JP2006196994A - 無線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多共振化とインピーダンス調整が可能なアンテナをシンプルな形状にして無線装置に内蔵しやすく構成する。
【解決手段】 無線部11及び給電線路12からなる給電回路10から、給電点21において、折り返しモノポール型の第1アンテナ素子20及び先端開放のモノポール型の第2アンテナ素子30に給電する。第1アンテナ素子20の給電点21から折り返し点までの往路と、折り返し点から給電点21近傍の接地点22までの復路の合計長を、第1共振周波数の2分の1波長相当とする。第2アンテナ素子30は、給電点21と短絡個所の間で第1アンテナ素子20から分岐させ、給電点21から分岐点を経て先端までの長さを第2共振周波数の4分の1波長相当とする。給電点21から分岐点及び短絡個所を経て接地点22に至る折り返し経路の全長を、第2共振周波数の2分の1波長相当の前後に設定可能とし、第2アンテナ素子30のスタブとして機能させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は無線装置に係り、特に移動時に携行可能な小型の無線装置に関する。
無線装置の中でも近年とりわけ普及が目覚しい携帯型の無線装置用のアンテナは、これまでの主流であった使用時に筐体外部に引き出せるように実装されるホイップ型アンテナに類似したタイプから、内蔵型のタイプに移行しつつある。内蔵型アンテナを用いることにより、使用時及び収納時の取り扱いが従来のタイプのアンテナを用いる場合に比べてはるかに容易になり、また筐体デザインの自由度が増す等の利点があるが、中でも筐体をさらに薄く構成することができるという利点が大きい。
従来用いられている内蔵型アンテナにおいては、筐体の小型化が進んで基板にきわめて近接して配置されるようになると、アンテナ素子と周辺回路等の金属部分が近接するためにインピーダンスが低下する。これにより、給電回路との間でインピーダンス不整合を生じて性能の低下を招く場合がある。
アンテナのインピーダンスが下がりすぎないよう適切に設定するための技術として、折り返しダイポールアンテナが知られている。折り返しダイポールアンテナは、2以上のダイポールアンテナを平行に極めて近接させると共にその先端どうしを接続させ、これらのダイポールのうち1つを中央の給電点において給電したアンテナである(非特許文献1参照。)。通常は、給電点の両側で対称形に構成される。
折り返しダイポールアンテナは、折り返さない通常のダイポールアンテナに比べインピーダンスを高くすることができ、また、平行線路の線径の比によりインピーダンスの値を調節することができるという特徴がある。しかし、元来ダイポールアンテナは形状が大きくなりやすいので小型装置の内蔵アンテナには不向きであり、それを折り返してさらに複雑な形状とすることには問題があった。
また、無線装置の通信方式や用途が多様化するのに伴い、アンテナの広帯域化が求められている。これに対応して、共振周波数の異なる複数のアンテナ素子を組み合わせてアンテナを構成することが必要になる。アンテナ素子が大きく複雑になることは、その点でも不利である。
折り返しダイポールアンテナの対称に構成されたうちの一方を、一端に給電され他端が接地されたモノポールアンテナとして用いることもできる。これは折り返しモノポールアンテナと呼ばれ、理論上折り返しダイポールアンテナと等価な特性を有し、折り返しダイポールアンテナに比べて半分の構成で済むことから小型装置への適用が検討されている(例えば、非特許文献2参照。)。この非特許文献2に開示された技術は、比較的低姿勢ないわゆる逆L型の折り返しモノポールアンテナを組み合わせ、それぞれの共振周波数を異ならせて多共振化するというものである。
電子情報通信学会編「アンテナ工学ハンドブック」、オーム社、東京、平成8年10月(第112−113ページ、図4・1、図4・3) 佐藤、天野「二周波共用二点短絡型折り返しアンテナ」、電子情報通信学会総合大会B−1−57、2004年3月
