JP2006059483A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アダプタに装着された小径の光ディスクを積層して収納することのできる光ディスク装置を提供する。
【解決手段】 本体13内に積層して設けられ光ディスク12を収納する複数のトレイ21には、光ディスク12の保持穴12aに対応した中空部22aが設けられている。この中空部22aは、光ディスク12の基準厚みを超えて突出している凸部14bがトレイ21と干渉しないように形成されているので、例えば、アダプタ14に収容された小径の光ディスク12Bをトレイ21に収納する際に、アダプタ14から凸部14bが突出していても収納することができることになる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の光ディスクを収納するために複数のトレイを備えた多連奏型の光ディスク装置に関するものである。
従来より、複数枚の光ディスクを装置の本体内部に収納しておき、所望の光ディスクを選択して記録再生する多連奏型の光ディスク装置が開発されている(例えば特許文献1参照)。
図15に示すように、この光ディスク装置100では、本体101の前面に、外径12cmのCDやDVD等の大径ディスク102や、外径12cmの円環形状のアダプタに外径8cmの小径のCDが取り付けられた擬似的なディスク等のメディアを挿入するための挿入口103が設けられている。本体101における挿入口103の内側には、搬入方向に直交して搬送ローラ104が回転自在に設けられており、挿入口103から挿入され外径検知センサ105、106によって正規のディスクと判断された大径ディスク102等を本体内部に搬入するようになっている。
搬送ローラ104の後方(図15において右側)には、複数のトレイ107が上下方向に積層して設けられている。このトレイ107の後方には、先端にディスク102を把持して回転するターンテーブル108を有する回動アーム110が、回動軸109を中心として回動自在に設けられている。回動アーム110には、図示省略のピックアップが往復移動自在に設けられており、回動アーム110を記録再生位置に回動して位置決めした後に、ピックアップを往復移動させることによりディスク102に対して記録再生を行うようになっている。
特開2003−338112号公報(図4)
ところで、8cmCDを12cmCDと同様に扱うための8cmCD用アダプタでは、円盤状の本体の内周部に8cmCDを保持可能な保持部が複数設けられており、各保持部は8cmCDの周縁における所定個所を厚み方向に挟持するとともに、8cmCDの周縁を中心に向かって弾性押圧することにより8cmCDを保持している。このため、8cmアダプタのディスク保持爪とトレイが接触する構成では、8cmアダプタのディスク保持爪の厚みだけ複数のトレイを積層した際の厚みが増加する。このため、光ディスク装置の薄型化を実現することが困難であるという問題があった。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであり、アダプタに装着された小径の光ディスクを収納しても、光ディスク装置の薄型化を実現することのできる光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明の光ディスク装置は、複数の光ディスクを内部に収納可能な本体と、前記本体の内部において前記各光ディスクを個別に保持する複数のトレイとを備えた光ディスク装置であって、前記トレイのそれぞれに、前記各光ディスクの中心穴と略同心の中空部を有し、前記中空部は前記光ディスクの基準厚み寸法を超える凸部と前記各トレイとが干渉しないように形成された構成を有している。
この構成により、本体内に積層して設けられ光ディスクを収納する複数のトレイには、光ディスクの保持穴に対応した中空部が設けられている。この中空部は、光ディスクの基準厚みを超えて突出している凸部とトレイとが干渉しないように形成されているので、例えば、凸部が突出しているアダプタに装着された小径の光ディスクを収納しても、光ディスク装置の薄型化を実現することができることになる。
