JP2006198262A - 遊技機及び遊技機のスイッチ類の監視方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技機にスイッチやセンサの状態に応じて発光するモニタLEDを設けても、その数が多くなると故障個所を判別しづらい。故障個所を判りやすく表示することのできる手段を提供する。
【解決手段】 遊技機に設けられたスイッチやセンサの状態に応じて点滅するLEDアレイ3aと、LEDアレイの光を受けるPDアレイ3bとを互いに対向して設ける。LEDアレイ3aのひとつのLEDがひとつのスイッチ又はセンサのオンオフに対応して点滅する。PDアレイ3bにより観測したLEDアレイ3aの点滅状況を予め定められたパターンと比較することにより前記センサ及び前記スイッチの動作状況を判定する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、スロットマシン等の遊技機に関し、特に遊技機及び遊技機のスイッチ類の監視方法並びにプログラムに関する。
スロットマシン等の遊技機は、遊技者が所定の枚数のメダル(遊技媒体)を遊技機に投入してゲームを楽しむことができるものである。遊技に必要なメダルは、遊技ホール内に設けられたメダル貸機等で借りることができ、所望の遊技機のメダル投入口にメダルを投入する。ベットスイッチを押して貯留させた貯留メダル数を減じてメダル投入に代えることもできる(ベットスイッチ等に関して図1及びその説明を参照されたい)。
メダルの投入若しくはベットスイッチの投入を条件に、スタートスイッチを操作すると、三個の回転リールが回転を開始する。その後、ストップスイッチの一個を操作すると、当該対応する回転リールの回転が停止する。そして、ストップスイッチを三個全て操作すると、三個の回転リールの回転が全て停止する。このとき、表示窓の有効入賞ライン上に、予め設定された図柄が停止すると入賞と判定され、所定枚数のメダルが払い出される。
特開2000−262718(発生したエラーの内容を筐体内の表示機で報知する)
スロットマシンなどの遊技機はマイコン(CPU)を内蔵していて、抽選・入賞・払い出し・演出の制御をプログラムで実現している。この種の遊技機は、遊技者の操作を受けて内部抽選及び該抽選結果に応じた入賞判定を行うとともに、入賞に応じて遊技媒体の払い出し制御を行うメイン基板(第1処理部)と、メイン基板からコマンドを受けて内部抽選の結果を報知したり各種演出を行うサブ基板(第2処理部)とを備えている(メイン基板等に関して図2及びその説明を参照されたい)。
スタートスイッチやストップスイッチの信号はメイン基板に入力されて内部抽選及び入賞判定に使用される。メイン基板には扉開放検出センサなどの各種センサ信号も入力される。以下の説明でメイン基板に入力され処理に使用されるスイッチ類やセンサ類を「スイッチ・センサ」とひとつにまとめて表現する。スイッチ・センサはいずれも重要な構成要素であり、これらに破損や動作不良が生じたときは速やかに修理や交換する必要がある。
従来の遊技機には、スイッチ・センサの故障を判別するためのモニタLEDが搭載されていた。モニタLEDはスイッチ・センサのひとつ又は複数を操作したときに、その操作に応じて点滅するものである。モニタLEDの点滅とメイン基板への入力信号は一致しているので、スイッチ・センサの特定のものを操作したにも関わらず、対応するモニタLEDが点滅しないときは、当該スイッチ又はセンサが故障していると判断できる。
しかし、メイン基板が受けるスイッチ・センサの信号の数が多いため、どのモニタLEDがどのセンサに対応しているかの判別が難しい。そのため、モニタLEDよりも故障個所を判りやすく表示できる手段が求められていた。このような手段により、ホールつまり現場での不具合対応の頻度を高くし、メーカーへ持ち帰っての不具合対応の頻度を下げることができる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、故障個所を判りやすく表示することのできる遊技機及び遊技機のスイッチ類の監視方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
この発明に係る遊技機は、操作部に設けられた少なくともひとつのスイッチと、遊技機又はその構成要素の状態を検知する少なくともひとつのセンサと、前記スイッチ及び前記センサの出力に基づき遊技処理を行う第1処理部と、前記スイッチ及び前記センサの状態に応じて点滅する発光部と、前記発光部の光を受ける受光部と、前記受光部により前記発光部の点滅状況を監視するとともに前記点滅状況を予め定められたパターンと比較することにより前記スイッチ及び前記センサの動作状況を報知する第2処理部とを備えるものである。
