JP2006202408A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006202408A
JP2006202408A JP2005013121A JP2005013121A JP2006202408A JP 2006202408 A JP2006202408 A JP 2006202408A JP 2005013121 A JP2005013121 A JP 2005013121A JP 2005013121 A JP2005013121 A JP 2005013121A JP 2006202408 A JP2006202408 A JP 2006202408A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
holding hole
standby
tray
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005013121A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Nishida
裕人 西田
Kazunori Hasegawa
和憲 長谷川
Rei Nakayama
令 中山
Isamu Nakade
勇 中出
Kenji Urushibara
賢治 漆原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005013121A priority Critical patent/JP2006202408A/ja
Priority to PCT/JP2006/300637 priority patent/WO2006077881A1/ja
Priority to CNA2006800026772A priority patent/CN101107662A/zh
Priority to EP06711906A priority patent/EP1852863A4/en
Publication of JP2006202408A publication Critical patent/JP2006202408A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/221Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records with movable magazine
    • G11B17/223Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records with movable magazine in a vertical direction
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/021Selecting or spacing of record carriers for introducing the heads

Landscapes

  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

【課題】待機中のディスクの移動を抑えることができるディスク装置を提供する。
【解決手段】ディスク12を上下移動して所望のディスク12の下側に作業空間Sを設け、回動アーム30を所定位置に位置決めした後、所望のディスク12を回動アーム30にセットして記録再生を行う。この際、所望のディスク12より下側にある待機ディスクは、待機ディスクの保持穴を固定する保持穴固定部により固定する。
【選択図】図7

