JP3489045B2 - コンタクト - Google Patents
コンタクトInfo
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Description
に、嵌合部を構成する接触部の接点における相手側コン
タクト(ピンコンタクト)との摺動摩擦すなわちフレッ
ティングを防止するためのコンタクトに関するものであ
る。
型の従来例がある。
あるもの (特開平10−189102号公報) 接圧を高くすることで接点をガッチリと止めている。
夫のあるもの(EPO492479B1、特開平07−
296886号公報) ピンコンタクトを受容するソケットコンタクトについ
て、その根元から追従機構を創出するバネ要素をハーネ
ス方向もしくは接触要素部を挿抜方向につつみこむよう
に折り曲げて形成し、そのバネ要素により接点の追従機
構を創出している。
456号公報、特開昭58−23175号公報、特開昭
58−126683号公報) 接触要素部間でガッチリ固定し、接点数を増やして安定
化させる。接点の配置法により、複数接点の効果を引き
出す。
3日に、本発明の特許出願人(日本航空電子工業株式会
社)は、特願平11−156337号を出願している。
37号では、嵌合部の接触部が露出しているため、コネ
クタのハーネス時やハーネス後の外力によって接触部
が、性能に影響を及ぼすような変形を起こす可能性があ
り、かなり慎重に扱う必要がある上、極度な外力に対し
ては本来出すべき効果と逆の影響がでるおそれがあっ
た。
や熱膨脹差等の原因によるコンタクトと相手側コンタク
トとの間の相対移動を緩和するだけでなく、多少手荒に
扱うこともでき、大きな接触力が得られる構造を備えた
コンタクトを提供することである。
るために、次の手段を採用する。
向に沿って延び、相手側コンタクトを受ける接点を有す
る接触部と、該接触部の周囲を取り囲むように前記折曲
接点部から折り曲げられ前記長手方向に沿って延設する
外壁とから成る嵌合部を一体に形成し、前記接触部が浮
動状態に保持され、それにより、前記長手方向の外力を
受けても相対運動を緩和することを特徴とするコンタク
ト。
て、前記接触部は、一対の接点を有し、前記接触部は、
前記長手方向に対して垂直な面に沿って切断した断面
が、略コ字状を呈することを特徴とするコンタクト。
て、前記外壁は、略長方形状の基板壁と、該基板壁の両
側から延びた両側板壁と、一方の側板壁から折り曲げら
れて延設され、一対の長辺部、一端短辺部、および折曲
短辺部を持つ略長方形状の天板壁と、前記折曲短辺部か
ら内側に折り曲げられて延設され、相手側コンタクトの
先端を挿通する挿通穴が穿設された連結部とを備え、前
記基板壁と前記両側板壁と前記天板壁とで周回するよう
に、前記外壁が前記接触部の周囲を取り囲み、前記接触
部は、前記天板壁の内面に連接するように配され、それ
により、前記連結部は、前記長手方向に沿って追従し付
勢する追従バネであることを特徴とするソケットコンタ
クト。
に形成されている。
向)に沿って取り囲んでいる。
は、天板壁の折曲短辺部から内側に折り曲げられて延設
している。そのため、連結部は長手方向に沿って追従バ
ネとして作用する。その結果、内部の接触部は、長手方
向(嵌合方向)に沿って延びる天板壁の内面に連接し、
浮動状態に保持される。
クトは、外壁の連結部の挿通穴を挿通し、ぶつかること
はない。連結部が追従して付勢する結果、コンタクトお
よび相手側コンタクトの接触部(Sn接点)間の相対移
動すなわち相対運動は、吸収すなわち相殺される。その
ため、コンタクトおよび相手側コンタクトの接触部の間
に生じる摺動摩擦は、緩和される。
の外壁を備える。その結果、外壁の内側に配された接触
部は、コネクタのハーネス時やハーネス後の外力による
性能に影響を及ぼすような変形を起こすことはなくな
り、本発明のコンタクトは、安定した接触力が確保され
る。
施例によるコンタクトについて図面(図1〜図7)を参
照して説明する。
トコンタクト11は、一枚板の多数回の折り曲げ加工工
程によって形成される。
トコンタクト11は、一接点端から折曲接点部まで長手
方向(嵌合方向)に沿って延び、相手側(ピン)コンタ
クト14を受ける一対の接点すなわち下側接点16およ
び上側接点18を有する接触部20と、これら接触部2
0の周囲を取り囲むように折曲接点部から長手方向に沿
って延設する外壁とから成る嵌合部を備える。尚、下側
接点16および上側接点18は、ダボ16A、18Aを
備え、互いに対向し、上下接点結合部19を介して繋が
っている。
すなわち箱形状部)は、基板壁25と両側板壁27、2
9と天板壁31とで接触部20を周回するように形成さ
れている。そのため、接触部20は、長手方向に対して