上述の非特許文献2に開示された従来の技術は、比較的低姿勢なアンテナ素子を用いることにより無線装置の薄型化に好適であり、多共振化と共に片側のアンテナ素子を途中で短絡して反対側のアンテナ素子のインピーダンス調整を行いやすくするという特徴を備えたものである。しかし、複数の折り返し型アンテナ素子を組み合わせる必要があるため、小型の無線装置のさらなる多機能化に伴う実装スペースの制限に対応するには、なお改善の余地があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、多共振化及びインピーダンス調整を行いやすく、かつ、制限されたスペースに内蔵しやすいようにアンテナを構成した無線装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の無線装置は、給電回路と、始端が給電点において前記給電回路に接続されると共に前記始端と終端の間の長さが使用周波数帯に属する第1の周波数の2分の1波長に相当し、前記終端が前記給電点から前記第1の周波数の5分の1波長以下の距離に位置する接地点において接地されるように折り返されることにより往路と復路を有して構成され、かつ、前記往路中の1点と前記復路中の1点とが短絡個所において短絡されることにより、前記給電点から前記短絡個所を経て前記接地点に至る折り返し経路を部分として含む第1のアンテナ素子と、前記往路中の前記給電点と前記短絡個所の間に位置する分岐点において前記第1のアンテナ素子から分岐すると共に先端が開放され、前記往路の前記給電点から前記分岐点までの部分を前記第1のアンテナ素子と共有すると共に、前記給電点から前記分岐点を経て前記先端までの長さが前記使用周波数帯に属する第2の周波数の4分の1波長に相当するように構成された第2のアンテナ素子とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、多共振化のため付加するアンテナ素子を折り返さない形状にすることにより、アンテナをよりシンプルに構成して無線装置を小型化することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下、図1乃至図5を参照して、本発明の実施例1を説明する。実施例1は、本発明に係る無線装置の基本的な構成上の特徴をアンテナを中心に説明することを目的とし、無線装置の外囲ケース(筐体ともいう。)内側の制限されたスペースにアンテナを収容することができるという本発明の特徴については、後で実施例3において説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る無線装置1の構成を表す図である。無線装置1は、給電回路10、第1アンテナ素子20及び第2アンテナ素子30を備える。給電回路10は、無線部11及び給電線路12から構成される。無線装置1は通常の無線装置の構成に含まれる外囲ケースを有するが、これは上述した実施例1の説明上の目的から表していない。また、その他通常の無線装置に含まれる構成(例えば送受話器部、表示部、制御部、ベースバンド処理部等)も表していない。
無線部11は、図示しない送信部若しくは受信部又はその両方から構成される。第1アンテナ素子20及び第2アンテナ素子30はそれらの経路の一部を共有して構成され、詳細については後で図4を参照して説明する。
無線装置1のもう1つの構成である基板40には給電回路10が搭載され、第1アンテナ素子20及び第2アンテナ素子30が取り付けられる。基板40は無線装置1の必須の構成ではなく、給電回路10、第1アンテナ素子20及び第2アンテナ素子30を図示しない外囲ケースに機械的に取り付けて相互に接続することも可能であるが、これらの構成を基板に実装することが最も一般的な形態であるから、説明の便宜上無線装置1の構成に含めて表す。
第1アンテナ素子20の始端は、給電点21において給電線路12に接続される。第1アンテナ素子20の終端は、接地点22において基板40の接地電位に接地される。給電点21と接地点22との間の距離(間隔)は、第1アンテナ素子20が一種の折り返しモノポールアンテナであることからある上限値以下に設定される。その点については、後で図2を参照して説明する。
図2乃至図4を参照して、第1アンテナ素子20及び第2アンテナ素子30の構成を詳しく説明する。図2は、第1アンテナ素子20の構成を表す図である。図が煩雑になるのを避けるため、図1の構成のうち第2アンテナ素子30のみに属す部分の図示は省略している。図中のハッチングを施した部分が、第1アンテナ素子20である。この他、符号1、11、12、21、22及び40が付された構成は図1と同じであるから、説明を省略する。
