JP2006199662A - 自閉症改善薬の製法 - Google Patents

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Abstract

【課題】中国パセリが有する独特の臭いを抑え、一層摂取し易くした自閉症改善薬を製造する方法を提供する。
【解決手段】自閉症改善薬の製法は、水分量が30%以下の中国パセリ(学名Coriandrum sativum)を、乾燥状態もしくは水分量が実質的に上昇するのを抑えた状態で加熱する。例えば、100〜150℃で5〜60分、常圧、またはオートクレーブによる加圧加熱し、水分量を15%以下にする。
【選択図】なし

Description

本発明は、自閉症改善薬を製造する方法に関するものである。
有毒な金属(または金属化合物)が生体内に侵入すると、生体の恒常性が障害を受けることがあり、このような障害は広く金属中毒と呼ばれている。金属中毒を惹き起こす金属としては、例えば鉛や砒素、水銀、金などの重金属が知られており、これらの重金属が消化器系や呼吸器系、皮膚などを介して生体に侵入すると、臓器などに沈着し、骨・造血組織障害や消化器障害、呼吸器障害、循環器障害、神経系障害など諸種の障害が惹き起こされる。
本発明のテーマである自閉症についても、近年に至り、その発症原因の一つとして水銀が生体内に侵入して臓器などに沈着することにあるとの考えが発表されている(非特許文献1)。自閉症は、早いケースでは生後30ヶ月以内に発症する神経学的異常とされているが、その定義は難しく、例えば非特許文献2では、自閉症状を、(1)対人的相互反応の障害、(2)言語的・非言語的コミニュケーションの障害、(3)限局した行動と興味、という3種の障害に分類している。そしてこの3種の障害をもとに診断基準が作られている。
こうした自閉症の改善手段として、上記非特許文献1には、中国パセリ(学名Coriandrum sativum)が水銀をキレートする可能性を有していることに注目し、このキレート作用を利用して自閉症治療への適用を試みることが紹介されている。ところが中国パセリには独特の臭いがあり、南京虫の臭いと称される程の強い異臭である。そのため健常者であっても中国パセリの摂取には相当の抵抗感を与えるものであり、まして自閉症に伴う障害者にとっては、摂取を強制されるとの強い抵抗感を与え、折角の有用な効果を享受するに至らないという問題が生じている。
この様な状況を受けて特許文献1には、中国パセリの独特の臭いを緩和して摂取を容易ならしめた金属沈着抑制剤が開示されている。この金属沈着抑制剤は、中国パセリの加工物と、トレハロースやマルチトールを混合して製剤とすることで、中国パセリ特有の臭いを低減したものである。そのためこの文献に開示されている中国パセリの加工物自体には特有の臭いが残っており、加工物自体を摂取することは容易ではない。従って摂取方法は上記製剤を服用することに限られており、摂取容易性を高めたものとの評価は下し得ないものであった。
特開2002−80385号公報([特許請求の範囲]、[0005]参照) JIJO:自閉症情報(水銀自閉症−よくある質問集)、[online]、[平成16年12月1日検索]、インターネット<URL:http://asdnews.at.infoseek.co.jp/shitsumon.html> 「自閉症の理解」、G.B.メジボブ、学苑社、1999年5月20日発行、P.39〜41
本発明は、この様な状況に鑑みてなされたものであり、その目的は中国パセリの加工物自体が有する独特の臭いを抑え、例えば中国パセリそのものを摂取し易くした自閉症改善薬を製造する方法を提供することにある。
本発明者らは、中国パセリの臭いを除去する手段について種々試行錯誤を繰返しつつ検討を重ねた。その結果、水分量が所定値以下の中国パセリを、適切な条件で加熱処理してやれば、独特の臭いを香気に変えることができ、中国パセリそのものが摂取し易くなることを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明に係る自閉症改善薬の製法とは、水分量が30%以下の中国パセリを、乾燥状態もしくは水分量が実質的に上昇するのを抑えた状態で加熱する点に要旨を有する。本発明の製法では、水分量が15%以下の中国パセリを加熱することが好ましく、前記加熱は100〜150℃で行うことがよい。
本発明の製法によれば、水分量が所定値以下の中国パセリを、適切な条件下で加熱処理することにより、中国パセリの有する独特の臭いを香気に変えることができる。そのため味覚が敏感な患者にとっても中国パセリの加工物自体を容易に、長期に亘って摂取可能な自閉症改善薬を得ることができる。