前記発光部は前記スイッチ及び前記センサの状態(例えばオンオフ)に応じて点滅、すなわち消灯状態から点灯状態に変わったり、逆に点灯状態から消灯状態に変わる。例えば、前記発光部は通常状態で消灯し、前記スイッチなどが操作されたら点灯するものであるが、逆に通常状態で点灯し、前記スイッチ及び前記センサが操作されたら消灯するものであってもよい。第2処理部は点滅状況を監視するが、当該点滅状況には消灯から点灯に変わること、点灯から消灯に変わること、及び、点灯と消灯を繰り返すことを含むが、消灯状態又は点灯状態を継続すること(すなわち点滅しないこと)も含む。消灯状態又は点灯状態を継続することは、前記スイッチ及び前記センサの状態が変化しないこと、具体的にはスイッチが操作されないこと、センサが検知しないこと、又は、スイッチ又はセンサが壊れていることのいずれかを意味する。最も簡単な例では、第2処理部は消灯状態又は点灯状態を継続する発光部に対応するスイッチ又はセンサを壊れていると判定する。
前記発光部は、アレイ状に配置された複数の発光素子を含み、
前記受光部は、前記複数の発光素子と同じアレイ状に配置された複数の受光素子を含み、
前記複数の発光素子及び受光素子は、それぞれ前記スイッチ及び前記センサに対応し、
前記複数の受光素子は、前記複数の発光素子に対向するように配置されている、ものであってもよい。
アレイとは配列のことであり、発光素子(発光ダイオード)や受光素子(フォトダイオード)などの素子を規則的に並べたものを言う。
この発明は、操作部に設けられた少なくともひとつのスイッチと、遊技機又はその構成要素の状態を検知する少なくともひとつのセンサと、前記スイッチ及び前記センサの状態に応じて点滅する複数の発光素子と、前記複数の発光素子の光をそれぞれ受ける複数の受光素子とを備え、前記スイッチ及び前記センサの出力に基づき遊技処理を行う遊技機の保守点検方法であって、
前記スイッチ及び前記センサの保守点検を行うための処理に移行するステップと、
前記複数の受光素子の出力を監視するステップと、
前記複数の受光素子の出力を予め記憶されたテーブルの内容と比較し、前記スイッチ及び前記センサのうちで動作していないものを抽出するステップと、
抽出されたスイッチ及びセンサの情報を報知するステップとを備えるものである。
抽出されたスイッチ及びセンサの情報を報知した後に、抽出されたスイッチ及びセンサに対応する前記受光素子の出力を監視するステップと、
抽出されたスイッチ及びセンサに対応する前記受光素子の出力がないときに当該スイッチ及びセンサが動作しなかったと判断し、当該スイッチ及び当該センサの交換指示を報知するステップとを備えるようにしてもよい。
この発明は上記方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
この発明に係るプログラムは、例えば、記録媒体に記録される。
媒体には、例えば、EPROMデバイス、フラッシュメモリデバイス、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、CD(CD−ROM、Video−CDを含む)、DVD(DVD−Video、DVD−ROM、DVD−RAMを含む)、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きのRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含む。
媒体とは、何等かの物理的手段により情報(主にデジタルデータ、プログラム)が記録されているものであって、コンピュータ、専用プロセッサ等の処理装置に所定の機能を行わせることができるものである。
この発明によれば、スイッチ・センサの動作状況を知らせる発光部を受光部により監視するとともにその出力を予め定められたパターンと比較することにより、故障個所を判りやすく表示することができる。
この発明の実施の形態に係る遊技機について図面を参照して説明する。
図1は遊技機(スロットマシン、回胴式遊技機とも呼ばれる)の正面図である。
スロットマシン10で遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口100に直接メダルを入れる。メダル投入口100は、スロットマシン10の正面で略中央の高さ右側に設けられている。
スロットマシン10は、四角箱状の筐体11を有する。前記筐体11の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が形成されている。そして、この中央部の表示窓12の中央には、三個の回転リール40の図柄61を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。ベットスイッチ16は、回転リール40の下方に位置するスイッチであって、メダル投入口100から予め投入した貯留メダルの数を減じてメダル投入に代える。精算スイッチ17は、回転リールの斜め下方に位置するスイッチであって、貯留した投入メダルを払い出すためのものである。スタートスイッチ30は回転リール40の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、リールユニット60の駆動を開始させる。ストップスイッチ50は、リールユニット60の駆動を停止させるためのものである。リールユニット60は、三個の回転リール40とから構成されている。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えている。このリールテープ42の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄61が表示されている。62は各種の演出を行うための液晶表示部である。