第1アンテナ素子20は給電点21を始端とし、折り返し点23において折り返され、接地点22において接地される。給電点21から折り返し点23を経て接地点22までの長さは、無線装置1が使用される周波数帯(以下、使用周波数帯という。)に属する1の周波数の2分の1波長に相当する値とする(図2の注1参照。)。当該周波数が、第1アンテナ素子20の共振周波数である。第1アンテナ素子20の給電点21から折り返し点23までの部分が往路24、折り返し点23から接地点22までの部分が復路25である。
往路24と復路25との間を近接させると共に、給電点21と接地点22との間隔を第1アンテナ素子20の共振周波数の5分の1波長以下とする(図2の注2参照。)ことにより、第1アンテナ素子20は折り返しモノポールアンテナとして構成される。なお5分の1波長という上限は、折り返しモノポールアンテナとしての効果を発揮する経験上の値である。往路24中の1点と復路25中の1点とが、短絡個所26において短絡される。この短絡の効果については、後で図5を参照して説明する。
次に図3を参照して、第1アンテナ素子20に部分として含まれる折り返し経路について説明する。図3は、当該折り返し経路の構成を表す図である。符号1、11、12、21、22、23、26及び40が付された構成は図2と同じであるから、説明を省略する。この図において、給電点21から短絡個所26を経て接地点22に至る黒色で塗りつぶされた部分が、第1アンテナ素子20に含まれる折り返し経路27である。
図4は、第2アンテナ素子30の構成を表す図である。符号1、11、12、21、22、23、26及び40が付された構成は図2と同じであるから、説明を省略する。この図において黒色で塗りつぶされた部分が、第2アンテナ素子30である。
第2アンテナ素子30は、第1アンテナ素子20の往路24中の給電点21と短絡個所26の間に位置する分岐点28において、第1アンテナ素子20から分岐する。第2アンテナ素子30の先端31は開放されている。往路24のうち給電点21から分岐点28までの部分は、第1アンテナ素子20と第2アンテナ素子30とが共有する。
第2アンテナ素子30の給電点21から分岐点28を経て先端31までの長さは、無線装置1の使用周波数帯に属する1の周波数の4分の1波長に相当する値とする。この周波数が第2アンテナ素子30の共振周波数であり、第2アンテナ素子30はモノポールアンテナとして構成される。第2アンテナ素子30の共振周波数を第1アンテナ素子20の共振周波数と異なる値に選ぶことにより、多共振化することができる。第2アンテナ素子30はシンプルな構造であるから、無線装置1の小型化とアンテナの多共振化の両立に適している。
図5は、第2アンテナ素子30のスタブの構成を表す図である。符号1、11、12、21、22、23、26、28、30、31及び40が付された構成は図4と同じであるから、説明を省略する。この図において黒色で塗りつぶされた部分は、図3に表されたのと同じ折り返し経路27である。
折り返し経路27は、第2アンテナ素子30の給電点21の位置に設けられたスタブに相当する。すなわち、短絡個所26の第1アンテナ素子20における位置は、給電点21から分岐点28及び短絡個所26を経て接地点22に至る折り返し経路27の長さが第2アンテナ素子30の共振周波数の2分の1波長に相当する値となる個所を基本とする。
短絡個所26の位置を、その基本とした位置又はその前後において第2アンテナ素子30のインピーダンス整合が最良となるように選ぶことができる。これはちょうど、全長が2分の1波長のスタブの取り付け位置を給電点に対して前後させることにより、アンテナのインピーダンス整合を調整することに相当する。折り返し経路27の長さは、第2アンテナ素子30の共振周波数の2分の1波長に相当する値を含む範囲(近傍)で調整され、第2アンテナ素子30のインピーダンス整合が最良となる値に選ぶことができる。
本発明の実施例1によれば、途中を短絡した折り返しモノポールアンテナとシンプルな構造のモノポールアンテナを組み合わせて、多共振化とアンテナのインピーダンス整合を同時に図ることができる。
以下、図6乃至図8を参照して、本発明の実施例2を説明する。実施例2は、第1アンテナ素子及び第2アンテナ素子の長さ、第1アンテナ素子の給電点と接地点の間隔並びに第2アンテナ素子のスタブとして動作する折り返し経路の長さについて、実施例1とは異なる方法により定義するものである。その点を除き、実施例2に係る無線装置の構成は図1に表された無線装置1と同じであるから、実施例1で用いた符号をそのまま用いて説明する。