Description

本発明は、ディスクを個別に載置可能で積層配置されたトレイを複数備えるディスク装置に関するものである。
従来より、複数枚の光ディスク等のディスクを装置の本体内部に収納しておき、所望のディスクを選択して記録再生する多連奏型のディスク装置が開発されている(例えば特許文献1、2参照)。
このような多連装型のディスク装置においては、所望のディスクが選択されたら、このディスクに対して記録再生を行うための作業空間を形成する。そして、ディスクを回転させるターンテーブル及び記録再生を行う光ピックアップを作業空間に挿入するために、ターンテーブル及び光ピックアップを備えた回動アームを回動させて作業空間に挿入する。
その際、記録再生を行うディスク以外のディスクは、各々トレイ上に載置されており、振動によりトレイ上で移動する場合がある。トレイ上の移動は、騒音を発生したり、記録再生中のディスク記録再生動作に影響を与えたり、さらには移動中にディスクの記録再生面にキズを生じさせたりする可能性もある。
特開平11−45490号公報 特開200135060号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、待機中のディスクの移動を抑えることができるディスク装置を提供することを目的とする。
本発明のディスク装置は、ディスクを個別に載置可能で積層配置されたトレイを複数備えるディスク装置であって、前記複数のトレイを積層方向に移動させるトレイ移動部と、前記積層方向の所定の位置に移動された前記トレイに載置された前記ディスクの記録又は再生を行う光学ヘッド部が移動可能に支持され、前記作業空間に移動可能な回動アームと、前記ディスクの記録又は再生が行われる期間、積層方向上方又は下方の少なくとも一方に待機している待機ディスクの保持穴を固定する保持穴固定部を備えるものである。
この構成により、所望のディスクを回動アームにセットして記録再生を行う際、待機ディスク保持穴をディスク固定部により固定するので、待機ディスクの移動を抑えることができる。したがって、待機ディスクの振動を防止することができ、待機ディスクの振動に伴う騒音の発生を防止することができると共に記録再生動作のミスを防止することができる。
また、本発明のディスク装置は、前記保持穴固定部が、前記ディスクの保持穴に挿通可能な柱体と、前記柱体の外周面から突出して前記保持穴の内周面に圧接する固定部材とを備えるものを含む。
この構成により、作業空間の下方にある待機ディスクの保持穴をディスク固定部の柱体に通し、固定部材を突出させて保持穴の内周面に圧接することにより、待機ディスクを確実に固定することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、待機中のディスクの移動を抑えることができるディスク装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1に、本発明の実施形態のディスク装置10を内蔵するカーオーディオ装置1の全体斜視図を示す。このカーオーディオ装置1では、ディスク装置10のほかにラジオ2、カセットテープ再生装置3等を内蔵しており、前面パネル4には、全機能に共用される表示部4aや電源/ボリュームつまみ4bに加えて、ディスク装置10におけるディスク挿脱口11、ラジオ用のチューニングつまみ2a、カセットテープ挿入口3a等が設けられている。また、内部には、ラジオ2、カセットテープ再生装置3、ディスク装置10等を制御する制御部(図示せず)が設けられている。
図2及び図3は、カーオーディオ装置1に内蔵されるディスク装置10の要部上面図であり、図2は待機時を示し、図3は再生時を示す。
図2に示すように、本発明の実施形態のディスク装置10では、複数のディスク12を内部に収納可能な本体13と、この本体13の内部において各ディスク12を個別に保持する積層された複数のトレイ20と、先端にディスク12を挟持して回転するターンテーブル31を有しディスク12に対して記録再生を行う光学ヘッド部32を移動可能に支持するとともに各トレイ20の積層方向と平行な支軸33を中心として回動可能な回動アーム30とを備えている。また、詳細は後述するが、選択されたディスクの記録又は再生が行われる期間、トレイ20上で待機している待機ディスクの保持穴12aを固定する保持穴固定部40が設けられている。また、待機ディスクのディスク外周面を押圧して固定するディスク固定部(図2及び図3では省略)が設けられている。