スロットマシン10の内部には、後述のように、スロットマシン10の全体の動作を制御するための制御装置が内蔵されている。制御装置は、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。そして、CPU(処理部)が遊技者の操作を受けてROM(記憶部)に記憶されたプログラムを読み込むことで動作させるものであり、具体的には、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作に基づき回転リール40の回転及び停止を制御するとともに、ランプやスピーカ等の表示を制御する。CPUが動作する際に必要な一時的なデータなどはRAMに記憶される。CPUはROMに記録されたプログラムに従って所定の動作を行うとともに、処理に必要な一時的なデータをRAMに記録するとともに記録されたデータを必要に応じて読み出して参照する。
スタートスイッチ30は、前述のように回転リール40の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、または、入賞判定に応じて得られる「再遊技(Replay)」時には前遊技からの所定時間経過を条件に、リールユニット60の駆動を開始させるためのものである。
ストップスイッチ50は、前述のようにリールユニット60の駆動を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ50は、各回転リール40に対応した三個のスイッチから構成され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置されているものである。回転リール40に対応したストップスイッチ50の操作により、当該対応した回転リール40の回転を停止するように設定されている。
メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、または、前記「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スタートスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動され、三個の回転リール40が回転を開始する。その後、ストップスイッチ50の一個を操作すると、当該対応する回転リール40の回転が停止する。そして、ストップスイッチ50を三個全て操作すると、三個の回転リール40の回転が全て停止する。このとき、表示窓13の有効入賞ライン上に、予め設定された図柄61が停止すると入賞と判定され、図示しないホッパーユニットを介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットしてもよい。
図2はスロットマシン10の電気的な概略構造を示すブロック図である。この図において電源系統についての表示は省略されている。スロットマシン10は、その主要な処理装置としてメイン基板(第1処理部)1とこれからコマンドを受けて動作するサブ基板(第2処理部)2とを備える。なお、少なくともメイン基板1は、外部から接触不能となるようにケース内部に収容され、これら基板を取り外す際に痕跡が残るように封印処理が施されている。
メイン基板1は、遊技者の操作を受けて内部抽選を行ったり、リールの回転・停止やメダルの払い出しなどの処理を行うためのものである。メイン基板1は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。
サブ基板2は、メイン基板1からコマンド信号を受けて内部抽選の結果を報知したり各種演出を行うためのものである。サブ基板2は、前記コマンド信号に応じた予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。コマンドの流れはメイン基板1からサブ基板2への一方のみであり、逆にサブ基板2からメイン基板1へコマンド等が出されることはない。
メイン基板1にはスタートスイッチ30,ストップスイッチ50,リール駆動部70,リール位置検出回路71、ホッパー駆動部80、ホッパー81、ホッパー81から払い出されたメダルの枚数を数えるためのメダル検出部82及び遊技機の扉の開放を検出する扉開放検出センサSが接続されている。サブ基板2には液晶表示装置62の制御基板200、スピーカ201、LED基板202などの周辺基板(ローカル基板)が接続されている。