図6は、図2と同じく第1アンテナ素子20の構成を表す図である。図中の構成は、すべて図2と同じであるから説明を省略する。第1アンテナ素子20の給電点21から折り返し点23を経て接地点22までの長さは、無線装置1の使用周波数帯に属する任意の周波数の2分の1波長相当の値として選ばれる。したがって、使用周波数帯の上限周波数の2分の1波長以上であって下限周波数の2分の1波長以下の値として定義することができる(図6の注1参照。)。
この定義では、第1アンテナ素子20の長さにより定まる1の共振周波数を特定しないから、給電点21と接地点22との間隔についても実施例1とは異なる定義が必要である。当該間隔を、第1アンテナ素子20の長さの5分の2以下の値と定義することによって、実施例1と等価にすることができる(図6の注2参照。)。
図7は、図4と同じく第2アンテナ素子30の構成を表す図である。図中の構成は、すべて図4と同じであるから説明を省略する。第2アンテナ素子30の給電点21から分岐点28を経て先端31までの長さは、無線装置1の使用周波数帯に属する任意の周波数の4分の1波長相当の値として選ばれる。したがって、使用周波数帯の上限周波数の4分の1波長以上であって下限周波数の4分の1波長以下の値として定義することができる(図7の注参照。)。
図8は、図5と同じく第2アンテナ素子30のスタブの構成を表す図である。図中の構成は、すべて図5と同じであるから説明を省略する。図7を参照して説明したところによれば、第2アンテナ素子30の長さにより定まる1の共振周波数を特定しないから、折り返し経路27の長さについても実施例1とは異なる定義が必要である。短絡個所26の第1アンテナ素子20において基本とする位置を、折り返し経路27の長さが第2アンテナ素子30の長さの2倍に相当する値となる個所と定義することができる(図8の注参照。)。短絡個所26の位置を、その基本とした位置又はその近傍において第2アンテナ素子30のインピーダンス整合が最良となるように選ぶことにより、実施例1と等価にすることができる。
本発明の実施例2によれば、アンテナ素子の長さと配置について実施例1と異なる定義を用いても、実施例1と同等の効果を得ることができる。
以下、図9を参照して、本発明の実施例3を説明する。図9は、本発明の実施例3に係る無線装置5の構成を表す図である。無線装置5は給電回路50を備え、給電回路50は無線部51及び給電線路52から構成される。無線部51は、図示しない送信部若しくは受信部又はその両方から構成される。
無線装置5は、第1アンテナ素子55を備える。第1アンテナ素子55の始端は、給電点56において給電線路52に接続される。第1アンテナ素子55は、分岐点57及び屈曲点58を経て折り返し点59で折り返され、接地点60において接地される。第1アンテナ素子55は、給電点56から折り返し点59までの往路と折り返し点59から接地点60までの復路から構成される。これらの往路及び復路の長さの合計は、無線装置5の使用周波数帯に属する1の周波数の2分の1波長に相当する値とする。当該周波数は、第1アンテナ素子55の共振周波数である。
上述した往路と復路との間を近接させると共に、給電点56と接地点60との間隔を第1アンテナ素子55の共振周波数の5分の1波長以下とすることにより、第1アンテナ素子55は折り返しモノポールアンテナとして構成される。往路中の1点と復路中の1点とが、短絡個所61において短絡される。給電点56から分岐点57及び短絡個所61を経て接地点60に至る折り返し経路が、第1アンテナ素子55に部分として含まれる。
無線装置5は、第2アンテナ素子65を備える。第2アンテナ素子65は、第1アンテナ素子55の給電点56から分岐点57までの部分を共有すると共に、分岐点57において第1アンテナ素子55から分岐し、先端66が開放されて構成される。
第2アンテナ素子65の給電点60から分岐点57を経て先端66までの長さは、無線装置5の使用周波数帯に属する1の周波数の4分の1波長に相当する値とする。この周波数が第2アンテナ素子65の共振周波数であり、第2アンテナ素子65はモノポールアンテナとして構成される。第2アンテナ素子65の共振周波数を第1アンテナ素子20の共振周波数と異なる値に選ぶことにより、多共振化することができる。