図2及び図3に示すように、トレイ20は全体略円盤状であり、中央部に円形の中空部21が設けられている。したがって、トレイ20は閉じた円形状であり、剛性を保持することができる。また、トレイ20の一部は外側に突出して支持部22を形成しており、軸部23により別個に上下移動自在に支持されている。
トレイ20の外周縁には複数箇所に拡幅部24が設けられており、この拡幅部24にはエレベータ用貫通穴24aが設けられている。そして、このエレベータ用貫通穴24aを上下に貫通するように昇降用カム体としてのトレイ昇降用のエレベータカムギヤ50が設けられている。また、拡幅部24の外側には全トレイ20を互いに接する方向に付勢するために最も上のトレイ20aと本体13の底部13aとの間にバネ51(図9(C)参照)が設けられている。なお、最も上のトレイ20aは、ディスク12を載置するものではなく、最も上のディスク12を保護するためのものである。また、各トレイ20には、各トレイ20間の間隔を一定に保持するためにスペーサ26(図8参照)が設けられている。
各トレイ20におけるエレベータカムギヤ50の近傍には、上下移動するディスク12の中から記録再生を行う所望のディスク12を選択して保持するとともに、記録再生を行うための各種作業を行う空間である作業空間Sを形成し、作業空間Sの所定位置に位置決めするホルダ部60が設けられている。また、このディスクホルダ部60に対応してトレイ20にはディスク把持用切欠き25が設けられており、このディスク把持用切欠き25では、トレイ20に収納されているディスク12が露出しているため容易にディスク12を選択することができるようになっている。エレベータカムギヤ50、バネ51、ディスクホルダ部60は、トレイ20の周囲4箇所に略均等間隔で設けられているが、複数箇所であれば4箇所に限らない。
図2及び図3に示すように、本体13内部におけるトレイ20の近傍(図2中左側)の所定高さ位置には、先端にディスク12を挟持して回転するターンテーブル31を有する回動アーム30が、支軸33を中心として回動可能に設けられている。回動アーム30のサスシャーシ34には、光学ヘッド部32が支軸33とターンテーブル31の中心とを結ぶ方向に沿って往復移動可能に設けられている。光学ヘッド部32は、駆動モータ35によって回転されるリードスクリュ36と係合しており、リードスクリュ36の回転によって移動する。
また、挿脱口11の本体13内側には、上下対を成す搬送ローラ14が設けられており、図示省略の駆動機構により、正逆回転可能となっている。これにより、挿脱口11に挿入されたディスク12を搬入し、記録再生を終了したディスク12を挿脱口11から排出する。
図4に、エレベータカムギヤ50を示す。図4に示すように、エレベータカムギヤ50は3つの部分からなる。最上部には外径が細い軸部52となっており、この部分は、記録再生するディスク12よりも上側でディスク12を待機させる上待機位置T1に対応する。ここで待機する各トレイ20は上下移動が自由であってバネ51(図9(C)参照)の付勢力によりスペーサ26を介して互いに接した状態となっている。
エレベータカムギヤ50の下方部の外周面にはトレイ20が係合するカム溝54が形成され、上部カム部53a及び下部カム部53bを構成する。上部カム部53aのカム溝54のピッチは、下部カム部53bのカム溝54のピッチに比較して粗くなっており、が形成されている上部カム部53aが設けられており、この部分においては、エレベータカムギヤ50の回転によってトレイ20は大きく上下移動する。回動アーム30の回動動作に干渉しないよう設ける作業空間Sに対応する位置となっている。
下部カム部53bのカム溝54のピッチは、相対的に密であり、この部分は、記録再生するディスク12よりも下側でディスク12が待機させる下待機位置T2に対応する。
エレベータカムギヤ50はトレイ20に複数箇所設けられている拡幅部24のエレベータ用貫通穴24aに係合するように設けられており、図示省略の駆動機構により回転駆動される。したがって、エレベータカムギヤ50の回転に伴ってディスク12を載置するトレイ20が上下移動するようになっている。
図5に、ディスクホルダ部60を示す。ディスクホルダ部60は、図示省略の回転機構により回転される全体円筒形状の回転部61と、回転部61の外側に回転可能かつ上下移動可能に支持される上側ホルダ63及び下側ホルダ65と、上側ホルダ63及び下側ホルダ65の近傍で本体13に固定されている固定ガイド部67とを含んで構成される。なお、図5においては、固定ガイド部67を回転部61から離れた位置に示しているが、実際には、図2、3、7等に示すように近接している。