メイン基板1に入力され処理に使用されるスイッチ134,140などやセンサSを「スイッチ・センサ」とひとつにまとめて表現する。スイッチ・センサの信号はメイン基板1に入力されるとともにモニタ基板3aに入力され、これに設けられた複数の発光素子(発光ダイオード:LED)を点滅させる。LEDは、例えばスイッチ・センサがオンした場合に点灯する。モニタ基板3aに対向してモニタ基板ケース3bが設けられ、これに設けられた複数の受光素子(フォトダイオード:PD)は複数のLEDの光をそれぞれ受ける。PDの信号はサブ基板2に入力される。PDによりLEDの点滅状況、すなわちスイッチ・センサの動作状況を監視することができる。サブ基板2は予めLEDの点滅状況とスイッチ・センサの動作状況を対応付けた判定テーブル2aを備えているので、PDの点滅状況を予め定められた前記テーブルのパターンと比較することによりスイッチ・センサの動作状況を判定し、その結果を液晶表示部62で表示する。
図3に判定テーブル2aの内容(パターン)の例を示す。同図は最も簡単なパターンを示し、ひとつのLEDがひとつのスイッチ又はセンサに対応している。同図のパターンを参照して、点滅しないLEDに対応するスイッチ又はセンサを特定し、さらに、それが故障していると判定することができる。
図4にモニタ基板3aとモニタ基板ケース3bの構造を示す。図5にモニタ基板3aの正面図を示す。図4及び図5によれば、複数(同図では9個)のLEDと複数のPDは同じアレイ状に配置され、かつ、これらは互いに対向するように設けられているので、ひとつのPDはひとつのLEDの光を検出することができる。好ましくは、図4(b)のように、カバー31でPDとLEDを接続すれば、外光や他のLEDの発光の影響を受けることがない。また、図4(c)のように、モニタ基板ケース3bを取り外し式にしてもよい。例えば、カバー31の先端がLEDの周囲に設けられた突起32又は凹部33に嵌り込むように構成する。着脱式とすれば、モニタLEDを直接肉眼で監視するようにもできるし、モニタ基板ケース3bをオプションとして必要に応じて追加することもできる。
図6にスイッチ・センサの保守処理フローチャートを示す。
特定の操作を行うことにより遊技機を保守モードとし、図6の処理を開始させる。例えば、扉を開けてスイッチを操作したり、扉を開けて特定のスイッチ(保守モードスイッチ)を操作したり、スイッチ・センサを特定の順序で操作したときに、遊技機は自動的に保守モードに入る。
保守モードに入ると、サブ基板2はLEDを監視する(S1)。保守モードに入ったら一定時間以内に全てのスイッチ・センサをオンオフするように約束しておくとよい。一定時間が経過したら(S2でYES)、LEDの点滅状況を解析し、その結果を液晶表示装置62に表示する(S3)。具体的には、LEDの点灯しなかったスイッチ・センサを報知する。例えば、LED1が点滅しなければ「スタートレバーが反応しません。スタートレバーを操作してください」というような表示を行う。そして、再びLEDを監視し(S4)、一定時間が経過したら(S5でYES)、LEDの点滅状況を解析し、その結果を液晶表示装置62に表示する(S6)。具体的には、LEDの点灯しなかったスイッチ・センサを報知し、その交換を促す。例えば、LED1が点滅しなければ「スタートレバーを交換してください」というような表示を行う。
なお、S3の代わりにS6の処理を行い、S4以降の処理を省略することもできる。
発明の実施の形態によれば、スイッチ・センサの故障個所をサブ系表示器(液晶またはドット表示器)で表示する。不具合が発生した際に、この表示器を確認することで故障個所を特定しやすくできる。
スイッチ・センサの信号をLEDとPDを経由してサブ基板2に入力しているのは、メイン基板1からサブ基板2へ一方方向の信号伝達を保証するためである。遊技機においてはそのような信号の流れが求められているので、LEDとPDにより信号の方向を確定することは重要なことである。このような構成を採ることにより、サブ基板で図6の保守処理を行うことができる。メイン基板の処理能力には余裕が無く、サブ基板で処理する他はないから、この点からもLEDとPDにより信号の方向を一方方向に確定するという構成は重要である。
上記例では、発光素子LEDは通常状態(押していない状態)で消灯し、スイッチなどが操作されたら点灯したが、逆に通常状態で点灯し、スイッチなどが操作されたら消灯するものであってもよい。発光素子LEDはスイッチなどの状態(例えばオンオフ)に応じて点滅、すなわち消灯状態から点灯状態に変わったり、逆に点灯状態から消灯状態に変わる。サブ基板2はその点滅状況を監視するが、当該点滅状況には消灯から点灯に変わること、点灯から消灯に変わること、及び、点灯と消灯を繰り返すことを含むが、消灯状態又は点灯状態を継続すること(すなわち点滅しないこと)も含めて監視する。消灯状態又は点灯状態を継続することは、スイッチなどの状態が変化しないこと、具体的にはスイッチが操作されないこと、又は、スイッチが壊れていることのいずれかを意味する。そこで全てのスイッチが操作されることを前提として、前述のようにサブ基板2は消灯状態又は点灯状態を継続する発光素子LEDに対応するスイッチを図3のテーブルなどに基づき特定し、当該スイッチを壊れていると判定するのである。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