第1アンテナ素子55の部分である給電点56から分岐点57及び短絡個所61を経て接地点60に至る折り返し経路は、第2アンテナ素子65の給電点56の位置に設けられたスタブに相当する。短絡個所61の第1アンテナ素子55における位置は、給電点56から分岐点57及び短絡個所61を経て接地点60に至る折り返し経路の長さが第2アンテナ素子65の共振周波数の2分の1波長に相当する値となる個所を基本とする。
短絡個所61の位置を、その基本とした位置又はその近傍において第2アンテナ素子65のインピーダンス整合が最良となるように選ぶことができる。実施例1と同様に上述した折り返し経路の長さを第2アンテナ素子65の共振周波数の2分の1波長に相当する値の前後で調整することにより、第2アンテナ素子65のインピーダンス整合が最良となる値に選ぶことができる。
給電回路50は基板70に搭載され、第1アンテナ素子55及び第2アンテナ素子65は基板70に取り付けられる。第1アンテナ素子55、第2アンテナ素子65及び基板70は、外囲ケース75の内側に収容される。外囲ケース75は、図9において最外周の一点鎖線で表されている。
図9に表された無線装置5の、図1に表された無線装置1との相違は、第1アンテナ素子55の形状が外囲ケース75の内側に沿って例えば屈曲点58において折り曲げられている点である。また第2アンテナ素子65が分岐点57において第1アンテナ素子55から分岐した後、外囲ケース75の内側に沿って折り曲げられている点である。この形状は一例に過ぎず、基板70又は外囲ケース75の形状及びその他の無線装置5の実装上の制約により、さらに複雑に折り曲げて構成されることがある。
実施例2に係る無線装置5の特徴は、さまざまな実装上の制約があっても第1アンテナ素子55及び第2アンテナ素子65を外囲ケース75の内側に収容することができるという点にある。折り返しモノポールアンテナに通常のシンプルな形状を持つモノポールアンテナを組み合わせたことにより、このような内蔵アンテナの実装の自由度を向上させることができる。
アンテナ素子の長さと配置について、実施例2と同様に定義することもできる。給電点56から分岐点57、屈曲点58及び折り返し点59を経て接地点60に至る第1アンテナ素子55の長さは、使用周波数帯の上限周波数の2分の1波長以上であって下限周波数の2分の1波長以下の値として定義することができる。給電点56と接地点60との間隔は、当該第1アンテナ素子55の長さの5分の2以下の値として定義することができる。
給電点56から分岐点57を経て先端66に至る第2アンテナ素子65の長さは、使用周波数帯の上限周波数の4分の1波長以上であって下限周波数の4分の1波長以下の値として定義することができる。給電点56から分岐点57及び短絡個所61を経て接地点60に至る折り返し経路の長さは、当該第2アンテナ素子65の長さの2倍に相当する値を基本としてその近傍で選ばれるように定義することができる。
本発明の実施例2によれば、内蔵アンテナの多共振化とアンテナのインピーダンス整合が容易である点に加え、実装スペースの制約に柔軟に対応することができるという付加的な効果が得られる。
以下、図10乃至図19を参照して、本発明の実施例4を説明する。実施例4は、実施例1乃至実施例3に係る無線装置のアンテナ素子形状又は実装形態の各種変形を示すものである。これらの実施例に共通に、第1アンテナ素子を81、第2アンテナ素子を82、給電点を83、接地点を84で表す。なお、各アンテナ素子の折り返し、短絡又は分岐については実施例1乃至実施例3と同様であるから、説明を省略する。
図10は、第2アンテナ素子82をメアンダ状に形成したものである。第2アンテナ素子を狭いスペースに実装する必要があって、かつ、共振周波数を下げる必要がある場合に用いることができる。
図11は、第1アンテナ素子81及び第2アンテナ素子82が基板85に取り付けられて構成され、第1アンテナ素子81が基板85のなす平面と平行な面内で折り返された点に特徴がある。この構成は、無線装置の薄型化に効果がある。
図12は、第1アンテナ素子81及び第2アンテナ素子82を誘電体材料86上に形成したものである。誘電体の持つ波長短縮の効果により、第1アンテナ素子81及び第2アンテナ素子82を小型化するのに効果がある。
