とを含み、
    前記ハウジングは、前記掛け止め金具を前記直交する方向にスライド移動することが可能な案内溝を有し、
    前記掛け止め金具は、
    前記ハウジングの案内溝により前記嵌合する方向に前記バネ部分の付勢に対してプリロードを作用させた状態で保持される第1位置と、前記ハウジングの案内溝により前記プリロードを開放させた状態で保持する第2位置とにスライド移動可能に設けられている、掛け止め金具を含むハウジング。
  8. 前記案内溝は、
    前記掛け止め金具のバネ部分を押圧して前記プリロードを作用させた状態にする第1の溝幅を有する第1溝部と、
    前記掛け止め金具のバネ部分を遊嵌させて前記プリロードを開放させた状態にする第2の溝幅を有する第2溝部とを含む、請求項7記載の掛け止め金具を含むハウジング。
  9. 接続端子を支持する一対の雄雌型ハウジングを有する電気コネクタと、前記雄雌型ハウジングの嵌合する方向に付勢する掛け止め金具とを含み、
    前記掛け止め金具が、
    前記雄雌型ハウジングの少なくとも一方において、嵌合する方向にプリロードを作用させた状態で保持される第1位置と、前記雄雌ハウジングの嵌合時に前記雄雌ハウジングの嵌合する方向に前記プリロードを開放させ、前記雄雌ハウジングの他方に前記掛け止め金具の一部が移動する第2位置とをスライド可能に設けられている、電気コネクタ。
  10. 前記掛け止め金具は、
    前記嵌合する方向に付勢するバネ部分および前記バネ部分の一部に前記雄雌ハウジングの他方に掛け止めされる掛止部を有し、
    前記雄雌型ハウジングの少なくとも一方において、
    前記嵌合する方向の前記バネ部分の付勢に対してプリロードを作用させた状態で前記勘合する方向と略直交する方向に前記掛け止め金具をスライド移動可能に保持する案内溝と、前記プリロードを作用させた状態が開放され前記掛止部が前記雄雌ハウジングの他方に向かって作用可能に開口される開口部とを有し、
    前記雄雌ハウジングの他方は、
    前記雄雌ハウジングの一方に嵌合されたときに、前記開口部が対向する部分に前記プリロードを作用させた状態にある前記掛止部を受け止める固定溝を有する、請求項9記載の電気コネクタ。
JP2005011434A 2005-01-19 2005-01-19 電気コネクタ Active JP4361023B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005011434A JP4361023B2 (ja) 2005-01-19 2005-01-19 電気コネクタ
EP06100543.5A EP1684389B1 (en) 2005-01-19 2006-01-18 Electrical connector housing including latching member, and electric connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005011434A JP4361023B2 (ja) 2005-01-19 2005-01-19 電気コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006202557A true JP2006202557A (ja) 2006-08-03
JP4361023B2 JP4361023B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=36177920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005011434A Active JP4361023B2 (ja) 2005-01-19 2005-01-19 電気コネクタ

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP1684389B1 (ja)
JP (1) JP4361023B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008052978A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Yazaki Corp コネクタ接続構造
WO2008032690A1 (fr) * 2006-09-15 2008-03-20 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Connecteur
WO2008032689A1 (fr) * 2006-09-15 2008-03-20 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Connecteur
JP2008071665A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Jst Mfg Co Ltd 差込側コネクタ
JP2009104934A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2009104942A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Jst Mfg Co Ltd 掛け止め金具付きコネクタハウジング及び電気コネクタ装置
JP2009104944A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Jst Mfg Co Ltd 掛け止め金具、掛け止め金具付きコネクタハウジング及び掛け止め金具付きコネクタ
JP2009104957A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Jst Mfg Co Ltd コネクタハウジング及び電気コネクタ
JP2009104943A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Jst Mfg Co Ltd 掛け止め金具付きコネクタハウジング、掛け止め金具付きコネクタ及び電気コネクタ装置
JP2011048928A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Yazaki Corp コネクタ
JP2013157281A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Panasonic Corp 接続ケーブル