垂直な面に沿って切断した断面が、略コ字状を呈する。
本発明のソケットコンタクト11の接触部20と外壁と
から成る嵌合部が、一体に形成される結果、内部に配さ
れた接触部20は、長手方向に延びる天板壁31に沿っ
て連接し、浮動状態に保持される。
8は、追従ばねとして作用する連結部33を介して外壁
(箱形状部)と繋がっている。
形状の基板壁25と、両側板壁27、29と、一対の長
辺部および一端辺および折曲短辺部を持つ短辺部を持つ
略長方形状の天板壁31と、折曲短辺部から内側に折り
曲げられて延設され、相手側コンタクトの先端を挿通す
る挿通穴52が穿設された連結部33とを備える。
ト11を図6のソケットコンタクト側インシュレータ5
1のコンタクト穴51−1に挿入した後、ソケットコン
タクト11の抜けを防止するためのランス23が、備え
られている。尚、天板壁31の一方の側板すなわちキー
24−1には、誤挿入防止用のキー溝24が、穿設され
ている。
ットコンタクト側インシュレータ51にランス23がひ
っ掛かるように嵌め込まれる結果、ソケットコネクタが
組み立てられる。その後、このソケットコネクタをピン
コネクタすなわちピンコンタクト14が挿入された図7
のピンコンタクト側インシュレータ61の中に嵌め込ん
で、フレッティングフリーコネクタとして使用される。
て延設するケーブルケーブル裸線圧着部55およびケー
ブル被膜圧着部57を備える。
トは、長手方向の外力を受けても、相手側コンタクト
は、外壁の連結部の挿通穴を挿通するだけで、相対運動
は、緩和される。そのため、本発明のコンタクトは、振
動や熱膨張による接点の移動がある場合でも接点間の移
動は起こりにくく、また、この接触部が外壁で保護され
ているため多少手荒に扱っても大丈夫である。
トが挿入されると挿通穴を介して遊動状態に受容する接
触部を備えるため、内部の接触部は、長手方向(嵌合方
向)に沿って延びる天板壁の内面に連接し、浮動状態に
保持される。
性能に大きな影響を及ぼすフレッティングコロージョン
が発生しにくいように、接点部間の相対運動を避ける構
造を備えたコンタクトを提供することができるという効
果がある。
うことができ、接点の接触力の安定性が相当必要なコネ
クタには、特に、最適という効果を奏する。
ケットコンタクト11の斜視図である。
直な面すなわちII−II面に沿って切断した断面図で
ある。
わちIII−III線に沿って縦に切断した断面図であ
る。
る。
レータ51、およびピン側インシュレータ61を組み立
てた後に、縦に切断した嵌合状態を示す断面図である。
ット側インシュレータ51の斜視図である。ソケットコ
ンタクト11が挿入されるコンタクト穴51−1を備え
るソケット側インシュレータ51を示している。
コンタクト側インシュレータ61の斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 一接点端から折曲接点部まで長手方向に
沿って延び、相手側コンタクトを受ける接点を有する接
触部と、 該接触部の周囲を取り囲むように前記折曲接点部から折
り曲げられ前記長手方向に沿って延設する外壁とから成
る嵌合部を一体に形成し、 前記接触部が浮動状態に保持され、それにより、前記長
手方向の外力を受けても相対運動を緩和するコンタクト
であって、 前記接触部は、前記接点として下側接点および上側接点
を有すると共に、下側接点および上側接点を繋ぐ上下接
点結合部を有し、該上下接点結合部が前記相手側コンタ
クトとの接続側に配設され、 前記外壁は、前記接触部への連結部に、前記相手側コン
タクトの先端を挿通する挿通穴が穿設されている ことを
特徴とするコンタクト。 - 【請求項2】 請求項1に記載のコンタクトにおいて、 前記接触部は、前記長手方向に対して垂直な面に沿って
切断した断面が、略コ字状を呈することを特徴とするコ
ンタクト。 - 【請求項3】 請求項1に記載のコンタクトにおいて、 前記外壁は、 略長方形状の基板壁と、 該基板壁の両側から延びた両側板壁と、 一方の側板壁から折り曲げられて延設され、一対の長辺
部、一端短辺部、および折曲短辺部を持つ略長方形状の
天板壁と、前記接触部への連結部とを備え、 該連結部は、 前記折曲短辺部から内側に折り曲げられて
延設され、相手側コンタクトの先端を挿通する挿通穴が
穿設されており、 前記基板壁と前記両側板壁と前記天板壁とで周回するよ
うに、前記外壁が前記接触部の周囲を取り囲み、前記接
触部は、前記天板壁の内面に連接するように配され、そ
れにより、前記連結部は、前記長手方向に沿って追従し
付勢する追従バネであることを特徴とするコンタクト。
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