回転部61の外周面61aには、図5の展開図に示すような第1のカム溝62が設けられ、上側ホルダ63の内周面には、第1のカム溝62に係合するカム突起63cが設けられている。また、上側ホルダ63の外周面63aには、第2のカム溝64及びディスク12に当接する上ホルダ部としての上ホルダ突起63bが設けられている。
下側ホルダ65の内周面には、第1のカム溝62に係合するカム突起65cが設けられている。また、下側ホルダ65の外周面65aには、第3のカム溝66及びディスク12に当接する下ホルダ部としての下ホルダ突起65bが設けられている。
本体13側に固定されている固定ガイド部67には、上側ホルダ63の第2のカム溝64に係合するカム突起である上カム突起67aと下側ホルダ65の第3のカム溝66に係合するカム突起である下カム突起67bが設けられている。なお、ディスク挿脱口11の近傍に設けられている固定ガイド部67は、挿脱されるディスク12との干渉を防止するため、下半分のみで構成されている。
したがって、上側ホルダ63及び下側ホルダ65は、は、回転部61の回転にしたがって回転及び上下移動する。
次に、ディスク固定部について説明する。図6(A)〜(C)はディスク固定部の斜視図、図7(A)はディスクの固定状態を示す平面図、図7(B)はディスクの固定状態及びトレイの状態を示す断面図である。
図6(A)〜(C)に示すように、ディスク固定部70はディスクホルダ部60の側面に設けられており、記録再生を行うディスク12の下側の待機ディスク12Aを収納している下待機位置T2(図8(A)参照)に該当する位置に設けられている。すなわち、下側ホルダ65における記録再生時に待機ディスク12Aの外周面に対応する位置に押圧部材71が設けられている。また、この押圧部材71は樹脂で形成された片持ちばねであり、待機ディスク12Aに押し付けられると弾性変形して、待機ディスク12Aの振動を抑える程度の押圧力で押し付けられるようになっている。
例えば、全体で6枚のディスク12を収納し、選択的に記録再生を行う場合には、最上段のディスク12を記録再生する際に下待機位置T2に収納される待機ディスク12Aの枚数(5枚)に対応して、押圧部材71は5個設けられている。押圧部材71の先端は、下側ホルダ65の外周面よりも外側に突出しており、下側ホルダ65を回転させることにより、図7(A)に示されるように、待機ディスク12Aの外周面を一定の弾性力で押圧して振動を防止する。また、図7(B)に示すように、下待機位置T2にあるトレイ20は、隣接する押圧部材71の間に把持されるので、トレイ20の振動を防止することができる。
次に、待機ディスクの保持穴を固定する保持穴固定部について説明する。図10及び図11に、保持穴固定部40を示す。図10に示すように、保持穴固定部40は本体13の底部13aにおける中央部(図2参照)、すなわち本体13に収納されているディスク12の保持穴12aに対応して設けられており、保持穴12aの内部を貫通可能な大きさとなっている。また、保持穴固定部40は、下待機位置T2に収まる高さを有しており、回動する回動アーム30に干渉しないように、回動アーム30のサスシャーシ34の底面よりも若干低めに形成されている。
保持穴固定部40は、ディスク12の保持穴12aの内径よりも小さな外径の円柱状の固定部本体41を有しており、固定部本体41の一部には切欠き部41aが設けられている。また、固定部本体41の外周面には、保持穴12aとの密着を防止するための凸部41bが複数箇所設けられている。固定部本体41の内部には図示省略の回転駆動機構により回転される回転体42が設けられており、固定部本体41の切欠き部41aに対応する位置には凹部42aが設けられている。凹部42aは、円形の回転体42から半径が減少する方向にテーパ状に設けられており、一方の端部は外周面上にあって他方の端部は内側に大きく切り込まれている。
固定部本体41の切欠き部41aと回転体42の凹部42aは対応する位置にあり、両部分に跨る楔状部材43が支軸43aを中心として回動自在に設けられている。この楔状部材43は、支軸43側端部から他方の端部に向かって厚さが増加するようにテーパが付けられている。また、楔状部材43は、図示省略の付勢手段により常時内側に付勢されており、収納状態では外周面が固定部本体41の外周面から少なくとも突出しないような略円状となっている。