また、本発明にかかる光ディスク装置は、前記各トレイが前記各光ディスクを厚み方向に押し挟む方向に付勢する付勢手段を有した構成を有している。
この構成により、光ディスクとトレイとの間の隙間を強制的に除去することができるので、さらに光ディスク装置の薄型化を図ることができる。
また、本発明にかかる光ディスク装置は、前記付勢手段は、前記トレイと載置された前記光ディスクの接触面とを密着させる付勢力を有した構成を有している。
この構成により、収納された光ディスクが反っていても、付勢手段によって反りが矯正された状態でトレイが保持することができるので、光ディスクが反った分の厚みを除去することができ、挿入された光ディスクの反りに影響されることのない光ディスク装置の薄型化を実現することとなる。
また、本発明にかかる光ディスク装置は、前記付勢手段は、外部からの振動を吸収する付勢力を有した構成を有している。
この構成により、光ディスク装置の薄型化が実現できるとともに振動対策の部品を別途追加することなく、外部からの振動を受けても安定動作を行うことができる光ディスク装置を提供することができることとなる。
また、本発明にかかる光ディスク装置は、前記付勢手段は、前記トレイと載置された前記光ディスクの接触面とを密接させる付勢力と外部からの振動を吸収する付勢力との和よりも大きい付勢力を有した構成を有している。
この構成により、挿入された光ディスクの反りに影響されることのない光ディスク装置の薄型化を実現することができるとともに、外部からの振動を受けても安定動作を行うことができる光ディスク装置を提供することができることになる。
また、本発明にかかる光ディスク装置は、前記付勢手段は、一端が前記トレイに固定され他端が前記本体に固定されたバネ部材からなる構成を有している。
この構成により、バネ部材からなる簡単な構成で付勢手段を実現することができ、外部からの振動を受けても安定動作を行うことができる信頼性の高い、薄型の光ディスク装置を提供することができる。
本発明は、光ディスクの保持穴に対応したトレイの中空部を、光ディスクの基準厚みを超えて突出している凸部とトレイとが干渉しないように形成しているので、例えば、アダプタに装着された小径の光ディスクを収納しても、光ディスク装置の薄型化を実現することができるという効果を有する光ディスク装置を提供することができるものである。
以下、本発明の実施形態の光ディスク装置について、図面を用いて説明する。
図1には、本発明の実施形態の光ディスク装置10を内蔵するカーオーディオ装置1の全体斜視図が示されている。このカーオーディオ装置1では、光ディスク装置10のほかにラジオ2、カセットテープ再生装置3等を内蔵しており、前面パネル4には、全機能に共用される表示部4aや電源/ボリュームつまみ4bに加えて、光ディスク装置10における光ディスク挿脱口11、ラジオ用のチューニングつまみ2a、カセットテープ挿入口3a等が設けられている。また、内部には、ラジオ2、カセットテープ再生装置3、光ディスク装置10等を制御する制御部5が設けられている。
図2には、カーオーディオ装置1に内蔵されている本発明の実施形態である光ディスク装置10の、図1中II−II位置から見た平面図が示されている。
図2および図3に示すように、光ディスク装置10は、複数の光ディスク12を内部に収納可能な本体13と、この本体13の内部において各光ディスク12を個別に保持する複数のトレイ21とを備え、各トレイ21に、各光ディスク12の中心穴である保持穴12aに対応した中空部22aが設けられている。この中空部22aは光ディスク12の基準厚み寸法Tを超える凸部(例えば、図5において後述する凸部であるディスク保持爪14b)とトレイ21とが干渉しないように形成されている。
なお、光ディスク12とは、通常の外径12cmの大径の光ディスク12Aおよび外径12cmの光ディスクに相当するアダプタ14に外径8cmの小径のディスク12Bを収納したアダプタ付光ディスクを総称するものである。