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3531925A1 (de) * 1985-09-07 1987-03-19 Reinshagen Kabelwerk Gmbh Verriegelbarer elektrischer steckverbinder
DE8710462U1 (de) * 1987-07-30 1988-09-01 TRW Daut + Rietz GmbH & Co KG, 8500 Nürnberg Elektrische Steckvorrichtung
IT220672Z2 (it) * 1990-11-13 1993-10-11 Itw Fastex Italia Spa Dispositivo di collegamento a scatto, a tenuta di fluido, per tubazioni
US5460549A (en) * 1994-09-02 1995-10-24 Itt Industries, Inc. Connector with sealed contacts
US5823813A (en) * 1997-01-21 1998-10-20 Itt Manufacturing Enterprises, Inc. Connector position assurance device
JP3899016B2 (ja) * 2002-11-20 2007-03-28 矢崎総業株式会社 コネクタ

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008052978A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Yazaki Corp コネクタ接続構造
US7794288B2 (en) 2006-09-15 2010-09-14 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Connector
JP2008071665A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Jst Mfg Co Ltd 差込側コネクタ
US8029310B2 (en) 2006-09-15 2011-10-04 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Connector
JP4567645B2 (ja) * 2006-09-15 2010-10-20 日本圧着端子製造株式会社 コネクタ
JP2008071678A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Jst Mfg Co Ltd コネクタ
WO2008032689A1 (fr) * 2006-09-15 2008-03-20 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Connecteur
WO2008032690A1 (fr) * 2006-09-15 2008-03-20 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Connecteur
JP2008071677A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Jst Mfg Co Ltd コネクタ
DE112007002161B4 (de) 2006-09-15 2021-08-05 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Steckverbindung
JP2009104934A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2009104944A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Jst Mfg Co Ltd 掛け止め金具、掛け止め金具付きコネクタハウジング及び掛け止め金具付きコネクタ
JP2009104942A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Jst Mfg Co Ltd 掛け止め金具付きコネクタハウジング及び電気コネクタ装置
US7785127B2 (en) 2007-10-24 2010-08-31 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Latch-mountable connector housing, latch-mountable connector, and electric connecting device
US7896709B2 (en) 2007-10-24 2011-03-01 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Keyed mating connectors with latching mechanism
JP2009104943A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Jst Mfg Co Ltd 掛け止め金具付きコネクタハウジング、掛け止め金具付きコネクタ及び電気コネクタ装置
JP2009104957A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Jst Mfg Co Ltd コネクタハウジング及び電気コネクタ
JP2011048928A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Yazaki Corp コネクタ
JP2013157281A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Panasonic Corp 接続ケーブル

Also Published As

Publication number Publication date
JP4361023B2 (ja) 2009-11-11
EP1684389B1 (en) 2016-12-07
EP1684389A1 (en) 2006-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4361023B2 (ja) 電気コネクタ
JP4755056B2 (ja) コネクタ
JP4567645B2 (ja) コネクタ
EP2876743B1 (en) Connector between cable and substrate
JP4804526B2 (ja) 電気コネクタ
WO2013054910A1 (ja) 端子
US9318827B2 (en) Connector
TW200423491A (en) Electrical connector with two functions of promoting magnetic shielding and ground connection
US20180159270A1 (en) Connector device including coming-off preventing structure
JP2007179821A (ja) 電気コネクタ
JP6007964B2 (ja) 電気コネクタ
JP2001043918A (ja) 電気コネクタ
JP5896009B1 (ja) コネクタ端子
JP2010049844A (ja) コネクタ及び端子金具
JP2010146888A (ja) コネクタ用固定具
JP5862755B1 (ja) コネクタ端子
JP4010512B2 (ja) コネクタ
EP1901400A3 (en) A wire cover and a locking construction therefor
JP2007141480A (ja) 電気コネクタ
KR200442919Y1 (ko) 커넥터
JP3856752B2 (ja) コネクタ及びその組立方法
KR100988794B1 (ko) 커넥터
JP2006032211A (ja) コネクタのシールド構造
JP3489045B2 (ja) コンタクト
JP2006012545A (ja) コネクタの保持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090811

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090811

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4361023

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250