図13は、第2アンテナ素子82の幅を非一様に構成したものである。このように変形することにより、第2アンテナ素子82に複数の長さの異なる線路が形成され、さらに多共振化することができる。
図14は、第1アンテナ素子81又は第2アンテナ素子82に片側接地の無給電素子87を電流結合させたものである。無給電素子87は、その長さの4倍の波長に相当する共振周波数を有するから、その長さを選ぶことによってさらに多共振化を図ることができる。
図15は、第1アンテナ素子81又は第2アンテナ素子82に片側接地の無給電素子87を電圧結合させたものである。図16は、第1アンテナ素子81又は第2アンテナ素子82に両側開放の無給電素子88を電圧結合させたものである。それぞれ長さを選ぶことにより、前者は4倍の波長、後者は2倍の波長に相当する共振周波数を設定することができ、さらに多共振化を図ることができる。
図17は、第1アンテナ素子81及び第2アンテナ素子82を同一方向に向けると共に、第1アンテナ素子81の往路と復路を共に給電点83の方向に折り返すようにして構成したものである。図18は、図17の第2アンテナ素子82をメアンダ状に形成したものである。これらの構成は、各アンテナ素子をさらに狭隘なスペースに実装することを可能にするので、携帯電話機等へさらに応用しやすくできる。
図19は、第1アンテナ素子81及び第2アンテナ素子82を同一方向に向けて構成した場合のVSWR特性をシミュレーションにより評価した一例である。VSWR特性を表すグラフの左側の曲線が第1アンテナ素子81の共振周波数に、右側の曲線が第2アンテナ素子82の共振周波数にそれぞれ対応する。
本発明の実施例4によれば、アンテナ素子の変形や素子の追加等により、小型化、薄型化、多共振化を進めることができるという、付加的な効果が得られる。
以下、図20乃至図22を参照して、本発明の実施例5を説明する。実施例5においては、実施例4において多共振化を進めるため第1アンテナ素子又は第2アンテナ素子に結合させる無給電素子を、さらに小型化する例を示す。図20は、図14の構成における無給電素子87に直列に整合回路89を付加して、新たに無給電素子90としたものである。なお、その他の構成は図14と同じであるから図14と同じ符号を用いて表し、説明は省略する。整合回路89用の素子としては、例えばインダクタを用いることができる。
図21は、整合回路89の取り付け方法の一例を表す図である。図20の給電点83を第1アンテナ素子81又は第2アンテナ素子82の側から見ると、図21に破線で囲んで表したように無線部91と整合回路素子92A、92B及び92Cから構成される。整合回路素子92A、92B及び92Cは、全体で第1アンテナ素子81に対する整合回路を構成する。整合回路素子92A、92B及び92Cは、図示しない基板に設けたパットに実装される。整合回路89も、これらのパットと共に設けられたパットに実装することができる。
整合回路89を設けることにより、設けない場合よりも無給電素子90の長さを短くして小型化することができる。また、整合回路89用の素子の定数値を調整することにより、無給電素子90の共振周波数を微調整することができる。
図22は、図15の構成における無給電素子87に直列に整合回路93を付加して、新たに無給電素子94としたものである。なお、その他の構成は図15と同じであるから図15と同じ符号を用いて表し、説明は省略する。この構成の場合にも、整合回路93を設けることにより、設けない場合よりも無給電素子94の長さを短くして小型化することができる。また、整合回路93用の素子の定数値を調整することにより、無給電素子94の共振周波数を微調整することができる。
本発明の実施例5によれば、無給電素子を小型化することにより、多共振化を行いやすくすることができる。