図2に示すように、本体13内部におけるトレイ21の近傍(図2中右側)には、先端に光ディスク12を挟持して回転するターンテーブル31を有する回動アーム30が、支軸32を中心として回動自在に設けられている。回動アーム30のサスシャーシ33には、図示省略の光ヘッドを備えたピックアップ34が支軸32とターンテーブル31の中心とを結ぶ方向に沿って往復移動自在に設けられており、駆動モータ35によって回転されるリードスクリュ36によって移動するようになっている。
なお、挿脱口11の本体13内側には、上下対を成す搬送ローラ16が設けられており、挿脱口11に挿入された光ディスク12を搬入したり、記録再生が完了した光ディスク12を挿脱口11から排出するようになっている。
図3に示すように、本体13の内部には、複数枚のトレイ21が所定間隔で積層して設けられており、各トレイ21を互いに押し挟む方向に付勢する付勢手段としてスプリングのようなバネ部材17がディスク収納装置20のトレイ21の外周縁に沿って複数箇所設けられている。
これにより、外部から振動が印加された場合でも、安定した動作を確保することができることになる。また、トレイ21を密着させることができるので、光ディスク12の反り量が大きい場合には、トレイ21も、反り量を強制的に小さくすることができ、光ディスク装置10の薄型化を図ることができる。
図4にはトレイ21が示されている。トレイ21の中央部には、光ディスク12のラベル面側に面接触して光ディスク12を保持するための円形の保持部22bが設けられており、この保持部22b近傍に光ディスク12の記録面側から光ディスク12を挟持するための図示しない外周挟持部材を有している。すなわち、トレイ21と外周挟持部材とで光ディスク12を挟み、トレイ21に収納しているものである。さらに、この保持部22bには、円形の中空部22aが切りかかれている。また、保持部22bからアーム状に突出したアーム部23を有しており、アーム部23の先端には、ガイドピン15に沿って上下移動するためのガイド穴24が設けられている。トレイ21の外周縁の所定位置には、前述したバネ部材17を係止する係止部25が設けられており、バネ部材17により積層されている各トレイ21を互いに押し挟む方向に付勢されている。
図5および図6には、8cmCD12Bを12cmCD12Aと同様に取り扱うためのアダプタ14が示されている。
アダプタ14は12cmCDと略等しい外径を有する円形であり、中央には8cmCD12Bを嵌め込むために8cmCD12Bの外径よりもわずかに大きめの円形のディスク嵌入孔14aが設けられている。このディスク嵌入孔14aの内周面には、8cmCD12Bをアダプタ14に取り付けるための凸部であるディスク保持爪14bが表裏両面から交互に設けられている。
従って、8cmCD12Bをアダプタ14に取り付ける際には、8cmCD12Bをアダプタ14の切欠き14aに嵌め込み、表裏のディスク保持爪14bの間に嵌める。このため、ディスク保持爪14b位置では、アダプタ14の厚さT1が基準厚さTよりも厚くなっており、前述した凸部を形成している。
図7には、トレイ21の保持部22bにアダプタ14付の8cmCD12Bを収納した状態が示されている。トレイ21の中央部に設けられている中空部22aは、光ディスク12の基準厚み寸法Tを超えるディスク保持爪14bとトレイ21とが干渉しないように形成されている。すなわち、例えば中空部22aの内径を、アダプタ14のディスク嵌入孔14aに取り付けられているディスク保持爪14bを内包する大きさに設定する。これにより、アダプタ14付の8cmCD12Bをトレイ21に収納すると、図8に示すように、アダプタ14のディスク保持爪14bはすべてディスク嵌入孔14aに納まることになる。
また、複数のトレイからなるトレイ群の最下段のトレイには、このトレイ群を上下に昇降するためのトレイ昇降部材が設けられている。このトレイ昇降部材は、本体13(筐体)に固定された垂直方向の軸などに沿って図示しない動力を用いて昇降動作可能になっており、トレイ群の高さ方向位置を所定位置に保持するものである。
以上のように構成された、本実施の形態にかかる光ディスク装置10の動作について説明する。
(1)光ディスク12のローディング動作