したがって、図11に示すように、ディスク固定状態では、回転体42が固定部本体41に対して時計方向に回転すると、楔状部材43の外周面が固定部本体41の外周面から外側に突出して、待機ディスク12Aの保持穴12aの内周面に押し付けられることになる。これにより、待機ディスク12Aの保持穴12aの位置を上待機位置T1、下待機位置T2それぞれの所定の位置に固定することができるのでディスク12Aの周囲の影響などによる待機ディスク12Aの振動を防止することができる。
保持穴固定部40は、ディスク固定部70と共用してもよいし、単独で用いてもよい。保持穴固定部40によって積層方向下方の待機ディスクを固定し、上側ホルダ63の外周にディスク固定部70を設けることによって、両側の待機ディスクを固定することができる。
なお、以上の説明では、保持穴固定部40を専用のものとして説明したが、回動アーム30の先端部を支持する支持装置と兼用することができる。図12に、支持装置と兼用する保持穴固定部を示す。図12(A)、(B)に示すように、支持装置80は、記録再生時に下方から上方に伸びてきて回動アーム30の先端部を支持する。この場合に、支持装置80と前述した保持穴固定部40とが同じ位置に設けられることになるので、保持穴固定部40の中央部に支持装置80を設けるようにすることができる。すなわち、ディスク12の保持穴12aの内径よりも小さな外径を有する支持板81を昇降部材82により持上げることができるようにする。これにより、記録再生時に回動アーム30の振動を防止して、正常な記録再生を確実にすることができる。また、保持穴固定部40を本体13の底部13aに設けるものとして説明したが、本体13の天井部に設けてもよいし、底部13aと天井部の両方に設けてもよい。天井部に設けた保持穴固定部40は、上待機位置T1の待機ディスク12Aの保持穴12aを固定することになる。
以上のように構成されたディスク装置10の動作を、図8及び図9を用いて説明する。図の例は、トレイ20に載置された全部で6枚のディスク12のうち、下から4枚目のディスク12に記録再生を行う場合の動作である。ディスク装置10は、6枚のディスク12を載置可能であり、最上段の蓋の役目を果たすトレイ20aを含めて7枚のトレイ20を有する。そして、最上段のトレイ20aは、本体13の底部13aに取り付けられているバネ51によって常時下方に付勢されている。
図8(A)に示すように、ディスク12を載置した全て(ここでは6枚)のトレイ20が作業空間Sの上方に待機している場合、各トレイ20は、ばね51(図8では図示せず)によって下方に付勢されているので、載置されているディスク12はガタつかないようになっている。この状態でエレベータカムギヤ50を回転させると、一番下のトレイ20が上部カム部53aのカム溝54に係合して、下降する。このとき、ディスクホルダ部60の上側ホルダ63及び下側ホルダ65は、上ホルダ突起63b及び下ホルダ突起65がディスク12側に突出しない位置にある。さらにエレベータカムギヤ50を回転させることにより、下から3枚のトレイ20を下降させる。
次いで、図8(B)に示すように、下側ホルダ65を回転させて下ホルダ突起65bをディスク12側に突出させ、下から4枚目のトレイ20に収納されている記録再生を行うディスク12の下降を阻止する。このとき、図8(C)に示すように、エレベータカムギヤ50の回転により4枚目のトレイ20を急速度で下降させると共に、ディスクホルダ部60の下側ホルダ65を上昇させて5枚目以降のトレイ20の下降を阻止する。これにより、止められたディスク12の下方には、作業空間Sが形成され。この状態で、図8(D)に示すように、回動アーム30を回動させて記録再生位置に位置決めする。
続いて、図9(A)に示すように、上側ホルダ63を回転させて、上ホルダ突起63bと下ホルダ突起65bとで記録再生するディスク12の上下移動を阻止し、図9(B)に示すように、両ホルダ63、65を下降させてディスク12をターンテーブル31の上に載置してセットする。その後、図9(C)に示すように、上側ホルダ63を上昇させると共に下側ホルダ65を下降させて、ディスク12を解放し、さらに下側ストッパ65を回転させて、ディスク固定装置70の押圧部材71によって待機ディスク12Aを固定する。あるいは、回転体42を回転させることにより楔状部材43を外側へ押出してディスク12Aの保持穴12aに押圧してディスク12Aを固定する。そして、記録再生動作を行う。なお、記録再生動作を終了して、ディスク12を上方に収納する場合には、前述した工程を逆に実行することにより、図8(A)に示すような収納状態に戻ることができる。