本発明の実施例1に係る無線装置の構成を表す図。 実施例1に係る第1アンテナ素子の構成を表す図。 実施例1に係る第1アンテナ素子に含む折り返し経路の構成を表す図。 実施例1に係る第2アンテナ素子の構成を表す図。 実施例1に係る第2アンテナ素子のスタブの構成を表す図。 本発明の実施例2に係る第1アンテナ素子の構成を表す図。 実施例2に係る第2アンテナ素子の構成を表す図。 実施例2に係る第2アンテナ素子のスタブの構成を表す図。 本発明の実施例3に係る無線装置の構成を表す図。 本発明の実施例4に係るアンテナ素子の変形例を表す第1の図。 実施例4に係るアンテナ素子の変形例を表す第2の図。 実施例4に係るアンテナ素子の変形例を表す第3の図。 実施例4に係るアンテナ素子の変形例を表す第4の図。 実施例4に係る素子の追加例を表す第1の図。 実施例4に係る素子の追加例を表す第2の図。 実施例4に係る素子の追加例を表す第3の図。 実施例4に係るアンテナ素子の変形例を表す第5の図。 実施例4に係るアンテナ素子の変形例を表す第6の図。 実施例4に係るVSWR特性の例をシミュレーションにより表す図。 実施例4に係る図14の無給電素子を小型化する構成を表す図。 図20における整合回路の取り付け方法の一例を表す図。 実施例4に係る図15の無給電素子を小型化する構成を表す図。
符号の説明
1、5 無線装置
10、50 給電回路
11、51、91 無線部
12、52 給電線路
20、55、81 第1アンテナ素子
21、56、83 給電点
22、60、84 接地点
23、59 折り返し点
24 往路
25 復路
26、61 短絡個所
27 折り返し経路
28、57 分岐点
30、65、82 第2アンテナ素子
31、61 先端
40、70、85 基板
58 屈曲点
75 外囲ケース
86 誘電体材料
87、90、94 無給電素子(片側接地)
88 無給電素子(両側開放)
89、93 整合回路
92A、92B、92C 整合回路素子

Claims (5)

  1. 給電回路と、
    始端が給電点において前記給電回路に接続されると共に前記始端と終端の間の長さが使用周波数帯に属する第1の周波数の2分の1波長に相当し、前記終端が前記給電点から前記第1の周波数の5分の1波長以下の距離に位置する接地点において接地されるように折り返されることにより往路と復路を有して構成され、かつ、前記往路中の1点と前記復路中の1点とが短絡個所において短絡されることにより、前記給電点から前記短絡個所を経て前記接地点に至る折り返し経路を部分として含む第1のアンテナ素子と、
    前記往路中の前記給電点と前記短絡個所の間に位置する分岐点において前記第1のアンテナ素子から分岐すると共に先端が開放され、前記往路の前記給電点から前記分岐点までの部分を前記第1のアンテナ素子と共有すると共に、前記給電点から前記分岐点を経て前記先端までの長さが前記使用周波数帯に属する第2の周波数の4分の1波長に相当するように構成された第2のアンテナ素子とを
    備えたことを特徴とする無線装置。
  2. 前記折り返し経路の長さは、前記第2の周波数の2分の1波長又はその近傍に相当する値であることを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  3. 給電回路と、
    始端が給電点において前記給電回路に接続されると共に前記始端と終端の間の長さが使用周波数帯の上限周波数の2分の1波長以上であって下限周波数の2分の1波長以下である値に相当し、前記終端が前記給電点から前記始端と終端間の長さの5分の2以下の距離に位置する接地点において接地されるように折り返されることにより往路と復路を有して構成され、かつ、前記往路中の1点と前記復路中の1点とが短絡個所において短絡されることにより、前記給電点から前記短絡個所を経て前記接地点に至る折り返し経路を部分として含む第1のアンテナ素子と、
    前記往路中の前記給電点と前記短絡個所の間に位置する分岐点において前記第1のアンテナ素子から分岐すると共に先端が開放され、前記往路の前記給電点から前記分岐点までの部分を前記第1のアンテナ素子と共有すると共に、前記給電点から前記分岐点を経て前記先端までの長さが前記上限周波数の4分の1波長以上であって前記下限周波数の4分の1波長以下である値に相当するように構成された第2のアンテナ素子とを
    備えたことを特徴とする無線装置。
  4. 前記折り返し経路の長さは、前記第2のアンテナ素子の前記給電点から前記分岐点を経て前記先端までの長さの2倍又はその近傍に相当する値であることを特徴とする請求項3に記載の無線装置。
  5. 外囲ケースをさらに備え、前記第1のアンテナ素子及び前記第2のアンテナ素子は前記外囲ケースの内側に収容されたことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の無線装置。
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