まず、光ディスク12に対するディスク装置のローディング動作について図1、図2、図3を用いて説明する。なお、本実施の形態に係るディスク装置は、中心部に8cmディスク12Bを保持したアダプタ14を光ディスク12と同様に取り扱うので、中心部に8cmディスク12Bを保持したアダプタ14に対するディスク装置の動作については、説明を省略する。
光ディスク12のディスク装置へのローディングを行う場合には、図示していない動力源を動作させることにより、複数のトレイを本体13に対して昇降動作させ、複数のトレイを所定のディスク搬送高さに搬送する。
次に、所定のディスク搬送高さに搬送されたトレイをローディングされる光ディスク12の反り、または中心部に8cmディスク12Bを保持したアダプタ14のディスク保持爪14bによるローディング動作への支障が起きないように、図示していない動力源の動作によって、その他のトレイとの間隔を確保するようにトレイ開口動作を行う。
また、光ディスク12のローディングを可能にするように、各トレイに設けた図示していないディスク外周保持部材を解除状態に動作させる。
上述のような動作により、ディスク装置は光ディスク12の挿入待ち状態になる。
次に、光ディスク12が利用者によってディスク装置に設けた本体13のディスク挿脱口11の内部に挿入されると、図示していない検出手段によってディスク装置内部に光ディスク12が挿入されたことを検出し、ディスク装置は動力源の動作を開始させて、ローラ部材16、16の回転を開始する。
光ディスク12が利用者によってさらに挿入されると、光ディスク12とローラ部材16が接触することによって、光ディスク12のオートローディングが開始されて、光ディスク12はローディング完了位置まで搬送される。
光ディスク12がローディング完了位置まで搬送されると、図示していない動力源を動作させることにより、各トレイに設けた図示していないディスク外周保持部材で光ディスク12の外周部を保持するとともに、そのトレイとそのトレイに隣接する他のトレイとの間隔を狭くするトレイ閉口動作を行う。
この動作により、光ディスク12のトレイへの収納(ローディング)を完了する。
なお、光ディスク12のローディング完了の検出は、図示していない検出手段によって行う。
複数枚の光ディスク12を各トレイに収納する場合には、上述の動作を繰り返すことにより、複数枚の光ディスク12を各トレイに収納する動作(ローディング動作)を行う。
(2)光ディスク12のイジェクト動作
次に、光ディスク12に対するディスク装置のイジェクト動作について図1、図2、図3を用いて説明する。なお、本実施の形態に係るディスク装置は、中心部に8cmディスク12Bを保持したアダプタ14を光ディスク12と同様に取り扱うので、中心部に8cmディスク12Bを保持したアダプタ14に対するディスク装置の動作については、説明を省略する。
光ディスク12のディスク装置へのローディングを行う場合には、図示していない動力源を動作させることにより、トレイ群を本体13に対して昇降動作させ、所定のディスク搬送高さに搬送する。
次に、図示していない動力源を動作させることにより、イジェクトする光ディスク12を保持しているトレイに設けた図示していないディスク外周保持部材を回避させ、イジェクトする光ディスク12の保持を解除するとともに、所定のディスク搬送高さに搬送されたトレイとその他のトレイとの間の間隔を一定の隙間以上の隙間を確保するようにトレイ開口動作を行う。
次に、ディスク装置は動力源の動作を開始させて、搬送ローラ16の回転を開始するとともに、図示していない動力源や動力手段を用いて、収納されていた光ディスク12をディスクイジェクト方向に搬送する。そして、光ディスク12と搬送ローラ16が接触することによって、光ディスク12のオートイジェクトを行い、光ディスク12はイジェクト完了位置まで搬送される。光ディスク12がイジェクト完了位置まで搬送されると、動力源の動作を停止させることで搬送ローラ16の回転、つまり光ディスク12の搬送を停止させる。
なお、光ディスク12のイジェクト完了の検出は、図示していない検出手段によって行う。