中国パセリ(英文別名Chinese parsley)は、日本ではコエンドロと呼ばれる場合がある。本発明で中国パセリは、葉部や子実、茎、根等の部位を問わず用いることができる。好ましくは、葉部や子実、茎を用いるのがよい。
本発明に係る自閉症改善薬の製法は、水分量が30%以下の中国パセリを、乾燥状態もしくは水分量が実質的に上昇するのを抑えた状態で加熱するところに特徴を有する。水分量の上昇を抑えない状態で加熱しても中国パセリ独特の臭いを除去できないからである。従って、加熱中に水分量が減少することは本発明に含まれる。水分量の上昇を抑えない状態で加熱した場合に、臭いを除去できない理由については全てを解明できたわけではないが、加熱中に水分が存在すると臭いの元となるアルデヒド体(例えばノナナールやデカナールなど)の化学変化、例えばある種のMaillard反応(メイラード反応)が起こり難くなるからと考えている。
乾燥状態での加熱とは、乾燥雰囲気中での加熱を意味する。一方、水分量が実質的に上昇するのを抑えた状態での加熱とは、加熱中における中国パセリの水分量の上昇が、加熱前の水分量の15%(好ましくは10%)までであれば許容できることを意味する。本発明では水分量が実質的に上昇するのを抑えた乾燥状態で加熱することが好ましい。こうしたことから加熱方法として、中国パセリを大量の湯の中で煮たり、大量の蒸気中で蒸して加熱することは本発明から除かれる。
本発明の製法では、水分量が30%以下の中国パセリを用いる。水分量が30%を超える中国パセリを、乾燥状態または水分量が実質的に上昇するのを抑えた状態で加熱しても、臭いを除去できないからである。好ましくは水分量が20%以下、より好ましくは15%以下、さらに好ましくは13%以下、特に好ましくは10%以下の中国パセリを用いることが推奨できる。
上記中国パセリは、水分量が30%以下のものを用いればよいが、水分量を予め所定値以下に調整したものを用いてもよい。例えば、生の中国パセリを用いる場合は、予め乾燥させて水分量を所定値以下に調整してから使用してもよい。
水分量を調整する方法は特に限定されず、例えば天日乾燥や凍結乾燥、常温気流中で数日間放置して乾燥させる方法などが採用できる。乾燥させるときの雰囲気は特に限定されず、空気や不活性ガス雰囲気中で乾燥させればよい。気流中で乾燥させるときの流量は例えば2〜10m3/min程度とすればよい。
また中国パセリの水分量は、予備加熱して調整してもよい。予備加熱して水分量を調整する場合は、予備加熱温度を100℃未満(好ましくは70℃以下)とするのがよい。中国パセリの水分量を予備的に下げる段階で100℃以上に高めると、中国パセリの有効成分が漏出したり、また急激に高温まで加熱すると組織の破壊を起こすからである。こうしたことから、本発明では生の中国パセリを、100℃未満で予備加熱して水分量を30%以下に調整した後、加熱すればよい。
上記予備加熱方法は特に限定されないが、生の中国パセリの水分量は30%を超えて高いため、予備加熱中に中国パセリの水分が系外へ放出される状態で加熱するのがよい。具体的には、加熱ヒーターを用いたり、一般的な調理器具を用いて直火で加熱する方法を採用できる。
中国パセリの水分量は、例えば株式会社エー・アンド・デイ社製の加熱乾燥式水分計「MX−50(装置名)」を用いて測定する。
本発明の製法では、水分量が所定値以下の中国パセリを、乾燥状態または水分量が実質的に上昇するのを抑えた状態で加熱するが、このときの加熱は、温度を100〜150℃で行うことが好ましい。100℃以上で加熱することで中国パセリが有する独特の臭いを香ばしい香りに変えることができる。好ましくは120℃以上である。しかし加熱温度が高すぎると焦げて苦味が出てくるため、加熱温度の上限は150℃とする。好ましくは130℃以下である。
加熱時間は特に限定されないが、10〜40分程度とすればよい。加熱時間が短すぎると中国パセリの独特の臭いが充分に除去できないため、より好ましくは20分以上である。しかし加熱時間が長すぎると、原因は解明できていないが自閉症改善効果が劣化するため上限は40分とする。より好ましくは30分以下である。
加熱雰囲気は、空気または不活性ガスとすればよいが、これらの雰囲気は静的もしくは気流中など特に限定されない。
上記加熱は、常圧で行えばよいが、若干の減圧下または加圧下で行ってもよい。加圧する場合の上限は0.2MPa程度である。