遊技機(スロットマシン)の正面図である。 発明の実施の形態に係る遊技機のブロック図である。 発明の実施の形態に係る判定テーブルの内容の一例を示す図である。 発明の実施の形態に係るモニタ基板の説明図である(同図(a)は斜視図、同図(b)は左側面図、同図(c)はモニタ基板からモニタ基板ケースを外した状態の左側面図)。 発明の実施の形態に係るモニタ基板(LEDアレイ)の正面図である。 発明の実施の形態に係る保守処理のフローチャートである。
符号の説明
1 メイン基板(第1処理部)
2 サブ基板(第2処理部)
2a 判定テーブル
3a LED側のモニタ基板(モニタ基板)
3b モニタ基板ケース
10 スロットマシン
11 筐体
12 表示窓
13 図柄表示窓
16 ベットスイッチ
17 精算スイッチ
30 スタートスイッチ
40 回転リール
42 リールテープ
50 ストップスイッチ
60 リールユニット
61 図柄
62 液晶表示部
70 リール駆動部
71 リール位置検出回路
80 ホッパー駆動部
81 ホッパー
82 メダル検出部
100 メダル投入口
200 液晶制御基板
201 スピーカ
202 LED基板
304 メダル払い出し口
311 メダル受け部(下皿)
LED 発光ダイオード(発光素子)
PD フォトダイオード(受光素子)

Claims (5)

  1. 操作部に設けられた少なくともひとつのスイッチと、遊技機又はその構成要素の状態を検知する少なくともひとつのセンサと、前記スイッチ及び前記センサの出力に基づき遊技処理を行う第1処理部と、前記スイッチ及び前記センサの状態に応じて点滅する発光部と、前記発光部の光を受ける受光部と、前記受光部により前記発光部の点滅状況を監視するとともに前記点滅状況を予め定められたパターンと比較することにより前記スイッチ及び前記センサの動作状況を報知する第2処理部とを備える遊技機。
  2. 前記発光部は、アレイ状に配置された複数の発光素子を含み、
    前記受光部は、前記複数の発光素子と同じアレイ状に配置された複数の受光素子を含み、
    前記複数の発光素子及び受光素子は、それぞれ前記スイッチ及び前記センサに対応し、
    前記複数の受光素子は、前記複数の発光素子に対向するように配置されている、ことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 操作部に設けられた少なくともひとつのスイッチと、遊技機又はその構成要素の状態を検知する少なくともひとつのセンサと、前記スイッチ及び前記センサの状態に応じて点滅する複数の発光素子と、前記複数の発光素子の光をそれぞれ受ける複数の受光素子とを備え、前記スイッチ及び前記センサの出力に基づき遊技処理を行う遊技機の保守点検方法であって、
    前記スイッチ及び前記センサの保守点検を行うための処理に移行するステップと、
    前記複数の受光素子の出力を監視するステップと、
    前記複数の受光素子の出力を予め記憶されたテーブルの内容と比較し、前記スイッチ及び前記センサのうちで動作していないものを抽出するステップと、
    抽出されたスイッチ及びセンサの情報を報知するステップとを備える遊技機のスイッチ類の監視方法。
  4. 抽出されたスイッチ及びセンサの情報を報知した後に、抽出されたスイッチ及びセンサに対応する前記受光素子の出力を監視するステップと、
    抽出されたスイッチ及びセンサに対応する前記受光素子の出力がないときに当該スイッチ及びセンサが動作しなかったと判断し、当該スイッチ及び当該センサの交換指示を報知するステップとを備える請求項3記載の遊技機のスイッチ類の監視方法。
  5. 操作部に設けられた少なくともひとつのスイッチと、遊技機又はその構成要素の状態を検知する少なくともひとつのセンサと、前記スイッチ及び前記センサの状態に応じて点滅する複数の発光素子と、前記複数の発光素子の光をそれぞれ受ける複数の受光素子とを備え、前記スイッチ及び前記センサの出力に基づき遊技処理を行う遊技機の保守点検方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記スイッチ及び前記センサの保守点検を行うための処理に移行するステップと、
    前記複数の受光素子の出力を監視するステップと、
    前記複数の受光素子の出力を予め記憶されたテーブルの内容と比較し、前記スイッチ及び前記センサのうちで動作していないものを抽出するステップと、
    抽出されたスイッチ及びセンサの情報を報知するステップとを実行させるためのプログラム。
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