複数枚の光ディスク12をイジェクトする場合には、上述の動作を繰り返すことにより、複数枚の光ディスク12のイジェクト動作を行う。
(3)光ディスク12の記録再生動作
次に、光ディスク12に対するディスク装置の記録再生動作について図1、図2、図10、図11、図12、図13、図14を用いて説明する。図10は本発明の実施の形態におけるディスク記録再生部である回動アーム30のスイング動作時のディスク装置要部の側面図、図11は本発明の実施の形態におけるディスク記録再生時のディスク装置要部の上面図、図12は本発明の実施の形態におけるディスク記録再生部のスイング動作完了時のディスク装置要部の側面図、図13は本発明の実施の形態におけるディスククランプ時のディスク装置要部の側面図、図14は本発明の実施の形態におけるディスク記録再生時のディスク装置要部の側面図である。なお、本実施の形態に係るディスク装置は、中心部に8cmディスク12Bを保持したアダプタ14を光ディスク12と同様に取り扱うので、中心部に8cmディスク12Bを保持したアダプタ14に対するディスク装置の動作については、説明を省略する。
まず、図1、図3に示すように、図示していない動力源を動作させることにより、トレイ群を本体13に対して昇降動作させ、所定のディスク(記録再生ディスク12C)をディスク搬送高さに搬送する。
次に、図10に示すように、図示していない動力源を動作させることにより、記録再生ディスク12Cより装置下側の下トレイ21bや中間トレイ21cや収納された光ディスク12を装置下側に搬送する。これにより、回動アーム30をディスク収納装置20の中に進入可能にする。
なお、図10の状態では、記録再生ディスク12Cは中間トレイ21cに配置された図示していないディスク外周部保持部材により保持されており、記録再生ディスク12Cの装置下方向への変位は規制されている。
また、上トレイ21aにも中間トレイ21c同様に図示していないディスク外周保持部材が配置され、ディスク収納装置20の最上段に収納された光ディスク12を記録再生する場合にも同様の動作を行う。
次に、図11、図12に示すように、図示していない動力源を動作させることにより、回動アーム30を本体13に対して、支軸32を支点に回動させる。この動作により、回動アーム30のディスク記録再生位置への搬送を完了する。
なお、上トレイ21aや中間トレイ21cに配置されたディスク外周保持部材は、回動アーム30の回動動作範囲を逃げた位置に構成されている。
上述のように上トレイ21aや中間トレイ21c、図示していないディスク外周保持部材を配置することにより、ディスク収納装置20の薄型化と回動アーム30の回動動作範囲を両立しつつ、上トレイ21aや中間トレイ21cや下トレイ21bをディスク収納装置20に収納された光ディスク12の外径全周と接触するように構成されている。
次に、図13に示すように、図示していない動力源を動作させることにより、記録再生ディスク12Cを保持した中間トレイ21cを装置下側に搬送し、記録再生ディスク12Cをターンテーブル31上に搬送するとともに、図示していないディスククランプ手段により記録再生ディスク12Cのターンテーブル31上への保持を完了する。
なお、図13の状態では、記録再生ディスク12Cの1段上に収納された光ディスク12は中間トレイ21cに配置された図示していないディスク外周保持部材により保持されており、光ディスク12の装置下方向への変位も規制されている。
次に、図14に示すように、図示していない動力源を動作させることにより、中間トレイ21cに配置した図示していないディスク外周保持部材を回避させることで、記録再生ディスク12Cの保持を解除するとともに、記録再生ディスク12Cを保持していた中間トレイ21cを装置上側に搬送し、記録再生ディスク12Cの記録再生を可能にする。この動作により、ディスク装置は記録再生状態になる。
なお、記録再生ディスク12Cをディスク収納装置20に収納する場合には、上述のような記録再生動作の逆の動作を行う。