このような上側ホルダ63及び下側ホルダ65の動きは、回転部61の外周に形成されたカム溝62とカム溝62に係合する上ホルダ突起63b及び下ホルダ突起65、上側ホルダ63及び下側ホルダ65の外周に形成された第2のカム溝64及び第3のカム溝66に係合する固定ガイド部67の突起67a及び67bによって実現される。また、下降させるディスク12の枚数は、エレベータカムギヤ50の回転量によって制御できる。
以上のように、エレベータカムギヤ50がトレイ20を上下移動させることによって、所望のディスク12をディスクホルダ部60で選択し、選択したディスク12を回動アーム30のターンテーブル31に載置するので、トレイ12に回動アーム30との干渉を回避するための切欠きを設ける必要がなくなる。これにより、トレイ20の剛性を確保することができるので、トレイ20の変形を防止してできるとともに、小型化が図れる。また、選択されたディスクの上方で待機するディスクを重ねた状態としているので、スペース効率が向上し、この点でも小型化が図れる。
また、所望のディスク12より下側にある待機ディスク12Aの外周面にディスク固定部70の押圧部材71を押し付けることによりにより固定されるので、ディスク12の記録再生時に待機ディスク12Aの移動を抑えることができる。
なお、以上の説明では、エレベータカムギヤ50として、軸部52、上部カム部53a、下部カム部53bが一体に構成し、全体として回転するものとしたが、軸部52を固定部材として設け、この軸部52の周りに回転駆動される上部カム部53a及び下部カム部53bを設けることも可能である。
また、ディスク固定部70をディスクホルダ部60の側面に設け、ディスクホルダの数だけ設けたが、別体で設けてもよいし、数も任意である。例えば、ディスク固定部70が1個でも、ディスク固定部70のディクス直径方向対向側にディスクを固定する部材を配置すれば、ディスクの固定は可能である。
また、以上の説明では、ディスク固定部70をディスクホルダ部60の下側ホルダ65の外周に設けたが、上側ホルダ63の外周に設けても、両方に設けてもよい。上側ホルダ63の外周に設けた場合は、積層方向上方の待機ディスクが固定される。
以上のように、本発明のディスク装置は、待機ディスク保持穴をディスク固定部により固定するので、待機ディスクの移動を抑えることができ、騒音の発生、記録再生動作のミス等の発生を防止できる多連奏型のディスク装置等として有用である。
本発明の実施形態のディスク装置を内蔵するカーオーディオ装置の全体斜視図 本発明の実施形態のディスク装置の待機時における要部上面図 本発明の実施形態のディスク装置の再生時における要部上面図 本発明の実施形態のディスク装置のエレベータカムギヤの正面図 本発明の実施形態のディスク装置のディスクホルダ部の説明図(2周展開図) 本発明の実施形態のディスク装置のディスク固定部を示す斜視図 本発明の実施形態のディスク装置のディスクの固定状態及びトレイの状態を示す図 本発明の実施形態のディスク装置の動作を説明する図 本発明の実施形態のディスク装置の動作を説明する図 本発明の実施形態のディスク装置のディスク開放時の保持穴固定部を示す平面図及び正面図 本発明の実施形態のディスク装置のディスク固定時の保持穴固定部を示す平面図及び正面図 本発明の実施形態のディスク装置の保持穴固定部と兼用する回動アーム支持装置の断面図
符号の説明
10 ディスク装置
12 ディスク
20 トレイ
30 回動アーム
32 光学ヘッド部
40 保持穴固定部
43 楔状部材(固定部材)
50 エレベータカムギヤ(昇降用カム体)
54 カム溝
60 ディスクホルダ部
61 回転部
61a 外周面
62 第1のカム溝
63 上側ホルダ
63a 外周面
63b 上ホルダ突起(上ホルダ部)
63c 上カム突起(カム突起)
64 第2のカム溝
65 下側ホルダ
65a 外周面
65b 下ホルダ突起(下ホルダ部)
65c 下カム突起(カム突起)
66 第3のカム溝
67 固定ガイド(固定体)
67a 上カム突起(カム突起)
67b 下カム突起(カム突起)
70 ディスク固定部
71 押圧部材
80 支持装置
81 支持板
82 昇降部材