上記加熱温度と加熱時間と圧力はバランスよく調整することが好ましく、例えば、加熱温度を高くする場合は短時間とし、加熱温度を低くする場合は長時間とすることがよい。即ち、例えば150℃、常圧で加熱する場合は5〜10分程度、130℃、常圧で加熱する場合は15〜25分程度、100℃、常圧で加熱する場合は30〜60分程度である。一方、0.17MPaに加圧する場合は、例えば130℃で20〜40分程度である。
上記加熱は、例えばオートクレーブを用いて行えばよい。オートクレーブで加熱すると、温度コントロールが容易である。
加熱して得られる粉末の水分量は15%以下であることが好ましい。水分量が高いと、中国パセリ特有の臭いが残るからである。より好ましくは13%以下である。
本発明の製法で得られる自閉症改善薬は、中国パセリ特有の臭いが殆ど無いため、中国パセリ自体をそのまま摂取できる。摂取方法は特に限定されず、例えば、加熱処理後の中国パセリ粉末をそのまま、または水や酒類、清涼飲料に懸濁させたものを摂取してもよいし、適当な食品と配合して摂取しても構わない。この際中国パセリの水分量が再び増加することがあっても臭いが殆どない状態は変わらない。
中国パセリと配合する食品の種類についても特に限定されず、例えば、氷菓(例えば、アイスクリーム等)やシロップ、ペースト(例えば、カスタードクリーム等)、洋菓子、加工果実(例えば、ジャム等)、和菓子、調味料などが挙げられる。もちろん加熱処理後の中国パセリ粉末を、常法に従って錠剤化したもの、またはカプセルに封入したものを摂取しても構わない。
以下、本発明を実験例によって更に詳細に説明するが、下記実験例は本発明を限定する性質のものではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更して実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に含まれる。
実験例1(本発明例)
新鮮な中国パセリを水洗いし、根を切り取った後、常温気流(25℃、空気の流量4m3/min)中で3日間放置して予備乾燥させた。予備乾燥後の中国パセリの水分量を、株式会社エー・アンド・デイ社製の加熱乾燥式水分計「MX−50(装置名)」で測定すると9.5%であった。なお、水分量の測定は、試料皿温度を140℃として45分加熱して行った。水分量は2回測定した結果を平均した。予備乾燥後の中国パセリは、鮮やかな緑色で、臭いは新鮮な中国パセリの臭いとほぼ同じであった。
次に、上記水分量の中国パセリを電動ミルで粉砕し、これを容器に入れて密封し、オートクレーブで容器ごと水分量が実質的に上昇するのを抑えた乾燥状態で加熱した。加熱温度は130℃、加熱時間は30分、加熱時の圧力は0.17MPaとした。加熱後、容器を密封したまま冷却した。冷却後、水分量を測定すると9.6%であった。冷却後容器を開封すると、香ばしい緑茶のような香りがした。加熱後の中国パセリ粉末は灰緑色であった。
実験例2(本発明例)
上記実験例1において、乾燥日数を変える以外は同じ手順で中国パセリを予備乾燥させて水分量が17.2%の中国パセリを得た。予備乾燥後の中国パセリは、鮮やかな緑色で、臭いは新鮮な中国パセリの臭いとほぼ同じであった。但し、臭いは上記実験例1のものよりも強かった。
次に、上記実験例1と同じ条件で、水分量が実質的に上昇するのを抑えた乾燥状態で加熱し、冷却した。冷却後、水分量を測定すると17.1%であった。冷却後容器を開封すると、香ばしい緑茶のような香りがしたが、やや中国パセリ本来の臭いが残っていた。
実験例3(比較例)
新鮮な中国パセリを水洗いし、根を切り取ったもの(水分量は83.8%)をそのまま容器に密封し、オートクレーブで容器ごと上記実験例1と同一の温度・時間・圧力条件で加熱した。加熱後、容器を密封したまま冷却した。冷却後、水分量を測定しようとしたが、お浸しの様な状態で測定できなかった。冷却後容器を開封すると、中国パセリ独特の臭いがした。
実験例4(TLCによる色素分析)
上記実験例1において、電動ミルで粉砕して得られた粉末を「粉末A」、オートクレーブで加熱した後の粉末を「粉末B」とし、粉末A単独(以下、「A」と称することがある)、粉末B単独(以下、「B」と称することがある)、および前記粉末Aと粉末Bを等量で混合したもの(以下、「C」と称することがある)についてTLCを用いて色素分析した。
検液は次のように調製した。上記粉末1gを遠沈管に取り、酢酸エチル10mLを加えて時々振り混ぜながら室温で抽出した。一時間後、遠沈管を遠心分離機にかけて上澄み液を検液とした。遠心分離は3000rpmで5分行った。
TLCプレートは、メルク社製のTLCアルミニウムシート「シリカゲル60F254(商品名)」を用いた。展開溶媒としては、n−ヘキサンと酢酸エチルを体積比で5:3(n−ヘキサン:酢酸エチル=5:3)で混合した液を用いた。