このような本発明の実施の形態の光ディスク装置10によれば、本体13内に積層して設けられ光ディスク12を収納する複数のトレイ21には、光ディスク12の保持穴12aに対応した中空部22aが設けられており、この中空部22aは、光ディスク12の基準厚みTを超えて突出しているディスク保持爪14bがトレイ21と干渉しないように大径に形成されている。このため、アダプタ14に収容された小径の8cmCD12Bをトレイに収納する際に、アダプタから凸部が突出していても収納することができることになる。これにより、トレイ21の薄型化を図ることができ、光ディスク装置10のコンパクト化を図ることができる。
なお、前述した実施形態にかかる光ディスク装置10においては、ラジオ2やカセットテープ再生装置3等を備えたカーオーディオ装置1に内蔵されている場合について説明したが、その他、光ディスク装置10が単独の場合についても同様に実施可能である。
また、前述した実施形態にかかる光ディスク装置10においては、中空部22aとしてディスク保持爪14bをすべて内包する大径の円を切り欠いたが、このほか、図9に示すように、ディスク保持爪14bに対応した切欠き26を設けるようにしてもよい。
以上のように、本発明に係る光ディスク装置は、光ディスクの保持穴に対応したトレイの中空部を、光ディスクの基準厚みを超えて突出している凸部がトレイと干渉しないように形成しているので、例えば、アダプタに装着された小径の光ディスクを収納しても、光ディスク装置の薄型化を実現することができるという効果を有し、複数の光ディスクを収納するために複数のトレイを備えた多連奏型の光ディスク装置に関する光ディスク装置等として有用である。
本発明の実施形態の光ディスク装置を内蔵するカーオーディオ装置の全体斜視図 本発明の実施の形態である光ディスク装置の図1中II−II位置から見た平面図 図2中II方向から見た側面図 トレイの平面図 (A)8cmCD用アダプタの平面図 (B)8cmCD用アダプタの断面図 図5(B)中VI部分の拡大断面図 8cmCDを取り付けたアダプタを収納したトレイの平面図 図7中VII部分の拡大断面図 トレイの別の例を示す平面図 本発明の実施の形態におけるディスク記録再生部のスイング動作時のディスク装置要部の側面図 本発明の実施の形態におけるディスク記録再生時のディスク装置要部の上面図 本発明の実施の形態におけるディスク記録再生部のスイング動作完了時のディスク装置要部の側面図 本発明の実施の形態におけるディスククランプ時のディスク装置要部の側面図 本発明の実施の形態におけるディスク記録再生時のディスク装置要部の側面図 従来の光ディスク装置の平面図
符号の説明
10 光ディスク装置
12 光ディスク
12a 保持穴(中心穴)
13 本体
14 ディスク保持爪(凸部)
14b ディスク保持爪(凸部)
17 バネ部材(付勢手段)
21 トレイ
22a 中空部
T 基準厚み寸法

Claims (6)

  1. 複数の光ディスクを内部に収納可能な本体と、前記本体の内部において前記各光ディスクを個別に保持する複数のトレイとを備えた光ディスク装置であって、
    前記各トレイのそれぞれに、前記各光ディスクの中心穴と略同心の中空部を有し、
    前記中空部は前記光ディスクの基準厚み寸法を超える凸部と前記各トレイとが干渉しないように形成された光ディスク装置。
  2. 前記各トレイが前記各光ディスクを厚み方向に押し挟む方向に付勢する付勢手段を有した請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記付勢手段は、前記トレイと載置された前記光ディスクの接触面とを密着させる付勢力を有した請求項2記載の光ディスク装置。
  4. 前記付勢手段は、外部からの振動を吸収する付勢力を有した請求項2記載の光ディスク装置。
  5. 前記付勢手段は、前記トレイと載置された前記光ディスクの接触面とを密接させる付勢力と外部からの振動を吸収する付勢力との和よりも大きい付勢力を有した請求項2記載の光ディスク装置。
  6. 前記付勢手段は、一端が前記トレイに固定され他端が前記本体に固定されたバネ部材からなる請求項2記載の光ディスク装置。
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