Claims (2)

  1. ディスクを個別に載置可能で積層配置されたトレイを複数備えるディスク装置であって、
    前記複数のトレイを積層方向に移動させるトレイ移動部と、
    積層方向上方又は下方の少なくとも一方に待機している待機ディスクの保持穴を固定する保持穴固定部を備えるディスク装置。
  2. 請求項1記載のディスク装置であって、
    前記保持穴固定部は、前記ディスクの保持穴に挿通可能な柱体と、前記柱体の外周面から突出して前記保持穴の内周面に圧接する固定部材とを備えるディスク装置。
JP2005013121A 2005-01-20 2005-01-20 ディスク装置 Withdrawn JP2006202408A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005013121A JP2006202408A (ja) 2005-01-20 2005-01-20 ディスク装置
PCT/JP2006/300637 WO2006077881A1 (ja) 2005-01-20 2006-01-18 ディスク装置
CNA2006800026772A CN101107662A (zh) 2005-01-20 2006-01-18 盘装置
EP06711906A EP1852863A4 (en) 2005-01-20 2006-01-18 DISC DEVICE

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005013121A JP2006202408A (ja) 2005-01-20 2005-01-20 ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006202408A true JP2006202408A (ja) 2006-08-03

Family

ID=36692270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005013121A Withdrawn JP2006202408A (ja) 2005-01-20 2005-01-20 ディスク装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP1852863A4 (ja)
JP (1) JP2006202408A (ja)
CN (1) CN101107662A (ja)
WO (1) WO2006077881A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010134522A1 (ja) * 2009-05-20 2010-11-25 日本電気株式会社 記憶媒体搬送装置、記憶媒体搬送方法、記憶媒体搬送装置に用いるトレイ、トレイセット、およびトレイ展開手段

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19724543A1 (de) * 1997-06-11 1998-12-17 Philips Patentverwaltung Wechsler-Gerät für Informationsplatten
JP3536599B2 (ja) * 1997-07-24 2004-06-14 松下電器産業株式会社 ディスクチェンジャー装置
JP3553425B2 (ja) * 1999-07-23 2004-08-11 松下電器産業株式会社 ディスクチェンジャー装置
JP2002343011A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Fujitsu Ten Ltd ディスクオートチェンジャ装置
JP3753649B2 (ja) * 2001-11-06 2006-03-08 アルパイン株式会社 チェンジャ型ディスク装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010134522A1 (ja) * 2009-05-20 2010-11-25 日本電気株式会社 記憶媒体搬送装置、記憶媒体搬送方法、記憶媒体搬送装置に用いるトレイ、トレイセット、およびトレイ展開手段

Also Published As

Publication number Publication date
EP1852863A4 (en) 2008-02-13
EP1852863A1 (en) 2007-11-07
CN101107662A (zh) 2008-01-16
WO2006077881A1 (ja) 2006-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4494230B2 (ja) ディスク装置
JPH05303817A (ja) ディスク再生装置
JP2006202408A (ja) ディスク装置
JP5158329B2 (ja) ディスク装置
TWI316697B (en) Disk drive device
JP3822621B2 (ja) ディスク装置
CN1989558B (zh) 光盘装置
JP4522269B2 (ja) ディスク装置
JP3305034B2 (ja) ディスク装置
JP4487885B2 (ja) 光ディスク装置
JP4068014B2 (ja) 光ディスク装置
JP2006059484A (ja) 光ディスク装置
JP4472461B2 (ja) 光ディスク装置
WO2020144819A1 (ja) 光ディスク装置
JP3609078B2 (ja) 記録媒体の再生装置
JP3609079B2 (ja) 記録媒体の再生装置
EP1783765A1 (en) Optical disk device
JP4200437B2 (ja) ディスク再生装置及びディスク収納装置
JP2006059483A (ja) 光ディスク装置
JP2006236405A (ja) 光ディスク装置
JP2008305506A (ja) 情報記録再生装置
JP2001155406A (ja) ディスクチェンジャー装置
JP2006139860A (ja) 光ディスク装置
JPH06223469A (ja) ディスク駆動装置
JP2005322359A (ja) ディスク装置のカートリッジ位置決め機構

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20071113

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071120

A621 Written request for application examination

Effective date: 20071218

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20090305

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761