色素分析の結果、AとCにはRf=0.21に黄緑色、Rf=0.27に緑色、Rf=0.50に灰黒色のスポットが夫々観察できたが、BにはRf=0.21、Rf=0.27およびRf=0.50に全くスポットが認められず、新たにRf=0.62に灰黒色のスポットが現れた。Rf=0.62のスポットは、Cにも観察できた。
この結果から、水分量が30%以下の中国パセリを、水分量が実質的に上昇するのを抑えた乾燥状態で加熱すれば、Rf=0.21、Rf=0.27およびRf=0.50のスポットが消失する一方で、Rf=0.62のスポットが新たに生じると考えられる。
実験例5(飲み易さ試験)
上記粉末A単独と粉末B単独について、次の手順で飲み易さ試験を行った。粉末Aまたは粉末Bをプラスチックシールした容器に入れたものを用意し、これをパネラー30人(内訳は男性13人と女性17人)に渡した。パネラーの年齢分布を下記表1に示す。
Figure 2006199662
各パネラーには、容器内の粉末Aと粉末Bの香りを夫々嗅いでもらい、下記に示す評価基準でどちらの香りが好きか評価してもらった。評価結果を下記表2に示す。
評価基準
(1)粉末Aが好き
(2)粉末Bが好き
(3)両方好き
(4)両方嫌い
表2を見て分かるように、粉末A(乾燥させたままの中国パセリ)の香りより、粉末B(加熱処理した中国パセリ)の香りの方を好きと答えた人が多い。粉末Aに対しては、ドクダミの香りがするとか、野菜臭いというマイナス印象の感想が述べられていた。一方、粉末Bについては、緑茶やほうじ茶のような香りがするとか、きな粉のような香りがするというプラス印象の感想が述べられていた。
次に、各容器から粉末を約0.2g取り出し、コップに入れた後、50mLの湯を注いで懸濁液を調製した。得られた懸濁液を各パネラーに飲んでもらい、下記に示す評価基準で飲み易さを評価してもらった。評価結果を下記表2に併せて示す。
評価基準
(1)粉末Aが飲み易い
(2)粉末Bが飲み易い
(3)両方飲み易い
(4)両方飲み難い
表2を見て分かるように、乾燥させたままの中国パセリ(粉末A)を懸濁させたものよりも、加熱処理した中国パセリ(粉末B)を懸濁させたものの方が飲み易いことが分かる。香りに対する評価と飲み易さに対する評価を総合すると、粉末Aの香りが好きと答えた人であっても、粉末Bを懸濁させた液の方が飲み易いと答えた人が多かった。
Figure 2006199662
実験例6
上記粉末Aまたは粉末Bを約0.2gコップに入れた後、50mLの湯を注いで懸濁液を調製した。得られた懸濁液を男児(2歳)に飲ませた。その結果、粉末Aを懸濁させた液は、一口分飲んだが顔をしかめてそれ以上飲まなかった。これに対し、粉末Bを懸濁させた液は、コップ一杯分飲み干した。よって本発明に係る自閉症改善薬は、飲み易さが向上していることが分かる。
実験例7
自閉症患者(男児)に上記粉末Bを50mgずつ一日3回飲ませ、経過観察した。服用前(4才2ヶ月)は、言葉が出ず、視線を合わせることができなかった。また意思疎通ができず、頭突きなどの自傷行動が見られた。そこで上記粉末Bを服用させた。服用20日後には単語を2〜3語しゃべりはじめた。またトイレに座れるようになった。服用60日後には、自傷行動や爪噛みがなくなった。また話す単語数が増え、文字を音読できるようになった。服用70日後には、親の言うことを理解できるようになった。服用100日後には、母に初めて「ママー」と呼びかけた。服用12ヶ月後には、歌を歌えるようになり、2語文で母と会話ができるようになった。以上の通り、本発明の製法で得られる改善薬(中国パセリ)は、自閉症の改善に効果があることが分かる。

Claims (3)

  1. 水分量が30%以下の中国パセリ(学名Coriandrum sativum)を、乾燥状態もしくは水分量が実質的に上昇するのを抑えた状態で加熱することを特徴とする自閉症改善薬の製法。
  2. 水分量が15%以下の中国パセリを加熱する請求項1に記載の自閉症改善薬の製法。
  3. 前記加熱を100〜150℃で行う請求項1または2に記載の製法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011046659A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Michishi Tani 自閉症の改善薬、治療茶
KR101428588B1 (ko) 2013-02-20 2014-08-08 건설화학공업 주식회사 제관용 외면 코팅제 조성물
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